JPH0829162A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH0829162A
JPH0829162A JP18794594A JP18794594A JPH0829162A JP H0829162 A JPH0829162 A JP H0829162A JP 18794594 A JP18794594 A JP 18794594A JP 18794594 A JP18794594 A JP 18794594A JP H0829162 A JPH0829162 A JP H0829162A
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light
light receiving
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distance
distance measuring
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Yukio Otaka
幸夫 尾高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射率の大きな差のある測距対象物の測距時
や、照射スポットの一部が測距対象より外れるような状
況下での測距時であっても、精度の高い測距データを算
出する。 【構成】 投光手段1と第1の受光手段2を結ぶ基線長
軸上の、前記第1の受光手段に隣接して、これとは異な
る基線長距離nLを持つ位置に配置される第2の受光手
段41と、前記第1と第2の受光手段の出力によって得
られるそれぞれの測距データの差情報に基づいて最終的
な測距データを算出する演算手段を備え、第1と第2の
受光手段の測距データの差情報を求め、この差情報によ
り測定された測距データに補正を加えて最終的な測距デ
ータを得るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等に配置される
アクティブ方式の測距装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブオートフォーカスの測
距方式は、図5に示すような三角測距の方式が一般的で
ある。
【0003】簡単に構成を説明すれば、1は不図示の投
光素子であるIREDからの赤外線ビームを投光するた
めの投光レンズ、2は被写体上のビーム光の反射を受光
するための受光レンズ、3は投光ビームの投光方向を示
す。4aないし4bは被写体で反射されて受光レンズ2
へ入射する光ビームの受光方向を示す。
【0004】5は受光レンズ2から位置検出素子、いわ
ゆるPSD等の不図示の素子のセンサ面迄の距離で、ほ
ぼ受光レンズ2の焦点距離に対応している。6は投,受
光レンズ中心間の距離で、三角測距法での基線長を示
し、距離をLで示している。7及び8は投光レンズ1か
ら被写体迄の距離で、それぞれの距離をDis1 ,Di
2 とする。9,10は被写体距離Dis1 ,Dis2
に対応する投光ビーム3の反射光のセンサ面上での像位
置を示し、受光レンズ2のレンズ光軸よりそれぞれx
1 ,x2 の記号で示している。
【0005】以上の様な光学系に於て、距離7(Dis
1 )に於けるセンサ面上のスポット位置x1 は Dis1 :L=fR :x11 =(1/Dis1 )・L・fR 同様に x2 =(1/Dis2 )・L・fR の関係が有り、センサ面上のスポットの位置を知ること
により、距離との関係を求めることが可能となる。
【0006】図6はセンサ面上の光ビームに関しての受
光像を示す図である。
【0007】図6において、21はPSD、22a,2
2bは図2の受光レンズ2を介して結像される投光ビー
ムの反射光像、23a,23bはPSD21の電極を示
している。
【0008】投光ビームの受光レンズ2を介して結像さ
れる像22aは、受光レンズ2のレンズ光軸上のPSD
センサ21の面上に結像する。すなわち、∞位置からの
仮想結像で、この像の重心位置を説明の簡単のため基準
点としている。投光スポットが被写体に照射され、その
反射光がセンサ面上に結像すると、センサの電極23
a,23bには結像した像の重心位置を基準とした電流
が振分けられ、Ia,Ibの電流が流れる。
【0009】ここで、22bの位置にスポット像が結像
した場合 Ia =〔{L−(x0 +x1 )}/L〕・Q Ib ={(x0 +x1 )/L}・Q の電流がそれぞれの電極振分けられる。なお、Q:セン
サに発生した光電流はである。
【0010】従って Ib /(Ia +Ib )=(x0 +x1 )/L となり、 Ib /(Ia +Ib ) を求めることで、センサの有効長及び∞位置での重心位
置、x0 が既知であることより、x1 が求められ、距離
に対応するデータとなる。
【0011】以上、説明した測距系は、特公平5−38
884号等にて公知であるが、図7にてPSDを使用し
た初段の増幅器に関して説明を行う。
【0012】図7の構成を説明すると、101はPS
D、102,103はスイッチング素子である。104
はオペアンプ105の帰還抵抗で、該オペアンプ105
の出力と反転入力間に接続されている。VREF は測距回
路の仮想接地電圧としての基準電圧、KVCはVREF
りも高い第2の基準電圧を示し、G1,G2はそれぞれ
スイッチング素子102,103の導通を制御するため
の制御端子である。
【0013】以上の構成に於て、簡単に動作の説明を行
う。
【0014】全体のアナログ処理に関しては、前記特公
平5−38884号に従うものである。不図示の投光ビ
ームを発する赤外発光ダイオードにより被写体に投光さ
れたビームの反射光が位置検出素子であるPSD101
に入射する。この投光ビームは所定の周波数で点滅状態
にて投光されている。PSD101の入射光は受光レン
ズにて集光され、PSD受光面上にスポット像を結像す
る。このスポット像によりPSD101内に電流が流
れ、位置に対応し変換された電流が図中7のIa,Ib
として流れる。
【0015】ここで、まずスイッチング素子103はゲ
ート信号G2がロウレベルに設定されることで非導通状
態、又、ゲート信号G1がハイレベルに設定され、スイ
ッチング素子102が導通状態となっている。従って、
a の電流はVREF の基準電圧にバイパスする。一方、
b はオペアンプ105の反転入力側に流れ、抵抗10
4によりIb の電流が電圧に変換され、オペアンプ10
5の出力側へ送出される。
【0016】この電流Ib は図示しない積分回路にて所
定の時間積分される。図8は図示しない積分回路の出力
を示しており、所定の時間TだけIb が積分されてい
る。所定時間Tの積分が終了すると、制御端子G1はロ
ウレベル、G2はハイレベルとなり、スイッチング素子
102は非導通状態に、スイッチング素子103は導通
状態となり、オペアンプ105の非反転入力端子側に
「Ia +Ib 」の電流が流れ、抵抗104の抵抗値に応
じた電圧値がオペアンプ105の出力側に送出される。
そして、図示しない積分回路にて積分されるが、この時
オペアンプ105の出力は前回の積分時の極性と反転す
るよう、反転アンプを介して前記積分値に加えられる。
この際、図8に示す様に極性反転が行われ、回路が安定
する迄t0 時間の休止時間経過後に、今度は「Ia +I
b 」の積分、すなわち逆積分が開始される。「Ia +I
b 」の積分が開始し、積分値がIb の積分開始前の基準
レベルとなるまでの時間t1 を検出することで、 Ib /(Ia +Ib )=t1 /T の関係を求め、スポット位置を時間データに変換し、距
離情報を得ている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
説明の通り従来の方式では、被写体へ照射してセンサ面
上の反射光像の重心位置を距離情報に変換する構成であ
るために、反射率の大きな差があるコントラスト被写体
や照射スポットの一部が被写体より外れるような、照射
スポットの一部抜けが発生する場合には、測距データに
ズレが発生する不都合があった。
【0018】(発明の目的)本発明の目的は、反射率の
大きな差のある測距対象物の測距時や、照射スポットの
一部が測距対象より外れるような状況下での測距時であ
っても、精度の高い測距データを算出することのできる
測距装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、投光手段と第1の受光手段を結ぶ基線長
軸上の、前記第1の受光手段に隣接して、これとは異な
る基線長距離を持つ位置に配置される第2の受光手段
と、前記第1と第2の受光手段の出力によって得られる
それぞれの測距データの差情報に基づいて最終的な測距
データを算出する演算手段を備え、第1と第2の受光手
段の測距データの差情報を求め、この差情報により測定
された測距データに補正を加えて最終的な測距データを
得るようにしている。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施例における測距
装置の光学系の配置関係を示す図であり、図5と同じ部
分は同一符号を付してある。
【0022】図1において、1は不図示の投光素子であ
るIREDからの赤外線ビームを投光するための投光レ
ンズ、2は被写体上の赤外線ビームの反射光を受光する
ための受光レンズ、3は投光ビームの投光方向を示す。
4は受光レンズ2への赤外線ビームからの反射光を受光
する光線方向を示す。5は受光レンズ2からPSD等の
位置検出素子迄の距離で、ほぼ受光レンズ2の焦点距離
に対応している。6は投光レンズ1と受光レンズ2のレ
ンズ中心間の距離で、三角測距での基線長で距離をLで
示している。7は被写体迄の距離を示し、該距離をDi
sとする。9は距離Disに対応する投光ビーム3の反
射光のセンサ面上での像位置を示し、受光レンズ2のレ
ンズ光軸より距離x1 の記号で示した。
【0023】41は受光レンズ2と投光レンズ1の基線
軸上に設けられた別の受光レンズで、受光レンズ2,投
光レンズ1間の距離に対しn倍の基線長であり、これを
42、つまり距離n,Lで示している。43は受光レン
ズ41で受ける光の光線方向を示している。受光レンズ
41の焦点距離はここでは受光レンズ2と同様に、焦点
距離5(距離をfR )としている。44はセンサ面上の
赤外線ビームの受光レンズ41による像位置を示し、受
光レンズ41のレンズ中心より距離xn として示した。
【0024】以上の様な光学系の構成に於て、受光され
る赤外線ビームの反射光4及び43がそれぞれ受光レン
ズ2及び41により、位置検出センサ面上に結像された
様子を図2に示す。
【0025】図2(A)において、赤外線ビームの像は
それぞれ図1の受光レンズ2及び41を介して、それぞ
れ53及び54として結像する。51及び52はそれぞ
れの位置検出素子、例えばPSD等を示しており、前述
の受光像53及び54を受光レンズ側から見ている仮想
図で示した。55,56は距離Disが無限にある場合
の位置で、それぞれ位置検出素子51,52のセンサ端
より距離x0 とnx0で示した。これは基線長がn倍に
なったことに対応して、x0 のn倍に簡単のため設定し
ている。
【0026】従って、 Dis:L=fR :x1 ∴ x1 =(1/Dis)・L・fR 同様に xn =(1/Dis)・nL・fR =n・x1 となり、移動量x1 ,xn で示せる。
【0027】又、従来例と同様にセンサ電流で示せば、
位置検出素子51では Ib /(Ia +Ib )=(x0 +x1 )/S となり、同様に位置検出素子52では ID /(Ic +ID )=(nx0 +xn )/nS =(nx0 +nx1 )/nS =(x0 +x1 )/S となる。ここで、Ic ,ID はセンサ端子23a´及び
23b´に流れる電流を示している。
【0028】以上の様に位置検出素子51,52での出
力は Ib /(Ia +Ib )=ID /(Ic +ID ) として同一結果が得られる。
【0029】図2(B)は、受光像53,54にスポッ
ト抜けが発生した場合を示している。
【0030】投光レンズにより発射した赤外線ビームが
被写体で一部が抜けてしまった場合、受光像53,54
は53´,54´に示す様になる。ここでは、約半分破
線の部分が被写体から外れた状態を示しており、この
為、53,54の受光像の重心が59,60で示すよう
に△xだけズレが発生する。スポット形状は距離Dis
から考えて受光レンズ2及び41での光路長の差は無視
出来るために受光像の形状は同等と考えられる。
【0031】従って、 Ib /(Ia +Ib )=(x0 +x1 −△x)/S =(x0 +x1 )/S−△x/S ID /(Ic +ID )=(nx0 +xn −△x)/nS =(x0 +x1 )/S−△x/nS となり、各々の測距データの差をKとすれば K={Ib /(Ia +Ib )}−{ID /(Ic +ID )} =−△x/S+△x/nS =(−n△x+△x)/nS ∴K=−(n−1)/n・△x/S となる。このKの係数により、不図示の演算回路によっ
て位置検出素子52によるデータを補正することで、ス
ポットの欠けや強いコントラスト等の影響を補正が可能
である。
【0032】すなわち、ここでは「−{1/(n−
1)}・K」を加えることで、 (ID /Ic +ID )−K/(n−1) =(x0 +x1 )/S−(△x/nS)+{(n−1)/(n−1)} ・(△x/nS) =(x0 +x1 )/S として、受光像が欠けた場合や強いコントラストを受け
て測距データにズレが発生した場合に於ても、各々の測
距データの差に対応するデータにより補正を加えること
で、正確な測距データを得る事が可能となる。
【0033】(第2の実施例)図3は本発明の第2の実
施例に係る位置検出素子面上の受光像の位置関係を示す
図であり、図2と同じ部分は同一符号を付してある。
【0034】51,52は位置検出素子、80,81は
それぞれの位置検出素子51,52に結像された赤外線
投光ビームの反射光を受光した受光像を示す。70,7
4は位置検出素子51,52上に於て、被写体が無限と
なる場合の仮想受光像位置を示し、それぞれx0 ,x0
´で示している。71,75はある被写体より反射した
ある受光像の位置で、前記無限受光像位置よりx1 及び
1 ´で示している。73,77は測距系の位置検出素
子の全長を示しており、それぞれS,nSにて示してい
る。ここで、nは前記実施例のように基線長比である。
【0035】72,76は被写体の強いコントラスト又
は投光ビームのはみ出しにより、重心が適正に当たらな
かった場合のズレを示しており、それぞれ△x,△x´
で示している。
【0036】図4はこの第2の実施例における測距装置
の光学系の配置関係を示しており、図1の光学系に対し
て、受光レンズ41の焦点距離70を、受光レンズ2の
焦点距離5(fR )と別にfR ´で示している。
【0037】この様な構成のもとに、各々の基線長比を
nとすれば x0 ´=nx01 ´=nx1 の関係となり、又受光像80は「fR /fT 」倍とな
り、受光像81は「fR ´/fT 」倍となることから、
受光像81は受光像80に対して、「fR ´/fR」倍
となる。
【0038】従って、強いコントラストや被写体上での
投光像のはみ出し等でズレる量としては、 △x´=(fR ´/fR )・△x の関係となる。
【0039】測距データは位置検出素子51に於て (x0 +x1 −△x)/S=(x0 +x1 )/S−△x/S となり、又検出素子52では測距データは下記の様にな
る。
【0040】 (x0 ´+x1 ´−△x´)/nS ={nx0 +nx1 −(fR ´/fR )・△x}/nS =(x0 +x1 )/S−(fR ´/fR )・(1/nS)・△x 上記測距データの差をKとすれば K=(x0 +x1 −△x)/S−(x0 ´+x1 ´−△x´)/nS =−(△x/S)+(fR ´/fR )・(△x/nS) =−(△x/nS)・{n−(fR ´/fR )} となる。
【0041】従って、この差のデータKに対して係数を
掛け合せ加えることで、測距データから、強いコントラ
ストや被写体上での投光像のはみ出し等によるズレや補
正することが可能である。
【0042】すなわち、位置検出素子52のデータの誤
差分 −(fR ´/fR )・(1/nS)・△x を補正するためには、αKとして、 −(fR ´/fR )・(△x/nS)=αK ∴α=(1/K)・(−fR ´/fR )・(△x/nS) =−(nS/△x)・〔1/{n−(fR ´/fR )}〕 ・(−fR ´/fR )・(△x/nS) =〔1/{n−(fR ´/fR )}〕・(fR ´/fR ) となり、測距データの差と上記αを掛け、位置検出素子
52の測距データから差引くことで、補正が可能とな
る。
【0043】以上の様に受光レンズの焦点距離等が異な
っていても、適正な係数を差のデータに加味すること
で、光学系を特に固定する必要もない。
【0044】以上の各実施例によれば、複数の同一基線
長上にある異なる光学系により得られた複数の測距デー
タをもとに、それぞれの測距データの差のデータを得、
測定された測距データに対し、この差のデータを基に補
正を加えるようにしているため、被写体でのスポットの
欠けや、強いコントラストによる影響を簡単に補正する
ことが可能となる。
【0045】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、受光レンズと不図示のIREDが本発明の投光手段
に相当し、受光レンズ2と位置検出素子51が本発明の
第1の受光手段に相当し、受光レンズ41と位置検出素
子52が本発明の第2の受光手段に相当し、測距データ
の差情報であるKにより最終的な測距データを算出する
不図示の演算回路が本発明の演算手段に相当する。
【0046】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0047】(変形例)本実施例では、同一基線長上に
新たに1個の受光手段を具備した例を示しているが、2
個以上であっても良い。
【0048】また、本実施例では、アクティブ方式の測
距装置を具備したカメラを例にして説明しているが、そ
の他の光学機器や他の装置、更には構成ユニットとして
も適用することができるものである。
【0049】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
投光手段と第1の受光手段を結ぶ基線長軸上の、前記第
1の受光手段に隣接して、これとは異なる基線長距離を
持つ位置に配置される第2の受光手段と、前記第1と第
2の受光手段の出力によって得られるそれぞれの測距デ
ータの差情報に基づいて最終的な測距データを算出する
演算手段を備え、第1と第2の受光手段の測距データの
差情報を求め、この差情報により測定された測距データ
に補正を加えて最終的な測距データを得るようにしてい
る。
【0051】よって、反射率の大きな差のある測距対象
物の測距時や、照射スポットの一部が測距対象より外れ
るような状況下での測距時であっても、精度の高い測距
データを算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアクティブ方式
の測距装置の光学系の配置関係を示す図である。
【図2】図1のセンサ面上の異なる被写体条件下におけ
る受光像の位置関係を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例においてセンサ面上の異
なる被写体条件下における受光像の位置関係を示す図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施例におけるアクティブ方式
の測距装置の光学系の配置関係を示す図である。
【図5】従来のアクティブ方式の測距装置の光学系の配
置関係を示す図である。
【図6】図5のセンサ面上の光ビームに関しての受光像
を示す図である。
【図7】図6のセンサの後段に設けられる初段の増幅器
の構成を示す回路図である。
【図8】図7の増幅器の出力を積分して測距データを算
出する際について説明する為の図である。
【符号の説明】
1 投光レンズ 2,41 受光レンズ 51,52 位置検出素子 fR ,fR ′ 焦点距離 L,nL 基線長距離

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距対象物へ光を照射する投光手段と、
    前記照射光の測距対象物での反射光を受光する第1の受
    光手段と、前記投光手段と第1の受光手段を結ぶ基線長
    軸上の、前記第1の受光手段に隣接して、これとは異な
    る基線長距離を持つ位置に配置される第2の受光手段
    と、前記第1と第2の受光手段の出力によって得られる
    それぞれの測距データの差情報に基づいて最終的な測距
    データを算出する演算手段とを備えた測距装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記第1と第2の受光
    手段の何れか一方の出力によって得られた測距データ
    を、前記差情報によって補正することにより最終的な測
    距データを算出する手段であることを特徴とする請求項
    1記載の測距装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の受光手段は、少なくとも1つ
    の受光手段から構成される事を特徴とする請求項1記載
    の測距装置。
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