JPH08297555A - メニュー表示制御方式 - Google Patents

メニュー表示制御方式

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Publication number
JPH08297555A
JPH08297555A JP7102682A JP10268295A JPH08297555A JP H08297555 A JPH08297555 A JP H08297555A JP 7102682 A JP7102682 A JP 7102682A JP 10268295 A JP10268295 A JP 10268295A JP H08297555 A JPH08297555 A JP H08297555A
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JP
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custom
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Pending
Application number
JP7102682A
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English (en)
Inventor
Setsuo Sato
節雄 佐藤
Tokuo Saito
篤男 斉藤
Kiyoshi Arima
潔 有馬
Koki Kojima
光喜 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性のより一層の向上を図るためのメニュ
ー表示制御方式を提供することにある。 【構成】 プログラムによって予め決められた位置及び
配列で並べられるメニュー項目をCRT6の画面上の固
定メニュー領域に表示する固定メニュー表示部10と、
メニュー項目毎の選択回数を格納するメニュー項目別選
択回数表及び直前に選択されたメニュー項目からの選択
順序を考慮に入れた選択回数を格納する順序付選択回数
表を選択回数情報として保持するための選択回数テーブ
ル12と、選択回数テーブル12に保持された選択回数
情報に基づいて選択頻度の高いあるいは選択される可能
性の高いメニュー項目の順にカスタムメニュー領域に表
示するカスタムメニュー表示部14と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメニュー表示制御方式、
特に表示装置及びポインティングデバイスなどの入力装
置を備えるコンピュータシステムにおいて動作するプロ
グラムが、ユーザに機能を選択させる場合に表示するメ
ニューの選択制御を行うメニュー表示制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からコンピュータの表示装置に常時
メニューを表示しておき、ユーザにマウス等のポインテ
ィングデバイスを用いてメニュー画面又はメニュー領域
に表示されているメニュー項目の中から所望のメニュー
項目を選択させることで機能の切替えを行わせていた。
従来において、メニュー項目の選択表示には次のような
ものがあった。
【0003】極めて一般的な方法としてプログラムがウ
ィンドウ画面(以下、単に「画面」という)上に各メニ
ュー項目を固定的に表示させる方法がある。
【0004】また、特開昭64−76218号公報に
は、メニュー項目を使用頻度の高い順に並び替え、よく
使用するメニュー項目を選択しやすくする構成が開示さ
れている。図12は、この従来例に開示されたメニュー
表示システムの方式を示した図である。図12において
は、メニュー項目は全部で8個あり、使用頻度の高い順
に最初のメニュー画面2aのメニュー領域4aに表示
し、続いてメニュー画面4bに順次表示していく。使用
頻度は、使用状況に応じて変化するので、メニュー画面
2aの中で相対的に使用頻度の低くなったメニュー項目
はメニュー画面4bに移動し、一方、メニュー画面4b
の中で相対的に使用頻度の高くなったメニュー項目はメ
ニュー領域4aに移動することで、メニュー項目の並べ
替えが行われる。図12に示した例では、メニュー項目
の使用頻度がA→C→E→G→B→D→F→H(Aが最
も高くHが最も低い)の順番になっていることを示して
いる。このようにメニュー項目の並べ替えを行うことで
最初のメニュー画面2aには常に使用頻度の高いメニュ
ー項目が表示されるようになるので、メニュー選択にお
けるメニュー画面切替操作の回数を少なくすることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける一般的なメニュー表示制御方式では、メニューの
表示位置が使用状況に関係なく固定的であるためメニュ
ーが複数画面にまたがるときなどの操作性が劣るという
問題があった。
【0006】また、その改良としてメニュー項目の選択
頻度による並べ替え等を行われるが、選択頻度の高いメ
ニュー項目ほどその配置を感覚的に覚えるようになるた
め全てのメニューに対して並べ替えを行うと、選択した
いメニュー項目を探索しなくてはならずかえって操作性
を劣化させてしまうという問題があった。
【0007】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、操作性のより一層
の向上を図るためのメニュー表示制御方式を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明におけるメニュー表示制御方式は、
ウィンドウ画面上に表示するメニュー領域に、ユーザに
機能を選択させるための複数のメニュー項目を表示させ
るメニュー表示制御方式において、プログラムによって
予め決められた位置及び配列で並べられるメニュー項目
を固定メニュー領域に表示する固定メニュー表示手段
と、各メニュー項目に対する選択回数情報を保持するた
めの選択回数テーブルと、前記選択回数テーブルに保持
された選択回数情報に基づいて決定された配列でメニュ
ー項目をカスタムメニュー領域に表示するカスタムメニ
ュー表示手段と、を有することを特徴とする。
【0009】また、前記カスタムメニュー表示手段は、
選択回数情報である選択回数及び選択順序に基づいてメ
ニュー項目をカスタムメニュー領域に配列することを特
徴とする。
【0010】また、前記カスタムメニュー表示手段は、
選択回数情報である選択順序に基づいて、直前に選択さ
れたメニュー項目に続いて選択される可能性の高い順に
メニュー項目をカスタムメニュー領域に配列することを
特徴とする。
【0011】また、前記固定メニュー表示手段又は前記
カスタムメニュー表示手段の少なくとも一方を動作させ
るメニュー切替手段を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係るメニュ
ー表示制御方式においては、終了メニューを選択するま
で、メニュー項目毎に各メニュー項目が選択された回数
を保存しておく。保存された選択回数情報である各メニ
ュー項目の選択回数並びに選択順序に基づいて、カスタ
ムメニュー領域に表示するメニュー項目の配置を決める
ようにしたので、操作性のよいメニューを提供すること
ができる。また、その一方でメニュー項目の位置を感覚
的に覚えている場合などは、そのメニュー項目を固定メ
ニュー領域に割り付けておけばそのメニュー項目を容易
に選択させることができる。
【0013】また、保存された選択回数情報である各メ
ニュー項目の選択順序に基づいて、あるメニュー項目の
選択後に選択される可能性の高い順にカスタムメニュー
領域に配列するようにしたので、選択したいメニュー項
目が表示されている可能性が高くなり、メニュー項目の
探索を高速に行うことができる。
【0014】また、メニュー切替手段は、固定メニュー
表示手段及びカスタムメニュー表示手段の動作を制御
し、画面上に表示するメニューを固定メニュー又はカス
タムメニューの切替えあるいは両方の表示を行うので、
ユーザにとって必要なメニューのみを表示させることが
できる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0016】実施例1.図1は、本発明に係るメニュー
表示制御方式を採用したシステムの構成図である。本シ
ステムは、メニュー領域を含むウィンドウ画面を表示す
るCRT6と、メニュー領域に表示されたメニューから
メニュー項目を選択するマウス8と、プログラムによっ
て予め決められた位置及び配列で並べられるメニュー項
目を固定メニュー領域に表示する固定メニュー表示手段
としての固定メニュー表示部10と、各メニュー項目に
対する選択回数情報を保持するための選択回数テーブル
12と、選択回数テーブル12に保持された選択回数情
報に基づいて決定された配列でメニュー項目をカスタム
メニュー領域に表示するカスタムメニュー表示手段とし
てのカスタムメニュー表示部14と、を有する。本実施
例におけるメニュー表示制御方式は、マウス8が接続さ
れ、複数のウィンドウ画面をCRT6の一画面上に表示
可能である一般的なコンピュータにより実現される。従
って、固定メニュー表示部10及びカスタムメニュー表
示部14は、CPU及びCPUで実行されるプログラム
により構成される。
【0017】図2は、本実施例におけるCRT6の画面
構成を示した図である。CRT6に表示される画面は、
ユーザからの操作により切り替えられるものとする。図
2では、2つの画面21、22から構成されている場合
を示しているが、この画面数に限られるものではない。
画面21は、1枚目の画面であり、固定メニュー表示部
10によって常時固定されたメニュー項目が表示される
固定メニュー領域21a及びカスタムメニュー表示部1
4によって選択頻度に応じてメニュー項目の配列が切り
替わるカスタムメニュー領域21bを有している。固定
メニュー領域21aに表示されるメニュー項目(以下、
「固定メニュー」という)は、プログラムによって固定
メニュー領域21aに配列が固定的に決められる。図2
の画面21では、3個の固定メニューA、B、Cが配列
されている。一方、カスタムメニュー領域21bに表示
されるメニュー項目(以下、「カスタムメニュー」とい
う)は、選択回数情報に応じてメニュー項目及び配列が
決められる。選択回数情報の内容に関しては後述する。
カスタムメニュー領域21bの初期状態は、何も表示さ
れておらず、ユーザがカスタムメニュー領域21bにマ
ウス8のカーソルを位置付けて選択操作することで図3
に示したようにメニュー項目が展開され表示される。本
実施例におけるカスタムメニューは、固定メニューと同
一対象のメニュー項目を選択回数情報に基づいて並べた
メニューであるが、排他的にすることでメニュー領域を
より小さくしてもよい。画面22は、CRT6に表示さ
れる2枚目の画面であり、1枚目の画面21と同様の固
定メニュー領域22aとカスタムメニュー領域22bと
を有している。固定メニュー領域22aには、1枚目の
画面21の固定メニュー以外のメニュー項目が表示さ
れ、カスタムメニュー領域22bには、カスタムメニュ
ー領域21bと全く同じ内容のメニュー項目が表示され
る。
【0018】図4は、本実施例における動作の概略を示
したフローチャートであり、以下、この図を用いて本実
施例における動作について説明する。
【0019】まず、以前に選択され使用された各メニュ
ー項目の選択回数情報を読み取り(ステップ31)、後
述する手順に従って決定された順番に各メニュー項目を
カスタムメニュー領域21bに表示する(ステップ3
2、33)。選択回数情報は、この処理の終了時に選択
回数テーブル12に保存されている。ユーザは、表示さ
れているメニュー項目からいずれか1つを選択すると
(ステップ34)、それが終了メニュー項目かどうかを
調べる(ステップ35)。終了メニュー項目の場合は、
終了メニューを選択するまでの間にメニュー項目毎の選
択回数を選択回数情報として選択回数テーブル12に保
存する(ステップ37)。なお、選択回数テーブル12
は、メモリ上又はファイルとして保存される。この保存
した選択回数情報が前述したステップ31に処理におい
て読み取られることになる。なお、選択回数テーブル1
2に保存される選択回数情報は、システム全体で共有し
てもよいし、ユーザ毎に複数用意してもよい。選択した
メニュー項目が終了メニュー項目でない場合は、選択さ
れたメニュー項目に対応した機能を実行し(ステップ3
6)、ステップ32に戻る。
【0020】本実施例においては、ステップ34におけ
るいずれかのメニュー項目が選択される度にその選択回
数情報を収拾することと、ステップ32における収拾し
た選択回数情報に基づいてカスタムメニュー領域に表示
するメニュー項目の配列を決めることを特徴としてい
る。図5は、ステップ34における処理の詳細を示した
フローチャートであり、まず、ステップ34における処
理の詳細について説明する。
【0021】この処理においては、各メニュー項目が選
択された回数を保持するために2種類の選択回数テーブ
ルを用いる。一つは図6に示したメニュー項目毎の選択
回数を格納するメニュー項目別選択回数表であり、もう
一つは図7に示した直前に選択されたメニュー項目から
の選択順序を考慮に入れた選択回数を格納する順序付選
択回数表である。図7において、列項目が一つ前に選択
されたメニュー項目を示し、行項目が現在選択されたメ
ニュー項目を示す。つまり、図7における縦方向のメニ
ュー項目別の合計値は、図6と等しくなるため、必ずし
も必要ではないが、メニュー項目別選択回数表を持つこ
とによって処理速度を向上させることができる。また、
列項目の「初期状態」は、プログラム起動直後にいずれ
かのメニュー項目を選択したときの順序付選択回数を保
持する欄である。選択回数情報を収拾する処理は、メニ
ュー項目が選択される度にこれらの表の値を更新するこ
とで進められることになる。
【0022】すなわち、あるメニュー項目を選択する
と、その選択したメニュー項目に対応するメニュー項目
別選択回数表の値に1を加算する(ステップ41)。更
に、一つ前に選択されたメニュー項目と今回選択された
メニュー項目をキーにして、対応する順序付選択回数表
の値に1を加算する(ステップ42)。そして、次回の
メニュー項目選択のために今回選択されたメニュー項目
をプログラム内に一時保存する(ステップ43)。
【0023】以上の処理を具体的な例をあげて説明する
と、一つ前のメニュー項目がA、今回選択されたメニュ
ー項目をCとすると、図6のメニュー項目「C」の欄の
値が「23」から1増えて「24」になる。更に、図7
の「直前に選ばれたメニュー項目」のうちの「メニュー
項目A」の欄でかつ「ユーザが現在選んだメニュー項
目」のうちの「メニュー項目C]の欄の値が「8」から
1増えて「9」になる。このようにして各メニュー項目
の選択回数が並びに選択順序を考慮した選択回数が保存
される。
【0024】次に、ステップ32における処理の詳細に
ついて説明する。図8は、ステップ32における処理の
詳細を示したフローチャートであり、この処理によりカ
スタムメニュー領域に表示されるメニュー項目及びその
配列が決められる。
【0025】まず、カスタムメニュー領域に表示すべき
メニュー項目の全てが表示されたかどうかを調べる(ス
テップ51)。表示が終了していれば処理は終了する
が、終了していない場合、図6に示したメニュー項目別
選択回数表を参照して選択回数が最大であるメニュー項
目を選出する(ステップ52)。最大選択回数のメニュ
ー項目がただ一つのときは、そのメニュー項目がカスタ
ムメニューとしてカスタムメニュー領域に表示されるこ
とになる。最大選択回数のメニュー項目が複数ある場
合、図7に示した順序付選択回数表を用いてカスタムメ
ニューとしての配列順を次のようにして決定する。この
処理のフローチャートを図9に示す。
【0026】まず、配列順の決める対象となった複数の
メニュー項目(以下、「最大選択回数メニュー項目」と
いう)間において、選択される可能性のある順番を考慮
した全ての組合せにおける選択回数を図7に示した順序
付選択回数表から得て、その中から最も多い選択回数と
なる組を選出する(ステップ61)。選出された組を構
成する各最大選択回数メニュー項目は、選出された組の
順番にカスタムメニュー領域に配置される(ステップ6
2)。まだ、カスタムメニュー領域に配置されていない
最大選択回数メニュー項目が存在する場合は、カスタム
メニュー領域に配置済みの最後尾のメニュー項目を「直
前に選ばれたメニュー項目」とし、順序付選択回数表の
中からステップ61と同様に最も多い選択回数となる組
を選出する(ステップ64)。この選出した組のうち
「ユーザが現在選んだメニュー項目」に該当するメニュ
ー項目を新たにカスタムメニュー領域に配置する(ステ
ップ65)。「直前に選ばれたメニュー項目」に該当す
るメニュー項目は、カスタムメニュー領域にすでに配置
済みである。ステップ63に戻り、同一の選択回数を持
つメニュー項目がなくなればこの処理は終了する。
【0027】以上の処理を具体的な例をあげて説明する
と、図8におけるステップ51〜53及びステップ54
において、最初の処理では「34」で最大選択回数を持
つメニュー項目Aが、2回目の処理では「23」で最大
選択回数を持つメニュー項目Cが、それぞれカスタムメ
ニュー領域にその順位配置される。3回目の処理では
「19」で最大選択回数メニュー項目はB、D、Fの3
項目存在することがわかる。そこで、図9に示した処理
に基づき、これら3項目間での順序付選択回数を参照す
ると、B→Dが0回、B→Fが2回、D→Bが3回、D
→Fが2回、F→Bが2回、F→Dが0回であり、D→
Bが3回で最も多いことが読み取れる。従って、A、C
に続くメニュー項目は、D、Bの順になる。これがステ
ップ61、62の処理である。
【0028】その次に続くメニュー項目は、「直前に選
ばれたメニュー項目」に該当するメニュー項目Bからみ
て残りの最大選択回数メニュー項目の中で順序付選択回
数が最も多いものが選出されるわけであるが、この例で
はメニュー項目Fしか残っていないのでBの次にはメニ
ュー項目Fが配置される。これがステップ64の処理で
ある。
【0029】次に、ステップ51に戻り、残りのメニュ
ー項目のうち最大選択回数となるのは最後に残されたメ
ニュー項目Eとなる。以上の処理の結果、カスタムメニ
ュー領域に配置されるメニュー項目の順は、ACDBF
Eとなる。
【0030】このようにして、各機能の使用頻度すなわ
ち選択回数情報としてのメニュー項目の選択回数並びに
選択順序に基づいてカスタムメニュー領域に表示するメ
ニュー項目の順番を決定するので、ユーザが選択するメ
ニュー項目の傾向が反映された、より使いやすいメニュ
ーを提供することができる。
【0031】また、固定メニューとして表示させておく
こともできるので、使用頻度の高いメニュー項目で画面
に常時表示させておきたいメニュー項目や使用すること
によってメニューの表示位置を感覚的に覚えた場合な
ど、固定メニューを利用すればそのメニュー項目を容易
に選択させることができる。
【0032】なお、上記以外にもステップ61、62の
手順を省略し、図7に示した順序付選択回数表に基づい
てカスタムメニュー領域に配置された最後尾のメニュー
項目から次に続くメニュー項目を最初から選出するよう
にしてもよい。
【0033】実施例2.上記第1実施例においては、カ
スタムメニューの表示配列順をユーザの選択頻度の高い
順に並べるようにしたが、本実施例では、あるメニュー
項目の選択後に選択される可能性の高い順に並べること
を特徴とする。
【0034】カスタムメニュー領域に、あるメニュー項
目の選択後に選択される可能性の高い順に並べるために
は、図4におけるステップ32の詳細な処理は図10に
示したようになる。
【0035】まず、図7に示した順序付選択回数表か
ら、「直前に選ばれたメニュー項目」の中から選択され
たメニュー項目に対応する行を取り出す(ステップ7
1)。次に、取り出した行の選択回数の大きい順にメニ
ュー項目を配列することになる(ステップ72)。例え
ば、メニュー項目Bが選択されたとすると、メニュー項
目Aに対応する選択回数は8回、メニュー項目Bに対応
する選択回数は2回、以下同様にメニュー項目C、D、
E、Fに対応する選択回数はそれぞれ5、0、1、2回
となっているので、この処理においては、まず一番大き
い値を持つメニュー項目Aがカスタムメニュー領域に配
置され、続いてメニュー項目Cが配置される。ここで、
次に続くのはメニュー項目BあるいはFのいずれかであ
るが、このように同じ選択回数である場合の選択順序
は、図6を参照して全体で選択回数を参照した場合の選
択回数の大きい方にしてもよいし、予めメニュー項目に
優先順位を持たせておいてもよい。仮にメニュー項目B
がメニュー項目Fよりも優先されているとすると、最終
的にカスタムメニュー領域に表示されるメニュー項目の
順番は、ACBFEDとなる。
【0036】以上のように、本実施例によれば、あるメ
ニュー項目の選択後に選ばれる可能性の高い順にメニュ
ー項目を表示するようにしたので、選択したいメニュー
項目の探索を高速に行うことができる。
【0037】実施例3.上記各実施例では、画面上に固
定メニュー領域とカスタムメニュー領域の双方を表示し
ていた。本実施例においては、図1に示したように、固
定メニュー表示部10又はカスタムメニュー表示部14
の少なくとも一方を動作させるメニュー切替手段として
のメニュー切替部16を有することを特徴とする。これ
により、固定メニュー領域及びカスタムメニュー領域の
一方あるいは両方の表示の切替を制御することができ
る。
【0038】図11は、本実施例における画面に表示さ
れるメニューの遷移を示した図である。本実施例におけ
るメニュー切替部16は、画面31上に固定メニュー3
1a又はカスタムメニュー31bの表示の有無を切替可
能な切替メニュー領域32を設ける。切替メニュー領域
32には、固定メニューのみ、カスタムメニューのみあ
るいは固定メニュー及びカスタムメニューの両方の表示
を選択できるような各メニュー項目32a、32b、3
2cが設けられている。
【0039】固定メニュー31aのみの表示の場合は切
替メニュー領域32のメニュー項目「固定」32aを、
カスタムメニュー31bのみの表示の場合は切替メニュ
ー領域32のメニュー項目「カスタム」32bを、固定
メニュー32a及びカスタムメニュー32bの両方の表
示の場合は切替メニュー領域32のメニュー項目「固定
/カスタム」32cを、それぞれ選択することで表示さ
れるメニューを切り替えることができる。
【0040】以上のように、本実施例によれば、画面に
表示するメニューを選択的に切り替えることができるよ
うにしたので、ユーザにとって必要なメニューのみを表
示させることができ、操作の混乱を防止することができ
る。また、これによりメニュー領域を削減できるので、
画面のスペースの有効利用を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、メニ
ュー項目の選択回数並びに選択順序に基づいてカスタム
メニュー領域に表示するメニュー項目の順番を決定する
ので、ユーザが選択するメニュー項目の傾向が反映され
た、より使いやすいメニューを提供することが可能とな
る。
【0042】また、カスタムメニュー領域のみならず固
定メニュー領域を設けたので、メニュー項目の位置を使
用により感覚的に覚えた場合でも固定メニュー領域にそ
のメニュー項目を固定させて割り付けることで、そのメ
ニュー項目を容易に選択させることが可能となる。この
ため、並べ替えによる操作性を劣化から防止することが
可能となる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、あるメニュ
ー項目の選択後に選ばれる可能性の高い順にカスタムメ
ニュー領域にメニュー項目を表示するようにしたので、
選択したいメニュー項目の探索を高速に行うことが可能
となる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、画面に表示
するメニューを選択的に切り替えることができるように
したので、ユーザにとって必要なメニューのみを表示さ
せることが可能となる。また、これによりメニュー領域
を削減できるので、画面のスペースの有効利用を図るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るメニュー表示制御方式を採用し
たシステムの構成図である。
【図2】 第1実施例におけるCRTの画面構成を示し
た図である。
【図3】 図2においてカスタムメニューが展開され表
示された状態を示した図である。
【図4】 第1実施例における動作の概略を示したフロ
ーチャートである。
【図5】 第1実施例において選択回数情報を収拾する
処理を示したフローチャートである。
【図6】 第1実施例におけるメニュー項目別選択回数
表を示した図である。
【図7】 第1実施例における順序付選択回数表を示し
た図である。
【図8】 第1実施例においてカスタムメニュー領域に
表示するメニュー項目の配列を決める処理を示したフロ
ーチャートである。
【図9】 第1実施例においてカスタムメニュー領域に
表示するメニュー項目の配列順を決定する処理のフロー
チャートである。
【図10】 第2実施例においてカスタムメニュー領域
に表示するメニュー項目の配列を決める処理を示したフ
ローチャートである。
【図11】 第3実施例における画面に表示されるメニ
ューの遷移を示した図である。
【図12】 従来のメニュー表示システムの方式を示し
た図である。
【符号の説明】
6 CRT、8 マウス、10 固定メニュー表示部、
12 選択回数テーブル、14 カスタムメニュー表示
部、16 メニュー切替部、21、22、31画面、2
1a、22a 固定メニュー領域、21b、22b カ
スタムメニュー領域、31a 固定メニュー、31b
カスタムメニュー、32 切替メニュー領域、32a
メニュー項目「固定」、32b メニュー項目「カスタ
ム」、32c メニュー項目「固定/カスタム」。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 光喜 神奈川県鎌倉市上町屋325番地 三菱電機 株式会社情報システム製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドウ画面上に表示するメニュー領
    域に、ユーザに機能を選択させるための複数のメニュー
    項目を表示させるメニュー表示制御方式において、 プログラムによって予め決められた位置及び配列で並べ
    られるメニュー項目を固定メニュー領域に表示する固定
    メニュー表示手段と、 各メニュー項目に対する選択回数情報を保持するための
    選択回数テーブルと、 前記選択回数テーブルに保持された選択回数情報に基づ
    いて決定された配列でメニュー項目をカスタムメニュー
    領域に表示するカスタムメニュー表示手段と、 を有することを特徴とするメニュー表示制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメニュー表示制御方式に
    おいて、 前記カスタムメニュー表示手段は、選択回数情報である
    選択回数及び選択順序に基づいてメニュー項目をカスタ
    ムメニュー領域に配列することを特徴とするメニュー表
    示制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のメニュー表示制御方式に
    おいて、 前記カスタムメニュー表示手段は、選択回数情報である
    選択順序に基づいて、直前に選択されたメニュー項目に
    続いて選択される可能性の高い順にメニュー項目をカス
    タムメニュー領域に配列することを特徴とするメニュー
    表示制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のメニュー表示制御方式に
    おいて、 前記固定メニュー表示手段又は前記カスタムメニュー表
    示手段の少なくとも一方を動作させるメニュー切替手段
    を有することを特徴とするメニュー表示制御方式。
JP7102682A 1995-04-26 1995-04-26 メニュー表示制御方式 Pending JPH08297555A (ja)

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