JPH08300854A - 部分親展帳票 - Google Patents

部分親展帳票

Info

Publication number
JPH08300854A
JPH08300854A JP10579195A JP10579195A JPH08300854A JP H08300854 A JPH08300854 A JP H08300854A JP 10579195 A JP10579195 A JP 10579195A JP 10579195 A JP10579195 A JP 10579195A JP H08300854 A JPH08300854 A JP H08300854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
page
sensitive copying
confidential
copying paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10579195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoki Katou
靖祝 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Original Assignee
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBAYASHI KIROKUSHI KK, Kobayashi Kirokushi Co Ltd filed Critical KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Priority to JP10579195A priority Critical patent/JPH08300854A/ja
Publication of JPH08300854A publication Critical patent/JPH08300854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金融機関等の口座開設申し込み用紙等に好適
な部分親展帳票であって、従来の高価なNMカーボンを
廃止することにより、コストの引き下げを図るととも
に、製造速度を速め生産性を高めることを目的とする。 【構成】 複数枚の感圧複写用紙20,30を綴じ合わ
せてなり、感圧複写用紙20の裏面に螢光成分を含まな
い発色剤を塗布するとともに、2頁目の感圧複写用紙3
0の秘密情報複写欄に螢光成分を含む減感インキ31を
部分印刷するか、あるいは感圧複写用紙20の裏面に螢
光成分を含む発色剤を塗布するとともに、2頁目の感圧
複写用紙30の秘密情報複写欄に螢光成分を含まない減
感インキ32を部分印刷することにより、2頁目の感圧
複写用紙30の秘密情報複写欄に複写された内容を紫外
光の照射により判読可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金融機関等の口座開
設申し込み用紙等に好適な部分親展帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、金融機関等の口座開設申し込み用
紙等には、口座の暗証番号など、第三者には秘密にして
おきたい情報を記入する欄が設けられている。
【0003】例えば、図6,図7に示すように、口座開
設申し込み用紙等の帳票1は複数の複写用紙2、3、…
から構成され、1頁目の複写用紙2には、住所,氏名等
の情報を記入する一般情報記入欄2aと、暗証番号等の
秘密情報を記入する秘密情報記入欄2bが設定されてい
る。
【0004】そして、1頁目の複写用紙2の裏面には、
一般情報記入欄2aに対応して、スポットカーボン4が
部分塗布され、秘密情報記入欄2bに対応して、NMカ
ーボン5(螢光顔料を顔料成分としたスポットカーボ
ン)が部分塗布されている。
【0005】そして、図8に示すように、1頁目の複写
用紙2の表面に住所,氏名等の一般情報6や秘密情報7
を記入して、スポットカーボン4やNMカーボン5を通
して2頁目の用紙3の表面にこの一般情報6や秘密情報
7を複写できるようになっており、特に、暗証番号等の
秘密情報7においては、秘密情報記入欄2bに暗証番号
等の秘密情報7を記入しても、NMカーボン5により、
2頁目の複写用紙3の所定箇所に複写された秘密情報7
が判読できないようになっている。
【0006】すなわち、NMカーボン5を介して2頁目
の複写用紙3の表面に螢光顔料の複写が行なわれ、紫外
光を照射して、初めて秘密情報7が螢光発色して暗証番
号の判読が可能になるという構成である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の口
座開設申し込み用紙等の部分親展帳票においては、1頁
目の複写用紙2における一般情報記入欄2aの裏面には
スポットカーボン4を部分塗布し、秘密情報記載欄2b
の裏面にはNMカーボン5を部分塗布するという構成で
あるため、印刷速度に制約を受け、生産性の大きな低下
を招くという欠点が指摘されていた。
【0008】更に、NMカーボン5は非常に高価である
ため、部分親展帳票のコストアップを招来するという欠
点もあった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、銀行口座の暗証番号などの秘密情報を記入
する部分親展帳票において、高価なNMカーボンを廃止
することにより、帳票コストを引き下げるとともに、印
刷速度を早めることが可能となり、生産性を高めること
ができる部分親展帳票を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る部分親展帳票は、感圧複写用紙を少な
くとも2枚以上綴り合わせて帳票を構成するとともに、
螢光成分を含まない発色剤を裏面に塗布してなる感圧複
写用紙を最終頁以外に使用し、2頁目以降の感圧複写用
紙の秘密情報欄には、螢光成分を含んだ減感インキによ
り部分印刷が施されていることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明に係る部分親展帳票は、感
圧複写用紙を少なくとも2枚以上綴り合わせて帳票を構
成するとともに、螢光成分を含む発色剤を裏面に塗布し
てなる感圧複写用紙を最終頁以外に使用し、2頁目以降
の感圧複写用紙の秘密情報欄には、螢光成分を含まない
減感インキによる部分印刷が施されていることを特徴と
する。
【0012】
【作用】以上の構成から明らかなように、螢光成分を含
まない発色剤を裏面に塗布した複写用紙において、螢光
成分を含んだ減感インキを2頁目以降の複写用紙に部分
印刷を行なうものでは、1頁目の秘密情報記入欄に記入
作業を行なえば、2頁目以降の減感印刷部は複写が判読
できず、さらにこの部位に紫外光を照射すると、文字回
りが螢光発色することになり、螢光成分を含んだ減感イ
ンキの螢光発色と螢光成分を含まない発色剤の発色差に
より、秘密情報の判読が可能になる。
【0013】次に、螢光成分を含む発色剤を裏面に塗布
した複写用紙において、2頁目以降の複写用紙に螢光成
分を含まない減感インキを部分印刷したものでは、1頁
目の秘密情報記入欄に記入作業を行なえば、減感インキ
の作用により2頁目以降の減感印刷部は判読できず、こ
の部位に紫外光を照射すると、文字が螢光発色すること
になり、螢光成分を含まない減感インキと螢光成分を含
む発色剤の発色差により秘密情報の判読が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る部分親展帳票の実施例に
ついて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】図1乃至図3は本発明の第1実施例を示す
もので、金融機関等の口座開設申し込み用紙に適用した
実施例を示すもので、図1は口座開設申し込み用紙の斜
視図、図2は同申し込み用紙の構成を示す断面図、図3
は同口座開設申し込み用紙の使用例を示す説明図であ
る。
【0016】さらに、図4乃至図5は本発明に係る部分
親展帳票の第2実施例を示すもので、同様に金融機関等
の口座開設申し込み用紙に適用した実施例を示し、図4
は申し込み用紙の構成を示す断面図、図5は同申し込み
用紙の使用例を示す説明図である。
【0017】まず、図1乃至図3に基づいて本発明の第
1実施例について説明する。
【0018】図1,図2において、口座開設申し込み用
紙10は、複数枚の感圧複写用紙を綴じ合わせて構成さ
れているが、説明の便宜上、本実施例では1頁目の感圧
複写用紙20と2頁目の感圧複写用紙30との関係につ
いて説明する。
【0019】1頁目の感圧複写用紙20には、一般情報
としての住所や氏名の一般情報記入欄21及び口座開設
に伴なう暗証番号記入欄22が設置されており、この1
頁目の感圧複写用紙20の各記入欄21,22に記入し
た内容が2頁目の感圧複写用紙30の所定箇所に複写さ
れるという構成である。
【0020】ところで、本発明は、口座開設申し込み用
紙10のような部分親展帳票を従来のNMカーボン染料
を廃止して、廉価に製作するとともに、印刷速度を速
め、生産性を高めることが特徴である。
【0021】すなわち、この実施例においては、1頁目
並びに2頁目の感圧複写用紙20,30の裏面に螢光成
分が混入していない発色剤が塗布されており、さらに、
暗証番号記入欄22に対応する2頁目の感圧複写用紙3
0の表面に螢光成分を含んだ減感インキ31が部分印刷
されている。
【0022】従って、上記口座開設申し込み用紙10の
使用例について、図3を基に説明すると、まず、1頁目
並びに2頁目の感圧複写用紙20,30が綴じ合わされ
た状態のとき、1頁目の感圧複写用紙20表面の一般情
報記入欄21及び暗証番号記入欄22に氏名,住所40
及び暗証番号41を記入する。
【0023】その後、1頁目の感圧複写用紙20と2頁
目の感圧複写用紙30とを引き剥がすと、2頁目の感圧
複写用紙30には住所,氏名40、暗証番号41が複写
されるが、暗証番号41は判読されない。
【0024】そして、2頁目の感圧複写用紙30に紫外
光を照射すれば、暗証番号41が浮び上がる。
【0025】このことは、紫外線照射により、減感イン
キ31に含まれる螢光成分が螢光発色し、暗証番号41
は螢光発色せず、この減感インキ31による螢光発色と
暗証番号41の染料の発色差を利用して、暗証番号41
等の秘密情報の隠蔽並びに秘密情報の判読を容易に行な
うようにしたものである。
【0026】そして、本実施例によれば、従来の高価な
NMカーボン染料を廃止できるため、コストダウンが期
待できるとともに、複写用紙20の製造速度を速めるこ
とができ、生産性も著しく向上させることができる。
【0027】次に本発明に係る部分親展帳票の第2実施
例について説明する。
【0028】尚、この第2実施例についても金融機関等
の口座開設申し込み用紙に適用して説明する。
【0029】この第2実施例における口座開設申し込み
用紙10は、1頁目の感圧複写用紙20及び2頁目の感
圧複写用紙30とを綴じ合わせ、1頁目の感圧複写用紙
20の所定箇所に住所,氏名等の一般情報記入欄21、
暗証番号記入欄22が設定されていることは第1実施例
と同一であるが、以下、相違する点について説明する。
【0030】すなわち、この第2実施例においては、図
4に示すように、1頁目の感圧複写用紙20の裏面に螢
光成分を含んだ発色剤が塗布されているとともに、暗証
番号記入欄22に対応する2頁目の感圧複写用紙30の
表面には、螢光成分を含まない減感インキ32が部分印
刷されているという構成である。
【0031】次に、この第2実施例における口座開設申
し込み用紙10の使用例について、図5を基に説明する
と、1頁目及び2頁目の感圧複写用紙20,30を綴じ
合わせた状態で、1頁目の感圧複写用紙20の住所,氏
名等の一般情報記入欄21及び暗証番号記入欄22に住
所,氏名等の一般情報40及び暗証番号41を記入す
る。
【0032】そして、各感圧複写用紙20,30を分離
すれば、2頁目の感圧複写用紙30の表面には住所,氏
名等の一般情報40、暗証番号41が複写されてはいる
が、減感インキ32により暗証番号41は判読されな
い。
【0033】しかし、この2頁目の感圧複写用紙30に
紫外光を照射すると、暗証番号41が螢光発色して容易
に判読できる。
【0034】そして、この第2実施例においても、従来
の高価なNMカーボンを廃止できるため、製品のコスト
ダウンに寄与できるとともに、製造速度を早めることが
可能となり、生産性を向上させるという第1実施例同様
の作用効果が期待できる。
【0035】以上本発明に係る部分親展帳票の一実施例
として金融機関等の口座開設申し込み用紙について説明
したが、秘密情報の隠蔽あるいは判読を容易に行なう感
圧複写方式の部分親展帳票であれば、特にその用途を限
定するものではない。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る部分親
展帳票は以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0037】(1)本発明に係る部分親展帳票は、螢光
成分を含んだ減感印刷部の螢光発色と螢光成分を含まな
い発色剤が複写された文字の螢光発色差を利用するか、
あるいは、螢光成分を含まない減感印刷部に螢光成分が
含まれた発色剤が複写された文字の螢光発色差を利用す
ることにより、通常は秘密情報を隠蔽でき、紫外光を照
射すれば、即座に秘密情報を判読できるという構成であ
り、従来の高価なNMカーボンを廃止できるため、帳票
の製作コストを大幅に引き下げることができるという効
果を有する。
【0038】(2)本発明に係る部分親展帳票は、螢光
成分と減感インキとを組合わせることにより、従来のN
Mカーボンを廃止できるため、帳票の製造速度を著しく
速めることができ、帳票の生産性を大幅に向上させるこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部分親展帳票の第1実施例を適用
した口座開設申し込み用紙の斜視図。
【図2】図1に示す口座開設申し込み用紙の構成を示す
断面図。
【図3】図1に示す口座開設申し込み用紙の使用例を示
す説明図。
【図4】本発明に係る部分親展帳票の第2実施例を適用
した口座開設申し込み用紙の構成を示す断面図。
【図5】図4に示す口座開設申し込み用紙の使用例を示
す説明図。
【図6】従来の口座開設申し込み用紙を示す斜視図。
【図7】従来の口座開設申し込み用紙の構成を示す断面
図。
【図8】従来の口座開設申し込み用紙の使用例を示す説
明図。
【符号の説明】
10 口座開設申し込み用紙 20,30 感圧複写用紙 21 一般情報記入欄 22 暗証番号記入欄 31,32 減感インキ 40 一般情報 41 暗証番号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感圧複写用紙を少なくとも2枚以上綴り
    合わせて帳票を構成するとともに、螢光成分を含まない
    発色剤を裏面に塗布してなる感圧複写用紙を最終頁以外
    に使用し、2頁目以降の感圧複写用紙の秘密情報欄に
    は、螢光成分を含んだ減感インキにより部分印刷が施さ
    れていることを特徴とする部分親展帳票。
  2. 【請求項2】 感圧複写用紙を少なくとも2枚以上綴り
    合わせて帳票を構成するとともに、螢光成分を含む発色
    剤を裏面に塗布してなる感圧複写用紙を最終頁以外に使
    用し、2頁目以降の感圧複写用紙の秘密情報欄には、螢
    光成分を含まない減感インキによる部分印刷が施されて
    いることを特徴とする部分親展帳票。
JP10579195A 1995-04-28 1995-04-28 部分親展帳票 Pending JPH08300854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10579195A JPH08300854A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 部分親展帳票

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10579195A JPH08300854A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 部分親展帳票

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08300854A true JPH08300854A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14416964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10579195A Pending JPH08300854A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 部分親展帳票

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08300854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2474951A (en) * 2009-10-29 2011-05-04 Bank Of England Security document

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2474951A (en) * 2009-10-29 2011-05-04 Bank Of England Security document

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5957458A (en) Substrate with hidden images and method of making such images appear
CA2185206C (en) Process for the production of documents with a security feature in the form of a foil component and document with such a security feature
US4278199A (en) Post card
US5917996A (en) System for printing tamper-resistant electronic form characters
JPH08300854A (ja) 部分親展帳票
AU745990B2 (en) Substrate with hidden images and method of making such images appear
JP3444535B2 (ja) 透かし入り帳票用紙
JPH034545Y2 (ja)
JPH036442Y2 (ja)
JP3949395B2 (ja) 複写用紙
JPS59127795A (ja) ノ−カ−ボン用紙セツト
JPS6311160B2 (ja)
JPH08244350A (ja) シート及びシート組
JP3606486B2 (ja) 感圧複写伝票
JPH11157255A (ja) 複写帳票およびその真偽判定方法
JPH09109575A (ja) 複写帳票組
JP3025829U (ja) 伝 票
JP2006001029A (ja) 冊子、及び複写簿
JPH07164726A (ja) 情報記録印刷体及びこの情報記録印刷体を有する印刷物
JPH09207415A (ja) 印影印字装置
JP3556016B2 (ja) 改ざん防止複写ラベルを有するシート・カード
US20110017816A1 (en) Document production using image transfer to mated substrate
JPH0825777A (ja) 感圧複写重合体
JP2000141887A (ja) 感圧複写用紙
Coleridge Governor George Grey publishes Maori poetry

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040513

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040517

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041004