JPH08301070A - インナベルト構造 - Google Patents

インナベルト構造

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JPH08301070A
JPH08301070A JP13622195A JP13622195A JPH08301070A JP H08301070 A JPH08301070 A JP H08301070A JP 13622195 A JP13622195 A JP 13622195A JP 13622195 A JP13622195 A JP 13622195A JP H08301070 A JPH08301070 A JP H08301070A
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JP
Japan
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seat cushion
inner belt
buckle
holding
webbing
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JP13622195A
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Yasuji Ito
保司 伊藤
Hideki Nakane
秀樹 中根
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体を載せたとき異物感がなく且つ組付作業の
容易なインナベルト構造の提供。 【構成】 ウェビングの一端を支持部材21に固着しバ
ックル12をシートクッション30の貫通口31の開口
端部に配置するインナベルト10構造である。インナベ
ルト10の保持部材25は,押下力に対応して上下方向
に弾性変形可能な脚部と,脚部上方のバックル12の装
着部材27とを有する。保持部材25には複数のインナ
ベルト10を保持するものがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,車両のシートベルトを
構成するインナベルトに関する。
【0002】
【従来技術】ベンチ形のリアシートに用いられるバック
ル付シートベルト(インナベルト)構造には,次のよう
な構造がある。第1の構造は,図6に示すようにインナ
ベルト80をウェビング81とその一端に設けたバック
ル82とで構成し,ウェビング81の他端をシートクッ
ション支持部材に固着し,バックル82をシートクッシ
ョン95の貫通口よりシートクッション95の表側に引
き出してシートクッション上に載置する構造である。第
2の構造は,図7に示すようにインナベルト90を金属
性ブラケット96とその一端に設けたバックル91とで
構成し,金属性ブラケット96の他端をシートクッショ
ン支持部材97に固着して,バックル91をシートクッ
ション95の貫通口951内に保持するインナベルト9
0の構造である。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記第1,第
2のインナベルト構造には,次のような問題点がある。
第1の構造においては,インナベルト80のウェビング
81の長さがスラック(弛み)を生じないように最小の
長さであるため,ウェビング81の一端に設けられたバ
ックル82をシートクッションの貫通口よりシートクッ
ションの表側に引き出す作業が容易ではない。
【0004】また,第2の構造においては,一端にバッ
クル91が設けられたブラケット96をシートクッショ
ン支持部材97に立設し,シートクッション95をその
貫通口951がバックル91と一致するようにシートク
ッション支持部材97に組み付けるため,組付作業性は
よいが,シートクッション95をベットとして用いて体
を横たえた場合などに,ブラケット96に保持されたバ
ックル91が体に当たり異物感を与える。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであり,シートクッションの上に体を横たえ
たり座ったりした場合にごつごつした異物感を与えるこ
となく,且つ組付作業の容易なインナベルト構造を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,ウェビングの一端をシー
トクッションの支持部材に固着し,ウェビングの他端に
設けられたバックルをシートクッションに形成した貫通
口内に保持部材によって保持するインナベルト構造であ
って,上記保持部材が,上記バックルを保持可能な保持
部と,この保持部の下方に位置し,側方に上記ウェビン
グの一端を突出させるための開口を有する上下方向に弾
性変形可能な脚部とを有しており,この保持部にバック
ルを保持させた状態で脚部の開口より突出するウェビン
グの一端をシートクッションの支持部材に固着すること
により,保持部材がシートクッション支持部材上の定位
置に位置決めされる構成としたことを特徴とするインナ
ベルト構造にある。
【0007】保持部材は,1個のインナベルトを保持す
るものの他に複数のインナベルトを同時に保持するもの
があり,この場合には脚部の両側に各インナベルトのウ
ェビングがそれぞれ突出する開口が設けられ,開口より
突出するウェビングは保持部材の両側でシートクッショ
ン支持部材に固着される。
【0008】
【作用及び効果】本発明にかかるインナベルトは,保持
部材の保持部にバックルを保持させた状態で脚部の開口
より突出するウェビングの一端をシートクッションの支
持部材に固着することにより,保持部材がシートクッシ
ョン支持部材上の定位置に位置決めされる。また,脚部
は上下方向に弾性変形可能であるため,バックル(又は
保持部)に上方から押下力が働けば,脚部が弾性変形し
てバックル(及び保持部)は下方に沈下する。
【0009】それ故,バックルをシートクッションの貫
通口内に保持する保持部材を他の部品に固着する作業を
必要としない。また,シートクッション上に体を横たえ
た場合には,シートクッションの沈下と共にバックル
(保持部)も同様に沈下し,バックル(保持部)がその
人の体に当たって異物感を与えるということが少なくな
る。上記のように,本発明によれば,シートクッション
の上に体を横たえたり座ったりした場合にもごつごつし
た異物感を与えることがなく,且つ組付作業の容易なイ
ンナベルト構造を提供することができる。
【0010】
【実施例】本例のインナベルト10は,図2に示すよう
にウェビング11の一端をシートクッションの支持部材
21に固着し,ウェビング11の他端に設けられたバッ
クル12を,図1に示すようにシートクッション30に
形成した貫通口31内に保持部材25によって保持す
る。保持部材25は,図4,図5に示すように,脚部2
6の上方に配置されバックル12を保持する保持部27
と,この保持部27の下方に位置し上下方向に弾性変形
可能な脚部26とを有し,シートクッション支持部材2
1上に自立可能である。
【0011】保持部材25の保持部27は,図4に示す
ように,上下に開口する断面四角形の枠形状である。ま
た,脚部26は上方に開放する略コ字状でその両側の上
端が保持部27に連結されて両側部に開口を形成し,連
結部付近には内側に湾曲する伸縮部261を有してい
る。
【0012】また,図2,図3に示すように,ベンチシ
ートの左右の座部のそれぞれのインナベルト10はシー
ト中央に配設されており,両バックル12はその下端を
脚部26の伸縮部261に当接させて保持部27に保持
される。両バックル12のウェビング11は互いに交差
するようにして脚部26の両側の開口28よりそれぞれ
引き出され,保持部材25に近接した位置でシートクッ
ション支持部材21に固着される。保持部材25は,上
述のようにウェビング11を固着することによりシート
クッション支持部材21上の所定位置に位置決めされ
る。
【0013】シートクッション30は,図1に示すよう
に底板35(図3)に取付けられている。即ち,シート
クッション30に設けたトリム32を底板35の端部に
係止して底板35に取付けられる。また,図3に示すよ
うに,支持部材21は,シートトラック22の上に固定
されている。図3において,符号41はリアシートの支
持フレームである。
【0014】インナベルト10を支持部材21に立設し
た後,図1に示すように,底板35に組付けたシートク
ッション30を上方から載せて組付ける。このとき,イ
ンナベルト10は,シートクッション30の貫通口31
に挿入される。
【0015】保持部材25はウェビング11を固着する
ことによりシートクッション支持部材21上の所定位置
に位置決めされるため,保持部材25をたの部品に固着
するための特別な作業を必要とせず,インナベルト11
を支持部材21に立設した後,シートクッションを上方
から載せて組み付けるため組付作業が容易である。ま
た,保持部材25の脚部26が上下方向に変形するか
ら,シートクッション30の上に人が座ったり体を横た
えたりしたとき,インナベルト10はごつごつした異物
感を与えることがない。
【0016】そして脚部26が上下方向に伸縮自在であ
るため,ウェビング11に弛みが生じないようインナベ
ルト10を容易に組付け固定することができる。上記の
ように,本例によれば,シートクッション30の上に体
を横たえたり座ったりした場合にもごつごつした異物感
を与えることなく且つ組付作業の容易なインナベルトの
シートへの格納構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のインナベルト構造を示す断面図。
【図2】実施例のインナベルト及びその保持部材の斜視
図。
【図3】実施例のシートクッションを支持する部材の分
解斜視図。
【図4】実施例のインナベルト保持部材の斜視図。
【図5】実施例のインナベルトを装着した保持部材の変
形態様を示す図。
【図6】従来のインナベルトの第1の構造を示す断面
図。
【図7】従来のインナベルトの第2の構造を示す断面
図。
【符号の説明】
10・・・インナベルト, 12・・・バックル, 21・・・支持部材, 25・・・保持部材, 26・・・脚部, 27・・・保持部, 28・・・開口, 30・・・シートクッション, 31・・・貫通口,

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェビングの一端をシートクッションの
    支持部材に固着し,ウェビングの他端に設けられたバッ
    クルをシートクッションに形成した貫通口内に保持部材
    によって保持するインナベルト構造であって,上記保持
    部材が,上記バックルを保持可能な保持部と,この保持
    部の下方に位置し,側方に上記ウェビングの一端を突出
    させるための開口を有する上下方向に弾性変形可能な脚
    部とを有しており,この保持部にバックルを保持させた
    状態で脚部の開口より突出するウェビングの一端をシー
    トクッションの支持部材に固着することにより,保持部
    材がシートクッション支持部材上の定位置に位置決めさ
    れる構成としたことを特徴とするインナベルト構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記インナベルトは
    複数設けられており,前記保持部材は,複数のバックル
    を保持可能であることを特徴とするインナベルト構造。
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