JPH08293371A - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
- Publication number
- JPH08293371A JPH08293371A JP7094889A JP9488995A JPH08293371A JP H08293371 A JPH08293371 A JP H08293371A JP 7094889 A JP7094889 A JP 7094889A JP 9488995 A JP9488995 A JP 9488995A JP H08293371 A JPH08293371 A JP H08293371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- guide pin
- lid
- positioning
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ソケットガイドピンとICリードフレームの位
置決め用穴とのクリアランスを極力小さくして位置決め
精度を高くしても、ICをソケットからスムースに抜去
することができるICソケットを提供する。 【構成】測定されるIC100の位置決め用穴103に
挿入するガイドピン14を有し、ソケットの蓋18を開
ける際にICをガイドピンの位置決め部分42より強制
的に持ちあげる噛み込み防止台12を設けてICを抜去
する際の位置決め用穴とガイドピンとの噛み込みを防止
する。
置決め用穴とのクリアランスを極力小さくして位置決め
精度を高くしても、ICをソケットからスムースに抜去
することができるICソケットを提供する。 【構成】測定されるIC100の位置決め用穴103に
挿入するガイドピン14を有し、ソケットの蓋18を開
ける際にICをガイドピンの位置決め部分42より強制
的に持ちあげる噛み込み防止台12を設けてICを抜去
する際の位置決め用穴とガイドピンとの噛み込みを防止
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICソケットに係わり、
特にICの位置決め用ガイドピンを有するICソケット
に関する。
特にICの位置決め用ガイドピンを有するICソケット
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6はリードフレーム付きIC(以下単
に、IC、と称す)100を示す平面図である。パッケ
ージ101の四方の側面から多数のリード102が導出
されており、3個の位置決め用穴103が形成されたリ
ードフレーム外枠104からの吊りピン105によりパ
ッケージ101はその四隅で支持されている。この状態
のIC100をICソケットに装着して電気特性の測定
を行なった後、吊りピン105を切断する。
に、IC、と称す)100を示す平面図である。パッケ
ージ101の四方の側面から多数のリード102が導出
されており、3個の位置決め用穴103が形成されたリ
ードフレーム外枠104からの吊りピン105によりパ
ッケージ101はその四隅で支持されている。この状態
のIC100をICソケットに装着して電気特性の測定
を行なった後、吊りピン105を切断する。
【0003】次に図5を参照して従来技術のICソケッ
トを説明する。図5において、(A)は蓋開放状態の平
面図、(B)は蓋開放状態の側断面図、(C)は蓋係止
状態の側断面図である。
トを説明する。図5において、(A)は蓋開放状態の平
面図、(B)は蓋開放状態の側断面図、(C)は蓋係止
状態の側断面図である。
【0004】ソケット本体71に蓋76が回転可能に取
り付けられている。ソケット本体71内には測定される
ICのリード102に合わせた多数の接触用導体75が
四方向に配列され、また装着ICの位置を定める3本の
ガイドピン73を有する位置決め台72が設けられ、ま
たストッパ74が設けられている。一方、ソケット蓋部
76にはリード押さえ部77およびストッパ係止部81
が設けられている。
り付けられている。ソケット本体71内には測定される
ICのリード102に合わせた多数の接触用導体75が
四方向に配列され、また装着ICの位置を定める3本の
ガイドピン73を有する位置決め台72が設けられ、ま
たストッパ74が設けられている。一方、ソケット蓋部
76にはリード押さえ部77およびストッパ係止部81
が設けられている。
【0005】IC100の位置決め用穴103をガイド
ピン73に挿入することでICのリード102がそれぞ
れ対応する接触用導体75との位置決めが行なわれ、図
5(C)のように蓋76を回転させてストッパ係止部8
1にストッパ74が挿入され、ここでリード押さえ部7
7によりリード102が接触用導体75に圧接触され、
この状態で電気的測定が行なわれる。
ピン73に挿入することでICのリード102がそれぞ
れ対応する接触用導体75との位置決めが行なわれ、図
5(C)のように蓋76を回転させてストッパ係止部8
1にストッパ74が挿入され、ここでリード押さえ部7
7によりリード102が接触用導体75に圧接触され、
この状態で電気的測定が行なわれる。
【0006】このようなICソケットでは、ソケット蓋
部76が開放状態の時においてIC100の挿入、抜去
が自由にできるように、位置決め用穴103とガイドピ
ン73との間にクリアランスを設けてあるために、IC
はそのクリアランス分は移動することが可能である。
部76が開放状態の時においてIC100の挿入、抜去
が自由にできるように、位置決め用穴103とガイドピ
ン73との間にクリアランスを設けてあるために、IC
はそのクリアランス分は移動することが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な従来技術で
はICリードの幅の細いICや微細ピッチのIC(主に
0.4mmピッチ以下)では接触用導体とICリードと
のズレが出てしまい測定に不具合が発生する可能性が大
きい。
はICリードの幅の細いICや微細ピッチのIC(主に
0.4mmピッチ以下)では接触用導体とICリードと
のズレが出てしまい測定に不具合が発生する可能性が大
きい。
【0008】現状の機械的位置決めではソケットガイド
ピンとICリードフレームの位置決め用穴とのクリアラ
ンスを極力小さくすれば位置決め精度を高くする事がで
きる。しかし、クリアランスを小さくするとICの若干
の精度バラツキや、リードフレームの反り等によってI
Cをソケットから抜去する際にICリードフレームの位
置決め用穴とソケットガイドピンが噛み込んでしまう不
具合が発生して抜去を円滑に行なうことが出来ないとい
う問題があった。
ピンとICリードフレームの位置決め用穴とのクリアラ
ンスを極力小さくすれば位置決め精度を高くする事がで
きる。しかし、クリアランスを小さくするとICの若干
の精度バラツキや、リードフレームの反り等によってI
Cをソケットから抜去する際にICリードフレームの位
置決め用穴とソケットガイドピンが噛み込んでしまう不
具合が発生して抜去を円滑に行なうことが出来ないとい
う問題があった。
【0009】したがって本発明の目的は、ソケットガイ
ドピンとICリードフレームの位置決め用穴とのクリア
ランスを極力小さくして位置決め精度を高くしても、I
Cをソケットからスムースに抜去することができるIC
ソケットを提供することである。
ドピンとICリードフレームの位置決め用穴とのクリア
ランスを極力小さくして位置決め精度を高くしても、I
Cをソケットからスムースに抜去することができるIC
ソケットを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、測定さ
れるICの位置決め用穴に挿入するガイドピンを有し、
ソケットの蓋を開ける際にICをガイドピンの位置決め
部分より強制的に持ちあげる噛み込み防止台を設けてI
Cを抜去する際の位置決め用穴とガイドピンとの噛み込
みを防止したICソケットにある。ここでICを位置決
めするための位置決め台がICソケットの本体に取付け
られており、ガイドピンがこの位置決め台に固定されて
いることができる。あるいは、ガイドピンはソケット本
体に固定されていることができる。
れるICの位置決め用穴に挿入するガイドピンを有し、
ソケットの蓋を開ける際にICをガイドピンの位置決め
部分より強制的に持ちあげる噛み込み防止台を設けてI
Cを抜去する際の位置決め用穴とガイドピンとの噛み込
みを防止したICソケットにある。ここでICを位置決
めするための位置決め台がICソケットの本体に取付け
られており、ガイドピンがこの位置決め台に固定されて
いることができる。あるいは、ガイドピンはソケット本
体に固定されていることができる。
【0011】
【作用】このように本発明では、ICを抜去する際の位
置決め用穴とガイドピンとの噛み込みを防止するための
噛み込み防止台を設けているから、ソケットガイドピン
とICリードフレームの位置決め用穴とのクリアランス
を小にしてもICをソケットからスムースに抜去するこ
とができる。
置決め用穴とガイドピンとの噛み込みを防止するための
噛み込み防止台を設けているから、ソケットガイドピン
とICリードフレームの位置決め用穴とのクリアランス
を小にしてもICをソケットからスムースに抜去するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。
【0013】図1は本発明の実施例のICソケット全体
を示す図であり、この図1において、(A)は蓋開放状
態の平面図、(B)は蓋開放状態の側断面図、(C)は
蓋係止状態の側断面図である。
を示す図であり、この図1において、(A)は蓋開放状
態の平面図、(B)は蓋開放状態の側断面図、(C)は
蓋係止状態の側断面図である。
【0014】ソケット本体11に蓋18が回転可能に片
側を支持され、この蓋18には蓋突出部19、リード押
さえ部20およびストッパ係止部21が設けられてい
る。
側を支持され、この蓋18には蓋突出部19、リード押
さえ部20およびストッパ係止部21が設けられてい
る。
【0015】一方ソケット本体11には、電気的特性が
測定されるQFP型のIC100(図6)のリード10
2に対応した多数の接触用導体16が四方向に配列され
て埋め込まれている。また装着されるICの位置を定め
る3本のガイドピン14を固定した位置決め台13が設
けられ、またストッパ15が設けられている。
測定されるQFP型のIC100(図6)のリード10
2に対応した多数の接触用導体16が四方向に配列され
て埋め込まれている。また装着されるICの位置を定め
る3本のガイドピン14を固定した位置決め台13が設
けられ、またストッパ15が設けられている。
【0016】さらに本発明では、ICを抜去する際の位
置決め用穴とガイドピンとの噛み込みを防止するための
噛み込み防止台12が上下動可能に設けられている。
置決め用穴とガイドピンとの噛み込みを防止するための
噛み込み防止台12が上下動可能に設けられている。
【0017】IC100の位置決め用穴103にガイド
ピン14を挿入することでICのリード102とそれぞ
れ対応する接触用導体16との位置決めが行なわれ、図
1(C)のように蓋18を回転させてストッパ係止部2
1にストッパ15が挿入されて蓋を閉じる。ここでリー
ド押さえ部20によりリード102が接触用導体16に
圧接触され、また、ソケット本体11に取付けられてい
る噛み込み防止台12を蓋18の一部分を突出させた蓋
突出部19で、ソケット本体11と水平に押し下げる。
この状態で電気的測定が行なわれる。
ピン14を挿入することでICのリード102とそれぞ
れ対応する接触用導体16との位置決めが行なわれ、図
1(C)のように蓋18を回転させてストッパ係止部2
1にストッパ15が挿入されて蓋を閉じる。ここでリー
ド押さえ部20によりリード102が接触用導体16に
圧接触され、また、ソケット本体11に取付けられてい
る噛み込み防止台12を蓋18の一部分を突出させた蓋
突出部19で、ソケット本体11と水平に押し下げる。
この状態で電気的測定が行なわれる。
【0018】そして本実施例では測定後に蓋を開放状態
とした際に噛み込み防止台12がICを押し上げてIC
を円滑に抜去する。
とした際に噛み込み防止台12がICを押し上げてIC
を円滑に抜去する。
【0019】この動作を図2を参照して説明する。図2
は図1の実施例のICソケットにICを装着した状態の
部分詳細断面図である。
は図1の実施例のICソケットにICを装着した状態の
部分詳細断面図である。
【0020】まず図2(A)は蓋開放状態を示す断面図
であり、噛み込み防止台12は噛み込み防止台バネ43
によりソケット本体に取り付けられている。また、ガイ
ドピンテーパ部41およびガイドピンストレート部42
を有するガイドピン14を固定した位置決め台13は位
置決め台用バネ44によりソケット本体に取り付けられ
ている。ガイドピンテーパ部41はICの位置決め用穴
103にスムースに挿入するための部分であり、ガイド
ピンストレート部42はICの位置を定める部分であ
る。
であり、噛み込み防止台12は噛み込み防止台バネ43
によりソケット本体に取り付けられている。また、ガイ
ドピンテーパ部41およびガイドピンストレート部42
を有するガイドピン14を固定した位置決め台13は位
置決め台用バネ44によりソケット本体に取り付けられ
ている。ガイドピンテーパ部41はICの位置決め用穴
103にスムースに挿入するための部分であり、ガイド
ピンストレート部42はICの位置を定める部分であ
る。
【0021】また、位置決め台13に形成されたそれぞ
れの長方形の開口内に、この開口の先端部と同じ高さの
接触用導体16の接触先端部が位置し、その上にIC1
00のリード102が位置している。
れの長方形の開口内に、この開口の先端部と同じ高さの
接触用導体16の接触先端部が位置し、その上にIC1
00のリード102が位置している。
【0022】図2(A)の状態において、リードフレー
ム外枠104は噛み込み防止台12の上面上に乗せられ
て、その位置決め用穴103がガイドピンテーパ部41
の位置まで挿入した状態となっている。尚、リードフレ
ームのリード102と外枠104とは同じ金属板で同一
の高さレベルであるから、図2(B)、(C)では連続
的に描いてある。
ム外枠104は噛み込み防止台12の上面上に乗せられ
て、その位置決め用穴103がガイドピンテーパ部41
の位置まで挿入した状態となっている。尚、リードフレ
ームのリード102と外枠104とは同じ金属板で同一
の高さレベルであるから、図2(B)、(C)では連続
的に描いてある。
【0023】次に図2(B)において、蓋18を回転さ
せてその蓋突出部19を噛み込み防止台12のリードフ
レーム外枠104よりはみ出した部分である押下げ部1
7に当接させこれを押し下げる。これにより噛み込み防
止台バネ43は圧縮状態となる。
せてその蓋突出部19を噛み込み防止台12のリードフ
レーム外枠104よりはみ出した部分である押下げ部1
7に当接させこれを押し下げる。これにより噛み込み防
止台バネ43は圧縮状態となる。
【0024】このように噛み込み防止台12が下がると
連動してIC100も位置決め台13まで下りその位置
決め用穴103がガイドピンストレート部42の位置ま
で落ち込んでICが位置決めされる。
連動してIC100も位置決め台13まで下りその位置
決め用穴103がガイドピンストレート部42の位置ま
で落ち込んでICが位置決めされる。
【0025】またこの状態でリード102は接触用導体
16の先端部に接触するが蓋18のリード押さえ部20
はリード102に当接していないからリードを含むリー
ドフレームは接触用導体16の先端部およびこれと同一
高さの位置決め台13の先端部により支持された態様と
なる。
16の先端部に接触するが蓋18のリード押さえ部20
はリード102に当接していないからリードを含むリー
ドフレームは接触用導体16の先端部およびこれと同一
高さの位置決め台13の先端部により支持された態様と
なる。
【0026】次に図2(C)は蓋18をさらに回転して
ストッパ15(図1)とストッパ係止部21(図1)に
よりロックした状態を示す断面図である。蓋18に連動
してリード押さえ部20がリード102を押圧してリー
ド102を接触用導体16の先端部に圧接する。この
際、リード102とともに位置決め台13も押し下がる
から位置決め台用バネ44は圧縮状態となり、また噛み
込み防止台12も図2(B)の状態よりさらに下がるか
ら噛み込み防止台バネ43はさらに圧縮状態となる。
ストッパ15(図1)とストッパ係止部21(図1)に
よりロックした状態を示す断面図である。蓋18に連動
してリード押さえ部20がリード102を押圧してリー
ド102を接触用導体16の先端部に圧接する。この
際、リード102とともに位置決め台13も押し下がる
から位置決め台用バネ44は圧縮状態となり、また噛み
込み防止台12も図2(B)の状態よりさらに下がるか
ら噛み込み防止台バネ43はさらに圧縮状態となる。
【0027】この図2(C)の状態でIC100の電気
的特性の測定が行なわれる。
的特性の測定が行なわれる。
【0028】電気的特性の測定の後でICをICソケッ
トから取り出す際には上記装着のステップと逆に、スト
ッパ15(図1)を解除し蓋18を開いた際に噛み込み
防止台12を押し下げていた蓋突出部19が上がり押し
下げを解除していく。
トから取り出す際には上記装着のステップと逆に、スト
ッパ15(図1)を解除し蓋18を開いた際に噛み込み
防止台12を押し下げていた蓋突出部19が上がり押し
下げを解除していく。
【0029】これにより防止台バネ43の圧縮状態が開
放されて噛み込み防止台12が持ち上り同時に位置決め
台バネ44の圧縮状態が開放されて位置決め台13が持
ち上り、ICも位置決め位置より上がり位置決めが解除
されて図2(A)の状態となる。
放されて噛み込み防止台12が持ち上り同時に位置決め
台バネ44の圧縮状態が開放されて位置決め台13が持
ち上り、ICも位置決め位置より上がり位置決めが解除
されて図2(A)の状態となる。
【0030】すなわちこの際に、ソケットガイドピン1
4のガイドピンストレート部42と位置決め用穴103
とが噛み込んでいても噛み込み防止台12の上昇により
噛み込み状態が継続することが強制的に防止される。す
なわち強制的にソケットガイドピン14のガイドピンテ
ーパ部41の位置まで持ち上げられて位置決めが解除さ
れICはフリーの状態となる。その後、ICソケット上
からのICの抜き取りを行う。
4のガイドピンストレート部42と位置決め用穴103
とが噛み込んでいても噛み込み防止台12の上昇により
噛み込み状態が継続することが強制的に防止される。す
なわち強制的にソケットガイドピン14のガイドピンテ
ーパ部41の位置まで持ち上げられて位置決めが解除さ
れICはフリーの状態となる。その後、ICソケット上
からのICの抜き取りを行う。
【0031】図3は上記実施例の一部を変更した実施例
のICソケットを示す断面図である。図1および図2で
は蓋18の一部を突出させた部分19で噛み込み防止台
12を押し下げているが、図3の実施例では噛み込み防
止台12の一部を突出させた噛み込み防止台突出部11
2を形成し、蓋18の押し下げ部111で押し下げる方
式である。
のICソケットを示す断面図である。図1および図2で
は蓋18の一部を突出させた部分19で噛み込み防止台
12を押し下げているが、図3の実施例では噛み込み防
止台12の一部を突出させた噛み込み防止台突出部11
2を形成し、蓋18の押し下げ部111で押し下げる方
式である。
【0032】また図1および図2の実施例では位置決め
台13にガイドピン14を固定しているが、図4の実施
例のICソケットでは位置決め台の設置を省略して、ガ
イドピン14をソケット本体121に直接固定してい
る。
台13にガイドピン14を固定しているが、図4の実施
例のICソケットでは位置決め台の設置を省略して、ガ
イドピン14をソケット本体121に直接固定してい
る。
【0033】図3や図4のICソケットにおいても図1
および図2のICソケットと同様の効果が得られる。
尚、図3および図4において図1および図2と同一もし
くは類似の機能の箇所は同じ符号で示してあるから重複
する説明は省略する。
および図2のICソケットと同様の効果が得られる。
尚、図3および図4において図1および図2と同一もし
くは類似の機能の箇所は同じ符号で示してあるから重複
する説明は省略する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明のICソケッ
トは、微細ピッチ且つ細いICリードのICを生産する
ために高い精度でICとソケットとの位置決めをした場
合でも、ICとソケットとの噛み込みでICの取り外し
に問題が発生する可能性が無くなる。また、ICの位置
決めについてもガイドピンに対してICが若干ズレて挿
入されたとしても、IC位置決め穴にガイドピンが挿入
されている状態であれば、蓋閉め時に噛み込み防止台が
押し下げられる過程でICは完全に位置決めされる状態
になる。
トは、微細ピッチ且つ細いICリードのICを生産する
ために高い精度でICとソケットとの位置決めをした場
合でも、ICとソケットとの噛み込みでICの取り外し
に問題が発生する可能性が無くなる。また、ICの位置
決めについてもガイドピンに対してICが若干ズレて挿
入されたとしても、IC位置決め穴にガイドピンが挿入
されている状態であれば、蓋閉め時に噛み込み防止台が
押し下げられる過程でICは完全に位置決めされる状態
になる。
【図1】本発明の実施例のICソケットを示す図であ
り、(A)は蓋開放状態の平面図、(B)は蓋開放状態
の側断面図、(C)は蓋係止状態の側断面図である。
り、(A)は蓋開放状態の平面図、(B)は蓋開放状態
の側断面図、(C)は蓋係止状態の側断面図である。
【図2】図1のICソケットにICを装着した状態を示
す部分詳細断面図であり、(A)は蓋開放状態、(B)
は蓋を閉めていく状態、(C)は蓋をロックした状態で
ある。
す部分詳細断面図であり、(A)は蓋開放状態、(B)
は蓋を閉めていく状態、(C)は蓋をロックした状態で
ある。
【図3】図1および図2のICソケットの一部を変更し
た実施例のICソケットにICを装着した状態を示す部
分詳細断面図である。
た実施例のICソケットにICを装着した状態を示す部
分詳細断面図である。
【図4】図1および図2のICソケットの他の一部を変
更した実施例のICソケットの蓋開放状態を示す側断面
図である。
更した実施例のICソケットの蓋開放状態を示す側断面
図である。
【図5】従来技術のICソケットを示す図であり、
(A)は蓋開放状態の平面図、(B)は蓋開放状態の側
断面図、(C)は蓋係止状態の側断面図である。
(A)は蓋開放状態の平面図、(B)は蓋開放状態の側
断面図、(C)は蓋係止状態の側断面図である。
【図6】リードフレーム付きICを示す平面図である。
11 ソケット本体 12 噛み込み防止台 13 位置決め台 14 ガイドピン 15 ストッパ 16 接触用導体 17 噛み込み防止台押下げ部 18 蓋 19 蓋突出部 20 リード押さえ部 21 ストッパ係止部 41 ガイドピンテーパ部 42 ガイドピンストレート部 43 噛み込み防止台用バネ 44 位置決め台用バネ 71 ソケット本体 72 位置決め台 73 ガイドピン 74 ストッパ 75 接触用導体 76 蓋 77 リード押さえ部 81 ストッパ係止部 100 リードフレーム付きIC 101 パッケージ 102 ICのリード 103 位置決め用穴 104 リードフレームの外枠 105 吊りピン 111 蓋の押し下げ部 112 噛み込み防止台突出部 121 ソケット本体
Claims (3)
- 【請求項1】 測定されるICの位置決め用穴に挿入す
るガイドピンを有するICソケットにおいて、ソケット
の蓋を開ける際に前記ICを前記ガイドピンの位置決め
部分より強制的に持ちあげる噛み込み防止台を設けたこ
とを特徴とするICソケット。 - 【請求項2】 前記ICを位置決めするための位置決め
台が前記ICソケットの本体に取付けられており、前記
ガイドピンが前記位置決め台に固定されていることを特
徴とする請求項1記載のICソケット。 - 【請求項3】 前記ガイドピンはソケット本体に固定さ
れていることを特徴とする請求項1記載のICソケッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094889A JPH08293371A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7094889A JPH08293371A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | Icソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293371A true JPH08293371A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14122616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7094889A Pending JPH08293371A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | Icソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08293371A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6343382B2 (ja) * | 1978-07-03 | 1988-08-30 | Dow Chemical Co |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7094889A patent/JPH08293371A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6343382B2 (ja) * | 1978-07-03 | 1988-08-30 | Dow Chemical Co |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971216 |