JPH08295180A - キャリア装置のアタッチメント支持装置 - Google Patents

キャリア装置のアタッチメント支持装置

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Publication number
JPH08295180A
JPH08295180A JP10584095A JP10584095A JPH08295180A JP H08295180 A JPH08295180 A JP H08295180A JP 10584095 A JP10584095 A JP 10584095A JP 10584095 A JP10584095 A JP 10584095A JP H08295180 A JPH08295180 A JP H08295180A
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JP
Japan
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stopper
frame
attachment
carrier device
carrier
Prior art date
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Application number
JP10584095A
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English (en)
Inventor
Naomi Ohara
尚己 大原
Hiroto Hayashi
裕人 林
Kazuhiro Sasaki
和弘 佐々木
Hiroshi Matsumoto
洋 松本
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャリア装置に対して容易に取り付け・取り外
しができる。 【構成】アタッチメントレール31は前後方向に延びる
枠体31を備え、枠体31の上面には取付孔33が形成
されている。荷Wはその取付孔33にボルト43を締め
付けることにより取り付けられる。枠体31にはフロン
トストッパ37が固定され、リアストッパ42が移動可
能に配設されている。リアストッパ42は挿通軸38に
螺合され、ノブ39の操作に基づいて挿通軸38が回転
することによって移動できる。このアタッチメントレー
ル31はキャリッジ装置に取り付けられることにより使
用される。このキャリッジ装置はフロントフレーム11
及びリアフレーム12を備え、枠体31を各フレーム1
1,12間に架け渡し、リアストッパ42を移動して、
各ストッパ37,42にて各フレーム11,12を押圧
することにより、アタッチメントレール31はキャリッ
ジ装置に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用キャリア装置に
取り付けられる荷等を載置するためのアタッチメント支
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両後部に取り付けられたキャリ
ア装置として図15に示すリアキャリア81が提案され
ている。このリアキャリア81の枠体82は円筒状のパ
イプを略長方形状に屈曲することにより形成され、枠体
82の前端は車両のリアバンパ83に取付部材84を介
して取り付けられるとともに、後部にはコンビネーショ
ンランプ85が取着されている。又、この枠体82の前
枠部82aと後枠部82bとの間には2本の直線状のパ
イプよりなるメンバ86が平行に取着されている。
【0003】このように構成されたリアキャリア81に
は、各種のアタッチメント等の荷が取り付けられるよう
になっている。例えば自転車用のアタッチメント(以
下、「サイクルアタッチメント」という。)87が取り
付けられる。
【0004】このサイクルアタッチメント87は、長手
方向に延びる断面略U字状のレール88と、レール88
の下面に取り付けた平板状のベースフレーム89と、レ
ール88上に載置された自転車を固定する支持部材90
等から構成されている。通常、このサイクルアタッチメ
ント87では、レール88上に自転車の車輪が載置さ
れ、支持部材90によって自転車の前側トラス下方のフ
レームが固定される。
【0005】このアタッチメント87は、ベースフレー
ム89及びレール88の一端側をメンバ86に固定する
ことによって、リアキャリア81に取り付けられる。図
16は、ベースフレーム89における取付構造を示して
いる。このベースフレーム89には、貫通穴91aが形
成されている。この貫通穴91aにはU字ボルト91が
下方から挿入され、メンバ86がU字ボルト91と、ベ
ースフレーム89との間で挟み込まれている。このメン
バが挟み込まれた状態で、ナット92をU字ボルト91
に対して締め付けることにより、ベースフレーム89は
メンバ86に固定される。このU字ボルト91による取
り付けは、レール88について対称に前後2か所で行わ
れている。
【0006】図17は、レール88における取付構造を
示している。レール88には貫通穴93aが形成されて
いる。この貫通穴93aにはU字ボルト93が上方から
挿入され、メンバ86はU字ボルト93によって、レー
ル88と固定プレート94との間で挟み込まれている。
このメンバ86が挟み込まれた状態で、ナット95をU
字ボルト93にて締め付けることにより、レール88は
メンバ86に固定される。
【0007】又、レール88には前記貫通穴93aが長
手方向に沿って複数形成されている。このため、リアキ
ャリア81のメンバ86間の間隔に従って、適当な貫通
穴93aを選択することにより、たとえメンバ86間の
間隔が異なる種類の異なるリアキャリア81に対しても
容易に対応できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サイク
ルアタッチメント87を取り付ける位置は、メンバ86
の間隔等に規制されるため、サイクルアタッチメント8
7等の荷を取り付けるための自由度が低下するという問
題がある。又、アタッチメント87には複数の貫通穴9
3aがレール88に形成されているので、見栄えが悪い
という問題がある。
【0009】更に、このリアキャリア81は、例えばそ
の不使用時において見栄えを良くするために、折り畳み
可能な構成にしようとすると、メンバ86が前後方向に
延びているため、その折り畳みのための構成が複雑にな
るという問題がある。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はキャリア装置に対して容
易に取り付け・取り外しができるとともに、キャリア装
置に対して所望の位置に容易且つ確実に取り付けること
ができるキャリア装置のアタッチメント支持装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、キャリア装置に取着される
とともに、その上面が荷載置部を構成する枠体と、前記
枠体の一端側に配設され、キャリア装置に係合可能な第
1ストッパと、前記枠体の他端側に配設され、キャリア
装置に係合可能な第2ストッパと、前記第1ストッパ及
び第2ストッパの内、少なくともいずれか一方のストッ
パを移動させるとともに、キャリア装置に係合離脱させ
る移動手段と、前記移動手段を操作するための操作手段
とを備えたことをその要旨とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記移動手段は、第1ストッパ及び第2ス
トッパの内、いずれか一方のストッパのみを移動させる
とともに、他方のストッパは枠体に固定されたことをそ
の要旨とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記移動手段はネジ部材からなり、
移動手段に基づいて移動するストッパはネジ部材に螺合
され、ネジ部材の回転に基づいて移動するようにしたこ
をその要旨とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の発明において、前記第1ストッパ及び第2ストッパは
枠体から下方に向かって突出するとともに、各第1及び
第2ストッパの下面は面一であることをその要旨とす
る。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記キャリア装置を、車両後部に固定され
るフロントフレームと、フロントフレームに対して接離
可能なリアフレームと、フロント及びリアフレームを連
結するとともに、折り畳み可能なサイドフレームとから
構成し、前記枠体を前後方向に延在して前記第1ストッ
パを前記フロントフレームに、前記第2ストッパを前記
リアフレームにそれぞれ係合可能に設けたことをその要
旨とする。
【0016】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、アタッ
チメント支持装置をキャリア装置に取り付けるには、ま
ず、アタッチメント支持装置をキャリア装置を構成する
例えばフロントフレームとリアフレームとを架け渡すよ
うに配設し、第1ストッパと第2ストッパとを各フレー
ム間に配設する。次に、作業者が操作手段を操作し、そ
の操作に基づいて移動手段が駆動され、移動手段の駆動
に基づいて移動可能なストッパが移動する。そして、こ
のストッパの移動によって各ストッパが各フレームを押
圧することにより、アタッチメント支持装置はキャリア
装置に固定される。又、このアタッチメント支持装置を
取り外すには、操作手段を操作してストッパを移動さ
せ、各ストッパと各フレームとの押圧状態を解除するこ
とによって取り外される。このように、このアタッチメ
ント支持装置によれば、操作手段の操作に基づいて移動
手段が駆動されることにより、移動可能なストッパが移
動して容易にキャリア装置に対してアタッチメント支持
装置の取り付け・取り外しが行われる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、前記移動手
段は操作手段の操作に基づいて第1ストッパ及び第2ス
トッパの内、いずれか一方のストッパのみを移動させ
る。従って、移動手段はいずれか一方のストッパを移動
させることにより、第1ストッパと第2ストッパとが前
記各フレームを押圧し、キャリア装置にアタッチメント
支持装置を固定する。又、移動手段はいずれか一方のス
トッパを移動させることにより、前記各ストッパと各フ
レームとの押圧状態を解除して、アタッチメント支持装
置を取り外す。
【0018】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の移動手段はネジ部材からなるので、移動可能
なストッパはネジ部材の回転に基づいて移動する。請求
項4記載の発明によれば、第1ストッパ及び第2ストッ
パは枠体の下方から突出するとともに、各第1及び第2
ストッパの下面は面一となっている。従って、アタッチ
メント支持装置に荷を載置した状態で、例えば荷置き場
に荷をアタッチメント支持装置ごと置く場合であって
も、確実に置くことができる。
【0019】請求項5記載の発明によれば、折り畳み可
能なキャリア装置であっても、アタッチメント支持装置
がキャリア装置の折り畳み方向に延在するため、キャリ
ア装置の無用な折り畳みを回避でき、又、キャリア装置
を折り畳む場合には、アタッチメント支持装置を取り外
すことにより容易に行える。
【0020】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1はキャリア装置の使用状態を示す
斜視図である。図2はキャリア装置の不使用状態を示す
斜視図である。図3はキャリア装置が退避した状態を示
す斜視図である。
【0021】図1において、自動車1のリアバンパ1a
の下部には、ベースキャリア装置2(以下、単に「キャ
リア装置」という。)が取り付けられている。キャリア
装置2は、図1に実線で示す使用状態と、図2に実線で
示す不使用状態との間で伸縮動する。又、キャリア装置
2は、図1に実線で示す運搬位置と、図3に実線で示す
退避位置との間で水平回動する。キャリア装置2は、図
4及び図5に示すようにキャリアベース3に支持されて
いる。又、この自動車1のリアドア1cは、図3に示す
ように、左右方向に回動することにより開閉される。
【0022】キャリアベース3は、左右一対のブラケッ
ト4と、左右一対のブラケット4の先端部間に連結され
たベースフレームとしてのパイプ5、及び、左右一対の
ブラケット4の外側面にそれぞれ固着されたリブ6とか
ら構成されている。左右一対のブラケット4は、図6に
2点鎖線で示すように自動車1のアンダフロア1bにボ
ルトにて固定されている。ブラケット4の先端はリアバ
ンパ1aの下側から後方に突出し上方からみてリアバン
パ1aの後面とほぼ一致する位置まで延びている。左右
一対のブラケット4の先端部間にはパイプ5が連結され
ている。
【0023】パイプ5は、四角筒体のパイプである。パ
イプ5の左側は、四角形状の係合プレート7がパイプ5
の口を塞ぐように固着され、その係合プレート7には係
合部としての係合穴7aが形成されている。パイプ5の
右側外方には、軸受ブロック8が固着され、図8に示す
ように、そのブロック8には、上下方向に貫通する支持
穴8aが形成されている。軸受ブロック8には、上側が
L字状に屈曲形成されたガイドプレート9が固着されて
いる。ガイドプレート9の上部屈曲板部には、前記ブロ
ック8の支持穴8aと同径の支持穴9aが相対向するよ
うに形成されている。
【0024】左右一対のブラケット4の外側面には、そ
れぞれ補強用のリブ6が固着されている。左側のリブ6
は、後部が斜め下方に屈曲形成された後、ブラケット4
から外れて後方に延びさらに、その先端部が前記パイプ
7よりも後方にのびている。そして、左側のリブ6のパ
イプ5より後方部分は、若干傾斜したガイド部材として
のガイド部6aとされている。
【0025】次に、キャリアベース3に対して回動可能
に取着されるキャリア装置2について説明する。キャリ
ア装置2は、大きく分けてフロントフレーム11、リア
フレーム12、、両フレーム11,12を連結するフロ
ントアーム13、及び、リアアーム14等から構成され
ている。フロントフレーム11は、その上下両側を後方
に屈曲させて形成した断面コ字状のフレームで形成さ
れ、前記パイプ5より長く形成されている。フロントフ
レーム11の右側部には、図8に示すように、連結ブロ
ック15がフロントフレーム11の上下フランジ11
a,11b間に一部をフロントフレーム11より右方に
突出部15bを有して固着されている。連結ブロック1
5の突出部15bには、上下方向に貫通する連結穴15
aが前記支持穴8aと同径となるように形成されてい
る。そして、支持ブロック8とガイドプレート9との間
に、連結ブロック15を介在させ、連結穴15aを支持
穴8a,9aと一致させた状態で、ガイドプレート9の
支持穴9aから連結ピン16を差し込むことにより、連
結ブロック15は、軸受ブロック8に対してピン16を
中心に回動軸支される。即ち、フロントフレーム11
は、パイプ5に対して連結ピン16を中心に回動可能に
支持される。尚、フロントフレーム11の回動中心とな
る連結ピン16の位置は、車両リアドア1cの回動中心
となるドアヒンジよりも車両側方に設定されている。
【0026】フロントフレーム11の左側部下面には、
即ち、下側フランジ11bの左側部下面には、支持プレ
ート17が固着されている。支持プレート17の固着位
置は、フロントフレーム11をパイプ5に上下方向にお
いて重合わせたとき、支持プレート17が、前記係合プ
レート7と離間して車体外側に相対向するようになされ
ている。
【0027】支持プレート17は、ゲートロック装置1
8を取着している。図9にゲートロック装置18の平断
面を示す。ゲートロック装置18の収容筒18aは、円
筒体であって、前記支持プレート17に支持されてい
る。収容筒18a内には、係合ピン18bが同筒18a
に取着されたスラスト軸受18cにて中心軸線方向に移
動可能に支持されている。尚、支持プレート17をスラ
スト軸受18cと兼用させてもよい。係合ピン18bの
基端部は、収容筒18aの外側から筒内に延びる操作ノ
ブ18dと連結軸18eにて連結されている。連結軸1
8eの両端部は、収容筒18aの側壁を長手方向に切り
欠いて形成したガイド溝18fに嵌合している。従っ
て、操作ノブ18dは、ガイド溝18fに沿って係合ピ
ン18bを中心軸線方向に移動させることができるとと
もに係合ピン18bを筒内において回動不能にする。
又、ガイド溝18fの切り込み深さは、連結軸18eが
ガイド溝18fに係合したとき、前記係合ピン18bの
先端部が収容筒18aの係合プレート7側の口から突出
する深さにしている。
【0028】係合ピン18bの先端部には係合突起18
gが形成されている。そして、係合突起18gと前記ス
ラスト軸受18c間の係合ピン18bには、スプリング
18hが設けられている。スプリング18hは、常に係
合ピン18bに対してその先端部が収容筒18aの係合
プレート7側の口から突出する方向に弾性力を付与して
いる。従って、常にこのスプリング18hにより、係合
ピン18bの先端部が収容筒18aの係合プレート7側
の口から突出するようになっている。そして、操作ノブ
18dを引っ張ることにより、係合ピン18bの先端部
は収容筒18a内に没入する。
【0029】即ち、フロントフレーム11をパイプ5の
上面に重合わせるとき、操作ノブ18dを引っ張りなが
ら重合わせる。重合った状態から、操作ノブ18dを離
すと、係合ピン18bの先端部は収容筒18aから突出
し、相対向位置にある係合プレート7の係合穴7aに挿
入されるようになっている。
【0030】従って、係合ピン18bが係合プレート7
の係合穴7aに挿入されると、係合ピン18bを係合穴
7aから抜かない限り、フロントフレーム11は、回動
不能となり、パイプ5の上側において重合わさった状態
が保持されることになる。
【0031】フロントフレーム11の左側部には、同フ
レーム11の側面を塞ぐ連結プレート19が固着されて
いる。連結プレート19は、後方に延び、その上辺が後
方に向かって下方に傾斜している。連結プレート19の
後側下部にはノブ付きボルト20がその左側面から螺合
されている。そして、ノブ付きボルト20のノブを正逆
回動することにより、ノブ付きボルト20のネジ部が連
結プレート19の右側面から出没するようになってい
る。尚、フロントフレーム11の右側部には、同様なノ
ブ付きボルト20を備えた連結プレート19が連結ブロ
ック15より内側の上下フランジ11a,11b間に固
着されている。尚、このノブ付きボルト20は図面が煩
雑になるため省略している。
【0032】左右一対の連結プレート19より内側にお
けるフロントフレーム11の左右両側部には、上下フラ
ンジ11a,11bを貫通するように第1連結軸21が
取着されている。左右一対の連結軸21には、それぞれ
フロントアーム13が回動可能に連結される。
【0033】左右一対のフロントアーム13は、その上
下両側には互いに相対向しない側に屈曲させて形成した
断面コ字状のフレームで形成されている。フロントアー
ム13の上下フランジ13a,13bの上面間の間隔
は、フロントフレーム11の上下フランジ11a,11
bの内側面間の間隔より短くしている。フロントアーム
13の基端部は前記第1連結軸21に回動可能に連結さ
れる。従って、左右一対のフロントアーム13は、外側
に連結プレート19があるため、図10及び図11に示
す範囲で第1連結軸21を中心に回動する。
【0034】左右一対のフロントアーム13の基端寄り
の下面には、図4に示すように、保持プレート23が固
着されている。保持プレート23は、フロントアーム1
3が図4及び図10に示す位置に回動したとき、前記連
結プレート19と相対向する位置に設けられている。保
持プレート23には、ネジ孔が形成されている。そし
て、連結プレート19と相対向したとき、前記ノブ付き
ボルト20のノブを回動させて、ノブ付きボルト20の
ネジ部を連結プレート19の右側面から突出させると
き、該ネジ部がネジ孔と螺合するようになっている。従
って、ネジ部がネジ孔と螺合した状態において、その螺
合状態を解かない限り、フロントフアーム13は、回動
不能となり、図4ないし図10に示す位置に保持される
ことになる。
【0035】左右一対のフロントアーム13の先端部に
は、上下フランジ13a,13bを貫通するように第2
連結軸24が取着されている。その第2連結軸24に
は、それぞれリアアーム14が回動可能に連結される。
【0036】左右一対のリアアーム14は、四角筒体で
形成されている。リアアーム14の上下方向の間隔は、
フロントアーム13の上下フランジ13a,13bの内
側面間の間隔より短くしている。リアアーム14の基端
部は前記第2連結軸24に回動可能に連結される。従っ
て、左右一対のリアアーム14は、第2連結軸24を中
心に回動する。リアアーム14の先端部はリアフレーム
12に対して回動可能に連結されている。
【0037】リアフレーム12は、その上下両側には前
方に屈曲させて形成した断面コ字状のフレームで形成さ
れ、前記図10及び図11に示すようにフロントフレー
ム11より若干短く形成されている。リアフレーム12
の左右両側部には、上下フランジ12a,12bを貫通
するように第3連結軸27が取着されている。左右一対
の第3連結軸27には、リアアーム14の先端部を回動
可能に支持している。従って、リアアーム14は、リア
フレーム12に対して第3連結軸27を中心に回動可能
となる。その結果、図11に示すように、フロントアー
ム13とリアアーム14が、フロントフレーム11とリ
アフレーム12との間で折り畳まれると、リアフレーム
12は、前方のフロントフレーム11に近接する位置
(以下、「不使用位置」という。)に案内される。又、
フロントアーム13とリアアーム14が、フロントフレ
ーム11とリアフレーム12との間で伸長すると、図1
0に示すように、リアフレーム12は、フロントフレー
ム11から離間した位置(以下、「使用位置」とい
う。)に案内される。
【0038】リアフレーム12の左右両側面には、保持
プレート28が固着されている。保持プレート28は、
リアフレーム12が図7及び図11に示す不使用位置に
あるとき、前記連結プレート19と相対向するようにな
っている。保持プレート28には、ネジ孔28aが形成
されている。そして、連結プレート19と相対向したと
き、前記ノブ付きボルト20のノブを回動させて、ノブ
付きボルト20のネジ部を連結プレート19の右側面か
ら突出させるとき、該ネジ部が保持プレート28のネジ
孔28aと螺合するようになっている。従って、ネジ部
がネジ孔と螺合した状態において、その螺合状態を解か
ない限り、リアフレーム12は、使用位置に伸長するこ
とはできず、不使用位置に保持されることになる。
【0039】リアフレーム12の後面には、左右一対の
各ランプL1〜L4及び番号標Pが取着されている。
又、図1,図4,図6に示すように、キャリア装置2が
使用状態にある時には、2本のアタッチメントレール3
1を介してキャリア装置2上に荷Wが載置されるように
なっている。
【0040】図12は、アタッチメント支持装置として
のアタッチメントレール31を示す断面図である。アタ
ッチメントレール31には断面コ字状の枠体32が設け
られている。枠体32は長手方向(前後方向)に延び、
上枠部32a及び上枠部32aの両側に設けられた側枠
部32bから構成され、枠体32の下方は開放されてい
る。上枠部32aの上面は平面状に形成され、上枠部3
2aには雌ねじが形成された取付孔33が所定の間隔で
複数個形成されている。
【0041】又、上枠部32aの前部下面には、直方体
状のフロントプレート34が固着されている。このフロ
ントプレート34には円形状の貫通孔34aが形成され
ている。フロントプレート34の下端は側枠部32bの
下端と面一になっている。上枠部32aの略中央部下面
には、直方体状のセンタープレート35が固着されてい
る。センタープレート35には円形状の貫通孔35aが
形成されるとともに、センタープレート35の下端は側
枠部32bの下端よりも下方に位置している。上枠部3
2aの後部下面には直方体状のリアプレート36が固着
されている。このリアプレート36には円形状の貫通孔
36aが形成され、リアプレート36の下端は側枠部3
2bの下端と面一になっている。
【0042】フロントプレート34とセンタープレート
35との間において、上枠部32aの下面には略L字状
の第1ストッパとしてのフロントストッパ37が固着さ
れている。このフロントストッパ37は、下方に延びる
基部37a及び基部37aの下部には屈曲形成された係
合部37bとからなる。そして、基部37aには貫通孔
37cが形成されるとともに、係合部37bはその先端
が前方を向くように延びている。又、この係合部37b
の下面は前記センタープレート35の下面と面一になっ
ている。
【0043】又、これらプレート34〜36及びフロン
トストッパ37の貫通孔34a〜36a,37cには、
移動手段及びネジ部材としての挿通軸38が挿通されて
いる。この挿通軸38の前端部には操作手段としてのノ
ブ39が取着されている。又、挿通軸38の後端部には
エンドプレート40が取着されている。そして、挿通軸
38の後部にはネジ部41が形成されている。このネジ
部41には第2ストッパとしてのリアストッパ42が螺
入されている。リアストッパ42は基部42aと係合部
42bとからなる。基部42aにはネジ孔42cが形成
され、このネジ孔42cが前記挿通軸38のネジ部41
に螺合されている。このリアストッパ42の係合部42
bは、その先端が後方を向くように延びている。
【0044】又、基部42aの上面は上枠部32aの下
面と当接している。係合部42bの下面は前記フロント
ストッパ37の係合部37bの下面と面一となってい
る。この場合、ノブ39を回転させると、リアストッパ
42はノブ39の回転に従って、軸方向に移動する。こ
の移動時において、リアストッパ42は上枠部32aの
下面を摺動しながら移動するため、リアストッパ42は
回転することなく、軸方向に移動するようになってい
る。
【0045】このアタッチメントレール31の上面には
前記取付孔33を使用して、荷Wが取り付けられる。例
えば図3,図12に示すように荷Wが箱型の収納ボック
スからなる場合、その箱の下板Waに前記取付孔33に
対応して挿通孔Wbが形成されている。そして、上方か
らボルト43を挿通孔Wbに挿通し、ボルト43を対応
する取付孔33に締め付け、螺合することによって、荷
Wはアタッチメントレール31に取り付けられる。通
常、荷Wの下部には左右一対のアタッチメントレール3
1が取り付けられる。
【0046】アタッチメントレール31はその上面に荷
Wを取り付けた状態でキャリア装置2に取り付けられ
る。図12に示すように、この取付状態時においてアタ
ッチメントレール31とキャリア装置2とは、フロント
フレーム11とフロントストッパ37とが、リアフレー
ム12とリアストッパ42とが係合し、それぞれ互いに
前後方向に押圧し合うことによって取り付けられる。即
ち、フロントフレーム11とフロントストッパ37と
は、上フランジ11aの先端と基部37aとが当接し
て、上フランジ11aの下面と係合部37bの上面とが
重なり合うことによって係合される。又、リアフレーム
12とリアストッパ42とは、上フランジ12aの先端
と基部42aとが当接して互いに押圧し合うとともに、
上フランジ12aの下面と係合部42bの上面とが互い
に当接して、上フランジ12aと係合部42bとが重な
る合うことによって係合される。
【0047】次に、上記のように構成したアタッチメン
トレールの作用及び効果について説明する。前記収納ボ
ックスからなる荷Wをキャリア装置2に取り付けるため
には、まず、アタッチメントレール31を荷Wの下面に
取り付ける。通常、図14(a)に示すように、荷Wの
下面に2本のアタッチメントレール31を平行に取り付
ける。この場合、図12に示すように、ボルト43を荷
W側から挿通孔Waに挿通し、ボルト43を取付孔33
に締め付けることによって各アタッチメントレール31
は荷Wに取り付けられる。
【0048】次に、荷Wを取り付けたアタッチメントレ
ール31のノブ39を回転させて、各アタッチメントレ
ール31のリアストッパ42を前方へ十分な位置(例え
ば図12の非係合位置X)まで移動させる。そして、ア
タッチメントレール31をフロントフレーム11及びリ
アフレーム12上に架け渡すように載置させ、フロント
フレーム11とフロントストッパ37とを係合させる。
【0049】このアタッチメントレール31を架け渡す
時、又は、フロントフレーム11とフロントストッパ3
7とを係合させた時、所望の左右方向の位置にアタッチ
メントレール31を位置決めすることによって、荷Wを
所望の左右方向の位置に位置決めできる。
【0050】このフロント側の係合が完了すると、ノブ
39を回し、リアストッパ42を挿通軸38の回転に従
って、リアフレーム12側に移動させる。すると、リア
ストッパ42は非係合位置Xから後方へと移動し、リア
ストッパ42はリアフレーム12を押圧する。即ち、リ
アストッパ42の基部42bがリアフレーム12の上フ
ランジ12aの先端を押圧する。すると、基部42bと
上フランジ12aとが互いに押圧した状態で、リアフレ
ーム12とリアストッパ42とが係合する。
【0051】このリアストッパ42のリアフレーム12
の押圧時には、その押圧による反力によって、枠体32
自体が前方へ移動し、フロントストッパ37がフロント
フレーム11を押圧する。従って、リア側の場合同様
に、フロントフレーム11とフロントストッパ37と
は、互いに押圧した状態で係合することになる。
【0052】このようにフロント側及びリア側がそれぞ
れ押圧された状態では、フロントストッパ37の基部3
7aの先端とフロントフレーム11の上フランジ11a
との押圧、リアストッパ42の基部42aとリアフレー
ム12の上フランジ12aとの押圧によってアタッチメ
ントレール31は上下、前後及び左右方向の移動が規制
される。しかも、上下方向においては、フロントストッ
パ37の係合部37bの上面とフロントフレーム11の
上フランジ11aの下面とが当接し、リアストッパ42
の係合部42aの上面とリアフレーム12の上フランジ
12aの下面とが当接することによって、上下方向の移
動をより確実に規制されている。同様に、前後方向にお
いては、フロントフレーム11の上フランジ11aの先
端とフロントストッパ37の基部37aの先端が当接
し、リアフレーム12の上フランジ12aの先端とリア
ストッパ42の基部42aとが当接することにより、前
後方向の移動がより確実に規制されている。
【0053】次に、キャリア装置2から荷Wを取り外す
には、通常アタッチメントレール31ごと取り外す。こ
の場合、ノブ39を回転させ、リアストッパ42を前方
の非係合位置Xまで移動させることにより、リア側の係
合を解除する。その後、フロントフレーム11及びフロ
ントストッパ37の係合を解除することにより、アタッ
チメントレール31をキャリッジ装置2から取り外す。
【0054】アタッチメントレール31ごと取り外され
た荷Wは、図14(a),(b)に示すように、下部に
アタッチメントレール31を取り付けた状態で荷置き場
G等に載置され保管される。この場合、アタッチメント
レール31のフロントストッパ37、リアストッパ42
及びセンタプレート35の下面が面一となっているの
で、ガタ付くことなく確実に荷Wを荷置き場Gに載置で
きる。
【0055】従って、本実施例によれば、アタッチメン
トレール31は、操作軸38の回転に基づいて容易にリ
アストッパ42を移動させることができるので、その移
動に基づいてアタッチメントレール31をキャリア装置
2から容易に取り付け及び取り外しを行うことができ
る。このようにキャリア装置2に対して取り付け・取り
外し可能なアタッチメントレール31を介して荷Wを取
り付けることにより、キャリア装置2を折り畳み及び伸
長させるための構成を簡略化できる。本実施例では、単
にフロント及びリアアーム13,14によって容易に構
成できる。又、キャリア装置2にアタッチメントレール
31を取り付けることによって、キャリア装置2の前後
方向における剛性を高め、使用位置にあるキャリア装置
2が意図しない外力によって折り畳まれることを確実に
規制できる。
【0056】更に、アタッチメントレール31を使用す
ることによって、荷Wを容易にキャリア装置2に取り付
けることができる。この場合、アタッチメントレール3
1には、その上部に雌ねじからなる取付孔33が形成さ
れているので、その取付孔33にボルトを締め付けるこ
とにより荷Wを容易に取り付けることができる。
【0057】しかも、アタッチメントレール31を荷W
の下面に取り付けた状態で、例えば作業者がノブ39を
操作して操作軸38を回転させることによって、荷Wを
容易にキャリア装置2に対して取り付け・取り外しを行
うことができる。このように、荷Wをアタッチメントレ
ール31に取り付けた後、アタッチメントレール31を
キャリア装置2に取り付けることにより、作業の行い易
い場所で荷Wのアタッチメントレール31への取り付け
・取り外しを行うことができ、比較的楽な作業として荷
Wのアタッチメントレール31への取り付け・取り外し
作業を行うことができる。
【0058】更に、アタッチメントレール31におい
て、フロントストッパ37の係合部37bの下面、リア
ストッパ42の係合部42bの下面及びセンタプレート
35の下面が面一となっている。このため、アタッチメ
ントレール31をその下面に取り付けた荷Wは、係合部
37b,42b及びプレート35の下面を底面として、
荷置き場Gに確実にガタ付くことなく安定した状態で載
置できる。
【0059】又、このアタッチメントレール31によれ
ば、各ストッパ37,42によるフロントフレーム11
及びリアフレーム12の押圧によって、容易にキャリア
装置2に対してアタッチメントレール31を取り付ける
ことができる。この取り付け時において、アタッチメン
トレール31を所望の左右方向の位置に移動させた後、
各ストッパ37,42にて各フレーム11,12を押圧
して取り付けることにより、アタッチメントレール3
1、即ち、荷Wを所望の左右方向の位置に取り付けるこ
とができる。従って、荷Wを取り付けるための左右方向
への自由度が増し、例えば左右方向に長い荷Wを取り付
ける場合でも、その荷Wの左右方向の中心となる位置を
適宜に変更できるので、自動車1の左右方向からの荷W
の突出等を最小限に抑えることができる。
【0060】又、このアタッチメントレール31ではリ
アストッパ42のみが移動して、各ストッパ37,42
が各フレーム11,12を押圧し、アタッチメントレー
ル31をキャリア装置2に固定する。従って、予めフロ
ントストッパ37をフロントフレーム11に係合させた
後、リアストッパ42を移動させて、各ストッパ37,
42と各フレーム11,12とを押圧することによっ
て、容易にアタッチメントレール31を取り付けること
ができる。
【0061】更に、このアタッチメントレール31で
は、ネジ部材の回転に基づいてリアストッパ42を移動
させることができるので、容易にリアストッパ42を移
動できる。そして、アタッチメントレール31をキャリ
ア装置2に取り付けた時の各フレーム11,12に対す
る押圧力を容易に調節できる。
【0062】このアタッチメントレール31の取り付け
状態時において、各ストッパ37,42の係合部37
b,42bの上面と各フレーム11,12の上フランジ
11a,12aの下面とが当接されているので、上下方
向の移動をより確実に規制できる。又、基部37a,4
2aと上フランジ11a,12aの先端とが当接されて
いるので、前後方向の移動をより確実に規制できる。
【0063】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更
して次のように実施することもできる。 (1)上記実施例では、リアストッパ42のみをノブ3
9の操作に基づいて移動できるようにした。これを、フ
ロントストッパ37とリアストッパ42とが共にノブ3
9の操作に基づいて移動できるように構成してもよい。
この場合、リアストッパ42を移動させるための機構と
同様に、フロントストッパ37の貫通孔37cに雌ねじ
を形成し、その雌ねじが螺合される挿通軸38の部位に
雄ねじを形成する。但し、これらフロントストッパ37
を螺合するために形成された雄ねじ及び雌ねじは、前記
リアストッパ42を螺合するために形成された雄ねじ及
び雌ねじとは逆向きのねじとする。従って、操作ノブ3
9の回転に基づいてフロントストッパ37とリアストッ
パ42とは逆方向に移動する。よって、アタッチメント
レール31の取り付け、取り外しを行う場合には、フロ
ントストッパ37とリアストッパ42とが逆向きに移動
することからより迅速に行うことができる。
【0064】又、上記実施例において、リアストッパ4
2を固定して、フロントストッパ37のみを移動できる
よう構成してもよい。この場合、リアストッパ42を移
動させる場合に比較して、挿通軸38の長さを短くで
き、構成を簡単にできる。
【0065】(2)上記実施例では、移動手段として雄
ねじを形成した挿通軸38を使用した。これに対して、
スプリング等の付勢部材を使用した移動手段を使用して
もよい。この移動手段によれば、リアストッパ42は常
に後方に付勢され、リアストッパ42がリアフレーム1
2をその付勢力に基づいて押圧することによって、各ス
トッパ37,42にて各フレーム11,12が押圧され
る。そして、この押圧によってアタッチメントレール3
1をキャリア装置2に固定させる。この場合、付勢力に
より、容易に所定の押圧力で各ストッパ37,42にて
各フレーム11,12を押圧し、アタッチメントレール
31をキャリア装置2に固定できる。
【0066】(3)上記実施例において、アタッチメン
トレール31のセンタプレート35の下端は、フロント
ストッパ37及びリアストッパ42の下面よりも上方に
位置していてもよい。この場合、フロントストッパ37
及びリアストッパ42の下面が地面と当接することによ
り、アタッチメントレール31(又は、アタッチメント
レール31に取着された荷W)は荷置き場G上に載置さ
れる。
【0067】(4)上記実施例において、フロントスト
ッパ37及びリアストッパ42をそれぞれフロントフレ
ーム11及びリアフレーム12の外側に配設し、各スト
ッパ37,42にて各フレーム11,12を内側から押
圧した状態で挟み込むことによって、アタッチメントレ
ール31をキャリッジ装置2に固定させてもよい。
【0068】(5)上記実施例では、アタッチメントレ
ール31上に載置される荷Wとして各種荷物を収納する
ための収納ボックスを使用したが、荷Wは自転車等を載
せるための各種アタッチメント等であってもよい。
【0069】(6)上記実施例において、アタッチメン
トレール31を左右方向に延在していてもよい。上記実
施例から把握できる請求項以外の技術思想について、以
下にその効果とともに記載する。
【0070】(1)請求項1記載の発明において、枠体
32の上枠部32aには荷取付用の雌ねじからなる取付
孔33が形成されたキャリア装置用アタッチメント支持
装置。このアタッチメント支持装置によれば、取付孔3
3を使用して容易に荷Wを取り付けることができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、このアタッチメント支持装置によれば、操作
手段の操作に基づいて移動手段が駆動されることによ
り、移動可能なストッパが移動して容易にキャリア装置
に対してアタッチメント支持装置の取り付け・取り外し
を行うことができる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、一方のみの
ストッパを移動可能に設けたので、枠体に固定された他
方のストッパを予めキャリア装置に固定して、一方のス
トッパを移動させることによって容易にアタッチメント
支持装置を固定できる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、ネジ部材の
螺合によって容易に移動可能なストッパを移動させるこ
とができる。請求項4記載の発明によれば、各ストッパ
の下面は面一となっているので、確実にストッパの下面
を下にしてアタッチメント支持装置を平面等に載置で
き、例えばアタッチメント支持装置に荷を載置した状態
で、荷置き場に荷ごとアタッチメント支持装置を載置す
ることによって、荷を安定した状態で確実に載置でき
る。請求項5記載の発明によれば、折り畳み可能なキャ
リア装置であっても、アタッチメント支持装置がキャリ
ア装置の折り畳み方向に延在するため、キャリア装置の
無用な折り畳みを回避でき、又、キャリア装置を折り畳
む場合には、アタッチメント支持装置を取り外すことに
より容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の後部に取着された使用位置の自動車
キャリア装置を説明する斜視図。
【図2】 自動車の後部に取着された不使用位置の自動
車用キャリア装置を説明する斜視図。
【図3】 自動車の後部に取着された退避位置の自動車
用キャリア装置を説明する斜視図。
【図4】 使用位置にある自動車用キャリア装置を説明
する斜視図。
【図5】 退避位置にある自動車用キャリア装置を説明
する斜視図。
【図6】 使用位置にある自動車用キャリア装置を説明
する側面図。
【図7】 不使用位置にある自動車用キャリア装置を説
明する側面図。
【図8】 パイプとフロントフレームとの取付状態を示
す部分分解斜視図。
【図9】 (a)は、ゲートロック装置の係合状態を示
す断面図、(b)は、ゲートロック装置の係合が解除さ
れた状態を示す断面図。
【図10】 自動車用キャリア装置の使用位置を示す平
面図。
【図11】 自動車用キャリア装置の不使用位置を示す
平面図。
【図12】 アタッチメントレールを示す断面図。
【図13】 アタッチメントレールを示す背面図。
【図14】 (a)は、荷を取り付けたアタッチメント
レールが荷置き場に置かれた状態を示す正面図、(b)
は、その側面図。
【図15】 自動車後部のリアキャリアに取り付けたサ
イクルアタッチメントを示す斜視図。
【図16】 サイクルアタッチメントをリアキャリアに
取り付ける取付構造を示す断面図。
【図17】 サイクルアタッチメントをリアキャリアに
取り付ける取付構造を示す断面図。
【符号の説明】
2…キャリア装置、11…フロントフレーム、11a…
係合フランジとしての上フランジ、12…リアフレー
ム、12a…係合フランジとしての上フランジ、31…
アタッチメントレール、32…枠体、37…第1ストッ
パとしてのフロントストッパ、37a…基部、37b…
係合部、38…移動手段及びネジ部材としての操作軸、
39…操作手段としてのノブ、42…第2ストッパとし
てのリアストッパ、42a…基部、42b…係合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 洋 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア装置に取着されるとともに、そ
    の上面が荷載置部を構成する枠体と、 前記枠体の一端側に配設され、キャリア装置に係合可能
    な第1ストッパと、 前記枠体の他端側に配設され、キャリア装置に係合可能
    な第2ストッパと、 前記第1ストッパ及び第2ストッパの内、少なくともい
    ずれか一方のストッパを移動させるとともに、キャリア
    装置に係合離脱させる移動手段と、 前記移動手段を操作するための操作手段とを備えたキャ
    リア装置のアタッチメント支持装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、第1ストッパ及び第2
    ストッパの内、いずれか一方のストッパのみを移動させ
    るとともに、他方のストッパは枠体に固定された請求項
    1記載のキャリア装置のアタッチメント支持装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段はネジ部材からなり、移動
    手段に基づいて移動するストッパはネジ部材に螺合さ
    れ、ネジ部材の回転に基づいて移動するようにした請求
    項1又は2記載のキャリア装置のアタッチメント支持装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1ストッパ及び第2ストッパは枠
    体から下方に向かって突出するとともに、各第1及び第
    2ストッパの下面は面一である請求項1〜3記載のキャ
    リア装置のアタッチメント支持装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリア装置を、車両後部に固定さ
    れるフロントフレームと、フロントフレームに対して接
    離可能なリアフレームと、フロント及びリアフレームを
    連結するとともに、折り畳み可能なサイドフレームとか
    ら構成し、 前記枠体を前後方向に延在して前記第1ストッパを前記
    フロントフレームに、前記第2ストッパを前記リアフレ
    ームにそれぞれ係合可能に設けた請求項1記載のキャリ
    ア装置のアタッチメント支持装置。
JP10584095A 1995-04-28 1995-04-28 キャリア装置のアタッチメント支持装置 Pending JPH08295180A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014069578A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Alpine Electronics Inc 車載用電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014069578A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Alpine Electronics Inc 車載用電子機器

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