JPH08296475A - ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

ディーゼル機関の燃料噴射制御装置

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JPH08296475A
JPH08296475A JP7104111A JP10411195A JPH08296475A JP H08296475 A JPH08296475 A JP H08296475A JP 7104111 A JP7104111 A JP 7104111A JP 10411195 A JP10411195 A JP 10411195A JP H08296475 A JPH08296475 A JP H08296475A
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fuel injection
diesel engine
engine
injection amount
speed
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Kanji Kizaki
幹士 木崎
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/50Input parameters for engine control said parameters being related to the vehicle or its components
    • F02D2200/501Vehicle speed

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は車載用ディーゼル機関の加減速ショ
ックを抑制するために燃料噴射量になまし処理を施すデ
ィーゼル機関の燃料噴射制御装置に関し、低回転領域で
のエンジンストールの防止を図ることを目的とする。 【構成】 ディーゼル機関の運転状態に基づいて燃料噴
射量を算出する。機関回転数の低下時にはエンジンスト
ール防止のため燃料噴射量を増量補正する。加速ショッ
ク抑制のため加速時には燃料噴射量になまし処理を施
す。車速SPD≦5kmが成立する領域では発進加速性を
優先してなまし禁止フラグXQSMAをオンとする(ス
テップ302、304)。機関回転数NEが、アイドル
時の目標回転数NTRGから判定値NE1を減じた値よ
り更に小さい領域ではエンジンストール防止のためXQ
SMAをオンとする(ステップ306)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の燃料
噴射制御装置に係り、特に、車載用ディーゼル機関の加
減速ショックを抑制するために燃料噴射量になまし処理
を施すディーゼル機関の燃料噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭60−1994
3号公報に開示される如く、車載用ディーゼル機関の燃
料噴射制御装置として、加減速ショックの防止のため燃
料噴射量になまし処理を施す装置が開示されている。デ
ィーゼル機関の出力軸に連結される変速機等には、通常
バックラッシが存在する。従って、加減速に伴ってディ
ーゼル機関の出力トルクが急変すると、変速機等にバッ
クラッシに起因するショックが生ずる。これに対して、
上記公報記載の装置によれば、加減速時における燃料噴
射量の急激な変動を抑制することができ、かかるショッ
クの低減を図ることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディーゼル
機関の分野においては、機関回転数が急激に低下した場
合に、燃料噴射量を増量させることによりエンジンスト
ールを防止する制御が従来より用いられている。かかる
制御を実行する場合、エンジンストールを効果的に防止
するためには、機関回転数の変動に対して優れた応答性
をもって燃料噴射量が変化することが好ましい。
【0004】一方、上記従来の装置の如く、燃料噴射量
になまし処理を施す手法によっては、ディーゼル機関の
運転状態の変化に対して高い応答性をもって燃料噴射量
を変化させることはできない。この意味で、上記従来の
装置は、燃料噴射量を増量してエンジンストールを抑制
する制御を併用する際に、効果的にエンジンストールを
抑制することができないという問題を有するものであっ
た。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、ディーゼル機関がエンジンストールを起こす可
能性のある低回転領域では、燃料噴射量のなまし処理を
禁止することにより、上記の課題を解決するディーゼル
機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、ディーゼル機関の運転状態に基づいて
燃料噴射量を算出し、かつ、機関回転数の低下時には燃
料噴射量を増量補正する燃料噴射量算出手段と、該燃料
噴射量算出手段によって算出された燃料噴射量になまし
処理を施すなまし処理手段とを備えるディーゼル機関の
燃料噴射制御装置において、機関回転数が所定回転数以
下の領域では、前記なまし処理を禁止するなまし処理禁
止手段を備えるディーゼル機関の燃料噴射制御装置によ
り達成される。
【0007】また、請求項2に記載する如く、上記請求
項1記載のディーゼル機関の燃料噴射制御装置におい
て、機関回転数の変化率を検出する回転変化率検出手段
と、機関回転数の変化率に基づいて、なまし処理を禁止
する領域を変更する禁止領域変更手段と、を備えるディ
ーゼル機関の燃料噴射制御装置は、エンジンストールの
防止を図りつつ、広い領域でショックの抑制を図る際に
有効である。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明において、なまし処理禁止
手段は、ディーゼル機関が所定回転数以下の領域では、
なまし処理手段による燃料噴射量のなまし処理の実行を
禁止する。このため、機関回転数が所定回転数以下の領
域では、燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴射量が最
終的にディーゼル機関に供給される燃料噴射量となる。
従って、かかる領域で運転中のディーゼル機関に、急激
な機関回転数の低下が生じた場合は、燃料噴射量算出手
段によって行われる燃料増量補正が、直接ディーゼル機
関に供給される燃料の量に反映され、有効にエンジンス
トールが防止される。
【0009】一方、機関回転数が所定回転数を越えてい
る場合は、燃料噴射量算出手段によって算出された燃料
噴射量になまし処理が施されて、最終的にディーゼル機
関に供給される燃料の量となる。従って、かかる領域で
は、ディーゼル機関の加減速状態が切り替わっても、現
実にディーゼル機関に供給される燃料噴射量が急変する
ことはなく、ディーゼル機関に生ずるショックが適切に
抑制されることになる。
【0010】請求項2記載の発明において、ディーゼル
機関の運転状態は、回転変化率検出手段によって検出さ
れる変化率が大きいほど、不安定であると判断すること
ができる。これに対して、禁止領域変更手段は、機関回
転数の変化率に基づいて、変化率が大きいほど、なまし
処理を禁止する領域を広く確保する。
【0011】このため、ディーゼル機関の運転状態が安
定している場合、すなわち、ディーゼル機関にエンジン
ストールが生じ難い場合は、比較的広い領域でなまし処
理の実行が許容され、適切にショックの抑制が図られる
ことになる。一方、ディーゼル機関の運転状態が不安定
である場合、すなわち、ディーゼル機関にエンジンスト
ールが生じ易い場合は、比較的機関回転数が高い領域か
らなまし処理が禁止され、エンジンストールの防止が図
られることになる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例である燃料噴射制御
装置の全体構成図を示す。図1に示す燃料噴射ポンプ1
0は、ディーゼル機関80の各気筒に対して適当なタイ
ミングで燃料を噴射する分配型の燃料噴射ポンプであ
る。燃料噴射ポンプ10が備えるドライブプーリ12
は、ディーゼル機関80のクランクシャフトにベルト等
を介して連結される。燃料噴射ポンプ10は、このドラ
イブプーリ12が回転することによって駆動される。ド
ライブプーリ12はドライブシャフト14の先端に取付
けられている。ドライブシャフト14の途中には、ベー
ン式ポンプよりなる燃料フィードポンプ16(図1には
90°転回した状態を示す)が設けられている。また、
ドライブシャフト14の基端側には円板状のパルサ18
が取付けられている。
【0013】パルサ18の外周部には、クランクアング
ルにして11.25 度(11、25°CA)毎に、等角度間隔で突
起が形成されている。更に、パルサ18の外周部には、
ディーゼル機関80の各気筒に対応して、上記の突起が
存在しない領域(以下、欠歯と称す)が、ディーゼル機
関80の気筒数と同じ数だけ(本実施例においては4
つ)等角度間隔で形成されている。
【0014】ドライブシャフト14の基端部は図示しな
いカップリングを介してカムプレート20に連結されて
いる。カムプレート20は、そのカムフェイス20aに
ディーゼル機関80の気筒数と同数(本実施例では4
個)の凸部を備えると共に、スプリング22によってパ
ルサ18方向に付勢されている。また、パルサ18とカ
ムプレート20との間には、ローラリング24が設けら
れている。このローラリング24は、その円周に沿っ
て、カムプレート20のカムフェイス20aに対向する
複数のカムローラ26を備えている。
【0015】カムプレート20には燃料加圧用プランジ
ャ28の基端が、軸回りの回転が可能となるように取付
けられている。このため、ドライブシャフト14の回転
力は、カップリングを介してカムプレート20に伝達さ
れ、更にプランジャ28に伝達されることになる。従っ
て、ドイブシャフト14が回転すると、カムプレート2
0およびプランジャ28が、その回転に連動して回転さ
れる。この際、カムプレート20が、カムローラ26に
係合しながら回転するため、プランジャ28は、自ら回
転しながら、ドライブシャフト14が1回転する間に、
ディーゼル機関80の気筒数と同じ回数だけ軸長方向に
往復駆動することになる。
【0016】プランジャ28はポンプハウジング30に
形成されたシリンダ32に嵌挿されており、プランジャ
28の先端面とシリンダ32の端面との間には、ポンプ
室34が形成されている。また、プランジャ28には、
その先端側の外周面に、ディーゼル機関80の気筒数と
同数だけ等角度間隔でポンプ室34に連通する吸入溝3
6が設けられていると共に、その内部に、ポンプ室34
とプランジャ28の側面とを連通する分配ポート38が
設けられている。一方、ポンプハウジング30には、所
定回転角毎にプランジャ28の吸入溝36に開口する吸
入ポート40と、ディーゼル機関80の気筒数と同数だ
け等角度間隔で設けられ、所定回転角毎にプランジャ2
8の分配ポート38に連通する分配通路42とが設けら
れている。
【0017】燃料噴射ポンプ10には、燃料供給ポート
44を介して燃料が供給される。そして、燃料供給ポー
ト44に燃料が供給された状況下でドライブシャフト1
4が回転すると、燃料フィードポンプ16が駆動され、
カムプレート20等が収納される燃料室46内に所定圧
力に昇圧された燃料が供給される。
【0018】上述した吸入ポート40は、燃料室46に
開口しているため、燃料室46内に導かれた燃料は、そ
の後吸入ポート40内に導かれる。また、吸入ポート4
0と吸入溝36とは、プランジャ28が復動する過程
で、すなわちポンプ室34の容積が拡大される過程で連
通するように構成されている。更に、分配ポート38と
分配通路42とは、プランジャ28が往動する過程で、
すなわちポンプ室34の容積が縮小される過程で連通す
るように構成されている。このため、燃料噴射ポンプ1
0においては、プランジャ28が一往復動作する毎に、
燃料室46からポンプ室34への燃料の吸入と、ポンプ
室34から分配通路42への燃料の吐出とが行われる。
【0019】ポンプハウジング30には、ポンプ室34
と燃料室46とを連通するスピル通路48が形成されて
いる。また、スピル通路48には、その導通状態を制御
するスピル弁50が配設されている。スピル弁50は、
コイル52に電流が通電されいない状態(オフ状態)で
は弁体54を開弁状態とし、一方、コイル52に適当な
電流が通電された状態(オン状態)では弁体54を閉弁
状態とする電磁弁である。従って、スピル弁50をオフ
状態とすれば、ポンプ室34の燃料を燃料室46内にス
ピルすることができ、一方、スピル弁50をオフ状態と
すれば、その燃料のスピルを停止することができる。
【0020】かかる構成によれば、プランジャ28がポ
ンプ室34の内圧を昇圧する方向に変位している過程で
あっても、スピル弁50がオン状態であればポンプ室3
4の圧力が上昇することはない。このため、本実施例の
燃料噴射ポンプによれば、スピル弁50の開閉状態を制
御することで、プランジャ28の動作タイミングとは独
立して、分配通路42に高圧燃料が供給される時期を制
御することができる。
【0021】ポンプハウシング30の下方には、ドライ
ブシャフト14の回転方向に対するカムローラ26の位
置を変更するタイマ装置56(図1には90°転回した
状態を示す)が設けられている。このタイマ装置56は
油圧により駆動される装置であり、タイマハウジング5
8、タイマハウジング58内に嵌挿されるタイマピスト
ン60、タイマピストン60を低圧室62側から加圧室
64側へ押圧するタイマスプリング66、及びタイマピ
ストン60とローラリング24とを連結するスライドピ
ン68とで構成される。
【0022】タイマハウジング58の加圧室64には、
燃料フィードポンプ16により加圧された燃料が導入さ
れるようになっている。そして、その燃料圧力とタイマ
スプリング66の付勢力との釣り合い関係によってタイ
マピストン60の位置が決定される。タイマ装置56の
加圧室64に供給される燃料圧力を調整するために、タ
イマ装置56にはタイミングコントロールバルブ70が
設けられている。このタイミングコントロールバルブ7
0は、タイマハウジング56の加圧室64と低圧室62
とを連通する連通路72に配設されており、ディーティ
制御を行うことで適当な開度を維持することができる。
かかる構成によれば、タイミングコントロールバルブ7
0を適当にデューティ駆動することで、ローラリング2
4の位置を変更することができ、ドライブシャフト14
の回転角に対するプランジャ28の往復動作タイミング
を変更することができる。
【0023】ローラリング24の上方には、パルサ18
の外周面に対向配置された電磁ピックアップコイル73
が配設されている。パルサ18と電磁ピックアップコイ
ル73とは、回転角センサ74を構成している。回転角
センサ74は、パルサ18の突起が所定クランク角度毎
(本実施例の場合は11.25 °CA毎)に電磁ピックアップ
コイル73の直近を通過する際に、磁束の変化に応じた
パルス信号を出力する。一方、電磁ピックアップコイル
73の直近をパルサ18の欠歯部分が通過する際には何
らの信号も出力しない。従って、回転角センサ74から
パルス信号が出力されるタイミングを検出することで、
ドライブシャフト14の回転角、すなわち、ディーゼル
機関80の回転角を検出することができる。
【0024】ディーゼル機関80は、4気筒式の内燃機
関であり、各気筒毎に、シリンダ82、ピストン84及
びシリンダヘッド86で囲まれた主燃焼室88を備えて
いる。主燃焼室88には、同様に各気筒毎に設けられた
副燃焼室90が連設している。各副燃焼室90には、上
述した分配通路18に連通する燃料噴射ノズル92が嵌
挿されている。
【0025】ディーゼル機関80には、吸気管94及び
排気管96が設けられており、その吸気管94には、吸
気管94内を流通する空気の温度を検出する吸気温セン
サ98、及び吸気管94内の圧力を検出する吸気圧セン
サ100が設けられている。また、ディーゼル機関80
のシリンダブロックには、シリンダブロック内に設けら
れたウォータジャケット内を流通する冷却水の温度を検
出する水温センサ102が設けられている。
【0026】これら吸気温センサ98、吸気圧センサ1
00、水温センサ102は、上述した回転角センサ74
と共に電子制御ユニット(ECU)104に接続されて
いる。ECU104には、上述した各種センサの他、デ
ィーゼル機関80の出力軸が連結される手動変速機(M
/T)106に配設される車速センサ108、及びアク
セルペダル110の開度を検出するアクセル開度センサ
112が接続されている。
【0027】ECU104は、本実施例の要部であり、
上述した各種センサから供給されるセンサ出力に基づい
てディーゼル機関80の運転状態に応じた燃料噴射量を
求めると共に、その燃料噴射量が現実に燃料噴射ポンプ
10からディーゼル機関80に供給されるように、スピ
ル弁50、タイマ装置56を適当に制御する。
【0028】本実施例の燃料噴射装置は特に、ECU1
04が、図2〜図5に示す制御ルーチンに従って燃料噴
射量を求める点に特徴を有している。図2は、ECU1
04が、本実施例の燃料噴射制御装置の特徴的動作を実
現すべく実行する噴射量演算ルーチンの一例のフローチ
ャートを示す。
【0029】図2に示すルーチンが起動すると、先ずス
テップ100において、機関回転数NE、アクセル開度
ACCPF等に基づいてディーゼル機関80の運転状態
に対応する燃料噴射量Qが演算される。このQは、ディ
ーゼル機関80の運転状態が定常的である場合に適切な
特性が得られる値として演算される。特に、本実施例に
おいては、アイドル時の目標回転数NTRGの近傍で
は、機関回転数NEが低下するに連れて急激にQの値が
増加するような設定を施している。このため、NEがN
TRGを下回る領域では、NEとNTRGとの偏差が大
きいほどディーゼル機関80には多量の燃料が供給され
る。燃料噴射量Qを、低回転領域においてこのように演
算した場合、ディーゼル機関80に、エンジンストール
を起こし難い特性を付与することができる。
【0030】上記の如く燃料噴射量Qを演算したら、次
にステップ102において、今回演算した燃料噴射量Q
が、前回の処理時に求めた燃料噴射量QOL以上である
かを判別する。その結果、Q≧QOLが成立する場合は
ステップ104へ進み、一方Q≧QOLが不成立である
場合は、以後、ステップ104〜110をジャンプして
ステップ112へ進み、次回の処理に備えてQをQOL
として記憶して今回のルーチンを終了する。従って、本
ルーチン中ステップ104〜110の処理は、ディーゼ
ル機関80が加速状態である場合にのみ実行されること
になる。
【0031】ステップ104では、機関回転数NEに基
づいて、ディーゼル機関80の駆動トルクを“0”とす
るための燃料噴射量QRLを求める。QRLは、NEと
の関係で予め設定したマップ等を参照することにより求
める。燃料噴射ポンプ10からディーゼル機関80に対
してQRLに相当する燃料が供給された場合、ディーゼ
ル機関80とM/T106との間には、駆動トルクも、
制動トルクも作用しない状態となる。
【0032】QRLの算出を終えたら、次にステップ1
06において、上記ステップ100において演算した燃
料噴射量Qが、出力トルク“0”を実現する燃料噴射量
QRL以上か否かの判別を行う。その結果、Q≧QRL
が成立する場合は、以後ステップ108の処理を実行
し、一方、Q≧QRLが不成立である場合は、ステップ
108、110をジャンプしてステップ112へ進む。
従って、ステップ108、110の処理は、ディーゼル
機関80が加速状態であり、かつ、ディーゼル機関80
からM/T106に対して駆動トルクが伝達される場合
にのみ実行されることになる。
【0033】ステップ108では、なまし処理禁止フラ
グXQSMAがオフであるか否かを判別する。なまし処
理禁止フラグXQSMAは、後述する禁止判定ルーチン
においてセットまたはリセットされるフラグであり、本
ルーチンにおいては、燃料噴射量Qになまし処理を施す
べきか否かを判別するために参照される。上記の判別の
結果、なまし処理禁止フラグXQSMA=オフが成立す
る場合はステップ110へ進み、XQSMA=オフが不
成立である場合はステップ110をジャンプして、ステ
ップ112へ進む。
【0034】ステップ110では、燃料噴射量Qの急激
な増加を防止する噴射量なまし処理を実行する。すなわ
ち、ディーゼル機関80に連結されるM/T106や、
M/T106の出力軸に連結されるディファレンシャル
(図示せず)には、ディーゼル機関80と駆動輪とを連
結する各種のギヤが存在する。それらのギヤにはバック
ラッシが存在し、ディーゼル機関80から駆動輪に対し
て駆動トルクが伝達されている場合は、ディーゼル機関
80側のギヤが駆動輪側のギヤに先行して回転する。一
方、ディーゼル機関80から駆動輪に対して制動トルク
が伝達されている場合は、そのバックラッシに起因し
て、駆動輪側のギヤがディーゼル機関80側のギヤに先
行して回転する。かかる構成によれば、ディーゼル機関
80が減速状態から加速状態に以降すると、ディーゼル
機関80側のギヤと駆動輪側のギヤとの先行関係に逆転
が生じ、M/T等の内部には、加速ショックが生ずる。
そして、その加速ショックの強度は、ディーゼル機関8
0の出力トルクの増加が急激であるほど大きくなる。そ
こで、本ルーチンにおいては、ディーゼル機関80が加
速状態にあり(ステップ102)、ディーゼル機関80
が正の出力トルクを発生しており(ステップ106)、
かつ、なまし処理が禁止されていない(ステップ10
8)には、本ステップ110で噴射量Qのなまし処理を
行うこととしたものである。
【0035】ステップ110の処理は、具体的には、図
3に示すなまし処理制御ルーチンに従って実行される。
本ステップ110が実行される場合は、本ステップでな
まし処理を施された燃料噴射量Qが、以後、ステップ1
12でQOLとして記憶されることになる。
【0036】図3に示す如く、なまし処理ルーチンにお
いては、先ずステップ200において、なまし量QSM
Aの算出を行う。このQSMAは、前回の処理時に求め
た燃料噴射量QOLに、ディーゼル機関80の運転状態
に応じて、不当な加速ショックを発生させることなく増
量し得る燃料の限界値MQSMADを加算することによ
り求める。尚、本実施例においては、MQSMADを、
機関回転数NEとアクセル開度ACCPFとの関係で予
め設定した2次元マップに基づいて求めることとしてい
る。
【0037】上記の如くなまし量QSMAを求めたら、
次にステップ202へ進み、上記図2中ステップ100
において求めた燃料噴射量Qが、なまし量QSMA以上
であるか否かを判別する。その結果、Q≧QSMAが不
成立である場合は、ステップ100で求めた燃料噴射量
Qをそのまま最終的な燃料噴射量Qとして採用しても、
ディーゼル機関80には不当な加速ショックが生じない
と判断することができる。一方、Q≧QSMAが成立す
る場合に、ステップ100で求めた燃料噴射量Qをその
まま最終的な燃料噴射量Qとすれば、ディーゼル機関8
0には不当な加速ショックが生ずることになる。
【0038】このため、本実施例においては、Q≧QS
MAが不成立である場合は、以後Qに補正を加えること
なく今回のルーチンを終了し、一方、Q≧QSMAが成
立する場合は、ステップ204で、なまし量QSMAを
最終的な燃料噴射量Qとして今回のルーチンを終了する
こととしている。
【0039】上記の如き処理が実行される場合、ディー
ゼル機関80が減速状態から加速状態に移行した際に、
M/T106等において不当に大きな加速ショックが生
ずることはなく、ディーゼル機関80を搭載する車両に
おいて、快適な乗り心地を維持することができる。
【0040】ところで、上記ステップ100において演
算される燃料噴射量Qは、上述の如く、機関回転数NE
がアイドル時の目標回転数NTRGの近傍で低下した場
合、その低下率に応じて急激に増量される。この際、デ
ィーゼル機関80のエンジンストールを有効に防止する
ためには、燃料噴射量Qの変動が、優れた応答性の下に
現実にディーゼル機関80に供給される燃料噴射量に反
映されることが望ましい。
【0041】これに対して、上述した燃料噴射量のなま
し処理は、ディーゼル機関80に現実に供給される燃料
の急増を防止する処理、すなわち、ディーゼル機関80
の運転状態に応じて演算される燃料噴射量Qが急激に増
加した場合に、その応答性を鈍らせる処理である。従っ
て、エンジンストールを防止する観点からすれば、NE
がNTRG近傍である場合には実施すべきでない処理で
ある。また、上述した燃料噴射量のなまし処理は、ディ
ーゼル機関80の出力トルクの急増に伴う加速ショック
を防止することを目的とする制御である。従って、出力
トルクの少ない極低回転領域では、その実施の必要正も
乏しい。
【0042】そこで、本実施例においては、上述したな
まし処理禁止フラグXQSMAを用いて、エンジンスト
ールが生ずる可能性のある低回転領域では、なまし処理
の実行を禁止することとしている。図4は、かかる機能
を実現すべく、ECU104が実行する禁止判定ルーチ
ンの一例のフローチャートを示す。
【0043】図4に示すルーチンにおいては、先ずステ
ップ300において、機関回転数の変化率ΔNEに基づ
いて判定値NE1の算出を行う。この判定値NE1は、
後になまし処理の実行許否を判定する際に用いる変数で
ある。上記ステップ300で用いる変化率ΔNEは、図
5に示すルーチンにより算出される。図5に示すルーチ
ンは、50ms毎に起動する割り込みルーチンである。同
ルーチンにおいては、先ずステップ400で、ディーゼ
ル機関80の機関回転数NEをNEi として記憶する。
次に、ステップ402で、NEi と前回の機関回転数N
i-1 との差をΔNEとして求める。次いで、ステップ
404で、次回の処理のためNEi をNEi-1 として記
憶し、今回のルーチンを終了する。従って、本実施例で
用いる変化率ΔNEは、50ms毎の機関回転数NEの変
動を表していることになる。
【0044】図4に示すルーチンにおいてステップ30
0の処理を終えたら、次にステップ302へ進み、ディ
ーゼル機関80を搭載する車両の車速SPDが所定値
(本実施例においては5km)以下であるかを判別する。
なまし処理の許否判定を要するディーゼル機関80の加
速時に、SPD≦5kmが成立するのは主に発進加速時で
ある。発進加速は、駆動トルクがゼロから正域への加速
であるため、大きな加速ショックが生じることはなく、
なまし処理は不用である。また、車両の発進加速時に燃
料噴射量のなまし処理を実行すると、加速のもたつきが
生じ、ドライバビリティが悪化する。このため、本ルー
チンにおいて上記の如くSPD≦5kmが成立すると判別
された場合は、以後ステップ304でなまし処理禁止フ
ラグXQSMAをオンとすることとしている。
【0045】このようにしてXQSMAがオンとされる
と、上記図2に示すルーチン中ステップ108の条件が
不成立となり、燃料噴射量のなまし処理は実行されな
い。従って、ディーゼル機関80の加速が、車速SPD
≦5kmの領域で開始された場合は、以後、ディーゼル機
関80の加速状態が継続されても、XQSMAがオフと
されない限りはなまし処理の実行が禁止されることにな
る。
【0046】上記ステップ302において、車速SPD
≦5kmが不成立であると判別された場合は、ステップ3
06へ進み、機関回転数NEが、アイドル時の目標回転
数NTRGから判定値NE1を減算した値に比して小さ
いか否かの判別を行う。その結果、NE<NTRG−N
E1が成立すると判別された場合は、以後ステップ30
4において、車速SPD≦5kmが成立する場合と同様
に、なまし処理禁止フラグXQSMAをオンとする処理
を行う。
【0047】すなわち、M/T106においてハイギヤ
が選択されている場合には、車速SPD≦5kmが不成立
であり、かつ、NEがNTRGより低下する場合があ
る。このようにNEが低い領域では、燃料噴射量Qは増
量されることになるが、その際に燃料噴射量のなまし処
理がなされるとすれば、エンジンストールを効果的に防
止することが困難である。これに対して、上記の如く、
車速SPDと機関回転数NEとの両面に着目してなまし
処理の禁止領域を定めることとすれば、ディーゼル機関
80のエンジンストールを、効果的に防止することがで
きる。
【0048】この意味で、本実施例の燃料噴射制御装置
は、車速SPDまたは機関回転数NEの一方のみに着目
してなまし処理の禁止領域を定める場合に比して、高い
確実性をもってディーゼル機関のエンジンストールを防
止することができるという利点を有していることにな
る。
【0049】ところで、上述の如くステップ306の判
定には、上記ステップ300で求めた判定値NE1を用
いている。本実施例において判定値NE1は、ΔNEが
大きいほど小さな値となる。従って、NEと比較される
しきい値NTRG−NE1は、ΔNEが大きいほど高い
回転数となり、また、ΔNEが小さいほど低い回転数と
なる。
【0050】変化率ΔNEは、機関回転数NEが急激に
低下した場合、すなわち、ディーゼル機関80の運転状
態が不安定でありエンジンストールが生じ易い場合に大
きな値となり、一方、機関回転数NEが安定している場
合、すなわちディーゼル機関80の運転状態が安定して
おりエンジンストールが生じ難い場合に小さな値とな
る。このため、上記ステップ306の条件は、ディーゼ
ル機関80においてエンジンストールが生じ難いほど成
立し難くなる。
【0051】このため、本実施例の燃料噴射制御装置に
よれば、ディーゼル機関80においてエンジンストール
が生じ易い場合には、比較的広い領域でなまし処理が禁
止され、一方、ディーゼル機関80においてエンジンス
トールが生じ難い場合には、比較的広い領域でなまし処
理が許容されることになる。従って、本実施例の燃料噴
射制御装置によれば、ディーゼル機関80の運転状態に
応じて、可能な限り広い運転領域で加速ショックの抑制
を図りつつ、効果的にエンジンストールの発生を防止す
ることができる。
【0052】上記ステップ306においてNE<NTR
G−NE1が不成立であると判別された場合、又は上記
ステップ304の処理を終了した場合は、次にステップ
308において、燃料噴射量Qが前回の燃料噴射量QO
Lより小さいか、すなわち、ディーゼル機関80が減速
状態に移行しているかを判別する。
【0053】その結果、Q<QOLが成立する場合はス
テップ310でXQSMAをオフとした後、一方、Q<
QOLが不成立である場合は、XQSMAをオフとする
ことなく今回のルーチンを終了する。これによって、減
速域すなわち駆動トルクが負域となった場合には、次の
加速(駆動トルクの負域から正域への変化)に備え、な
まし処理禁止フラグXQSMAをオフしておく。
【0054】このように、ECU104が、上記図2〜
図5に示すルーチンを実行する場合、ディーゼル機関8
0の運転状態に応じて、エンジンストールを起き易い領
域ではなまし処理を禁止し、また、エンジンストールを
起こし難い領域ではなまし処理を許容することができ
る。このため、本実施例の燃料噴射制御装置によれば、
エンジンストールの防止と、加速ショックの抑制とを、
高い水準で両立させることができる。
【0055】ところで、上述の実施例においては、機関
回転数NEに対する判定値NE1を、ΔNEの関数とし
て設定することとしているが、必ずしもかかる手法を取
る必要はなく、NE1を固定値として設定することによ
っても、優れた効果を享受することができる。
【0056】尚、上記実施例においては、ECU104
が上記ステップ100の処理を実行することにより前記
した燃料噴射量算出手段が、上記ステップ110の処理
を実行することにより前記したなまし処理手段が、上記
ステップ306の処理を実行することにより前記したな
まし処理禁止手段が、また、上記ステップ400〜40
4の処理を実行することにより前記した回転変化率検出
手段が、更に、上記ステップ300の処理を実行するこ
とにより禁止領域変更手段が、それぞれ実現される。
【0057】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ディーゼル機関がエンジンストールの生ずるおそれ
のない領域で運転している場合は、燃料噴射量になまし
処理が施される。このため、かかる領域では、ディーゼ
ル機関の運転状態が急変しても、その変化に伴って不当
に大きなショックが生ずることはない。また、ディーゼ
ル機関がエンジンストールの生ずるおそれのある低回転
領域で運転している場合は、燃料噴射量になまし処理が
施されることはない。このため、かかる領域において機
関回転数が急激に低下した場合は、優れた応答性の下に
現実の燃料噴射量が増量補正されることになり、有効に
エンジンストールが防止される。このように、本発明に
係るディーゼル機関の燃料噴射制御装置は、ディーゼル
機関の実用領域においてショックの少ない運転特性を実
現しつつ、低回転領域で、確実にエンジンストールを防
止することができるという特長を有している。
【0058】また、請求項2記載の発明によれば、機関
回転数の変化率に基づいて、なまし処理の禁止領域が変
更される。この場合、ディーゼル機関が現実にエンジン
ストールを起こし易い状態であれば、比較的機関回転数
が高い領域から、エンジンストールを防止するための処
理が実行され、一方、ディーゼル機関がエンジンストー
ルを起こし難い状態であれば、比較的機関回転数が低い
領域まで、ショックを抑制するための処理が実行され
る。このため、本発明に係るディーゼル機関の燃料噴射
制御装置によれば、可能な限り広い運転領域においてデ
ィーゼル機関のショックの抑制を図りつつ、確実にエン
ジンストールを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディーゼル機関の燃料噴射制御装
置の全体構成図である。
【図2】本実施例において実行される噴射量演算ルーチ
ンの一例のフローチャートである。
【図3】本実施例において実行されるなまし処理ルーチ
ンの一例のフローチャートである。
【図4】本実施例において実行される禁止判定ルーチン
の一例のフローチャートである。
【図5】本実施例において実行される回転変化率演算ル
ーチンの一例のフローチャートである。
【符号の説明】
10 燃料噴射ポンプ 50 スピル弁 56 タイマ装置 70 タイミングコントロールバルブ 74 回転角センサ 80 ディーゼル機関 92 燃料噴射ノズル 98 吸気温センサ 100 吸気圧センサ 104 電子制御ユニット(ECU) 106 手動変速機(M/T) 108 車速センサ 112 アクセル開度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼル機関の運転状態に基づいて燃
    料噴射量を算出し、かつ、機関回転数の低下時には燃料
    噴射量を増量補正する燃料噴射量算出手段と、該燃料噴
    射量算出手段によって算出された燃料噴射量になまし処
    理を施すなまし処理手段とを備えるディーゼル機関の燃
    料噴射制御装置において、 機関回転数が所定回転数以下の領域では、前記なまし処
    理を禁止するなまし処理禁止手段を備えることを特徴と
    するディーゼル機関の燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディーゼル機関の燃料噴
    射制御装置において、 機関回転数の変化率を検出する回転変化率検出手段と、 機関回転数の変化率に基づいて、なまし処理を禁止する
    領域を変更する禁止領域変更手段と、 を備えることを特徴とするディーゼル機関の燃料噴射制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015200245A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 株式会社クボタ エンジンの燃料供給装置
WO2019013330A1 (ja) * 2017-07-14 2019-01-17 ヤマハ発動機株式会社 車両

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