JPH08295105A - V字型方向性傾斜溝を有する空気入りタイヤ - Google Patents

V字型方向性傾斜溝を有する空気入りタイヤ

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JPH08295105A
JPH08295105A JP7103945A JP10394595A JPH08295105A JP H08295105 A JPH08295105 A JP H08295105A JP 7103945 A JP7103945 A JP 7103945A JP 10394595 A JP10394595 A JP 10394595A JP H08295105 A JPH08295105 A JP H08295105A
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pitch
directional
small
pitches
pneumatic tire
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Masao Nakagawa
雅夫 中川
Ryuichi Sasaki
龍一 佐々木
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0318Tread patterns irregular patterns with particular pitch sequence
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0302Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C2011/0337Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
    • B60C2011/0339Grooves
    • B60C2011/0374Slant grooves, i.e. having an angle of about 5 to 35 degrees to the equatorial plane

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、方向性低傾斜溝と方向性
高傾斜溝とを含むパターンを備えた空気入りタイヤにお
いて、タイヤの外観やタイヤ製造コストに悪影響を及ぼ
すことなく、タイヤ騒音を低減することである。 【構成】 方向性低傾斜溝の周方向間隔である大ピッ
チが方向性高傾斜溝の周方向間隔である小ピッチより大
きく、方向性低傾斜溝は、大ピッチに2種類以上のピッ
チを用いてピッチ・バリエーションを施されて、タイヤ
の周上に10乃至20個のピッチ個数で配列され、、方
向性高傾斜溝は、小ピッチに2種類以上のピッチを用い
てピッチ・バリエーションを施されて、大ピッチ内にそ
れぞれ3乃至6個のピッチ個数で配列され、タイヤ全周
上で、大ピッチの最大ピッチと最小ピッチのピッチ比が
1.05乃至1.4であり、任意の大ピッチ内で、小ピ
ッチの最大ピッチと最小ピッチのピッチ比が1.05乃
至1.6であることを特徴とするトレッド・パターンを
備えた空気入りタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りタイヤに関する
もので、特に、パターン・センターを挟み左右にV字状
に延びる多数の方向性傾斜溝がタイヤ周方向に間隔を置
いて配置されたトレッド・パターンを備えた空気入りタ
イヤに関するもので、さらに特定すれば、タイヤの赤道
線を挟み左右にV字状に延びる多数の方向性傾斜溝がタ
イヤ周方向に間隔を置いて配置され、方向性傾斜溝が周
方向に対して5乃至30度、好ましくは10乃至20度
の比較的小さな傾斜角度で延びる方向性低傾斜溝と周方
向に対して45乃至90度、好ましくは60乃至80度
の比較的大きな傾斜角度で延びる方向性高傾斜溝とより
なり、方向性低傾斜溝の周方向間隔が方向性高傾斜溝の
周方向間隔より大きなトレッド・パターンを備えた空気
入りタイヤに関するものである。
【0002】本明細書において、「方向性傾斜溝」とは
周方向に対して傾斜して延びる溝であって、該溝の傾斜
して延びる部分のタイヤ赤道面に近い側が先に接地し
て、赤道面に遠い側が後に接地するように車両に装着す
る際のタイヤの回転方向が指定されている、いわゆる方
向性トレッド・パターンが形成される溝を意味し、「ピ
ッチ・バリエーション」とは、周波数変調理論などに基
づくタイヤ騒音(パターン・ノイズ)低減の手法であっ
て、パターンを構成する最小単位の模様の周方向長さ
(ピッチ)を2種類以上の長さにして、適切にタイヤ・
トレッドの周上に連続的に配列することによって、1種
類のピッチで配列された場合或る周波数に集中して発生
する大きな音圧レベルのピークを、それより低い音圧レ
ベルの多くの側帯波に分散させて、タイヤ騒音(パター
ン・ノイズ)を低減する手法である。
【0003】
【従来の技術】V字型方向性低傾斜溝とV字型方向性高
傾斜溝とを含むパターンを備えた空気入りタイヤは、走
行時にタイヤから発生される騒音(パターン・ノイズ)
が大きいので、騒音(パターン・ノイズ)を低減するこ
とが強く要請されている。タイヤの騒音(パターン・ノ
イズ)を低減する手法として、従来からピッチ・バリエ
ーションが知られていて、実用化されている。これは、
周波数変調理論などに基づくタイヤ騒音(パターン・ノ
イズ)低減の手法であって、パターンを構成する最小単
位の模様の周方向長さ(ピッチ)を2種類以上の長さに
して、適切にタイヤ・トレッドの周上に連続的に配列す
ることによって、低い音圧レベルの多くの側帯波に分散
させる、タイヤ騒音(パターン・ノイズ)を低減する手
法であり、厳密に言えば、騒音のエネルギーは減少して
いないが、騒音の周波数を広く分散させて、タイヤ騒音
(パターン・ノイズ)を聞き取りにくくする手法であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パターン・センターを
挟み左右にV字状に延びる多数の方向性傾斜溝がタイヤ
周方向に間隔を置いて配置され、この方向性傾斜溝が、
周方向に対して比較的小さな傾斜角度で延びる方向性低
傾斜溝と周方向に対して比較的大きな傾斜角度で延びる
方向性高傾斜溝とよりなり、方向性低傾斜溝の周方向間
隔が方向性高傾斜溝の周方向間隔より大きく、換言すれ
ば、方向性高傾斜溝の本数が方向性低傾斜溝の本数より
多いトレッド・パターンを備えた空気入りタイヤでは、
従来公知のピッチ・バリエーションの手法を用いてタイ
ヤ騒音(パターン・ノイズ)を低減すると、方向性低傾
斜溝がジグザグ状となり外観が悪くなり、また、タイヤ
を加硫するモールドを作成するための彫刻モデル数が極
めて多数となり、タイヤ製造コストが高くなりすぎ、安
易に採用することはできない。すなわち、方向性高傾斜
溝(パターンを構成する最小単位の模様)の周方向間隔
であるピッチ(pn )を2種類のピッチ(p1 、p2 )
または3種類のピッチ(p1 、p2 、p3 )にして、タ
イヤ騒音(パターン・ノイズ)を最も低くなるようにタ
イヤ・トレッドの周上に最適配列すると、方向性低傾斜
溝がジグザグ状となってしまう。
【0005】本発明の目的は、上記のような従来技術の
不具合を解消して、方向性低傾斜溝と方向性高傾斜溝と
を含むパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、タイ
ヤの外観やタイヤ製造コストに悪影響を及ぼすことな
く、タイヤ騒音を低減することである。なお、パターン
がトレッドに形成されていないスムーズ・タイヤからも
走行時に騒音が発生することからも分かるように、タイ
ヤの騒音にはパターン・ノイズ以外の騒音もあるが、本
発明が目的とするタイヤ騒音低減とはパターン・ノイズ
低減を意味する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の空気入りタイヤは、パターン・センター
を挟み左右にV字状に延びる多数の方向性傾斜溝がタイ
ヤ周方向に間隔を置いて配置されたトレッド・パターン
を備えた空気入りタイヤにおいて、(1)該方向性傾斜
溝は、周方向に対して比較的小さな傾斜角度で延びる方
向性低傾斜溝と周方向に対して比較的大きな傾斜角度で
延びる方向性高傾斜溝とよりなり、(2)該方向性低傾
斜溝の周方向間隔である大ピッチ(P)が該方向性高傾
斜溝の周方向間隔である小ピッチ(p)より大きく、
(3)該方向性低傾斜溝は、大ピッチ(P)に2種類以
上のピッチ(Pn )を用いてピッチ・バリエーションを
施されて、タイヤの周上に10乃至20個、好ましくは
12乃至15個のピッチ個数で配列され、(4)該方向
性高傾斜溝は、小ピッチ(p)に2種類以上のピッチ
(pn )を用いてピッチ・バリエーションを施されて、
大ピッチ(Pn )内にそれぞれ3乃至6個、好ましくは
4乃至5個のピッチ個数で配列され、(5)タイヤ全周
上で、大ピッチ(Pn )の最大ピッチ(Pmax )と最小
ピッチ(Pmin )のピッチ比(Pmax /Pmin )が1.
05乃至1.4であり、(6)任意の大ピッチ(Pn )
内で、小ピッチ(pn )の最大ピッチ(pmax )と最小
ピッチ(pmin )のピッチ比(pmax /pmin )が1.
05乃至1.6であることを特徴とするトレッド・パタ
ーンを備えた空気入りタイヤである。
【0007】上記目的を達成するために、本発明の空気
入りタイヤは、タイヤ全周上で、小ピッチ(pn )の最
大ピッチ(pmax )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比
(pmax /pmin )が1.2乃至2.2であることが好
ましい。上記の目的を達成するために、本発明の空気入
りタイヤは、タイヤ全周上で、隣接する任意の小ピッチ
(p)のピッチ比が1.4以下であることが好ましい。
【0008】上記の目的を達成するために、本発明の空
気入りタイヤは、それぞれの大ピッチ(Pn )内に配列
された小ピッチ(p)のピッチ・バリエーション配列
が、1乃至5種類の配列種類から選定されていることが
好ましい。
【0009】上記の目的を達成するために、本発明の空
気入りタイヤは、方向性低傾斜溝の傾斜角度が5乃至3
0度で、方向性高傾斜溝の傾斜角度が45乃至90度で
あることが好ましい。また、方向性低傾斜溝の傾斜角度
が10乃至20度で、方向性高傾斜溝の傾斜角度が60
乃至80度であることがさらに好ましい。
【0010】
【作用】本発明の空気入りタイヤは、上述のように、方
向性低傾斜溝は大ピッチ(P)に2種類以上のピッチ
(Pn )を用いてピッチ・バリエーションを施されて、
タイヤの周上に10乃至20個、好ましくは12乃至1
5個のピッチ個数で配列されていて、タイヤ全周上で大
ピッチ(Pn )の最大ピッチ(Pmax )と最小ピッチ
(Pmin )のピッチ比(Pmax /Pmin )が1.05乃
至1.4であるので、方向性低傾斜溝の大ピッチ(P)
から発生する低周波域の1次ピークを分散または抑制す
ることができる。
【0011】本発明の空気入りタイヤでは、上記のよう
に方向性高傾斜溝は小ピッチ(p)に2種類以上のピッ
チ(pn )を用いてピッチ・バリエーションを施され
て、大ピッチ(Pn )内にそれぞれ3乃至6個、好まし
くは4乃至5個のピッチ個数で配列されていて、任意の
大ピッチ(Pn )内で、小ピッチ(pn )の最大ピッチ
(pmax )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比(pmax
/pmin )が1.05乃至1.6であり、大ピッチ
(P)は上述のように既にピッチ・バリエーションが施
されているので、タイヤ全周上で小ピッチ(p)につい
てもピッチ・バリエーションが施されていることにな
る、その結果、方向性高傾斜溝の小ピッチ(p)から発
生する高周波域の1次ピークを分散または抑制すること
ができる。
【0012】本発明の空気入りタイヤでは、上記のよう
に方向性高傾斜溝は小ピッチ(p)に2種類以上のピッ
チ(pn )を用いてピッチ・バリエーションを施され
て、大ピッチ(Pn )内に配列されているので、方向性
低傾斜溝が極端にジグザグ状とはならず、外観上の問題
は容易に解消される。
【0013】本発明の空気入りタイヤでは、方向性低傾
斜溝は大ピッチ(P)に2種類以上のピッチ(Pn )を
用いてピッチ・バリエーションを施されて、タイヤの周
上に10乃至20個、好ましくは12乃至15個のピッ
チ個数で配列されているが、このピッチ個数が少なすぎ
ると、低周波成分の騒音が目立ってしまう。このピッチ
個数が多すぎると、方向性傾斜溝によって形成されるブ
ロックが小さくなり、ブロック剛性が不足し、ドライ路
面上での操縦安定性が低下する。本発明の空気入りタイ
ヤでは、上記のように方向性高傾斜溝は小ピッチ(p)
に2種類以上のピッチ(pn )を用いてピッチ・バリエ
ーションを施されて、それぞれの大ピッチ(Pn )内に
3乃至6個、好ましくは4乃至5個のピッチ個数で配列
されているが、このピッチ個数が少なすぎると、大ピッ
チ(P)が短くなり、ブロックが小さくなり、ブロック
剛性が不足し、ドライ路面上での操縦安定性が低下す
る。このピッチ個数が多すぎると大ピッチ(P)が長く
なり、ピッチ個数が少なすぎて、低周波成分の騒音が目
立ってしまう。
【0014】本発明の空気入りタイヤでは、それぞれの
大ピッチ(Pn )内に配列された小ピッチ(p)のピッ
チ・バリエーション配列が、1乃至5種類の配列種類か
ら選定されていることが好ましい。一般的に言えば、ピ
ッチ・バリエーション配列の種類が多いほど、タイヤ騒
音低減のための設計の自由度が増えるが、タイヤを加硫
するモールドを作成するための彫刻モデル数が極めて多
数となり、タイヤ製造コストが高くなる。仮に、小ピッ
チ(p)に3種類のピッチを用いて、それぞれの大ピッ
チ(Pn )内に5個の小ピッチ(pn )を配列すると、
140弱の種類のピッチ・バリエーション配列が存在す
るが、タイヤ騒音低減のための設計の自由度という観点
からは5個で充分であって、それ以上にしても低騒音の
タイヤが得られるものではなく、上記コストが増加する
だけである。本発明の空気入りタイヤの製造に使用され
るタイヤ加硫用モールドは、大ピッチ(Pn )単位で作
成されたプラスター・モデルを用いて製造することが可
能であり、従来のように小ピッチ(pn )単位でプラス
ター・モデルを作成する必要がないので、タイヤ加硫用
モールド製造コストを大幅に低下することができる。
【0015】本発明の空気入りタイヤは、タイヤ全周上
で、大ピッチ(Pn )の最大ピッチ(Pmax )と最小ピ
ッチ(Pmin )のピッチ比(Pmax /Pmin )が1.0
5乃至1.4であり、かつ任意の大ピッチ(Pn )内で
小ピッチ(pn )の最大ピッチ(pmax )と最小ピッチ
(pmin )のピッチ比(pmax /pmin )が1.05乃
至1.6であるが、いずれのピッチ比(Pmax /Pmin
、pmax /pmin )も上記の値より小さくなるとピッ
チ・バリエーションの基本的な効果がなくなり、騒音が
分散されない。また、上記の値より大きくなると最大ピ
ッチと最小ピッチの差が大きくなりすぎて、ブロック剛
性の不均一によって偏摩耗が発生しやすくなる。
【0016】本発明の空気入りタイヤでは、方向性低傾
斜溝の傾斜角度が5乃至30度であることが好ましく、
10乃至20度であることがさらに好ましい。この角度
が小さすぎると、方向性低傾斜溝の間に形成されるブロ
ックが小さくなり、ブロック剛性が不足しドライ路面上
での操縦安定性が低下する。そこで、ブロック剛性を高
めるためにブロックを大きくするには、大ピッチ(P)
を大きな値にしなければならず、そうすると大ピッチ
(P)の個数を減少させなければならず、ピッチ個数が
少なすぎて、低周波成分の騒音が目立ってしまう。この
角度が大きすぎると、方向性低傾斜溝による濡れた路面
上での排水性能が低下し、ハイドロプレーニング現象を
防止または抑制する機能が低減する。さらに、方向性低
傾斜溝と方向性高傾斜溝との交差角度が小さくなって、
ブロック剛性が不足しドライ路面上での操縦安定性が低
下するとともに偏摩耗が発生しやすくなる。
【0017】本発明の空気入りタイヤでは、方向性高傾
斜溝の傾斜角度が45乃至90度であることが好まし
く、60乃至80度であることがさらに好ましい。この
角度が小さすぎると、方向性低傾斜溝と方向性高傾斜溝
との交差角度が小さくなって、ブロック剛性が不足しド
ライ路面上での操縦安定性が低下するとともに偏摩耗が
発生しやすくなる。また、方向性低傾斜溝と方向性高傾
斜溝との間に形成されるブロックが小さくなり、ブロッ
ク剛性が不足しドライ路面上での操縦安定性が低下す
る。この角度が大きすぎると、トレッドの接地形状の踏
み込み端部が方向性高傾斜溝の踏み込み隅部と一致し
て、騒音が大きくなる。
【0018】
【実施例】本発明に従う実施例について図面を参照して
説明すると、図1は本発明に従う乗用車用空気入りタイ
ヤの実施例1乃至7のトレッド・パターンであって、タ
イヤ・サイズは225/50R16である。図1に示す
本発明による実施例1乃至7のタイヤは、パターン・セ
ンターがタイヤの赤道線(E)上にあり、タイヤ赤道線
(E)を挟み左右にV字状に延びる多数の方向性傾斜溝
(1、2)がタイヤ周方向に間隔を置いて配置されたト
レッド・パターンを備えている。方向性傾斜溝(1、
2)は、周方向に対して比較的小さな傾斜角度で延びる
方向性低傾斜溝(1)と周方向に対して比較的大きな傾
斜角度で延びる方向性高傾斜溝(2)とよりなり、方向
性低傾斜溝(1)の傾斜角度が約18度で、方向性高傾
斜溝の傾斜角度が約65度である。方向性低傾斜溝
(1)の周方向間隔である大ピッチ(P)が該方向性高
傾斜溝(2)の周方向間隔である小ピッチ(p)よりお
よそ5倍大きい。
【0019】本発明による実施例1のタイヤは、方向性
低傾斜溝(1)が、大ピッチ(P)に2種類のピッチ
(P1 、P2 )を用いてピッチ・バリエーションを施さ
れて、タイヤの周上に12個のピッチ個数で配列されて
いる。P1 とP2 の平均値を10とすると、P1 =9.
5でP2 =10.5である。換言すれば、タイヤの周長
をLとすると、P1 =0.95L/12で、P2 =1.
05L/12である。方向性高傾斜溝(2)は、小ピッ
チ(p)に3種類のピッチ(p1 、p2 、p3 )を用い
てピッチ・バリエーションを施されて、大ピッチ(P1
、P2 )内にそれぞれ5個のピッチ個数で配列されて
いて、したがって、タイヤの周上に12×5=60個の
小ピッチ(p)が配列されている。それぞれの大ピッチ
(P1 、P2 )内でp1 、p2 およびp3 の平均値を1
0とすると、p1 =8.5、p2=10、p3 =11.
5である。タイヤ全周上で、大ピッチ(P1 、P2 )の
最大ピッチ(Pmax =P2 )と最小ピッチ(Pmin =P
1 )のピッチ比(Pmax /Pmin )=(P2 /P1 )が
10.5/9.5=1.11である。任意の一つの大ピ
ッチ(P1 、P2 )内で、小ピッチ(p1 、p2 、p3
)の最大ピッチ(pmax =p3 )と最小ピッチ(pmin
=p1 )のピッチ比(pmax/pmin )=(p3 /p1
)が11.5/8.5=1.35である。タイヤ全周
上で、小ピッチ(p1 、p2 、p3 )の最大ピッチ(p
max )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比(pmax /p
min )は、11.5(10.5/10)/8.5(9.
5/10)=1.50である。
【0020】実施例1のタイヤのピッチ・バリエーショ
ンを以下具体的に説明する。上記のように、方向性低傾
斜溝(1)は2種類のピッチ(P1 、P2 )を用いて、
タイヤの周上にそれぞれ6個、合計12個のピッチ個数
で配列されていて、そのタイヤ周上でのピッチ・バリエ
ーション配列は P2 +P1 +P2 +P2 +P1 +P2 +P1 +P1 +P
2 +P1 +P2 +P1 となっている。一方、方向性高傾斜溝(2)は3種類の
ピッチ(p1 、p2 、p3 )を用いて大ピッチ(P1 、
P2 )内にそれぞれ5個のピッチ個数で配列されてい
て、そのピッチ・バリエーション配列はA、B、Cおよ
びDの4種類あり、それぞれ A:p1 +p2 +p2 +p2 +p3 B:p3 +p2 +p2 +p2 +p1 C:p1 +p1 +p2 +p3 +p3 D:p3 +p3 +p2 +p1 +p1 となっている。大ピッチ(P1 、P2 )の配列と小ピッ
チ(p1 、p2 、p3 )の配列とを組み合わせたタイヤ
周上でのピッチ・バリエーション配列は P2 (A)+P1 (B)+P2 (C)+P2 (A)+P
1 (D)+P2 (C)+P1 (D)+P1 (D)+P2
(A)+P1 (D)+P2 (C)+P1 (D) となっている。上記の配列から分かるように、AとCは
P2 とだけ組み合わせられていて、BとDはP1 とだけ
組み合わせられている。また、Bは1個、AとCは3
個、Dは5個使用されている。さらに、それぞれの大ピ
ッチ(P)内では小ピッチ(p)は3種類であるが、大
ピッチの配列と小ピッチの配列とを組み合わせた結果、
タイヤ周上での小ピッチ(p)の種類は6種類となって
いる。大ピッチ(P)内での小ピッチ(p)についても
う少し詳しく説明すると、大ピッチP1 内では、小ピッ
チ(p1 、p2 、p3 )は、 p1 :p2 :p3 =(8.5:10:11.5)9.5/10 =8.1:9.5:10.9 大ピッチP2 内では、小ピッチ(p1 、p2 、p3 )は p1 :p2 :p3 =(8.5:10:11.5)10.5/10 =8.9:10.5:12.1 である。したがって、タイヤ周上での小ピッチ(p)の
種類は小さいほうから並べ換えると、8.1、8.9、
9.5、10.5、10.9、12.1の6種類となっ
ている。6種類の小ピッチ(p)のうち、最大のもの
(P2 内におけるp3 )と最小のもの(P1 内における
p1 )との比率は12.1/8.1=1.49である
が、前述のような組み合わせで大ピッチ(P1 、P2 )
と大ピッチ内での小ピッチのピッチ・バリエーション配
列の種類(A、B、C、D)が組合わされて配列された
結果、小ピッチ(p)のうち最大のもの(P2 内におけ
るp3 )と最小のもの(P1 内におけるp1 )とは隣接
していない。隣接する任意の小ピッチ(p)のピッチ比
が最大となるのは、「‥‥+P2 (C)+P2 (A)+
‥‥」の個所でP2 内におけるp3 とP2 内におけるp
1 が隣接しているピッチ比であり、その値は12.1/
8.9=1.36である。
【0021】実施例2の空気入りタイヤは、タイヤ周上
でのピッチ・バリエーション配列が下記のようになって
いることを除いて実施例1のタイヤと同じである。実施
例2の空気入りタイヤのピッチ・バリエーションを以下
具体的に説明する。方向性低傾斜溝(1)は2種類のピ
ッチ(P1 、P2 )のタイヤ周上でのピッチ・バリエー
ション配列は P1 +P2 +P1 +P1 +P2 +P1 +P2 +P2 +P
1 +P2 +P1 +P2 となっている。一方、方向性高傾斜溝(2)は3種類の
ピッチ(p1 、p2 、p3 )を用いて大ピッチ(P1 、
P2 )内にそれぞれ5個のピッチ個数で配列されてい
て、そのピッチ・バリエーション配列はA、B、Cおよ
びDの4種類であることは実施例1のタイヤと同じであ
る。大ピッチ(P1 、P2 )の配列と小ピッチ(p1 、
p2 、p3 )の配列とを組み合わせたタイヤ周上でのピ
ッチ・バリエーション配列は P1 (A)+P2 (B)+P1 (C)+P1 (A)+P
2 (D)+P1 (C)+P2 (D)+P2 (D)+P1
(A)+P2 (D)+P1 (C)+P2 (D) となっている。
【0022】実施例3の空気入りタイヤでは、方向性低
傾斜溝(1)が、大ピッチ(P)に3種類のピッチ(P
1 、P2 、P3 )を用いてピッチ・バリエーションを施
されて、タイヤの周上に12個のピッチ個数で配列され
ている。P1 、P2 とP3 の平均値を10とすると、P
1 =8.5でP2 =10でP3 =11.5である。換言
すれば、タイヤの周長をLとすると、P1 =0.85L
/12で、P2 =L/12で、P3 =1.15L/12
である。タイヤ全周上で、大ピッチ(P)の最大ピッチ
(Pmax =P3 )と最小ピッチ(Pmin =P1 )のピッ
チ比(Pmax /Pmin )=(P3 /P1 )が11.5/
8.5=1.35である。方向性高傾斜溝(2)は、そ
れぞれの大ピッチ(P1 、P2 、P3 )内で、小ピッチ
(p)に3種類のピッチ(p1 、p2 、p3 )を用いて
ピッチ・バリエーションを施されて、大ピッチ(P1 、
P2 、P3 )内にそれぞれ5個のピッチ個数で配列され
ていて、したがって、タイヤの周上に12×5=60個
の小ピッチ(p)が配列されている。それぞれの大ピッ
チ(P1 、P2 、P3 )内でp1 、p2 およびp3 の平
均値を10とすると、p1 =8.5、p2 =10、p3
=11.5である。任意の一つの大ピッチ(P)内で、
小ピッチ(p)の最大ピッチ(pmax =p3 )と最小ピ
ッチ(pmin =p1 )のピッチ比(pmax /pmin )=
(p3 /p1 )が11.5/8.5=1.35である。
タイヤ全周上で、小ピッチ(p1 、p2 、p3 )の最大
ピッチ(pmax )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比
(pmax /pmin )は、11.5(11.5/10)/
8.5(8.5/10)=1.83である。上記のよう
に、方向性低傾斜溝(1)は3種類のピッチ(P1 、P
2 、P3 )を用いて12個のピッチ個数で配列されてい
て、そのタイヤ周上でのピッチ・バリエーション配列は P1 +P2 +P3 +P2 +P1 +P2 +P3 +P2 +P
1 +P2 +P3 +P2 となっている。一方、方向性高傾斜溝(2)は3種類の
ピッチ(p1 、p2 、p3 )を用いて大ピッチ(P1 、
P2 )内にそれぞれ5個のピッチ個数で配列されてい
て、そのピッチ・バリエーション配列は p1 +p2 +p3 +p2 +p1 となっている。大ピッチ(P)内での小ピッチ(p)に
ついてもう少し詳しく説明すると、大ピッチP1 内で
は、小ピッチ(p1 、p2 、p3 )は、 p1 :p2 :p3 =(8.5:10:11.5)8.5/10 =7.2:8.5:9.8 大ピッチP2 内では、小ピッチ(p1 、p2 、p3 )
は、 p1 :p2 :p3 =(8.5:10:11.5)10/10 =8.5:10:11.5 大ピッチP3 内では、小ピッチ(p1 、p2 、p3 )
は、 p1 :p2 :p3 =(8.5:10:11.5)11.5/10 =9.8:11.5:13.2 である。単純計算では、3×3=9種類小ピッチ(p)
が形成されることになるが、重複ピッチを除くと、タイ
ヤ周上での小ピッチ(p)の種類は小さいほうから並べ
換えると、7.2、8.5、9.8、10、11.5、
13.2の6種類となっている。隣接する任意の小ピッ
チ(p)のピッチ比の最大値は1.18である。
【0023】実施例4の空気入りタイヤは、大ピッチ
(P1 、P2 、P3 )が、P1 、P2およびP3 の平均
値を10とすると、P1 =9、P2 =10、P3 =11
であること、これに伴って、小ピッチ(pn )の値が異
なり、タイヤ全周上で、小ピッチ(pn )の最大ピッチ
(pmax )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比(pmax
/pmin )が1.65であることを除いて、実施例3の
空気入りタイヤと同じである。
【0024】実施例5の空気入りタイヤは、大ピッチ
(P1 、P2 、P3 )が、P1 、P2およびP3 の平均
値を10とすると、P1 =9.5、P2 =10、P3 =
11.5であること、これに伴って小ピッチ(pn )の
値が異なり、タイヤ全周上で小ピッチ(pn )の最大ピ
ッチ(pmax )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比(p
max /pmin )が1.49であることを除いて、実施例
3の空気入りタイヤと同じである。
【0025】実施例6の空気入りタイヤは、小ピッチ
(p1 、p2 、p3 )が、それぞれの大ピッチ(P1 、
P2 、P3 )内でp1 、p2 およびp3 の平均値を10
とすると、p1 =9、p2 =10、p3 =11であるこ
と、これに伴って小ピッチ(pn )の値が異なり、タイ
ヤ全周上で小ピッチ(pn )の最大ピッチ(pmax )と
最小ピッチ(pmin )のピッチ比(pmax /pmin )が
1.65であることを除いて、実施例3の空気入りタイ
ヤと同じである。
【0026】実施例7の空気入りタイヤは、小ピッチ
(p1 、p2 、p3 )が、それぞれの大ピッチ(P1 、
P2 、P3 )内でp1 、p2 およびp3 の平均値を10
とするとp1 =9.5、p2 =10、p3 =10.5で
あること、これに伴って小ピッチ(pn )の値が異なっ
て、タイヤ全周上で小ピッチ(pn )の最大ピッチ(p
max )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比(pmax /p
min )が1.49であることを除いて、実施例6の空気
入りタイヤと同じである。
【0027】従来例の空気入りタイヤは、大ピッチ(P
1 、P2 )が、P1 =P2 であることを除き、実施例1
の空気入りタイヤと同じである。従来例の空気入りタイ
ヤは、小ピッチ(p)だけでピッチバリエーションを施
している。大ピッチ(P)はすべて同じ長さであるか
ら、方向性低傾斜溝(1)の直線性は維持されている。
【0028】上記本発明に従う実施例1乃至7の空気入
りタイヤおよび上記従来例の空気入りタイヤについて、
自動車規格タイヤ騒音試験方法JASOC606に基づ
いてタイヤ騒音の評価試験を実施した。テスト条件は、
使用リム8J×16、タイヤ内圧3.1kgf/cm2
で、荷重500kgf、速度60km/hである。測定
項目は、530Hz近傍での小ピッチ(p)総数の1次
ピークおよび全周波数帯での騒音(音圧レベル)であ
る。評価結果のまとめを表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】表1に示す結果から、本発明に基づく実
施例の空気入りタイヤは従来例の空気入りタイヤと比べ
て、タイヤ騒音が極めて低減されていることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気入りタイヤのトレッド・パタ
ーン図である。
【符号の説明】
E トレッド赤道線 P 大ピッチ p 小ピッチ 1 方向性低傾斜溝 2 方向性高傾斜溝

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン・センターを挟み左右にV字状
    に延びる多数の方向性傾斜溝がタイヤ周方向に間隔を置
    いて配置されたトレッド・パターンを備えた空気入りタ
    イヤおいて、(1)該方向性傾斜溝は、周方向に対して
    比較的小さな傾斜角度で延びる方向性低傾斜溝と周方向
    に対して比較的大きな傾斜角度で延びる方向性高傾斜溝
    とよりなり、(2)該方向性低傾斜溝の周方向間隔であ
    る大ピッチ(P)が該方向性高傾斜溝の周方向間隔であ
    る小ピッチ(p)より大きく、(3)該方向性低傾斜溝
    は、大ピッチ(P)に2種類以上のピッチ(Pn )を用
    いてピッチ・バリエーションを施されて、タイヤの周上
    に10乃至20個のピッチ個数で配列され、(4)該方
    向性高傾斜溝は、小ピッチ(p)に2種類以上のピッチ
    (pn )を用いてピッチ・バリエーションを施されて、
    大ピッチ(Pn )内にそれぞれ3乃至6個のピッチ個数
    で配列され、(5)タイヤ全周上で、大ピッチ(Pn )
    の最大ピッチ(Pmax )と最小ピッチ(Pmin )のピッ
    チ比(Pmax /Pmin )が1.05乃至1.4であり、
    (6)任意の大ピッチ(Pn )内で、小ピッチ(pn )
    の最大ピッチ(pmax )と最小ピッチ(pmin )のピッ
    チ比(pmax /pmin )が1.05乃至1.6であるこ
    とを特徴とするトレッド・パターンを備えた空気入りタ
    イヤ。
  2. 【請求項2】 タイヤ全周上で、小ピッチ(pn )の最
    大ピッチ(pmax )と最小ピッチ(pmin )のピッチ比
    (pmax /pmin )が1.2乃至2.2であることを特
    徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 タイヤ全周上で、隣接する任意の小ピッ
    チ(p)のピッチ比が1.4以下であることを特徴とす
    る請求項1乃至2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 それぞれの大ピッチ(Pn )内に配列さ
    れた小ピッチ(p)のピッチ・バリエーション配列が同
    じであることを特徴とする請求項1乃至3記載の空気入
    りタイヤ。
  5. 【請求項5】 それぞれの大ピッチ(Pn )内に配列さ
    れた小ピッチ(p)のピッチ・バリエーション配列が、
    互いに異なる2乃至5種類の配列種類から選定されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3記載の空気入りタイ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 該方向性低傾斜溝の傾斜角度が5乃至3
    0度であることを特徴とする請求項1乃至5記載の空気
    入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 該方向性高傾斜溝の傾斜角度が45乃至
    90度であることを特徴とする請求項1乃至6記載の空
    気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 該方向性低傾斜溝の傾斜角度が10乃至
    20度であることを特徴とする請求項1乃至7記載の空
    気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】 該方向性高傾斜溝の傾斜角度が60乃至
    80度であることを特徴とする請求項1乃至8記載の空
    気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】 該方向性低傾斜溝がタイヤの周上に1
    2乃至15個のピッチ個数で配列されていることを特徴
    とする請求項1乃至9記載の空気入りタイヤ。
  11. 【請求項11】 該方向性高傾斜溝が大ピッチ(Pn )
    内にそれぞれ4乃至5個のピッチ個数で配列されされて
    いることを特徴とする請求項1乃至10記載の空気入り
    タイヤ。
  12. 【請求項12】 大ピッチ(Pn )単位で作成されたプ
    ラスター・モデルを用いてタイヤ加硫用モールドのセグ
    メントを製造することを特徴とする請求項1乃至11記
    載の空気入りタイヤを製造する方法。
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