JPH08297191A - 燃料集合体の検査装置 - Google Patents

燃料集合体の検査装置

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JPH08297191A
JPH08297191A JP7103957A JP10395795A JPH08297191A JP H08297191 A JPH08297191 A JP H08297191A JP 7103957 A JP7103957 A JP 7103957A JP 10395795 A JP10395795 A JP 10395795A JP H08297191 A JPH08297191 A JP H08297191A
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fuel
inspection
fuel assembly
assembly
base
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JP7103957A
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Inventor
Takao Ito
隆夫 伊藤
Takeshi Ishida
剛 石田
Katsumi Shimura
勝美 志村
Hisashi Hozumi
久士 穂積
Hiroyasu Kato
弘安 加藤
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】検査員の被曝を最小限にして適正な放射線防護
対策を講じることができ、かつ検査用センサの最適な校
正作業を行い、品質管理の向上を図ることができる燃料
集合体の検査装置を提供する。 【構成】燃料貯蔵プールの側壁面に沿って設置された基
礎架台2と、この基礎架台に設けられ燃料集合体7を直
立状態で回転可能に保持する燃料上部固定機構6および
燃料下部回転機構4と、燃料集合体7と平行な鉛直軌道
8に沿って上下に移動する燃料間隔検査用センサ機構9
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉の燃料集合体を
燃料プール内の水中において直立に支持した状態で、燃
料集合体の構成部材の健全性を検査するための燃料集合
体の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの軽水炉原子炉の燃料集合体で
は低濃縮の二酸化ウランを使用しており、燃料集合体の
サイト受入れ検査については、検査員が放射線の被曝を
することはないため、気中において検査員が通常の検査
用治具を用いて手作業により実施している。
【0003】しかし、今後使用されると想定される二酸
化ウランに二酸化プルトニウムを混合した混合酸化物燃
料集合体(以下、MOX燃料集合体という)について
は、プルトニウムの汚染が広がるのを防止する必要があ
ることはもとより、放射線線量が高く発熱もあって作業
効率が悪く検査員の被曝の可能性もあることから、特別
な放射線防護設備を有する検査装置により検査すること
が必要となる。
【0004】このため、MOX燃料集合体の検査装置と
しては、水中での遠隔・自動化を考慮した検査機構と、
MOX燃料集合体を支持する架台部と、検査機構を検査
員が遠隔で操作する操作盤から構成されたものが考えら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】MOX燃料集合体の検
査項目としては、(1) 検査前の外観検査、(2) 燃料スペ
ーサ外寸検査、(3) 燃料棒間隔検査、(4) 検査後の外観
検査などがあり、MOX燃料集合体を数体検査するごと
に検査用センサの校正を行う必要がある。
【0006】MOX燃料集合体の重要な検査項目である
燃料棒間隔検査には、ナイロン製のゲージが使用される
が、ナイロン製のゲージについては、空気中と水中では
寸法が変化するという特性がある。このゲージの特性に
より、MOX燃料集合体の検査装置を水中から空気中に
取り出した後に検査用センサの校正を行う場合、空気中
と水中でのゲージの正確な寸法や形状の変化を十分把握
し考慮する必要がある。このため、水中での検査に合わ
せて、検査用センサの校正についても水中において遠隔
操作にて行うことにより、より正確な校正作業が期待で
きる。
【0007】このように多くの検査項目を有する場合、
自動化を考慮した検査機構とMOX燃料集合体を支持す
る架台部から構成される検査装置は、検査員の被曝低減
のため全自動化が望まれる。
【0008】また、MOX燃料集合体の数体の検査ごと
に検査用センサの校正作業が必要なことから、水中にお
ける自動化を考慮した検査装置は、検査用センサの校正
作業についても自動化を行い、水中において一連の検査
手順を遠隔で行うことが望まれる。
【0009】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、検査員の被曝を最小限にして適正な放
射線防護対策を講じることができ、かつ検査用センサの
最適な校正作業を行い、品質管理の向上を図ることがで
きるMOX燃料集合体に適した燃料集合体の検査装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料貯蔵プー
ルの側壁面に沿って設置された基礎架台と、この基礎架
台に設けられ燃料集合体を直立状態で回転可能に保持す
る燃料上部固定機構および燃料下部回転機構と、燃料集
合体と平行な鉛直軌道に沿って上下に移動する燃料検査
用センサ機構とを具備したことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、燃料貯蔵プールの側壁面
に沿って設置された基礎架台と、この基礎架台に設けら
れ燃料集合体を直立状態で回転可能に保持する燃料上部
固定機構および燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行
な鉛直軌道に沿って上下に移動する燃料外観検査用テレ
ビカメラ機構と、燃料集合体の燃料棒外観に関する傷見
本を有する検査用センサ校正機構とを具備したことを特
徴とする。
【0012】また、本発明は、燃料貯蔵プールの側壁面
に沿って設置された基礎架台と、この基礎架台に設けら
れ燃料集合体を直立状態で回転可能に保持する燃料上部
固定機構および燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行
な鉛直軌道に沿って上下に移動する燃料スペーサ外寸検
査用センサ機構と、燃料集合体の燃料スペーサ外径の基
準寸法を有する検査用センサ校正機構とを具備したこと
を特徴とする。
【0013】また、本発明は、燃料貯蔵プールの側壁面
に沿って設置された基礎架台と、この基礎架台に設けら
れ燃料集合体を直立状態で回転可能に保持する燃料上部
固定機構および燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行
な鉛直軌道に沿って上下に移動する燃料外観検査用テレ
ビカメラおよび燃料間隔検査機構を搭載した燃料検査用
センサ走行台と、燃料集合体の燃料棒間の基準寸法と燃
料棒に関する傷見本を有する検査用センサ校正機構とを
具備したことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、燃料貯蔵プールの側壁面
に沿って設置された基礎架台と、この基礎架台に設けら
れ燃料集合体を直立状態で回転可能に保持する燃料上部
固定機構および燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行
な鉛直軌道に沿って上下に移動する燃料外観検査用テレ
ビカメラ、燃料間隔検査機構および燃料スペーサ外寸検
査機構を搭載した燃料検査用センサ走行台と、燃料集合
体の燃料棒間の基準寸法、燃料スペーサ外径の基準寸法
および燃料棒に関する傷見本を有する検査用センサ校正
機構とを具備したことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、燃料貯蔵プールの側壁面
に設置された基礎架台と、この基礎架台に直立に保持さ
れる燃料集合体の支持固定を開閉動作により行う燃料上
部固定機構と、燃料集合体を固定すると共に回転可能に
支持する下部回転機構と、燃料集合体と平行な鉛直軌道
に沿って上下に移動する燃料外観検査用テレビカメラ、
燃料間隔検査機構および燃料スペーサ外寸検査機構を搭
載した燃料検査用センサ走行台と、燃料集合体の燃料棒
間の基準寸法、燃料スペーサ外径の基準寸法および燃料
棒に関する傷見本を有する検査用センサ校正機構とを具
備したことを特徴とする。
【0016】また、本発明は、燃料貯蔵プールの底面に
設置された基礎架台と、この基礎架台に設けられ燃料集
合体を開閉動作により着脱可能に保持する燃料上部固定
機構と、燃料集合体を回転可能に支持する燃料下部回転
機構と、燃料集合体に対して上下に鉛直軌道に沿って駆
動する燃料外観検査用テレビカメラ、燃料間隔検査機構
および燃料スペーサ外寸検査機構を搭載した燃料検査用
センサ走行台と、燃料集合体の燃料棒間の基準寸法、燃
料スペーサ外径の基準寸法および燃料棒に関する傷見本
を有する検査用センサ校正機構とを具備したことを特徴
とする。
【0017】また、本発明は、検査用センサ校正機構を
基礎架台の上部より取り外し可能な構造としたことを特
徴とする。
【0018】
【作用】本発明に係る燃料集合体の検査装置において
は、基礎架台と、燃料集合体を保持する上部固定機構お
よび下部回転機構と、被検査燃料集合体に対して上下に
鉛直軌道に沿って駆動する燃料検査用センサ機構とを設
けることにより、被検査燃料集合体を燃料貯蔵プール壁
面において直立に支持した状態で、構成部材の健全性を
検査することができる。
【0019】したがって、燃料貯蔵プール内の水中で検
査を行うことにより、周囲への放射能汚染をなくし、検
査員の被曝を最小限にして最適な放射線被曝対策を講じ
ることができる。
【0020】また、本発明に係る燃料集合体の検査装置
においては、燃料集合体の燃料棒間の基準寸法、燃料ス
ペーサ外径の基準寸法および燃料棒に関する傷見本を有
する可動式の検査用センサ校正機構を設けることによ
り、燃料検査用センサ機構を水中から引き上げることな
く、その校正作業を行うことができる。燃料間隔検査用
ナイロン製のゲージが空気中と水中では寸法が変化する
という特性を踏まえ、水中で校正作業を行うことによ
り、検査用センサの最適な校正作業を行い、品質管理の
向上を図ることが可能となる。
【0021】本発明においては、燃料集合体と平行な鉛
直軌道に沿って上下に移動する燃料外観検査用テレビカ
メラ機構、燃料集合体と平行な鉛直軌道に沿って上下に
移動する燃料スペーサ外寸検査用センサ走行台、燃料集
合体の燃料スペーサ外径の基準寸法を有する検査用セン
サ校正機構、燃料集合体の燃料棒間の基準寸法と燃料棒
に関する傷見本とを有する検査用センサ校正機構等を備
えた構成とすることによって、より適切な検査が行える
ようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る燃料集合体の実施例とし
て、MOX燃料集合体の検査装置を図面を参照して説明
する。
【0023】図1〜図6は第1の実施例を示している。
図1は本実施例に係るMOX燃料検査装置の全体外観
図、図2は検査用センサ校正機構と燃料検査用センサ走
行台とを示す正面図、図3は図2の平面図、図4は上部
固定機構を示す正面図、図5は図4におけるA−A矢視
図、図6は下部回転機構を一部断面で示す正面図であ
る。
【0024】図1に示すように、燃料貯蔵プール1の側
壁面に沿って縦長な基礎架台2が固定されている。この
基礎架台2の下端部に水平に燃料下部支持架台3が突出
し、この燃料下部支持架台3上に燃料下部回転機構4が
設置されている。また、基礎架台2の上端部には燃料上
部支持架台5と燃料上部固定機構6とが設置されてい
る。燃料集合体7は、燃料下部回転機構4と燃料上部固
定機構6とにより、基礎架台2の上部と下部との2か所
で支持され、これによりMOX燃料集合体7が直立に保
持される。
【0025】基礎架台2の下部の燃料下部支持架台3と
上部の燃料上部支持架台5との間には、燃料貯蔵プール
1の側壁面と平行に鉛直軌道8が配置され、この鉛直軌
道8の上部と下部とがそれぞれ固定支持され、直立に保
持されている。この鉛直軌道8には、上下に駆動される
検査用センサ走行台9が設置されている。
【0026】基礎架台2の中央近傍には検査用センサ校
正機構10が燃料貯蔵プール1の側壁面から離間する方
向に移動可能に設置され、この検査用センサ構成機構1
0は燃料集合体7が固定支持される位置まで稼働できる
ようになっている。
【0027】検査用センサ走行台9は、図2および図3
に示したように、ボックス状のゲージ取付台11に設置
されたゲージ12と、このゲージ12を検査用センサ構
成機構10側に押し付けるように接続されたワイヤーロ
ープ13と、このワイヤロープ13を巻取るためのドラ
ム14と、ゲージ取付台11上に取り付けられたテレビ
カメラ15および照明16とを具備している。また、こ
の検査用センサ走行台9は、ゲージ取付台11の下部に
接続した水平方向アクチュエーター17と、この水平方
向アクチュエーター17とウォーム・ギア式に噛合する
水平軌道18とからなる一対の移動機構を具備し、この
移動機構は垂直方向アクチュエータ17aによって鉛直
軌道8に沿って昇降移動するようになっている。
【0028】検査用センサ校正機構10は、図2および
図3に示したように、基礎架台2に左右各2本(計4
本)の校正機構駆動アーム19を介して接続されてい
る。この検査用センサ校正機構10は、MOX燃料集合
体7の図示しない燃料スペーサ間の1スプール分の長さ
を有するもので、MOX燃料集合体7の図示しない燃料
棒間の基準寸法と、燃料スペーサ外径の基準寸法と、燃
料棒に関する傷見本とを有している。
【0029】燃料集合体7の上部は、図4および図5に
示したように、燃料上部支持架台5に接続した燃料上部
固定機構6で固定支持し、直立に保持される。燃料上部
固定機構6は基礎架台2から突出するブラケットである
上部固定支持具20と、この上部固定支持具20に接続
され左右に開閉する半割リング状の一対の上部固定開閉
具21と、この上部固定開閉具21の開閉動作機構であ
る縦長な回動軸としての上部固定開閉金具駆動棒22お
よび上部固定開閉金具用アクチュエーター23と、燃料
集合体7の外周側と上部固定開閉金具21の内周側とを
接続する上部固定リング24とから構成されている。そ
して、上部固定リング24が上部固定開閉具21の内面
に沿って回転可能となっている。また、上部固定リング
24を下方から支持させてその着脱を行わせるための動
作機構である上部固定リング昇降棒25と、この上部固
定リング昇降棒25を駆動するための上部固定リング着
脱用アクチュエーター26と、このアクチュエータ26
を支持するアクチュエータ支持架台36とが具備されて
いる。
【0030】燃料集合体7の下部は、燃料下部支持架台
3に接続した下部回転機構4で支持され、直立に保持さ
れる。下部回転機構4は図6に示したように、燃料集合
体7の下端部を嵌合保持する燃料集合体受台27と、こ
の燃料集合体受台27を鉛直軸心回りで回転駆動する燃
料回転アクチュエーター28と、この燃料回転アクチュ
エータ28を燃料下部支持架台3上に固定支持するため
の回転アクチュエーター受台29とから構成される。
【0031】次に、上記第1の実施例に係る燃料集合体
の検査装置を使用し、MOX燃料集合体7を検査する方
法について説明する。
【0032】MOX燃料集合体7の受入れ検査は原子力
発電所にて行われるが、輸送容器からMOX燃料集合体
7を取り出したら、放射線防護対策のため、まず燃料貯
蔵プール1内に移動して保管する。水中からMOX燃料
集合体7を取り出して検査を行うと周囲への放射能汚染
の恐れがあることから、燃料貯蔵プール1内に保管され
たMOX燃料集合体7をクレーンにより水中で燃料貯蔵
プール1の側壁面に設置された検査装置まで移動する。
【0033】MOX燃料集合体7を検査装置まで移動し
たら、まず基礎架台2の燃料下部回転架台4の燃料集合
体受台27に乗せ、MOX燃料集合体7の上部は、燃料
上部固定機構6の上部固定開閉具21を上部固定開閉具
駆動棒22と上部固定開閉具用アクチュエーター23と
の一対の動作によって閉動させることにより仮支持す
る。
【0034】MOX燃料集合体7の仮支持が完了した
ら、クレーンを外し、上部固定リング着脱昇降棒25と
上部固定リング着脱用アクチュエーター26との一対の
動作により、上部固定リング24を保持した上部固定リ
ング着脱機構30をMOX燃料集合体7の上部近傍まで
降下させ、所定の位置で上部固定リング24をMOX燃
料集合体7と上部固定開閉具21との間に挿入する。上
部固定開閉金具21の挿入後、上部固定リング着脱機構
30はアクチュエーター支持架台36の下端まで降下さ
せる。
【0035】以上の操作手順により、MOX燃料集合体
7の上部と下部とが直立に固定保持され、かつ下部回転
架台4の燃料回転アクチュエーター28により回転可能
となる。即ち、MOX燃料集合体7の上部は上部固定リ
ング24を介して燃料上部固定機構6に支持されるが、
上部固定リング24は上部固定開閉金具21の内面に沿
って回転が可能な機構であるため、下部回転架台4の回
転に追従するものである。MOX燃料集合体7の検査は
上部と下部の2か所で支持した状態で90゜ずつ回転さ
せて行う。
【0036】MOX燃料集合体7の検査は、(1) 前段検
査としての外観検査、(2) 燃料棒間隔検査、(3) 後段検
査としての外観検査の手順により行う。これらの検査
は、燃料下部支持架台3と燃料上部支持架台5との間に
設置された鉛直軌道8に沿って上下に駆動する検査用セ
ンサ走行台9により行う。
【0037】(1)および(3)の外観検査は、検査用
センサ走行台9のゲージ取付台11上に取り付けられた
テレビカメラ15と照明16とにより、検査用センサ走
行台9を鉛直軌道8に沿って上から下まで移動しながら
実施する。
【0038】(2)の燃料棒間隔検査は、検査用センサ
走行台9のゲージ取付台11内に設置されたゲージ12
と、ゲージ12を押し付けるように接続されたワイヤー
ロープ13とドラム14とを、水平方向アクチュエータ
ー17と水平軌道18との一対の前後方向の移動動作に
より、MOX燃料集合体7の燃料棒間にゲージ12を押
し込んで実施する。
【0039】MOX燃料集合体7を数体検査するごと
に、検査用センサの校正を行う必要があるが、この場合
にはMOX燃料集合体7が据付支持されていない状態
で、基礎架台2の中央近傍に設置された検査用センサ校
正機構10を燃料集合体7が固定支持される位置まで、
基礎架台2に左右各2本(計4本)設けた校正機構駆動
アーム19を稼働させることで固定する。
【0040】検査用センサ校正機構10の固定した位置
まで、検査用センサ走行台9を上下方向に移動し、燃料
棒間隔検査のセンサであるナイロン製のゲージ12を検
査用センサ校正機構10に押し込み、ゲージ12が所定
荷重で挿入できるか確認を行う。検査用センサ校正機構
10には燃料棒間の基準寸法の上限値の部分と下限値の
部分を用意して、それぞれの部分においてゲージ17が
挿入できるか試験を実施し、上限値の部分を所定荷重以
下で通過し、かつ下限値の部分では所定荷重以上となる
ことを確認する。
【0041】外観検査の校正においては、検査用センサ
校正機構10の燃料棒に傷の深さおよび幅の違う傷見本
を数種類設け、モニタを介して検査員の目視にて確認可
能か検査を実施し、2μ以上の深さの傷がテレビカメラ
と出力モニタを介して目視にて判別できることを確認す
る。
【0042】図7および図8は、本発明に係る燃料集合
体の検査装置の第2の実施例を示している。図7は本実
施例に係るMOX燃料検査装置の全体外観図、図8は図
7における燃料検査用センサ走行台の平面図である。
【0043】この第2の実施例は、前記第1の実施例に
おけるテレビカメラ15と間隔検査用ゲージ11とを搭
載した検査用センサ走行台9Aの他に、スペーサ外寸検
査用センサを搭載した検査用センサ走行台9Bを設置
し、2台の検査用センサ走行台から構成したものであ
る。この第2の実施例の特徴は、1台の検査用センサ走
行台9に全てのセンサを搭載した場合に検査用センサ走
行台9の寸法が大きくなることを考慮し、センサの機能
分散を行って検査用センサ走行台9の小型化の対策を講
じたことにある。したがって、前記第1実施例と同一部
分には図1と同一符号を付して説明する。
【0044】図7に示すように、燃料貯蔵プール1の側
壁面に沿って基礎架台2が固定され、この基礎架台2の
下端部に燃料下部支持架台3と燃料下部回転機構4とが
設置され、また基礎架台2の上端部には燃料上部支持架
台5と燃料上部固定機構6とが設置されている。MOX
燃料集合体7は、燃料下部回転機構4と燃料上部固定機
構6により、基礎架台2の上部と下部との2か所で支持
され、直立に保持される。
【0045】基礎架台2の下部の燃料下部支持架台3と
上部の燃料上部支持架台5との間には鉛直軌道8が設け
られ、この鉛直軌道8の上部と下部とがそれぞれ固定支
持され、直立に保持されている。この鉛直軌道8には上
下に駆動する検査用センサ走行台9Aと検査用センサ走
行台9Bの2台が設置されている。
【0046】基礎架台2の中央近傍には検査用センサ校
正機構10が設置され、燃料集合体7が固定支持される
位置まで稼働できるように接続されている。
【0047】検査用センサ走行台9Aは、第1の実施例
における検査用センサ走行台9と同様のセンサを搭載し
たもので、検査用センサ走行台9Bは、図8に示したよ
うに、間隔検査センサ取付台31に設置された間隔検査
用アーム32と、この間隔検査用アーム32の両端に接
続された変位センサ33とを具備している。また、検査
用センサ走行台9Bは、検査用センサ走行台9Aと同様
に、下部に水平方向アクチュエーターを備えるととも
に、このアクチュエーターと噛合する水平軌道の一対の
移動機構を具備している。
【0048】次に、この第2の実施例に係る燃料集合体
の検査装置によって、MOX燃料集合体を検査する方法
を図7および図8により説明する。
【0049】第1の実施例において説明したように、M
OX燃料集合体7は、燃料貯蔵プール1の側壁面に設置
された検査装置まで移動し、まず基礎架台2の燃料下部
回転架台4に下端を乗せ、上部は燃料上部固定機構6で
固定して、鉛直軸心回りで90゜ずつ回転させて検査を
実施する。
【0050】MOX燃料集合体7の検査は、(1) 前段検
査としての外観検査、(2) スペーサ外寸検査、(3) 燃料
棒間隔検査、(4) 後段検査としての外観検査の手順によ
り行う。これらの検査は、燃料下部支持架台3と燃料上
部支持架台5との間に設置された鉛直軌道8に沿って上
下に駆動する検査用センサ走行台9Aと検査用センサ走
行台9Bとにより行われる。
【0051】(1)および(4)の外観検査は、検査用
センサ走行台9Aに搭載されたセンサにより、検査用セ
ンサ走行台9Aを鉛直軌道8に沿って上から下まで移動
しながら実施し、検査用測定用センサ走行台9Aは検査
後に鉛直軌道8の下端に保持される。
【0052】(2)のスペーサ外形寸法検査は、検査用
センサ走行台9Bを鉛直軌道8の上端から降下して順次
MOX燃料集合体7のスペーサ部で停止させ、間隔検査
用アーム32を燃料側に押し出して行う。この間隔検査
用アーム32がMOX燃料集合体7のスペーサ部の側面
を通過することにより、間隔検査用アーム32の両端に
取り付けられた変位センサ33がスペーサ部との寸法を
検出し、スペーサ外寸を計測する。MOX燃料集合体7
の最下端のスペーサ外寸検査が完了すると、検査用測定
用センサ走行台9Bは鉛直軌道8の上端まで移動し保持
される。
【0053】(3)の燃料棒間隔検査は、鉛直軌道8の
下端に保持されていた検査用センサ走行台9Aを鉛直軌
道8の下端から上昇させて順次測定箇所で停止させ、搭
載されたセンサをMOX燃料集合体7の燃料棒間に押し
込んで実施する。燃料棒間隔検査が完了すると鉛直軌道
8の上端まで移動し、保持される。
【0054】スペーサ外形寸法検査と燃料棒間隔検査が
完了した後、再度検査用測定用センサ走行台9Aに搭載
されたセンサにより、外観検査を、検査用センサ走行台
9Aを鉛直軌道8に沿って上から下まで移動しながら実
施する。
【0055】MOX燃料集合体7を数体検査するごとに
検査用センサの校正を行う必要があるが、この場合には
MOX燃料集合体7が据付支持されていない状態で、燃
料基礎架台2の中央近傍に設置された検査用センサ校正
機構10を燃料集合体7が固定支持される位置まで稼働
させて固定する。
【0056】そして、検査用センサ校正機構10を固定
した位置まで、検査用測定用センサ走行台9を上下方向
に移動させ、第1の実施例において説明したように、燃
料棒間隔検査用センサおよび外観検査用センサの校正を
行う。次に、検査用センサ校正機構10の基準寸法を持
つ燃料スペーサ部において検査用センサ走行台9Bに搭
載された間隔検査用アーム32を燃料側に押動し、変位
センサ33によりスペーサ外寸を計測し、測定値と基準
寸法との差が許容値内にあることを確認する。
【0057】図9は、本発明に係る燃料集合体の検査装
置の第3の実施例を示すもので、MOX燃料検査装置の
全体外観図である。
【0058】この第3の実施例は、第1の実施例におけ
る基礎架台の他、燃料下部支持架台3の下部に水平基礎
架台2Aを設け、この水平燃料基礎架台2Aの下部を燃
料貯蔵プール1の底面に固定し、自立型の可動式とした
ものてある。その他の構成については前述した第1の実
施例と略同様であるから、前記実施例と同一部分には図
1と同一符号を付している。
【0059】図9に示すように、基礎架台2と水平基礎
架台2Aとは逆T字形に連結されており、この水平金属
架台2Aが燃料貯蔵プール1の底面に固定され、燃料基
礎架台2の垂直架台部が、燃料貯蔵プール1の底面に対
して垂直に立上っている。水平基礎架台2Aの上面で、
かつ垂直な基礎架台2の下部には燃料下部支持架台3と
燃料下部回転機構4とが設置され、垂直な基礎架台2に
は燃料上部支持架台5と燃料上部固定機構6とが設置さ
れている。燃料集合体7は燃料下部回転機構4と燃料上
部固定機構6とにより支持され、直立に保持される。
【0060】燃料下部支持架台3と燃料上部支持架台5
との間には鉛直軌道8が設けられ、この鉛直軌道8は上
部と下部の2か所で固定支持され、直立に保持されてい
る。この鉛直軌道8には、この鉛直軌道8に沿って上下
に駆動する検査用センサ走行台9が設置されている。
【0061】垂直な基礎架台2の中央近傍には検査用セ
ンサ校正機構10が設置され、燃料集合体7が固定支持
される位置まで稼働できるように接続されている。
【0062】このような構成の第3の実施例のによって
も、前記の第1の実施例と同様の操作でMOX燃料集合
体の検査を行うことができるが、本実施例によれば燃料
貯蔵プール1の任意の場所で検査が行えるという利点が
得られる。
【0063】図10および図11は、本発明に係る燃料
集合体の検査装置の第4の実施例を示すもので、図10
は本発明に係るMOX燃料検査装置の検査用センサ校正
機構の平面図、図11は図10の側面図である。
【0064】この第4の実施例の検査装置は、第1の実
施例から第3の実施例における検査用センサ校正機構を
上部より取り外し可能な構造としたもので、MOX燃料
検査装置を燃料貯蔵プールから取り出すことなく、検査
用センサ校正機構自体の定期的な校正を含む全ての作業
を行うことができるようにしたものである。
【0065】本実施例の検査用センサ校正機構10は、
図10および図11に示したように、基礎架台2に左右
1対の計4本の校正機構駆動アーム19を介して接続さ
れる。即ち、検査用センサ校正機構10は、MOX燃料
集合体7の各スペーサ間の1スプール分の長さを有する
もので、燃料集合体7の燃料棒間の基準寸法と、燃料ス
ペーサ外径の基準寸法と、燃料棒に関する傷見本を具備
している。前述の校正機構駆動アーム19の先端上部に
は、検査用センサ校正機構固定ピン34より多少広い幅
を持つ溝37を有している。この溝37に検査用センサ
校正機構固定ピン34が嵌まり込み、検査用センサ校正
機構10が固定されている。検査用センサ校正機構10
の上部には吊り金具42が設置されている。
【0066】次に、この第4の実施例に係る燃料集合体
検査装置におけるセンサ校正機構10による校正方法を
説明する。
【0067】第1の実施例において説明したように、M
OX燃料集合体7を数体検査するごとに検査用センサの
校正を行う必要があるが、この場合にはMOX燃料集合
体7が据付支持されていない状態で、基礎架台2の中央
近傍に設置された検査用センサ校正機構10を燃料集合
体7が固定支持される位置まで校正機構駆動アーム19
を稼働させ固定した状態で各センサの校正を実施する。
【0068】検査用センサ校正機構10には、燃料間隔
検査用の燃料棒間の基準寸法と、外観検査用の燃料棒に
傷の深さおよび幅の違う傷見本と、スペーサ外径の基準
寸法を具備しているが、れらの校正用基準自体の校正を
実施する場合には、検査用センサ校正機構10が燃料集
合体7が支持される位置で固定した状態で、吊り金具3
5を用いてクレーンで上方に吊り上げる。クレーンで上
方に吊り上げようとすると、検査用センサ校正機構固定
ピン34が校正機構駆動アーム19の溝にガイドされる
ように上方にスライドし、検査用センサ校正機構10が
引き上げられる。検査用センサ校正機構10は、水中よ
り取り出され、基準寸法および形状の確認作業後、再度
クレーンで吊り、校正機構駆動アーム19の溝37に検
査用センサ校正機構固定ピン34が嵌まるように吊り下
ろすことにより、検査用センサ校正機構10が固定され
て一連の校正作業が完了する。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、燃料貯蔵プール壁面に
設置された基礎架台と、この基礎架台に直立に保持され
る燃料集合体の支持固定を開閉動作により行う燃料上部
固定機構と、燃料集合体を支持固定すると共に回転可能
な燃料下部回転機構と、被検査燃料集合体に対して上下
に鉛直軌道に沿って駆動する検査用センサ機構を搭載し
た燃料検査用センサ走行台と、燃料集合体の燃料棒間の
基準寸法と、燃料スペーサ外径の基準寸法と、燃料棒に
関する傷見本を有する可動式の検査用センサ校正機構等
とを具備することによって、検査装置からの周囲への放
射能汚染をなくし、検査員の被曝を最小限にでき最適な
放射線防護対策を講じることができ、かつ検査用センサ
の最適な校正作業を行い、品質管理の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明例に係るMOX燃料集合体の検査装置の
第1の実施例を示す全体外観図。
【図2】図1における検査用センサ校正機構と燃料検査
用センサ走行台の要部を示す正面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図1における上部固定機構の要部を示す正面
図。
【図5】図4におけるA−A矢視図。
【図6】図1における下部回転機構を一部断面で示す正
面図。
【図7】本発明例に係るMOX燃料集合体の検査装置の
第2の実施例を示す全体外観図。
【図8】図7における検査用センサ校正機構の要部を示
す平面図。
【図9】本発明例に係るMOX燃料集合体の検査装置の
第3の実施例を示す全体外観図。
【図10】本発明例に係るMOX燃料集合体の検査装置
の第4の実施例を示す検査用センサ校正機構の要部を示
す平面図。
【図11】図10における検査用センサ校正機構の要部
を示す側面図。
【符号の説明】
1 燃料貯蔵プール 2 基礎架台 3 燃料下部支持架台 4 燃料下部回転機構 5 燃料上部支持架台 6 燃料上部固定機構 7 MOX燃料集合体 8 鉛直軌道 9,9A,9B 検査用測定用センサ走行台 10 検査用センサ校正機構 11 ゲージ取付台 12 ゲージ 13 ワイヤーロープ 14 ドラム 15 テレビカメラ 16 照明 17 水平方向アクチュエーター 18 水平軌道 19 校正機構駆動アーム 20 上部固定支持金具 21 上部固定開閉金具 22 上部固定開閉金具駆動棒 23 上部固定開閉金具用アクチュエーター 24 上部固定リング 25 上部固定リング着脱昇降棒 26 上部固定リング着脱用アクチュエーター 27 燃料集合体受台 28 燃料回転アクチュエーター 29 回転アクチュエーター受台 30 上部固定リング着脱機構 31 間隔検査センサ取付台 32 間隔検査用アーム 33 変位センサ 34 検査用センサ校正機構固定ピン 35 吊り金具 36 アクチュエータ支持架台 37 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 勝美 神奈川県横浜市鶴見区末広町2の4 株式 会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 穂積 久士 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 加藤 弘安 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料貯蔵プールの側壁面に沿って設置さ
    れた基礎架台と、この基礎架台に設けられ燃料集合体を
    直立状態で回転可能に保持する燃料上部固定機構および
    燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行な鉛直軌道に沿
    って上下に移動する燃料検査用センサ機構とを具備した
    ことを特徴とする燃料集合体の検査装置。
  2. 【請求項2】 燃料貯蔵プールの側壁面に沿って設置さ
    れた基礎架台と、この基礎架台に設けられ燃料集合体を
    直立状態で回転可能に保持する燃料上部固定機構および
    燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行な鉛直軌道に沿
    って上下に移動する燃料外観検査用テレビカメラ機構
    と、燃料集合体の燃料棒外観に関する傷見本を有する検
    査用センサ校正機構とを具備したことを特徴とする燃料
    集合体の検査装置。
  3. 【請求項3】 燃料貯蔵プールの側壁面に沿って設置さ
    れた基礎架台と、この基礎架台に設けられ燃料集合体を
    直立状態で回転可能に保持する燃料上部固定機構および
    燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行な鉛直軌道に沿
    って上下に移動する燃料スペーサ外寸検査用センサ機構
    と、燃料集合体の燃料スペーサ外径の基準寸法を有する
    検査用センサ校正機構とを具備したことを特徴とする燃
    料集合体の検査装置。
  4. 【請求項4】 燃料貯蔵プールの側壁面に沿って設置さ
    れた基礎架台と、この基礎架台に設けられ燃料集合体を
    直立状態で回転可能に保持する燃料上部固定機構および
    燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行な鉛直軌道に沿
    って上下に移動する燃料外観検査用テレビカメラおよび
    燃料間隔検査機構を搭載した燃料検査用センサ走行台
    と、燃料集合体の燃料棒間の基準寸法と燃料棒に関する
    傷見本を有する検査用センサ校正機構とを具備したこと
    を特徴とする燃料集合体の検査装置。
  5. 【請求項5】 燃料貯蔵プールの側壁面に沿って設置さ
    れた基礎架台と、この基礎架台に設けられ燃料集合体を
    直立状態で回転可能に保持する燃料上部固定機構および
    燃料下部回転機構と、燃料集合体と平行な鉛直軌道に沿
    って上下に移動する燃料外観検査用テレビカメラ、燃料
    間隔検査機構および燃料スペーサ外寸検査機構を搭載し
    た燃料検査用センサ走行台と、燃料集合体の燃料棒間の
    基準寸法、燃料スペーサ外径の基準寸法および燃料棒に
    関する傷見本を有する検査用センサ校正機構とを具備し
    たことを特徴とする燃料集合体の検査装置。
  6. 【請求項6】 燃料貯蔵プールの側壁面に設置された基
    礎架台と、この基礎架台に直立に保持される燃料集合体
    の支持固定を開閉動作により行う燃料上部固定機構と、
    燃料集合体を固定すると共に回転可能に支持する下部回
    転機構と、燃料集合体と平行な鉛直軌道に沿って上下に
    移動する燃料外観検査用テレビカメラ、燃料間隔検査機
    構および燃料スペーサ外寸検査機構を搭載した燃料検査
    用センサ走行台と、燃料集合体の燃料棒間の基準寸法、
    燃料スペーサ外径の基準寸法および燃料棒に関する傷見
    本を有する検査用センサ校正機構とを具備したことを特
    徴とする燃料集合体の検査装置。
  7. 【請求項7】 燃料貯蔵プールの底面に設置された基礎
    架台と、この基礎架台に設けられ燃料集合体を開閉動作
    により着脱可能に保持する燃料上部固定機構と、燃料集
    合体を回転可能に支持する燃料下部回転機構と、燃料集
    合体に対して上下に鉛直軌道に沿って駆動する燃料外観
    検査用テレビカメラ、燃料間隔検査機構および燃料スペ
    ーサ外寸検査機構を搭載した燃料検査用センサ走行台
    と、燃料集合体の燃料棒間の基準寸法、燃料スペーサ外
    径の基準寸法および燃料棒に関する傷見本を有する検査
    用センサ校正機構とを具備したことを特徴とする燃料集
    合体の検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれかに
    記載の燃料集合体において、検査用センサ校正機構を基
    礎架台の上部より取り外し可能な構造としたことを特徴
    とする燃料集合体の検査装置。
JP7103957A 1995-04-27 1995-04-27 燃料集合体の検査装置 Pending JPH08297191A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168641A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 燃料体寸法検査方法および燃料体寸法検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009168641A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 燃料体寸法検査方法および燃料体寸法検査装置

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