JPH0829629A - 光ファイバケーブル用固定具 - Google Patents

光ファイバケーブル用固定具

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JPH0829629A
JPH0829629A JP6181874A JP18187494A JPH0829629A JP H0829629 A JPH0829629 A JP H0829629A JP 6181874 A JP6181874 A JP 6181874A JP 18187494 A JP18187494 A JP 18187494A JP H0829629 A JPH0829629 A JP H0829629A
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fixing
optical fiber
fiber cable
tension member
fitting
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JP6181874A
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Taketoshi Hatanaka
武利 畑中
Koji Soma
宏二 相馬
Atsushi Aizawa
敦 相澤
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SHIYOUDEN KK
Shoden Corp
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SHIYOUDEN KK
Shoden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンションメンバの突出によって芯線にスト
レスが加わるのを防止し、芯線の断線や通信障害を防
ぐ。 【構成】 光ファイバケーブル50の外被51を固定す
る把持金具33と、テンションメンバ52を固定する固
定金具35及び固定金具台座34とを備えた光ファイバ
ケーブル用固定具に関する。テンションメンバ52の先
端部が当接する当接金具38を固定金具35及び固定金
具台座34と共に固定する。更に、抗張力を付与するた
めに光ファイバケーブル50に備えられた繊維部材53
を、固定金具35及び固定金具台座34とは別の位置に
配置された固定板39により固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芯線の融着接続部がス
リーブ内の接続部収納棚に収納される光ファイバケーブ
ルの固定に適した、光ファイバケーブル用固定具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種の光ファイバケーブル用
固定具の従来技術を示しており、図において、31は基
板、32は金具固定用ブロック、33は光ファイバケー
ブル50の外被51を把持、固定する把持金具、34は
テンションメンバ固定金具台座、34aはその翼片、3
5は断面ほぼコ字形のテンションメンバ固定金具、36
はビスである。
【0003】周知のように光ファイバケーブル50は、
抗張力や強度を持たせるために鋼線やFRPからなるテ
ンションメンバを備え、また、ケブラー等の繊維部材を
備えている。図3の従来技術では、繊維部材53を予め
固定金具35に巻き付けておき、翼片34aの上のテン
ションメンバ52を固定金具35により挾んでビス36
により締め付けることにより、テンションメンバ52及
び繊維部材53を一緒に固定している。
【0004】図4は、他の従来技術を示している。この
例では、繊維部材固定板37を別個に設けてこれに繊維
部材53を巻き付けたうえ、固定板37及び固定金具3
5を翼片34aにビス36にて締め付けることにより、
テンションメンバ52及び繊維部材53を固定してい
る。なお、図3及び図4において、光ファイバケーブル
50の芯線は便宜上、図示を省略してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、テンションメンバ52や繊維部材53によって一応
の抗張力を得ることができる。しかしながら、繊維部材
53を巻き付けた固定金具35や固定板37と、これら
の隣接部材との間には隙間が生じるため、ビス36が経
年的に緩み易い。また、気温の変化等に起因して光ファ
イバケーブル50の外被51が矢印A方向に収縮する
と、外被51の端部は把持金具33によりブロック32
に固定されているため、相対的にテンションメンバ52
が矢印Aの反対方向へ突出することになり、これが周辺
部材にぶつかると光ファイバケーブルの芯線にストレス
が加わり、断線等を生じるおそれがあった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、テンションメン
バの突出を防止して芯線に加わるストレスを解消し、そ
の断線を予防するようにした光ファイバケーブル用固定
具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、光ファイバケーブルの外被を固定する第
1の固定部材と、テンションメンバを固定する第2の固
定部材とを備えた光ファイバケーブル用固定具におい
て、テンションメンバの先端部が当接する当接部材を第
2の固定部材と共に固定し、かつ、抗張力を付与するた
めに光ファイバケーブルに備えられたケブラー等からな
る繊維部材を、第2の固定部材とは別の位置に配置され
た第3の固定部材により固定するものである。
【0008】
【作用】本発明においては、テンションメンバの先端部
が、光ファイバケーブルの外被に対して固定的な位置関
係にある当接部材に当接し固定される。また、繊維部材
は、テンションメンバと別個の位置で固定される。これ
により、テンションメンバの固定部に緩みが生じること
がなく、外被が経年的に縮んでもテンションメンバが相
対的に突出するおそれがない。
【0009】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示しており、図3、図4
と同一の部材には同一の番号を付してある。以下では、
図3、図4と異なる部分を中心に説明する。
【0010】図1(a)において、38は当接部材とし
ての断面L字形の当接金具であり、この当接金具38
は、第2の固定部材であるテンションメンバ固定金具3
5の上面に重ねてビス36により締め付けられ、固定金
具35と一緒に固定されるものである。当接金具38は
当接板38aを有しており、この当接金具38を固定し
た状態でテンションメンバ52の先端部が当接板38a
に当接するような構造となっている。なお、この実施例
において、テンションメンバ固定金具台座34も、テン
ションメンバ固定金具35と同様に第2の固定部材を構
成している。
【0011】また、39は金具固定用ブロック32の上
面にビス止めされる第3の固定部材としての繊維部材固
定板であり、光ファイバケーブル50が有する繊維部材
53は、この固定板39に巻き付けられて固定される。
【0012】図1(b)は、鋼線からなるテンションメ
ンバ52を、固定金具35及び当接金具38によりビス
36を用いて固定した状態を示している。本実施例にお
けるテンションメンバ52は、その先端部が当接板38
aに当接した状態で繊維部材53とは別個に固定されて
おり、第1の固定部材としての把持金具33により固定
されている光ファイバケーブル50の外被51と当接金
具38との位置関係は、常に固定的なものとなってい
る。このため、外被51が図1(a)の矢印A方向に収
縮し(これに連れて把持金具33及びブロック32等も
A方向に移動する)、テンションメンバ52が相対的に
矢印Aの反対方向に突出しようとしても、当接板38a
によってこれが阻止されることになる。
【0013】従って、テンションメンバ52が変形した
り、それに伴って芯線(図示せず)にストレスが加わる
おそれがなく、芯線の断線を未然に防止することができ
る。この実施例では、繊維部材53が光ファイバケーブ
ル50の長さ方向に対しほぼ直角に引き出されて固定板
39により固定されるので、繊維部材53のみによる抗
張力は図3、図4の従来技術に比べて若干低下すると思
われるが、テンションメンバ52の固定強度は繊維部材
53を一緒に固定しない分だけ従来技術より大きくなる
ので、全体として抗張力が低下する恐れはない。
【0014】次に、図2は本発明の他の実施例であり、
この例は、テンションメンバ52が例えばFRPにより
構成されている光ファイバケーブル50を想定したもの
である。この場合、前述の当接金具38の代わりに、有
底円筒状のアルミ等からなる当接部材としての当接スリ
ーブ40を用い、図2(b)に示すごとく、内部にテン
ションメンバ52を収納、接着して一体化した当接スリ
ーブ40を、固定金具35によりビス36を用いて締め
付け、固定する。
【0015】本実施例では、テンションメンバ52の先
端部が当接スリーブ40の底板40aに当接しており、
把持金具33により固定されている外被51と当接スリ
ーブ40との位置関係は常に不変である。よって、前記
同様に外被51が図2(a)の矢印A方向に収縮してテ
ンションメンバ52が相対的に矢印Aの反対方向に突出
しようとしても、当接スリーブ40の底板40aによっ
てこれが阻止され、結果的に芯線にストレスが加わる心
配がない。従って、芯線の断線を予防することが可能で
ある。
【0016】なお、本発明の主要部は、光ファイバケー
ブルのテンションメンバの先端部を、外被に対して固定
的な位置関係にある当接部材に当接させて固定すると共
に、繊維部材をテンションメンバとは別個の位置で固定
する着想にあるので、当接部材としての当接金具38や
当接スリーブ40の具体化形状、構造、更に第1の固定
部材としての把持金具33や第2の固定部材としての固
定金具35及び固定金具台座34の形状、構造等は、何
ら実施例に限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テンショ
ンメンバの先端部が、光ファイバケーブルの外被に対し
て固定的な位置関係にある当接部材に当接し固定される
と共に、抗張力付与のための繊維部材は、テンションメ
ンバと別個の位置で固定されるものである。このため、
テンションメンバの固定部が緩まず、外被が経年的に縮
んでもテンションメンバが相対的に突出するおそれがな
くなる。よって、光ファイバケーブルの芯線に大きなス
トレスが加わる心配がなく、芯線の断線や通信障害を未
然に防止して信頼性の高い通信システムを構築すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来技術を示す斜視図である。
【図4】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
31 基板 32 金具固定用ブロック 33 第1の固定部材としての把持金具 34 第2の固定部材としてのテンションメンバ固定金
具台座 34a 翼片 35 第2の固定部材としてのテンションメンバ固定金
具 36 ビス 38 当接部材としての当接金具 38a 当接板 39 第3の固定部材としての繊維部材固定板 40 当接部材としての当接スリーブ 40a 底板 50 光ファイバケーブル 51 外被 52 テンションメンバ 53 繊維部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルの外被を固定する第
    1の固定部材と、テンションメンバを固定する第2の固
    定部材とを備えた光ファイバケーブル用固定具におい
    て、 テンションメンバの先端部が当接する当接部材を第2の
    固定部材と共に固定し、 抗張力を付与するために光ファイバケーブルに備えられ
    た繊維部材を、第2の固定部材とは別の位置に配置され
    た第3の固定部材により固定することを特徴とする光フ
    ァイバケーブル用固定具。
JP6181874A 1994-07-11 1994-07-11 光ファイバケーブル用固定具 Expired - Lifetime JP2812881B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576811A (en) * 1980-06-13 1982-01-13 Fujitsu Ltd Terminal fixing method of optical fiber cable
JPS6366507A (ja) * 1986-09-09 1988-03-25 Fujitsu Ltd 光ケ−ブルの固定装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576811A (en) * 1980-06-13 1982-01-13 Fujitsu Ltd Terminal fixing method of optical fiber cable
JPS6366507A (ja) * 1986-09-09 1988-03-25 Fujitsu Ltd 光ケ−ブルの固定装置

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