JPH0571370A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

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Publication number
JPH0571370A
JPH0571370A JP22747091A JP22747091A JPH0571370A JP H0571370 A JPH0571370 A JP H0571370A JP 22747091 A JP22747091 A JP 22747091A JP 22747091 A JP22747091 A JP 22747091A JP H0571370 A JPH0571370 A JP H0571370A
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JP
Japan
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intake
valve
timing
internal combustion
combustion chamber
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Application number
JP22747091A
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English (en)
Inventor
Masami Yamazaki
正己 山崎
Atsushi Watanabe
敦 渡辺
Koji Ichinose
幸治 一ノ瀬
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内燃機関の低負荷時におけるポンピングロスを
低減しつつ機関出力の低下を防止して燃費向上を図る。 【構成】吸気制御装置は可変バルブタイミング装置、ス
ロットルバルブ14、バイパス通路16、吸気圧調整弁
17、アクセル開度センサ20、回転数センサ21等を
備えている。CPUは両センサ20,21からの信号に
基づき運転状態を判断し、可変バルブタイミング装置及
び吸気圧調整弁17を制御する。CPUは低負荷以外の
ときバイパス通路16を閉塞し燃焼室4への補助空気の
供給を停止するとともに、吸気バルブ7の閉弁タイミン
グを予め定めたタイミングにする。また低負荷のとき、
吸気管圧力を大気圧よりもわずかに低い所定圧にすべ
く、バイパス通路16を開放し燃焼室4へ補助空気を供
給するとともに、吸入空気量を調整すべく吸気バルブ7
の閉弁タイミングを前記タイミングよりも遅くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸気制御装置
に係り、詳しくは内燃機関の吸入行程におけるポンピン
グロスを低減するようにした吸気制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている一般的なエンジ
ンにおいては、スロットルバルブで吸入空気量を絞って
燃焼室への混合気量を調整している。しかしながら、エ
ンジンの吸入行程時に吸入空気量をスロットルバルブで
絞ると、ポンピングロスが生じ出力や燃費が悪化する不
具合がある。
【0003】そこで、このような不具合を解消するもの
として、例えば特開昭56−14815号公報には、ス
ロットルバルブを用いないで、高負荷時には吸気バルブ
を早く閉じ、低負荷時には吸気バルブを遅く閉じること
により燃焼室内に供給される混合気量を制御するように
したエンジンが開示されている。また、特開昭55−1
28610号公報には、前記技術と同様にスロットルバ
ルブを省略し、吸気バルブの閉弁時期を吸気下死点より
吸入行程側に進ませて吸入空気量を少なくするようにし
た技術が開示されている。いずれの技術も、吸気バルブ
の閉じ時期を可変にして燃焼室への吸入空気量を調整す
ることによりポンピングロスを低減するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記両
従来技術はポンピングロスの低減の観点から効果的では
あるものの、低負荷時に吸気管圧力が大気圧である場合
には、次のような理由により燃焼が悪化し、(出力/損
失)で表される燃費の点で不利である。
【0005】すなわち、吸気バルブ上流の吸気管圧力が
大気圧であると、負圧である場合に比べて燃焼室内に吸
入される空気の流速が遅いので、燃焼室内での燃料及び
空気の流れ(旋回流、攪乱等)が微弱になる。そのた
め、着火から燃焼に至るまでの火炎伝播速度が遅くな
り、爆発力が低下して出力が低下する。
【0006】従って、前記両従来技術のようにポンピン
グロスを低減しても、前記出力低下によりこのポンピン
グロス低減が相殺されてしまい、燃費向上を図ることが
できない。
【0007】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は低負荷時におけるポンピングロス
を低減しつつ機関出力の低下を防止して燃費向上を図る
ことが可能な内燃機関の吸気制御装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、図1に示すように、内燃機関M1の燃焼室
への吸気通路M2を開閉する吸気バルブの開閉タイミン
グを同内燃機関M1の運転状態に応じて調整するバルブ
タイミング調整手段M3と、前記吸気バルブの上流側の
吸気通路M2に設けられ、前記内燃機関M1の燃焼室へ
の空気量を調整するスロットルバルブM4と、前記吸気
バルブを介して前記燃焼室への補助空気の供給及び供給
停止を行う補助空気調整手段M5と、前記内燃機関M1
の運転状態を検出する運転状態検出手段M6と、前記運
転状態検出手段M6による内燃機関M1の運転状態が低
負荷以外のとき、前記補助空気調整手段M5を制御して
燃焼室への補助空気の供給を停止するとともに、前記バ
ルブタイミング調整手段M3を制御して吸気バルブの閉
弁タイミングを予め定めたタイミングにする第1の吸気
制御手段M7と、前記運転状態検出手段M6による内燃
機関M1の運転状態が低負荷のとき、吸気バルブとスロ
ットルバルブとの間の吸気管圧力を大気圧よりもわずか
に低い所定圧にすべく前記補助空気調整手段M5を制御
して燃焼室へ補助空気を供給するとともに、吸入空気量
を調整すべく前記バルブタイミング調整手段M3を制御
して吸気バルブの閉弁タイミングを前記低負荷以外のと
きのタイミングとは異なるタイミングに変更する第2の
吸気制御手段M8とを備えている。
【0009】
【作用】内燃機関M1の運転状態は運転状態検出手段M
6によって検出され、その運転状態が低負荷以外のと
き、第1の吸気制御手段M7は補助空気調整手段M5を
制御して燃焼室への補助空気の供給を停止するととも
に、バルブタイミング調整手段M3を制御して吸気バル
ブの閉弁タイミングを予め定めたタイミングにする。
【0010】また、前記運転状態検出手段M6による内
燃機関M1の運転状態が低負荷のとき、第2の吸気制御
手段M8は前記補助空気調整手段M5を制御して燃焼室
へ補助空気を供給するとともに、前記バルブタイミング
調整手段M3を制御して吸気バルブの閉弁タイミングを
前記高負荷のときのタイミングとは異なるタイミングに
変更する。このため、前記運転状態が低負荷のときには
スロットルバルブM4が閉じられるが、同スロットルバ
ルブM4と吸気バルブとの間の吸気通路M2の吸気管圧
力は大気圧よりもわずかに低い所定の吸気管圧力にな
る。
【0011】従って、低負荷時には、吸気バルブの閉弁
タイミングが変更されることにより燃焼室への吸入空気
量が調整される。また、吸気管圧力が大気圧よりもわず
かに低い所定の圧力となるのでポンピングロスが低減さ
れる。さらに、このときには燃焼室内へ空気が流入する
際の流速が大気圧時に比べて大きくなり、これにより、
燃焼室内での燃料及び吸入空気の拡散及び混合が促進さ
れるものと考えられる。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図2〜図8に従って説明する。
【0013】図2は内燃機関の吸気制御装置の概略構成
を示す図である。内燃機関としてのエンジン1はシリン
ダ2内にピストン3を備えており、このピストン3の上
方に形成された燃焼室4には、吸気通路5及び排気通路
6が連通している。燃焼室4と吸気通路5との連通部
分、及び燃焼室4と排気通路6との連通部分は、カムシ
ャフト9により往復動される吸気バルブ7及び排気バル
ブ8によって開閉される。
【0014】前記エンジン1は、吸気通路5からの外気
と燃料噴射弁10から噴射される燃料とからなる混合気
を、吸気バルブ7を介して燃焼室4内へ導入する。そし
て、エンジン1は点火プラグ11により混合気を燃焼室
4内で爆発させて駆動力を得た後、その排気ガスを排気
バルブ8を介して排気通路6へ排出するようになってい
る。
【0015】前記吸気通路5の一部には、吸気の脈動を
抑えるためのサージタンク12が設けられ、そのサージ
タンク12には吸気管圧力Pi を検出する吸気圧センサ
13が取付けられている。サージタンク12の上流側に
は、アクセルペダル(図示しない)の操作に連動して開
閉されるスロットルバルブ14が設けられており、この
スロットルバルブ14の開閉により吸気通路5への吸入
空気量が調節される。スロットルバルブ14の近傍に
は、その開度を検出するスロットルセンサ15が設けら
れている。また、アクセルペダルの踏み込み量に応じた
アクセル開度ACCPを検出するアクセル開度センサ2
0が設けられている。このアクセル開度センサ20は、
運転状態検出手段の一部を構成している。
【0016】前記吸気通路5にはスロットルバルブ14
を迂回し、かつ同スロットルバルブ14の上流側と下流
側とを連通するバイパス通路16が設けられている。こ
のバイパス通路16の途中には吸気圧調整弁17が取付
けられている。吸気圧調整弁17はリニアソレノイドを
備え、同リニアソレノイドにより弁体17aのリフト量
が調整され、通路の開口面積が変化するようになってい
る。本実施例では、前記バイパス通路16及び吸気圧調
整弁17によって補助空気調整手段が構成されている。
そして、吸気圧調整弁17の開度を制御してバイパス通
路16に流れる空気(以下、補助空気という)の量を調
節することにより、前記燃焼室4への補助空気の供給及
び供給停止を行うようにしている。
【0017】前記エンジン1に装着された点火プラグ1
1には、ディストリビュータ18で分配された点火電圧
が印加される。ディストリビュータ18は、イグナイタ
19から出力される高電圧を、エンジン1のクランク角
に同期して各点火プラグ11に分配するためのものであ
り、各点火プラグ11の点火タイミングはイグナイタ1
9からの高電圧出力タイミングにより決定される。ディ
ストリビュータ18には、前記アクセル開度センサ20
とともに運転状態検出手段を構成する回転数センサ21
が取付けられており、ディストリビュータ18のロータ
の回転からエンジン回転数Neを検出する。
【0018】一方、前記排気通路6には、排気ガス中の
酸素濃度を検出する酸素センサ22が取付けられてい
る。また、エンジン1のシリンダブロック1aには冷却
水の温度を検出する水温センサ23が取付けられてい
る。
【0019】図2及び図3に示すように、エンジン1に
は、吸気バルブ7の開弁タイミング及び閉弁タイミング
を調整するためのバルブタイミング調整手段としての可
変バルブタイミング装置24が設けられている。次に、
この可変バルブタイミング装置24について詳述する。
【0020】前記カムシャフト9の前端部(図3左端
部)には、2重筒状をなす内側ケース25が設けられて
いる。内側ケース25はカムシャフト9に回転可能に支
持されたボス部26と、同ボス部26よりも大径状の外
筒部27と、両者を繋ぐ連結部28とから構成されてお
り、同外筒部27にタイミングプーリ29が外嵌固定さ
れている。このタイミングプーリ29とクランクシャフ
ト(図示しない) とは、タイミングベルト31によって
駆動連結され、同クランクシャフトの回転がタイミング
ベルト31を介して内側ケース25に伝達される。
【0021】カムシャフト9の前端には、有底円筒状を
なす外側ケース32がボルト33によって固定されてお
り、この外側ケース32は前記内側ケース25との間に
空間Sを形成している。空間S内には円筒状ピストン3
4が配設されており、このピストン34によって内外両
ケース25,32が相互に駆動連結されている。すなわ
ち、ピストン34の内周面及び外周面にはヘリカルスプ
ライン34a, 34bがそれぞれ形成されており、各ヘ
リカルスプライン34a,34bは、内側ケース25に
おけるボス部26の外周、及び外側ケース32の内周に
形成されたヘリカルスプライン26a,32aにそれぞ
れ噛み合っている。
【0022】そのため、クランクシャフトの回転が内側
ケース25に伝達されると、同内側ケース25、ピスト
ン34、外側ケース32及びカムシャフト9が一体とな
って回転駆動される。このとき、ピストン34が軸方向
(図3の左右方向)へ移動すると、内側ケース25に対
し外側ケース32及びカムシャフト9が相対回動し、回
転位相が変化する。
【0023】前記内外両ケース25,32間の空間Sは
ピストン34によって前後に区画され、同ピストン34
の前方が加圧室35に、後方がばね収容室36になって
いる。また、シリンダヘッド1b及びカムシャフト9に
は油路37が形成されている。そして、オイルパン内の
潤滑油がオイルポンプによって吸い上げられ、油圧ソレ
ノイド38の駆動タイミングに基づき、前記油路37に
潤滑油が供給されるようになっている。このように油路
37に供給された潤滑油は加圧室35に流入し、ピスト
ン34を後方へ押圧する。また、前記ばね収容室36内
には圧縮コイルばね39が収容されており、ピストン3
4を常に前方へ付勢している。
【0024】そのため、油圧ソレノイド38をオフさせ
たときには加圧室35に油圧が作用せず、圧縮コイルば
ね39の付勢力によってピストン34が図3で示すよう
に前側に位置する。この状態から油圧ソレノイド38を
オンさせると、加圧室35を介してピストン34に油圧
が作用し、同ピストン34は圧縮コイルばね39の付勢
力に抗し回転しながら後方へ移動する。これにより、ヘ
リカルスプライン26a,32a,34a,34bによ
って駆動連結された内側ケース25と外側ケース32と
の位相がずれ、カムシャフト9とクランクシャフトの回
転の位相が遅角側へずれることになる。
【0025】なお、内側ケース25の外筒部27と外側
ケース32外周との間には、緩衝用の粘性継手(ビスカ
スカップリング)41が設けられている。この粘性継手
41は、ヘリカルスプライン26a,32a,34a,
34bにあるガタ等を吸収して異音の発生を防止するた
めのものである。
【0026】図2に示すように、前記吸気圧センサ1
3、スロットルセンサ15、アクセル開度センサ20、
回転数センサ21、酸素センサ22及び水温センサ23
は電子制御装置(以下、単に「ECU」という)42の
入力側に電気的に接続されている。また、各燃料噴射弁
10、吸気圧調整弁17、イグナイタ19及び油圧ソレ
ノイド38はECU42の出力側に電気的に接続されて
いる。
【0027】ECU42は、図4で示すように第1の吸
気制御手段及び第2の吸気制御手段としての中央処理装
置(以下CPUという)43と、読み出し専用メモリ
(以下ROMという) 44と、ランダムアクセスメモリ
(以下RAMという)45と、外部入力回路46と、外
部出力回路47とを備え、これらは互いにバス48によ
って接続されている。CPU43は、予め設定された制
御プログラムに従って各種演算処理を実行し、ROM4
4はCPU43で演算処理を実行するために必要な制御
プログラムや初期データを予め記憶している。また、R
AM45はCPU43の演算結果を一時記憶する。
【0028】CPU43は、外部入力回路46を介して
前記吸気圧センサ13、スロットルセンサ15、アクセ
ル開度センサ20、回転数センサ21、酸素センサ22
及び水温センサ23からの信号を入力する。CPU43
はこれらの検出信号に基づいて、外部出力回路47に接
続された燃料噴射弁10、吸気圧調整弁17、イグナイ
タ19及び油圧ソレノイド38を制御する。
【0029】次に、前記のように構成された本実施例の
作用を説明する。図6のフローチャートはCPU43に
よって実行される各処理のうち、吸気バルブ7の閉弁タ
イミングを制御するためのバルブタイミング制御ルーチ
ンを示しており、所定時間毎の定時割り込みで起動され
る。また、図8は燃焼室4への補助空気の供給及び供給
停止を行うための補助空気供給制御ルーチンを示してお
り、クランク角360°毎に起動される。
【0030】まず、図6のバルブタイミング制御ルーチ
ンについて説明する。CPU43はこの処理ルーチンへ
移行すると、ステップ101でアクセル開度センサ20
によるアクセル開度ACCPを読み込み、ステップ10
2で回転数センサ21によるエンジン回転数Neを読み
込む。そして、CPU43はそのときの運転状態が可変
バルブタイミング装置24を作動させる領域にあるか否
かを判定する。この判定は、図5に示すようなエンジン
回転数Ne とアクセル開度ACCPとをパラメータとす
るマップを参照して行われる。このマップでは、エンジ
ン回転数Ne が所定回転数Neiよりも低く、かつアクセ
ル開度ACCPが所定開度ACCPi よりも小さな領域
(低負荷領域)を第1領域Z1とし、それ以外の領域を
第2領域Z2としている。
【0031】CPU43は、ステップ103においてそ
のときの運転状態が図5の第2領域Z2に属している
と、可変バルブタイミング装置24を作動させない領域
にあると判断し、ステップ104で油圧ソレノイド38
をオフさせるための制御信号を出力する。すると、図3
で示すように、加圧室35に油圧が作用せず、圧縮コイ
ルばね39の付勢力によってピストン34が前側に位置
する。このときには、図7において二点鎖線で示すよう
に吸気バルブ7の開弁タイミング及び閉弁タイミングが
早く、吸気下死点後のバルブ上昇期間が小さい。
【0032】一方、CPU43は、ステップ103にお
いてそのときの運転状態が図5の第1領域Z1に属して
いると、可変バルブタイミング装置24を作動させる領
域にあると判断し、ステップ105で油圧ソレノイド3
8をオンさせるための制御信号を出力する。すると、加
圧室35を介してピストン34に油圧が作用し、同ピス
トン34は圧縮コイルばね39の付勢力に抗し回転しな
がら後方へ移動する。これにより、カムシャフト9が遅
角側へ相対回転し、図7において実線で示すように吸気
バルブ7の開弁タイミイグ及び閉弁タイミングがともに
遅くなり、吸気下死点後のバルブ上昇期間が大きくな
る。
【0033】このように、エンジン1の運転状態が低負
荷領域(第1領域Z1)にあるときには、それ以外の領
域(第2領域Z2)にあるときに比べて吸気バルブ7が
遅く閉じられるので、下死点過ぎのピストン上昇行程で
一旦シリンダ2内に吸い込んだ吸入空気を吸気側へ吐出
し、シリンダ内残留空気量が少なくなる。
【0034】次に、図8の補助空気供給制御ルーチンに
ついて説明する。CPU43はこの処理ルーチンへ移行
すると、ステップ201でアクセル開度センサ20によ
るアクセル開度ACCPを読み込み、ステップ202で
回転数センサ21によるエンジン回転数Neを読み込
む。そして、CPU43はステップ203で前記エンジ
ン回転数Ne及びアクセル開度ACCPが図5における
第1領域Z1にあるか否かを判定する。
【0035】ステップ203において運転状態が第1領
域Z1以外の領域(第2領域Z2)に属していると、C
PU43はステップ204で吸気圧調整弁17の弁体1
7aのリフト量LB を「0」にしてバイパス通路16を
全閉にさせるためのリニアソレノイドへの制御信号を出
力し、このルーチンを終了する。このように、運転状態
が第2領域Z2に属しているときにバイパス通路16を
全閉にするのは、この領域ではもともとポンピングロス
が僅かであり、同バイパス通路16を介して補助空気を
スロットルバルブ14の下流側へ供給する必要がないか
らである。
【0036】前記ステップ203において運転状態が第
1領域(低負荷領域)Z1に属していると、CPU43
はステップ205で吸気圧センサ13によるサージタン
ク12内の吸気管圧力Pi を読み込み、ステップ20
6,207でその吸気管圧力Pi が所定の不感帯(Pa
±ΔP )に入っているか否かを判定する。但し、Pa は
所定の値であり、ΔP は不感帯の幅を示している。この
不感帯は大気圧よりもわずかに低い範囲である。
【0037】前記運転状態が第1領域Z1に属している
ときには、アクセルペダルの踏み込み量が少なくスロッ
トルバルブ14が全閉もしくは全閉に近い状態となって
いるので、前記吸気管圧力Pi が大気圧よりもかなり低
くなっている。そして、ステップ206及びステップ2
07において前記吸気管圧力Piが不感帯の下限値(Pa
−ΔP)以下であると、CPU43はステップ208
へ移行し、そのときの弁体17aのリフト量LB (運転
状態が第2領域Z2から第1領域Z1へ移行した直後で
はLB =0)に所定量ΔLを加算してリフト量LB を更
新する。そして、CPU43は弁体17aが前記更新し
たリフト量LB だけ移動するのに必要なリニアソレノイ
ドへの制御信号を出力し、このルーチンを終了する。
【0038】吸気圧調整弁17のリニアソレノイドは前
記信号を受けると、その信号に応じて弁体17aのリフ
ト量を変化させてバイパス通路16を所定開度分だけ開
かせる。すると、スロットルバルブ14上流の吸入空気
はバイパス通路16を通って同スロットルバルブ14の
下流へ導かれる。従って、このバイパス通路16を通過
する補助空気の分だけ、サージタンク12内のそのとき
の吸気管圧力Pi が前回処理での吸気管圧力Pi-1 より
も高くなる。
【0039】一方、前記ステップ206においてその吸
気管圧力Pi が不感帯の上限値(Pa +ΔP)以上にな
ると、CPU43はステップ209へ移行し、そのとき
の弁体17aのリフト量LB から所定量ΔLを減算して
リフト量LB を更新する。そして、CPU43は弁体1
7aが前記更新したリフト量LB だけ移動するのに必要
な制御信号を出力し、このルーチンを終了する。吸気圧
調整弁17のリニアソレノイドは前記信号を受けると、
その信号に応じて弁体17aのリフト量を変化させてバ
イパス通路16を所定開度分だけ閉じさせる。
【0040】そして、前記ステップ208及びステップ
209での処理によって吸気管圧力Pi が変動し、前記
ステップ206及びステップ207の条件を満たすと、
つまり、そのときの吸気管圧力Pi が前記不感帯(Pa
±ΔP)内に入ると、CPU43はそのときの吸気圧調
整弁17の弁体17aのリフト量を保持するための制御
信号をリニアソレノイドへ出力し、このルーチンを終了
する。従って、エンジン1の運転状態が低負荷のときに
はバイパス通路16が開かれることにより、サージタン
ク12内の吸気管圧力Pi が大気圧よりもわずかに低い
所定の不感帯(Pa ±ΔP)内の圧力に調整されること
になる。
【0041】このように、本実施例では、エンジン1の
運転状態が低負荷以外のときには、吸気圧調整弁17に
よってバイパス通路16を閉塞して燃焼室4への補助空
気の供給を停止する(ステップ204)とともに、可変
バルブタイミング装置24の油圧ソレノイド38をオフ
し(ステップ104)、吸気バルブ7の閉弁タイミング
を予め定めたタイミングにする。また、前記運転状態が
低負荷のときには、吸気圧調整弁17を制御することに
よりバイパス通路16を開放して燃焼室4へ補助空気を
供給するとともに、前記油圧ソレノイド38をオンして
(ステップ105)、吸気バルブ7の閉弁タイミングを
前記低負荷以外のときよりも遅くするようにした。この
ため、運転状態が低負荷のときにはスロットルバルブ1
4が閉じられるが、同スロットルバルブ14下流の吸気
管圧力Pi は大気圧よりもわずかに低い所定の圧力にな
る。
【0042】従って、低負荷時には、吸気バルブ7の閉
弁タイミングが遅らされることにより燃焼室4への吸入
空気量が減少される。また、吸気管圧力Pi が大気圧よ
りもわずかに低い所定の圧力となるのでポンピングロス
が低減される。同様の理由により、燃焼室4内へ空気が
流入する際の流速が大気圧時に比べて大きくなり、同燃
焼室4内での燃料及び吸入空気の拡散及び混合が促進さ
れる。このため、吸気バルブの上流側が大気圧となる従
来技術とは異なり、本実施例では着火から燃焼に至るま
での火炎伝播速度を早くして、出力低下を防止できる。
このため、(出力/損失)で表される燃費も向上する。 (第2実施例)次に、本発明の第2実施例を図9及び図
10に基づいて説明する。この図9は前記図2に対応す
る吸気制御装置の概略構成を示す図であり、図10は前
記図8に対応する補助空気供給制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【0043】本実施例では図9で示すように、前記バイ
パス通路16及び吸気圧調整弁17に代え、スロットル
バルブ14とスロットルセンサ15との間にステップモ
ータ等からなるスロットル開度補正機構49を介在さ
せ、アクセルペダルの踏み込みにより開閉されるスロッ
トルバルブ14の開度を、スロットル開度補正機構49
によって補正するようにした点が前記第1実施例と大き
く異なっている。そして、本実施例ではこれらのスロッ
トルバルブ14及びスロットル開度補正機構49によっ
て補助空気調整手段が構成されている。なお、前記スロ
ットル開度補正機構49によって補正されるスロットル
バルブ14の開度を補正開度ΔθTHとする。
【0044】CPU43は図10の処理ルーチンへ移行
すると、ステップ301及びステップ302でそれぞれ
アクセル開度ACCP及びエンジン回転数Neを読み込
み、ステップ303でそれらの値が図5における第1領
域Z1に属しているか否かを判定する。第1領域Z1以
外の領域(第2領域Z2)に属していると、CPU43
はステップ304において、スロットル開度補正機構4
9によるスロットルバルブ14の補正開度ΔθTHを
「0」にするための制御信号を出力し、このルーチンを
終了する。
【0045】前記ステップ303において運転状態が第
1領域(低負荷領域)Z1に属していると、CPU43
はステップ305で吸気管圧力Pi を読み込み、ステッ
プ306,307でその吸気管圧力Pi が所定の不感帯
(Pa ±ΔP )に入っているか否かを判定する。この吸
気管圧力Piが不感帯の下限値(Pa −ΔP)以下であ
ると、CPU43はステップ308へ移行し、スロット
ルバルブ14を補助空気導入のために所定量だけ開かせ
るための処理を行う。すなわち、そのときの補正開度Δ
θTHに所定値Δθを加算して補正開度ΔθTHを更新す
る。そして、CPU43はスロットル開度補正機構49
がスロットルバルブ14を前記更新した補正開度ΔθTH
だけ開弁方向へ回動させるのに必要な信号を出力し、こ
のルーチンを終了する。
【0046】すると、スロットル開度補正機構49によ
りスロットルバルブ14が所定角度回動する。従って、
このスロットルバルブ14が開弁方向へ回動した分だけ
同スロットルバルブ14と吸気通路5との間を通過する
補助空気の量が増え、今回の吸気管圧力Pi が前回処理
での吸気管圧力Pi-1 よりも高くなる。
【0047】一方、前記ステップ306において吸気管
圧力Pi が不感帯の上限値(Pa +ΔP)以上になる
と、CPU43はステップ309へ移行し、スロットル
バルブ14を閉じさせるための処理を行う。すなわち、
そのときの補正開度ΔθTHから所定値Δθを減算して補
正開度ΔθTHを更新する。そして、CPU43はスロッ
トル開度補正機構49がスロットルバルブ14を前記更
新した補正開度ΔθTHだけ閉弁方向へ回動させるのに必
要な信号を出力し、このルーチンを終了する。
【0048】すると、スロットル開度補正機構49によ
りスロットルバルブ14が所定角度回動する。従って、
このスロットルバルブ14が閉弁方向へ回動した分だけ
同スロットルバルブ14と吸気通路5との間を通過する
補助空気の量が減り、今回の吸気管圧力Pi が前回処理
での吸気管圧力Pi-1 よりも低くなる。
【0049】そして、前記ステップ308及びステップ
309での処理によって吸気管圧力Pi が変動し、前記
ステップ306及びステップ307の条件を満たすと、
つまり、そのときの吸気管圧力Pi が前記不感帯(Pa
±ΔP)内に入ると、CPU43はスロットル開度補正
機構49によるスロットルバルブ14の開度の補正を停
止し、このルーチンを終了する。従って、エンジン1の
運転状態が低負荷のときにはスロットルバルブ14が強
制的に開かれ補助空気が供給されることにより、サージ
タンク12内の吸気管圧力Pi が大気圧よりもわずかに
低い所定の不感帯(Pa ±ΔP)内の圧力に調整される
ことになる。
【0050】このため、本実施例においても前記第1実
施例と同様に、エンジン1の低負荷時における出力の低
下を防止して燃費向上を図ることができる。なお、本発
明は前記実施例の構成に限定されるものではなく、例え
ば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範囲で任意に
変更してもよい。 (1)前記両実施例では低負荷時に吸気バルブ7の閉弁
タイミングを遅らせるようにしたが、これとは逆に同閉
弁タイミングを早くするようにしてもよい。 (2)エンジン1の運転状態が図5の第1領域Z1に属
する場合には、その運転状態に応じて可変バルブタイミ
ング装置24による吸気バルブ7の閉弁タイミングを複
数段階に切り替えるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、内
燃機関の運転状態が低負荷以外のときには、燃焼室への
補助空気の供給を停止するとともに吸気バルブの閉弁タ
イミングを予め定めたタイミングにし、前記運転状態が
低負荷のときには、吸気バルブとスロットルバルブとの
間の吸気管圧力を大気圧よりもわずかに低い所定圧にす
べく燃焼室へ補助空気を供給するとともに、吸入空気量
を調整すべく吸気バルブの閉弁タイミングを前記低負荷
以外のときのタイミングとは異なるタイミングに変更す
るようにしたので、低負荷時におけるポンピングロスを
低減しつつ機関出力の低下を防止して燃費向上を図るこ
とができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念構成図である。
【図2】本発明を具体化した第1実施例の内燃機関の吸
気制御装置を示す概略構成図である。
【図3】第1実施例における可変バルブタイミング装置
の断面図である。
【図4】第1実施例におけるECUの構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第1実施例において、エンジンの運転状態が可
変バルブタイミング装置を作動させる領域か否かを判定
する際に用いられるマップである。
【図6】第1実施例におけるバルブタイミング制御ルー
チンを示すフローチャートである。
【図7】第1実施例におけるクランク角度と吸・排気バ
ルブのバルブリフト量との関係を示す図である。
【図8】第1実施例における補助空気供給制御ルーチン
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例における内燃機関の吸気制
御装置を示す概略構成図である。
【図10】第2実施例における補助空気供給制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、4…燃焼室、5…吸気
通路、7…吸気バルブ、14…第2実施例において補助
空気調整手段の一部を構成するスロットルバルブ、16
…第1実施例において補助空気調整手段の一部を構成す
るバイパス通路、17…第1実施例において補助空気調
整手段の一部を構成する吸気圧調整弁、20…運転状態
検出手段の一部を構成するアクセル開度センサ、21…
運転状態検出手段の一部を構成する回転数センサ、24
…バルブタイミング調整手段としての可変バルブタイミ
ング装置、43…第1の吸気制御手段及び第2の吸気制
御手段を構成するCPU、49…第2実施例において補
助空気調整手段の一部を構成するスロットル開度補正機
構、Pi …吸気管圧力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃焼室への吸気通路を開閉す
    る吸気バルブの開閉タイミングを同内燃機関の運転状態
    に応じて調整するバルブタイミング調整手段と、 前記吸気バルブの上流側の吸気通路に設けられ、前記内
    燃機関の燃焼室への空気量を調整するスロットルバルブ
    と、 前記吸気バルブを介して前記燃焼室への補助空気の供給
    及び供給停止を行う補助空気調整手段と、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段
    と、 前記運転状態検出手段による内燃機関の運転状態が低負
    荷以外のとき、前記補助空気調整手段を制御して燃焼室
    への補助空気の供給を停止するとともに、前記バルブタ
    イミング調整手段を制御して吸気バルブの閉弁タイミン
    グを予め定めたタイミングにする第1の吸気制御手段
    と、 前記運転状態検出手段による内燃機関の運転状態が低負
    荷のとき、吸気バルブとスロットルバルブとの間の吸気
    管圧力を大気圧よりもわずかに低い所定圧にすべく前記
    補助空気調整手段を制御して燃焼室へ補助空気を供給す
    るとともに、吸入空気量を調整すべく前記バルブタイミ
    ング調整手段を制御して吸気バルブの閉弁タイミングを
    前記低負荷以外のときのタイミングとは異なるタイミン
    グに変更する第2の吸気制御手段とを備えたことを特徴
    とする内燃機関の吸気制御装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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