JPH08296672A - 自動車用ドラムブレーキのラビリンス構造 - Google Patents

自動車用ドラムブレーキのラビリンス構造

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Publication number
JPH08296672A
JPH08296672A JP12710295A JP12710295A JPH08296672A JP H08296672 A JPH08296672 A JP H08296672A JP 12710295 A JP12710295 A JP 12710295A JP 12710295 A JP12710295 A JP 12710295A JP H08296672 A JPH08296672 A JP H08296672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
flange
water
elastic member
tubular member
Prior art date
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Pending
Application number
JP12710295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniharu Oishi
邦晴 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP12710295A priority Critical patent/JPH08296672A/ja
Publication of JPH08296672A publication Critical patent/JPH08296672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D51/00Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like
    • F16D2051/001Parts or details of drum brakes
    • F16D2051/005Protective covers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D2065/13Parts or details of discs or drums
    • F16D2065/1304Structure
    • F16D2065/1332Structure external ribs, e.g. for cooling or reinforcement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D51/00Brakes with outwardly-movable braking members co-operating with the inner surface of a drum or the like

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  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキドラムの内部への水等の侵入を確実
に防止する。 【構成】 筒部材19の基端側19aをバックプレート
9に固定し先端側19bを環状溝18に挿入して設け、
先端側19bに径方向内方に突出するリング状の突出部
20を形成し、第2のフランジ17の端部に径方向外方
に突出するようにリング状の弾性部材21を取付けた。
先端側19bに径方向内方に突出するリング状の突出部
20を形成したので、第2フランジ側隙間22が狭くな
って水等Wが通過しにくくなる。また、第2のフランジ
17の端部に径方向外方に突出するようにリング状の弾
性部材21を取付けたので、仮に水等Wが第2フランジ
側隙間22を通過したとしても、水等Wは弾性部材21
にせき止められてブレーキドラム7内への侵入が防止さ
れる。組付けの際、弾性部材21が突出部20に押され
て撓むので、筒部材19は環状溝18内に容易に挿入さ
れ、組付性が良好なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン等に用いられ
る自動車用ドラムブレーキのラビリンス構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドラムブレーキのラビリ
ンス構造の一例として図4ないし図6に示すものがあ
る。図4において、車軸管1内には、ホイールベアリン
グ2を介して車軸3が回動自在に支持されている。車軸
3に固着したホイールハブ4には、ナット5等により車
輪6及びブレーキドラム7が着脱自在に取付けられてい
る。ブレーキドラム7の開口端部8に臨むように車軸管
1には、バックプレート9が取付けられている。バック
プレート9には、ブレーキドラム7の開口端部8の径に
比して大径のフランジ(以下、バックプレート側フラン
ジ)10が形成されており、ブレーキドラム7の開口端
部8を覆っている。
【0003】バックプレート9には、ホイールシリンダ
(図示省略)及びブレーキシュー(図示省略)が取付け
られており、ホイールシリンダの作動によりブレーキシ
ューをブレーキドラム7に摺接させてブレーキ力を発生
するようにしている。前記ホイールシリンダ、ブレーキ
シュー、及びブレーキドラム7等によりドラムブレーキ
11が構成されている。図4中、12はディスクホイー
ル、13はリム、14はタイヤ、15はサスペンション
装置である。
【0004】ブレーキドラム7の開口端部8には、それ
ぞれ大径、小径の筒状の第1、第2のフランジ16,1
7が設けられ、この第1、第2のフランジ16,17の
間に環状溝18が形成されている。前記バックプレート
9には、図5、図6に示すように筒部材19の基端側1
9aが固着されており、筒部材19の先端側19bが環
状溝18に挿入されており、これによりラビリンス構造
が構成され、水、泥等(以下、水等という。)Wがブレ
ーキドラム7内に侵入するのが防止されるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4ないし
図6に示すラビリンス構造では、水等Wがバックプレー
ト側フランジ10と第1のフランジ16との間の隙間に
侵入すると、水等Wは図6に示すように第1のフランジ
16と筒部材19との間の隙間、筒部材19と第2のフ
ランジ17との間の隙間を通ってブレーキドラム7の内
部に、場合によっては侵入してしまう虞があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ブレーキドラムの内部への水等の侵入を確実に防止
できる自動車用ドラムブレーキのラビリンス構造を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ブレーキドラムの開口端部に、それぞれ
大径、小径の筒状の第1、第2のフランジを形成し、筒
部材を、その基端側をバックプレートに固定し先端側を
前記第1、第2のフランジの間に形成される環状溝に挿
入して設け、前記筒部材の先端側に径方向内方に突出す
るリング状の突出部を形成し、前記第2のフランジの端
部に径方向外方に突出するようにリング状の弾性部材を
取付けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】このような構成とすれば、筒部材の先端側に径
方向内方に突出するリング状の突出部を形成しており、
突出部と第2のフランジとの間の隙間が狭くなって水等
が通過しにくくなる。また、フランジの端部に径方向外
方に突出するようにリング状の弾性部材を取付けてお
り、仮に水等が前記隙間を通過したとしても、この水等
は弾性部材にせき止められる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の自動車用ドラムブ
レーキ11のラビリンス構造を図1及び図2に基づき、
図4を参照して説明する。図1において、ブレーキドラ
ム7の開口端部8には、それぞれ大径、小径の筒状の第
1、第2のフランジ16,17が設けられ、第1、第2
のフランジ16,17の間に環状溝18が形成されてい
る。車軸管1(図4参照)に固着されたバックプレート
9には、筒部材19が基端側19aを固着して設けられ
ており、先端側19bが環状溝18に挿入されている。
【0010】筒部材19の先端側19bには、径方向内
方に突出するリング状の突出部20が形成されている。
また、第2のフランジ17の端部には径方向外方に突出
するようにリング状の弾性部材21が取付けられてい
る。
【0011】このように構成されたラビリンス構造で
は、筒部材19の先端側に径方向内方に突出するリング
状の突出部20を形成したので、突出部20と第2のフ
ランジ17との間の隙間(以下、第2フランジ側隙間と
いう。)22が狭くなって水等Wが通過しにくくなる。
また、第2のフランジ17の端部に径方向外方に突出す
るようにリング状の弾性部材21を取付けたので、仮に
水等Wが第2フランジ側隙間22を通過したとしても、
この水等Wは弾性部材21にせき止められて下方に抜け
て行く。このため、水等Wのブレーキドラム7内への侵
入防止を図ることができる。
【0012】さらに、筒部材19を環状溝18内へ挿入
するようにブレーキドラム7及びバックプレート9の組
付を行う場合、図2に示すように、弾性部材21が筒部
材19の突出部20に押されて撓むので、筒部材19は
環状溝18内に容易に挿入される。このため、組付性が
良好なものとなる。
【0013】また、上述した実施例の筒部材19の下方
側に、図3に示すように切欠23を形成してもよい。こ
のように構成することにより、弾性部材21にせき止め
られた後、下方に移動した水等Wが切欠23を通して外
部に排出される。このため、突出部20を有する筒部材
19の内周側に水等Wが貯留してしまうのを防止できる
ことになる。なお、切欠23に代えて、1または2以上
の孔を形成してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た自動車用ドラムブレーキのラビリンス構造であるか
ら、筒部材の先端側に径方向内方に突出するリング状の
突出部を形成したことにより、突出部と第2のフランジ
との間の隙間が狭くなって水等が通過しにくくなる。ま
た、フランジの端部に径方向外方に突出するようにリン
グ状の弾性部材を取付けたので、仮に水等が前記隙間を
通過したとしても、この水等は弾性部材にせき止められ
る。このため、水等がブレーキドラム内に侵入するのが
確実に防止される。
【0015】また、筒部材を環状溝内へ挿入して組付け
る場合、弾性部材が筒部材の突出部に相対的に押されて
弾性部材が撓むので、筒部材は環状溝内に容易に挿入さ
れる。このため、組付性が良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動車用ドラムブレーキの
ラビリンス構造を示す断面図である。
【図2】同ラビリンス構造の組付例を示す分解断面図で
ある。
【図3】切欠を形成した筒部材を示す斜視図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】同従来例のブレーキドラム及びバックプレート
を示す部分截断断面図である。
【図6】図5の部分断面図である。
【符号の説明】
7 ブレーキドラム 8 開口端部 16,17 第1、第2のフランジ 18 環状溝 19 筒部材 19a 筒部材の基端側 19b 筒部材の先端側 20 突出部21 弾性部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキドラムの開口端部に、それぞれ
    大径、小径の筒状の第1、第2のフランジを形成し、筒
    部材を、その基端側をバックプレートに固定し先端側を
    前記第1、第2のフランジの間に形成される環状溝に挿
    入して設け、前記筒部材の先端側に径方向内方に突出す
    るリング状の突出部を形成し、前記第2のフランジの端
    部に径方向外方に突出するようにリング状の弾性部材を
    取付けたことを特徴とする自動車用ドラムブレーキのラ
    ビリンス構造。
JP12710295A 1995-04-27 1995-04-27 自動車用ドラムブレーキのラビリンス構造 Pending JPH08296672A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6364071B2 (en) 1999-03-02 2002-04-02 Dr. Ing. H.C.F. Porsche Aktiengesellschaft Combined disk and drum brake with an internally ventilated brake disk
DE10209001A1 (de) * 2002-02-28 2003-09-25 Bosch Gmbh Robert Trommelbremse
DE19963031C5 (de) * 1999-12-24 2005-03-03 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Kombinierte Scheiben- und Trommelbremse
US10883556B2 (en) 2018-07-06 2021-01-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Disc brake

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19963031C5 (de) * 1999-12-24 2005-03-03 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Kombinierte Scheiben- und Trommelbremse
DE10209001A1 (de) * 2002-02-28 2003-09-25 Bosch Gmbh Robert Trommelbremse
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