JPH0829679A - 高速シャッター装置、および、二重露光撮影装置 - Google Patents

高速シャッター装置、および、二重露光撮影装置

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JPH0829679A
JPH0829679A JP19632794A JP19632794A JPH0829679A JP H0829679 A JPH0829679 A JP H0829679A JP 19632794 A JP19632794 A JP 19632794A JP 19632794 A JP19632794 A JP 19632794A JP H0829679 A JPH0829679 A JP H0829679A
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shutter
exposure
speed
strobe
shutter device
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JP19632794A
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Yoshiaki Sakamoto
義明 坂本
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RITSUKU KK
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RITSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 100%開放、遮蔽の動作速度を高めた高速
シャッター装置を小型軽量に構成する。また、小型軽量
化された高速シャッター装置を用いて特願平4−298
602号の二重露光によるストロボ逆光撮影を実施でき
る実用的なカメラを提供することを目的とする。 【構成】 第1シャッター部材13と第2シャッター部
材14が開口12Aを形成した遮光板11Aに軸支され
る。第1シャッター部材13に欠歯歯車15、第2シャ
ッター部材14に欠歯歯車16を固定する。モーター1
8に駆動された主欠歯歯車17が、欠歯歯車15、16
を順番に駆動し、第1シャッター部材13を開口12A
から退去させた後に第2シャッター部材14で開口12
Aを遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遮光板に形成した露光
用の開口の開放および遮蔽の速度を高めた高速シャッタ
ー装置、および、高速シャッターを利用した二重露光撮
影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム撮影用、印画紙上に直接露光す
るインスタント写真用を問わず、従来のカメラにおける
一般的なシャッター装置は、いわゆるプログラムシャッ
ターとフォーカルプレーンシャッターである。前者は、
専らコンパクトカメラに搭載され、絞りを兼ねる「重ね
合わせた2以上のシャッター部材」を往復運動させて1
回の露光動作を行なう。従って、シャッター速度だけを
単独で調節できない。後者は、露光時の開口面積を設定
する絞りと組み合わせて専ら一眼レフカメラに搭載さ
れ、連動する2枚の幕状シャッター部材の動作間隔(タ
イミング)を調整してシャッター速度を設定する。
【0003】これらのシャッター装置では、名目のシャ
ッター速度値としては、1/500秒、1/1000秒
といった短いシャッター速度を設定可能であるが、シャ
ッター部材が実際に露光用の開口を横切る時間は、1/
60秒〜1/125秒を要している。
【0004】本願出願人は、先に、特願平4−2986
02号のストロボ撮影方法、およびシャッター装置(以
下先の出願と呼ぶ)において、二重露光による逆光スト
ロボ撮影方法と、この方法を実現するために必要な高速
動作のシャッター装置を提案した。先の出願の記載内容
を要約すれば、 (1)従来のカメラでは、昼間の逆光撮影時、ストロボ
を発光させて逆光被写体の不足光量を補うことができ
る。しかし、明るい背景に合わせた小絞り状態では、ス
トロボ照明された逆光被写体からの光の大部分が絞りで
遮断され、フィルム面に到達できない。従って、大絞り
(開放)状態でストロボを使用できる夜間に比べて、ス
トロボによる効果が薄い。 (2)昼間の逆光撮影時、プログラムシャッターを開放
状態まで往復させてストロボ撮影を行なうと、シャッタ
ーの動作がストロボの発光時間に比べて著しく遅いた
め、ストロボ発光前と発光後に長々と背景光が入射して
しまい、写真の背景部分が過剰露光となる。従って、背
景部分の過剰露光を阻止しつつ、ストロボの発光エネル
ギーを十分に利用するためには、強烈でごく短時間のス
トロボ発光に匹敵する速度でシャッターを開閉する必要
がある。 (3)ストロボの発光時間に適合させたごく短いストロ
ボ露光と、通常のシャッター装置による通常速度の背景
露光とを同一画面上で実行する「二重露光を用いたスト
ロボ逆光撮影方法。 (4)露光用の開口に沿って移動するシャッター部材に
開口を形成してなる高速シャッター装置等である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャッター装置
では、その機械的な動作速度の限界に起因して、高速被
写体を撮影した場合や撮影中にカメラが激しく振動した
場合に、撮影像がぶれたり、ゆがんだりする問題があ
る。例えば、フォーカルプレーンシャッターを備えた一
眼レフカメラで1/500秒のシャッター速度を設定し
た場合、先幕と後幕のスリットによって形成される細い
帯状の露光領域がフィルム画面上を1/60秒かけて上
下に移動するため、画面の上部と下部では、撮影された
被写体の位置が1/60秒分ずれており、その分だけ被
写体の像が傾いて見える。
【0006】また、先の出願で提案した「ストロボの発
光時間に適合させたごく短いストロボ露光」では、1/
500秒以下、好ましくは1m秒以下でシャッター動作
が完了し、その間に、例えば、0.5m秒以上の全開時
間を含む必要がある。この全開時間にストロボを発光さ
せて、ストロボに照射された被写体の光エネルギーを最
大限に取り込むからである。この場合、シャッター部材
は、露光用の開口を0.3m秒以下で移動して開口を開
放し、再び0.3m秒以下の移動時間をかけて遮蔽す
る。従来のプログラムシャッターやフォーカルプレーン
シャッターでは、露光用の開口を移動する時間が33m
秒(1/60秒)〜16m秒(1/125秒)であり、
2桁も遅い。従って、従来のシャッター装置とは機械的
な動作原理が全く異なる新しい形式の高速シャッター装
置が必要である。
【0007】先の出願における高速シャッター装置は、
開口を設けたシャッター部材の移動によって、このよう
な高速の開放、遮蔽動作、および、開放と遮蔽の間の制
御可能な全開時間を実現しているが、実用的なカメラへ
の応用については以下のような問題がある。
【0008】まず、シャッター部材を水平移動する構造
とすればシャッター部材を支持する機構が複雑となり、
部品点数や慣性重量を増して必要な駆動力が増大する。
そこで、シャッター部材を軸支して開口ごと全体を回転
させる構造とすれば、シャッター部材の慣性モーメント
が増して必要な駆動力は大きいままである。いずれにせ
よ、シャッター部材を退去させる戸袋部分が大きくな
り、支持機構や駆動機構(モーター等)を含むシャッタ
ー装置全体が大型化して、従来のカメラ構造への取り付
けが困難である。また、シャッター装置の都合でカメラ
の外観デザインが大きく影響される。
【0009】本発明は、小型軽量に構成可能で、高速か
つ精密なシャッター動作が可能な高速シャッター装置、
および、このシャッター装置を用いた二重露光撮影装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の高速シャッタ
ー装置は、露光用の開口を形成した遮光部材に沿ってそ
れぞれ移動可能に取り付けられ、前記開口を遮断完了さ
せた状態と前記開口から退去完了させた状態とをそれぞ
れ単独で実現可能な第1シャッター部材および第2シャ
ッター部材を有し、前記開口から第1シャッター部材を
退去完了させて、所定時間が経過した後に前記開口を第
2シャッター部材によって遮断完了させる高速シャッタ
ー装置において、一方向に回転して第1シャッター部材
および第2シャッター部材を共通に駆動する1個のモー
ターと、前記モーターの所定の回転角度範囲では第2シ
ャッター部材を非駆動状態に保って第1シャッター部材
を駆動するが、その後の所定の回転角度範囲では第1シ
ャッターを非駆動状態に保って第2シャッター部材を駆
動する駆動切り替え機構と、を有するものである。
【0011】請求項2の高速シャッター装置は、請求項
1の構成において、第1シャッター部材および第2シャ
ッター部材は、前記遮光部材にそれぞれ軸支され、前記
駆動切り替え機構は、所定の角度範囲について部分的に
歯を設け、前記モーターによって回転駆動される主欠歯
歯車と、第1シャッター部材および第2シャッター部材
にそれぞれ固定され、駆動される前記回転角度範囲に対
応させて配置し、かつ、部分的に歯を設けた第1従欠歯
歯車および第2従欠歯歯車と、を含むものである。
【0012】請求項3の高速シャッター装置は、請求項
1、2いずれかの構成において、第1シャッター部材を
前記退去完了の方向に付勢するバネ部材を有し、前記バ
ネ部材に逆らって第1シャッター部材を遮断状態に位置
させた状態から、前記モーターによる第1シャッター部
材の駆動を開始させるものである。
【0013】請求項4の高速シャッター装置は、露光用
の開口を形成した遮光部に沿って移動可能で、前記開口
を挟んで配置された2つの遮光部材と、起動立上りの一
方向の回転出力を用いて前記2つの遮光部を共通に駆動
して前記開口上の遮光部を交替させる1個の直流モータ
ーと、を有する高速シャッター装置において、直流高電
圧を形成して、前記直流モーターの起動までにコンデン
サーに高電圧を蓄積完了させる高電圧蓄積回路と、順方
向のダイオードを直列接続して、前記高電圧蓄積回路と
並列に配置された低電圧出力発生回路と、前記高電圧蓄
積回路および低電圧出力発生回路に対して直列接続さ
れ、前記直流モーターへの供給電流を開閉するスイッチ
ング回路と、を有し、前記直流モーターに対する起動時
の印加電圧を一時的に高めるものである。
【0014】請求項5の二重露光撮影装置は、高電圧エ
ネルギーを蓄積して、ストロボ管を発光させるストロボ
装置と、重ね合わせた2以上のシャッター部材を往復運
動させて1回の露光動作を行なうシャッター装置と、を
有する二重露光撮影装置において、前記プログラムシャ
ッターと同一露光軸上に配置され、それぞれ軸支された
2つのシャッター部材を、タイミングをずらせて1方向
に順番に回動させて1回の露光動作を行なう高速シャッ
ター装置と、前記ストロボ回路、シャッター装置、およ
び高速シャッター装置の動作シーケンスを制御する制御
回路と、を有し、前記動作シーケンスは、(1)前記シ
ャッター装置を開いた状態で、前記高速シャッター装置
およびストロボ装置を用いて露光動作させるストロボ露
光と、(2)前記高速シャッター装置を開いた状態で、
前記シャッター装置を用いて露光動作させる背景露光
と、を含むものである。
【0015】請求項6の二重露光撮影装置は、高電圧エ
ネルギーを蓄積して、ストロボ管を発光させるストロボ
装置と、露光時の開口面積を設定する絞りと、前記絞り
と同一露光軸上に配置され、連動する2枚の幕状シャッ
ター部材の動作間隔を調整してシャッター速度を調整す
るシャッター装置と、を有する二重露光撮影装置におい
て、前記プログラムシャッターと同一露光軸上に配置さ
れ、それぞれ軸支された2つのシャッター部材を、タイ
ミングをずらせて1方向に順番に回動させて1回の露光
動作を行なう高速シャッター装置と、前記ストロボ回
路、シャッター装置、および高速シャッター装置の動作
シーケンスを制御する制御回路と、を有し、前記動作シ
ーケンスは、(1)前記シャッター装置を開いた状態
で、前記高速シャッター装置およびストロボ装置を用い
て露光動作させるストロボ露光と、(2)前記高速シャ
ッター装置を開いた状態で、前記シャッター装置を用い
て露光動作させる背景露光と、を含むものである。
【0016】請求項7の二重露光撮影装置は、高電圧エ
ネルギーを蓄積して、ストロボ管を発光させるストロボ
装置と、露光時の開口面積を設定する絞りと、を有する
二重露光撮影装置において、前記絞りと同一露光軸上に
配置され、それぞれ軸支された2つのシャッター部材
を、タイミングをずらせて1方向に順番に回動させて1
回の露光動作を行なう高速シャッター装置と、前記スト
ロボ回路および高速シャッター装置の動作シーケンスを
制御する制御回路と、を有し、前記動作シーケンスは、
(1)前記高速シャッター装置およびストロボ装置を用
いて露光動作させるストロボ露光と、(2)前記高速シ
ャッター装置を用いてストロボ発光無しで露光動作させ
る背景露光と、を含むものである。
【0017】
【作用】請求項1の高速シャッター装置では、露光用の
開口から第1シャッター部材を退去させた後に、同じ開
口に別の第2シャッター部材を重ね合わせることで、1
回の露光が完了する。1回の露光の終了と同時に最初の
状態に復帰しているプログラムシャッターとは異なり、
次に同じ露光動作を行なうためには、第1シャッター部
材を開口に重ね合わせた最初の状態に戻す必要がある。
第1シャッター部材と第2シャッター部材は、先の出願
のシャッター装置のように一部材化されておらず、それ
ぞれ単独で往復運動させるシャッター動作も実現でき
る。また、モーターは、第1シャッター部材と第2シャ
ッター部材を両方同時には駆動せず、駆動切り替え機構
によって、異なる回転位相位置で片方づつ駆動する。従
って、シャッター部材の小さな慣性質量(軸支の場合は
慣性モーメント)と、出力の独占による大きな駆動力
(駆動トルク)が達成される。モーターは、電力供給し
続ける限り回転し続ける通常の電動機以外にも、回動角
度範囲が限定された回転アクチュェータを含む。
【0018】請求項2の高速シャッター装置では、遮光
部材に軸支された第1シャッター部材の第1従欠歯歯車
と第2シャッター部材の第2欠歯歯車とを、主欠歯歯車
が順番に蹴飛ばすことにより、第1シャッター部材を開
口から退去させ、その後、第2シャッター手段を開口に
重ねあわせる。主欠歯歯車の回転がタイマーを兼ねてお
り、開口が開放される時間は、主欠歯歯車の回転速度を
基礎として定まる。正確には、第2欠歯歯車との噛み合
い開始位置や第1シャッター部材および第2シャッター
部材の開口からのはみ出し幅分等も考慮する。第1シャ
ッター部材と第2シャッター部材は、主欠歯歯車を介し
て機械的に連動して動作タイミングを連結される。欠歯
歯車の歯の無い部分は、噛み合わせによる動力伝達をし
ない。第1シャッター部材が開口から退去完了した時点
で、第1従欠歯歯車に対する主欠歯歯車の動力伝達が消
失する一方、第2従欠歯歯車に対する動力伝達が開始可
能である。
【0019】主欠歯歯車の起動時期と第1シャッター部
材の駆動開始時期は、主欠歯歯車が第1従欠歯歯車に噛
み合い始める回転位置である。主欠歯歯車に助走期間を
設けて、周速度が十分に立ち上がった後に、第1従欠歯
歯車との噛み合いを開始させてもよい。一方、主欠歯歯
車が最初の回転位置で第1従欠歯歯車と噛み合っている
場合でも、第1シャッター部材が退去方向の反対側で開
口からはみだしている長さ(オーバーラップ幅)を助走
期間として利用できる。これらの助走期間を利用した加
速によって、開口を通過する第1シャッター部材の速度
を高めることも可能である。
【0020】請求項3の高速シャッター装置では、バネ
部材に後押しされた状態から第1シャッター部材の駆動
を開始するから、バネ部材による加速にモーターによる
加速が加算される。モーターによる加速は、(1)純然
たるモーター起動立上り、(2)モーター起動後に助走
期間を経た後の駆動開始、(3)回転するモーター側部
材へのクラッチ接続、等とすることができる。いずれに
せよ、バネ部材が無い場合に比較して第1シャッター部
材の速度の立上りが早まり、短い時間で遮光部材の開口
から退去を完了させる。
【0021】請求項4の高速シャッター装置では、直流
モーターを停止した状態からシャッター動作を開始さ
せ、直流モーターの起動立上り期間を利用して、遮光部
材の開口における遮光部の退去を開始させる。ここで、
遮光部は、上述の第1シャッター部材、第2シャッター
部材の形式以外にも、先の出願の「開口を設けたシャッ
ター部材」等を含む。すなわち、露光開始から露光完了
まで、直流モーターを含む機構が一方向に運動(回転)
し続け、途中で反転動作しないシャッター装置に応用さ
れる。従来のプログラムシャッターのような反転動作を
伴うシャッター装置では、反転時に必ず速度を0に落と
す必要上、起動立上りの加速を高めても逆に減速時間が
伸びる等して、シャッター動作速度が高まるとは限らな
い。これに対して、機構が一方向に運動し続けるシャッ
ター装置では加速分がそのままシャッター動作速度を高
める。
【0022】直流モーターのローター、直流モーターに
連結された回転部材、直流モーターによって駆動される
部材(遮光部を含む)は、回転速度0の状態から直流モ
ーターめ発生する動力によって加速開始される。コンデ
ンサに蓄積した高電圧エネルギーを起動時に集中的に加
えて加速を高める。コンデンサの放電後は、低電圧出力
発生回路から継続的に供給される一定電圧の電力によっ
て、加速および速度の維持がなされる。ダイオードは2
つの電源を分離して逆流を防止する。コンデンサの充電
開始時期は、(1)カメラのシャッターボタンが操作さ
れた後、(2)高速シャッター装置を使用する撮影モー
ド(例えば逆光ストロボ撮影)のモード設定がなされた
後、(3)常時等とする。ストロボ発光のための電源回
路を全部または部分的に共有してもよい。
【0023】請求項5の二重露光撮影装置では、高速シ
ャッター装置によるストロボ露光とプログラムシャッタ
ーによる背景露光を撮像媒体の同一画面上で順不同に実
行して逆光ストロボ撮影を行なう。高速シャッターの構
成や動作を除けば、この動作の説明は先の出願に詳し
い。
【0024】請求項6の二重露光撮影装置では、高速シ
ャッター装置によるストロボ露光とフォーカルプレーン
シャッターによる背景露光を撮像媒体の同一画面上で順
不同に実行して逆光ストロボ撮影を行なう。
【0025】請求項7の二重露光撮影装置では、高速シ
ャッター装置を背景露光にも使用する。ストロボ露光後
に背景露光を行なう場合、高速シャッターのシャッター
部材を最初の状態に戻す過程を利用できる。この場合、
背景露光に必要な遅いシャッター速度は、モーターの駆
動電圧を下げる、交番電圧を印加して正負の電力を調整
し、シャッター部材を途中位置で停止または減速する、
機械的なストッパーにシャッター部材を突き当てて途中
位置に停止させる、等の手法で確保する。ストロボ露光
終了時に開口に重ね合わせているシャッター部材を開閉
両ポジション間で往復させてもよい。一方、背景露光後
にストロボ露光を行なう場合、最初に開口に重ね合わせ
ているシャッター部材を開閉両ポジション間で往復させ
て背景露光としてもよい。ストロボ露光の際に、被写体
が近い等の理由でストロボが強すぎる場合には、ストロ
ボの発光条件はそのままにして、絞りを「許容できる最
大開度」にまで絞り込むこととしてもよい。また、高速
シャッター装置を2つのシャッター部材について対称な
構成とし、両方向の動作で高速シャッター動作を可能と
しておけば、2つのシャッター部材を最初の状態に戻す
シーケンスを省略でき、戻す途中で不必要な露光が行な
われる心配も無い。
【0026】高速シャッター装置は、露光用の開口を形
成した遮光部材に沿って移動可能であって、前記開口を
挟んで配置された2つの遮光部材、を有し、前記2つの
遮光部材を前記開口に沿って移動して、一方の遮光部材
による前記開口の遮蔽から他方の遮光部材による前記開
口の遮蔽までの期間に露光を行なう高速シャッター装置
において、前記2つの遮光部材は、前記遮光部材の別々
の位置に軸支された第1および第2シャッター部材で構
成され、かつ、第1および第2シャッター部材にそれぞ
れ設けた第1および第2駆動用モーターと、第1および
第2駆動用モーターの電力供給タイミングを制御して前
記露光を行なう制御回路と、を有する構成としてもよ
い。しかし、この場合、電気的な信号を機械的な動作に
変換する部分が2つとなる。結局、2つのモーターの電
力供給を同期させてもシャッター動作が同期するとは限
らず、多数の位置センサを配置したフィードバック制御
が必要となる。すなわち、請求項1〜4の高速シャッタ
ー装置ほどには精密なシャッター速度の制御を行ない得
ず、機構も大型化し、部品点数も増大する。
【0027】
【実施例】図1〜図4を参照して実施例の高速シャッタ
ー装置を説明する。図1は高速シャッター装置の平面
図、図2は図1の上側の遮光部材を除いた状態の主要部
分の平面図、図3の(a)はモーターによる駆動部分の
拡大図、図3の(b)はねじりバネによる付勢状態の説
明図、図4は高速シャッターの動作過程の説明図であ
る。ここでは、開口を設けた遮光部材に2つのシャッタ
ー部材がそれぞれ軸支され、2つのシャッター部材は、
欠歯歯車を用いた駆動切り替え機構によって、順番に片
方づつ駆動される。最初に開口に重ね合わせたシャッタ
ー部材は、ねじりバネによって開放側に付勢されてい
る。
【0028】図1において、高速シャッター装置の機構
の大部分は、遮光基板11A、11Bの間に配置され、
高速シャッター装置の全体が従来のプロクラムシャッタ
ーとほぼ等しい40mm×35mmの1ユニットに構成
される。遮光基板11Bの中央に露光用の開口12Bが
形成され、開口12Bを挟んで2つのシャッター片1
3、14が軸支される。シャッター片13、14は、遮
光用のカーボン入りで厚さ数10μmの樹脂フィルムで
形成され、軸支部を兼ねるアルミニウム製の欠歯歯車1
5、(16)に固定される。シャッター片13、14
は、フランジ18Aを用いて遮光基板11Bに固定した
共通の1個の直流モーター18によって順番に駆動され
る。図1のように開口12Bに重ね合わせた状態でシャ
ッター片13が起動され、シャッター片13は左回りに
回動して、図2のように開口12Aから退去する。その
後、一定の時間を挟んで、シャッター片14が起動され
て左回りに回動し始め、開口12Aに重ね合わされた状
態まで進んで1回の露光動作を完了する。シャッター片
13、14を順番に駆動する機構は、欠歯歯車15、1
6と、モーター18によって駆動される欠歯歯車17と
で構成される。
【0029】図2には、高速シャッター装置の動作過程
中、シャッター片13の退去が完了してシャッター片1
4が駆動され始めた状態が示される。シャッター片1
3、14を順番に駆動する機構が、図1の遮光基板11
Bを除去して示される。図2において、遮光基板11A
の4隅に、図1の遮光基板11Bを支持する支柱11H
が配置される。シャッター片13は、後述する図示しな
いねじりバネによって、図2の位置に向かって付勢され
ており、遮光基板11Aに固定したストッパー25Aに
欠歯歯車15の端面15Dを突き当てた状態で安定に保
持される。図1の状態では、このねじりバネに逆らって
欠歯歯車15を巻き上げ、欠歯歯車17の歯17A、1
7Bで欠歯歯車15の歯15A、15Bを拘束した状態
で、シャッター部材13が静止状態を保っている。
【0030】シャッター片14は、図1の起動前の状態
(ホームポジション)では、欠歯歯車16の突起部16
Eを欠歯歯車17の突起部17Eに係止して開放状態の
回動位置を保持している。ストッパー25Bによっても
シャッター片14が直接限界付けられている。一方、シ
ャッター片14が開口12Aを遮断して1回の露光動作
が完了した状態(エンドポジション)では、欠歯歯車1
6のストップ面16Dを欠歯歯車17の円周面17Dに
突き当てている。
【0031】欠歯歯車15、16、17は、それぞれ軸
21、22、23に軸支されて回転可能である。従動側
の欠歯歯車15は、歯15A、15B、欠歯歯車16
は、歯16A、16B、16Cを持つ。駆動側の欠歯歯
車17は、歯17A、17Bを持ち、可能な回転範囲を
ストッパー24によって制限されている。すなわち、図
1のホームポジションでは、ストッパー24の一方のス
トップ面24Aを図示しないガイド面(図4のS1)に
突き当てているが、シャッター片14を開口12Aに重
ねたエンドポジションでは、ストッパー24の別のスト
ップ面24Bを図示しない別のガイド面(図4のS2)
に突き当てている。2つのガイド面で限界付けられた欠
歯歯車17のほぼ180度の回転範囲中、前半90度以
下の範囲でシャッター片13が、後半90度以下の範囲
でシャッター片14が駆動される。前半の図1から図2
までの範囲では、欠歯歯車17の歯17A、17Bが欠
歯歯車15の歯15A、15Bに噛み合って専らシャッ
ター片13が駆動される。後半の図2からエンドポジシ
ョンまでの範囲では、欠歯歯車17の歯17A、17B
が欠歯歯車16の歯16A、16Bに噛み合って専らシ
ャッター片14が駆動される。
【0032】図3の(a)には、モーター18によって
駆動側の欠歯歯車17を駆動する機構が示される。図3
の(a)において、モーター18は、フランジ18Aに
よって図1の遮光基板11Bに固定されている、モータ
ー18の軸に出力歯車26が固定され、出力歯車26が
欠歯歯車17の入力歯17Eに噛み合う。入力歯17E
は図2の歯17A、17Bとは別の高さに形成され、欠
歯歯車17のほぼ180度の回転範囲中、すべての位置
で出力歯車26との噛み合いを維持する。
【0033】図3の(b)には、シャッター片13を開
放位置に向かって付勢するねじりバネ27が示される。
欠歯歯車15に固定した突起15Hに、ねじりバネ27
の一端を引っ掛けている。ねじりバネ27は、シャッタ
ー片13と干渉しない高さ位置で図1の遮光基板11B
に固定して設けた軸27Hに巻き回して端部27Eの回
転を拘束されている。ねじりバネ27は、軸27Hまわ
りのトルクを発生する。シャッター部材13が点線で示
すホームポジションにある場合、突起15Hによってね
じりバネ27が巻き上げられる。ねじりバネ27に後押
しされた状態でモーター18が起動されることにより、
シャッター片13の起動立上りにおける加速が一段と高
まる。
【0034】図4には、高速シャッター装置の動作過程
中の各段階が(1)〜(5)の順番で示される。(1)
がホームポジション、(5)がエンドポジション、
(3)が図2の状態に相当する。なお、(a)は欠歯歯
車17と欠歯歯車15、16の実際の噛み合いの説明図
である。ここでは、欠歯歯車17の回転位置とシャッタ
ー片13、14の回動位置の関係が説明される。図4に
おいて、(1)のホームポジションで欠歯歯車17が起
動し、直ちにシャッター片13が回動を開始する。シャ
ッター片13は速度を増しつつ開口12Aに沿って移動
し、欠歯歯車17が45度回転した(2)では、シャッ
ター片13が開口12Aの半分弱を開放している。欠歯
歯車が90度回転した(3)では、シャッター片13が
退去完了してシャッター片14の駆動が開始され、欠歯
歯車17が135度回転した(4)では、シャッター片
14が開口12Aを半分弱遮蔽している。欠歯歯車17
が180度回転した(5)のエンドポジションでは、シ
ャッター片14が完全に開口12Aを遮断している。欠
歯歯車17の180度の回転範囲はガイド面S1、S2
によって限界付けられている。(1)から(5)の一方
向のみで露光を行なう場合、次回の露光動作が始まる前
に、モーター18を逆転させて欠歯歯車17を180度
巻き戻し、(5)、(4)、(3)、(2)を経て
(1)のホームポジション状態にしておく。途中、
(2)〜(4)の期間に不必要な露光が発生するため、
別のシャッター部材または絞りによる開口12Aの一時
的な閉鎖が必要である。
【0035】図5は、高速シャッター駆動回路の説明図
である。図中(a)は回路図、(b)は正逆スイッチン
グ回路の説明図、(c)は出力電圧の説明図である。こ
こでは、起動時に一時的にモーター18への供給電圧を
高めて、モーター18の起動立上りを急峻にしている。
【0036】図5の(a)において、高速シャッターの
起動(ON)に先だって、昇圧回路35が作動してコン
デンサ36に数10V以上の電圧が充電される。所定電
圧まで充電完了後、直ちに正逆スイッチング回路32が
起動してモーター18に対する電流供給が開始され、モ
ーター18の出力トルクが急激に立ち上がる。モーター
18によって回転されるすべての部材の慣性モーメント
に出力トルクが作用して最終的なシャッター片13の速
度が次第に立ち上がる。コンデンサ36に蓄積された高
電圧のエネルギーは、モーター18の起動時のトルクを
高めて、シャッター片13の速度の立上りを早める。こ
れにより、シャッター片13が開口12Aを横断する時
間が短くなり、さらに短いシャッター速度が実現され
る。
【0037】昇圧回路35は、ストロボ管39を発光さ
せるためのストロボ電源回路35、37、38と一体に
構成され、ストロボ電源回路と共通の電池31によって
電力供給される。電池31は、また、ダイオード34を
通じてモーター18に一定電圧を供給可能である。順方
向に接続されたダイオード33は、コンデンサ36から
モーター18への電力供給を妨げず、コンデンサ36の
放電完了後に電池31から電流が流れ込むのを防止す
る。順方向に接続されたダイオード34は、コンデンサ
31が高電圧エネルギーを放電している間、電池31が
高電圧に晒されるのを防止する。正逆スイッチング回路
32は、(b)に示すように、制御信号の入力状態に応
じて、モーター18に印加する直流電圧のON−OFF
スイッチングと極性の切り替えを行なう。昇圧回路3
5、トリガ回路38、正逆スイッチング回路32は、図
示しない共通の制御回路に接続されるそれぞれの矢印の
入力を通じて、相互に連係したタイミングで動作する。
【0038】図5の(c)において、高速シャッター装
置を組み込んだカメラのレリーズボタンが操作される
と、昇圧回路35が作動して、ストロボ発光用のコンデ
ンサ37と並行にコンデンサ36を充電する。両方のコ
ンデンサが所定電圧に充電完了すると、ストロボ露光シ
ーケンスが開始され、正逆スイッチング回路32がON
されてモーター18に電流が流れ始める。最初、コンデ
ンサ36に蓄積された電荷が一気に流れ出して、モータ
ー18には、瞬間的に数10V以上の電圧がかかるが、
数m秒以内にコンデンサ36の放電はほとんど完了して
しまい、その後は専ら電池31による一定電圧が供給さ
れる。コンデンサ36および電池31の出力電圧Vc、
Vdをそれぞれ実線で、モーター18に印加される電圧
Vmの変化を破線で示す。起動時、一時的に大電流を供
給されたモーター18は、高いトルクを出力してシャッ
ター片13の速度を急峻に高める。高電圧の印加はほと
んど瞬間的なのでモーター18にダメージを与えない。
その後、モーター18を逆転させてホームポジションへ
巻き戻すため、正逆スイッチング回路32によって、逆
向きの一定電圧が印加される。
【0039】図6はシャッター動作速度の比較図であ
る。図中(a)は、従来のプログラムシャッターとの比
較、(b)は電池電圧による比較、(c)は充電条件に
よる比較である。(a)、(b)は、図5のコンデンサ
36を使用せず、電池31のみによる駆動を示す。ここ
では、実施例の高速シャッターの動作速度を従来のプロ
グラムシャッターと比較し、また、モーター18の電力
供給条件を異ならせた場合の動作速度を比較する。
【0040】図6の(a)において、3Vの電池で駆動
される2つのプログラムシャッターN1、N2が100
%の開度を得るまでにそれぞれ16m秒、8m秒を要し
ているのに対して、3Vの電池のみで駆動した実施例の
高速シャッターH1は、4m秒で100%の開度とな
り、1m秒の全開放時間とした場合でも、9m秒で1回
の露光動作を完了する。
【0041】図6の(b)において、先の出願で明らか
にしたように、二重露光による逆光ストロボ撮影に使用
される高速シャッターでは、2m秒以内に1回の露光動
作を完了し、かつ、全開放時間が0.5m秒以上あるこ
とが望ましい。従って、(a)の3Vの電池のみでは不
十分である。そこで、同じ実施例の高速シャッター装置
で電池の電圧だけを6V、12Vに変更して動作速度を
比較した。電池の電圧を上げると、動作速度は素直に上
昇し、12Vの条件では1回の露光動作を3Vの場合の
約半分の5m秒で完了できる。本実施例の高速シャッタ
ー装置では、逆に電源電圧を下げることで、従来のシャ
ッター並の遅い動作速度が得られる。背景露光にも電源
条件を変えて高速シャッターを利用することとすれば、
二重露光によるストロボ逆光撮影を実施例の高速シャッ
ターのみで実行できる。
【0042】図6の(c)において、(b)よりもさら
にシャッター速度を上昇させるべく、図5のようにモー
ター18の電源を構成し、コンデンサ36の充電条件を
異ならせて動作速度を比較した。条件C1は6Vの電池
のみ、条件C2は6Vの電池に加えて、24μFのコン
デンサに150Vまで充電した場合、条件C3は6Vの
電池に加えて、140μFのコンデンサに100Vまで
充電した場合である。条件C2では1回の露光動作が4
m秒にまで短縮され、条件C3では、1回の露光動作が
1.5m秒にまで短縮され、全開時間を0.5m秒確保
できた。なお、このような充放電に要する電力は、1回
のストロボ発光に使用するエネルギーの10%程度であ
り、カメラの電池寿命に大きな影響を与えない。
【0043】以上のように説明した実施例の高速シャッ
ター装置では、従来のプログラムシャッターやフォーカ
ルプレーンシャッターでは不可能な数m秒レベルで10
0%の開閉を行なうシャッター動作が可能である。ま
た、シャッター部材を始めとする被駆動部分の面積、質
量、慣性モーメントを抑制するとともに、シャッター部
材を2つに分けて片方づつ駆動させる構成としたから、
比較的に小型で小出力のモーターで所要の成績が得られ
た。さらに、シャッター部材を2つに分割したためにシ
ャッター部材を退去させる戸袋部分の面積も小さくて済
み、従来のプログラムシャッター並のコンパクトな大き
さを実現できた。モーターを始めとするすべての駆動部
分は、1方向の駆動で往復動作を含まず、2つのシャッ
ター部材は回動される構造であり、シャッター部材の格
段階の位置決めに必要なストッパーの多くをシャッター
部材側の2つの欠歯歯車と駆動側の1つの欠歯歯車の噛
み合いと外周構造で済ませる構造としたから、部品点数
は、逆に従来のプログラムシャッターよりも少なく済ん
だ。駆動側の欠歯歯車と従動側の欠歯歯車とを噛み合わ
せ状態から起動する構成としたから、直流モーターを使
用したにもかかわらず正確で再現性のある開放時間を実
現できた。ねじりバネの後押し、モーター起動時のコン
デンサ放電によるパワーアップ等によって、モーターに
対する要求はさらに緩和され、安価な汎用品を採用でき
た。
【0044】図7、図8を用いて実施例のレンズシャッ
ターカメラを説明する。図7はカメラ動作の説明図、図
8はストロボ動作の説明図である。図7中、(a)は光
学系の構成、(b)はシャッター動作タイミングの線図
である。図8中、(a)は高速シャッターの動作の線
図、(b)はストロボ発光強度の線図である。ここで
は、プログラムシャッターと高速シャッターによって二
重露光を実行する。高速シャッターは図1〜図3の機械
構成と図5の電源構成を持ち、図4のように動作する。
図4の(5)の状態から逆にたどって(1)に戻る過程
でプログラムシャッターによる背景露光を行なう。
【0045】図7の(a)において、レンズ41、44
で構成される投影光学系のほぼ瞳位置にプログラムシャ
ッター42と高速シャッター43を重ねて配置してい
る。投影光学系によって、左方の被写体の投影像がフィ
ルム面45に形成される。図7の(b)において、時刻
0秒でレリーズボタンが操作されると、まず、高速シャ
ッター43を閉じた状態でプログラムシャッター42が
開かれる。100%開くまでに1/60秒(18m秒)
を要する。完全に開くと同時に高速シャッター43のモ
ーターが起動され、高速シャッターが1.5m秒以内の
時間だけフィルム面の露光を許す。0.3m秒で100
%の開度を達成し、達成と同時にストロボをトリガーし
て発光させ、0.5m秒間ほど100%(開放)を維持
してストロボ照明された被写体の光を最大限にフィルム
面に到達させ、その後、0.3m秒前後をかけて再び閉
じる。高速シャッター43が閉じられた後にプロクラム
シャッターが閉じ始め、18m秒かけて完全に閉じる。
高速シャッター43は、高速動作時とは逆極性の電圧を
印加され、モーターを逆回転してホームポジションに向
かって駆動され、開度100%の状態を今度は30m秒
継続する。この30m秒の期間に、プログラムシャッタ
ーによる背景露光が実行される。背景露光によって撮影
された背景部分がストロボ露光による近景の被写体像に
重ね合わせられ、全画面上の隅々で適正露光を確保した
写真撮影が実現される。背景露光の露光時間と絞りの組
合わせは、先の出願で述べたように、少なくとも、高速
シャッター43によるストロボ露光時の背景部分の露光
量の不足が充足される水準とすることができる。実際に
は、感光材料の感光特性の非直線性から、ストロボ露光
時の背景部分の感光レベルは無視できる場合が多い。な
お、ストロボ発光をさらに短く集中的として、高速シャ
ッターの動作もそれに見合うさらなる高速化をはかって
もよい。このとき、明るい昼間でも、短いシャッター時
間によって背景部分の露光を実質的に遮断できる。2つ
の独立した露光の条件をバランスさせることによって、
昼間の撮影でありながら、薄暗いバックに輝く被写体を
配置した特殊効果の撮影も可能である。
【0046】ストロボ露光時、(b)のプログラムシャ
ッターの線図にハッチングで示した部分の露光が高速シ
ャッターによって遮られる。ストロボ発光が実質的に被
写体を照明しているわずか1m秒に限って高速シャッタ
ーを開いている。夜間で背景が暗い場合は、プログラム
シャッターの遅い開閉動作のみによってハッチング部分
の入射光を許してもフィルム面45は過剰露光とならな
い。しかし、昼間の明るい背景では確実に過剰露光とな
る。過剰露光を避けるためには、100%となるはるか
以前の開口率がごく小さな段階でシャッター動作を反転
させて、実質的にかなりの絞り状態で露光する以外に無
い。このとき、ストロボ照明された被写体からの光は、
プログラムシャッターの絞りに遮られてフィルム面45
に到達できない。高速シャッターが駆動開始されてスト
ロボ発光が完了するまでの過程を図8を参照してさらに
詳しく説明する。
【0047】図8の(a)において、プログラムシャッ
ターが100%の開度となると同時に高速シャッターの
電源にトリガー信号が入力される。チャージされた高電
圧が印加されたモーターに高トルクが発生し、シャッタ
ー部材の回転速度が急激に立上がる。シャッター部材と
開口のオーバーラップに相当する助走期間Tdを経て、
シャッター部材のエッジが開口を横切り始め、0.3m
秒で100%開度に達する。と同時に、ストロボ回路に
トリガー信号が入力され、ストロボ管が発光を開始す
る。(b)に示すように、ストロボ管の発光強度は10
μ秒で極大に到達し、それ以後は、ストロボ回路のコン
デンサにチャージされた電圧の低下に従って徐々に発光
強度を低下させ、発光開始後1m秒以内に90%の発光
エネルギーを放出する。(b)の発光強度の線図にハッ
チングで示す部分の発光エネルギーがシャッターや絞り
に遮られることなく有効利用される。破線で示す部分
は、高速シャッターが閉じ始めて遮られた部分である。
【0048】図9は、別の実施例の説明図である。図
中、(a)は一眼レフカメラに高速シャッターを組み込
んだ実施例、(b)は高速シャッターのみで二重露光を
行なう実施例を示す。
【0049】図9の(a)において、交換レンズ50の
レンズ51、54で構成される投影光学系のほぼ瞳位置
に、絞り52と高速シャッター53が配置される。フィ
ルム面56に隣接してフォーカルプレーンシャッター5
5が配置される。この場合の動作も図7、図8の実施例
と同様に実行される。ただし、ストロボ露光は、絞り5
2とフォーカルプレーンシャッター55を全開にして、
高速シャッター53によって実行される。背景露光は、
高速シャッターを全開にして、絞り52とフォーカルプ
レーンシャッター55によって実行される。
【0050】図9の(b)において、レンズ61、64
で構成される投影光学系のほぼ瞳位置に絞り62と高速
シャッター63が配置される。フィルム面65に到達す
る被写体の投影光の開閉は、高速シャッター63のみを
用いて実行される。図1〜図3の機械構成の高速シャッ
ターを用いて電源コントロールによって、往復動作の往
路における高速動作と復路における低速動作を共に可能
とする。低速動作では、低電圧の交番電圧を印加し、正
負の波形幅を加減して、シャッター部材の動作を途中で
減速、停止、または一部逆転させて5m秒〜30m秒と
いった通常のシャッター速度を実現する。
【0051】
【発明の効果】請求項1の高速シャッター装置によれ
ば、シャッター装置を小型軽量に構成できる。先の出願
のシャッター装置に比較してシャッター部材がはるかに
小型軽量である。小型軽量なシャッター部材を片方ずつ
集中的に駆動するから、1個の小型でパワーの少ないモ
ーターによっても十分に高速の動作が可能である。電力
消費も少なくなって、カメラの電池寿命を損ねない。小
型のモーターに加えて、シャッター部材の引き込みスペ
ース(戸袋)や構造部材がすべからく小型に形成できる
から、従来のカメラへの搭載も容易だし、カメラの外観
が高速シャッター側の都合で影響されないで済む。設計
上の大きな自由度を確保できる。従来のシャッターに比
較して桁違に速い動作が可能であるから、シャッター動
作の遅さに起因して発生していた撮影像のブレや傾きを
排除できる。
【0052】請求項2の高速シャッター装置によれば、
欠歯歯車の噛み合わせによって、モーター側の回転速度
とシャッター部材の速度が精密に同期されるから、再現
性のある精密なシャッター速度の設定が可能である。主
欠歯歯車の回転速度に正確に追従したシャッター速度が
得られるから、モーター供給電流によってシャッター速
度を幅広く調整できる。小型軽量に必要な機構を構成で
き、歯車の歯面による連続的で衝撃の少ない動力伝達と
なるから、シャッター動作も円滑で途切れることがな
く、高速動作や衝撃によって破壊されることもない。
【0053】請求項3の高速シャッター装置によれば、
バネ部材の後押しによってモーター負荷が軽減されるか
ら、電力節約とモーターの小型化が可能となる。バネ部
材はシャッター部材を反転してホームポジションに戻す
際の緩衝材としても機能し、衝撃を和らげて他の機械部
品の損傷、摩耗、振動や衝撃の発生を少なくする。
【0054】請求項4の高速シャッター装置によれば、
モーター起動立ち上がりによってシャッター部材を駆動
するから、無駄にモーターを回しておく場合に比較して
必要電力が小さく、通常状態で騒音を発生する心配も無
い。シャッター速度は投入電力の積分値に応じて自由に
増減でき、最終的に必要な電力の一部分をコンデンサに
よって起動時に集中させるだけであるから、電力消費が
不当に増大する心配も無い。大電流が流れるのは、ほん
の数m秒であるから、発熱もわずかで、汎用の小型モー
ターでも十分に耐え、長い寿命を確保できる。高電圧の
発生には、ストロボ電源の全部または一部を共用できる
から、カメラの電源回路構成上も無駄が無い。シャッタ
ー装置を特に小型軽量に構成できる。
【0055】請求項5〜7の二重露光撮影装置によれ
ば、昼間の明るい背景条件でもストロボ照明のエネルギ
ーを十分に取り込んだ逆光ストロボ撮影が可能である。
小出力のストロボ発光、逆光状態の被写体までの距離が
大きい等、従来のカメラでは正常な撮影が不可能な状況
でも、画面の隅々で適正な露光を確保したきれいな写真
が得られる。請求項7の装置では、高速シャッターを低
速動作させて背景露光や通常撮影を実行できるから、請
求項5、6の場合に比較してシャッターが1つ少なく済
む分、撮影装置が小型化され、部品点数の減少等を通じ
て低コストの製作が可能である。なお、従来のプログラ
ムシャッターを用いたプログラムAEにおいては、背景
が明るいと、シャッターが小絞り状態でストロボが発光
することになり、ストロボの到達距離(有効照明距離)
が「小絞り開口径/開放開口径」の比で短くなってい
た。これに対して、ストロボの発光時間に適合させた短
いシャッター時間で開放露光が可能な本発明によれば、
いかに明るい背景でもストロボの到達距離が短くなる心
配が無い。二重露光によって、背景と手前の被写体の露
光バランスを自在に設定できる。例えば、明るい背景の
手前の暗い被写体を撮影した場合でも、写真上、明るい
被写体像の背景部分を真っ暗にすることも可能である。
【0056】なお、請求項3におけるバネ部材は、純粋
に機械的にバイアス力を作用させるものに眼定されず、
電磁気的に第1シャッター部材を開放側に付勢する装置
で構成してもよい。また、第1シャッター部材と第2シ
ャッター部材の動作タイミングを規定する必須の1個の
モーターに加えて、補助的な加速を担う第2、第3のモ
ーターを並列に付加してもよい。先の出願における「第
1シャッター部材と第2シャッター部材が一体に固定さ
れた高速シャッター装置」の変形例として、別々に軸支
された第1シャッター部材と第2シャッター部材を、欠
歯歯車でない通常の歯車を用いて同時に駆動する構成が
ある。電磁気的なクラッチ装置を用いて起動立上り済み
のモーター側回転部材に第1シャッター部材、第2シャ
ッター部材を順番に連結する構成としてもよい。機構が
複雑になるが、モーターの起動立上りが遅くてもシャッ
ター速度に影響しない。AC誘導モーターで定速回転さ
せた慣性モーメントの大きな回転部材に対して第1シャ
ッター部材、第2シャッター部材を順番に連結する構成
として、シャッター動作の時間的な精度を高めてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速シャッター装置の平面図である。
【図2】図1の上側の遮光板を除いた状態の主要部分の
平面図である。
【図3】高速シャッター装置の部分的な構成の説明図で
ある。
【図4】高速シャッターの動作過程の説明図である。
【図5】高速シャッター駆動回路の説明図である。
【図6】シャッター動作速度の比較図である。
【図7】実施例のレンズシャッターカメラの説明図であ
る。
【図8】高速シャッターとストロボの連係動作の説明図
である。
【図9】別の実施例の説明図である。
【符号の説明】
11A、11B 遮光基板 12A、12B 開口 13、14 シャッター片 15、16、17 欠歯歯車 21、22、23 軸 24 ストッパー 24A、24B 突き当たり面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光用の開口を形成した遮光部材に沿っ
    てそれぞれ移動可能に取り付けられ、前記開口を遮断完
    了させた状態と前記開口から退去完了させた状態とをそ
    れぞれ単独で実現可能な第1シャッター部材および第2
    シャッター部材を有し、 前記開口から第1シャッター部材を退去完了させて、所
    定時間が経過した後に前記開口を第2シャッター部材に
    よって遮断完了させる高速シャッター装置において、 一方向に回転して第1シャッター部材および第2シャッ
    ター部材を共通に駆動する1個のモーターと、 前記モーターの所定の回転角度範囲では第2シャッター
    部材を非駆動状態に保って第1シャッター部材を駆動す
    るが、その後の所定の回転角度範囲では第1シャッター
    を非駆動状態に保って第2シャッター部材を駆動する駆
    動切り替え機構と、を有することを特徴とする高速シャ
    ッター装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の高速シャッター装置におい
    て、第1シャッター部材および第2シャッター部材は、
    前記遮光部材にそれぞれ軸支され、 前記駆動切り替え機構は、所定の角度範囲について部分
    的に歯を設け、前記モーターによって回転駆動される主
    欠歯歯車と、 第1シャッター部材および第2シャッター部材にそれぞ
    れ固定され、駆動される前記回転角度範囲に対応させて
    配置し、かつ、部分的に歯を設けた第1従欠歯歯車およ
    び第2従欠歯歯車と、を含むことを特徴とする高速シャ
    ッター装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2いずれかの高速シャッター
    装置において、第1シャッター部材を前記退去完了の方
    向に付勢するバネ部材を有し、前記バネ部材に逆らって
    第1シャッター部材を遮断状態に位置させた状態から、
    前記モーターによる第1シャッター部材の駆動を開始さ
    せることを特徴とする高速シャッター装置。
  4. 【請求項4】 露光用の開口を形成した遮光部材に沿っ
    て移動可能で、前記開口を挟んで配置された2つの遮光
    部と、 起動立上りの一方向の回転出力を用いて前記2つの遮光
    部を共通に駆動して前記開口上の遮光部材を交替させる
    1個の直流モーターと、を有する高速シャッター装置に
    おいて、 直流高電圧を形成して、前記直流モーターの起動までに
    コンデンサーに所定の高電圧エネルギーを蓄積完了させ
    る高電圧蓄積回路と、 順方向のダイオードを直列接続して、前記高電圧蓄積回
    路と並列に配置された低電圧出力発生回路と、 前記高電圧蓄積回路および低電圧出力発生回路に対して
    直列接続され、前記直流モーターへの供給電流を開閉す
    るスイッチング回路と、を有し、 前記直流モーターに対する起動時の印加電圧を一時的に
    高めることを特徴とする高速シャッター装置。
  5. 【請求項5】 高電圧エネルギーを蓄積して、ストロボ
    管を発光させるストロボ装置と、 重ね合わせた2以上のシャッター部材を往復運動させて
    1回の露光動作を行なうシャッター装置と、を有する二
    重露光撮影装置において、 前記プログラムシャッターと同一露光軸上に配置され、
    それぞれ軸支された2つのシャッター部材を、タイミン
    グをずらせて1方向に順番に回動させて1回の露光動作
    を行なう高速シャッター装置と、 前記ストロボ回路、シャッター装置、および高速シャッ
    ター装置の動作シーケンスを制御する制御回路と、を有
    し、前記動作シーケンスは、 (1)前記シャッター装置を開いた状態で、前記高速シ
    ャッター装置およびストロボ装置を用いて露光動作させ
    るストロボ露光と、 (2)前記高速シャッター装置を開いた状態で、前記シ
    ャッター装置を用いて露光動作させる背景露光と、を含
    むことを特徴とする二重露光撮影装置。
  6. 【請求項6】 高電圧エネルギーを蓄積して、ストロボ
    管を発光させるストロボ装置と、 露光時の開口面積を設定する絞りと、 前記絞りと同一露光軸上に配置され、連動する2枚の幕
    状シャッター部材の動作間隔を調整してシャッター速度
    を調整するシャッター装置と、を有する二重露光撮影装
    置において、 前記プログラムシャッターと同一露光軸上に配置され、
    それぞれ軸支された2つのシャッター部材を、タイミン
    グをずらせて1方向に順番に回動させて1回の露光動作
    を行なう高速シャッター装置と、 前記ストロボ回路、シャッター装置、および高速シャッ
    ター装置の動作シーケンスを制御する制御回路と、を有
    し、前記動作シーケンスは、 (1)前記シャッター装置を開いた状態で、前記高速シ
    ャッター装置およびストロボ装置を用いて露光動作させ
    るストロボ露光と、 (2)前記高速シャッター装置を開いた状態で、前記シ
    ャッター装置を用いて露光動作させる背景露光と、を含
    むことを特徴とする二重露光撮影装置。
  7. 【請求項7】 高電圧エネルギーを蓄積して、ストロボ
    管を発光させるストロボ装置と、 露光時の開口面積を設定する絞りと、を有する二重露光
    撮影装置において、 前記絞りと同一露光軸上に配置され、それぞれ軸支され
    た2つのシャッター部材を、タイミングをずらせて1方
    向に順番に回動させて1回の露光動作を行なう高速シャ
    ッター装置と、 前記ストロボ回路および高速シャッター装置の動作シー
    ケンスを制御する制御回路と、を有し、前記動作シーケ
    ンスは、 (1)前記高速シャッター装置およびストロボ装置を用
    いて露光動作させるストロボ露光と、 (2)前記高速シャッター装置を用いてストロボ発光無
    しで露光動作させる背景露光と、を含むことを特徴とす
    る二重露光撮影装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010216688A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機

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