JPH08297920A - 情報記録装置および情報再生装置 - Google Patents

情報記録装置および情報再生装置

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JPH08297920A
JPH08297920A JP10212195A JP10212195A JPH08297920A JP H08297920 A JPH08297920 A JP H08297920A JP 10212195 A JP10212195 A JP 10212195A JP 10212195 A JP10212195 A JP 10212195A JP H08297920 A JPH08297920 A JP H08297920A
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JP10212195A
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Inventor
Manabu Tsukamoto
学 塚本
Hiroshi Sugano
宏 菅野
Kouichi Komawaki
康一 駒脇
Naoki Kizu
直樹 木津
Kenji Goshima
賢治 五嶋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ領域とリンク領域で構成されるクラス
タを複数個有するディスク等の記録媒体に情報を記録再
生する情報記録装置および情報再生装置において、記録
媒体の記録領域を有効に利用できるようにする。 【構成】 ディスク等の記録媒体全体に記録されている
アドレスを管理する手段と、入力された情報を上記記録
媒体に記録する手段とを備え、情報量の大きい、複数の
クラスタにわたって情報を記録する場合は、途中にある
リンク領域にも入力された情報を記録し、ディスク等の
記録媒体の記録領域を有効に使用する。また、情報と情
報の境目付近ではリンク領域を設けているため、それぞ
れの情報を自由に書き換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク等の記録媒体
に情報を記録する情報記録装置、およびこのディスク等
の記録媒体から情報を再生する情報再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、光磁気ディスクを用いて、情報を
記録再生する様々な情報記録再生装置が開発されてい
る。例えば、ミニディスク(以下、「MD」という)シ
ステムは、使用者が任意の音楽等の情報をディスクに記
録再生することができる。
【0003】図9は従来のMDシステムの構成を示すブ
ロック回路図である。図において、1はディスク、2は
磁気ヘッド、3は磁気ヘッド駆動回路、4はEFM ACIRC
エンコーダ/デコーダ、5はメモリコントローラ、6は
メモリ、7はATRACエンコーダ/デコーダ、8はA/D
(アナログ/ディジタル)変換回路、9は音声入力端
子、10はD/A(ディジタル/アナログ)変換回路、
11は音声出力端子、12は光ヘッド、13はスピンド
ルモータ、14はRF信号処理回路、15はアドレスデ
コーダ、16はサーボ信号処理回路、17はCPUであ
る。
【0004】次に、音声信号を再生する場合の動作につ
いて説明する。まず、光ヘッド12はディスク1上に記
録されている音声情報とともにアドレス情報を読み出
し、光ヘッド12が所定のアドレスの情報を読み出せる
ように、サーボ信号処理回路16は、光ヘッド12の位
置とスピンドルモータ13の回転速度を制御する。ディ
スク1から読み出された音声情報は、RF信号処理回路
14を介してEFM ACIRCエンコーダ/デコーダ4に入力
され、誤り訂正処理やデインターリーブ処理が行われ、
メモリコントローラ5を介してメモリ6に一時記憶され
る。
【0005】メモリコントローラ5はメモリ6に記憶さ
れている音声情報を読み出し、ATRACエンコーダ/デコ
ーダ7で音声伸長処理が行われ、D/A変換回路10を
介して音声信号が音声信号出力端子11より出力され
る。
【0006】メモリ6へ音声情報を書き込む転送速度は
読み出す速度よりも速いため、メモリ6への書き込みは
間欠的に行われ、連続的に読み出される。つまり、メモ
リコントローラ5はメモリ6に記憶されている情報量を
管理し、記憶されている情報量が所定の上限値を越える
とメモリ6への書き込み動作を停止し、所定の下限値を
下回ると書き込みを再開するように制御を行う。
【0007】次に、音声信号を記録する場合の動作につ
いて説明する。連続的に音声入力端子9に入力された音
声信号は、A/D変換回路8でディジタルの音声信号に
変換され、ATRACエンコーダ/デコーダ7で音声情
報が圧縮され、メモリコントローラ5を介してメモリ6
に一時記憶される。
【0008】メモリコントローラ5はメモリ6に記憶さ
れている音声情報を読み出し、EFMACIRCエンコーダ/デ
コーダ4にて誤り訂正符号が付加され、インターリーブ
処理が行われて、磁気ヘッド駆動回路3を介して、ディ
スク1に記録される。
【0009】この場合は音声再生時とは逆にメモリ6へ
音声情報を書き込む転送速度は読み出す速度よりも遅い
ため、メモリ6への書き込みは連続的に行われ、間欠的
に読み出される。つまり、メモリコントローラ5はメモ
リ6に記憶されている情報量を管理し、記憶されている
情報量が所定の下限値を下回るとメモリ6からの読み出
し動作を停止し、所定の上限値を越えると読み出しを再
開するように制御を行う。
【0010】図10に、MDで使用されているデータフ
ォーマットを示す。上記のようにMDでは間欠的にデー
タが記録されるため、クラスタ単位でデータを自由に書
き換えることができるようなフォーマットになってい
る。つまり、データフォーマットは2352バイトが1
セクタになっており、32セクタのデータ記録領域と、
3セクタのリンク領域と1セクタのサブデータ領域(以
降、リンク領域とサブデータ領域をまとめてリンク領域
と呼ぶ)の、合計36セクタで1クラスタを構成してい
る。データの記録は、クラスタ単位で行われ、任意のク
ラスタを自由に書き換えることができる。このように、
MDではクラスタ単位で音声の編集ができるようになっ
ている。
【0011】このようなMDシステムを一般データの記
録再生可能なマスストレージとして利用する例が特開平
6−251499号公報に示されている。この例では、
データ記録領域に音声データだけではなく、CD−RO
M等の一般データの記録再生を可能としたものである。
図11にMDシステムを音声データとともに一般データ
の記録再生を可能としたMDデータシステムのブロック
回路図を示す。この例ではセクタ内のフォーマットはC
D−ROMに準ずるもので、外部とのインターフェース
はSCSIを用いた場合の例を示す。図において、1から1
7は図9に示す従来のMDシステムと同様であるので説
明は省略する。18はデータエンコーダ/デコーダで、
19はSCSI I/F回路で、20はSCSIバスである。
【0012】次に、動作について説明する。音声情報の
記録再生に関しては、上記従来のMDシステムと同様で
あるので説明は省略する。一般データを記録する場合
は、例えば外部のホストコンピュータ(図示せず)より
SCSIバス20を介して、データがSCSI I/F19に転送さ
れ、データエンコーダ/デコーダ18でECC(ErrorC
orrection Code:誤り訂正符号)が付加される。ここ
で、MDでは2048バイトのデータに対して、同期信
号、ヘッダ、ECCを付加し、合計2352バイトで1
セクタを構成している。その後、音声の場合と同様にデ
ィスク1に記録される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報記録再生装
置は以上のように構成されており、MDシステムに音声
を記録再生する場合は、編集作業を可能にするために、
クラスタ単位で記録再生を可能にする必要があるが、扱
う情報が画像データ等、情報量の多いファイルを記録再
生する場合、つまり数クラスタにデータがまたがる場合
等は、1つのファイルとして扱われ、ファイルの一部の
みを書き換えるということは少ないため、途中にリンク
領域を設ける必要がなく、1クラスタにつき4セクタの
データ以外の領域を設けると、ディスクの記録領域を有
効に利用できなくなる。
【0014】また、MDシステムでは記録再生できるデ
ィスクと、読み出し専用のディスクが用意されており、
書き換えのできない読み出し専用のディスクにも各クラ
スタの先頭に4セクタ分のサブデータ領域が用意されて
いる。このサブデータ領域にはグラフィックスのデータ
やカラオケの歌詞等を記録する例があるが、MDデータ
システムの場合は、データ領域とサブデータ領域に別の
種類の情報を記録すると再生時にアドレス計算等が煩雑
になる。
【0015】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、リンク領域を必要としない場合に
はリンク領域を設けずに連続してデータを記録できるよ
うにし、また扱う情報の種類により、使用者が任意に1
クラスタあたりのセクタ数を変更できるようにしたもの
である。
【0016】また、読み出し専用のディスクについて
は、データ領域とサブデータ領域との区別をつけずに、
連続してデータを記録するようにしたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る情報記録
装置は、記録媒体全体に記録されているアドレスを管理
する手段と、情報量の大きい情報を複数の記録単位にわ
たって記録する場合は、途中にあるリンク領域にも入力
された情報を記録するように上記記録媒体に記録する手
段とを備えている。
【0018】また、請求項2に係る情報記録装置は、上
記請求項1の情報記録装置に加え、途中のリンク領域
に、入力されたデータを記録しているか否かの情報を記
録するU−TOC領域とを備えている。
【0019】また、請求項3に係る情報記録装置は、上
記請求項1の情報記録装置に加え、途中のリンク領域
に、入力されたデータを記録しているか否かの情報を記
録するFAT領域とを備えている。
【0020】また、請求項4に係る情報再生装置は、リ
ンク領域に情報が記録されているか否かの情報を検出す
る手段と、検出された情報により、リンク領域に情報が
記録されているかを判断し、リンク領域に情報が記録さ
れていると判断した場合は、データ領域とリンク領域か
ら情報を読み出す手段とを備えている。
【0021】また、請求項5に係る情報記録装置は、記
録媒体全体に記録されているアドレスを管理する手段
と、入力された情報の情報量を検出する手段と、上記情
報量から、上記リンク領域をどの様にデータ領域として
使用するかを演算する手段と、情報量の大きい情報を複
数の記録単位にわたって記録する場合は、途中にあるリ
ンク領域にも入力された情報を記録するように上記記録
媒体に記録する手段とを備えている。
【0022】また、請求項6に係る情報再生装置は、記
録媒体全体に記録されているアドレスを管理する手段
と、記録されている情報の情報量を検出する手段と、上
記情報量から、上記リンク領域をどの様にデータ領域と
して使用しているかを演算する手段と、上記記録媒体か
ら情報を読み出す手段とを備えている。
【0023】また、請求項7に係る情報記録装置は、デ
ィスク等の記録媒体に記録されている記録単位の大きさ
を検出する手段と、記録媒体全体に記録されているアド
レスを管理する手段と、入力された情報を上記記録媒体
に記録する手段とを備え、情報量が固定の情報を記録す
る場合は、その固定の情報量と記録媒体のデータ領域の
大きさを一致させたものである。
【0024】また、請求項8に係る情報記録装置は、上
記請求項7のデータ領域に加えて、記録単位の大きさを
決定する情報が記録されているU−TOC領域とを備え
ている。
【0025】また、請求項9に係る情報再生装置は、記
録媒体全体に記録されているアドレスを管理する手段
と、上記記録媒体に記録されている情報の記録単位の大
きさを検出する手段と、検出した上記情報の記録単位に
もとづいて上記記録媒体から情報を読み出す手段とを備
えている。
【0026】また、請求項10に係る情報記録装置は、
記録媒体全体に記録されているアドレスを管理する手段
と、複数種類の大きさを持つデータ領域に、情報量の大
きい情報を記録する場合はデータ領域の大きい記録単位
に記録し、情報量の小さい情報を記録する場合はデータ
領域の小さい記録単位に記録する手段とを備えている。
【0027】また、請求項11に係る情報記録装置は、
上記請求項10の情報記録装置に加え、それぞれの大き
さのデータ領域がどの様に分布しているかを示す情報が
記録されているU−TOC領域とを備えている。
【0028】また、請求項12に係る情報再生装置は、
リンク領域にも情報が記録されている読み出し専用の記
録媒体全体に記録されているアドレスを管理する手段
と、この記録されている情報を読み出す手段とを備えて
いる。
【0029】また、請求項13に係る情報再生装置は、
読み出し専用の部分と書き換えが可能な部分を持つ記録
媒体全体に記録されているアドレスを管理する手段と、
記録されている情報を読み出す手段とを備えている。
【0030】
【作用】請求項1の発明による情報記録装置は、情報量
の大きい情報を複数の記録単位にわたって記録する場合
は、途中にあるリンク領域にも入力された情報を記録す
ることにより、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効
に使用できる。
【0031】請求項2の発明による情報記録装置は、情
報量の大きい情報を複数の記録単位にわたって記録する
場合は、途中にあるリンク領域にも入力された情報を記
録することにより、ディスク等の記録媒体の記録領域を
有効に使用できるとともに、U−TOC領域に途中のリ
ンク領域に入力されたデータを記録しているか否かの情
報を記録しているので、再生時にその情報を利用してリ
ンク領域に記録された情報も読み出すことができる。
【0032】請求項3の発明による情報記録装置は、情
報量の大きい情報を複数の記録単位にわたって記録する
場合は、途中にあるリンク領域にも入力された情報を記
録することにより、ディスク等の記録媒体の記録領域を
有効に使用できるとともに、FAT領域に途中のリンク
領域に入力されたデータを記録しているか否かの情報を
記録しているので、再生時にその情報を利用してリンク
領域に記録された情報も読み出すことができる。
【0033】請求項4の発明による情報再生装置は、情
報量の大きい情報が複数の記録単位にわたって記録され
ている場合は、途中にあるリンク領域にも情報が記録さ
れているので、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効
に使用できるとともに、途中のリンク領域にデータが記
録されているか否かの情報を記録しているので、再生時
にその情報を利用してリンク領域に記録された情報も読
み出すことができる。
【0034】請求項5の発明による情報記録装置は、演
算により途中のリンク領域にデータを記録するか否かを
判断することにより、リンク領域にデータが記録されて
いるか否かの情報を記録する必要はない。
【0035】請求項6の発明による情報再生装置は、演
算により途中のリンク領域にデータが記録されているか
否かを判断することにより、再生時にリンク領域に記録
された情報を読み出すことができる。
【0036】請求項7の発明による情報記録装置は、情
報量が固定の情報を記録する場合は、その情報量と同じ
大きさのデータ領域を有する記録単位で情報の記録を行
うので、それぞれのデータの境目に1つずつリンク領域
を設けることができ、データの途中にはリンク領域がな
いため、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効に使用
できるとともに、それぞれのデータ毎に自由に書き換え
ができる。
【0037】請求項8の発明による情報記録装置は、情
報量が固定の情報を記録する場合は、その情報量と同じ
大きさのデータ領域を有する記録単位で情報の記録を行
うので、それぞれのデータの境目に1つずつリンク領域
を設けることができ、データの途中にはリンク領域がな
いため、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効に使用
できるとともに、それぞれのデータ毎に自由に書き換え
ができる。
【0038】請求項9の発明による情報再生装置は、情
報量が固定の情報を再生する場合は、その情報量と同じ
大きさのデータ領域を有する記録単位で情報の再生を行
うので、それぞれのデータの境目に1つずつリンク領域
を設けることができ、データの途中にはリンク領域がな
いため、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効に使用
できる。
【0039】請求項10の発明による情報記録装置は、
複数種類の大きさを持つデータ領域を有しているため、
いろいろな大きさの情報を記録するにあたり、その大き
さにあった大きさの記録単位に情報を記録するようにし
たので、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効に使用
できるとともに、いろいろな大きさの情報を記録するこ
とができる。
【0040】請求項11の発明による情報記録装置は、
複数種類の大きさを持つデータ領域を有しているため、
いろいろな大きさの情報を記録するにあたり、その大き
さにあった大きさの記録単位に情報を記録するようにし
たので、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効に使用
できるとともに、いろいろな大きさの情報を記録するこ
とができる。
【0041】請求項12の発明による情報再生装置は、
読み出し専用の記録媒体については、当該読み出し専用
の記録媒体には必要のないリンク領域にも情報を記録す
るようにし、リンク領域とデータ領域に連続して情報を
記録しておけるので、情報を読み出す場合、煩雑なアド
レス計算が必要なくなる。
【0042】請求項13の発明による情報記録装置は、
読み出し専用の部分と書き換えが可能な部分を持つ記録
媒体の、読み出し専用の部分には必要のないリンク領域
にも情報を記録するようにし、リンク領域とデータ領域
に連続して情報を記録しておけるので、情報を読み出す
場合、煩雑なアドレス計算が必要なくなる。
【0043】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例による情報記録装置を示
すブロック回路図、およびその動作は、CPU17の動
作を除いては図11に示す従来のMDデータシステムと
同様であるので説明は省略する。本実施例1では、リン
ク領域にもデータを記録再生できるようにしたものであ
る。
【0044】図1は本実施例1におけるデータの記録方
法の例を説明する図である。以下この動作について説明
する。例えば、図1(a)に示すようにnクラスタの途
中(例えば16セクタめ)までデータが記録されている
ディスクに対して、280Kバイト(137セクタ)の
データを記録する場合は、従来は記録をする前に図1
(a)に示すような状態からまず第nクラスタのすでに
記録されているデータ(図中の網掛け部)を読み出し
(プリリード)、読み出した16セクタ分のデータと今
回記録するデータの先頭16セクタ分を合成し、再び第
nクラスタの先頭から合成した32セクタ分のデータを
記録する。その後、図1(c)に示すようにクラスタ単
位でn+1からn+3クラスタまで続きのデータを32
セクタづつ合計96セクタ分のデータを記録し、残りの
25セクタ分のデータをn+4クラスタに記録する。こ
のように、それぞれのクラスタの境目にリンク領域を設
けている。
【0045】本実施例1の場合は、第nクラスタについ
ては従来例と同様に、すでに記録されているデータ(図
中の網掛け部)を読み出し(プリリード)、読み出した
16セクタ分のデータと今回記録するデータの先頭16
セクタ分を合成し、再び第nクラスタの先頭から合成し
た32セクタ分のデータを記録する。その後、図1
(b)に示すようにn+1からn+3クラスタまでは連
続して104セクタ分のデータを記録し、残りの17セ
クタ分のデータをn+4クラスタに記録する。
【0046】このように記録するデータの2番目と最後
のクラスタについてはリンク領域を設け、途中はリンク
領域を設けないようにすることにより、次のデータを記
録する場合には最後のクラスタは書き換えることができ
るため、プリリードの後合成したデータを上書きするこ
とができる。
【0047】ただし、最後のリンク領域を残さない場合
もある。つまり、上記の例において、例えば記録するデ
ータが118セクタ分のデータである場合は、図1
(d)に示すような場合には、第n+2クラスタまで記
録した段階で、残りのデータが34セクタ分であるた
め、第n+3クラスタにリンク領域を設けると、第n+
3クラスタに32セクタ分記録した後、第n+4クラス
タにリンク領域を設け、2セクタ分のデータを記録する
必要がある。
【0048】しかし、このような場合は図1(e)に示
すように、第n+3クラスタにリンク領域を設けず、第
n+3クラスタの始めから34セクタ分のデータを記録
する。また、次にデータを記録する場合は、第n+3セ
クタの続きからデータを記録するのではなく、第n+4
クラスタの先頭にリンク領域を設け、その続きからデー
タを記録する。このようにすると、第n+3クラスタの
最後の0から3セクタは空き領域になるが、ファイル単
位のデータの書き換えができるとともに、図1(d)に
示すような場合と比較して、データ領域を有効に使用で
きる。
【0049】このような、リンク領域をデータ領域とし
て利用するか否かの情報は、例えばMDのU−TOC領
域あるいはFAT(File Alocation Table)と呼ばれ
る、ディスクに記録されているファイルに関する情報を
管理する部分に記録しておけばよい。あるいはリンク領
域の先頭のセクタのモードを示す情報の部分に、そのリ
ンク領域はデータ領域として利用しているか否かの情報
を記録しておいてもよい。
【0050】次に、このようにして記録されたディスク
等の記録媒体から情報を再生する情報再生装置の動作に
ついて、図6のフローチャートに沿って説明する。ま
ず、S1でU−TOC領域やFAT領域等に記録されて
いるリンク領域をデータ領域として利用するか否かの情
報を読み出し、S2でリンク領域をデータ領域として利
用するか否かを判定し、リンク領域に情報が記録されて
いる場合は、S3でデータ領域とリンク領域の両方から
データを読み出す。つまり、図1(b)に示すように、
n+1クラスタの先頭からn+3クラスタの最後までを
連続して読み出す。リンク領域に情報が記録されていな
い場合は、S4でデータ領域のみからデータを読み出
す。この場合、図1(c)に示すように、各クラスタの
データ領域のデータを読み出し、リンク領域から読み出
したデータは出力しない。
【0051】実施例2.この発明の実施例2による情報
記録装置におけるデータの記録方法の例を図2に従って
説明する。実施例1では、リンク領域をデータ領域とし
て利用するか否かの情報を、ディスク1上の所定の領域
に記録するようにしていたが、これを演算で求めるよう
にしてもよい。この方法を図2に従って説明する。
【0052】図2(a)に示すように、第nクラスタの
mバイトめまでデータが記録されているディスク1に対
して、Mバイトのデータを記録する場合、記録するバイ
ト数によってリンク領域の使用法が決まる。例えば、リ
ンク領域のバイト数をL(MDシステムの場合は819
2バイト)、データ領域のバイト数をD(MDシステム
の場合は65536バイト)とすると、以下の式により
リンク領域の使用法が求まる。 (i) M≦3D-mの時 … 通常どおりリンク領域にはデータを記録しない(図2
(b))。 (ii) (D+L)k+3D-m<M≦(D+L)k+3D+L-m(k=0,1,2,…)の
時 … 最初のリンク領域にはデータを記録せずに、途中のk+
1個のリンク領域をデータ領域として使用し、最後のク
ラスタの最後j(j≦L)バイトは使用せず、次のデー
タを記録する時は、次のクラスタの先頭にリンク領域を
設け、その続きからデータの記録を開始する(図2
(c))。 (iii) (D+L)k+3D+L-m<M≦(D+L)k+4D+L-m(k=0,1,2,
…)の時 … 最初のリンク領域にはデータを記録せずに、途中のk+
1個のリンク領域をデータ領域として使用する。最後の
リンク領域にはデータを記録せず、リンク領域として使
用し、次のデータを記録する時は、最後のクラスタのデ
ータをプリリードし、次に記録するデータと合成し、合
成したデータをそのクラスタの先頭からリンク領域に引
続き記録する(図2(d))。
【0053】ここで、前に記録したデータがちょうどク
ラスタの最後で終わっている場合は図2(e)に示すよ
うに、第n+1クラスタの先頭にリンク領域を設け、そ
の続きからデータの記録を開始し、第n+2クラスタに
はリンク領域を設けない。
【0054】このようにすることにより、リンク領域の
使用法は記録するデータのバイト数によって一意的に決
まるので、実施例1に示すように、リンク領域をデータ
領域として利用するか否かの情報をディスク1上の所定
の領域に記録する必要はない。
【0055】次に、このようにして記録されたディスク
等の記録媒体から情報を再生する情報再生装置の動作に
ついて図7のフローチャートに沿って説明する。まず、
S1でU−TOC領域やFAT領域等に記録されている
読み出す情報の情報量と開始アドレスを読み出し、S2
でリンク領域がどの様にデータ領域として使用されてい
るかを演算する。計算式は記録の場合と同様の式で計算
される。そして、S3でリンク領域に記録されているデ
ータが有効なものかを判断し、有効なものの場合はS4
でリンク領域に記録されているデータを読み出す。その
後、S5でデータ領域のデータを読み出し、S6で読み
出すデータが終了かどうかを判断し、まだデータが残っ
ている場合はS3からの処理を繰り返す。つまり、実施
例1の場合と同様に図1(b)に示すように、n+1ク
ラスタの先頭からn+3クラスタの最後までを連続して
読み出す。
【0056】実施例3.この発明の実施例3による情報
記録装置におけるデータの記録方法の例を図3に従って
説明する。実施例1および実施例2では、いろいろなバ
イト数のデータを記録する場合について有効であった
が、本実施例3では、1枚のディスクすべてに固定バイ
ト数のデータ(画像データ等)を記録する場合のよう
な、特定用途の場合にさらにディスクの容量を有効にす
るものである。
【0057】また、実施例1および実施例2では1クラ
スタのバイト数と記録するデータのバイト数が一致して
いないため、データの境目があるクラスタのリンク領域
とその次のリンク領域にはデータを記録することができ
なかった。そこで本実施例3では、1クラスタあたりの
バイト数を可変とし、そのディスクでは1クラスタを何
バイトで使用するかの情報をU−TOC等の領域に記録
しておくものである。このようにすれば、それぞれのデ
ータの境目に1つずつリンク領域を設けることができ、
データの途中にはリンク領域がないため、プリリードし
てデータを合成する等の処理が必要なく、それぞれのデ
ータ毎に自由に書き換えができるとともに、ディスクの
容量も有効に使用することができる。
【0058】図3(a)は1クラスタのバイト数が小さ
い場合で、図3(b)は大きい場合である。どちらの場
合も各クラスタの先頭にリンク領域を設けている。記録
されているデータのバイト数はすべて同じであるため、
各データの境目にあるリンク領域を用いて、それぞれの
データ毎に自由に書き換えることができる。1クラスタ
を何バイトで使用するかの情報はディスクのU−TOC
等の領域に記録しておく。
【0059】次に、このようにして記録されたディスク
等の記録媒体から情報を再生する情報再生装置の動作に
ついて図8のフローチャートに沿って説明する。まず、
S1でU−TOC等の領域に記録されている1クラスタ
を何バイトで使用するかの情報を読み出し、S2でその
情報をもとに、ディスクに記録されている情報を読み出
す。
【0060】実施例4.この発明の実施例4による情報
記録装置では、ディスク1上に複数種類のバイト数を持
ったクラスタを持ち、バイト数の大きいデータを記録す
る時はバイト数の大きいクラスタを使用し、バイト数の
小さいデータを記録する時はバイト数の小さいクラスタ
を使用するようにしたものである。
【0061】図4は本実施例4におけるデータの記録方
法を説明する図である。本実施例4ではディスク1上に
複数種類のバイト数のクラスタを設け、記録するデータ
のバイト数により記録する場所を変更するものである。
図4において、1枚のディスクの中に、図4(a)に示
す大きさのクラスタと、図4(b)に示す大きさのクラ
スタと、図4(c)に示すクラスタの3種類の大きさの
クラスタを持つとすると、例えば斜線の部分のデータを
記録する時は、データのバイト数が大きいので、バイト
数の大きいrクラスタにデータを記録し、残ったデータ
をpクラスタの続きに記録する。次に横線の部分のデー
タを記録する時は、前よりデータのバイト数が小さいの
で、バイト数の若干少ないqクラスタにデータを記録
し、残りのデータをpクラスタの続きに記録する。
【0062】また、どの大きさのデータ領域がどこに分
布しているかの情報をディスクのU−TOC領域に記録
しておくことにより、クラスタの管理を行うことができ
る。
【0063】このように、ディスク上に複数種類のバイ
ト数のクラスタを設けているので、ディスクの記録領域
を有効に利用することができる。
【0064】実施例5.この発明の実施例5による情報
再生装置では、読み出し専用のディスクについてはデー
タを書き換えないのでリンク領域は必要なく、サブデー
タ領域としているが、このディスクをCD−ROM等の
ような読み出し専用のデータディスクとして使用する場
合は、データ領域とサブデータ領域の区別はせず、全て
をデータ領域として使用するものである。
【0065】図5は本実施例5におけるデータ記録方法
を説明する図である。図5(a)は従来のMDシステム
の読み出し専用のディスクにデータを記録している場合
の例であり、例えば斜線の部分のデータはnクラスタか
らn+2クラスタまで、それぞれサブデータ領域をはさ
み3つに分割して記録されている。このデータを読み出
す場合は各クラスタに記録されているデータを順に読み
出し、斜線の部分のデータのみを合成する必要がある。
【0066】さらに、図中に横線で示すサブデータ領域
に記録されているデータを読み出す場合は、各クラスタ
のサブデータ領域に記録されている情報を順に読み出
し、合成する必要がある。しかし、本実施例5において
は、図5(b)に示すように、データ領域とサブデータ
領域とを区別せずにデータを記録しているので、データ
を読み出す時に、一気に読み出すことができ、データを
合成する必要もなく、煩雑なアドレス計算も必要でなく
なる。
【0067】このように、読み出し専用のデータディス
クについては、サブデータ領域を設けずに、すべてデー
タ領域として扱うことにより、データ読み出し時の煩雑
なアドレス計算は必要なくなる。
【0068】また、記録媒体として、読み出し専用のも
のだけでなく、読み出し専用の部分と書き換えの可能な
部分の両方を持つ複合型のディスク等の記録媒体もあ
る。このような記録媒体の、読み出し専用の部分につい
ても同様に、サブデータ領域を設けずに、すべてデータ
領域として扱うことにより、データ読み出し時の煩雑な
アドレス計算は必要なくなる。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リンク領域に
も入力された情報を記録するので、ディスク等の記録媒
体の記録領域を有効に使用できる。
【0070】請求項2の発明によれば、リンク領域にも
入力された情報を記録するので、ディスク等の記録媒体
の記録領域を有効に使用できるとともに、U−TOC領
域に途中のリンク領域に入力されたデータを記録してい
るか否かの情報を記録しているので、再生時にその情報
を利用してリンク領域に記録された情報を読み出すこと
ができる。
【0071】請求項3の発明によれば、リンク領域にも
入力された情報を記録するので、ディスク等の記録媒体
の記録領域を有効に使用できるとともに、FAT領域に
途中のリンク領域に入力されたデータを記録しているか
否かの情報を記録しているので、再生時にその情報を利
用してリンク領域に記録された情報を読み出すことがで
きる。
【0072】請求項4の発明によれば、情報量の大きい
情報が複数の記録単位にわたって記録されている場合
は、途中にあるリンク領域にも情報が記録されているの
で、ディスク等の記録媒体の記録領域を有効に使用でき
るとともに、途中のリンク領域にデータが記録されてい
るか否かの情報を記録しているので、再生時にその情報
を利用してリンク領域に記録された情報も読み出すこと
ができる。
【0073】請求項5の発明によれば、リンク領域にも
入力された情報を記録するので、ディスク等の記録媒体
の記録領域を有効に使用できるとともに、演算によりど
のように途中のリンク領域に入力されたデータを記録す
るかを計算することができる。
【0074】請求項6の発明によれば、リンク領域にも
情報が記録されているので、ディスク等の記録媒体の記
録領域を有効に使用できるとともに、演算によりどのよ
うに途中のリンク領域にデータが記録されているかを計
算することができるので、リンク領域に記録されている
情報を読み出すことができる。
【0075】請求項7の発明によれば、情報量が固定の
情報を記録する場合は、その情報量と同じ大きさのデー
タ領域を有する記録単位で情報の記録を行うので、それ
ぞれのデータの境目に1つずつリンク領域を設けること
ができ、データの途中にはリンク領域がないため、ディ
スク等の記録媒体の記録領域を有効に使用できるととも
に、それぞれのデータ毎に自由に書き換えができる。
【0076】請求項8の発明によれば、情報量が固定の
情報を記録する場合は、その情報量と同じ大きさのデー
タ領域を有する記録単位で情報の記録を行うので、それ
ぞれのデータの境目に1つずつリンク領域を設けること
ができ、データの途中にはリンク領域がないため、ディ
スク等の記録媒体の記録領域を有効に使用できるととも
に、それぞれのデータ毎に自由に書き換えができる。
【0077】請求項9の発明によれば、情報量が固定の
情報を再生する場合は、その情報量と同じ大きさのデー
タ領域を有する記録単位で情報の再生を行うので、それ
ぞれのデータの境目に1つずつリンク領域を設けること
ができ、データの途中にはリンク領域がないため、ディ
スク等の記録媒体の記録領域を有効に使用できる。
【0078】請求項10の発明によれば、複数種類の大
きさを持つデータ領域を有しているため、いろいろな大
きさの情報を記録するにあたり、その大きさにあった大
きさの記録単位に情報を記録するようにしたので、ディ
スク等の記録媒体の記録領域を有効に使用できるととも
に、いろいろな大きさの情報を記録することができる。
【0079】請求項11の発明によれば、複数種類の大
きさを持つデータ領域を有しているため、いろいろな大
きさの情報を記録するにあたり、その大きさにあった大
きさの記録単位に情報を記録するようにしたので、ディ
スク等の記録媒体の記録領域を有効に使用できるととも
に、いろいろな大きさの情報を記録することができる。
【0080】請求項12の発明によれば、読み出し専用
のデータディスクについては、サブデータ領域を設けず
に、すべてデータ領域として扱うことにより、データ読
み出し時の煩雑なアドレス計算をすることなく、データ
を読み出すことができる。
【0081】請求項13の発明によれば、読み出し専用
の部分と書き換えが可能な部分の両方を持つ複合型のデ
ィスク等の記録媒体の読み出し専用の部分については、
サブデータ領域を設けずに、すべてデータ領域として扱
うことにより、データ読み出し時の煩雑なアドレス計算
をすることなく、データを読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による情報記録装置のデ
ータの記録方法を説明する図である。
【図2】 この発明の実施例2による情報記録装置のデ
ータの記録方法を説明する図である。
【図3】 この発明の実施例3による情報記録装置のデ
ータの記録方法を説明する図である。
【図4】 この発明の実施例4による情報記録装置のデ
ータの記録方法を説明する図である。
【図5】 この発明の実施例5による情報記録装置のデ
ータの記録方法を説明する図である。
【図6】 実施例1による情報再生装置のデータ再生方
法のフローチャートである。
【図7】 実施例2による情報再生装置のデータ再生方
法のフローチャートである。
【図8】 実施例3による情報再生装置のデータ再生方
法のフローチャートである。
【図9】 従来のMDシステムを示すブロック回路図で
ある。
【図10】 従来のMDシステムのデータフォーマット
を示す図である。
【図11】 この発明が適用されるMDデータシステム
を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク、2 磁気ヘッド、3 磁気ヘッド駆動回
路、4 EFM ACIRCエンコーダ/デコーダ、5 メモリ
コントローラ、6 メモリ、7 ATRACエンコーダ/デ
コーダ、8 A/D(アナログ/ディジタル)変換回
路、9 音声入力端子、10 D/A(ディジタル/ア
ナログ)変換回路、11 音声出力端子、12 光ヘッ
ド、13 スピンドルモータ、15 アドレスデコー
ダ、16 サーボ信号処理回路、17 CPU、18
データエンコーダ/デコーダ、19SCSI I/F回路、20
SCSIバス。
フロントページの続き (72)発明者 木津 直樹 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内 (72)発明者 五嶋 賢治 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された情報を記録するデータ領域
    と、隣のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域
    で構成される記録単位を複数個有し、それぞれの記録単
    位は独立に書き換えができるディスク等の記録媒体に情
    報を記録する情報記録装置において、上記記録媒体全体
    に記録されているアドレスを管理する手段と、入力され
    た情報を上記記録媒体に記録する手段とを備え、情報量
    の大きい情報を複数の記録単位にわたって記録する場合
    は、途中にあるリンク領域にも入力された情報を記録す
    るように構成したことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 途中のリンク領域に入力された情報が記
    録されているか否かの情報をディスクのU−TOC領域
    に記録したことを特徴とする請求項1記載の情報記録装
    置。
  3. 【請求項3】 途中のリンク領域に入力された情報が記
    録されているか否かの情報をディスクのFAT領域に記
    録したことを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】 情報が記録されているデータ領域と、隣
    のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域で構成
    される記録単位を複数個有し、それぞれの記録単位は独
    立に書き換えができるディスク等の記録媒体より情報を
    再生する情報再生装置において、リンク領域に情報が記
    録されているか否かの情報を検出する手段と、上記記録
    媒体から情報を読み出す手段とを備え、上記検出された
    情報により、リンク領域に情報が記録されているかを判
    断し、リンク領域に情報が記録されていると判断した場
    合は、データ領域とリンク領域から情報を読み出すよう
    に構成したことを特徴とする情報再生装置。
  5. 【請求項5】 入力された情報を記録するデータ領域
    と、隣のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域
    で構成される記録単位を複数個有し、それぞれの記録単
    位は独立に書き換えができるディスク等の記録媒体に情
    報を記録する情報記録装置において、上記記録媒体全体
    に記録されているアドレスを管理する手段と、入力され
    た情報の情報量を検出する手段と、上記情報量から、上
    記リンク領域をどの様にデータ領域として使用するかを
    演算する手段と、入力された情報を上記記録媒体に記録
    する手段とを備え、情報量の大きい情報を複数の記録単
    位にわたって記録する場合は、途中にあるリンク領域に
    も入力された情報を記録するように構成したことを特徴
    とする情報記録装置。
  6. 【請求項6】 情報が記録されているデータ領域と、隣
    のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域で構成
    される記録単位を複数個有し、それぞれの記録単位は独
    立に書き換えができるディスク等の記録媒体より情報を
    再生する情報再生装置において、上記記録媒体全体に記
    録されているアドレスを管理する手段と、記録されてい
    る情報の情報量を検出する手段と、上記情報量から、上
    記リンク領域をどの様にデータ領域として使用している
    かを演算する手段と、上記記録媒体から情報を読み出す
    手段とを備え、検出した情報量からリンク領域をどの様
    にデータ領域として使用しているかを演算し、その演算
    結果に基づきリンク領域からも情報を読み出すように構
    成したことを特徴とする情報再生装置。
  7. 【請求項7】 入力された情報を記録するデータ領域
    と、隣のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域
    で構成される記録単位を複数個有し、それぞれの記録単
    位は独立に書き換えができ、その記録単位の大きさを決
    定する情報が記録されたディスク等の記録媒体に情報を
    記録する情報記録装置において、上記記録媒体に記録さ
    れている記録単位の大きさを検出する手段と、上記記録
    媒体全体に記録されているアドレスを管理する手段と、
    入力された情報を上記記録媒体に記録する手段とを備
    え、情報量が固定の情報を記録する場合は、その固定の
    情報量と上記記録媒体のデータ領域との大きさを一致さ
    せたことを特徴とする情報記録装置。
  8. 【請求項8】 記録単位の大きさを決定する情報を、デ
    ィスクのU−TOC領域に記録したことを特徴とする請
    求項7記載の情報記録装置。
  9. 【請求項9】 情報が記録されているデータ領域と、隣
    のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域で構成
    される記録単位を複数個有し、それぞれの記録単位は独
    立に書き換えができ、その記録単位の大きさを決定する
    情報が記録されたディスク等の記録媒体から情報を再生
    する情報再生装置において、上記記録媒体全体に記録さ
    れているアドレスを管理する手段と、上記記録媒体に記
    録されている情報の記録単位の大きさを検出する手段
    と、上記記録媒体から情報を読み出す手段とを備え、情
    報量が固定の情報を扱う場合に、検出した上記記録媒体
    に記録されている情報の記録単位をもとに上記記録媒体
    から情報を読み出すように構成したことを特徴とする情
    報再生装置。
  10. 【請求項10】 入力された情報を記録するデータ領域
    と、隣のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域
    で構成される記録単位を複数個有し、上記データ領域は
    複数種類の大きさを持っており、それぞれの記録単位は
    独立に書き換えができるディスク等の記録媒体に情報を
    記録する情報記録装置において、上記記録媒体全体に記
    録されているアドレスを管理する手段と、入力された情
    報を上記記録媒体に記録する手段とを備え、情報量の大
    きい情報を記録する場合はデータ領域の大きい記録単位
    に記録し、情報量の小さい情報を記録する場合はデータ
    領域の小さい記録単位に記録するように構成したことを
    特徴とする情報記録装置。
  11. 【請求項11】 それぞれの大きさのデータ領域がどの
    様に分布しているかを示す情報を、ディスクのU−TO
    C領域に記録したことを特徴とする請求項10記載の情
    報記録装置。
  12. 【請求項12】 情報が記録されているデータ領域と、
    隣のデータ領域との接続の役目を果たすリンク領域で構
    成される記録単位を複数個有し、情報の読み出しに必要
    のないリンク領域にも情報が記録されている読み出し専
    用のディスク等の記録媒体から情報を再生する情報再生
    装置において、上記記録媒体全体に記録されているアド
    レスを管理する手段と、記録されている情報を読み出す
    手段とを備え、上記読み出し専用の記録媒体から記録さ
    れている情報を再生するようにしたことを特徴とする情
    報再生装置。
  13. 【請求項13】 上記記録媒体は読み出し専用の部分
    と、書き換えが可能な部分を持つディスク等の記録媒体
    であることを特徴とする請求項12記載の情報再生装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000034952A1 (en) * 1998-12-09 2000-06-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and device for recording information in units
KR100576163B1 (ko) * 2002-12-13 2006-05-03 엘지전자 주식회사 고밀도 재생 전용 광디스크의 링킹 영역 데이터기록방법과, 그에 따른 고밀도 재생 전용 광디스크

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000034952A1 (en) * 1998-12-09 2000-06-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and device for recording information in units
EP1870894A1 (en) * 1998-12-09 2007-12-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and device for recording information in units
KR100576163B1 (ko) * 2002-12-13 2006-05-03 엘지전자 주식회사 고밀도 재생 전용 광디스크의 링킹 영역 데이터기록방법과, 그에 따른 고밀도 재생 전용 광디스크

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