JPH10154389A - 情報記録媒体並びにこれを再生する再生装置、及び情報記録媒体の模擬装置 - Google Patents

情報記録媒体並びにこれを再生する再生装置、及び情報記録媒体の模擬装置

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JPH10154389A
JPH10154389A JP31223996A JP31223996A JPH10154389A JP H10154389 A JPH10154389 A JP H10154389A JP 31223996 A JP31223996 A JP 31223996A JP 31223996 A JP31223996 A JP 31223996A JP H10154389 A JPH10154389 A JP H10154389A
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Tamotsu Ito
保 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BCD表記による時刻情報での管理方法を変
更せずに、記録媒体の総記録容量を従来のn(自然数)
倍にすることができるセクターのレイアウトを提供す
る。 【解決手段】 時刻情報をn個のセクターに亘って同一
の時刻情報とする。これにより、論理セクターのレイア
ウトを、nセクター毎にセクター情報を1加算し、その
セクター情報が75セクター毎に1秒、秒情報を1加算
し、60秒毎に1分、分情報を1加算するので、媒体の
総記録容量は、従来技術のn倍とすることができる。目
的とするセクターを検出する場合、一つ以上手前のセク
ターから再生を開始し、前記セクターの物理アドレスで
ある時刻情報が、目的セクターに最初に一致したセクタ
ーからデータを読み出すとともに、引き続く次のセクタ
ーから前記n番目のセクターまで時刻情報と目的セクタ
ーの一致を判定してそれぞれのセクターからデータを読
み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体のフ
ォーマットに係り、特に、記憶容量をn倍化することが
できる情報記録媒体のフォーマットおよびその利用方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録媒体、例えばCD−RO
M(Compact Disc Read Only
Memory)の論理セクターのレイアウトは、通称
「Yellow Book」と呼ばれる規格書により定
義されている。この規格による論理セクターのレイアウ
トを表1に示す。
【0003】
【表1】
【0004】一つの論理セクターは、論理セクターの先
頭を示す同期信号である12バイトのセクターシンク
(Sector Sync)と、その論理セクターの物
理的位置のアドレスを意味する4バイトのヘッダ(He
ader)と、ユーザーが利用するデータである204
8バイトのユーザーデータ(User Data)と、
誤り検出用データである4バイトのEDC(Error
Detectioncode)と、データが00h
(16進数)である8バイトのスペア(Spare)
と、誤り訂正用データである276バイトのECC(E
rror Correction Code)の、合計
2352バイトから構成されている。
【0005】誤り検出用データEDCは、セクターシン
ク,ヘッダ,ユーザデータの合計2064バイトに対し
て生成され、誤り訂正用データECCは、ヘッダ,ユー
ザデータ,EDC,スペアの合計2064バイトに対し
て生成される。
【0006】CD−ROMは、音楽用CDから派生した
ものであり、音楽用CDの規格を引きずっている。その
代表例がヘッダ(Header)である。
【0007】
【表2】
【0008】ヘッダ4バイトの内訳は、表2に示すよう
に、分情報(Minutes)、秒情報(Second
s)、セクター情報(Sectors)、モード情報
(Mode)の各1バイトから構成されている。現在、
モードには、0、1、2の三つのモードがあるが、表1
の例は、モード1の場合であるので、モード情報には、
1の値が記録される。
【0009】音楽用CDでは、音楽再生時間(演奏時
間)が重要な意味を持ち、ヘッダに時刻情報が記録され
ている。1セクター毎にセクター情報が1加算され、7
5セクター毎に1秒、秒情報が1加算され(セクター情
報はその際0に戻る)、60秒毎に1分、分情報が1加
算される(秒情報はその際0に戻る)。従って、セクタ
ー情報には0〜74の値が、秒情報には0〜59の値
が、それぞれ記録される。分情報の値は0からである
が、その最大値は、62分とか73分とか、物理的に記
録出来る最大値が記録される。
【0010】分情報、秒情報、セクター情報は、規格
上、BCD(Binary Coded Decima
l:2進化10進数)コードで記録されるので、その最
大値(1バイト)は99となり、99分59秒74セク
ターが、規格上の最大値となる。従って、CD−ROM
メディア1枚には、規格上、900Mバイト(2kバイ
ト×75セクター×60秒×100分)が、総記録容量
となる。(実際は、リードアウト領域があるので、74
分程度が最大となる。)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、CD
−ROMの場合、総記録容量900Mバイトまでのデー
タが記録出来る論理セクターのレイアウトについて配慮
されているが、 総記録容量900Mバイトを越える論
理セクターのレイアウトについて、配慮がされていなか
った。
【0012】本発明の目的は、総記録容量900Mバイ
トを越える論理セクターのレイアウトを提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため、
本発明は次のような構成を採用する。
【0014】複数のセクターにより構成され、かつ、前
記セクターの物理アドレスが、BCD(Binary
Coded Decimal:2進化10進数)コード
による時刻情報で管理されている情報記録媒体におい
て、前記時刻情報をn(自然数)個のセクターに亘って
同一の時刻情報とすることにより、情報記録媒体の総記
録容量を従来のn(自然数)倍にする情報記録媒体。
【0015】したがって、本発明の論理セクターのレイ
アウトは、n(自然数)セクター毎に、セクター情報を
1加算し、そのセクター情報が75セクター毎に1秒、
秒情報を1加算し、60秒毎に1分、分情報を1加算す
る。このため、メディアの総記録容量は、従来技術のn
(自然数)倍となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0017】表3は、本発明の1実施形態を示す論理セ
クターレイアウトである。
【0018】
【表3】
【0019】本実施形態では、従来の2セクターを一つ
の単位として扱っている。
【0020】誤り検出用データEDCは、セクターシン
ク1,ヘッダ1,ユーザデータ1の合計2064バイト
に対して誤り検出用データEDC1が生成され、同様
に、セクターシンク2,ヘッダ2,ユーザデータ2の合
計2064バイトに対して誤り検出用データEDC2が
生成される。
【0021】誤り訂正用データECCは、ヘッダ1,ユ
ーザデータ1,EDC1,スペア1の合計2064バイ
トに対して誤り訂正用データECC1が生成され、同様
に、ヘッダ2,ユーザデータ2,EDC2,スペア2の
合計2064バイトに対して誤り訂正用データECC2
が生成される。
【0022】本実施形態によると、バイト番号12〜1
5のヘッダー1と、バイト番号2364〜2367のヘ
ッダー2は、全く同じ値となっており、その一つとなっ
たヘッダの値(ヘッダ1とヘッダ2)に対する、ユーザ
データの容量は、バイト番号16〜2063のユーザデ
ータ1と、バイト番号2368〜4415のユーザデー
タ2の合計4096バイトとなる。
【0023】図1は、本発明の再生装置の1実施形態を
示すシステム構成図である。
【0024】モータ101に装着されたCD−ROMデ
ィスク102のデータは、レーザピックアップ(P.
U.)103により読み取られ、高周波増幅器(RFア
ンプ)104を介して、デジタル信号処理部105より
デジタルデータとして出力される。サーボ信号処理部1
07は、CDメカ制御部106の制御により、高周波増
幅器104からの信号に基づき、サーボ信号生成し、モ
ータ101を制御する。CDメカ制御部106は、サー
ボ信号処理部107及びデジタル信号処理部105を制
御し、CDプレーヤ108としての動作を行う。
【0025】デジタル信号処理部105よりデジタルデ
ータとして出力されたデータは、CD−ROMデコーダ
部109に入力され、システム制御部110の制御によ
り、CD−ROMプレーヤ111のデータとして、外部
のホストシステム112に出力される。
【0026】図2は、本発明の再生装置におけるセクタ
ーの読み出し手順を示したシステム制御部のフローチャ
ートである。本実施形態では、セクターレイアウトが、
表3に示す如く、同じセクター番号が2個続き、2セク
ターを一つの単位として、ユーザデータが構成されてい
ることを想定している。
【0027】(ステップ201)目的セクターの一つ手
前のセクター番号を指定セクターとして、CDメカ制御
部にシーク命令を発行する。
【0028】(ステップ202)CDメカ制御部は、命
令された指定セクターのところにシークし、そのセクタ
ーのデータを読み出す。
【0029】(ステップ203)読み出されたセクター
番号が、ステップ201で指定した指定セクターと一致
したかどうかを判定する。指定セクターと一致した場合
は、ステップ204に移行し、一致しなかった場合は、
ステップ210に移行する。
【0030】(ステップ204)読み出されるセクター
のセクター番号が、目的セクターに一致するのを待つ。
【0031】(ステップ205)読み出されるセクター
のセクター番号が、目的セクターに一致したら、そのセ
クターのデータ(1セクター分)読み込み、データとし
て保存する。
【0032】(ステップ206)次に読み出されるセク
ターのセクター番号も、目的セクターに一致するかどう
かを判定する。一致しなかった場合は、エラーであるの
で、ステップ212に移行する。
【0033】(ステップ207)そのセクターのデータ
(1セクター分)読み込み、データとして保存する。以
上の処理により、2セクター分のデータ(同じセクター
番号のセクター)の読み出し完了する。次に、目的セク
ターに1加算し、目的セクターを再設定する。
【0034】(ステップ208)読み込むべき必要セク
ター分のデータ読み込みが完了したかどうかを判定す
る。読み込むべき必要セクター分のデータ読み込みが完
了しない場合は、ステップ204に移行する。
【0035】(ステップ209)読み込むべき必要セク
ター分のデータ読み込みが完了した場合は、セクターの
読み出し手順として、終了処理を行う。
【0036】(ステップ210)ステップ203で、読
み出されたセクター番号と、指定セクターとが一致しな
かった場合、両者の大小関係を判別する。指定セクター
の方が、読み出されたセクター番号より大きい場合は、
このまま待っていれば、読み出されたセクター番号が次
第に増加し、いずれ読み出されたセクター番号と、指定
セクターとが一致するので、ステップ203に移行す
る。
【0037】(ステップ211)スッテプ210で、指
定セクターの方が、読み出されたセクター番号より小さ
い場合は、すでにピックアップは、指定セクターを通過
しているので、このまま待っていても意味が無いので、
指定セクターを再設定し、ステップ202に戻る。再設
定する指定セクターの番号は、読み出されたセクター番
号と当初の指定セクターとの差(読み出されたセクター
番号−当初の指定セクター)を、当初の指定セクターか
ら減じた値である。この再設定により、読み出されたセ
クター番号と当初の指定セクターが一致する。
【0038】(ステップ212)同じセクター番号が、
2セクター連続して読み出されない場合は、エラーであ
るので、エラー処理を行う。
【0039】本実施形態では、目的セクターの一つ手前
のセクター番号を指定セクターとしているが、目的セク
ターの一つ以上手前のセクター番号を、指定セクターに
設定しても良い。また、指定セクターの方が、読み出さ
れたセクター番号より大きい場合は、このまま待ってい
れば、読み出されたセクター番号が次第に増加し、いず
れ読み出されたセクター番号と、指定セクターとが一致
するからこのままで良いとしたが、当初の指定セクター
と読み出されたセクター番号との差(当初の指定セクタ
ー−読み出されたセクター番号)を、当初の指定セクタ
ーに加算した値で、指定セクターの番号を再設定しても
良い。
【0040】ステップ204で、読み出されるセクター
のセクター番号が、ある設定時間待っても目的セクター
に一致しない場合、タイムアウトエラーの処理を行う方
が望ましい。
【0041】以上の説明は、CD−ROMディスクの論
理フォーマットに関するものであるが、CD−ROMデ
ィスクには、CD−ROMとしてのデータ(論理セクタ
ーレイアウトで説明したデータ群)の他に、サブコード
と呼ばれるデータが1論理セクターあたり96バイト記
録されている。CDメカ制御部は、このサブコードを基
にCDプレーヤとしての制御を行っている。
【0042】サブコードには、P,Q,R,S,T,
U,V,Wの8種類(各12バイト)あるが、ここで
は、CDメカ制御部にとって、システム上重要なサブコ
ードQについて説明する。
【0043】CD−ROMディスクの記録面は、内周側
にリードイン(Lead−in)領域、外周側にリード
アウト(Lead−out)領域、リードイン領域とリ
ードアウト領域の間に存在するプログラム(Progr
am)領域、とに別れており、更に、プログラム領域
は、1個もしくは複数のトラックで構成されている。
【0044】各領域のサブコードQの内容を表4に示
す。
【0045】
【表4】
【0046】CONTROLビットにより、そのトラッ
クのデータを識別する。(CDオーディオのデータと、
CD−ROMデータとの識別)ADRビットが1のとき
の後続するデータ(11バイト)について、その内容を
説明する。
【0047】リードイン領域には、CD−ROMディス
ク全体のデータ配置を管理するトック(TOC:Tab
le Of Contents)情報が記録されてい
る。POINTの値により、PMIN,PSEC,PF
RAMEの意味が異なり、TOC情報の内容を意味す
る。
【0048】リードイン領域におけるMIN,SEC,
FRAMEは、ディスクにおける物理アドレス(分:
秒:フレーム)を意味する。ZEROは、値0のデータ
である。誤り検出用CRC(Cyclic Redun
dancy Code)データ2バイトは、バイト番号
0〜9の10バイトに対して生成される。
【0049】プログラム領域では、バイト番号1にその
トラックのトラック番号TNO、バイト番号2にそのト
ラックにおけるインデックス番号INDEXが、記録さ
れている。インデックス番号は、トラック内を分割管理
するサブナンバーであり、0〜99の値をとることがで
きる。
【0050】プログラム領域およびリードアウト領域に
おけるMIN,SEC,FRAMEは、そのトラック内
で0から増加する時刻、すなわち、トラック内の相対物
理アドレス(分:秒:フレーム)を意味する。
【0051】プログラム領域およびリードアウト領域に
おけるAMIN,ASEC,AFRAMEは、プログラ
ム領域の先頭を時刻0(0分0秒0フレーム)とする一
連の物理アドレス(分:秒:フレーム)を意味する。
【0052】リードアウト領域では、バイト番号1の値
はAAh(16進数)、バイト番号2の値は1に固定さ
れている。
【0053】本発明の論理セクターフォーマットを実現
するためには、サブコードQにおける、時刻データによ
る物理アドレスの管理方法についても、論理セクターフ
ォーマットと同様に、同一時刻データ(MIN,SE
C,FRAME,AMIN,ASEC,AFRAME)
のサブコードQを2個連続させる必要がある。従って、
本発明では、時刻データによる物理アドレスは、すべて
2倍の時刻データを意味する。
【0054】この状態で、ディスク全体の記録容量が2
倍となっているので、CDメカ制御部の制御プログラム
を変更する事により、オーディオCDとして再生時間を
2倍にする事が出来る。
【0055】2倍速プレーヤの場合は、本発明のフォー
マットによる時刻データそのものの読みだし速度で読み
だされるので、時刻データとしての意味は、物理的に一
致する。
【0056】リードイン領域およびリードアウト領域に
ついては、特には、同一時刻データ(分:秒:フレー
ム)のサブコードQを2個連続させる必要はない。
【0057】時刻データによるピックアップ移動(シー
ク)については、CDメカ制御部のアルゴリズムは、従
来と同じアルゴリズムで良いが、ピックアップの現在位
置から目的トラックまでの、トラックよぎり信号につい
ては、最適化を図る方が望ましい。
【0058】図3に、リードイン領域に記録されている
TOC情報の1例を示す。
【0059】図3は、プログラム領域のトラック数が3
個の場合を想定したTOC情報30である。
【0060】最初のトラック番号31は、開始トラック
のトラック番号が1であるので、1が記録されている。
最後のトラック番号32は、トラック数が3個であるの
で、3が記録されている。プログラム領域の外周に記録
されるリードアウト領域の開始アドレス33は、プログ
ラム全体の記録サイズ(トラック1の記録サイズ+トラ
ック2の記録サイズ+トラック3の記録サイズ)で決定
される値が記録される。トラック番号1の開始アドレス
34,トラック番号2の開始アドレス35,トラック番
号3の開始アドレス36は、それぞれそのトラックの時
刻データによる開始アドレス(分:秒:フレーム)が、
記録されている。開始アドレスの時刻データは、各トラ
ックの先頭セクターのサブコードQに規定されているA
MIN,ASEC,AFRAMEの値そのものである。
【0061】これらのTOC情報により、CDーROM
およびCDのディスクにおける領域の配置が決定され、
CDメカ制御部の制御による、トラック先頭へのピック
アップ移動等に活用される。
【0062】図4は、本発明のCD−ROM模擬装置の
1実施形態を示したものである。
【0063】CD−ROM模擬装置40は、中央処理装
置41、ハードディスク42、インターフェイス部43
からなるCD模擬装置44と、CD模擬装置44の外部
に付加した、CD−ROMデコード部45と、システム
制御部46とからなり、全体としてCD−ROM模擬装
置40としての動作を模擬する構成となっている。
【0064】ハードディスク42には、CDおよびCD
−ROMとしてのデータが格納されており、ハードディ
スク42におけるブロック長は、CD−ROMの1セク
ター分のデータ(2352バイト)+サブコード(96
バイト)の合計2448バイトである。もちろんヘッダ
情報およびサブコードQの時刻情報は、連続する二つの
ブロックで同一であり、二つのブロックをひとつの単位
として、ヘッダ情報およびサブコードQの時刻情報は、
増加する。
【0065】中央処理装置41は、ハードディスク42
から読みだしたデータを、インターフェイス部43を介
して、CD模擬装置44として、外部に出力する。この
出力データは、CDプレーヤの出力データと同じであ
り、外部では、通常のCDプレーヤとして見なす事が出
来る。システム制御部46は、インターフェイス部43
を介して、中央処理装置41と制御の整合を図り、イン
ターフェイス部43からのデータを、CD−ROMデコ
ーダ部45を介して、外部のホストシステム47に対し
て、CD−ROM模擬装置40のデータとして出力す
る。
【0066】尚、CDおよびCD−ROMと全く同じ動
作をさせるためには、シーク等によるデータ出力開始時
間の変動などにも考慮する必要がある。
【0067】本発明は、追記型のCDであるCD−R
(CD−Recordable)に適用する事もでき
る。
【0068】CD−Rにおける時刻情報による物理アド
レスは、プリフォーマットされているが、このプリフォ
ーマットを変えずに、書き込むデータの物理的長さを半
分することにより、本発明を適用し、2倍の容量が記録
出来るCD−Rを実現する事が出来る。勿論、プリフォ
ーマットそのものに本発明を適用する事も出来る。
【0069】以上の実施形態の説明では、従来の2倍の
記録容量という想定で説明したが、本発明は、2倍に限
定するものではなく、n(自然数)倍に拡大出来る事は
言うまでもない。
【0070】また、以上の実施形態の説明では、セクタ
ーの物理アドレスがBCD(Binary Coded
Decimal:2進化10進数)コードによる時刻
情報であったが、個々のセクターが論理的に識別可能で
あれば良い。例えば、16進数によるアドレス情報など
が利用できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
論理セクターのレイアウトを、n(自然数)セクター毎
に、セクター情報を1加算し、そのセクター情報が75
セクター毎に1秒、秒情報を1加算し、60秒毎に1
分、分情報を1加算するので、メディアの総記録容量
は、従来技術のn(自然数)倍とすることができる。
【0072】また、オーディオCDの演奏時間をn倍に
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生装置の1実施形態を示すシステム
構成図である。
【図2】本発明の再生装置におけるセクターの読み出し
手順を示したシステム制御部のフローチャートである。
【図3】リードイン領域に記録されているTOC情報の
1例を説明する説明図である。
【図4】本発明のCD−ROM模擬装置の1実施形態を
示すブロック図である。
【符号の説明】 40 CD−ROM模擬装置 44 CD模擬装置 45,109 CD−ROMデコーダ部 46,110 システム制御部 47,112 ホストシステム 105 デジタル信号処理部 106 CDメカ制御部 107 サーボ信号処理部 108 CDプレーヤ 111 CD−ROMプレーヤ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセクターにより構成され、かつ、
    前記個々のセクターの物理アドレスが、一連のアドレス
    情報で管理されている情報記録媒体において、 前記一連のアドレス情報をn(自然数)個のセクターに
    亘って同一のアドレス情報とすることを特徴とする情報
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録媒体におい
    て、 前記一連のアドレス情報が、BCD(Binary C
    oded Decimal:2進化10進数)コードに
    よる時刻情報で管理されていることを特徴とする情報記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報記録媒体
    において、 前記情報記録媒体が、光ディスクであることを特徴とす
    る情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報記録媒体におい
    て、 前記情報記録媒体が、CDであることを特徴とする情報
    記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の情報記録媒体におい
    て、 前記情報記録媒体が、CD−ROMであることを特徴と
    する情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 複数のセクターにより構成され、かつ、
    前記個々のセクターの物理アドレスが、一連のアドレス
    情報で管理されている情報記録媒体であって、前記一連
    のアドレス情報をn(自然数)個のセクターに亘って同
    一のアドレス情報とした情報記録媒体を再生する再生装
    置において、 目的とするセクターを検出する場合、一つ以上手前のセ
    クターから再生を開始し、前記セクターの物理アドレス
    であるアドレス情報が、目的セクターに最初に一致した
    セクターのデータ部からデータを読み出すことを特徴と
    する情報記録媒体再生装置。
  7. 【請求項7】 複数のセクターにより構成され、かつ、
    前記個々のセクターの物理アドレスが、一連のアドレス
    情報で管理されている情報記録媒体であって、前記一連
    のアドレス情報をn(自然数)個のセクターに亘って同
    一のアドレス情報とした情報記録媒体を再生する再生装
    置において、 目的とするセクターを検出する場合、一つ以上手前のセ
    クターから再生を開始し、前記セクターの物理アドレス
    であるアドレス情報が、目的セクターに最初に一致した
    セクターのデータ部からデータを読み出すとともに、 引き続く次のセクターから前記n番目のセクターまでア
    ドレス情報と目的セクターの一致を判定してそれぞれの
    セクターのデータ部からデータを読み出すことを特徴と
    する情報記録媒体再生装置。
  8. 【請求項8】 中央処理装置と外部記憶装置を含む情報
    記録媒体模擬装置であって、 前記外部記憶装置におけるブロックが、物理アドレスで
    あるアドレス情報をn(自然数)個のブロックに亘って
    同一のアドレス情報を有するように形成されることによ
    って、複数セクターの物理アドレスがアドレス情報で管
    理され且つ連続するn(自然数)個のセクターを同一ア
    ドレス情報としている情報記録媒体を模擬していること
    を特徴とする情報記録媒体模擬装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の情報記録媒体におい
    て、 前記情報記録媒体が追記型情報記録媒体あることを特徴
    とする情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報記録媒体におい
    て、 前記追記型情報記録媒体が従来のフォーマットでプリフ
    ォーマットされている場合、書き込むデータの物理的長
    さを1/n(自然数)にすることにより、前記追記型情
    報記録媒体の総記録容量を従来のn(自然数)倍にする
    ことを特徴とする情報記録媒体。
JP31223996A 1996-11-22 1996-11-22 情報記録媒体並びにこれを再生する再生装置、及び情報記録媒体の模擬装置 Pending JPH10154389A (ja)

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JP31223996A Pending JPH10154389A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 情報記録媒体並びにこれを再生する再生装置、及び情報記録媒体の模擬装置

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JP (1) JPH10154389A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454125B2 (en) 1999-01-04 2008-11-18 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for recording search information and searching for recorded digital data streams using the search information
US7477834B2 (en) 1999-01-04 2009-01-13 Lg Electronics Inc. Method, apparatus and recording medium for recording digital data stream

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454125B2 (en) 1999-01-04 2008-11-18 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for recording search information and searching for recorded digital data streams using the search information
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US7567748B1 (en) 1999-01-04 2009-07-28 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for creating and using search information

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