JP2001014697A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JP2001014697A
JP2001014697A JP11181424A JP18142499A JP2001014697A JP 2001014697 A JP2001014697 A JP 2001014697A JP 11181424 A JP11181424 A JP 11181424A JP 18142499 A JP18142499 A JP 18142499A JP 2001014697 A JP2001014697 A JP 2001014697A
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Japan
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objective lens
magnetic
driving device
coils
coil
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Koichi Nagai
井 宏 一 永
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造でありながら、効率のよい磁気回
路を有する対物レンズ駆動装置を提供する。 【解決手段】 対物レンズ1を保持するレンズホルダ2
の側面には永久磁石6a,6bが設けられ、永久磁石6
a,6bの磁極面の外側にはU字型のヨーク7a,7b
が固定され、ヨークの内面にはトラックコイル8a,8
b,8c,8dが固着され、さらにその内側にはフォー
カスコイル9a,9b,9c,9dが固着されている。
トラックコイルに電流を流すことでレンズホルダはトラ
ック方向に移動する。フォーカスコイルに電流を流すこ
とでレンズホルダは対物レンズの光軸方向に移動する。
永久磁石からの磁束はフォーカスコイルとトラックコイ
ルを通過した後、ヨークを通り、対向配置されたフォー
カスコイルとトラックコイルを通過して永久磁石に戻る
ため、磁束の漏れが少なくなり、磁気回路としての効率
がよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの
光情報記録部材に対する情報の記録・再生時に用いられ
る対物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、コンパクトディスク(C
D)やレーザディスク(LD)に代表されるように、レ
ーザ光を用いて情報の記録・再生を行う光ディスク装置
が広く普及している。最近では、光ディスク装置はコン
ピュータの記憶装置としても利用されるようになってい
る。
【0003】光ディスクに対する情報の記録や再生は、
対物レンズを用いて光ディスク面にレーザビームを集束
してスポットを形成することにより行う。このスポット
のサイズが小さければ小さい程、光ディスクに対する記
録密度を高くすることができる。
【0004】一方、スポットサイズが小さくなるにつ
れ、要求されるスポットの位置決め精度、および焦点位
置精度が高くなり、対物レンズアクチュエータの制御帯
域を高くする必要がある。このため、対物レンズアクチ
ュエータに求められる剛性、および駆動感度性能も高く
なる。
【0005】このような制御を行い得る対物レンズ駆動
装置として、例えば図15に示す構造の駆動装置が知ら
れている。同図において、対物レンズ101は、レンズ
ホルダ102に取り付けられている。レンズホルダ10
2には、4本の平行ワイヤ104a,104b,104
c,104dが取り付けられており、これらワイヤのレ
ンズホルダ102に接続されていない他端は、ワイヤ固
定台108に固定されている。ワイヤ固定台108は、
さらに図示しないべ一スに固定されている。レンズホル
ダ102は、ワイヤ104a,104b,104c,1
04dが弾性変形することによって、同図のF方向とT
方向に移動可能とされている。
【0006】レンズホルダ102のF方向とT方向に直
交する方向の面には永久磁石103a,103bが取り
付けられている。これら永久磁石は、F方向とT方向に
直交する方向に着磁されている。
【0007】また、永久磁石103aと103bの磁極
面に対向してヨーク105a,105bが配置され、こ
れらヨークはべ一ス109に固定されている。ヨーク1
05a,105bには、フォーカスコイル106a,1
06bとトラックコイル107a,107bが巻かれて
いる。
【0008】フォーカスコイル106a,106bに電
流を流すことにより、レンズホルダ102にはフォーカ
ス方向(F方向)の力が働き、F方向に移動可能にな
る。同様にトラックコイル107a,107bに電流を
流すことにより、レンズホルダ102にはトラッキング
方向(T方向)の力が働き、T方向に移動可能になる。
【0009】図15に示すような構造では磁気回路の効
率が悪いという問題がある。この問題をトラッキングコ
イル106a,106bを例に取って図16を用いて説
明する。
【0010】図16(a)は図15の装置を上方(F方
向)から見た場合の断面図、図16(b)は図15の装
置を側面方向(T方向)から見た場合の断面図である。
どちらも、説明を簡略化するために主要部品のみを表記
しており、対物レンズ101やフォーカスコイル107
a,107bなどは省略している。なお、図16(a)
および図16(b)中の矢印は、永久磁石103bから
発生された磁束が通過する方向を示している。
【0011】永久磁石103a,103bから発生され
る破束のうち、駆動力の発生に寄与する磁束は、永久磁
石103a,103bのN磁極面からコイル106a,
106bとヨーク105a,105bを貫通した後、図
16(a)の上下方向を通って、永久磁石103bのS
磁極面に戻るもののみである。
【0012】矢印で示す磁路は、磁気抵抗の多い空中を
長い距離通過するため、磁気回路の磁気抵抗が大きくな
り、コイルを通過する磁束密度を大きくするのは困難で
ある。
【0013】また、永久磁石103a,103bのN磁
極面からコイル106a,106bを通過した磁束の一
部は、再びコイル106a,106bを通過してしま
う。この場合、1回目にコイル106a,106bを通
過した磁束による力とは逆方向の力が、磁束が2回目に
コイル106a,106bを通過した場所で発生してし
まう。
【0014】具体的には、図16(a)および図16
(b)に示すように、コイル106a,106bの磁石
103a,103bに対向する側面から入った磁束の一
部は、そのまま直進してコイル106a,106bの反
対側から抜けてしまう。
【0015】また、図16(b)に示すように、コイル
106a,106bを通過したあと、図16(b)の上
下方向に抜けてしまう磁束もある。なお、このような磁
束の漏れは、トラックコイルだけでなく、フォーカスコ
イルでも同様に発生する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の駆
動装置は、永久磁石が十分な磁束密度を発生するのが難
しく、また発生した磁束を有効に利用できないという問
題があるため、駆動感度が低くそのため消費電力が多
い、またコイルに流せる電流にも限度があるので十分な
加速度を発生することができず十分な制御性能を得るこ
とができないといった問題があった。
【0017】さらに、駆動力を上げるために、永久磁石
を大きくするなどして磁力を大きくすると、永久磁石と
ヨークの間の磁気吸引力によって、図15のF方向とT
方向に強い磁気ばね効果が発生してしまう。この力によ
ってレンズホルダのT方向とF方向の主共振周波数が高
くなるという問題があった。
【0018】すなわち、T方向やF方向にレンズホルダ
が磁気的中立位置から変位すると、変位の逆方向に大き
な力が働き、この力をキャンセルするためコイルに大き
な電流を流す必要が生じ、主共振周波数より低い周波数
での駆動感度が著しく低下するといった問題もあった。
【0019】以上のように従来の対物レンズ駆動装置
は、磁気回路としての効率が低かったため、駆動感度が
低く、また発生可能な最大加速度が小さく、制御帯域を
高くできないため、高精度の位置決めが困難であった。
【0020】そこで、本発明は、このような点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、簡易な構造でありな
がら、効率のよい磁気回路を有する対物レンズ駆動装置
を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、情報記録部材にレーザ光を
集光する対物レンズと、前記対物レンズを保持する保持
体と、前記保持体を移動可能に支持する支持部材と、を
備えた対物レンズ駆動装置において、前記対物レンズの
光軸方向に直交する方向に沿って前記対物レンズの両側
に配置され前記保持体の移動方向に直交する方向に着磁
された複数の永久磁石と、前記永久磁石のそれぞれに対
応して設けられ、前記永久磁石の2つの磁極のそれぞれ
に対向配置され前記保持体が移動する方向に駆動力を発
生する複数のコイルと、を備える。
【0022】請求項1の発明では、永久磁石の2つの磁
極のそれぞれにコイルを対向配置させる。このため、永
久磁石から発生された磁束を漏れなくコイルに導くこと
ができる。
【0023】請求項2の発明では、複数のコイルを挟ん
でその外側に磁路形成部材を設けるため、永久磁石で発
生されコイルを通過した磁束を、磁路形成部材を介し
て、対向配置された永久磁石に導くことができ、磁束の
漏れが少なくなる。
【0024】請求項3の発明では、永久磁石の2つの磁
極面とこれら磁極面に連なる面とに磁路形成部材を対向
配置するため、磁路形成部材以外に抜ける磁束が少なく
なる。
【0025】請求項4の発明では、第1および第2の巻
線部を設けることで、対物レンズの光軸方向と光軸方向
に直交するX軸方向とに対物レンズを移動させることが
できる。
【0026】請求項5の発明では、永久磁石の2つの磁
極のそれぞれに対応して第1および第2の巻線部を設け
るため、磁気回路としての効率を向上できるとともに、
保持体の駆動力を増すことができる。
【0027】請求項6の発明では、第1および第2の巻
線部の一方を対物レンズを挟んで対角線上に配置し、か
つ、第1および第2の巻線部の他方を、対物レンズを挟
んで第1および第2の巻線部の一方とは異なる対角線上
に配置するため、永久磁石の2つの磁極のそれぞれに対
応して第1および第2の巻線部を配置する場合に比べ
て、巻線部の数を削減でき、構造を簡略化することがで
きる。
【0028】請求項7の発明では、保持体を一軸方向に
のみ移動させる駆動力を発生させるコイルを設けるた
め、二軸方向に移動させる場合に比べてコイルの構造を
簡略化することができる。
【0029】請求項8の発明では、永久磁石の一方の磁
極に対向配置される第1の磁路形成部材と、永久磁石の
他方の磁極に対向配置される第2の磁路形成部材とを設
け、第1および第2の磁路形成部材にそれぞれ第1およ
び第2の巻線部を巻き付けるため、磁気効率を向上でき
るとともに、外形寸法を小さくできる。したがって、永
久磁石の吸引力が小さくなり、支持部材に発生される張
力や圧縮力を小さくできるとともに、製造(組立)が容
易になる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る対物レンズ駆
動装置について、図面を参照しながら具体的に説明す
る。
【0031】以下、図面を参照しながら本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の対物レンズ駆動装置の斜
視図、図2は本発明の対物レンズ駆動装置の片側のヨー
クとワイヤを省略した斜視図、図3は図2からさらにト
ラックコイルを1つ省略した斜視図、図4は図3からヨ
ークを省略してY方向から見た側面図である。また、図
5は本発明の対物レンズ駆動装置の磁束の流れを説明す
る断面図である。
【0032】図1において、1は対物レンズ、2は対物
レンズを保持するPPSなどの樹脂で形成されたレンズ
ホルダ(保持体)であり、対物レンズ1はレンズホルダ
2に固定されている。レンズホルダ2には、薄い金属板
ばねをエッチングで加工して作製した互いに平行なワイ
ヤ3a,3b,4a,4b(支持部材)が固着されてい
る。
【0033】各ワイヤの他端は、ばね固定台5に固着さ
れ、ばね固定台5は図示しないべ一スに固定されてい
る。ワイヤ3a,3b,4a,4bは弾性変形可能であ
り、レンズホルダ2は、これらワイヤにより、X方向と
Z方向に平行移動可能に支持されている。
【0034】レンズホルダ2のX方向の側面には、Y方
向に着磁された永久磁石6a,6bが取り付けられてい
る。永久磁石材料としては、最大エネルギ積の大きい磁
石を使うことが望ましく、希土類磁石などがよい。
【0035】永久磁石6a,6bの磁極面の外側には、
永久磁石6a,6bを挟むように鋼などの磁性材料から
なるU字型のヨーク(磁路形成部材)7a,7bが図示
しないべ一スに固定されている。
【0036】U字型のヨーク7a,7bの内面には、ト
ラックコイル(第1の巻線部)8a,8b,8c,8d
が固着され、さらにその内側にはフォーカスコイル(第
2の巻線部)9a,9b,9c,9dが固着されてい
る。トラックコイル8a,8b,8c,8dはU字型ヨ
ークの内面から上面に沿ってほぼ直角に曲げられてい
る。これはZ軸方向の厚さを薄くするためである。薄く
する必要がなければ、ヨーク7a,7bをコイルにあわ
せてZ方向に延ばしてもよい。
【0037】図1〜図4のフォーカスコイル9a,9
b,9c,9dはトラックコイル8a,8b,8c,8
dにのみしか接していないが、ヨーク7a,7bとフォ
ーカスコイル9a,9b,9c,9dの間に生じる隙間
に非磁性体からなる板を挟むか、あるいは、フォーカス
コイル9a,9b,9c,9dの一部を折り曲げてフォ
ーカスコイル9a,9b,9c,9dとヨーク7a,7
bとを密着させてもよい。
【0038】なお、フォーカスコイル9a,9b,9
c,9dとヨーク7a,7bの間に板を挟む場合は、熱
伝導率のよい銅、アルミニウムなどの金属の板を用いる
のが望ましい。熱伝導率のよい板を挟むことにより、フ
ォーカスコイル9a,9b,9c,9dに電流を流した
ときに発生される熱がヨーク7a,7bに伝導しやすく
なり、放熱効果が向上するとともに、フォーカスコイル
9a,9b,9c,9dの温度上昇が抑えられ、結果と
して、許容上限電流を増やすことができ、最大駆動力が
増す。
【0039】なお、図1〜図4は、ヨーク、トラックコ
イル、フォーカスコイルの順に固着する例を説明した
が、ヨーク、フォーカスコイル、トラックコイルの順に
固着してもよい。
【0040】次に、以上のように構成された第1の実施
形態の対物レンズ駆動装置の動作を説明する。図示しな
いレーザダイオード、フォトディテクタ、および各種光
学部品からなる光学系から出射した光は、対物レンズ1
の下方に設けられた図示しないミラーによって、図1の
Z方向に向きを変えて対物レンズ1を通過し、図示しな
い光ディスク上で焦点を結ぶ。反射光は、逆の経路を通
って光学系に戻り、フォトディレクタで検出されて再生
信号や制御用信号になる。
【0041】図5は図1のX方向から見たヨーク7a付
近の断面図である。永久磁石6aのN極から出た磁束
は、フォーカスコイル9aを通過し、続いてトラックコ
イル8aを通過してヨーク7aに入る。ヨーク7aに入
った磁束は、図5の矢印に従って進行し、トラックコイ
ル8bおよびフォーカスコイル9bを通過して永久磁石
6aのS極に戻る。
【0042】永久磁石6aからの磁束は、例えばトラッ
クコイル8aを構成する4辺のうちZ方向に延びる一つ
の辺(図3の符号8a’)のみを通過するので、トラッ
クコイル8aに図3の矢印y1の向きに電流を流すこと
により、X方向の力がレンズホルダ2に働く。この力に
よってレンズホルダ2はX方向に加速し、ディスク上の
レーザ光焦点位置もディスク半径方向に移動する。な
お、トラックコイル8b〜8dも同様の動作を行うこと
ができる。トラックコイル8a,8b,8c,8dの電
流は、レーザ光焦点がディスクのトラック上に一致する
ように制御される。
【0043】同様に、永久磁石6aからの磁束は、フォ
ーカスコイル9aを構成する4辺のうち、X方向に延び
る図1の上側の辺(図3の符号9c’)のみに磁束が通
過する。このため、フォーカスコイル9aに図3の矢印
y2の向きに電流を流すことによって、Z方向の力がレ
ンズホルダ2に働き、レンズホルダ2はZ方向(光軸方
向)に加速する。なお、フォーカスコイル9b〜9dも
9aと同様の動作を行うことができる。フォーカスコイ
ル9a,9b,9c,9dの電流は、レーザ光がディス
ク上に精度よく焦点を結ぶように制御される。
【0044】第1の実施形態の対物レンズ駆動装置で
は、永久磁石6a,6bから出た磁束は、フォーカスコ
イル9a,9b,9c,9d、トラックコイル8a,8
b,8c,8d、およびヨーク7a,7bを通過する以
外は空中を通らない。このため、永久磁石6a,6bか
らの漏れ磁束が少なくなり、永久磁石9a,9bのサイ
ズが小さくて磁力が弱くても、十分に大きな磁束密度を
トラックコイル8a,8b,8c,8d,フォーカスコ
イル9a,9b,9c,9dに与えることができる。す
なわち磁気回路としての効率がよくなる。
【0045】また、従来と異なり、トラックコイル8
a,8b,8c,8dおよびフォーカスコイル9a,9
b,9c,9dには駆動力に寄与する磁束しか通過せ
ず、無駄な力が発生しない。
【0046】レンズホルダ2の最大発生加速度は、駆動
感度と、コイルに流せる電流が支配的要因であるが、コ
イルに流せる電流の最大値はコイルの放熱能力が支配的
な要因である。ヨーク7a,7bは、金属で形成されて
おり、従来に比べて表面積が大きいため、トラックコイ
ル8a,8b,8c,8dやフォーカスコイル9a,9
b,9c,9dの放熱板として機能する。
【0047】このため、トラックコイル8a,8b,8
c,8dやフォーカスコイル9a,9b,9c,9dに
は従来に比べて多くの電流を流すことができ、結果とし
て、大きい加速度を得ることができる。
【0048】このように、第1の実施形態の駆動装置
は、従来に比べて高い駆動効率を得ることができ、消費
電力を低減できるとともに、コイルの放熱特性が良好な
ため、高加速度を発生でき、高い制御帯域を持つ光ヘッ
ドに用いることができる。
【0049】また、本実施形態では、図5に示すよう
に、ヨーク7の内面は磁石6a,6bに対して広い面積
で平坦かつ平行である。このため永久磁石6a,6bが
X方向、Z方向に移動しても、X方向、Z方向にはほと
んど磁気吸引力が発生しない。このため、強力な永久磁
石を用いても、従来の対物レンズ駆動装置のようにZ方
向、X方向の主共振周波数が高くなるようなことがな
く、対物レンズ駆動装置の可動部の重さと支持ばね3
a,3b,4a,4bの剛性から共振周波数が決まるた
め、設計が容易という利点もある。
【0050】なお、逆に、磁気ばね効果も利用したい場
合は、図6のように永久磁石16に対向配置されるヨー
ク17の内面を凸形状にすればよい。この場合は、永久
磁石16が図6の上下方向に移動すると復元力が働く。
【0051】また、図6の紙面垂直方向に磁気ばね効果
を作用させたい場合は、図6の紙面垂直方向におけるヨ
ーク内面を凸形状にすればよい。
【0052】ところで、上述した第1の実施形態の場
合、永久磁石6a,6bのY方向位置がヨーク7a,7
bの隙間のちょうど真ん中にあれば、永久磁石6a,6
bにはY方向の力が発生しないが、組立て誤差等で永久
磁石の位置が少しでもずれると、Y方向に変位を拡大す
る方向に力が働く。この力は変位が大きくなるにつれ大
きくなる。この時、支持ばね3a,3b,4a,4bを
圧縮する方向の力が大きくなりすぎると、支持ばね3
a,3b,4a,4bは座屈を起こして破壊してしま
う。
【0053】このような破壊を防止するには、組立て誤
差等があっても、支持ばね3a,3b,4a,4bに圧
縮力が働かないよう、常に張力が働くようにすればよ
い。具体的には、例えば、永久磁石6a,6bのY方向
の設計位置を、ヨーク6a,6bのギャップの中心から
張力が発生する方向にずらす方法がある。
【0054】あるいは、これとは別に、支持ばね3a,
3b,4a,4bに張力が働くように、レンズホルダ2
に張力発生手段を設けてもよい。また、レンズホルダ2
がワイヤ圧縮方向にある変位以上動かないように、レン
ズホルダ2の支持ばね3a,3b,4a,4bのある方
向の面に接触するストッパを設けてもよい。また、上記
の方法を組み合わせてもよい。
【0055】このように、第1の実施形態では、レンズ
ホルダ2に取り付けられた永久磁石6a,6bからの磁
束が、フォーカスコイル9a,9b,9c,9d、トラ
ックコイル8a,8b,8c,8d、およびヨーク7
a,7bを通った後、対向配置されたトラックコイル8
a,8b,8c,8dとフォーカスコイル9a,9b,
9c,9dを通って、再び永久磁石6a,6bに入るよ
うにしたため、永久磁石6a,6bからの磁束がフォー
カスコイル9a,9b,9c,9d、トラックコイル8
a,8b,8c,8dおよびヨーク7a,7b以外に漏
れ出すおそれがなく、磁気回路としての効率がよくな
る。
【0056】また、フォーカスコイル9a,9b,9
c,9dやトラックコイル8a,8b,8c,8dに流
れる電流により発生される熱をヨーク7a,7bに逃が
すことができるため、フォーカスコイル9a,9b,9
c,9dやトラックコイル8a,8b,8c,8dに十
分な量の電流を流すことができ、対物レンズの駆動効率
を上げることができる。
【0057】(第2の実施形態)第2の実施形態は、第
1の実施形態とは90度異なる向きにヨークを取り付け
たものである。
【0058】図7は本発明に係る第2の実施形態の対物
レンズ駆動装置の斜視図、図8は図7の対物レンズ駆動
装置から一方のヨークとトラックコイルを一つずつ省略
した斜視図である。
【0059】図7において、21は対物レンズ、22は
対物レンズを保持するPPSなどの樹脂で作られたレン
ズホルダであり、対物レンズ21はレンズホルダ22に
固定されている。
【0060】レンズホルダ22には、薄い金属板ばねを
エッチングで加工して作成したワイヤ23a,23b,
23c,23dが固着されている。これらワイヤの他端
は、ばね固定台25に固着されている。ばね固定台25
は図示しないべ一スに固定されている。
【0061】レンズホルダ22は、ワイヤ23a,23
b,24a,4bによって、X方向およびZ方向に平行
移動可能に支持されている。レンズホルダ2のX方向の
側面には、Y方向に着磁された永久磁石26a,26b
が固定されている。永久磁石材料としては、最大エネル
ギ積の大きい磁石を使うことが望ましく、希土類磁石な
どがよい。
【0062】また、永久磁石26a,26bを挟み込む
ように鋼などの磁性材料からなるU字型に似た形状のヨ
ーク27a,27bが図示しないべ一スに固定されてい
る。ヨーク27a,27bの端部付近にはトラックコイ
ル28a,28b,28c,28dが巻かれ、トラック
コイル28a,28b,28c,28dと永久磁石26
a,26bの磁極との間にはフォーカスコイル29a,
29b,29c,29dが固着されている。
【0063】第1の実施形態と異なり、ヨーク27a,
27bの形状がU字型になっていないのは、対物レンズ
駆動装置のX方向の幅を短くするためである。U字型に
すると、レンズホルダ22が例えばX軸の正方向に変位
したときに、変位によっては永久磁石26aと27bの
X方向の吸引力により、レンズホルダ22とヨーク24
a,27bとが吸着してしまうおそれがある。このた
め、第2の実施形態では、ヨーク27a,27bに屈曲
部30a,30b,30c,30dを設けることによっ
て、この力を発生しないようにしている。
【0064】第2の実施形態は、第1の実施形態と形状
が異なるものの、動作は同じであり、また、得られる効
果も同様である。
【0065】(第3の実施形態)第3の実施形態は、第
1および第2の実施形態よりも構造を簡略化したもので
ある。
【0066】図9は本発明の第3の実施形態の対物レン
ズ駆動装置の部分斜視図、図10は本発明の第3の実施
形態のコイルの構造を示す斜視図である。これらの図で
は、図1と共通する構成部分には同一符号を付してお
り、以下では、相違点を中心に説明する。なお、図9で
は図1のばね固定台5は省略している。
【0067】第3の実施形態の対物レンズ駆動装置は、
永久磁石6a,6bの磁極の両側にコイルユニット40
a,40b,40c,40dをそれぞれ配置した点に特
徴がある。コイルユニット40a,40b,40c,4
0dは、円柱状または角柱状のヨーク(第1および第2
の磁路形成部材)43a,43b,43c,43dの周
囲にフォーカスコイル42を巻き付け、その上にトラッ
クコイル41を巻き付けたものである。
【0068】図10はコイルユニット40a,40b,
40c,40dからトラックコイル41a,41b,4
1c,41dを取り除いた状態を示している。フォーカ
スコイル42a,42b,42c,42dはZ軸の周り
に巻き付けられ、トラックコイル42a,42b,42
c,42dはX軸の周りに巻き付けられている。
【0069】第3の実施形態の動作は、第1の実施形態
とほぼ同様である。違いとして、ヨーク43a,43
b,43c,44dが永久磁石6a,6bの両側にあ
り、U字型ではないので、対向配置された2つのヨーク
のうち、一方のヨークから抜けた磁束の一部が他方のヨ
ークに入らないおそれがあり、第1、および第2の実施
形態に比べて効率は落ちる。
【0070】しかしながら、永久磁石6a,6bの2つ
の磁極のうち片側にしかコイルを設置しない図9に示す
従来の方式に比べると、両磁極に対応してコイルを設け
るので磁束の利用効率が倍になり、効率が向上する。
【0071】このため、従来に比べて高い駆動効率を得
ることができ、また、損失が少ないため消費電力を低減
でき、高い制御帯域を持つ光ヘッドに利用可能な対物レ
ンズ駆動装置が得られる。
【0072】また、第3の実施形態は、第1、第2の実
施形態に比べてサイズを小さくできるという利点もあ
る。さらに、ヨーク43の体積が小さいため、永久磁石
6a,6bとの吸引力が小さくなり、ヨーク43と永久
磁石6との距離のばらつきによってワイヤ3a,3b,
4a,4bに発生する張力や圧縮力の発生量を抑えるこ
とができる。また、第1および第2の実施形態ほど高精
度の組み立て精度を必要としないという利点もある。
【0073】(第4の実施形態)第4の実施形態は、対
物レンズを一軸方向にのみ移動可能にしたものである。
【0074】図11は本発明の第4の実施形態の対物レ
ンズ駆動装置の部分斜視図、図12は一方のヨークを省
略した斜視図である。
【0075】第4の実施形態の対物レンズ駆動装置は、
フォーカスコイル9a,9b,9c,9dのみを備えて
おり、トラックコイルは備えていない。永久磁石6a,
6b、フォーカスコイル9a,9b,9c,9d、およ
びヨーク7a,7bの位置関係は図1と同様である。ま
た、図1ではレンズホルダを移動可能に支持する支持部
材としてワイヤを用いたが、図11では互いに平行な2
本の板ばねを用いている。
【0076】フォーカスコイル9cに図12の矢印の方
向に電流を流すと、レンズホルダ2に図11の上方向へ
の力が働き、対物レンズ1が上方向に移動する。
【0077】第4の実施形態の場合も、永久磁石6a,
6bの一方の磁極から発生された磁束は、フォーカスコ
イル9a,9cを貫通してヨーク7a,7bの内部を通
り、対向配置されたフォーカスコイル9b,9dを通っ
て永久磁石6a,6bの他方の磁極に戻る。これによ
り、外部に磁束が漏れ出さなくなり、磁気回路としての
効率が向上する。
【0078】(第5の実施形態)第5の実施形態は、第
1の実施形態の変形例であり、コイルの数を少なくした
ものである。
【0079】図13は本発明の第5の実施形態の対物レ
ンズ駆動装置の部分斜視図、図14はヨークを省略した
図である。
【0080】図14に示すように、フォーカスコイル9
a,9dは対物レンズ1を挟んで対角線上にのみ配置さ
れており、トラックコイル8b,8cは、フォーカスコ
イル9a,9dとは異なる対角線上にのみ配置されてい
る。また、永久磁石6a,6bの一方の磁極にはトラッ
クコイルが対向配置され、他方の磁極にはフォーカスコ
イルが対向配置されている。
【0081】フォーカスコイル9a,9dに電流を流す
ことにより対物レンズ1を光軸方向に移動させることが
でき、また、トラックコイル8b,8cに電流を流すこ
とにより対物レンズ1をトラックに沿って移動させるこ
とができる点は、第1の実施形態と同様である。
【0082】また、永久磁石6a,6bから発生された
磁束は、フォーカスコイル(トラックコイル)を貫通し
てヨーク7a,7bの内部を通り、対向配置されたトラ
ックコイル(フォーカスコイル)を通って永久磁石6
a,6bの他方の磁極に入る。これにより、第1の実施
形態と同様に、磁気回路としての効率が向上する。
【0083】また、フォーカスコイル9a,9dとトラ
ックコイル8b,8cの厚みを略同じにして、さらにヨ
ーク7a,7bと各コイルとの間のギャップを等しくす
れば磁気回路の抵抗を少なくできて効率が向上し、ギャ
ップ差による力がワイヤ3a,3b,3c,3dに加わ
るおそれもない。
【0084】なお、本発明は上記の各実施形態に限定さ
れるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できることは言うまでもない。
【0085】例えば、図1等に示したU字型のヨーク
を、コイルの向きを変えずに図7のようにU字底辺部が
X方向になるように配置してもよい。
【0086】逆に、図7のヨークとトラックコイルをY
軸まわりに90度回転させ、トラックコイルをフォーカ
スコイルとして、フォーカスコイルをトラックコイルと
して使うようにしてもよい。
【0087】なお、上記実施形態では、説明の簡略化の
ために、ワイヤ3a,3b,3c,3dや板ばね3,
4,23,24の固定方法を簡略化しているが、余分な
振動を抑えるため、ワイヤや板ばねをゲルに接触または
通過させてもよい。
【0088】また、上記実施形態では、板ばねを加工し
てワイヤを作製する例を説明したが、線材を用いてもよ
いし、4本のワイヤでレンズホルダを保持する代わり
に、平行板ばねを組み合わせた構造など、通常の対物レ
ンズ駆動装置に用いられている様々な支持方法が適用で
きることはいうまでもない。
【0089】また、上記実施形態の対物レンズ駆動装置
のフォーカスコイルに独立して電流を流すことにより、
Y軸周り、およびX軸周りに回転力を発生させることが
できる。
【0090】あるいは、フォーカスコイルに回転力発生
用のコイルを重ね合わせてもよい。回転力を発生させる
ためには、特願平9-34478号公報や、特願平9-272281号
公報に記載のチルト動作が可能な対物レンズアクチュエ
ータのレンズホルダ支持方法と組み合わせることによっ
て、高効率なチルト動作が可能な対物レンズ駆動装置を
得ることができる。
【0091】また、第3の実施形態では、ヨーク43の
上にフォーカスコイル42を巻き、その上からトラック
コイル41を巻いたが、逆にヨーク43の上にトラック
コイル41を巻き、その上からフォーカスコイル42を
巻いてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、永久磁石の2つの磁極のそれぞれにコイルを対向
配置させて保持体を移動させるため、永久磁石からの磁
束を効率よくコイルに伝達でき、磁束漏れが少なくなっ
て磁気回路としての効率が向上する。
【0093】また、磁路形成部材を設けることにより、
よりいっそう磁束漏れを低減できるとともに、コイルに
電流を流すことで発生された熱を磁路形成部材に逃がす
ことができるため、コイルに十分な量の電流を流すこと
ができ、コイルを通過する磁束密度を増やすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物レンズ駆動装置の斜視図。
【図2】本発明の対物レンズ駆動装置の片側のヨークと
ワイヤを省略した斜視図。
【図3】図2からさらにトラックコイルを1つ省略した
斜視図。
【図4】図3をY方向から見た側面図。
【図5】本発明の対物レンズ駆動装置の磁束の流れを説
明する断面図。
【図6】磁気ばね効果を利用する例を示す図。
【図7】本発明に係る第2の実施形態の対物レンズ駆動
装置の斜視図。
【図8】図7の対物レンズ駆動装置から一方のヨークと
トラックコイルを一つずつ省略した斜視図。
【図9】本発明の第3の実施形態の対物レンズ駆動装置
の部分斜視図。
【図10】本発明の第3の実施形態のコイルの構造を示
す斜視図。
【図11】本発明の第4の実施形態の対物レンズ駆動装
置の部分斜視図。
【図12】図11において一方のヨークを省略した斜視
図。
【図13】本発明の第5の実施形態の対物レンズ駆動装
置の部分斜視図。
【図14】図13においてヨークを省略した図。
【図15】従来の対物レンズ駆動装置の構造を示す斜視
図。
【図16】(a)は図15の装置を上方(F方向)から
見た場合の断面図、(b)は図15の装置を側面方向
(T方向)から見た場合の断面図。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズホルダ 3,4 板ばね 3a,3b,4a,4b ワイヤ 5 ばね固定台 6a,6b 永久磁石 7a,7b ヨーク 8a,8b,8c,8d トラックコイル 9a,9b,9c,9d フォーカスコイル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録部材にレーザ光を集光する対物レ
    ンズと、 前記対物レンズを保持する保持体と、 前記保持体を移動可能に支持する支持部材と、を備えた
    対物レンズ駆動装置において、 前記対物レンズの光軸方向に直交する方向に沿って前記
    対物レンズの両側に配置され、前記保持体の並進移動方
    向に直交する方向に着磁された複数の永久磁石と、 前記永久磁石のそれぞれに対応して設けられ、前記永久
    磁石の2つの磁極のそれぞれに対向配置され前記保持体
    が移動する方向に駆動力を発生する複数のコイルと、 を備えることを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】対向配置された前記複数のコイルを挟んで
    その外側に配置され、前記永久磁石の一方の磁極から発
    生された磁束を、対向配置された前記複数のコイルを通
    って他方の磁極に導く磁路形成部材を備えることを特徴
    とする請求項1に記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】前記磁路形成部材は、前記永久磁石の2つ
    の磁極面とこれら磁極面に連なる面とに対向配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の対物レンズ駆動装
    置。
  4. 【請求項4】前記コイルは、 前記保持体を前記対物レンズの光軸方向に直交するX軸
    方向に移動させる駆動力を発生する第1の巻線部と、 前記保持体を前記光軸方向に移動させる駆動力を発生す
    る第2の巻線部と、 を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】前記第1および第2の巻線部は、前記永久
    磁石の2つの磁極のそれぞれに対応して設けられ、対応
    する前記磁極にそれぞれ対向配置されることを特徴とす
    る請求項4に記載の対物レンズ駆動装置。
  6. 【請求項6】前記第1および第2の巻線部の一方は、前
    記対物レンズの光軸方向に直交する方向に沿って前記対
    物レンズを挟んで対角線上に配置され、 前記第1および第2の巻線部の他方は、前記対物レンズ
    の光軸方向に直交する方向に沿って前記対物レンズを挟
    んで前記第1および第2の巻線部の一方とは異なる対角
    線上に配置され、 前記第1および第2の巻線部は、前記永久磁石の2つの
    磁極を挟んで互いに対向配置されることを特徴とする請
    求項4に記載の対物レンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】前記コイルは、前記保持体を前記対物レン
    ズの光軸方向に直交する方向、あるいは前記光軸方向の
    いずれか一方向にのみ移動させる駆動力を発生させるも
    のであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】前記永久磁石の一方の磁極に対向配置され
    る第1の磁路形成部材と、 前記永久磁石の他方の磁極に対向配置される第2の磁路
    形成部材と、 前記保持体を前記対物レンズの光軸方向に直交するX軸
    方向に移動させる駆動力が発生されるように前記第1お
    よび第2の磁路形成部材に巻き付けられる第1の巻線部
    と、 前記保持体を前記光軸方向および前記X軸方向に直交す
    るY軸方向に移動させる駆動力が発生されるように前記
    第1および第2の磁路形成部材に巻き付けられる第2の
    巻線部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の
    対物レンズ駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122594A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Konica Minolta Opto Inc レンズ駆動装置
JP2008140437A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Konica Minolta Opto Inc レンズ駆動装置

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