JPH08295615A - 頭髪用化粧料 - Google Patents

頭髪用化粧料

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Publication number
JPH08295615A
JPH08295615A JP12705495A JP12705495A JPH08295615A JP H08295615 A JPH08295615 A JP H08295615A JP 12705495 A JP12705495 A JP 12705495A JP 12705495 A JP12705495 A JP 12705495A JP H08295615 A JPH08295615 A JP H08295615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
alcohol
cosmetic
acid ester
fatty acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP12705495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Shinkai
政和 新開
Sachiko Iki
幸子 伊木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】炭素数14〜22の直鎖のアルキル基を有する
高級アルコールと、カチオン界面活性剤と、HLBが7
以上のポリグリセリン脂肪酸エステルと、多価アルコー
ルとを有効成分として含有する頭髪用化粧料。 【効果】毛髪に対して使用感、仕上がり感に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪に対して使用感、
仕上がり感に優れた頭髪用化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の消費者のヘアケア意識の高揚に伴
い、ヘアケア製品に対する要望が多様化してきている。
ヘアリンス、ヘアトリートメントのような洗髪仕上げ剤
においては、塗布時ののびや指通り、すすぎ時の指通り
等の使用性の良さ、シャンプーでは得られない程の乾燥
後の仕上がり感の良さが重要な要望の一つとなってきて
いる。
【0003】従来、コンディショニング機能を有する頭
髪用化粧料として特開平4−230614号公報、特開
平4−230615号公報、特開平4−247014号
公報で開示されているように、頭髪用化粧料中にアルキ
ルポリアルキレングリコールエーテル、シリコーン誘導
体やパーフルオロポリエーテルを応用しているが、十分
に満足いく使用感や仕上がり感が得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、前記従
来技術の難点を改良せんとして鋭意研究した結果、炭素
数14〜22の直鎖のアルキル基を有する高級アルコー
ルと、カチオン界面活性剤と、HLBが7以上のポリグ
リセリン脂肪酸エステルと、多価アルコールを含有する
場合、毛髪に対して使用感、仕上がり感に優れた頭髪用
化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1は、炭素数14〜22の直鎖のアルキル基を有する
高級アルコールと、カチオン界面活性剤と、HLBが7
以上のポリグリセリン脂肪酸エステルと、多価アルコー
ルを含有することを特徴とする頭髪用化粧料である。
【0006】本発明における高級アルコールとしては、
ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等
が挙げられ、これらは、頭髪用化粧料中に1重量%〜1
0重量%が好ましい。
【0007】本発明におけるカチオン界面活性剤として
は、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチ
ルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモ
ニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化
ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ベヘニ
ルトリメチルアンモニウム等が挙げられ、これらは、頭
髪用化粧料中に0.5重量%〜10重量%が好ましい。
【0008】本発明におけるHLBが7以上のポリグリ
セリン脂肪酸エステルとしては、ジグリセリルモノステ
アレート、ヘキサグリセリルモノラウレート、ヘキサグ
リセリルモノミリステート、ヘキサグリセリルモノステ
アレート、ヘキサグリセリルモノイソステアレート、ヘ
キサグリセリンジイソステアレート、ヘキサグリセリル
モノオレエート、デカグリセリルモノラウレート、デカ
グリセリルモノミリステート、デカグリセリルモノステ
アレート、デカグリセリルモノオレエート、デカグリセ
リルモノリノレート、デカグリセリルモノイソステアレ
ート、デカグリセリルジステアレート、デカグリセリル
ジオレエート、デカグリセリルジイソステアレート、デ
カグリセリルトリステアレート、デカグリセリルトリオ
レエート、デカグリセリルトリイソステアレート等が挙
げられ、中でもデカグリセリルジステアレート、デカグ
リセリルジオレエート及びデカグリセリルジイソステア
レートが好ましく、これらは、頭髪用化粧料中に0.5
重量%〜5重量%が好ましい。
【0009】本発明における多価アルコールとしては、
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、1,3ブチ
レングリコール、グリセリン、ジグリセリン等のポリグ
リセリン等が挙げられる。
【0010】本発明におけるシリコン誘導体としては、
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性シリコン、エポキシ変性シリコ
ン、フッ素変性シリコン、アルコール変性シリコン、ア
ルキル変性シリコン、アルコキシ変性シリコン、アミノ
変性シリコン等が挙げられる。
【0011】本発明の頭髪用化粧料は所望により、頭髪
用化粧料に一般に配合される成分、例えば、ラノリン誘
導体、蛋白質誘導体や、ポリエチレングリコールの脂肪
酸エステル油、ツバキ油、オリーブ油等の植物油等の油
性成分、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン性界面活性剤、
カルボキシベタイン等の両性界面活性剤、アルキルスル
ホン酸塩等のアニオン界面活性剤、流動パラフィン、ワ
セリン、スクワラン等の炭化水素、水溶性高分子物質
(アニオン性、非イオン性、カチオン性のものを含
む)、金属イオン封鎖剤、防腐剤、pH調整剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、色素、香料及び噴射剤等を含むこ
とができる。
【0012】また、本発明の頭髪用化粧料は、シャンプ
ー、リンス、トリートメント、整髪料として適用するこ
とができる。
【0013】
【実施例】次に本発明を実施例をもって詳細に説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明
する。
【0014】コンディショニング性試験法 使用感試験法(ハーフヘッド法) パネル(10名)がポリオキシエチレンラウリルエーテ
ルサルフェート(3E.O.)20重量%で洗浄後、頭
髪を左右半々に分け、一方をコントロールとして、次に
示すモデル試料を他方に試料を塗布し、塗布時ののび
や、すすぎ時の指の通り具合、しっとり感を5点満点で
総合評価した。
【0015】モデル試料 ベヘニルアルコール 5重量% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3重量% グリセリン 3重量% 精製水 89重量%
【0016】また、総合評価の平均値は次のように判定
した。 ◎・・・4以上、5以下 ○・・・3.5以上、4未満 △・・・2.5以上、3.5未満 ×・・・2.5未満
【0017】乾燥後の髪の仕上がり感試験法 パネル(10名)が前記と同様の方法で処理した後、毛
髪を乾燥させ、左右の毛髪のまとまり易さ、しなやか
さ、櫛通りの良否等の仕上がり具合を5点満点で総合評
価した。
【0018】また、総合評価の平均値は次のように判定
した。 ◎・・・4以上、5以下 ○・・・3.5以上、4未満 △・・・2.5以上、3.5未満 ×・・・2.5未満
【0019】実施例1〜5、比較例1〜5 実施例1〜5では表1、比較例1〜5では表2に記載の
配合組成よりなる頭髪用化粧料を調整した。表中の単位
はすべて重量%である。使用感、仕上がり感について調
べ、その結果を表1及び表2に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】表1より明らかなように、実施例1〜5の
頭髪用化粧料はいずれも優れた性能を示した。
【0023】一方、必須成分を欠いた比較例1〜4や特
開平4−247014号公報に記載の組合せ(比較例
5)では、使用感、仕上がり感の面で劣っており、本発
明の目的を達成できなかった。
【0024】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明は、毛髪に対
して使用感、仕上がり感に優れた頭髪用化粧料を提供す
ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数14〜22の直鎖のアルキル基を
    有する高級アルコールと、カチオン界面活性剤と、HL
    Bが7以上のポリグリセリン脂肪酸エステルと、多価ア
    ルコールを含有することを特徴とする頭髪用化粧料。
  2. 【請求項2】 シリコン誘導体を含有する請求項1記載
    の頭髪用化粧料。
  3. 【請求項3】 ポリグリセリン脂肪酸エステルがデカグ
    リセリンジ脂肪酸エステルである請求項1又は2記載の
    頭髪用化粧料。
JP12705495A 1995-04-26 1995-04-26 頭髪用化粧料 Pending JPH08295615A (ja)

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JP12705495A JPH08295615A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 頭髪用化粧料

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JPH08295615A true JPH08295615A (ja) 1996-11-12

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ID=14950467

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JP (1) JPH08295615A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308415A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Lion Corp 毛髪化粧料
JP4658327B2 (ja) * 1999-02-05 2011-03-23 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ C20またはそれよりも高級な不飽和脂肪酸と環状ポリオールとのポリエステルから成る頭髪トリートメント組成物

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JP4658327B2 (ja) * 1999-02-05 2011-03-23 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ C20またはそれよりも高級な不飽和脂肪酸と環状ポリオールとのポリエステルから成る頭髪トリートメント組成物
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