JPH08297879A - 磁気光学的駆動装置のバイアスコイル - Google Patents

磁気光学的駆動装置のバイアスコイル

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JPH08297879A
JPH08297879A JP8097266A JP9726696A JPH08297879A JP H08297879 A JPH08297879 A JP H08297879A JP 8097266 A JP8097266 A JP 8097266A JP 9726696 A JP9726696 A JP 9726696A JP H08297879 A JPH08297879 A JP H08297879A
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Abstract

(57)【要約】 磁気光学的ディスク駆動装置用バイアスコイル組立体
(394)はコンパクトな配置を採る。巻線(338)
は、所定の巻数でコイルの内径を比較的小さくする薄い
端部突出部(337、357)を有する細長形状の帰還
ヨーク(335)の回りに形成される。この組立体は第
1及び第2の板(341、365)を有し、少なくと
も、その一方が、ヒートシンクを形成してコイルの温度
上昇を抑える複数の垂直熱発散爪(343)を有してい
る。当該板(341、365)は取付用かつ付加的熱発
散用のサイドフランジ(342)をさらに備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、磁気力発生器に関し、特に、本
発明は2分の1高さの磁気光駆動装置に適した改良型電
磁バイアスコイルに関する。
【0002】様々な形式の記録及び/又は消去可能な媒
体がデータ記憶用に長年の間用いられてきた。このよう
な媒体としては、たとえば、様々の形式の装置で用いら
れる磁気テープやディスクがある。
【0003】磁気光学的(MO)装置は、磁気ディスク
データを記録するため及び磁気ディスクからデータを読
みとるためのものである。一般的に、磁気光学的装置に
おいて記録処理を行うには、磁界を利用して、レーザパ
ルスにより局所領域を加熱している間にディスク上の汎
用領域の極性を指向し、その局所領域の極性を固定す
る。固定された極性を有する局所領域は一般的にはマー
クと呼ばれる。符号化装置として、ディスク上のマーク
の有無により、それぞれ、記録されるデータを”1”ま
たは”0”と規定することもある。
【0004】MO装置でデータを読みとるため、一般的
には、レーザビームが所定のクロック間隔で複数のトラ
ックのうちの1つに選択的にアクセスできるように、回
転する光ディスクの記録面に合焦されたレーザビーム装
置または他の光学的装置が構成されている。記録面から
反射されたレーザビームの回転はカー回転により検出さ
れる。たとえば、第1タイプのカー回転の変化は第1の
バイナリー値を表し、第2タイプのカー回転の変化は第
2のバイナリー値を表す。出力信号は第1又は第2のバ
イナリー値により生成される。
【0005】MO駆動装置のデータ書込みは、強いバイ
アス磁界の存在の下で合焦された光エネルギーが供給さ
れなければならない。一般的に、そのバイアス磁界は、
書き込まれる媒体の面においてほぼ300から400エ
ルステッド(Oe)の磁界強度を発生できる電磁石によ
り発生する。その磁束線は当該媒体面に垂直である。そ
のコイル巻線もしくはバイアスコイルは、電磁石の基本
的要素であり、他の付加的な様々な効果と同様に、その
設計により磁石の基本性能に影響を及ぼす。従来の光デ
ィスクに必要な条件を次の表1に詳細に示す。
【0006】
【表1】
【0007】表1の最後の4行の項目は、バイアスコイ
ル極とディスク情報層との間隔の許容誤差に関する。
【0008】従来技術が磁気光学的駆動装置のバイアス
コイルの設計において直面している問題は、高い磁界強
度を確保しつつ、2分の1の高さの駆動装置におけるス
ペース確保の必要性、記憶媒体の近くの熱の発散を最小
限にすること、及び全消費電力を最小にすることであ
る。
【0009】本発明のこれら及び他の目的をより良く理
解するために、以下図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。
【0010】従って、本発明の主たる目的は、磁気光学
的ディスク駆動装置において強磁性バイアス磁界を発生
することとのできる小型の改良された電磁バイアスコイ
ルを提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、バイアス磁界の存在
下で光記憶媒体の書き込み中に磁気光学的ディスク駆動
装置に発生する熱を制限することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、所定の電力で
作動する電磁力発生器の磁気光学的ディスク駆動装置に
おいてバイアス磁界の磁束密度を最大にすることであ
る。
【0013】本発明のこれら及びその他の目的は、電流
を伝達する巻線とその巻線に設けられた帰還ヨークを備
えて、空間の領域を介して磁界を指向させるバイアス磁
界発生装置により達成される。帰還ヨークの先端部は、
巻線の面と重なりヨークの本体を越えて延在する端部フ
ランジを備えている。巻線の下に設けられた第1の板は
巻線の外側に延び巻線から離れた垂直爪を備えている。
これらの爪は、内部に発生した熱を発散させバイアスコ
イルの温度上昇を減少させる。
【0014】本発明の1つの態様によると、例えば、ギ
ャップに磁束を伝達する上下の磁極をバイアスコイルか
ら離して、第1及び第2の板がヨークと近接磁気的に接
触する。ギャップに位置する光記憶媒体がこのようにギ
ャップを通過する磁力線に露出されるが、電磁コイルに
より発生する熱源から離れている。
【0015】本発明のさらに他の態様によると、ヨーク
先端部の端部フランジにより巻線の内径が相対的に小さ
くなり、コイルの内部抵抗を低減する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、光ディスク駆動装
置10が示されている。駆動装置10は、一般的には金
属からなる近接ドア13を有する着脱可能なディスクカ
ートリッジ12に収容されたディスク(図示せず)を再
生及び/又は記録する。また、ディスクはディスク駆動
装置10のハウジング14の中に設けられてもよい。
【0017】図2及び図3において、図2は駆動装置1
0の平面図であり、ここでハウジング14は、駆動装置
10の所定の重要な機械的、電気的及び光学的構成部材
を開示するため取り外されている。図3は図1の矢印3
−3の方向における駆動装置10の断面図である。図2
には、ベースプレート16、スピンドル17、線形アク
チュエータアセンブリ20、対物レンズアセンブリ2
2、光学モジュール24、駆動回路基板26及びフレキ
シブル回路コネクタ28が示されている。図3はメイン
回路基板30、スピンドルモータ固定子18、光学モジ
ュール回路基板27、駆動回路基板26及びバイアス磁
界発生器29を示している。
【0018】簡単に述べると、基板16は駆動装置10
の他の部材の基板として働き、その部材を互いに位置決
め整合する。
【0019】図4において、磁気力発生器31は概略的
に示されており、ヨーク34に巻かれたバイアスコイル
32と上部磁極36を介してヨーク34から延びた磁気
回路とを有している。バイアスコイル32に好適な電源
(図示せず)が接続されると、電流はバイアスコイル3
2により発生し、磁界を生成する。回路の代表的な磁力
線が矢印で示されている。磁力線は、磁界を受ける物
体、たとえば、ディスク39を保持するギャップを垂直
に通過する。磁気回路は下部磁極38により完成され
る。従来より知られているように、磁極36及び38は
ギャップの各側部に配置され、磁力線はほぼディスク3
9に垂直になる。好ましくは、バイアスコイル32はギ
ャップの後方に好適に位置決めされ、物体39に熱を伝
達しないようにする。この配置で物体39の面に生じる
磁界強度は、磁力線を集中させる磁極36、38の機能
及びバイアスコイル34により発生される磁界に依存す
る。上述のことから明らかなように、バイアスコイル3
4は、集中磁界が存在する空間領域に望まれるさまざま
な応用例に役に立ち、磁気光学的装置のみに限定される
ものではない。
【0020】実際の磁気光学的駆動装置においては、デ
ータ領域41が書き込み動作中に少なくとも300エル
ステッド(Oe)の磁界を受けることが重要である。図
7に示されるように、慣用のディスク駆動装置10の代
表的な配置として、以下の主要構成部材群が設けられ
る。当業者にとっては自明のことであるが、バイアスコ
イル組立体を含む種々の構成部材は変更可能であり、当
該配置は一例として示され、これに限定されるものでは
ない。特に、本発明者は、バイアスコイルが熱感知物体
から後方にかなり離れて位置する図4に概略示される配
置が本発明に特に適したものと思慮する。
【0021】図7には、基板16を支持する下部ハウジ
ング19が示されている。図7において、スピンドルモ
ータ37が基板16に取り付けられている。スピンドル
モータ37は、ディスクカートリッジ12がディスク駆
動装置10(図1)に設けられるときに、ディスク39
(図4)の金属ディスクハブ(図示せず)を吸引するス
ピンドル磁石63を有している。本発明のイジェクト機
構は67で全体として示される。イジェクト機構67
は、左スライダ70、右スライダ73及び柄部76を有
している。イジェクト機構67は以下に詳述される。図
7において止めアーム79は左スライダ70の上に位置
している。カートリッジ受け部は全体として82で示さ
れる。また、図7には、左ドアリンク85、右ドアリン
ク88及び受けドア91が示されており、これらは、そ
れぞれ、カートリッジ受け部82に枢着されている。駆
動面板42はカートリッジ受け部82の前に位置してい
る。最後に、磁気バイアスコイル組立体94はバイアス
コイルアーム97に取り付けられ、バイアスコイルクラ
ンプ100はバイアスコイルアームの上に位置する。こ
れらの主たる構成部材組立体の詳細は以下に述べられ
る。
【0022】さらに図7において、下部ハウジング19
が側壁103及び後壁106を有していることが分か
る。下部ハウジング19の内側基板に4つの取付部10
9が設けられ、基板16がそこに固着される。下部19
は図示しない制御電子回路を収容する。
【0023】図8及び図9は基板16のさらに詳細部を
示す。基板16は下部19の4つの取付部109(図
7)に取り付けられている。基板16は、多くの構成部
材を有し、それらは、一体成形され、または埋め込めさ
れ、または取り付けられ、または関連付けられる。本発
明の多くの構成部材は互いに接着され、相互に作用す
る。基板16の外周には、前壁112、左外側壁11
5、左内側壁118、右外側壁121、右内側壁124
及び後垂直壁127が設けられている。
【0024】基板16は後垂直壁127にポート175
を有している。左角柱178と右角柱181との間の後
方垂直壁の後方に位置するレーザダイオード(図示せ
ず)は、ディスク39の情報トラック上にレーザ光を合
焦させる光学系を有するキャリッジ184(図10)を
ポート175を介して照射する。
【0025】図3、図4及び図7に示されるように、バ
イアスコイル組立体94はディスク駆動装置10の書き
込み及び消去動作中に用いられる。バイアスコイル組立
体94がディスク39上に位置するとき、バイアスコイ
ル組立体はディスクの半径方向に延び、ディスク39の
径方向に渡る強磁界を発生することができる。ディスク
39がスピンドルモータ18によりバイアスコイル組立
体94の下で回転すると、ディスク39の全面上に磁界
を発生させ、使用者がその最内方トラックからその最外
方トラックへとディスク39のすべての位置に情報を書
き込むことができる。
【0026】従来のバイアスコイル組立体294が図5
及び図6に詳細に示されている。銅線の巻線238が帰
還ヨーク235の回りに形成され、当該帰還ヨークは先
端部237を有する直線棒状であり、その先端部237
は、帰還ヨーク235の側面239及び端面240と面
一である。電流が巻線238を通過し磁界を発生させる
と、先端部237は磁力線を受けて、当該磁力線は帰還
ヨーク235を介して連続し、反対面242から出射す
る。巻線238及び帰還ヨーク235は第1のハウジン
グ板241及び第2のハウジング板265とによりカバ
ーされている。
【0027】本発明のバイアスコイル組立体394を図
11及び図12を参照して説明する。巻線338は好ま
しくは平坦銅線からなり、帰還ヨーク335の回りに形
成される。平坦線は、その収容性が優れているので採用
されている。ヨーク335は棒状であり、好ましくは、
たとえばAISI1008または1016鋼等の低カー
ボン鋼からなる。ヨーク335は、コイル巻線338の
サイズに対するサイズが重要である2つの薄い延長部3
37及び357を有する先端部336を備えている。動
作において、その先端部及び延長部は磁力線を受け、そ
の磁力線がヨーク335の本体339を通過する。延長
部337及び357が薄すぎると、ヨークを許容範囲で
加工することが困難でありかつ高価になり、磁力線が延
長部337並びに357及び本体339の結合部を容易
に通過できない。一方、延長部337及び357が厚す
ぎると、バイアスコイルが最大磁界強度になる面からか
なり離れてしまうので、磁界の強度が低減してしまう。
また、バイアスコイルが、2分の1高さの磁気光学的軌
道装置のように垂直空間が制限されている装置に用いら
れると、先端部336及び延長部337並びに357の
厚さを増大することは、小さい垂直寸法で構成しなけれ
ばならないコイルのスペースが少なくなることを意味す
る。
【0028】巻線338はヨーク335の本体339の
回りに巻かれ、巻線の面は延長部337及び357と重
なりあう。また、先端部336の中央部は、少なくとも
延長部337及び357の厚さ分だけ、巻線338の面
の上方に突出する。当業者にとって明かなことである
が、巻線338の面上の延長部337及び357の重複
により、図6の従来の配置の巻線よりも巻線の内径をよ
り小さくできる。
【0029】巻線338は第1の板341及び第2の板
365により包囲されている。これらの板はいくつかの
重要な役割を有する。これらの板は、バイアスコイル組
立体394を機械的に保持し、組立体の内部に発生する
熱を発散し、重要なことには、磁束を案内する。板34
1及び365は、好ましくは、低カーボン鋼(AISI
1008−1010)からなり、熱の放射を最大限にす
るように黒色で仕上げされる。
【0030】第1の板341は、ほぼ長円状であり、ヨ
ーク335の端部346及びそこから突出した延長部3
37及び357を形成できる寸法の中央開口345を有
している。図10に最もよく示されるように、ギャップ
349はヨーク335の先端部336及び中央開口の周
縁347により画定される。動作において、磁力線は、
磁界強度を最大にする磁界点に直交する円弧のギャップ
を通過する。中央開口345の寸法は特に磁界点を最適
にするものである。ギャップ349が小さすぎると、磁
力線の円弧の半径が小さ過ぎ、前記磁界点の磁界強度が
低下する。ギャップ349が大き過ぎると、好ましくな
い磁力線の発散が生じ、前記磁界点の磁界強度がやはり
低下する。
【0031】第1の板341の端部には、巻線の外側に
来る複数の垂直爪(vertical finger)343、343
が形成されている。爪343、343は巻線338の回
りに延在しており、巻線338から離れて設けられてい
る。爪343、343は第1の板341の表面積を増大
して、外部に熱を発散する。このように爪343、34
3はバイアスコイル組立体394用の効果的なヒートシ
ンクとしての役割を果たす。爪343、343用にさら
に別の垂直クリアランスを必要としない利点がある。
【0032】複数個のサイドフランジ342、342が
第1の板341から横方向に延びている。これらは、取
付用の貫通孔346、346を有している。サイドフラ
ンジ342、342は組立体394にさらにヒートシン
クを提供する。好ましくは、爪343、343及びサイ
ドフランジ342、342は黒くして、そこからの熱の
発散を促進する。
【0033】第2の板365はほぼ矩形であり、磁極
(図示せず)と連結される。第2の板は貫通孔366、
366を有する冷却フランジ362、362を有してお
り、第1の板341の貫通孔346、346と整合する
様に組み立てられる。第1の板341及び第2の板36
5は、それぞれ、第1の磁極(図示せず)と第2の磁極
(図示せず)の端部に接触可能であり、巻線338、帰
還ヨーク335、第1の板341及び第2の板365が
磁界を受ける空間領域から離れるようにする。
【0034】光ディスク駆動装置10(図1)の場合、
冷却素子342、362はディスクカートリッジ12の
金属ドア13に接触するように設けられることが望まし
い。ドア13の表面積によりバイアスコイル組立体39
4の熱発散が促進される。
【0035】上述の様に、バイアスコイル組立体394
の構成部材寸法の選択は様々に変更できる。例えば、磁
界強度は巻線338を増大させることで高められるが、
これは熱の発散を増大させることになる。帰還ヨーク3
35上に延長部337、357を形成することは、巻線
338をかなり短くでき、消費電力を低減し、先端部3
36に高密度の磁束を発生させることが確められた。最
終寸法はわずかな許容誤差でヨーク335を加工するコ
ストを考慮して選択された。好適な実施の形態において
は、図13から図15を参照して、ヨーク335の寸法
は表2に詳述される。
【0036】
【表2】
【0037】巻線338は、好ましくは、30ゲージ銅
線の700巻きからなる。
【0038】実施例 バイアスコイル組立体(タイプLP2)は前述の記載に
基づき作成され、慣用のバイアスコイル組立体(タイプ
BB/LP1)と比較された。バイアスコイル組立体の
性能は表3に詳述される。
【0039】
【表3】
【0040】バイアスコイルが真の直列抵抗にインダク
タンスを加えたものではないことに留意すべきである。
電圧に対する電流の近似伝達関数は、
【数1】 ここで、
【数2】
【0041】本発明のこの実施例は、エンジニアリング
・ソフトウエア社(Winnipreg, Manitoba, Canada)か
ら得られる2次元モデルプログラムMAGNETOを用
いてコンピュータ解析され、性能測定と比較された。そ
の結果は表4及び表5に示される。光磁気装置における
実施例の動作の効果は図16を参照して理解される。図
16において、バイアスコイル494は、他の磁気構造
の近くに配置される。ここで精密アクチュエータ磁石4
10、415及び精密アクチュエータ420、425を
有する複数の精密アクチュエータ組立体402、404
である。好ましい磁気回路は代表的な磁力線460で示
されるような帰還ヨーク435の先端部436から延び
ている。しかしながら、近くの磁気組立体402、40
4の存在により、装置の性能を劣化しやすい、例えば、
複数の磁力線の乱れ462、464、466が生じる。
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】このように磁力発生器用の非常にコンパク
トで効率が良く、且つ、低い垂直プロフィールを有する
磁気光学的ディスク駆動装置に特に適したバイアスコイ
ル装置が提供される。開示された装置は極めてコンパク
トであり、低消費電力及び低温度上昇で少なくとも30
0エルステッド(Oe)の空間ギャップを通過する磁界
を生成することができる。本発明はここに開示された構
造を参照して説明されているが、詳細な部分について何
ら限定するものではなく、本願は、特許請求の範囲に包
含される任意の変形及び変更をカバーしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具現化する光ディスク駆動装置の斜視
図である。
【図2】駆動装置のハウジングを取り外した状態の図1
に示すディスク駆動装置の平面図である。
【図3】図1の矢印3−3の方向の図1のディスク駆動
装置の断面図である。
【図4】本発明によるバイアスコイル組立体を具現化す
る磁気光ディスク駆動装置のバイアス電界発生器の好適
な配置を示す概略断面図である。
【図5】先行技術によるバイアスコイル組立体の斜視図
である。
【図6】図5に示すバイアスコイル組立体の分解図であ
る。
【図7】バイアスコイル組立体を有するバイアス磁界発
生器を有する磁気光学的駆動装置の構成部材の分解図で
ある。
【図8】図7に示すディスク駆動装置の基板の詳細斜視
図である。
【図9】図7に示すディスク駆動装置の基板の詳細斜視
図である。
【図10】カートリッジローディング組立体の態様を説
明するための、ハウジングとその他の部分を取り外した
状態の、図1に示すディスク駆動装置の底面図である。
【図11】本発明のバイアスコイル組立体をひっくり返
した状態を示す斜視図である。
【図12】図10に示すバイアスコイル組立体の分解図
である。
【図13】図10に示すバイアスコイル組立体に組み込
まれる帰還ヨークの側面図である。
【図14】図13に示される帰還ヨークの平面図であ
る。
【図15】図13に示される帰還ヨークの斜視図であ
る。
【図16】他の構成部材と磁気的な関係を示す光磁気駆
動装置における本発明のバイアスコイル組立体の概略図
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁力発生器に用いられるバイアスコイル
    装置(394)であって、 巻線(338)と、 当該巻線(338)上に設けられた第1の板(341)
    であって、当該第1の板(341)に対してほぼ垂直方
    向に当該第1の板(341)の回りに延在する第1のフ
    ランジ(343)を有する第1の板(341)と、 前記第1の板(341)及び帰還ヨーク(335)を有
    する磁気回路の前記巻線(338)に設けられた第2の
    板と、 を有しているバイアスコイル装置において、 前記帰還ヨーク(335)が本体部(339)及び先端
    部(336)を有し、前記巻線(338)が前記本体部
    (339)に巻回されており、前記先端部(336)
    が、前記本体部(339)を越えて突出して前記巻線
    (338)の表面と重複するフランジ(337、35
    7)を有していることを特徴とするバイアスコイル装置
    (394)。
  2. 【請求項2】 電流を伝達する巻線(338)を有し、
    空間領域を介して磁界を方向づけるバイアス磁界発生装
    置において、 帰還ヨーク(335)が本体部(339)及び先端部
    (336)を有し、 前記巻線(338)が前記本体部(339)に巻回され
    ており、前記先端部(336)が、前記本体部(33
    9)を越えて突出して前記巻線(338)の表面と重複
    するフランジ(337)を有し、且つ第1の板(34
    1)が前記巻線(338)上に設けられ、前記巻線(3
    38)の回りに延在する複数の垂直爪(343)を有
    し、当該垂直爪(343)が熱エネルギーを発散し、 第2の板(365)が前記巻線(338)の下に設けら
    れ、 第1の磁極片が前記第1の板(341)と磁束連通し、
    且つ第2の磁極片が前記第2の板(365)と磁束連通
    し、前記第2の磁極片の第1の端部が、磁界を受ける空
    間領域を介して前記第1の磁極片の第1の端部と対向す
    ることを特徴とするバイアス磁界発生装置。
  3. 【請求項3】 磁気光学的ディスク駆動装置と組み合わ
    されて、ディスク駆動装置に配置された光ディスクのデ
    ータ記憶領域に磁界を生成するバイアスコイル磁界発生
    器において、 第1の板(341)、第2の板(365)、及びそれら
    の間に収容されたバイアスコイル巻線(338)であっ
    て、前記第1の板(341)及び第2の板(365)の
    うち少なくとも一方が、前記第1の板(341)及び前
    記第2の板(365)の他方の方向にほぼ向いている熱
    発散爪(343)を有している、第1の板(341)、
    第2の板(365)、及びそれらの間に収容されたバイ
    アスコイル巻線(338)と、 当該巻線(338)に設けられ、本体部(339)と、
    前記巻線(338)を越えて突出する先端部(336)
    と、当該先端部(336)から延在する2つの薄い端部
    フランジ(337、357)と、を有し、前記フランジ
    (337、357)が前記巻線(338)の一部分と重
    複している細長形状の帰還ヨーク(335)と、 第1及び第2の磁極片であって、該第1及び第2の磁極
    片と前記帰還ヨーク(335)とが磁気回路に設けら
    れ、前記第1及び第2の磁極片がそれらの間にギャップ
    を形成し、前記磁気回路が前記ギャップを横断している
    第1の磁極片及び第2の磁極片と、を備えていることを
    特徴とするバイアスコイル磁界発生器。
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