JPH06104625A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH06104625A JPH06104625A JP25270992A JP25270992A JPH06104625A JP H06104625 A JPH06104625 A JP H06104625A JP 25270992 A JP25270992 A JP 25270992A JP 25270992 A JP25270992 A JP 25270992A JP H06104625 A JPH06104625 A JP H06104625A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- coaxial line
- conductor
- monopole antenna
- monopole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレメントを筐体内に収納することのできる
スリーブタイプのアンテナ装置を提供すること。 【構成】 1/4波長モノポールアンテナ12の上端に
絶縁体13を介して1/4波長ヘリカルアンテナ14を
直列に接続したエレメント11と、モノポールアンテナ
12を筐体20に対し伸縮可能に保持するガイド部材1
5と、モノポールアンテナ12およびヘリカルアンテナ
14に内部導体が選択的に接続される同軸線路16と、
同軸線路16の外部導体に接続された分岐導体17とを
備え、エレメント伸長時には、モノポールアンテナ12
に給電して分岐導体17を備えたスリーブアンテナと
し、エレメント収納時には、ヘリカルアンテナ14に給
電するとともに、モノポールアンテナ12を同軸線路1
6の上端の外部導体に電気的に接続してスリーブアンテ
ナの分岐導体として用いる。
スリーブタイプのアンテナ装置を提供すること。 【構成】 1/4波長モノポールアンテナ12の上端に
絶縁体13を介して1/4波長ヘリカルアンテナ14を
直列に接続したエレメント11と、モノポールアンテナ
12を筐体20に対し伸縮可能に保持するガイド部材1
5と、モノポールアンテナ12およびヘリカルアンテナ
14に内部導体が選択的に接続される同軸線路16と、
同軸線路16の外部導体に接続された分岐導体17とを
備え、エレメント伸長時には、モノポールアンテナ12
に給電して分岐導体17を備えたスリーブアンテナと
し、エレメント収納時には、ヘリカルアンテナ14に給
電するとともに、モノポールアンテナ12を同軸線路1
6の上端の外部導体に電気的に接続してスリーブアンテ
ナの分岐導体として用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として移動無線機等
で使用されるスリーブタイプのアンテナ装置に関する。
で使用されるスリーブタイプのアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のスリーブアンテナの一例を
示している。図2において、20はスリーブアンテナ全
体を示し、21は使用する電波の波長の1/4の長さの
エレメント、22は内部導体がエレメント21と一体の
同軸線路、23は使用する電波の波長の1/4の長さを
有し、エレメント21の下部の同軸線路22を覆うとと
もに、同軸線路22の外部導体に電気的に接続された阻
止套管である。
示している。図2において、20はスリーブアンテナ全
体を示し、21は使用する電波の波長の1/4の長さの
エレメント、22は内部導体がエレメント21と一体の
同軸線路、23は使用する電波の波長の1/4の長さを
有し、エレメント21の下部の同軸線路22を覆うとと
もに、同軸線路22の外部導体に電気的に接続された阻
止套管である。
【0003】図3は従来のスリーブアンテナの別の例を
示している。図3において、30はスリーブアンテナ全
体を示し、31は使用する電波の波長の1/4の長さの
エレメント、32は内部導体がエレメント31と一体の
同軸線路、33は使用する電波の波長の1/4の長さを
有し、同軸線路32の外部導体に電気的に接続された分
岐導体である。すなわち、図2のスリーブアンテナ20
における阻止套管23を棒状の分岐導体33に置き換え
たものが図3のスリーブアンテナである。
示している。図3において、30はスリーブアンテナ全
体を示し、31は使用する電波の波長の1/4の長さの
エレメント、32は内部導体がエレメント31と一体の
同軸線路、33は使用する電波の波長の1/4の長さを
有し、同軸線路32の外部導体に電気的に接続された分
岐導体である。すなわち、図2のスリーブアンテナ20
における阻止套管23を棒状の分岐導体33に置き換え
たものが図3のスリーブアンテナである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアンテナ装置では、エレメントと同軸線路とが一体
であるため、エレメントを筐体内に収納することが困難
であり、携帯には不便であるという問題があった。
来のアンテナ装置では、エレメントと同軸線路とが一体
であるため、エレメントを筐体内に収納することが困難
であり、携帯には不便であるという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、エレメントを筐体内に収納することので
きるスリーブタイプのアンテナ装置を提供することを目
的とする。
るものであり、エレメントを筐体内に収納することので
きるスリーブタイプのアンテナ装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、1/4波長モノポールアンテナの上端部
に電気的に絶縁された状態で1/4波長ヘリカルアンテ
ナを直列に接続したエレメントと、このエレメントを筐
体に対し伸縮可能に保持するガイド部材と、モノポール
アンテナおよびヘリカルアンテナに内部導体が選択的に
接続される同軸線路と、同軸線路の外部導体に接続され
た分岐導体とを備え、エレメントを筐体から伸長させた
時には、同軸線路を介してモノポールアンテナに給電
し、エレメントを筐体内へ収納した時には、同軸線路を
介してヘリカルアンテナに給電するとともに、モノポー
ルアンテナを同軸線路の上端部の外部導体に電気的に接
続してスリーブアンテナの分岐導体として用いることを
特徴とする。
成するために、1/4波長モノポールアンテナの上端部
に電気的に絶縁された状態で1/4波長ヘリカルアンテ
ナを直列に接続したエレメントと、このエレメントを筐
体に対し伸縮可能に保持するガイド部材と、モノポール
アンテナおよびヘリカルアンテナに内部導体が選択的に
接続される同軸線路と、同軸線路の外部導体に接続され
た分岐導体とを備え、エレメントを筐体から伸長させた
時には、同軸線路を介してモノポールアンテナに給電
し、エレメントを筐体内へ収納した時には、同軸線路を
介してヘリカルアンテナに給電するとともに、モノポー
ルアンテナを同軸線路の上端部の外部導体に電気的に接
続してスリーブアンテナの分岐導体として用いることを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は、上記構成により、エレメントの伸長
時には、モノポールアンテナが分岐導体を備えたスリー
ブアンテナとして作用し、またエレメント収納時には、
分岐導体としてのモノポールアンテナを備えたヘリカル
アンテナとして作用するため、収納時の利得劣化の度合
が少なくなるとともに、モノポールアンテナを収納時に
分岐導体として有効に利用するため、収納時に同軸線路
からの放射が少なくなるという効果を有する。
時には、モノポールアンテナが分岐導体を備えたスリー
ブアンテナとして作用し、またエレメント収納時には、
分岐導体としてのモノポールアンテナを備えたヘリカル
アンテナとして作用するため、収納時の利得劣化の度合
が少なくなるとともに、モノポールアンテナを収納時に
分岐導体として有効に利用するため、収納時に同軸線路
からの放射が少なくなるという効果を有する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示し、図1(a)
はエレメント伸長時を示し、図1(b)はエレメント収
納時を示している。図1において、10はスリーブアン
テナ全体を示す。11はエレメントであり、1/4波長
モノポールアンテナ12の上端部に絶縁体13を介して
接続された1/4波長ヘリカルアンテナ14を備えてい
る。15はエレメント11のモノポールアンテナ12を
筐体20に対し伸縮可能に保持するガイド部材である。
16はモノポールアンテナ12およびヘリカルアンテナ
14に内部導体が選択的に接続される同軸線路、17は
同軸線路16の外部導体に接続された分岐導体である。
18は同軸線路16の内部導体に電気的に接続された接
触端子、19は同軸線路16の外部導体に電気的に接続
された接触端子である。20はスリーブアンテナ10を
収縮可能に保持するとともに図示されない無線送受信部
を収容する筐体である。
はエレメント伸長時を示し、図1(b)はエレメント収
納時を示している。図1において、10はスリーブアン
テナ全体を示す。11はエレメントであり、1/4波長
モノポールアンテナ12の上端部に絶縁体13を介して
接続された1/4波長ヘリカルアンテナ14を備えてい
る。15はエレメント11のモノポールアンテナ12を
筐体20に対し伸縮可能に保持するガイド部材である。
16はモノポールアンテナ12およびヘリカルアンテナ
14に内部導体が選択的に接続される同軸線路、17は
同軸線路16の外部導体に接続された分岐導体である。
18は同軸線路16の内部導体に電気的に接続された接
触端子、19は同軸線路16の外部導体に電気的に接続
された接触端子である。20はスリーブアンテナ10を
収縮可能に保持するとともに図示されない無線送受信部
を収容する筐体である。
【0009】次に上記実施例の動作について説明する。
エレメント11を筐体20から伸長させた時には、図1
(a)に示すように、同軸線路16の内部導体に接続さ
れた接触端子18がモノポールアンテナ12の下端部に
接触して、同軸線路16を介してモノポールアンテナ1
2に給電が行なわれるため、分岐導体17を備えたスリ
ーブアンテナとして作用する。また図1(b)に示すよ
うに、エレメント11のモノポールアンテナ12を筐体
20内に収納した時には、同軸線路16の内部導体に接
続された接触端子18がヘリカルアンテナ14に接触し
て同軸線路16を介してヘリカルアンテナ14に給電が
行なわれるとともに、モノポールアンテナ12の上端部
に同軸線路16の外部導体に接続された接触端子19が
接触するので、モノポールアンテナ12がヘリカルアン
テナ14の分岐導体として作用する。
エレメント11を筐体20から伸長させた時には、図1
(a)に示すように、同軸線路16の内部導体に接続さ
れた接触端子18がモノポールアンテナ12の下端部に
接触して、同軸線路16を介してモノポールアンテナ1
2に給電が行なわれるため、分岐導体17を備えたスリ
ーブアンテナとして作用する。また図1(b)に示すよ
うに、エレメント11のモノポールアンテナ12を筐体
20内に収納した時には、同軸線路16の内部導体に接
続された接触端子18がヘリカルアンテナ14に接触し
て同軸線路16を介してヘリカルアンテナ14に給電が
行なわれるとともに、モノポールアンテナ12の上端部
に同軸線路16の外部導体に接続された接触端子19が
接触するので、モノポールアンテナ12がヘリカルアン
テナ14の分岐導体として作用する。
【0010】このように、上記実施例によれば、エレメ
ント11の伸長時には、分岐導体17を備えた1/4波
長モノポールアンテナとして作用し、また収納時には、
モノポールアンテナ16が分岐導体となるヘリカルアン
テナとして作用するので、収納時には、利得の劣化が少
なく、同軸線路16からの放射も少なくなるという利点
がある。
ント11の伸長時には、分岐導体17を備えた1/4波
長モノポールアンテナとして作用し、また収納時には、
モノポールアンテナ16が分岐導体となるヘリカルアン
テナとして作用するので、収納時には、利得の劣化が少
なく、同軸線路16からの放射も少なくなるという利点
がある。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、エレメント伸長時には、モノポールアンテナが分岐
導体を備えたスリーブアンテナとして作用し、またエレ
メント収納時には、分岐導体としてのモノポールアンテ
ナを備えたヘリカルアンテナとして作用するので、収納
時の利得劣化の度合が少なくなるとともに、モノポール
アンテナを収納時に分岐導体として有効利用するため、
収納時に同軸線路からの放射が少なくなるという効果を
有する。
に、エレメント伸長時には、モノポールアンテナが分岐
導体を備えたスリーブアンテナとして作用し、またエレ
メント収納時には、分岐導体としてのモノポールアンテ
ナを備えたヘリカルアンテナとして作用するので、収納
時の利得劣化の度合が少なくなるとともに、モノポール
アンテナを収納時に分岐導体として有効利用するため、
収納時に同軸線路からの放射が少なくなるという効果を
有する。
【図1】(a)本発明の一実施例におけるエレメント伸
長時のアンテナ装置を示す概略断面図 (b)本発明の一実施例におけるエレメント収納時のア
ンテナ装置を示す概略断面図
長時のアンテナ装置を示す概略断面図 (b)本発明の一実施例におけるエレメント収納時のア
ンテナ装置を示す概略断面図
【図2】従来のアンテナ装置の一例を示す概略図
【図3】従来のアンテナ装置の他の例を示す概略図
10 スリーブアンテナ 11 エレメント 12 モノポールアンテナ 13 絶縁体 14 ヘリカルアンテナ 15 ガイド部材 16 同軸線路 17 分岐導体 18 接触端子 19 接触端子 20 筐体
Claims (1)
- 【請求項1】 1/4波長モノポールアンテナの上端部
に電気的に絶縁された状態で1/4波長ヘリカルアンテ
ナを直列に接続したエレメントと、前記エレメントを筐
体に対し伸縮可能に保持するガイド部材と、前記モノポ
ールアンテナおよびヘリカルアンテナに内部導体が選択
的に接続される同軸線路と、前記同軸線路の外部導体に
接続された分岐導体とを備え、前記エレメントを筐体か
ら伸長させた時には、前記同軸線路を介して前記モノポ
ールアンテナに給電し、前記エレメントを筐体内へ収納
した時には、前記同軸線路を介して前記ヘリカルアンテ
ナに給電するとともに、前記モノポールアンテナを前記
同軸線路の上端部の外部導体に電気的に接続してスリー
ブアンテナの分岐導体として用いることを特徴とするア
ンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25270992A JPH06104625A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25270992A JPH06104625A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06104625A true JPH06104625A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17241162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25270992A Pending JPH06104625A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104625A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013159490A1 (zh) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种具有天线功能的无线手持终端保护套 |
CN108134183A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-06-08 | 广州海格通信集团股份有限公司 | 一种用于便携终端设备的宽带套筒天线 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP25270992A patent/JPH06104625A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013159490A1 (zh) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种具有天线功能的无线手持终端保护套 |
CN108134183A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-06-08 | 广州海格通信集团股份有限公司 | 一种用于便携终端设备的宽带套筒天线 |
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