JPH08298410A - 共用アンテナ - Google Patents
共用アンテナInfo
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- JPH08298410A JPH08298410A JP10371095A JP10371095A JPH08298410A JP H08298410 A JPH08298410 A JP H08298410A JP 10371095 A JP10371095 A JP 10371095A JP 10371095 A JP10371095 A JP 10371095A JP H08298410 A JPH08298410 A JP H08298410A
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- circularly polarized
- polarized wave
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Abstract
小時に直線偏波(垂直偏波)を発生することができる共
用アンテナを提供する。 【構成】2本の導体線を2つの円筒状に一定のピッチで
それぞれ逆方向に巻回した円偏波と直線偏波を発生させ
るヘリカルの共用アンテナで、可動する2つの放射器か
ら成る。 【効果】伸長時に軸モード円偏波を軸方向に、縮小時に
直線偏波(垂直偏波)を発生させることができる。構成
が簡単で且つ小型にできるので携帯電話等の小型機器に
有利である。
Description
上通信の垂直偏波の何れにも有効な共用アンテナに関
し、特に伸長と縮小により偏波面と放射方向を可変する
ことが可能なアンテナに関するものである。
ては、直線偏波が用いられている。近年、衛星を用いた
携帯電話の構想が各社から提案されており、そのための
アンテナが提案されている。たとえば、衛星通信には円
偏波用パッチアンテナを用い、地上の基地局に対して
は、垂直偏波用の線状アンテナに切り換えて用いる方法
(ITU研究 世界の非静止衛星通信システム No.261
/262 新日本ITU 協会)がある。また、図4に示すもの
は円偏波と直線偏波の共用アンテナで、2本のヘリカル
(放射素子2、4)を一本の円筒支持体8に逆方向に巻
き付けて、両ヘリカルの給電点の近傍に給電のON/O
FFスイッチを設けて一方のヘリカルのみへの給電で円
偏波を実現し、両ヘリカルへの給電により直線偏波を実
現する方法が提案されている。
上局と衛星との距離が極めて遠く電波はかなり微弱に成
らざるを得ない。
のような2つのアンテナ系を設けることは、取付取付ス
ペース上の問題や収納性を損なうという問題がある。
解決するため、各システムの周波数においてパラメータ
を適切に選択することにより、それぞれのシステムにお
いて適した放射指向性を形成し、しかも、移動通信用お
よび移動体衛星通信用アンテナとして、伸張・縮小によ
り共用できるアンテナを提供する。
が、各図は同一部位は同一符号で示し、1は外径dの支
持体、2は正旋放射素子、3は内径Dの支持体、4は逆
旋放射素子である。
アンテナにおいては適切な寸法形状を選択することによ
り円偏波を得ることができる。このとき、逆向きに巻い
た同様なヘリカルアンテナでは、逆方向の円偏波をもつ
アンテナができる。円偏波は時間的に電界が回転してお
り、正旋の円偏波と逆旋の円偏波を同時に同じ強さで発
生することができれば直線偏波を得ることができる。図
3はこの原理を示し、(a)は正旋円偏波を示し、
(b)は逆旋円偏波を示し、(C)は正旋円偏波と逆旋
円偏波による直線偏波を示す。従って、前記縮小時に直
線偏波を得ることができる。また、伸長時に正旋または
逆旋アンテナの一方を選択することで円偏波で通信でき
る。
の円筒体に巻かれたヘリカルアンテナの概略構成図であ
る。支持体1は内径dの小径の円筒体で導線を内周に一
定のピッチで巻き正旋放射素子2を構成する。支持体3
は外径Dの大径の円筒体で導線を外周に巻くが、支持体
1の場合とは逆方向に一定のピッチで巻き、逆旋放射素
子4を構成する。支持体1の外径は支持体3の内径にほ
ぼ一致し、内壁に接しながら支持体1は支持体3に内包
された縮小状態から軸方向に移動して支持体3から分離
した伸長状態まで変化する。支持体1を移動させるため
には、手動操作による場合、もしくは機械的、電気的に
自動的に移動させる場合があるが、これらは周知技術に
基づく可動部材を用いることで足りる。
は、正旋放射素子2が構成された支持体1を引き出し、
このアンテナのみ給電して励振することにより円偏波を
発生させる。また、支持体1を逆旋放射素子4が構成さ
れた支持体3内に収納して、両アンテナに給電をするこ
とにより、正旋と逆旋の両方の円偏波を発生できるため
直線偏波を実現できる。給電の切替えは、支持体1の引
き出しと収納の動作に基づき機械的、あるいは電気的に
給電スイッチの自動切替えを行うものである。
実施例は逆旋放射素子4が構成された支持体3を正旋放
射素子2が構成された支持体1に対して軸方向に縮小状
態から伸長状態に移動可能に構成するもので、このと
き、円偏波で通信するためには、内径Dのアンテナを引
き出し、このアンテナのみ励振することにより円偏波を
発生し、内径Dのアンテナで外径dのアンテナを覆うこ
とにより、正旋と逆旋の両方の円偏波を発生できるため
直線偏波を実現できる。
方法によれば、軸モード円偏波と垂直偏波をアンテナの
伸張・縮小で切替えて送受信でき、距離的に電波が微弱
となる衛星局と地上局との円偏波による通信ではアンテ
ナを伸長して用いるので、特に携帯用通信機のようにア
ンテナを人体に接近させて使用するような機器では伸長
させたアンテナにより円偏波を発生させるので人体の影
響を受け難く良好な通信が行える。また、縮小状態では
携帯性が良く、地上局同志の直線偏波による通信では、
アンテナの縮小状態で使用できるので、操作性に優れ
る。
図で、(a)は伸長時、(b)は収納時を示す。
図で、(a)は伸長時、(b)は収納時を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】正旋の円偏波を発生させる第1アンテナ
と、逆旋の円偏波を発生させる第2アンテナとが具備さ
れ、前記第1アンテナあるいは第2アンテナのうち少な
くとも一方を伸縮自在に支持して、縮小時に第1アンテ
ナと第2アンテナそれぞれに給電して両円偏波の合成に
よる直線偏波を発生させ、伸長時に伸長したアンテナに
給電して正旋あるいは逆旋の円偏波を発生させるように
したことを特徴とする共用アンテナ。 - 【請求項2】比較的大径の支持体に導線がヘリカルに巻
かれたた第1アンテナと、比較的小径の支持体に導線が
前記第1のアンテナとは逆方向にヘリカルに巻かれた第
2アンテナとが具備され、前記第1アンテナに第2アン
テナが内包される縮小状態と、この縮小状態から前記第
1アンテナあるいは第2アンテナの一方がアンテナ軸方
向に移動された伸長状態との両状態をとれるように構成
され、前記伸長時に伸長された一方のアンテナに給電し
て円偏波を発生させ、縮小時に両アンテナに給電して直
線偏波(垂直偏波)を発生させるようにしたことを特徴
とする共用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371095A JP3323030B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 共用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371095A JP3323030B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 共用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298410A true JPH08298410A (ja) | 1996-11-12 |
JP3323030B2 JP3323030B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=14361292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10371095A Expired - Fee Related JP3323030B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 共用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323030B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999060664A1 (en) * | 1998-05-18 | 1999-11-25 | Allgon Ab | An antenna system and a radio communication device including an antenna system |
WO2011145264A1 (ja) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | 日本電気株式会社 | アンテナ装置、アンテナシステム、及びその調整方法 |
US10910725B2 (en) | 2016-05-16 | 2021-02-02 | Motorola Solutions, Inc. | Dual contra-wound helical antenna for a communication device |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10371095A patent/JP3323030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999060664A1 (en) * | 1998-05-18 | 1999-11-25 | Allgon Ab | An antenna system and a radio communication device including an antenna system |
WO2011145264A1 (ja) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | 日本電気株式会社 | アンテナ装置、アンテナシステム、及びその調整方法 |
JPWO2011145264A1 (ja) * | 2010-05-21 | 2013-07-22 | 日本電気株式会社 | アンテナ装置、アンテナシステム、及びその調整方法 |
US10910725B2 (en) | 2016-05-16 | 2021-02-02 | Motorola Solutions, Inc. | Dual contra-wound helical antenna for a communication device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3323030B2 (ja) | 2002-09-09 |
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