JP2000215457A - 光ディスク再生方法、再生システム及び再生装置 - Google Patents

光ディスク再生方法、再生システム及び再生装置

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JP2000215457A
JP2000215457A JP11011381A JP1138199A JP2000215457A JP 2000215457 A JP2000215457 A JP 2000215457A JP 11011381 A JP11011381 A JP 11011381A JP 1138199 A JP1138199 A JP 1138199A JP 2000215457 A JP2000215457 A JP 2000215457A
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Genichi Komoriya
元一 小森谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生対象として装着された光ディスクを判別
し、可能な限り高速の再生速度での素早い再生を行なう
光ディスク再生方法、再生システム及び再生装置を提供
する。 【解決手段】 再生対象として装着された光ディスク1
02のディスクコードと再生エラーを生じたエラー発生
アドレスとを接続されたホスト装置110に出力し、該
ディスクコードとエラー発生アドレスとから前記ホスト
装置110が選択した可能な限り高速の再生速度を入力
して、該可能な限り高速の再生速度で前記光ディスク1
02の素早い再生を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生方
法、再生システム及び再生装置に関し、特に再生対象と
して装着された光ディスクを判別し、可能な限り高速の
再生速度での素早い再生を行なう光ディスク再生方法、
再生システム及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の光ディスク再生装置の一
例を説明するためのブロック図であって、光ディスク再
生装置601は、再生対象として装着される記録媒体で
ある光ディスク602の信号記録面を走査する光ピック
アップ603と、光ディスク602を回転させるディス
クモータ604と、光ピックアップ603の姿勢制御や
サーチ制御、ディスクモータ604の回転速度制御を行
うサーボ制御回路605と、光ピックアップ603で読
み取ったデータを解析するデコーダ606と、光ディス
ク再生装置601全体のシステム制御を行なうマイクロ
プロセッサ607と、光ディスク602に記録されたデ
ィスクコードやサーボ制御回路605の制御パラメータ
を一時保存しておくランダムアクセスメモリ608と、
外部のホスト装置610とのインターフェースを司るイ
ンターフェースコントローラ609とから主に構成され
る。
【0003】光ディスク再生装置601は、外部のホス
ト装置610からのデータ要求命令をインターフェース
コントローラ609で受けマイクロプロセッサ607へ
伝達する。マイクロプロセッサ607では、ホスト装置
610からのデータ要求命令の解析を行い、データ要求
されたアドレスに対してディスクモータ604の再生速
度などを決めサーボ制御回路605に制御情報を伝達す
ると同時に、そのパラメータをランダムアクセスメモリ
608に一時保存する。サーボ制御回路605では、光
ピックアップ603のサーチ制御、姿勢制御や、ディス
クモータ604の再生速度制御を行い、光ピックアップ
603が光ディスク602からデータを読み取る。光ピ
ックアップ603で読み取られたデータはデコーダ60
6で解析され、インターフェースコントローラ609を
介して、ホスト装置610へ伝達される。
【0004】このようにして、ホスト装置610からの
データ要求命令に応じて、光ディスク再生装置601は
光ディスク602からデータを読み取り、ホスト装置6
10へ出力させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の過程
で光ディスク602の再生速度は、記録面の汚れや傷、
製造時のプレス状態に依存している。このような原因な
どによってデータ読み取りエラーが発生した場合は、マ
イクロプロセッサ607がサーボ制御回路605に対し
てディスクモータ604の再生速度を段階的に減速させ
た上で再度読み取りを行なうリトライ法が用いられてい
る。
【0006】例えば、光ディスク再生装置601のディ
スクモータ604の再生速度が8倍、4倍、2倍、1倍
のステップを持ち、各々の再生速度でのリトライ回数が
5回であるとすると、初めに最大の再生速度である8倍
速で再生して5回読み取りを行い、次に4倍速で5回読
み取りを行なうという具合に、読み取りに成功するま
で、段階的に再生速度を減速して読み取りを行なう方法
である。このような方法によれば、可能な限り高速度で
再生を行なうため、高速な読み取りが期待できる。
【0007】しかしながら、記録面の汚れや傷、製造時
のプレス状態の良好でないディスクが装着されると、最
大の再生速度から読み取りに成功するまで段階的に再生
速度を減速するため、読み取り動作の開始からかかる光
ディスクが実際に再生されるまでに時間を要するという
課題があった。さらに、前記光ディスクの読み取りに成
功した再生速度などのサーボ制御回路のパラメータは、
ランダムアクセスメモリに一時保存されるものの、一度
光ディスクを抜いた後、再度装着した場合も改めてリト
ライ法により可能な限り高速の再生速度の検出を行なう
必要があった。また、上述のディスクコードと読み取り
に成功した再生速度を光ディスク再生装置内部に記憶手
段、例えばフラッシュメモリなどを設け記録保存してお
く方法も考えられるが、光ディスク再生装置の低コスト
化の中で光ディスク再生装置への新たな部品の追加は困
難な状況であった。
【0008】よって、本発明の目的は、光ディスク再生
装置へ新たな部品を追加することなく、再生対象として
光ディスクが装着された際に可能な限り高速の再生速度
を選択し、高速で効率的な光ディスクの再生を行なう光
ディスク再生方法、再生システム及び再生装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
再生方法は、再生した光ディスクについて、適用した再
生速度を該光ディスクのディスクコードとともに再生履
歴に保存する工程と、再生対象として装着された光ディ
スクのディスクコードを読み取る工程と、前記読み取っ
たディスクコードを前記再生履歴と照合し、前記再生対
象が過去に再生したことのある再生履歴保存済み光ディ
スクか否かを判定する工程と、前記判定結果に従い、再
生履歴保存済み光ディスクは前記再生履歴に保存された
再生速度をもって再生し、再生履歴保存済みでない光デ
ィスクは読み取りに成功する可能な限り高速の再生速度
を検出して再生する工程とを備えることを特徴とする。
さらに、前記再生履歴保存済み光ディスクを前記再生履
歴に保存された再生速度をもって再生したときに、再生
エラーが発生したときは、前記再生速度よりも低速の再
生速度を指定して再度再生を命じ、読み取りに成功する
まで段階的に再生速度の減速を行なう工程を含むことを
特徴とする。さらに、前記再生履歴保存済みでない光デ
ィスクを再生するときに、初めに予め指定された最大速
度での再生を命ずる工程を含むことを特徴とする。さら
に、再生した光ディスクについて、前記ディスクコード
及び適用した再生速度と併せ、再生エラーを生じた箇所
のアドレスをエラー発生アドレスとして前記再生履歴に
保存することを特徴とする。さらに、前記再生履歴保存
済み光ディスクを再生するときに、初めに予め指定され
た最大速度で再生し、再生エラーを生じた場合はエラー
発生箇所のアドレスを前記再生履歴に保存させたエラー
発生アドレスと照合し、ディスクコードとエラー発生ア
ドレスの両方が一致するときは、過去に実際に再生した
ものと判断し、再生履歴保存済み光ディスクとして再生
し、ディスクコードは一致するがエラー発生アドレスが
異なるときは、同一の記録内容を有するが実際には再生
したことのない光ディスクと判断し、再生履歴保存済み
でない光ディスクとして再生することを特徴とする。
【0010】また、本発明による光ディスク再生システ
ムは、装着された光ディスクを再生し、該光ディスクの
ディスクコードを読み取って外部に出力するとともに、
外部からの再生速度の指定を受ける光ディスク再生装置
と、該光ディスクの再生装置が再生した光ディスクにつ
いて、再生速度を該光ディスクのディスクコードととも
に再生履歴に保存する記憶装置と、前記光ディスク再生
装置が外部出力するディスクコードを前記再生履歴と照
合し、再生中の光ディスクが過去に再生したことのある
再生履歴保存済み光ディスクか否かを判定し、該判定結
果に従い、再生履歴保存済み光ディスクは前記再生履歴
に保存された再生速度による再生を命じ、再生履歴保存
済みでない光ディスクは読み取りに成功する可能な限り
高速の再生速度を検出する再生を命ずる再生制御手段を
有するホスト装置とを具備することを特徴とする。
【0011】さらに、前記再生制御手段は、前記再生履
歴保存済み光ディスクを前記再生履歴に保存された再生
速度をもって再生したときに、再生エラーが発生したと
きは、前記再生速度よりも低速の再生速度を指定して再
度再生を命じ、読み取りに成功するまで段階的に再生速
度の減速を行なう工程を含むことを特徴とする。さら
に、前記再生制御手段は、前記再生履歴保存済みでない
光ディスクを再生するときに、初めに予め指定された最
大速度での再生を命ずる工程を含むことを特徴とする。
さらに、前記再生制御手段は、再生した光ディスクにつ
いて、前記ディスクコード及び適用した再生速度と併
せ、再生エラーを生じた箇所のアドレスをエラー発生ア
ドレスとして前記再生履歴に保存することを特徴とす
る。さらに、前記再生制御手段は、前記再生履歴保存光
ディスクを再生するときに、初めに予め指定された最大
速度で再生し、再生エラーを生じた場合はエラー発生箇
所のアドレスを前記再生履歴に保存させたエラー発生ア
ドレスと照合し、ディスクコードとエラー発生アドレス
の両方が一致するときは、過去に実際に再生したものと
判断し、再生履歴保存済み光ディスクとして再生し、デ
ィスクコードは一致するがエラー発生アドレスが異なる
ときは、同一の記録内容を有するが実際には再生したこ
とのない光ディスクと判断し、再生履歴保存済みでない
光ディスクとして再生することを特徴とする。
【0012】また、本発明による光ディスク再生装置
は、装着された光ディスクを回転させて再生する光ディ
スク再生装置であって、読み取った前記光ディスクのデ
ィスクコードを要求に応じて外部出力し、該外部出力し
た前記光ディスクの前記ディスクコードに対応した再生
速度による再生命令を受け、前記光ディスクを再生する
ことを特徴とする。
【0013】かかる手段により、光ディスク再生装置へ
新たな部品を追加することなく、再生対象として装着さ
れた光ディスクを判定し、可能な限り高速の再生速度を
選択して高速で効率的な光ディスクの再生を行なう。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態によ
る光ディスク再生システム及び光ディスク再生方法につ
いて、図を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
の形態による光ディスク再生システムを説明するための
ブロック図であって、前記光ディスク再生システムは光
ディスク再生装置101とホスト装置110とを備えて
いる。このうち、光ディスク再生装置101は、再生対
象として装着される記録媒体である光ディスク102の
信号記録面を走査する光ピックアップ103と、光ディ
スク102を回転させるディスクモータ104と、光ピ
ックアップ103の姿勢制御やサーチ制御、ディスクモ
ータ104の回転速度制御を行うサーボ制御回路105
と、光ピックアップ103で読み取ったデータを解析す
るデコーダ106と、光ディスク再生装置101全体の
システム制御を行なうマイクロプロセッサ107と、光
ディスク102に記録されたディスクコードやサーボ制
御回路105の制御パラメータを一時保存しておくラン
ダムアクセスメモリ108と、外部のホスト装置110
とのインターフェースを司るインターフェースコントロ
ーラ109とから主に構成される。
【0015】さらに、光ディスク再生装置101に接続
され、前記光ディスク再生装置101を介して装着され
た光ディスク102の情報を取り込むホスト装置110
として例えばパーソナルコンピュータは、既存のシステ
ムとして光ディスク再生装置101とのインターフェー
スを司るインターフェースコントローラ111と、再生
制御手段の一例としてホスト装置110全体のシステム
制御を行なうマイクロプロセッサ112と、電源が供給
されない状態でもデータを保存することができる記憶装
置113の一例としてホスト装置110に内蔵された磁
気記録装置とを備えている。また、前記記憶装置113
には、光ディスク再生装置101で再生された光ディス
クの再生履歴の記録、例えば光ディスクのディスクコー
ドと、リトライ法で検出した可能な限り高速の再生速
度、エラー発生アドレスとがデータベース化されてい
る。
【0016】また、本発明の一実施の形態による光ディ
スク再生システムによれば、光ディスク再生装置101
に装着された光ディスク102を識別する方法としてデ
ィスクコードが用いられる。このコードを上述したよう
にホスト装置110の記憶装置113にデータベース化
している。光ディスクの一例として、例えばCD−RO
Mの物理的フォーマット規程には、記録情報以外に光デ
ィスク再生装置の操作性を向上させるなどの目的のため
にディスク制御情報、すなわちディスクコードをサブコ
ードエリアと呼ばれる部分に記録することが定められて
おり、同一内容が記録されたCD−ROMであれば、同
一のディスクコードが記録されている。
【0017】図4及び図5は、本発明の一実施の形態に
よる光ディスク再生システムにおいて、装着された光デ
ィスク102の一例として、例えばCD−ROMを識別
するためのディスクコードの一例であって、図4はCD
−ROMのサブコードQのモード2のデータフォーマッ
トを説明するためのデータ構造図、図5はCD−ROM
のサブコードQのモード3のデータフォーマットを説明
するためのデータ構造図である。
【0018】図4は光ディスクの一例として、例えばC
D−ROMの制御トラックのサブコードQのモード2に
記録されたデータ部分の構造であって、サブコードシン
クを示すS0,S1領域、オーディオやデータを示すC
ONTOROL領域、モードを示すADR領域、データ
部を示すN1乃至N13領域、ZERO領域、絶対時間
のフレームを示すAFRAME領域、誤り訂正を示すC
RC領域とから構成される。
【0019】図5は光ディスクの一例として、例えばC
D−ROMの制御トラックのサブコードQのモード3に
記録されたデータ部分の構造であって、サブコードシン
クを示すS0,S1領域、オーディオやデータを示すC
ONTOROL領域、モードを示すADR領域、データ
部を示すI1乃至I12領域、ZERO領域、絶対時間
のフレームを示すAFRAME領域、誤り訂正を示すC
RC領域とから構成される。
【0020】本発明の一実施の形態による光ディスク再
生システムによれば、例えばサブコードQのモード2の
データ部に記録されたCD−ROMのカタログナンバー
を示すN1乃至N13領域のディスクコード情報、また
はサブコードQのモード3のデータ部に記録されたCD
−ROMの国別コード、所有者コード、年コード、シリ
アルナンバーを示すI1乃至I12領域のディスクコー
ド情報を用いることで、光ディスク再生装置101に装
着された光ディスク102の一例として、例えばCD−
ROMの識別を行なう。
【0021】図2は、本発明の一実施の形態による光デ
ィスク再生システムについて、光ディスク再生装置10
1側から見た光ディスク102再生処理のフローチャー
トである。光ディスク再生装置101は、再生対象とし
て光ディスク102が装着されるとマイクロプロセッサ
107からの命令により、前記光ディスク102に記録
されたディスクコードを読み取り、該ディスクコードを
ランダムアクセスメモリ108に保存する(ST20
1)。
【0022】ランダムアクセスメモリ108にディスク
コードを保存した光ディスク再生装置101は、ホスト
装置110からのディスクコード転送要求の有無を判定
する(ST202)。すなわち、本発明の一実施の形態
によるプログラムがホスト装置110にロードされてい
ない場合には前記ディスクコードの転送要求はなく、通
常のリトライ法で再生速度を検出し(ST207)、検
出された可能な限り高速の再生速度で光ディスク102
を再生し(ST208)、処理を終了する。一方本発明
の一実施の形態によるプログラムがホスト装置110に
ロードされている場合には、ホスト装置110からの前
記ディスクコードの転送要求により、ST201で読み
取った光ディスク102のディスクコードの全部または
一部、例えば予め指定されたサブコードQのモード3の
データ部に記録されたCD−ROMの国別コード、所有
者コード、年コード、シリアルナンバーを示すI1乃至
I12領域のディスクコード情報をホスト装置110に
転送する(ST203)。
【0023】光ディスク再生装置101がディスクコー
ドをホスト装置110に転送すると、さらにホスト装置
110へのエラー発生アドレス転送要求の有無を判定す
る(ST204)。すなわち、ST203で転送したデ
ィスクコードから、装着された光ディスク102が、本
発明の一実施の形態によるプログラムがホスト装置にロ
ードされた状態で再生された履歴を持つと判断された場
合、同一内容の記録された異なる光ディスクを識別する
ために、光ディスク102を最大速度で再生し、再生時
にエラーが発生した場合はそのエラー発生アドレスをホ
スト装置に転送する(ST205)。また、ST203
で転送したディスクコードから、装着された光ディスク
102が本発明の一実施の形態によるプログラムがホス
ト装置にロードされた状態で再生された履歴を持たない
と判断された場合にはエラー発生アドレスの転送要求は
なく、通常のリトライ法で再生速度を検出し(ST20
7)、検出された可能な限り高速の再生速度で光ディス
ク102を再生し(ST208)、さらに、前記光ディ
スク102のディスクコードと、リトライ法で検出した
再生速度と、エラー発生アドレスとをホスト装置110
に転送し(ST211)、処理を終了する。
【0024】エラー発生アドレスを転送した光ディスク
再生装置101は、ホスト装置110からの再生速度の
指定を判定する(ST206)。すなわち、ST203
及びST205で転送したディスクコード及びエラー発
生アドレスから光ディスク102が、本発明の一実施の
形態によるプログラムがホスト装置110にロードされ
ている状態で再生された履歴を持つと判断された場合に
は、ホスト装置110の記憶装置113の再生履歴のデ
ータベースにより可能な限り高速の再生速度の指定を受
け、光ディスク102を指定速度で再生して(ST20
9)処理を終了する。また、ST203及びST205
で転送したディスクコード及びエラー発生アドレスから
光ディスク102が、本発明の一実施の形態によるプロ
グラムがホスト装置110にロードされている状態で再
生された履歴を持たないと判定された場合には再生速度
の指定はなく、通常のリトライ法で再生速度を検出し
(ST207)、検出された可能な限り高速の再生速度
で光ディスク102を再生し(ST208)、さらに、
前記光ディスク102のディスクコードと、リトライ法
で検出した再生速度と、エラー発生アドレスとをホスト
装置に転送し(ST211)、処理を終了する。
【0025】図3は、本発明の一実施の形態による光デ
ィスク再生システムについて、ホスト装置110側から
見た光ディスク102再生処理のフローチャートであ
る。本発明の一実施の形態によるプログラムがホスト装
置110にロードされている状態で、光ディスク再生装
置101に光ディスク102が装着されると、マイクロ
プロセッサ112は光ディスク102のディスクコード
の全部または一部、例えば予め指定されたサブコードQ
のモード3のデータ部に記録されたCD−ROMの国別
コード、所有者コード、年コード、シリアルナンバーを
示すI1乃至I12領域のディスクコード情報をホスト
装置110に転送するように光ディスク再生装置101
に命令し、該ディスクコードを読み込む(ST30
1)。
【0026】ホスト装置110に読み込まれた前記ディ
スクコードは、ホスト装置110に内蔵された記憶装置
113に記録された、光ディスク再生履歴の記録、例え
ばディスクコードと、リトライ法で検出した可能な限り
高速の再生速度、エラー発生アドレスとから主に構成さ
れるデータベースの中のディスクコード部分と照会され
る(ST302)。
【0027】ST302で同一のディスクコードが記憶
装置113の光ディスク再生履歴のデータベースに記録
されていない場合、すなわち、装着された光ディスク1
02が本発明の一実施の形態によるプログラムがホスト
装置110にロードされている状態で初めて再生された
場合は、光ディスク102は通常のリトライ法により再
生速度を検出、再生され(ST306)、前記光ディス
ク102のディスクコード、可能な限り高速の再生速
度、エラー発生アドレスは記憶装置113の光ディスク
再生履歴のデータベースに記録され(ST307)、処
理を終了する。ST302で同一ディスクコードが記憶
装置113の光ディスク再生履歴のデータベースに記録
されていた場合は、さらに光ディスク102を特定する
ために、マイクロプロセッサ112は光ディスク再生装
置101に装着された光ディスク102を最大速度で再
生するよう命令し、エラーが発生した場合はそのエラー
発生アドレスを読み込む(ST303)。
【0028】ホスト装置110に読み込まれた前記エラ
ー発生アドレスは、ホスト装置110に内蔵された記憶
装置113に記録された光ディスク再生履歴のデータベ
ースの中のエラー発生アドレス部分と照会され(ST3
04)、光ディスク102のディスクコード、エラー発
生アドレスから、記憶装置113の光ディスク再生履歴
のデータベースに該当する記録の有無を判定する。同一
のディスクコード、エラー発生アドレスが記録されてい
た場合には、光ディスク再生履歴のデータベースから可
能な限り高速の再生速度を判断して、光ディスク再生装
置101へ指定速度での再生を命令し(ST205)、
処理を終了する。また、記憶装置113の光ディスク再
生履歴のデータベースに、光ディスク再生装置101に
装着された光ディスク102と同一のディスクコードで
はあるが、エラー発生アドレスが異なる場合、すなわ
ち、装着された光ディスク102が本発明の一実施の形
態によるプログラムがホスト装置110にロードされて
いる状態で初めて再生されたと判断された場合は、光デ
ィスク102は通常のリトライ法により再生速度を検
出、再生され(ST306)、前記光ディスク102の
ディスクコード、可能な限り高速の再生速度、エラー発
生アドレスは記憶装置113の光ディスク再生履歴のデ
ータベースに記録され(ST307)、処理を終了す
る。
【0029】なお、上記一実施の形態では、再生対象と
して装着された光ディスク102のディスクコードとエ
ラー発生アドレスの両方を再生履歴と照合して再生速度
を決定するようにしたが、前記光ディスク102のディ
スクコードのみを再生履歴と照合して再生速度を決定す
ることや、あるいは前記光ディスク102のエラー発生
アドレスのみを再生履歴と照合して再生速度を決定する
ことも可能である。
【0030】次に、本発明の一実施の形態による光ディ
スク再生システムの動作を図1乃至3を参照して説明す
る。光ディスク再生装置101に光ディスク102が装
着されると、マイクロプロセッサ107からの命令によ
り、前記光ディスク102に記録されたディスクコード
が読み取られ、該ディスクコードはランダムアクセスメ
モリ108に保存される(ST201)。
【0031】読み取られた前記ディスクコードは、ホス
ト装置110からディスクコードの転送要求の有無を判
定される(ST202)。すなわち、本発明の一実施の
形態によるプログラムがホスト装置110にロードされ
ていると、マイクロプロセッサ112は光ディスク10
2のディスクコードの全部または一部、例えば予め指定
されたサブコードQのモード3のデータ部に記録された
CD−ROMの国別コード、所有者コード、年コード、
シリアルナンバーを示すI1乃至I12領域のディスク
コード情報をホスト装置110に転送するように光ディ
スク再生装置101に命令し、該ディスクコードをホス
ト装置110に転送する。(ST203、ST30
1)。
【0032】ホスト装置110に読み込まれた前記ディ
スクコードは、ホスト装置110に内蔵された記憶装置
113に記録された、光ディスク再生履歴の記録、例え
ばディスクコードと、リトライ法で検出した可能な限り
高速の再生速度、エラー発生アドレスとから主に構成さ
れるデータベースの中のディスクコード部分と照会され
る(ST302)。同一ディスクコードが記憶装置11
3の光ディスク再生履歴のデータベースに記録されてい
た場合、すなわち、装着された光ディスク102が本発
明の一実施の形態によるプログラムがホスト装置110
にロードされている状態で再生された履歴を持つと判断
された場合は、さらに、同じ内容が記録された異なる光
ディスクを識別するため、マイクロプロセッサ112は
光ディスク再生装置101に装着された光ディスク10
2を最大速度で再生するよう命令し(ST204、ST
303)、エラーが発生した場合はそのエラー発生アド
レスをホスト装置に転送する(ST205)。
【0033】ホスト装置110に読み込まれた前記エラ
ー発生アドレスは、ホスト装置110に内蔵された記憶
装置113に記録された光ディスク再生履歴のデーター
ベースの中のエラー発生アドレス部分と照会される(S
T304)。記憶装置113の光ディスク再生履歴のデ
ータベースに、光ディスク再生装置101に装着された
光ディスク102と同一のディスクコード、エラー発生
アドレスが記録されていた場合には、マイクロプロセッ
サ112はホスト装置110に前記データベースに記録
された可能な限り高速の再生速度で光ディスク102を
再生するように命令し(ST209、ST305)、処
理を終了する。また、光ディスク102が、本発明の一
実施の形態によるプログラムがホスト装置110にロー
ドされている状態で再生された履歴を持たないと判定さ
れた場合には、通常のリトライ法で再生速度を検出し
(ST207)、検出された可能な限り高速の再生速度
で光ディスク102を再生し(ST208、ST30
6)、さらに、前記光ディスク102のディスクコード
と、リトライ法で検出した可能な限り高速の再生速度
と、エラー発生アドレスとをホスト装置に転送し(ST
211)、ホスト装置110では前記光ディスク102
のディスクコードと、リトライ法で検出した可能な限り
高速の再生速度と、エラー発生アドレスとを記憶装置1
13の光ディスク再生履歴のデータベースに保存し(S
T307)、処理を終了する。
【0034】このように本発明の一実施の形態による光
ディスク再生方法は、再生した光ディスクについて、適
用した再生速度を該光ディスクのディスクコードととも
に記憶装置113の光ディスク再生履歴のデーターベー
スに保存しておき、再生対象として光ディスク102が
装着された際に該光ディスク102のディスクコードを
読み取り、読み取った前記ディスクコードと記憶装置1
13の再生履歴とを照会して前記光ディスク102の再
生速度を決定し前記光ディスク102の再生を行なうの
で、前記光ディスク102は可能な限り高速度で再生さ
れ、リトライ法により段階的に再生速度を下げながら最
適な再生速度を検出するための所要時間を省いた、最適
な速度での素早い再生が可能となる。
【0035】さらに、本発明の一実施の形態による光デ
ィスク再生システムは、再生対象として装着された光デ
ィスク102のディスクコードを外部のホスト装置11
0に出力し、指定された再生速度で前記光ディスク10
2を再生する光ディスク再生装置101と、前記光ディ
スク再生装置101で読み取った前記光ディスク102
の前記ディスクコード及び可能な限り高速の再生速度を
記憶する記憶装置113と、前記光ディスク102を再
生するときに前記光ディスク再生装置101が読み取っ
た前記光ディスク102の前記ディスクコードと前記記
憶装置101の記憶する再生履歴とを照会して前記光デ
ィスク再生装置101に再生速度を指示するマイクロプ
ロセッサ112を有するホスト装置110とを具備し、
再生された履歴を持つ光ディスク102が装着されたと
きにはホスト装置110がその時の可能な限り高速の再
生速度での再生を光ディスク再生装置101に指示し、
光ディスク再生装置101は光ディスク102の再生を
行なう際に、可能な限り高速の再生速度を予め設定され
て再生を行なうので、光ディスク再生装置101へ新た
な部品を追加することなくホスト装置の既存のシステム
だけで高速で効率的な光ディスク102の再生を実現し
た。
【0036】さらにまた、本発明の一実施の形態による
光ディスク再生装置は、再生対象として装着された光デ
ィスク102の再生を行なう際に、読み取った前記光デ
ィスク102のディスクコードを要求に応じて外部出力
し、該外部出力した前記光ディスク102の前記ディス
クコードに1対1で対応した再生速度の指定を受け前記
光ディスク102を再生するので、可能な限り高速の再
生速度を予め設定した上で再生を行なうことができ、光
ディスク再生装置101へ新たな部品を追加することな
く高速で効率的な光ディスクの再生を実現した。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク再生方法によれば、再生した光ディスクについて、適
用した再生速度を該光ディスクのディスクコードととも
に再生履歴に保存しておき、再生対象として装着された
光ディスクのディスクコードを読み取り、前記読み取っ
たディスクコードを前記再生履歴と照合し、再生対象が
過去に再生したことのある履歴保存済み光ディスクか否
かを判定し、履歴保存済み光ディスクは再生履歴に保存
された再生速度をもって再生し、履歴保存済みでない光
ディスクは読み取りに成功する可能な限り高速の再生速
度を検出して再生するようにしたから、履歴保存済み光
ディスクについては、他の光ディスクのような予め指定
された最高の再生速度から段階的に再生速度を減速して
読み取りに成功する可能な限り高速の再生速度を検出し
て再生する手間を省略し、最初から最適な再生速度をも
って再生することができ、これにより再生履歴に保存さ
れた可能な限り高速の再生速度での素早い再生が可能で
ある等の優れた効果を奏する。
【0038】また、履歴保存済み光ディスクを再生履歴
に保存された再生速度をもって再生したときに、再生エ
ラーが発生したときは、前記再生速度よりも低速の再生
速度を指定して再度再生を命じ、読み取りに成功するま
で段階的に再生速度を減速するようにしたから、履歴保
存済みの光ディスクであっても、ディスク装着姿勢のよ
うな過去における再生との再生条件の違いがもたらす再
生エラーの差異については、再生履歴に従って指定され
た再生速度からの読み取りにより最適再生速度の決定に
至ることで、最大速度から読み取りを行なう場合より
も、最大速度から指定再生速度までの読み取り動作が省
略できることで、素早い再生が可能である等の効果を奏
する。
【0039】また、履歴保存済みでない光ディスクを再
生するときに、初めに予め指定された最大速度での再生
を命ずるようにしたから、履歴保存済みでない新規に装
着された光ディスクについて、読み取りに成功する可能
な限り高速の再生速度を検出して再生する上で、最小速
度からではなく最大速度からの読み取りにより、確実に
しかも読み取り動作を抑えた再生が可能である等の効果
を奏する。
【0040】また、再生した光ディスクについて、ディ
スクコード及び適用した再生速度と併せ、再生エラーを
生じた箇所のアドレスをエラー発生アドレスとして再生
履歴に保存するようにしたから、記録内容が同じ光ディ
スクでも過去に実際に再生したか否かの違いを、エラー
発生アドレスの異同をもって識別することができ、最適
再生速度の決定に活かすことができる等の効果を奏す
る。
【0041】また、履歴保存光ディスクを再生するとき
に、初めに予め指定された最大速度で再生し、再生エラ
ーを生じた場合はエラー発生箇所のアドレスを前記再生
履歴に保存させたエラー発生アドレスと照合し、ディス
クコードとエラー発生アドレスの両方が一致するとき
は、過去に実際に再生したものと判断し、履歴保存済み
光ディスクとして再生し、ディスクコードは一致するが
エラー発生アドレスが異なるときは、同一内容を有する
が実際には再生したことのない光ディスクと判断し、履
歴保存済みでない光ディスクとして再生するようにした
から、履歴保存された光ディスクであっても、エラー発
生アドレスの異同により、過去に実際に再生したことが
あるものと再生したことがないものとに識別し、同一記
録内容を有するが実際には再生したことのない光ディス
クについては履歴保存済みでない光ディスクとすること
で、初めて装着する他の光ディスクと同様、読み取りに
成功する可能な限り高速の再生速度を検出して再生する
ことで、個々の光ディスクによって異なる再生条件に適
合したきめ細かな再生が可能である等の効果を奏する。
【0042】さらにまた、本発明の光ディスク再生装置
によれば、再生対象として装着された光ディスクの再生
を行なう際に、読み取った前記光ディスクのディスクコ
ードを要求に応じて外部出力し、該外部出力した前記光
ディスクのディスクコードに1対1で対応した再生速度
による再生命令を受け前記光ディスクを再生するので、
他の光ディスク再生装置のような再生エラーを招かぬ最
大またはそれに近い最適な再生速度を模索して再生する
手間を省略し、光ディスク再生装置へ新たな部品を追加
することなく最適速度での素早い再生が可能である等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による光ディスク再生シ
ステムを説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による光ディスク再生シ
ステムについて、ホスト装置側から見たフローチャート
である。
【図3】本発明の一実施の形態による光ディスク再生シ
ステムについて、光ディスク再生装置側から見たフロー
チャートである。
【図4】CD−ROMのサブコードQのモード2のデー
タフォーマットを説明するための図面である。
【図5】CD−ROMのサブコードQのモード3のデー
タフォーマットを説明するための図面である。
【図6】従来の光ディスク再生装置の一例を説明するた
めのブロック図である。
【符号の説明】
101 光ディスク再生装置 102 光ディスク 103 光ピックアップ 104 ディスクモータ 105 サーボ回路 106 デコーダ 107、112 マイクロプロセッサ 108 ランダムアクセスメモリ 109、111 インターフェースコントローラ 110 ホスト装置 113 記憶装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生した光ディスクについて、適用した
    再生速度を該光ディスクのディスクコードとともに再生
    履歴に保存する工程と、再生対象として装着された光デ
    ィスクのディスクコードを読み取る工程と、前記読み取
    ったディスクコードを前記再生履歴と照合し、前記再生
    対象が過去に再生したことのある再生履歴保存済み光デ
    ィスクか否かを判定する工程と、前記判定結果に従い、
    再生履歴保存済み光ディスクは前記再生履歴に保存され
    た再生速度をもって再生し、再生履歴保存済みでない光
    ディスクは読み取りに成功する可能な限り高速の再生速
    度を検出して再生する工程とを備えることを特徴とする
    光ディスク再生方法。
  2. 【請求項2】 前記再生履歴保存済み光ディスクを前記
    再生履歴に保存された再生速度をもって再生したとき
    に、再生エラーが発生したときは、前記再生速度よりも
    低速の再生速度を指定して再度再生を命じ、読み取りに
    成功するまで段階的に再生速度の減速を行なう工程を含
    むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生方
    法。
  3. 【請求項3】 前記再生履歴保存済みでない光ディスク
    を再生するときに、初めに予め指定された最大速度での
    再生を命ずる工程を含むことを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク再生方法。
  4. 【請求項4】 再生した光ディスクについて、前記ディ
    スクコード及び適用した再生速度と併せ、再生エラーを
    生じた箇所のアドレスをエラー発生アドレスとして前記
    再生履歴に保存することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の光ディスク再生方法。
  5. 【請求項5】 前記再生履歴保存済み光ディスクを再生
    するときに、初めに予め指定された最大速度で再生し、
    再生エラーを生じた場合はエラー発生箇所のアドレスを
    前記再生履歴に保存させたエラー発生アドレスと照合
    し、ディスクコードとエラー発生アドレスの両方が一致
    するときは、過去に実際に再生したものと判断し、再生
    履歴保存済み光ディスクとして再生し、ディスクコード
    は一致するがエラー発生アドレスが異なるときは、同一
    の記録内容を有するが実際には再生したことのない光デ
    ィスクと判断し、再生履歴保存済みでない光ディスクと
    して再生することを特徴とする請求項4記載の光ディス
    ク再生方法。
  6. 【請求項6】 装着された光ディスクを再生し、該光デ
    ィスクのディスクコードを読み取って外部に出力すると
    ともに、外部からの再生速度の指定を受ける光ディスク
    再生装置と、該光ディスクの再生装置が再生した光ディ
    スクについて、再生速度を該光ディスクのディスクコー
    ドとともに再生履歴に保存する記憶装置と、前記光ディ
    スク再生装置が外部出力するディスクコードを前記再生
    履歴と照合し、再生中の光ディスクが過去に再生したこ
    とのある再生履歴保存済み光ディスクか否かを判定し、
    該判定結果に従い、再生履歴保存済み光ディスクは前記
    再生履歴に保存された再生速度による再生を命じ、再生
    履歴保存済みでない光ディスクは読み取りに成功する可
    能な限り高速の再生速度を検出する再生を命ずる再生制
    御手段を有するホスト装置とを具備することを特徴とす
    る光ディスク再生システム。
  7. 【請求項7】 前記再生制御手段は、前記再生履歴保存
    済み光ディスクを前記再生履歴に保存された再生速度を
    もって再生したときに、再生エラーが発生したときは、
    前記再生速度よりも低速の再生速度を指定して再度再生
    を命じ、読み取りに成功するまで段階的に再生速度の減
    速を行なう工程を含むことを特徴とする請求項6記載の
    光ディスク再生システム。
  8. 【請求項8】 前記再生制御手段は、前記再生履歴保存
    済みでない光ディスクを再生するときに、初めに予め指
    定された最大速度での再生を命ずる工程を含むことを特
    徴とする請求項6記載の光ディスク再生システム。
  9. 【請求項9】 前記再生制御手段は、再生した光ディス
    クについて、前記ディスクコード及び適用した再生速度
    と併せ、再生エラーを生じた箇所のアドレスをエラー発
    生アドレスとして前記再生履歴に保存することを特徴と
    する請求項6乃至8のいずれか一項に記載の光ディスク
    再生システム。
  10. 【請求項10】 前記再生制御手段は、前記再生履歴保
    存光ディスクを再生するときに、初めに予め指定された
    最大速度で再生し、再生エラーを生じた場合はエラー発
    生箇所のアドレスを前記再生履歴に保存させたエラー発
    生アドレスと照合し、ディスクコードとエラー発生アド
    レスの両方が一致するときは、過去に実際に再生したも
    のと判断し、再生履歴保存済み光ディスクとして再生
    し、ディスクコードは一致するがエラー発生アドレスが
    異なるときは、同一の記録内容を有するが実際には再生
    したことのない光ディスクと判断し、再生履歴保存済み
    でない光ディスクとして再生することを特徴とする請求
    項9記載の光ディスク再生システム。
  11. 【請求項11】 装着された光ディスクを回転させて再
    生する光ディスク再生装置であって、読み取った前記光
    ディスクのディスクコードを要求に応じて外部出力し、
    該外部出力した前記光ディスクの前記ディスクコードに
    対応した再生速度による再生命令を受け、前記光ディス
    クを再生することを特徴とする光ディスク再生装置。
JP11011381A 1999-01-20 1999-01-20 光ディスク再生方法、再生システム及び再生装置 Pending JP2000215457A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010033629A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Toshiba Corp 記録再生装置及び記録再生方法
JP2012248263A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置

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JP2010033629A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Toshiba Corp 記録再生装置及び記録再生方法
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