JPH08293461A - 照明装置および該装置を備えた投影露光装置 - Google Patents

照明装置および該装置を備えた投影露光装置

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JPH08293461A
JPH08293461A JP7120862A JP12086295A JPH08293461A JP H08293461 A JPH08293461 A JP H08293461A JP 7120862 A JP7120862 A JP 7120862A JP 12086295 A JP12086295 A JP 12086295A JP H08293461 A JPH08293461 A JP H08293461A
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light beam
parallel
light
optical axis
flux
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JP7120862A
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Osamu Tanitsu
修 谷津
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
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    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光源位置の微調整なしに、照明光束の傾きや
位置ずれを高精度に補正できる照明装置を提供する。 【構成】 光源1から出た矩形状の平行光束がミラー2
で反射後、設計光軸AXに平行になるよう光軸に対する
傾きを検出し、ミラーの直交面内でそれぞれ回転駆動に
より光束の傾きを補正する。次に反射光束が直交面内で
それぞれ回転駆動する平行平面板3に入射すると、光束
は光軸AXに対し平行移動して位置ずれが補正される。
その後シリンダエクスパンダ4に入射した光束は紙面内
で拡大され、ほヾ正方形の断面をもつ光束に整形され、
ハーフミラー5による反射光は第2ハーフミラー6に入
射し、その反射光は集光レンズ8により4分割センサ9
上に結像する。センサ9の対角領域の差分身号をとれば
光束の傾きを検出でき、その出力は制御系11に入力さ
れる。また透過光は他の4分割センサ7に結像し光束の
位置ずれを検出でき、出力も制御系に入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置および該装置を
備えた投影露光装置に関し、特にエキシマレーザーを光
源とする投影露光装置における照明光束の傾きと位置ず
れとのうち少なくとも一方の補正に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開昭61−244028号公
報に開示されているように、従来の投影露光装置の照明
光学系では、光源位置の微調整を行うことにより、設計
光軸に対する傾きおよび位置ずれの少ない照明光を得る
方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
は、たとえば水銀ランプのような小さな発光装置に対し
ては有効である。しかしながら、たとえば最近の投影露
光装置に用いられるエキシマレーザー光源のように巨大
な発光装置では、その位置を微調整することが困難であ
る。したがって、エキシマレーザー光源のように巨大な
発光装置を有する照明光学系に対して、特開昭61−2
44028号公報に開示の従来技術を応用することは適
当ではない。
【0004】なお、エキシマレーザーからの射出光束
は、縦横比が大きく異なる矩形状の断面を有する。した
がって、4分割センサーのような光検出手段にエキシマ
レーザーからの矩形状光束をそのまま入射させると、縦
方向における光束径と横方向における光束径との違いに
起因して、縦方向における検出精度と横方向における検
出精度とで違いが発生してしまう。
【0005】具体的には、エキシマレーザーからの射出
光束の設計光軸に対する角度すなわち傾きを検出する場
合、集光レンズを介して光束を集光し、4分割センサー
上にスポットを形成する。上述したように、エキシマレ
ーザーからの射出光束は縦横比が大きく異なる矩形状光
束であるから、4分割センサー上において円形ではなく
偏平な楕円形のスポットが形成される。その結果、縦方
向と横方向とでは検出精度が大きく異なってしまう。
【0006】一方、エキシマレーザーからの射出光束の
設計光軸に対する変位すなわち位置ずれを検出する場
合、光束を集光することなく平行光束のまま4分割セン
サーに入射させる。したがって、4分割センサー上にお
いて、縦横比が大きく異なる矩形状の光束を受光するこ
とになる。その結果、縦方向と横方向とでは検出精度が
大きく異なってしまう。
【0007】特に、マスクおよび感光基板を投影光学系
に対してそれぞれ走査しながら露光を行う、いわゆるス
キャン式投影露光装置では、投影露光装置の振動に起因
して露光中においてもオプティカルインテグレータに入
射する光束の傾きや位置ずれが発生する。その結果、露
光光量が変化したり照度むらが発生して、安定した露光
を行うことができなくなってしまう。
【0008】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、光源を位置を微調整することなく、照明光束
の傾きと位置ずれとのうち少なくとも一方を高精度に補
正することのできる照明装置を提供することを目的とす
る。また、オプティカルインテグレータに入射する照明
光束の傾きや位置ずれを高精度に補正することによって
安定した露光を行うことのできる投影露光装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1発明においては、平行光束を供給するための光
供給手段と、前記光供給手段からの平行光束をほぼ正方
形またはほぼ円形の断面を有する平行光束に整形するた
めの光束整形手段と、前記ほぼ正方形またはほぼ円形の
断面を有する平行光束に基づいて、前記光供給手段から
の平行光束の所定の光軸に対する位置ずれを検出するた
めの位置ずれ検出手段と、前記位置ずれを補正するため
に、前記位置ずれ検出手段の出力に基づき前記平行光束
を前記所定の光に対して平行移動させるための光束平行
移動手段と、を備えていることを特徴とする照明装置を
提供する。
【0010】また、前記課題を解決するために、第2発
明においては、平行光束を供給するための光供給手段
と、前記光供給手段からの平行光束をほぼ正方形または
ほぼ円形の断面を有する平行光束に整形するための光束
整形手段と、前記ほぼ正方形およびほぼ円形の断面を有
する平行光束に基づいて、前記光供給手段からの平行光
束の所定光軸に対する傾きを検出するための傾き検出手
段と、前記傾きを補正するために、前記傾き検出手段の
出力に基づき前記平行光束の前記所定光軸に対する角度
を調整するための光束角度調整手段と、を備えているこ
とを特徴とする照明装置を提供する。
【0011】本発明の好ましい態様によれば、前記第2
発明の基本構成において、前記ほぼ正方形およびほぼ円
形の断面を有する平行光束に基づいて、前記光供給手段
からの平行光束の前記所定光軸に対する位置ずれを検出
するための位置ずれ検出手段と、前記位置ずれを補正す
るために、前記位置ずれ検出手段の出力に基づき前記平
行光束を前記所定光軸に対して平行移動させるための光
束平行移動手段と、をさらに備えている。
【0012】また、本発明の別の局面によれば、上述の
ような本発明の照明装置と、前記照明装置からの平行光
束をオプティカルインテグレーターを介して所定のパタ
ーンが形成されたマスクに照射するための露光照明光学
系と、前記マスクからのパターン像を感光基板上に形成
するための投影光学系と、を備えていることを特徴とす
る投影露光装置を提供する。
【0013】
【作用】図3は、光束の傾きを検出する原理について説
明する図である。図3に示すように、たとえばエキシマ
レーザーからの平行光束は、設計光軸AXに対する光束
の角度を変化させるためのミラー2に入射する。ミラー
2が図中実線で示すように配置されている場合、ミラー
2で反射された光束は設計光軸AXに沿って集光レンズ
8に入射する。そして、集光レンズ8の焦点位置に位置
決めされた4分割センサー9上には、その中心領域にお
いて光軸AXを中心としたスポットが形成される。
【0014】一方、ミラー2が図3の紙面内において角
度θ1 だけ回転して図中破線で示す位置に回転移動する
と、ミラー2で反射された光束は、設計光軸AXに対し
て角度2θ1 だけ傾いた状態で集光レンズ8に入射す
る。そして、4分割センサー9上には、その中心(すな
わち光軸AX)から距離yだけ間隔を隔てた位置にスポ
ットが形成される。
【0015】距離yは、次の式(1)で表される。 y=f1 ・ tan2θ1 (1) ここで、 f1 :集光レンズ8の焦点距離 こうして、4分割センサー9の4つの受光部に入射する
光の和信号や差信号をに基づいて、4分割センサー9上
におけるスポットの位置(すなわち中心からの距離y)
を、ひいては設計光軸AXに対する光束の傾き2θ1
検出することができる。
【0016】図4は、本発明における光束の傾き検出手
段の作用について説明する図である。図4において、
(a)および(b)は光軸AXを含む2つの直交面にお
ける構成をそれぞれ示している。また、(c)は4分割
センサー9の各受光部の構成および形成されたスポット
の様子を示している。図4(a)および(b)に示すよ
うに、たとえばエキシマレーザーからの射出光束は、縦
横比が大きく異なる矩形状の断面を有する。そこで、本
発明では、一対のシリンドリカルレンズ40aおよび4
0bからなるシリンダーエキスパンダー40を介して、
エキシマレーザーからの光束をほぼ正方形断面を有する
光束に整形する。
【0017】ほぼ正方形に整形された光束は、集光レン
ズ8を介して、4分割センサー9上に結像する。そし
て、図4(c)に示すように、4つの受光部9A〜9D
を有する4分割センサー9上には、スポット91が形成
される。上述したように、シリンダーエキスパンダー4
0によって光束がほぼ正方形に整形されているので、4
分割センサー9上において形成されるスポット91はほ
ぼ円形となる。
【0018】4分割センサー9では、各受光部9A〜9
Dからの信号9a〜9dに基づいて、9a−9c、9b
−9dおよび9a+9b+9c+9dの信号を演算す
る。上述したように、光束の中心軸線が設計光軸AXと
一致している場合に、4分割センサー9の中心にスポッ
ト91が形成されるように構成されている。したがっ
て、9a−9c=0、9b−9d=0および9a+9b
+9c+9d≠0となるように、ミラー2の角度を調整
することにより、光束の中心軸線の光軸AXに対する角
度を適宜変化させて、光束の傾きを補正することができ
る。
【0019】なお、この場合の具体的な演算の一例を示
すと、図4におけるX方向(図中水平方向)の変位量Δ
XおよびY方向(図中鉛直方向)の変位量ΔYは、それ
ぞれ以下のようになる。
【数1】ΔX=〔(9d+9c)−(9a+9b)〕/
(9a+9b+9d+9c) ΔY=〔(9a+9d)−(9b+9c)〕/(9a+
9b+9d+9c) 従って、各変位量(ΔX、ΔY)が共に零となるように
ミラー2の角度を調整することにより、光束の傾きを補
正することができる。このように、本発明では、ほぼ正
方形に整形された光束に基づいて光束の傾きを検出する
ので、4分割センサーの縦方向と横方向とで精度が異な
ることなく、高精度な傾き検出ひいては高精度な傾き補
正が可能になる。
【0020】図5は、光束の位置ずれを検出する原理に
ついて説明する図である。図5に示すように、たとえば
エキシマレーザーからの平行光束は、設計光軸AXに対
して光束を平行移動させるための平行平面板3に入射す
る。平行平面板3が図中実線で示すように配置されてい
る場合、平行平面板3を通過した光束は設計光軸AXに
沿って平行光束のまま4分割センサー7に達する。そし
て、4分割センサー7は、その中心領域において、光軸
AXを中心とした矩形状の光束を受光する。
【0021】一方、平行平面板3が図5の紙面内におい
て角度θ2 だけ回転して図中破線で示す位置に回転移動
すると、平行平面板3を通過した光束は、設計光軸AX
に対して平行移動した状態で4分割センサー7に達す
る。そして、4分割センサー7上において受光される矩
形状の光束の中心は、4分割センサー7の中心(すなわ
ち光軸AX)から距離y’だけ移動する。
【0022】距離y’は、次の式(2)で表される。 y’=d〔 sinθ2 − cosθ2 tan {sin -1(sinθ2 /n)}〕 (2) ここで、 d:平行平面板3の厚さ n:平行平面板3の屈折率 こうして、4分割センサー7の4つの受光部に入射する
光の和信号や差信号をに基づいて、設計光軸AXに対す
る光束の位置ずれを検出することができる。
【0023】図6は、本発明における光束の位置ずれ検
出手段の作用について説明する図である。図6におい
て、(a)および(b)は光軸AXを含む2つの直交面
における構成をそれぞれ示している。また、(c)は4
分割センサー7の各受光部の構成および受光された光束
の様子を示している。図6(a)および(b)に示すよ
うに、一対のシリンドリカルレンズ40aおよび40b
からなるシリンダーエキスパンダー40を介して、たと
えばエキシマレーザーからの矩形状の光束をほぼ正方形
断面を有する光束に整形する。
【0024】ほぼ正方形に整形された光束は、平行光束
のまま4分割センサー7に達する。そして、図6(c)
に示すように、4つの受光部7A〜7Dを有する4分割
センサー7上において正方形に整形された平行光束71
が受光される。4分割センサー7では、各受光部7A〜
7Dからの信号7a〜7dに基づいて、7a−7c、7
b−7dおよび7a+7b+7c+7dの信号を演算す
る。
【0025】上述したように、光束の中心軸線が設計光
軸AXと一致している場合には、4分割センサー7の中
心領域において、光軸AXを中心としたほぼ正方形の光
束を受光するように構成されている。したがって、7a
−7c=0、7b−7d=0および7a+7b+7c+
7d≠0となるように、平行平面板3の角度を調整する
ことにより、光束の中心軸線を光軸AXに対して適宜平
行移動させて、光束の位置ずれを補正することができ
る。
【0026】なお、この場合の具体的な演算の一例を示
すと、図6におけるX方向(図中水平方向)の変位量Δ
XおよびY方向(図中鉛直方向)の変位量ΔYは、それ
ぞれ以下のようになる。
【数2】ΔX=〔(7d+7c)−(7a+7b)〕/
(7a+7b+7d+7c) ΔY=〔(7a+7d)−(7b+7c)〕/(7a+
7b+7d+7c) 従って、各変位量(ΔX、ΔY)が共に零となるように
平行平面板3の角度を調整することにより、光束の位置
ずれを補正することができる。このように、本発明で
は、ほぼ正方形に整形された光束に基づいて光束の位置
ずれを検出するので、4分割センサーの縦方向と横方向
とで精度が異なることなく、高精度な位置ずれ検出ひい
ては高精度な位置ずれ補正が可能になる。
【0027】
【実施例】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施例にかかる照明装置の構成
を概略的に示す図である。図示の照明装置は、たとえば
エキシマレーザーのような光源1を備えている。エキシ
マレーザー1から射出された矩形状の平行光束は、設計
光軸AXに対する光束の角度を調整するためのミラー2
に入射する。
【0028】なお、ミラー2が図1の紙面内において図
中矢印aで示すように回転移動すると、設計光軸AXに
対する光束の角度が紙面内において変化する。あらゆる
面内方向において設計光軸AXに対する光束の傾きを補
正することができるように、ミラー2は回転駆動される
ようになっている。すなわち、ミラー2の駆動機構は、
たとえば互いに直交する出力軸を有し且つ互いに独立に
駆動可能な2つのモーターを備えている。そして、この
駆動機構により、ミラー2を互いに直交する面内方向に
おいてそれぞれ回転駆動する。
【0029】ミラー2で反射された光束は、光束を設計
光軸AXに対して平行移動させるための平行平面板3に
入射する。なお、平行平面板3が図1の紙面内において
図中矢印bで示すように回転移動すると、設計光軸AX
に対して光束が紙面内において平行移動する。あらゆる
面内方向において設計光軸AXに対する光束の位置ずれ
を補正することができるように、平行平面板3は回転駆
動されるようになっている。すなわち、平行平面板3の
駆動機構は、ミラー2の駆動機構と同様に、たとえば互
いに直交する出力軸を有し且つ互いに独立に駆動可能な
2つのモーターを備えている。そして、この駆動機構に
より、平行平面板3を互いに直交する面内方向において
それぞれ回転駆動する。
【0030】平行平面板3を通過した光束は、一対のシ
リンドリカルレンズ4aおよび4bからなるシリンダー
エキスパンダー4に入射する。各シリンドリカルレンズ
4aおよび4bは、図1の紙面内において屈折力を有
し、光軸AXを含んで紙面と直交する面内において平行
平面板として機能する。したがって、シリンダーエキス
パンダー4に入射した光束は図1の紙面内において拡大
され、ほぼ正方形の断面を有する光束に整形された後、
ハーフミラー5に入射する。
【0031】ハーフミラー5を透過した光は、ほぼ正方
形の入射面を有するオプティカルインテグレータ10を
介して、図示を省略した物体を照明する。一方、ハーフ
ミラー5で反射された光は、もう1つのハーフミラー6
に入射する。ハーフミラー6で反射された光は、集光レ
ンズ8を介して4分割センサー9上に結像する。こうし
て、4分割センサー9では、4つの分割領域のうち対角
領域の差分信号をとることにより、シリンダーエキスパ
ンダー4を介した光束の光軸AXに対する傾きを検出す
ることができる。4分割センサー9の出力は、制御系1
1に入力される。
【0032】一方、ハーフミラー6を透過した光は、平
行光束のまま、もう1つの4分割センサー7上に導かれ
る。こうして、4分割センサー7において、シリンダー
エキスパンダー4を介した光束の光軸AXに対する位置
ずれを検出することができる。4分割センサー7の出力
も、制御系11に入力される。
【0033】このように、制御系11には、光束の傾き
および位置ずれに関する情報が、各センサーを介して入
力される。こうして、制御系11は、入力された情報に
基づいて、ミラー2および平行平面板3を駆動制御す
る。そして、ミラー2の回転駆動により光軸AXに対す
る光束の角度を調整して光束の傾きを補正するととも
に、平行平面板3の回転駆動により光軸AXに対して光
束を平行移動させて光束の位置ずれを補正する。
【0034】このように、ハーフミラー5は、照明装置
の光路をメイン光路とセンサー系光路とに分割する光路
分割手段である。したがって、ハーフミラー5は、光の
大部分を透過し、たとえば数パーセントの光だけを反射
するような光学特性を有する。そこで、反射防止膜を蒸
着しないノーコート面でハーフミラー5の反射面を形成
することにより、エネルギー照射による反射率の変動を
低減することができる。
【0035】一方、ハーフミラー6は、メイン光路から
センサー系光路に取り出された光を2つのセンサーに分
割する。したがって、ほぼ50:50の反射率特性を有
するようにハーフミラー6を構成すれば、2つのセンサ
ー7および9に対して光束を等分に分割することができ
る。その結果、2つのセンサー7および9において、光
束の位置ずれおよび傾きを精度良く検出することができ
る。
【0036】なお、本実施例の照明装置では、オプティ
カルインテグレータ10がほぼ正方形の入射面を有す
る。したがって、ハーフミラー5よりも光源側において
シリンダーエキスパンダー4により光束をほぼ正方形断
面に整形している。しかしながら、オプティカルインテ
グレータ10が矩形状の入射面を有する場合には、ハー
フミラー5よりもハーフミラー6側において第1の整形
光学系によりほぼ正方形断面に整形し、ハーフミラー5
よりもオプティカルインテグレータ10側において第2
の整形光学系によりオプティカルインテグレータ10の
入射面に合致した形状に整形する必要がある。
【0037】図2は、本発明の照明装置を組み込んだ本
発明の実施例にかかる投影露光装置の構成を概略的に示
す図である。なお、図2において、(a)および(b)
はそれぞれ光軸を含む2つの直交面における構成を示し
ている。ところで、図2の投影露光装置には、図1の照
明装置と類似の構成を有する照明装置が組み込まれてい
る。図2の照明装置が図1の照明装置と基本的に異なる
のは、図1の照明装置では平行平面板3とハーフミラー
5との間に配置されているシリンダーエキスパンダー4
が、図1の照明装置ではハーフミラー5とハーフミラー
6との間に配置されている点だけである。したがって、
図2において、図1の構成要素と基本的に同じ機能を有
する要素には、図1と同じ参照符号を付している。
【0038】図2の投影露光装置は、たとえば248n
mまたは193nmの波長光を発進するエキシマレーザ
ーのようなレーザー光源1を備えている。エキシマレー
ザー1から供給された矩形状の平行光束は、ミラー2お
よび平行平面板3を介してハーフミラー5に入射する。
ハーフミラー5で反射された光束は、一対のシリンドリ
カルレンズ4aおよび4bからなるシリンダーエキスパ
ンダー4を介して、ほぼ正方形の断面を有する光束に整
形された後、ハーフミラー6に入射する。
【0039】ハーフミラー6で反射された光は、集光レ
ンズ8を介して4分割センサー9上に結像する。こうし
て、4分割センサー9では、光束の光軸AXに対する傾
きを検出することができる。4分割センサー9の出力
は、制御系11に入力される。一方、ハーフミラー6を
透過した光は、平行光束のまま、もう1つの4分割セン
サー7上に導かれる。こうして、4分割センサー7にお
いて、光束の光軸AXに対する位置ずれを検出すること
ができる。4分割センサー7の出力も、制御系11に入
力される。こうして、制御系11は、ミラー2および平
行平面板3を駆動制御し、光束の傾きおよび位置ずれを
補正する。
【0040】一方、ハーフミラー5を透過した光束は、
一対のシリンドリカルレンズ12aおよび12bからな
るシリンダーエキスパンダー12に入射する。各シリン
ドリカルレンズ12aおよび12bは、図2(b)の紙
面内において屈折力を有し、図2(a)の紙面内におい
て平行平面板として機能する。したがって、シリンダー
エキスパンダー12に入射した光束は図2(b)の紙面
内において拡大され、後述する第1オプティカルインテ
グレータ10の入射面の形状に合致するように整形され
る。
【0041】シリンダーエキスパンダー12により整形
された光束は、多光源像形成手段である第1オプティカ
ルインテグレータ10に入射する。第1オプティカルイ
ンテグレータ10に入射した光束は、第1オプティカル
インテグレータ10を構成する複数のレンズエレメント
により二次元的に分割され、第1オプティカルインテグ
レータ10の後側焦点位置に複数の光源像すなわち二次
光源を形成する。
【0042】複数の光源像からの光束は、一対のレンズ
からなる集光光学系13により集光された後、第2オプ
ティカルインテグレータ14を重畳的に照明する。第2
オプティカルインテグレータ14に入射した光束は、第
2オプティカルインテグレータ14を構成する複数のレ
ンズエレメントにより二次元的に分割され、第2オプテ
ィカルインテグレータ14の後側焦点位置に複数の光源
像すなわち三次光源を形成する。
【0043】なお、集光光学系13は、第1オプティカ
ルインテグレータ10の入射面と第2オプティカルイン
テグレータ14の入射面とを共役にするとともに、第1
オプティカルインテグレータ10の射出面と第2オプテ
ィカルインテグレータ14の射出面とを共役にしてい
る。また、第1オプティカルインテグレータ10および
第2オプティカルインテグレータ14の各レンズエレメ
ントは、たとえば両凸レンズ形状を有する。そして、各
レンズエレメントに入射した平行光束はそれぞれ集光さ
れ、各レンズエレメントの射出側に光源像が形成され
る。
【0044】第2オプティカルインテグレータ14を介
して形成された複数の光源像からの光束は、コンデンサ
ーレンズ15により集光され、所定のパターンが形成さ
れたマスク16を重畳的に照明する。マスク16を透過
した光束は、投影光学系17を介して、その像面に位置
決めされたウエハ18に達する。こうして、感光基板で
あるウエハ18上には、マスク16のパターンが転写さ
れる。
【0045】図2の投影露光装置では、光源の位置変動
等に起因してエキシマレーザー1からの矩形状光束が設
計光軸AXに対して傾いたり位置ずれしたりしても、光
束角度調整手段であるミラー2と光束平行移動手段であ
る平行平面板3との作用により、エキシマレーザー1の
位置を調整することなく光束の傾きおよび位置ずれを高
精度に且つ自動的に補正することができる。すなわち、
投影露光装置の初期調整時ばかりでなく、露光中におい
ても光束の傾きおよび位置ずれを補正することができ
る。
【0046】ところで、通常の投影露光装置ではウエハ
ステージが二次元的に移動しながら逐次露光を行うの
で、ウエハステージの二次元移動が振動を引き起こす。
特に、マスクおよび感光基板を投影光学系に対してそれ
ぞれ走査しながら露光を行うスキャン式投影露光装置で
は、マスクステージおよび基板ステージの双方が露光中
に移動し、その移動が振動を引き起こす。したがって、
特にスキャン式投影露光装置では、露光中においても、
上述の振動に起因して光束の傾きや位置ずれが発生し易
い。
【0047】上述の実施例にかかる投影露光装置では、
第1オプティカルインテグレータ10の断面形状にほぼ
合致した矩形状の光束を設計光軸AXに沿って傾きおよ
び位置ずれもなく入射させることができる。その結果、
第1オプティカルインテグレータ10に入射する光束の
位置ずれに起因する露光光量の変化を最小限に抑えるこ
とができる。また、第1オプティカルインテグレータ1
0に入射する光束の傾きに起因する照度むらを最小限に
抑えることができる。その結果、露光光量の変化および
照度むらの少ない安定した露光を行うことができる。
【0048】さて、次に、図7を参照しながら別の実施
例について説明する。図7は、図2に示した実施例と同
様に本発明の照明装置を投影露光装置に応用した例を示
している。なお、図7において、(a)及び(b)はそ
れぞれ光軸を含む2つの直交面における構成を示してい
る。
【0049】上述の図2の実施例では、光束の位置ずれ
を検出する4分割センサー7と光束の傾きを検出する4
分割センサー9とにそれぞれ分割光束を導く前の光路
中、即ちハーフミラー6よりも光源側の光路中にビーム
エキスパンダー(シリンダーエキスパンダー)4を配置
して、このビームエキスパンダー4を双方の4分割セン
サーに関してのビーム整形用として機能させている。し
かしながら、ハーフミラー6により分割された各光路
中、即ち位置ずれ検出用光路及び角度ずれ検出用光路中
にビームエキスパンダーをそれぞれ配置しても良い。
【0050】そこで、図7では、位置ずれ検出用光路及
び角度ずれ検出用光路中にビームエキスパンダー(4
1、42)をそれぞれ配置した例を示す。なお、図7の
実施例と図2の実施例とが異なる点は、ハーフミラー6
と4分割センサー7との間の位置ずれ検出用光路におい
て、負の屈折力のシリンドリカルレンズ41aと負の屈
折力のシリンドリカルレンズ41bとからなるビームエ
キスパンダー41を配置し、ハーフミラー6と4分割セ
ンサー9との間の角度ずれ検出用光路において、負の屈
折力のシリンドリカルレンズ42aと負の屈折力のシリ
ンドリカルレンズ42bとからなるビームエキスパンダ
ー42を配置した点である。
【0051】ここで、図7のビームエキスパンダー41
は、このビームエキスパンダー41に入射する矩形(長
方形)の断面の光束を正方形状の断面の光束に整形する
ように、直交した方向でそれぞれ所定の倍率を持つ構成
としている。例えば、ビームエキスパンダー41に入射
する図7の紙面方向での矩形(長方形)の断面の光束の
幅又は径をWH11 、ビームエキスパンダー41を射出す
る図7の紙面方向での矩形(長方形)の断面の光束の幅
又は径をWH12 、ビームエキスパンダー41に入射する
図7の紙面に垂直な方向での矩形(長方形)の断面の光
束の幅又は径をWV11 、ビームエキスパンダー41を射
出する図7の紙面に垂直な方向での矩形(長方形)の断
面の光束の幅又は径をWV12 、ビームエキスパンダー4
1の図7の紙面方向での倍率をβH1、ビームエキスパン
ダー41の図7の紙面に垂直な方向での倍率をβV1とす
ると、 WH12 =βH1×WH11 (3) WV12 =βV1×WV11 (4) の関係が成立する。
【0052】従って、ビームエキスパンダー41によっ
てビーム断面形状が正方形に整形されるものとすると、
H12 =WV12 の関係が成立するため、上記(3)式、
(4)式を次式(5)の如く変形することができる。 βH1/βV1=WV11 /WH11 (5)
【0053】従って、ビームエキスパンダー41は、上
記(5)式を満足するように構成すれば良い。よって、
図7の実施例では紙面に垂直な方向での屈折力が零、即
ち倍率βV1=1であるため、上記(5)式より、 βH1=WV11 /WH11 =WH12 /WH11 (6) を満足するようにビームエキスパンダー41を構成すれ
ば良い。
【0054】一方、エキシマレーザー1から発振される
レーザー光において互いに直交した方向(図7の紙面方
向とその紙面方向と直交する方向)での発散角が等しい
場合には、ハーフミラー6と4分割センサー9との間の
角度ずれ検出用光路中に配置されたビームエキスパンダ
ー42は上記(5)式又は(6)式を満足するように構
成することが良い。しかしながら、エキシマレーザー1
から発振されるレーザー光において互いに直交した方向
(図7の紙面方向とその紙面方向と直交する方向)での
発散角が異なる場合には、ビームエキスパンダー42及
び集光レンズ8を介して4分割センサー9上に形成され
るスポットは、直交した方向でのレーザー光の発散角の
差異に応じて楕円形状となり測定精度を悪化させること
がある。従って、この場合には、4分割センサー9上に
形成されるスポットの形状が円形状となるように、ビー
ムエキスパンダー42の直交した方向での倍率を設定す
るか、あるいは集光レンズを直交した方向で屈折力の異
なるように構成することが望ましい。
【0055】なお、図7に示した実施例において、光束
の位置ずれに対してのみ高い検出精度が要求されない場
合には、ビームエキスパンダー41のみを取り除いても
良く、また光束の角度ずれに対してのみ高い検出精度が
要求されない場合には、ビームエキスパンダー42のみ
を取り除いても良い。また、光束の位置ずれに対して配
慮する必要がない場合には、ビームエキスパンダー41
及び4分割センサー7を取り除き、ハーフミラー6を反
射ミラーに置き換えて、光束の角度ずれのみを4分割セ
ンサー9にて検出するようにしても良く、さらには、光
束の角度ずれに対して配慮する必要がない場合には、ハ
ーフミラー6、ビームエキスパンダー42及び4分割セ
ンサー9を取り除き、光束の位置ずれのみを4分割セン
サー7にて検出するようにしても良い。
【0056】上述の各実施例では、光源としてエキシマ
レーザーを使用した例を示したが、矩形状または楕円状
の平行光束を供給する他の光供給手段に対して本発明を
適用することができる。また、上述の各実施例では、光
束角度調整手段として反射ミラーを光束平行移動手段と
して平行平面板をそれぞれ使用した例を示したが、プリ
ズム等の他の光学素子からなる適当な光束角度調整手段
および光束平行移動手段を用いて本発明の照明装置を構
成することもできる。
【0057】また、上述の各実施例では、負の屈折力の
シリンドリカルレンズと正の屈折力のシリンドリカルレ
ンズとでビームエキスパンダー(光束整形手段)を構成
した例を示したが、これに限ることなく、2つの正の屈
折力のシリンドリカルレンズとでビームエキスパンダー
を構成しても良く、さらには、上記(5)式から明らか
なように、直交した方向で屈折力の異なる複数のトーリ
ックレンズによってビームエキスパンダー(光束整形手
段)を構成しても良い。
【0058】
【効果】以上説明したように、本発明の照明装置では、
光束角度調整手段や光束平行移動手段の作用により、光
源の位置を微調整することなく、光束の傾きや位置ずれ
を高精度に補正することができる。したがって、本発明
の照明装置をたとえば投影露光装置の照明装置に組み込
んだ場合、露光光量の変化や照度むらを抑えて安定した
露光を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる照明装置の構成を概略
的に示す図である。
【図2】本発明の照明装置を組み込んだ本発明の実施例
にかかる投影露光装置の構成を概略的に示す図である。
【図3】光束の傾きを検出する原理について説明する図
である。
【図4】本発明における光束の傾き検出手段の作用につ
いて説明する図である。
【図5】光束の位置ずれを検出する原理について説明す
る図である。
【図6】本発明における光束の位置ずれ検出手段の作用
について説明する図である。
【図7】図2に示した実施例の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 光源 2 ミラー 3 平行平面板 4 シリンダーエキスパンダー 5 ハーフミラー 6 ハーフミラー 7 4分割センサー 8 集光レンズ 9 4分割センサー 10 オプティカルインテグレータ 11 制御系 12 シリンダーエキスパンダー 14 第2オプティカルインテグレータ 15 コンデンサーレンズ 16 マスク 17 投影光学系 18 ウエハ AX 光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/101 G02B 27/00 V H01L 21/30 515D 527

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行光束を供給するための光供給手段
    と、 前記光供給手段からの平行光束をほぼ正方形またはほぼ
    円形の断面を有する平行光束に整形するための光束整形
    手段と、 前記ほぼ正方形またはほぼ円形の断面を有する平行光束
    に基づいて、前記光供給手段からの平行光束の所定の光
    軸に対する位置ずれを検出するための位置ずれ検出手段
    と、 前記位置ずれを補正するために、前記位置ずれ検出手段
    の出力に基づき前記平行光束を前記所定の光軸に対して
    平行移動させるための光束平行移動手段と、 を備えていることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 平行光束を供給するための光供給手段
    と、 前記光供給手段からの平行光束をほぼ正方形またはほぼ
    円形の断面を有する平行光束に整形するための光束整形
    手段と、 前記ほぼ正方形およびほぼ円形の断面を有する平行光束
    に基づいて、前記光供給手段からの平行光束の所定光軸
    に対する傾きを検出するための傾き検出手段と、 前記傾きを補正するために、前記傾き検出手段の出力に
    基づき前記平行光束の前記所定光軸に対する角度を調整
    するための光束角度調整手段と、 を備えていることを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 前記ほぼ正方形およびほぼ円形の断面を
    有する平行光束に基づいて、前記光供給手段からの平行
    光束の前記所定光軸に対する位置ずれを検出するための
    位置ずれ検出手段と、 前記位置ずれを補正するために、前記位置ずれ検出手段
    の出力に基づき前記平行光束を前記所定光軸に対して平
    行移動させるための光束平行移動手段と、 をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の
    照明装置。
  4. 【請求項4】 前記光供給手段からの平行光束の光路を
    分割するための光路分割手段をさらに備え、 前記光束整形手段は、前記光供給手段と前記光路分割手
    段との間の光路中に配置され、 前記傾き検出手段および前記位置ずれ検出手段は、前記
    光路分割手段を介して取り出された光束に基づいて検出
    を行うことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記光供給手段からの平行光束の光路を
    分割するための光路分割手段をさらに備え、 前記光束整形手段は、前記光路分割手段を介して取り出
    された光束を整形して、前記傾き検出手段および前記位
    置ずれ検出手段に導くことを特徴とする請求項3に記載
    の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記光束角度調整手段は、前記光供給手
    段からの平行光束を偏向するための反射ミラーを有する
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載
    の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記光束平行移動手段は、前記光供給手
    段からの平行光束を平行移動させるための平行平面板を
    有することを特徴とする請求項1および請求項3乃至6
    のうちいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    照明装置と、 前記照明装置からの平行光束をオプティカルインテグレ
    ーターを介して所定のパターンが形成されたマスクに照
    射するための露光照明光学系と、 前記マスクからのパターン像を感光基板上に形成するた
    めの投影光学系と、 を備えていることを特徴とする投影露光装置。
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