JPH08300009A - 継手圧延接合における継手ガイド装置 - Google Patents
継手圧延接合における継手ガイド装置Info
- Publication number
- JPH08300009A JPH08300009A JP10509395A JP10509395A JPH08300009A JP H08300009 A JPH08300009 A JP H08300009A JP 10509395 A JP10509395 A JP 10509395A JP 10509395 A JP10509395 A JP 10509395A JP H08300009 A JPH08300009 A JP H08300009A
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- JP
- Japan
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- joint
- guide
- pass line
- fitting
- rolling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱延鋼材の先行材後端部と後行材先端部を短
時間で確実にオンライン接合するために、先行端および
後行端間に配置する継手ガイド装置を提供することを目
的とする。 【構成】 互いに前後して、仕上圧延機前面のパスライ
ン上を走行している熱延鋼材の先行材後端部と後行材先
端部の両先端部間に、その両端部の上下面および両端面
の一部を覆う形状をした継手を挟み、先行端、継手およ
び後行端を連続して組み合わせた状態で圧延することに
より先行端、継手および後行端をオンラインで接合する
ためのガイド装置であって、パスラインに垂直な断面内
に、圧延材のパスライン方向投影断面積形状と上記継手
のパスライン方向投影断面積形状をパスラインを一致さ
せて重ね合わせた形状の内部空洞を設け、継手を上記空
洞内にガイド上方から挿入できる穴を上方に設けたこと
を特徴とする仕上第１圧延機直前に配置したボックス状
継手ガイド装置。
時間で確実にオンライン接合するために、先行端および
後行端間に配置する継手ガイド装置を提供することを目
的とする。 【構成】 互いに前後して、仕上圧延機前面のパスライ
ン上を走行している熱延鋼材の先行材後端部と後行材先
端部の両先端部間に、その両端部の上下面および両端面
の一部を覆う形状をした継手を挟み、先行端、継手およ
び後行端を連続して組み合わせた状態で圧延することに
より先行端、継手および後行端をオンラインで接合する
ためのガイド装置であって、パスラインに垂直な断面内
に、圧延材のパスライン方向投影断面積形状と上記継手
のパスライン方向投影断面積形状をパスラインを一致さ
せて重ね合わせた形状の内部空洞を設け、継手を上記空
洞内にガイド上方から挿入できる穴を上方に設けたこと
を特徴とする仕上第１圧延機直前に配置したボックス状
継手ガイド装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、完全連続熱間圧延を行
う際に、粗圧延工程と仕上圧延工程の間で被圧延材（シ
ートバー、棒材など）をオンラインで接合する場合に用
いる継手ガイド装置に関する。
う際に、粗圧延工程と仕上圧延工程の間で被圧延材（シ
ートバー、棒材など）をオンラインで接合する場合に用
いる継手ガイド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば、薄板の熱間タンデム圧延で
は、製鋼工程から送られてきたスラブを粗圧延してシー
トバー（粗バー）とし、このシートバーを多スタンドの
熱間仕上圧延機で圧延してコイルに捲き取ることにより
所定の寸法の薄板コイルにしている。
は、製鋼工程から送られてきたスラブを粗圧延してシー
トバー（粗バー）とし、このシートバーを多スタンドの
熱間仕上圧延機で圧延してコイルに捲き取ることにより
所定の寸法の薄板コイルにしている。
【０００３】しかし、仕上圧延において、シートバーが
有限長さであることによりシートバー先端の噛み込みお
よびシートバー後端の尻抜け時の非定常圧延が避けられ
ない。このため、板の絞り込みなどの通板不良発生防止
などの観点から、シートバーの先後端の通板時に通板速
度を遅くする方法がとられており、生産性が阻害される
要因となっている。
有限長さであることによりシートバー先端の噛み込みお
よびシートバー後端の尻抜け時の非定常圧延が避けられ
ない。このため、板の絞り込みなどの通板不良発生防止
などの観点から、シートバーの先後端の通板時に通板速
度を遅くする方法がとられており、生産性が阻害される
要因となっている。
【０００４】その対策として、有限長さのシートバーを
粗圧延機と仕上圧延機の間で接合して、いわゆるエンド
レス圧延を行うことが検討されている。すなわち、通常
は、図３の点線５で囲まれた部分でシートバーを接合す
ることが課題となっている。ここで、１は仕上圧延用ロ
ール、２は被圧延材であるシートバーの先行材、２−１
は先行材の後端部、３は後行材、３−１は後行材の先端
部、４はテーブルローラー、５は接合位置である。
粗圧延機と仕上圧延機の間で接合して、いわゆるエンド
レス圧延を行うことが検討されている。すなわち、通常
は、図３の点線５で囲まれた部分でシートバーを接合す
ることが課題となっている。ここで、１は仕上圧延用ロ
ール、２は被圧延材であるシートバーの先行材、２−１
は先行材の後端部、３は後行材、３−１は後行材の先端
部、４はテーブルローラー、５は接合位置である。
【０００５】特開昭５７−１０９５７４号には、粗圧延
機、コイルボックス、保熱装置、捲き戻し装置、移動式
接合機（スイングローラー式テーブル）、仕上圧延機か
らなるプロセスが開示されている。この方式では、接合
は溶接により行われる。従って、先行材の後端部と後行
材の先端部の全面を接合するためには時間がかかり、移
動式接合機の走行距離が長くなる。
機、コイルボックス、保熱装置、捲き戻し装置、移動式
接合機（スイングローラー式テーブル）、仕上圧延機か
らなるプロセスが開示されている。この方式では、接合
は溶接により行われる。従って、先行材の後端部と後行
材の先端部の全面を接合するためには時間がかかり、移
動式接合機の走行距離が長くなる。
【０００６】固定式溶接機の例として、特開昭６１−１
５８２８５号および特開昭６１−２４２７６８号に通電
加熱とアップセットを用いるプロセスが示されている。
この方法では固定式溶接機を用いるのでスイングローラ
ー式テーブルは不要である。しかし、ルーパーなどのシ
ートバーの貯蔵装置が必要であり、シートバーが塑性変
形をしない最小の曲げ曲率半径が２５ｍ程度のオーダー
となることが多いことを考慮すると、ルーパーなどの設
備の大型化が避けられず高コストになる欠点がある。
５８２８５号および特開昭６１−２４２７６８号に通電
加熱とアップセットを用いるプロセスが示されている。
この方法では固定式溶接機を用いるのでスイングローラ
ー式テーブルは不要である。しかし、ルーパーなどのシ
ートバーの貯蔵装置が必要であり、シートバーが塑性変
形をしない最小の曲げ曲率半径が２５ｍ程度のオーダー
となることが多いことを考慮すると、ルーパーなどの設
備の大型化が避けられず高コストになる欠点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した従来技術
では、シートバーの接合に長い時間を要するので、ライ
ン長が長くなり、設備コストの高くなる問題があった。
本発明は、この問題を解決し、短時間で接合できる設備
費の安価な接合用継手ガイド装置を提供しようとするも
のである。
では、シートバーの接合に長い時間を要するので、ライ
ン長が長くなり、設備コストの高くなる問題があった。
本発明は、この問題を解決し、短時間で接合できる設備
費の安価な接合用継手ガイド装置を提供しようとするも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、短時間で
接合できる簡単な接合手段について、種々検討した結
果、以下の装置を使うことによりこれが達成できること
を明らかにしたものである。
接合できる簡単な接合手段について、種々検討した結
果、以下の装置を使うことによりこれが達成できること
を明らかにしたものである。
【０００９】すなわち、互いに前後して、仕上圧延機前
面のパスライン上を走行している熱延鋼材の先行材後端
部と後行材先端部の両先端部間に、その両端部の上下面
および両端面の一部を覆う形状をした継手を挟み、先行
端、継手および後行端を連続して組み合わせた状態で圧
延することにより先行端、継手および後行端をオンライ
ンで接合するためのガイド装置であって、パスラインに
垂直な断面内に、圧延材のパスライン方向投影断面積形
状と上記継手のパスライン方向投影断面積形状をパスラ
インを一致させて重ね合わせた形状の内部空洞を設け、
継手を上記空洞内にガイド上方から挿入できる穴を上方
に設けたことを特徴とする仕上第１圧延機直前に配置し
たボックス状継手ガイド装置、あるいは、同様の効果を
持つ装置として、パスラインに垂直な断面内に、圧延材
のパスライン方向投影断面積形状と上記継手のパスライ
ン方向投影断面積形状をパスラインを一致させて重ね合
わせた形状の孔型を構成するようなロールを設け、継手
を上記孔型内にガイド上方から挿入できる空隙部を上方
に設けたことを特徴とする仕上第１圧延機直前に配置し
たローラー継手ガイド装置である。
面のパスライン上を走行している熱延鋼材の先行材後端
部と後行材先端部の両先端部間に、その両端部の上下面
および両端面の一部を覆う形状をした継手を挟み、先行
端、継手および後行端を連続して組み合わせた状態で圧
延することにより先行端、継手および後行端をオンライ
ンで接合するためのガイド装置であって、パスラインに
垂直な断面内に、圧延材のパスライン方向投影断面積形
状と上記継手のパスライン方向投影断面積形状をパスラ
インを一致させて重ね合わせた形状の内部空洞を設け、
継手を上記空洞内にガイド上方から挿入できる穴を上方
に設けたことを特徴とする仕上第１圧延機直前に配置し
たボックス状継手ガイド装置、あるいは、同様の効果を
持つ装置として、パスラインに垂直な断面内に、圧延材
のパスライン方向投影断面積形状と上記継手のパスライ
ン方向投影断面積形状をパスラインを一致させて重ね合
わせた形状の孔型を構成するようなロールを設け、継手
を上記孔型内にガイド上方から挿入できる空隙部を上方
に設けたことを特徴とする仕上第１圧延機直前に配置し
たローラー継手ガイド装置である。
【００１０】以下、これらの装置について詳細に説明す
る。図２は先行材２、継手６、後行材３の組み合わせ方
の一例を示したものである。この状態で圧延機に噛み込
ませることにより、これらを接合することができる。な
お、圧延材料２，３と継手６が、うまく組み合わされる
ように、図８に示した継手材の寸法のうち、ｓを圧延材
の板厚と等しいかそれより少し（０〜１０mm程度）大き
くしておくのがよい。なお、ｓを圧延材の板厚と等しく
しておくと、継手６内に先行材２および後行材３が押し
込まれる際、先行材２あるいは後行材３の端部表面のス
ケールが押し出されるので、隙間がある場合より接合性
はよくなるが、ガイド機構に要求される精度は厳しくな
る。
る。図２は先行材２、継手６、後行材３の組み合わせ方
の一例を示したものである。この状態で圧延機に噛み込
ませることにより、これらを接合することができる。な
お、圧延材料２，３と継手６が、うまく組み合わされる
ように、図８に示した継手材の寸法のうち、ｓを圧延材
の板厚と等しいかそれより少し（０〜１０mm程度）大き
くしておくのがよい。なお、ｓを圧延材の板厚と等しく
しておくと、継手６内に先行材２および後行材３が押し
込まれる際、先行材２あるいは後行材３の端部表面のス
ケールが押し出されるので、隙間がある場合より接合性
はよくなるが、ガイド機構に要求される精度は厳しくな
る。
【００１１】継手を先行材と後行材の間に挟んでガイド
する方法について種々検討した結果、以下の装置による
方法が効果的であることがわかった。すなわち、継手の
パスライン（圧延材のパスラインに垂直な断面内で、高
さ方向中心位置であって幅方向にも中心位置である点を
通る圧延方向パスラインと一致するライン）が、先行材
および後行材のパスライン（圧延方向パスライン）と一
致するように継手をガイドできるガイド装置に、先行端
と後行端の間に入るように上方から継手を挿入した後、
後行材の速度を先行材より速くすることにより、継手を
先行端と後行端の間で挟むことにより保持しながら押し
込み圧延するのである。
する方法について種々検討した結果、以下の装置による
方法が効果的であることがわかった。すなわち、継手の
パスライン（圧延材のパスラインに垂直な断面内で、高
さ方向中心位置であって幅方向にも中心位置である点を
通る圧延方向パスラインと一致するライン）が、先行材
および後行材のパスライン（圧延方向パスライン）と一
致するように継手をガイドできるガイド装置に、先行端
と後行端の間に入るように上方から継手を挿入した後、
後行材の速度を先行材より速くすることにより、継手を
先行端と後行端の間で挟むことにより保持しながら押し
込み圧延するのである。
【００１２】この装置を図面に基づいて具体的に説明す
る。図１はボックス状のガイドを使用する場合である。
図１（ａ）は、圧延材とほぼ同じ温度に加熱された継手
７を、ガイド８内の先行材２と後行材３の間に挿入した
時点を表している。図１（ｃ）はガイド８の斜視図であ
る。矢印は圧延方向を示している。この後、図１（ｂ）
に示したように、後行材３を加速して、先行材、継手お
よび後行材が組み合わさった状態でたとえばピンチロー
ル（図示せず）により仕上圧延機第１スタンド１に押し
込み、圧延による接合を行う。このとき、継手および圧
延材料は、ガイド内を滑りながら通過する。継手の長さ
は通常２００〜５００mm程度、図１（ｂ）のｌB は１〜
３ｍ程度、ＬB は１．５〜３．５ｍ程度あれば十分であ
る。ガイドのＡ−Ａ断面図は図４に示したような形状に
なっている。このガイド内面の９で示した部分は継手を
パスラインに保つ作用をし、１０で示した部分は先行材
および後行材をパスラインに保つ作用をする。圧延材と
継手がスムーズに、また精度よくガイドされて通過する
ように、図中のｗBlは圧延材の幅よりわずかに大きく、
ｈBlは圧延材の厚さよりわずかに大きくしてあり、ま
た、ｗB2は継手の幅よりわずかに大きく、ｈB2は継手の
厚さよりわずかに大きくしてある。
る。図１はボックス状のガイドを使用する場合である。
図１（ａ）は、圧延材とほぼ同じ温度に加熱された継手
７を、ガイド８内の先行材２と後行材３の間に挿入した
時点を表している。図１（ｃ）はガイド８の斜視図であ
る。矢印は圧延方向を示している。この後、図１（ｂ）
に示したように、後行材３を加速して、先行材、継手お
よび後行材が組み合わさった状態でたとえばピンチロー
ル（図示せず）により仕上圧延機第１スタンド１に押し
込み、圧延による接合を行う。このとき、継手および圧
延材料は、ガイド内を滑りながら通過する。継手の長さ
は通常２００〜５００mm程度、図１（ｂ）のｌB は１〜
３ｍ程度、ＬB は１．５〜３．５ｍ程度あれば十分であ
る。ガイドのＡ−Ａ断面図は図４に示したような形状に
なっている。このガイド内面の９で示した部分は継手を
パスラインに保つ作用をし、１０で示した部分は先行材
および後行材をパスラインに保つ作用をする。圧延材と
継手がスムーズに、また精度よくガイドされて通過する
ように、図中のｗBlは圧延材の幅よりわずかに大きく、
ｈBlは圧延材の厚さよりわずかに大きくしてあり、ま
た、ｗB2は継手の幅よりわずかに大きく、ｈB2は継手の
厚さよりわずかに大きくしてある。
【００１３】図５は多数のガイドロールの組み合わせか
らなるローラー式ガイドの例を示したものである。図５
（ａ）は圧延材とほぼ同じ温度に加熱された継手７を、
ガイド１１内の先行材２と後行材３の間に挿入した瞬間
を表している。１２は継手の位置決め用の台であり、継
手位置をパスライン上に位置決めする作用を持ってい
る。この後、図５（ｂ）に示したように、後行材３を加
速して、先行材、継手および後行材が組み合わさった状
態でたとえばピンチロール（図示せず）により仕上圧延
機第１スタンド１に押し込み、圧延による接合を行う。
図５（ｂ）のｌRは１〜２ｍ程度、ＬR は１．５〜２．
５ｍ程度あれば十分である。このローラー式ガイドは、
通常のピンチロールのように固定してもよいし、図５
（ｂ）のＬR部分をカセット式にして、取り外し可能と
しておいてもよい。後者の方が、圧延材のサイズ替えに
容易に対処できるメリットがある。ガイドのＡ−Ａ断面
図は図６に示したような形状になっている。このガイド
内面の１３で示した部分は継手をパスラインに保つ作用
をし、１４で示した部分は先行材および後行材をパスラ
インに保つ作用をする。このローラー式のガイド機構を
採用すれば、上記ボックス式のガイドの場合に比べて圧
延在の下面の生じることがある擦り疵を防止することが
できる。
らなるローラー式ガイドの例を示したものである。図５
（ａ）は圧延材とほぼ同じ温度に加熱された継手７を、
ガイド１１内の先行材２と後行材３の間に挿入した瞬間
を表している。１２は継手の位置決め用の台であり、継
手位置をパスライン上に位置決めする作用を持ってい
る。この後、図５（ｂ）に示したように、後行材３を加
速して、先行材、継手および後行材が組み合わさった状
態でたとえばピンチロール（図示せず）により仕上圧延
機第１スタンド１に押し込み、圧延による接合を行う。
図５（ｂ）のｌRは１〜２ｍ程度、ＬR は１．５〜２．
５ｍ程度あれば十分である。このローラー式ガイドは、
通常のピンチロールのように固定してもよいし、図５
（ｂ）のＬR部分をカセット式にして、取り外し可能と
しておいてもよい。後者の方が、圧延材のサイズ替えに
容易に対処できるメリットがある。ガイドのＡ−Ａ断面
図は図６に示したような形状になっている。このガイド
内面の１３で示した部分は継手をパスラインに保つ作用
をし、１４で示した部分は先行材および後行材をパスラ
インに保つ作用をする。このローラー式のガイド機構を
採用すれば、上記ボックス式のガイドの場合に比べて圧
延在の下面の生じることがある擦り疵を防止することが
できる。
【００１４】上記のピンチロールによる押し込み力は、
先行材、継手および後行材の組み合わせ状態が崩れない
程度、たとえば、圧延材断面の応力が０．２kg／mm2 以
下の小さい応力でも十分である。もちろん、大きな応力
をおよぼす方が接合には有利である。
先行材、継手および後行材の組み合わせ状態が崩れない
程度、たとえば、圧延材断面の応力が０．２kg／mm2 以
下の小さい応力でも十分である。もちろん、大きな応力
をおよぼす方が接合には有利である。
【００１５】
（実施例１）以下に示す条件で接合圧延テストを行っ
た。 〈シートバー〉 材質 ：低炭素Ａｌキルド鋼 寸法 ：板厚５０mm、板幅２２００mm 端面寸法：シャーによる切断面形状を図７に示した。 図中のｔは板厚である。端面の概略寸法は ｘ1 ＝２５mm ｙ1 ＝１０mm ｘ2 ＝１０mm ｙ2 ＝２６mm である。
た。 〈シートバー〉 材質 ：低炭素Ａｌキルド鋼 寸法 ：板厚５０mm、板幅２２００mm 端面寸法：シャーによる切断面形状を図７に示した。 図中のｔは板厚である。端面の概略寸法は ｘ1 ＝２５mm ｙ1 ＝１０mm ｘ2 ＝１０mm ｙ2 ＝２６mm である。
【００１６】〈継手条件〉 図８参照。 寸法 ：ｗ＝１０００mm、ｌ＝５００mm、ｐ＝４０m
m、ｔ＝１０mm、ｓ＝５５mm 材質 ：低炭素Ａｌキルド鋼 加熱温度：１０００℃
m、ｔ＝１０mm、ｓ＝５５mm 材質 ：低炭素Ａｌキルド鋼 加熱温度：１０００℃
【００１７】〈ガイド〉図３および図４のボックスタイ
プおよび図５，図６のローラータイプを使用した。 寸法：ボックスタイプ ＬB ＝３０００mm、ｌB ＝２０００mm、ＨB ＝３００m
m、ＷB ＝２５００mm、ｗB2＝１０１０mm、 ローラータイプ ＬR ＝３０００mm、ｌR ＝２０００mm、ＲR ＝２５０m
m、ｒR ＝２３０mm、ＷR ＝３０００mm、ｗR ＝１０１
０mm
プおよび図５，図６のローラータイプを使用した。 寸法：ボックスタイプ ＬB ＝３０００mm、ｌB ＝２０００mm、ＨB ＝３００m
m、ＷB ＝２５００mm、ｗB2＝１０１０mm、 ローラータイプ ＬR ＝３０００mm、ｌR ＝２０００mm、ＲR ＝２５０m
m、ｒR ＝２３０mm、ＷR ＝３０００mm、ｗR ＝１０１
０mm
【００１８】〈仕上圧延条件〉 圧延機：７スタンド連続圧延機 速度 ：６０pmp （仕上圧延機の入側で） 温度 ：１０００℃（仕上圧延機の入側で） 第１パス圧下率：４０％ 仕上板厚：２．５mm ピンチロール押し込み力：０．２kg／mm2
【００１９】ボックスタイプ、ローラータイプの両者と
も、継手は精度よくガイドされ、圧延中の板破断は発生
せず、良好な圧延作業が実施できた。
も、継手は精度よくガイドされ、圧延中の板破断は発生
せず、良好な圧延作業が実施できた。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、ガイドと加熱炉以外に
は特別な設備を必要とせずスムーズに継手接合法が実施
できるので、全ての既存の熱延プロセスに適用でき、生
産性向上、製品品質の向上に大きく寄与できる。
は特別な設備を必要とせずスムーズに継手接合法が実施
できるので、全ての既存の熱延プロセスに適用でき、生
産性向上、製品品質の向上に大きく寄与できる。
【図１】ボックス式ガイドによる作業図、（ａ）継手の
設置時、（ｂ）先行材、継手および後行材の組み合わせ
押し込み時、（ｃ）ガイドの斜視図。
設置時、（ｂ）先行材、継手および後行材の組み合わせ
押し込み時、（ｃ）ガイドの斜視図。
【図２】先行材、継手、後行材の組み合わせの一例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図３】通常の接合装置の配置位置を示す説明図。
【図４】ボックス式ガイドの横断面図。
【図５】ローラー式ガイドによる作業図、（ａ）継手の
設置時、（ｂ）先行材、継手および後行材の組み合わせ
押し込み時。
設置時、（ｂ）先行材、継手および後行材の組み合わせ
押し込み時。
【図６】ローラー式ガイドの横断面図。
【図７】シャー切断面図。
【図８】継手寸法図。
１ 仕上圧延機第１スタンド ２ シートバー（先行材） ２−１ 先行材後端部 ３ シートバー（後行材） ３−１ 後行材先端部 ４ テーブルローラー ５ 接合位置 ６ 継手 ７ 加熱後の継手 ８ ボックス式ガイド ９ ガイド内の継手走行面 １０ ガイド内の圧延材走行面 １１ ローラー式ガイド １２ ローラー １３ ローラーの継手走行面 １４ ローラーの圧延材走行面
Claims (2)
- 【請求項１】 互いに前後して、仕上圧延機前面のパス
ライン上を走行している熱延鋼材の先行材後端部と後行
材先端部の両先端部間に、その両端部の上下面および両
端面の一部を覆う形状をした継手を挟み、先行端、継手
および後行端を連続して組み合わせた状態で圧延するこ
とにより先行端、継手および後行端をオンラインで接合
するためのガイド装置であって、パスラインに垂直な断
面内に、圧延材のパスライン方向投影断面積形状と上記
継手のパスライン方向投影断面積形状をパスラインを一
致させて重ね合わせた形状の内部空洞を設け、継手を上
記空洞内にガイド上方から上記継手材を挿入できる穴を
上方に設けたことを特徴とする仕上第１圧延機直前に配
置したボックス状継手ガイド装置。 - 【請求項２】 互いに前後して、仕上圧延機前面のパス
ライン上を走行している熱延鋼材の先行材後端部と後行
材先端部の両先端部間に、その両端部の上下面および両
端面の一部を覆う形状をした継手を挟み、先行端、継手
および後行端を連続して組み合わせた状態で圧延するこ
とにより先行端、継手および後行端をオンラインで接合
するためのガイド装置であって、パスラインに垂直な断
面内に、圧延材のパスライン方向投影断面積形状と上記
継手のパスライン方向投影断面積形状をパスラインを一
致させて重ね合わせた形状の孔型を構成するようなロー
ルを設け、継手を上記孔型内にガイド上方から前記継手
材を挿入できる空隙部を上方に設けたことを特徴とする
仕上第１圧延機直前に配置したローラー継手ガイド装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10509395A JPH08300009A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 継手圧延接合における継手ガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10509395A JPH08300009A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 継手圧延接合における継手ガイド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08300009A true JPH08300009A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14398306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10509395A Withdrawn JPH08300009A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 継手圧延接合における継手ガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08300009A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012518545A (ja) * | 2010-02-25 | 2012-08-16 | テクニカル・マテリアルズ・インコーポレイテッド | 固相接合を用いて異種材間に横並び金属結合を生成する方法及びこれにより製造された製品 |
| KR101511704B1 (ko) * | 2013-11-19 | 2015-04-13 | 주식회사 포스코 | 연속 냉간 압연 설비 및 연속 냉간 압연 방법 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10509395A patent/JPH08300009A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012518545A (ja) * | 2010-02-25 | 2012-08-16 | テクニカル・マテリアルズ・インコーポレイテッド | 固相接合を用いて異種材間に横並び金属結合を生成する方法及びこれにより製造された製品 |
| KR101511704B1 (ko) * | 2013-11-19 | 2015-04-13 | 주식회사 포스코 | 연속 냉간 압연 설비 및 연속 냉간 압연 방법 |
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