JPH08293408A - プラスチック磁性材料組成物及びその磁石 - Google Patents

プラスチック磁性材料組成物及びその磁石

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JPH08293408A
JPH08293408A JP7096768A JP9676895A JPH08293408A JP H08293408 A JPH08293408 A JP H08293408A JP 7096768 A JP7096768 A JP 7096768A JP 9676895 A JP9676895 A JP 9676895A JP H08293408 A JPH08293408 A JP H08293408A
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resin
vinyl monomer
magnetic material
functional group
plastic
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JP7096768A
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Masashi Kinoshita
正史 木之下
Kazuo Kuba
一生 久場
Toshio Niwa
俊夫 丹羽
Ou Shibata
欧 柴田
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/032Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 磁性体粉末を合成樹脂によって結合し着磁さ
せるプラスチック磁性材料組成物において、合成樹脂と
して極性官能基変性プロピレン系重合体(A)とポリア
ミド樹脂または芳香族系ポリエステル樹脂(B)とから
なる組成物を使用することを特徴とするプラスチック磁
性材料組成物及び磁石。 【効果】 本発明は、極性官能基変性プロピレン系重合
体によりプラスチック磁性材料組成物の寸法安定性、耐
衝撃性を改善でき、その他の合成樹脂にポリアミド樹脂
または芳香族系ポリエステル樹脂と磁性体粉末を配合す
る事によって、剛性や耐熱性等の機械的物性に於いてバ
ランス良く優れており、この組成物を用いる磁石によっ
て比較的高温で使用するマイクロモーター用固定磁石、
回転速度検出用多極磁石等に用いられるプラスチック磁
石成形品を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寸法安定性、熱変形
性、抗張力、耐衝撃性、耐溶剤性に優れるフェライト等
の磁性体粉末と特定の熱可塑性樹脂の結合樹脂とからな
るプラスチック磁性材料用成形材料組成物及びその磁石
に関する。
【0002】
【従来の技術】フェライト等の強磁性体をプラスチック
で結合したプラスチック磁性材料は従来の燒結成形によ
るフェライト磁性材料と比較して寸法精度が高いこと、
複雑な形状に成形することが容易であること、脆弱性が
改良されて機械加工が可能であること、高温での燒結が
不要であるため低エネルギーで製造できることなどの利
点があって近年その発展が著しい。これらプラスチック
磁性材料に用いられる結合樹脂としては特開昭59−1
70130号公報に示されるごとく融点までは熱変形し
にくいが融点以上では急激に低粘度の流動性を示す結晶
性樹脂が適している。
【0003】特にモーター駆動部用、ロボットシリンダ
ー用等のプラスチック磁性材料には高温で油がかかる場
合もあるため、機械的強度、耐熱性、耐溶剤性等が優れ
ているポリアミド樹脂または芳香族系ポリエステル樹脂
が、プラスチック磁性材料の結合樹脂として好適に用い
られている。しかしながら これらの樹脂は吸水率が大
きく寸法安定性に劣ること及び耐衝撃性に劣ること等の
問題点があり、精密な部品用プラスチック磁性材料を成
形する際問題を生じて、この用途への展開が制限されて
いた。
【0004】この問題を解決するために、ポリアミド樹
脂又はポリエステル樹脂に非吸水性や耐衝撃性に優れる
ポリオレフィン樹脂を配合添加することが考えられる
が、ポリオレフィン樹脂、中でも耐熱性の良いポリプロ
ピレン系樹脂を用いる場合、ポリアミド樹脂等との相溶
性に劣るため、得られた成形品が層剥離したり、剛性、
耐熱性等の物性が不十分となるなど問題があり、満足い
く性能のプラスチック磁性材料組成物が得られていない
のが現状で実用化されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、寸法安定性
が改良されたプラスチック磁性材料、特にポリアミド樹
脂またはポリエステル樹脂、更には磁性体粉末との相溶
性をより向上したプロピレン系重合体を選定し、これら
の組成物を用いることによって剛性(抗張力)、熱変形
性、耐衝撃性等の物性がバランス良く優れる磁石成形品
を供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の従
来の欠点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の官
能基変性プロピレン系重合体を用いることにより、上記
の目的を達成する事を見いだし、本発明を完成するに至
った。
【0007】即ち、本発明は、磁性体粉末を合成樹脂に
よって結合し着磁させたプラスチック磁性材料組成物に
おいて、合成樹脂として極性官能基変性プロピレン系重
合体(A)を使用することを特徴とするプラスチック磁
性材料組成物、好ましくは(A)極性官能基変性プロピ
レン系重合体と(B)ポリアミド樹脂または芳香族系ポ
リエステル樹脂とからなる合成樹脂に磁性体粉末を配合
することを特徴とするプラスチック磁性材料組成物、好
ましくは(A)成分10〜50重量%と(B)成分90
〜50重量%とからなること、極性官能基含有ビニル単
量体(a-2)を、プロピレン系重合体に対して0.5重量
%以上添加して溶融混練重合反応して得られる変性プロ
ピレン系重合体を用いること、好ましくは極性官能基含
有ビニル単量体(a-2)が、エポキシ基含有ビニル単量体
あるいはカルボキシル基含有ビニル単量体であること、
好ましくはポリアミド樹脂が、ナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン46樹脂であること、好ましくは芳香族系
ポリエステル樹脂が、ポリブチレンテレフタレート樹脂
であること、更にこれらのプラスチック磁性材料組成物
を用いることを特徴とする磁石を提供するものである。
【0008】以下、本発明を詳しく説明する。
【0009】(構成)本発明の極性官能基変性プロピレ
ン系重合体(A)とは、好ましくは極性官能基として例
えばエポキシ基、カルボキシル基、水酸基、オキサゾリ
ン基等をプロピレン系重合体に持たせたものである。更
に、好ましくは未変性プロピレン系重合体に極性官能基
含有化合物を反応させたもの、あるいは芳香族ビニル単
量体(a-1)をグラフト重合し極性官能基含有化合物を反
応した変性プロピレン系重合体である。
【0010】特に好ましくは未変性プロピレン系重合体
に芳香族ビニル単量体(a-1)および極性官能基含有ビニ
ル単量体(a-2)の両方を重合反応させて得られるもの
で、芳香族ビニル単量体(a-1)および極性官能基含有ビ
ニル単量体(a-2)が、プロピレン系重合体にグラフト重
合したものである。極性官能基変性プロピレン重合体
(A)中の芳香族ビニル単量体(a-1)由来成分は、好ま
しくは50重量%以下、より好ましくは1〜35重量%
で、極性官能基含有ビニル単量体(a-2)由来成分は、好
ましくは10重量%以下、より好ましくは0.1〜5重
量%である。この重合方法は、固相重合、溶融重合、懸
濁重合等があるが、好ましくは溶融混練重合法である。
又、その形状は、粒状、粉末状、フレーク状、顆粒状、
多孔質体状のいずれでも良い。
【0011】本発明の極性官能基変性プロピレン系重合
体(A)を製造する際に用いられるプロピレン系重合体
とは、プロピレン単独重合体およびプロピレンを主体と
する他のオレフィンまたはエチレン性ビニル単量体との
共重合体(何れもプロピレン75重量%以上の共重合
体)であり、具体的にはアイソタクチックポリプロピレ
ン、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−ブテ
ン共重合体等がある。勿論これらのプロピレン系重合体
を混合して使用することもできる。また、本発明の目的
を損なわない範囲で他の重合体を併用することもでき
る。
【0012】この溶融重合反応を行なうビニル単量体の
内、芳香族ビニル単量体(a-1)としては、例えばスチレ
ン、メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレ
ン、エチルビニルベンゼン、イソプロピルスチレン、ク
ロロスチレン、ジクロロスチレン、ブロモスチレン等が
挙げられ、単独または混合して用いられる。
【0013】更に、芳香族ビニル単量体(a-1)と併用さ
れる極性官能基含有ビニル単量体(a-2)としては、共重
合可能なエポキシ基含有ビニル単量体、カルボキシル基
含有ビニル単量体(酸無水物ビニル単量体)、水酸基含
有ビニル単量体、オキサゾリン基含有ビニル単量体等が
挙げられる。好ましくは、エポキシ基含有ビニル単量体
あるいはカルボキシル基含有ビニル単量体である。
【0014】具体的にはエポキシ基含有ビニル単量体と
しては、例えば、グリシジルメタクリレート、グリシジ
ルアクリレート、アリルグリシジルエーテル、メタクリ
ルグリシジルエーテル等が挙げられ単独または混合して
用いられる。特にグリシジルメタクリレートが好まし
い。
【0015】カルボキシル基含有ビニル単量体とは、例
えば、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、マ
レイン酸等であって酸無水物をも包含し、これらの単独
または混合物を適用して用いられる。
【0016】水酸基含有ビニル単量体としては、例え
ば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルメタクリレート等が挙げられ単独ま
たは混合して用いられる。
【0017】オキサゾリン基含有ビニル単量体としては
2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチ
ル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキ
サゾリン、2−イソプロペニル−4−オキサゾリン等が
ある。
【0018】芳香族ビニル単量体(a-1)の添加量は、プ
ロピレン系重合体の50重量%以下、好ましくは1〜3
5重量%である。50重量%を越えるとプロピレン系重
合体の性能が損なわれ好ましくない。
【0019】芳香族ビニル単量体(a-1)は、プロピレン
系重合体の低分子量化を防止及びポリアミド樹脂または
芳香族系ポリエステル樹脂等の他の樹脂との相溶性向上
のため、極性官能基含有ビニル単量体(a-2)の添加量の
少なくとも同量以上、好ましくは1〜5倍量添加するこ
とが好ましい。同量以下でこの反応を行った場合、プロ
ピレン系重合体の低分子量化等の弊害が起こる場合があ
り、好ましくない。
【0020】また、極性官能基含有ビニル単量体(a-2)
の添加量は、プロピレン系重合体の10重量%以下、
0.5重量%以上であることが必要であり、好ましくは
1重量%以上である。10重量%を越えると、未反応モ
ノマー量が増え、組成物の粘着性、機械的物性等悪影響
が起こる場合があり好ましくない。また、0.5重量%
より少ないと本発明の改良効果が少なく好ましくない。
【0021】ラジカル開始剤としては、本発明の特徴か
ら上記のビニル単量体に溶解しやすく、また本反応がプ
ロピレン系重合体の溶融混練温度で重合を行うために1
分間の半減期を得るための分解温度が、130〜250
℃であることが望ましい。具体例を挙げれば、t−ブチ
ルパーオクテート、ビス(t−ブチルパーオキシ)トリ
メチルシクロヘキサン、シクロヘキサノンパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーベンゾエート、ジメチルジ(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキサン、ジメチル ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキシン等が挙げられる。該有機過酸化物
の使用量は、該ビニル単量体100重量部に対して好ま
しくは0.1〜10重量部、より好ましくは1〜5重量
部とするのが良い。
【0022】その他の添加剤としては、プロピレン系重
合体がポリエチレンと異なりラジカル崩壊性のポリマー
であるので安定剤の添加が好ましい。但し、芳香族ビニ
ル単量体(a-1)の重合を妨げないよう種類及び添加量を
考慮する必要がある。例えば、ペンタエリスリチル‐テ
トラキス((ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート)、オクデシル(ジ−t−ブチル−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート、チオビス(メチル t
−ブチルフェノール)、トリメチル−トリス(ジt−ブ
チルヒドロキシベンジル)ベンゼン等のヒンダードフェ
ノール系安定剤、テトラキス(ジ−t−ブチルフェニ
ル)ビフェニレンフォスファイト、トリス(ジt−ブチ
ルフェニル)フォスファイト等の燐系安定剤、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸、酸化
マグネシウム、ハイドロタルサイト等の制酸吸着剤があ
る。該安定剤の使用量は、プロピレン系重合体100重
量部に対して好ましくは0.01から1重量部、より好
ましくは0.05から0.5重量部である。
【0023】プロピレン系重合体と芳香族ビニル単量体
(a-1)および極性官能基含有ビニル単量体(a-2)との溶融
混練重合反応は、バンバリーミキサー等の密閉容器、押
出機等の連続的な混練機を用いるのが好ましい。押出機
の方が、造粒等工業的な生産を考えた場合好ましい。更
に、2軸押出機の方が、反応物の供給、混練、重合時間
等の管理が容易である。
【0024】変性プロピレン系重合体の製造は、粉末ま
たはペレット状のプロピレン系重合体を押出機に供給し
加圧しながら130〜250℃に加熱して結晶性プロピ
レン系重合体を溶融させながら、芳香族ビニル単量体(a
-1)および極性官能基含有ビニル単量体(a-2)を溶融混練
重合反応後、ダイから排出されたストランドを冷却し、
ペレタイザーを用いてペレットとする。
【0025】この際、ビニル単量体は、あらかじめプロ
ピレン系重合体と混合した後、押出機に供給しても良い
し、液体用フィーダーを用いて溶融状態のプロピレン系
重合体に供給しても良いが、予めプロピレン系重合体に
混合して含浸させておくことが好ましい。
【0026】ラジカル開始剤は、あらかじめビニル単量
体に溶解して添加しても良いし液体用フィーダーを用い
てプロピレン系重合体とビニル単量体との混合物に添加
しても良い。また安定剤はプロピレン系重合体に予めヘ
ンシェルミキサー等を用いて混合して於く事が好まし
い。
【0027】本発明の合成樹脂とは、通常プラスチック
磁石に用いられる樹脂で、例えば、ポリアミド樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリフェニレン
サルファイド樹脂等である。好ましくはポリアミド樹
脂、またはポリエステル樹脂である。
【0028】本発明におけるポリアミド樹脂(B)と
は、酸アミド(−CONH−)を繰り返し単位に持つ、
好ましくは溶融粘度500ポイズ以上の高分子化合物
で、重合形式によりラクタムの開環重合によるもの、ジ
アミンと二塩基酸の重縮合によるもの及びアミノカルボ
ン酸の重縮合によるもの等があげられる。これらは、ナ
イロンの一般名をもつもので、例えば、ナイロン6、ナ
イロン12、ナイロン9、ナイロン11、ナイロン6
6、ナイロン46等が挙げられたが、これらのうちでは
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン46が好ましい。
【0029】本発明で用いられるポリエステル樹脂とし
ては、好ましくは芳香族系のもので、溶融粘度500ポ
イズ以上の芳香環を連鎖単位に有する芳香族系ポリエス
テル樹脂で、芳香族ジカルボン酸あるいはそのエステル
誘導体とジオ−ルあるいはそのエステル誘導体とを主成
分とする縮合反応により得られる重合体ないしは共重合
体である。ここでいう芳香族ジカルボン酸としては、例
えばテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボ
ン酸、ビス(P−カルボキシフェニル)メタン、アント
ラセンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン
酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、1,
2ビス(P−カルボキシフェノキシ)エタンあるいはこ
れらのエステル誘導体等が挙げられる。なお酸成分とし
て30モル%以下であれば、アジピン酸、セバシン酸、
アゼライン酸、ドデカンジオン酸等の脂肪族ジカルボン
酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シ
クロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸およ
びそれらのエステル誘導体等の芳香族ジカルボン酸以外
のジカルボン酸で置換しても良い。
【0030】また、ジオ−ル成分としては炭素数2〜1
0の脂肪族ジオ−ルすなわちエチレングリコ−ル、プロ
ピレングリコ−ル、1,4−ブタンジオ−ル、3−メチ
ル−1,3−プロパンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−
ル、1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ
−ル、デカメチレングリコ−ル、シクロヘキサンジオ−
ル、シクロヘキサンジメタノ−ル等が挙げられ、小量で
あれば分子量400〜6000の長鎖グリコ−ル、すな
わち、ポリエチレングリコ−ル、ポリ−1,3−プロピ
レングリコ−ル、ポリテトラメチレングリコ−ル等を共
重合せしめてもよい。
【0031】本発明で使用する好ましい芳香族ポリエス
テルの例としては、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリ
エチレンテレフタレ−ト、ポリヘキサメチレンテレフタ
レ−ト、ポリシクロヘキシンジメチレンテレフタレ−
ト、ポリエチレン−2,6−ナフタレ−ト 、ポリブチ
レン−2,6−ナフタレ−ト等が挙げられるが、なかで
もポリブチレンテレフタレ−トが好ましい。
【0032】また本発明のポリアミド樹脂またはポリエ
ステル樹脂(B)の溶融粘度は、東洋精機(株)社製キ
ャピログラフ1Bで樹脂温度250℃時、せん断速度1
00SEC-1における見かけ溶融粘度である。本発明で
は、用いられるポリアミド樹脂またはポリエステル樹脂
の溶融粘度が好ましくは500ポイズ以上であり、より
好ましくは1000〜20000ポイズである。溶融粘
度が500ポイズより小さいと、変性プロピレン系重合
体及び粉末状磁性粉とを溶融混練して得られるプラスチ
ック磁性材料組成物の耐衝撃性や曲げ強度が低くなり、
磁石成形物の不良の恐れが生じ好ましくない。
【0033】本発明で使用される磁性体粉末(C)とし
ては、例えば、フェライト磁性粉末、コバルト磁性粉
末、稀土類コバルト磁性粉末、アルニコ磁性粉末、マン
ガン・アルミニウム・炭素磁性粉末、パーマロイ粉末
等、更に高透磁率粉末としてはFeとZn、Cu、Pb、Sn、M
n、Ni、Co、Mg等の金属酸化物からなるフェライト、カ
ルボニル鉄、センダスト等のこれまでプラスチック磁性
材料用の磁性体粉末として使用されているものを任意に
用いることができる。又シランカップリング剤や染料な
どで磁性体粉末を表面処理してプラスチックとの親和性
を向上させたものを用いることもできる。
【0034】一般にプラスチック磁性材料においては、
磁気特性の優れた磁性材料を得るためにはできるだけ磁
性体粉末の配合量を多くするのが好ましいが、一方プラ
スチック磁性材料としての用途に適した物性を保持する
ためには、その配合量も自ずと制限がある。本発明の磁
性体粉末(C)の磁性材料中の配合量は、70〜95重
量%、好ましくは80〜90重量%である。この割合が
70%より少ないと磁気特性の低いものになるし、又9
5%より多いと成形加工が困難になる上に強度の低下し
たものになる。
【0035】本発明中のプラスチック磁性材料組成物
は、必須成分としての変性プロピレン重合体他、発明の
目的を損なわない範囲で、その他ポリオレフィン成分を
含んでも良い。ポリオレフィン成分としては例えば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等のポリ
オレフィン成分を添加配合しても良く、変性プロピレン
系重合体を単独用いても良い。
【0036】本発明のプラスチック磁性材料組成物の合
成樹脂組成物は、変性プロピレン系重合体(A)好まし
くは10〜50重量%、より好ましくは20〜40重量
%、(B)その他の合成樹脂(好ましくはポリアミド樹
脂またはポリエステル樹脂)好ましくは90〜50重量
%、より好ましくは80〜60重量%と、前記のの割合
で配合し混合または混練を行ったプラスチック磁性材料
組成物である。
【0037】該組成物において変性プロピレン系重合体
が10重量%未満では、非吸水性や耐衝撃性等での改良
効果が得られない。一方、その他の樹脂としてポリアミ
ド樹脂または芳香族系ポリエステル樹脂が50重量%未
満ではポリアミド樹脂または芳香族系ポリエステル樹脂
による、機械的物性、耐熱性、耐薬品性等での効果が得
られないので好ましくない。
【0038】本発明の組成物には、これらの必須成分の
他に付加的成分を発明の効果を損なわない範囲で添加す
ることができる。付加的成分としては、例えば、可塑
剤、他の熱可塑樹脂、ゴム、無機フィラー、難燃剤、顔
料、各種安定剤(酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、
ブロッキング防止剤、滑剤、銅化合物)等である。
【0039】本発明中のプラスチック磁性材料組成物の
製造は、上記樹脂成分をヘンシェルミキサー、Vブレン
ダー、リボンブレンダー、タンブラーブレンダー等でド
ライブレンドした後、この混合物を一軸、又は二軸押出
機、ロール、バンバリーミキサー等混練機で溶融混練し
て、ペレット化又は粉砕し得ることができる。その他の
樹脂(好ましくはポリアミド樹脂又は芳香族系ポリエス
テル樹脂)と、官能基変性プロピレン系樹脂(A)と
は、まず樹脂成分のみを混合してから磁性体粉末(C)
と混合しても良いし、一括して混合しても良い。
【0040】かくして得られたプラスチック磁性材料組
成物の形状は、パウダー、ビーズ、ペレット、これらの
混合物として用いられ、磁界中に置かれた射出成形機、
押出成形機により、種々の磁石成形物を得ることができ
る。
【0041】本発明組成物は、耐溶剤性、耐熱性、耐衝
撃性が優れ、又吸水性が少ないことから寸法安定性がよ
い等の特徴を持つため、従来プラスチック磁性材料が用
いられていた分野は勿論これらの磁性材料が使用できな
かった寸法安定性を要求される分野でも広く使用するこ
とができる。例えば比較的高温で使用するマイクロモー
ター用固定磁石、回転速度検出用多極磁石等としても好
適である。
【0042】
【実施例】次に、本発明を、実施例、比較例により詳細
に説明するが本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。以下において部および%は特に断わりのないか
ぎりすべて重量基準であるものとする。
【0043】(参考例1) <変性ポリプロピレンの製造>ブラベンダー社(ドイ
ツ)製30mm二軸押出機をバレル温度200℃(但し
フィーダー部180℃)、ダイス温度210℃に設定し
た。粉末状のポリプロピレン(ハイポールB200P、
三井石油化学社製)930部にイルガノックス1010
(チバガイキー社製安定剤)0.5部、イルガフォス1
68(チバガイキー社製安定剤)0.5部、ステアリン
酸カルシウム(安定剤)1部を混合した。スチレン50
部、無水マレイン酸20部にパーヘキシン25B(日本
油脂社製)2.1部を混合した物を先の粉末ポリプロピ
レン配合物にドライブレンドした。得られたドライブレ
ンド物を押出機に供給し、押出機内で15rpmにて溶
融混練してグラフト反応を行い、ペレタイザーを通して
変性ポリプロピレンのペレットを得た。得られたペレッ
トを微粉砕機(三田村理研工業社製 ZM−1)にかけ
て粉末化し、得られた物を変性ポリプロピレン(1)と
した。押出生成物のスチレン含量は生成物の赤外線分光
分析を用いて700cm-1(スチレンに帰属)と1380
cm-1(ポリプロピレンに帰属)との比を用いて検量線か
らポリスチレン含量が4.4%であった。
【0044】(参考例2)参考例1の変性ポリプロピレ
ンの製造において、スチレン50部、無水マレイン酸2
0部の代わりにスチレン45部、グリシジルメタクリレ
ート25部とした以外は参考例1と同様にして変性ポリ
プロピレン(2)を製造した。 (参考例3)参考例1の変性ポリプロピレンの製造にお
いて、ハイポールB200P(三井石油化学社製)93
0部の代わりに同量のハイポールJ740P(三井石油
化学社製)とした以外は参考例1と同様にして変性ポリ
プロピレン(3)を製造した。
【0045】(実施例1) <プラスチック磁性材料組成物の製造>参考例で得られ
た変性ポリプロピレン(1)45部と、粉末状6ナイロ
ン樹脂105部、異方性バリウムフェライト粉末(平均
粒径1.3μ)850部及びステアリン酸(滑剤)1部
を配合し、これを二軸押出機を用いてフィーダー部側よ
り200℃、230℃、250℃にて溶融混練して造粒
してプラスチック磁性材料用コンパウンドを作成した。
得られたコンパウンドを中央部にキャビティを有し、こ
の周囲にヒーターと更にその外周に着磁コイルを配置し
た磁場圧縮装置に供給して260℃の加熱下に1200
0(エルステッド)の磁界を30秒印加して20φ×1
0lのプラスチック磁石を成形した。BHカーブトレー
サー(電子磁気株式会社製)によりその最大エネルギー
積を測定したところ1.43M GOeであり、比較例
1に示すように従来用いられていたポリアミド樹脂組成
物とほぼ同様の磁気性能であった。又 これとは別に8
オンスの射出成形機でホッパー側より220℃、240
℃、ノズル部250℃の温度で物性測定用試験片を作成
し、測定法に従って、23℃での物性を測定した。結果
を第1表に示した。
【0046】(比較例1)実施例1において使用した変
性ポリプロピレンを配合せずに樹脂としては6ナイロン
単独を用いて成形を行い、実施例と同様にプラスチック
磁石を得た。磁気性能は実施例1と同様に評価したとこ
ろ、その最大エネルギー積を測定したところ1.42M
G Oeであり、実施例1とほぼ同様の磁気性能であっ
た。更に実施例1と同様にして物性測定を行い、結果を
第1表に示した。
【0047】(比較例2)実施例1において使用した変
性ポリプロピレン(1)を配合する代わりに市販のポリ
プロピレン(ハイポールB200P、三井石油化学社
製)を用いて成形を行い、実施例と同様にプラスチック
磁石を得た。
【0048】実施例1と同様にして物性測定を行い、結
果を第1表に示した。
【0049】(実施例2)実施例1において使用した変
性ポリプロピレン(1)を配合する代わりに同量の変性
ポリプロピレン(2)を用いて成形を行い、実施例と同
様にプラスチック磁石を得た。
【0050】実施例1と同様にして物性測定を行い、結
果を第1表に示した。
【0051】(実施例3)実施例1において使用した変
性ポリプロピレン(1)を配合する代わりに同量の変性
ポリプロピレン(3)を用いて成形を行い、実施例と同
様にプラスチック磁石を得た。
【0052】実施例1と同様にして物性測定を行い、結
果を第1表に示した。
【0053】
【表1】
【0054】[物性の評価方法] 熱変形性:測定JIS K7202(HDT温度 荷重4.6kg
/cm)目標150℃以上 引張強度:測定ASTM D638 目標550kg
/cm2以上 耐衝撃性:測定ASTM D256 目標5以上 寸法安定性:ASTMD570に準拠して吸水性試験前
後の寸法変化率(%)射出試片(タテ104mm、ヨコ50mm)を23
℃で24時間水浸漬試験。
【0055】耐溶剤性:射出試片(104*50*2mm)を用いト
ルエンに23℃で4時間浸漬後クレーズ、表面荒れ発生
の有無を肉眼にて判断した 目標クレーズ無し
【0056】
【発明の効果】本発明は、極性官能基変性プロピレン系
重合体によりプラスチック磁性材料組成物の寸法安定
性、耐衝撃性を改善でき、その他の合成樹脂にポリアミ
ド樹脂または芳香族系ポリエステル樹脂と磁性体粉末を
配合する事によって、剛性や耐熱性等の機械的物性に於
いてバランス良く優れており、この組成物を用いる磁石
によって比較的高温で使用するマイクロモーター用固定
磁石、回転速度検出用多極磁石等に用いられるプラスチ
ック磁石成形品を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 77/00 LQS C08L 77/00 LQS

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体粉末を合成樹脂によって結合し着
    磁させるプラスチック磁性材料組成物において、合成樹
    脂として極性官能基変性プロピレン系重合体(A)を使
    用することを特徴とするプラスチック磁性材料組成物。
  2. 【請求項2】 合成樹脂が、(A)極性官能基変性プロ
    ピレン系重合体と(B)ポリアミド樹脂または芳香族系
    ポリエステル樹脂とからなる合成樹脂組成物を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラスチック磁性材料組
    成物。
  3. 【請求項3】 (A)成分10〜50重量%と、(B)
    成分90〜50重量%とからなることを特徴とする請求
    項2記載のプラスチック磁性材料組成物。
  4. 【請求項4】 極性官能基変性プロピレン系重合体
    (A)が、(a)プロピレン系重合体、芳香族ビニル単量
    体(a-1)及び極性官能基含有ビニル単量体(a-2)を溶融混
    練重合反応して得られる変性プロピレン系重合体組成物
    であることを特徴とする請求項2記載のプラスチック磁
    性材料組成物。
  5. 【請求項5】 極性官能基含有ビニル単量体(a-2)を、
    プロピレン系重合体(a)に対して0.5重量%以上添加
    して溶融混練重合反応して得られる変性プロピレン系重
    合体組成物を用いることを特徴とする請求項4記載のプ
    ラスチック磁性材料組成物。
  6. 【請求項6】 極性官能基含有ビニル単量体(a-2)が、
    エポキシ基含有ビニル単量体あるいはカルボキシル基含
    有ビニル単量体であることを特徴とする請求項1〜5記
    載のプラスチック磁性材料組成物。
  7. 【請求項7】 ポリアミド樹脂(B)が、ナイロン6、
    ナイロン66、ナイロン46樹脂であることを特徴とす
    る請求項2〜6記載のプラスチック磁性材料組成物。
  8. 【請求項8】 芳香族系ポリエステル樹脂(B)が、ポ
    リブチレンテレフタレート樹脂であることを特徴とする
    請求項2〜7記載のプラスチック磁性材料組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8記載のプラスチック磁性材
    料組成物からなる磁石。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245173A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 樹脂結合型磁石組成物、その製造方法及びそれを用いた樹脂結合型磁石
WO2023058565A1 (ja) * 2021-10-05 2023-04-13 戸田工業株式会社 ボンド磁石用樹脂組成物ならびにそれを用いた成形体

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