JP2643917B2 - 探索装置 - Google Patents
探索装置Info
- Publication number
- JP2643917B2 JP2643917B2 JP7261367A JP26136795A JP2643917B2 JP 2643917 B2 JP2643917 B2 JP 2643917B2 JP 7261367 A JP7261367 A JP 7261367A JP 26136795 A JP26136795 A JP 26136795A JP 2643917 B2 JP2643917 B2 JP 2643917B2
- Authority
- JP
- Japan
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- data
- block
- sub
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- Expired - Lifetime
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばCD−RO
Mのようにデータブロック毎に付与されるブロックアド
レスの他にサブのアドレス(CD−ROMではサブコー
ドのアドレス情報)を有する場合に、これら2つのアド
レス情報を用いてデータを探索する探索装置に関する。
Mのようにデータブロック毎に付与されるブロックアド
レスの他にサブのアドレス(CD−ROMではサブコー
ドのアドレス情報)を有する場合に、これら2つのアド
レス情報を用いてデータを探索する探索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオ信号を再生する媒体
として当初世に出されたコンパクトディスク(以下CD
と略称する)を、他のデジタル情報例えばコンピュータ
のデータ、グラフィックス、静止画、文字等の記録再生
用の媒体として使用することが行なわれている。
として当初世に出されたコンパクトディスク(以下CD
と略称する)を、他のデジタル情報例えばコンピュータ
のデータ、グラフィックス、静止画、文字等の記録再生
用の媒体として使用することが行なわれている。
【0003】すなわち、これはCDを読み出し専用メモ
リ(ROM)として活用するものでCD−ROMとよば
れている。
リ(ROM)として活用するものでCD−ROMとよば
れている。
【0004】このCD−ROMはCDの記録/再生系と
両立性を保ちながら前記のようなオーディオデータ以外
のデータも記録再生できるようにしたもので、540メ
ガバイトという大メモリ容量を有するので、種々の用途
への利用が考えられている。
両立性を保ちながら前記のようなオーディオデータ以外
のデータも記録再生できるようにしたもので、540メ
ガバイトという大メモリ容量を有するので、種々の用途
への利用が考えられている。
【0005】CD−ROMはオーディオ用CDのフレー
ム構成に準拠している。オーディオ用CDの場合、L,
R左右2チャンネルのオーディオデータは1サンプル1
6ビットとして量子化され、この16ビットの信号の上
位、下位の8ビット(1バイト)を1シンボルデータと
して取り扱う。そして、L,R左右2チャンネル各6サ
ンプル分(24バイト分)のオーディオデータについ
て、図3に示すようにフレーム同期用パターン、サブコ
ード、エラー訂正用パリティが付与されて1フレームが
構成され、この1フレームを基本単位としてPCM信号
処理がされる。
ム構成に準拠している。オーディオ用CDの場合、L,
R左右2チャンネルのオーディオデータは1サンプル1
6ビットとして量子化され、この16ビットの信号の上
位、下位の8ビット(1バイト)を1シンボルデータと
して取り扱う。そして、L,R左右2チャンネル各6サ
ンプル分(24バイト分)のオーディオデータについ
て、図3に示すようにフレーム同期用パターン、サブコ
ード、エラー訂正用パリティが付与されて1フレームが
構成され、この1フレームを基本単位としてPCM信号
処理がされる。
【0006】ここで、1フレームの24バイト分のオー
ディオデータはインターリーブされた結果のデータであ
り、パリティ生成はリードソロモン符号による。
ディオデータはインターリーブされた結果のデータであ
り、パリティ生成はリードソロモン符号による。
【0007】サブコードは98フレームで完結するよう
に構成された情報で曲の頭出し等に用いられる。
に構成された情報で曲の頭出し等に用いられる。
【0008】すなわち、図5はサブコードフレームフォ
ーマットで1フレーム1バイトのサブコード98フレー
ム分、図のように縦に並べたとき、LSBから順次Pチ
ャンネル,Qチャンネル‥‥Wチャンネルまでの8チャ
ンネルの、それぞれ98ビットからなるサブコード情報
が構成される。
ーマットで1フレーム1バイトのサブコード98フレー
ム分、図のように縦に並べたとき、LSBから順次Pチ
ャンネル,Qチャンネル‥‥Wチャンネルまでの8チャ
ンネルの、それぞれ98ビットからなるサブコード情報
が構成される。
【0009】そして、このうちPチャンネルの情報は曲
と曲との間の情報と、曲中であることを示す情報として
用いられ、Qチャンネルの情報はCDの始めの位置から
の累計の分、秒、フレーム数や曲の始めからの分、秒、
フレーム数等の情報である。
と曲との間の情報と、曲中であることを示す情報として
用いられ、Qチャンネルの情報はCDの始めの位置から
の累計の分、秒、フレーム数や曲の始めからの分、秒、
フレーム数等の情報である。
【0010】CD−ROMの場合は、オーディオデータ
の代わりに前記のような種々のデータが入力され、この
入力データについてオーディオデータと同様に各フレー
ムが形成されてデータがディスクに記録されることにな
る。
の代わりに前記のような種々のデータが入力され、この
入力データについてオーディオデータと同様に各フレー
ムが形成されてデータがディスクに記録されることにな
る。
【0011】そして、CD−ROMの場合は、入力デー
タがサブコードフレーム(98フレーム)分を1ブロッ
クとして、これを基準単位として構成されている。この
ブロック構成を図4に示す。
タがサブコードフレーム(98フレーム)分を1ブロッ
クとして、これを基準単位として構成されている。この
ブロック構成を図4に示す。
【0012】すなわち、CD−ROMのブロックは、9
8フレーム分のデータ(24×98=2352バイト)
の始めの12バイトが同期信号SYNC、次の4バイト
が時間情報やブロックナンバー等を示すブロックアドレ
スを含むヘッダ、次の2048バイト分がユーザー・デ
ータ、次の4バイトがエラー検出用パリティ、次の8バ
イトが将来のためのスペース、次の276バイト分がエ
ラー訂正用のパリティで構成されている。そして、同期
信号以後の部分はスクランブルされている。
8フレーム分のデータ(24×98=2352バイト)
の始めの12バイトが同期信号SYNC、次の4バイト
が時間情報やブロックナンバー等を示すブロックアドレ
スを含むヘッダ、次の2048バイト分がユーザー・デ
ータ、次の4バイトがエラー検出用パリティ、次の8バ
イトが将来のためのスペース、次の276バイト分がエ
ラー訂正用のパリティで構成されている。そして、同期
信号以後の部分はスクランブルされている。
【0013】以上のブロック構成はモードIと呼ばれ、
これに対し、ブロックデータに対し、さらにCDのフレ
ーム構成がとられ、エラー訂正用パリティが付加される
ことから、ブロック構成としてエラー訂正用パリティを
付与しないモードIIとよばれるブロック構成もある。モ
ードIIの場合にはユーザー・データ数が増えることにな
る。
これに対し、ブロックデータに対し、さらにCDのフレ
ーム構成がとられ、エラー訂正用パリティが付加される
ことから、ブロック構成としてエラー訂正用パリティを
付与しないモードIIとよばれるブロック構成もある。モ
ードIIの場合にはユーザー・データ数が増えることにな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにCD−R
OMでは約2Kバイトのデータからなるブロックに分割
されており、その各々のブロックのヘッダに連続したブ
ロックアドレス(分、秒、ブロック)が付加されてい
る。
OMでは約2Kバイトのデータからなるブロックに分割
されており、その各々のブロックのヘッダに連続したブ
ロックアドレス(分、秒、ブロック)が付加されてい
る。
【0015】また、CD−ROMはCDのフレーム構成
としてデータブロックが記録されるためサブコードのQ
チャンネルとしてヘッダのブロックアドレスと同一のア
ドレス情報が付加されている。
としてデータブロックが記録されるためサブコードのQ
チャンネルとしてヘッダのブロックアドレスと同一のア
ドレス情報が付加されている。
【0016】そして、データブロックのアクセスは、ま
ずサブコードのアドレス情報で粗くアクセスし、ヘッダ
のメインのブロックアドレスで細かくアクセスして目的
ブロックを見つけだすようにする。したがって、サブコ
ードのアドレスと、メインのアドレスとの差が小さいほ
どアクセススピードは速くなる。
ずサブコードのアドレス情報で粗くアクセスし、ヘッダ
のメインのブロックアドレスで細かくアクセスして目的
ブロックを見つけだすようにする。したがって、サブコ
ードのアドレスと、メインのアドレスとの差が小さいほ
どアクセススピードは速くなる。
【0017】ところが、サブコードのアドレス情報とメ
インのアドレス情報とは、同一再生時点のものであって
も規格上1秒程度の値の誤差は許されており、しかもそ
の差はディスクが変わると異なってしまう。
インのアドレス情報とは、同一再生時点のものであって
も規格上1秒程度の値の誤差は許されており、しかもそ
の差はディスクが変わると異なってしまう。
【0018】したがって、CD−ROMディスクによっ
てアクセススピードが異なってしまうとともに、差の大
きなCD−ROMディスクではアクセススピードが遅く
なってしまうという欠点がある。
てアクセススピードが異なってしまうとともに、差の大
きなCD−ROMディスクではアクセススピードが遅く
なってしまうという欠点がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明においては、デ
ータが所定数毎にブロック化され、上記ブロック毎にメ
インのアドレスが付加されるとともに、サブのアドレス
が付加されて記録されている記録媒体上の所望のブロッ
クデータをアクセスする探索装置は、記録媒体に対して
ヘッドを相対的に移送する移送手段と、上記所望のブロ
ックデータをアクセスする前にサブのアドレスとメイン
のアドレスとの差分を演算する第1の演算手段と、上記
第1の演算手段での演算結果である差分を上記サブのア
ドレスに加算する第2の演算手段と、上記第2の演算手
段の加算結果に基づいて粗探索制御を行ない、上記粗探
索制御後、メインのアドレスに基づいて細探索を行なう
ように上記移送手段を制御する制御手段とを備えたもの
である。
ータが所定数毎にブロック化され、上記ブロック毎にメ
インのアドレスが付加されるとともに、サブのアドレス
が付加されて記録されている記録媒体上の所望のブロッ
クデータをアクセスする探索装置は、記録媒体に対して
ヘッドを相対的に移送する移送手段と、上記所望のブロ
ックデータをアクセスする前にサブのアドレスとメイン
のアドレスとの差分を演算する第1の演算手段と、上記
第1の演算手段での演算結果である差分を上記サブのア
ドレスに加算する第2の演算手段と、上記第2の演算手
段の加算結果に基づいて粗探索制御を行ない、上記粗探
索制御後、メインのアドレスに基づいて細探索を行なう
ように上記移送手段を制御する制御手段とを備えたもの
である。
【0020】
【発明の実施の形態】図2はこの発明の装置が適用され
るCD−ROMのデコーダシステムの一例のブロック図
で、1はホストコンピュータ、2はCD−ROMディス
クドライブユニット、3は音声再生部、4はスピーカ、
5は画像再生部、6はモニター受像機である。ホストコ
ンピュータ1は一般のデータのデコーダの役割を兼ねて
いる。
るCD−ROMのデコーダシステムの一例のブロック図
で、1はホストコンピュータ、2はCD−ROMディス
クドライブユニット、3は音声再生部、4はスピーカ、
5は画像再生部、6はモニター受像機である。ホストコ
ンピュータ1は一般のデータのデコーダの役割を兼ねて
いる。
【0021】CD−ROMディスクドライブユニット2
において、21はCD−ROMディスク、22はディス
ク駆動用モータ、23は光ピックアップ、24は復調及
びデコーダ回路、25はCD−ROMフォーマット用処
理プロセス回路である。このプロセス回路25はバッフ
ァメモリ26を有するとともにシステムコントロール回
路を含み、通常マイクロコンピュータを搭載しており、
後述のようにブロックアクセスはこれによりなされる。
また27はメカニカルコントロール回路で、システムコ
ントロール回路よりの信号によりモータ22の回転制御
や光ピックアップ23の送り制御等がこれによりなされ
る。
において、21はCD−ROMディスク、22はディス
ク駆動用モータ、23は光ピックアップ、24は復調及
びデコーダ回路、25はCD−ROMフォーマット用処
理プロセス回路である。このプロセス回路25はバッフ
ァメモリ26を有するとともにシステムコントロール回
路を含み、通常マイクロコンピュータを搭載しており、
後述のようにブロックアクセスはこれによりなされる。
また27はメカニカルコントロール回路で、システムコ
ントロール回路よりの信号によりモータ22の回転制御
や光ピックアップ23の送り制御等がこれによりなされ
る。
【0022】そして、ホストコンピュータ1のリクエス
トコマンドをドライブユニット2のプロセス回路25は
受けて、システムコントロール回路の出力によりディス
ク21にアクセスがなされる。すなわちディスク21よ
りのデータは復調及びデコーダ回路24においてCDの
フレーム構成の状態のデータが復調され、CIRCによ
るエラー訂正がなされてバイト単位のデータとしてデコ
ードされ、このデコーダ回路24よりは未だスクランブ
ルされた状態のCD−ROMフォーマットのブロックデ
ータが得られる。
トコマンドをドライブユニット2のプロセス回路25は
受けて、システムコントロール回路の出力によりディス
ク21にアクセスがなされる。すなわちディスク21よ
りのデータは復調及びデコーダ回路24においてCDの
フレーム構成の状態のデータが復調され、CIRCによ
るエラー訂正がなされてバイト単位のデータとしてデコ
ードされ、このデコーダ回路24よりは未だスクランブ
ルされた状態のCD−ROMフォーマットのブロックデ
ータが得られる。
【0023】このデータはプロセス回路25に供給され
て、ブロック毎に同期信号が検出され、デ・スクランブ
ルされて図4の構造のデータ順序に直されたブロックデ
ータが得られ、これがバッファメモリ26に貯えられ
る。
て、ブロック毎に同期信号が検出され、デ・スクランブ
ルされて図4の構造のデータ順序に直されたブロックデ
ータが得られ、これがバッファメモリ26に貯えられ
る。
【0024】システムコントロール回路では、先ず、デ
コーダ24からのデータから得られたサブコード情報の
Qチャンネルの情報に基づくアクセス信号をメカニカル
コントロール回路27に供給し、光ピックアップ23の
位置をコントロールして大まかなアクセスを行なう。こ
のサブコードのアドレスによるアクセス時、サブコード
のQチャンネルの情報をそのまま用いるのではなく、次
のようにされる。
コーダ24からのデータから得られたサブコード情報の
Qチャンネルの情報に基づくアクセス信号をメカニカル
コントロール回路27に供給し、光ピックアップ23の
位置をコントロールして大まかなアクセスを行なう。こ
のサブコードのアドレスによるアクセス時、サブコード
のQチャンネルの情報をそのまま用いるのではなく、次
のようにされる。
【0025】すなわち、サブコードのQチャンネルの情
報と、その直後に得られるブロックのヘッダのブロック
アドレスとの差を求める。そして、この差をQチャンネ
ルの情報に加えてアクセスを行なう。つまり、サブコー
ドのQチャンネルの情報とメインのブロックアドレスと
の誤差がほぼ零の状態でサブコートによる大まかなアク
セスがなされる。
報と、その直後に得られるブロックのヘッダのブロック
アドレスとの差を求める。そして、この差をQチャンネ
ルの情報に加えてアクセスを行なう。つまり、サブコー
ドのQチャンネルの情報とメインのブロックアドレスと
の誤差がほぼ零の状態でサブコートによる大まかなアク
セスがなされる。
【0026】サブコードのアドレス情報とメインのブロ
ックアドレス情報との誤差は前述したようにそのディス
ク毎に異なってはいるが、同じ一枚のディスクではほぼ
一定の値であり、以後はこの差をサブコードによるアク
セス時にサブコードのアドレス情報に常に加えてアクセ
スするようにすれば、迅速なアクセスが行なわれるもの
である。
ックアドレス情報との誤差は前述したようにそのディス
ク毎に異なってはいるが、同じ一枚のディスクではほぼ
一定の値であり、以後はこの差をサブコードによるアク
セス時にサブコードのアドレス情報に常に加えてアクセ
スするようにすれば、迅速なアクセスが行なわれるもの
である。
【0027】このサブコードによるアクセスが終了した
ら、次に、バッファメモリ26にセーブされたデータブ
ロック中のヘッダのブロックアドレスによりアドレス判
定を行ないながら細かい検索を行ない、目的アドレスの
データブロックがバッファメモリ26にセットされたと
ころで、ホストコンピュータ1及び各再生部3,5にデ
ータ転送可能状態を知らせる。各再生部1,3,5は自
己のイネーブル線のアクティブ時、1ブロック分のデー
タをバッファメモリ26より読み出す。
ら、次に、バッファメモリ26にセーブされたデータブ
ロック中のヘッダのブロックアドレスによりアドレス判
定を行ないながら細かい検索を行ない、目的アドレスの
データブロックがバッファメモリ26にセットされたと
ころで、ホストコンピュータ1及び各再生部3,5にデ
ータ転送可能状態を知らせる。各再生部1,3,5は自
己のイネーブル線のアクティブ時、1ブロック分のデー
タをバッファメモリ26より読み出す。
【0028】以上がデータアクセス及び再生方法である
が、前述もしたようにこのアクセスはマイクロコンピュ
ータにより実行される。
が、前述もしたようにこのアクセスはマイクロコンピュ
ータにより実行される。
【0029】図1はこのデータアクセスのフローチャー
トで、先ず、データアクセスに先立ってディスクが交換
されたかどうか判別される(ステップ〔101〕)。
トで、先ず、データアクセスに先立ってディスクが交換
されたかどうか判別される(ステップ〔101〕)。
【0030】ディスクが交換されたかどうかの検出は、
ディスクが装着されたときこれを検出できる装置であれ
ば、これにより行ない、また、ディスクを装着したら、
これを常に回転させておくタイプの装置であれば、ディ
スクが回転しているかどうかで行なうことができる。
ディスクが装着されたときこれを検出できる装置であれ
ば、これにより行ない、また、ディスクを装着したら、
これを常に回転させておくタイプの装置であれば、ディ
スクが回転しているかどうかで行なうことができる。
【0031】ステップ〔101〕でディスクが交換され
たと判別されたときは、サブコードQチャンネルの情報
が読み込まれる(ステップ〔102〕)とともにメイン
のブロックのヘッダのブロックアドレスが読み込まれる
(ステップ〔103〕)。そして、メインのブロックア
ドレス値からサブコードのQチャンネルのアドレス値を
減算して、両者の差を求め、その値をレジスタにセーブ
する(ステップ(104〕)。このとき、サブコードの
アドレス値がメインのアドレス値より小さければ、両者
の差で正であり、サブコードのアドレス値がメインのア
ドレス値より大きければ両者の差は負になる。
たと判別されたときは、サブコードQチャンネルの情報
が読み込まれる(ステップ〔102〕)とともにメイン
のブロックのヘッダのブロックアドレスが読み込まれる
(ステップ〔103〕)。そして、メインのブロックア
ドレス値からサブコードのQチャンネルのアドレス値を
減算して、両者の差を求め、その値をレジスタにセーブ
する(ステップ(104〕)。このとき、サブコードの
アドレス値がメインのアドレス値より小さければ、両者
の差で正であり、サブコードのアドレス値がメインのア
ドレス値より大きければ両者の差は負になる。
【0032】次に、サブコードのアドレス値にこのセー
ブした差の値を加えて大まかなアクセスを行なう(ステ
ップ〔105〕)。
ブした差の値を加えて大まかなアクセスを行なう(ステ
ップ〔105〕)。
【0033】ステップ〔101〕において、ディスクが
交換されておらず、同じディスクでのアクセスと判別さ
れたときは、ステップ〔101〕からこのステップ〔1
05〕に飛び、以前にセーブしておいたサブコードのア
ドレスとメインのアドレスとの差をサブコードのアドレ
スに加えて大まかなアクセスをする。
交換されておらず、同じディスクでのアクセスと判別さ
れたときは、ステップ〔101〕からこのステップ〔1
05〕に飛び、以前にセーブしておいたサブコードのア
ドレスとメインのアドレスとの差をサブコードのアドレ
スに加えて大まかなアクセスをする。
【0034】この大まかなアクセスが終了したら、メイ
ンのブロックアドレスを読み込み(ステップ〔10
6〕)、ホストコンピュータから指定された目的アドレ
スと比較して、両者が一致したか否か判別し(ステップ
〔107〕)、これを両者が一致して目的アドレスのブ
ロックが検知されるまでくり返す。
ンのブロックアドレスを読み込み(ステップ〔10
6〕)、ホストコンピュータから指定された目的アドレ
スと比較して、両者が一致したか否か判別し(ステップ
〔107〕)、これを両者が一致して目的アドレスのブ
ロックが検知されるまでくり返す。
【0035】このアクセス方法の場合、大まかなアクセ
スは、サブコードのアドレスとメインのブロックアドレ
スとの差が殆どない状態で行なわれるから、この大まか
なアクセスにより目的のアドレス値に非常に近いところ
まで検索される。よってメインのブロックアドレスによ
り目的アドレスを検索する時間は非常に短くなり、アク
セス速度が早くなる。
スは、サブコードのアドレスとメインのブロックアドレ
スとの差が殆どない状態で行なわれるから、この大まか
なアクセスにより目的のアドレス値に非常に近いところ
まで検索される。よってメインのブロックアドレスによ
り目的アドレスを検索する時間は非常に短くなり、アク
セス速度が早くなる。
【0036】なお、この発明方法は以上述べたCD−R
OMの場合に限らず、伝送データのフォーマットとして
メインのブロックアドレスとサブのブロックアドレスが
データブロックに関連して付加されるものに適用される
ものである。
OMの場合に限らず、伝送データのフォーマットとして
メインのブロックアドレスとサブのブロックアドレスが
データブロックに関連して付加されるものに適用される
ものである。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、メインのブロックア
ドレスとサブのブロックアドレスに差があるとき、その
差の分をサブのブロックアドレスに加算して大まかなア
クセスが行なわれるので、大まかなアクセスの終了時に
は目的アドレスに非常に近い位置にまでなっており、メ
インのブロックアドレスによるアクセス時間が非常に短
くなり、全体としてアクセス時間を短くすることができ
る探索装置が得られる。
ドレスとサブのブロックアドレスに差があるとき、その
差の分をサブのブロックアドレスに加算して大まかなア
クセスが行なわれるので、大まかなアクセスの終了時に
は目的アドレスに非常に近い位置にまでなっており、メ
インのブロックアドレスによるアクセス時間が非常に短
くなり、全体としてアクセス時間を短くすることができ
る探索装置が得られる。
【0038】また、サブのブロックアドレスとメインの
ブロックアドレスとの差が記録媒体によって異なって
も、その差がない状態でサブのブロックアドレスによる
アクセスを行なうものであるから、記録媒体によってア
クセス時間が大幅に異なるということはない。
ブロックアドレスとの差が記録媒体によって異なって
も、その差がない状態でサブのブロックアドレスによる
アクセスを行なうものであるから、記録媒体によってア
クセス時間が大幅に異なるということはない。
【図1】この発明の装置による処理の一例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図2】この発明によるCD−ROM読み出しシステム
の一例のブロック図である。
の一例のブロック図である。
【図3】CDのフレーム構成を示す図である。
【図4】CD−ROMのブロック構成を示す図である。
【図5】サブコードフレームフォーマットを説明するた
めの図である。
めの図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−71080(JP,A) 特開 昭60−125974(JP,A) 特開 昭59−175082(JP,A) 特開 昭59−142785(JP,A) 特開 昭59−54076(JP,A) 特開 昭58−62868(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 データが所定数毎にブロック化され、上
記ブロック毎にメインのアドレスが付加されるととも
に、サブのアドレスが付加されて記録されている記録媒
体上の所望のブロックデータをアクセスする探索装置
は、 記録媒体に対してヘッドを相対的に移送する移送手段
と、 上記所望のブロックデータをアクセスする前にサブのア
ドレスとメインのアドレスとの差分を演算する第1の演
算手段と、 上記第1の演算手段での演算結果である差分を上記サブ
のアドレスに加算する第2の演算手段と、 上記第2の演算手段の加算結果に基づいて粗探索制御を
行ない、 上記粗探索制御後、メインのアドレスに基づいて細探索
を行なうように上記移送手段を制御する制御手段とを備
えて成る探索装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7261367A JP2643917B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 探索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7261367A JP2643917B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 探索装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61054434A Division JPH0682512B2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 | デ−タアクセス方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883482A JPH0883482A (ja) | 1996-03-26 |
JP2643917B2 true JP2643917B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=17360863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7261367A Expired - Lifetime JP2643917B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 探索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643917B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6128257A (en) * | 1999-01-22 | 2000-10-03 | Oak Technology, Inc. | Personal computer based CD-ROM disc drive table of content assembly |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6271080A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-01 | Toshiba Corp | デジタルデイスクレコ−ド再生装置 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP7261367A patent/JP2643917B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0883482A (ja) | 1996-03-26 |
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