JPH08291626A - 仮設屋根 - Google Patents

仮設屋根

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Publication number
JPH08291626A
JPH08291626A JP9834295A JP9834295A JPH08291626A JP H08291626 A JPH08291626 A JP H08291626A JP 9834295 A JP9834295 A JP 9834295A JP 9834295 A JP9834295 A JP 9834295A JP H08291626 A JPH08291626 A JP H08291626A
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JP
Japan
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cable
air film
roof
temporary roof
guide member
Prior art date
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Pending
Application number
JP9834295A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Nunokawa
安彦 布川
Akiyoshi Suzuki
章悦 鈴木
Toshiharu Nakamura
敏治 中村
Minako Kobayashi
美菜子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業現場に対応した仮設屋根架構を従来よりも
容易に得ることができる仮設屋根を提供することを目的
としている。 【構成】作業現場の上方にその長手方向に沿って2本の
メインケーブル1が平行に架設される。各メインケーブ
ル1には、それぞれ移動可能に複数の台車3が支持され
る。両端部に位置する2台の台車3間には、水平移動用
ケーブル6の端部が連結され、その水平移動用のケーブ
ル6を介して上記台車は移動する。また、台車からワイ
ヤ13を介してガイド部材が吊り下がっている。ウイン
チ12,14による上記ワイヤ13の巻き取り・巻きほ
どきによって上記ガイド部材10は昇降する。ガイド部
材10間には空気膜15が張架される。また、ガイド部
材10間には複数のテンションケーブル21が張設され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダム建設等の土木工事
や屋外の建設工事等において、天候に左右されずに施工
を可能とするために、作業現場の上方を覆い且つ施工位
置の移動に伴って移動可能な構成を有する仮設屋根に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】土木工事等の作業は、屋外作業となるた
めに、その工程が天候等の自然現象に左右されることが
多い。このため、雨天等によって作業を中止すると、工
期を間に合わせるために休日作業を行うことが必要とな
る場合があり、労働条件の悪化に繋がっていた。
【0003】そこで、従来から、屋外での作業が天候に
よる悪影響を極力受けないようにするために、作業現場
の上方を仮設屋根で覆うことが実施され、これによっ
て、作業環境の向上等を図っている。このとき、ダム建
設等の工事においては、作業現場が大きいために全作業
現場を仮設屋根で一度に覆うことが困難である。このた
め、施工を行う現場に合わせて当該仮設屋根を移動可能
な構成としている。
【0004】この移動可能な従来の仮設屋根は、例え
ば、図21に示すように、作業現場50に沿い且つ当該
作業現場50を挟んで一対のレール51を架設し、その
一対のレール51間に屋根部材52を架け渡していた。
上記屋根部材52の両端部は、台車53を介して上記各
レール51に支持されている。そして、台車53をレー
ル51に沿って移動させることで、施工位置に合わせ
て、屋根部材52が覆う作業空間を移動可能としてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような仮設屋根では、作業現場50に沿ってレール51
を支持する複数の支柱54を立設する仮設作業を行い、
その支柱54の上にレール51を架設するので架設に手
間が掛かると共に、地上部分に上記支柱54やレール5
1を架設できないような作業現場50には使用できない
という問題がある。
【0006】また、仮設屋根を必要とする作業現場50
のスパン(レール51に直交する方向の間隔)が変化す
る場合には、一対のレール51をそのスパンの変更に合
わせて架け直すと共に、屋根部材52に設けられている
台車53の取付け位置も変更する必要があり、仮設屋根
の盛り替えに手間が掛かる。また、予め大スパンを想定
して仮設することも考えられるが、仮設屋根の構造が大
掛かりとなる恐れがある。
【0007】同様に、ダム建設などでは、徐々に上方に
構造物が構築されていくために、その上方への構築に合
わせてレール51の設置位置を順次上方に移動させて架
け直し、且つ、そのレール51上に再び屋根部材52を
架設し直す必要がある。このように、仮設屋根の盛り替
えが必要で手間が掛かる。また、作業現場50に沿って
地上にレール51等が設置されるので、そのレール51
等がブルドーザ等の地上を移動する移動物の支障となる
おそれがある。
【0008】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、作業現場に対応した仮設屋根架構を従
来よりも容易に得ることができる仮設屋根を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の仮設屋根は、所定間隔をあけて平行に懸架
された一対のメインケーブルと、上記メインケーブルの
懸架方向に沿って移動可能に当該メインケーブル間に架
設された屋根部材とからなることを特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載した発明は、請求項
1に記載された構成に対し、上記屋根部材は、各メイン
ケーブルに沿ってそれぞれ移動可能に当該各メインケー
ブルに支持される一対の支持部材と、一対の支持部材間
に張架された膜材とからなることを特徴とする。また、
請求項3に記載した発明は、請求項2に記載された構成
に対し、上記膜材は、内部に圧力空気が封入された空気
膜から構成され、また、上記支持部材は、上記メインケ
ーブルに支持される移動部材と、その移動部材からワイ
ヤによって吊り下げられると共に上記空気膜に連結する
ガイド部材とから構成され、さらに、上記ガイド部材間
に、長さが調整可能なテンションケーブルが張設される
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項4に記載した発明は、請求項
3に記載された構成に対し、上記空気膜は、一方のガイ
ド部材に一端部を固定した第1空気膜と、他方のガイド
部材に一端部を固定した第2空気膜と、上記第1空気膜
の他端部と上記第2空気膜の他端部とを着脱可能に連結
する連結部材とからなることを特徴とする。また、請求
項5に記載した発明は、請求項3又は請求項4に記載さ
れた構成に対し、上記ガイド部材を吊り下げるワイヤを
巻き取り・巻きほどき可能な昇降機構を備えることを特
徴とする。
【0012】また、請求項6に記載した発明は、請求項
1から請求項5のいずれかに記載された構成に対し、上
記屋根部材と地上部分との間に張設されるアンカーケー
ブルを備えることを特徴とする。また、請求項7に記載
した発明は、請求項6に記載された構成に対し、上記地
上部分は、地上を移動可能な地上台車であることを特徴
とする。
【0013】また、請求項8に記載した発明は、請求項
1から請求項7のいずれかに記載された構成に対し、屋
根部材の端部から下方に延びる壁用膜材を備えることを
特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載した発明においては、作業現場
の上方に一対のメインケーブルを架設するだけで仮設屋
根が設けられるので、作業現場の凹凸や施工面の上方へ
の移動等に影響を受けることなく容易に仮設屋根が架設
される。また、請求項2に記載した発明においては、仮
設屋根の屋根面を膜材によって形成するので、メインケ
ーブルで支持される屋根部材の軽量化が図られる。
【0015】また、請求項3に記載した発明において
は、屋根部材を圧縮空気が封入された空気膜とケーブル
で構成することで、空気膜自身で屋根面を形成可能とな
る。さらに、テンションケーブルの長さを変更すること
で、一対のガイド部材間のスパン、つまり空気膜で覆う
作業現場の面積が調整される。なお、空気膜のテンショ
ンケーブルで一対のガイド部材を相互に引き付ける方向
の張力を付与すると、その張力は、一対のガイド部材を
介して空気膜に入力される。このとき、空気膜は上方に
凸の円弧状に湾曲するので、空気膜上に雨等が積載する
ことは回避される。
【0016】また、請求項4に記載した発明において
は、第1空気膜と第2空気膜とが着脱可能に連結されて
いるので、その第1空気膜と第2空気膜との間の別の膜
材等を介挿することで、仮設屋根の屋根部材のスパンを
大きくすることができる。また、請求項5に記載した発
明においては、昇降機構でワイヤを巻き取り・巻きほど
くことで、ワイヤで吊られているガイド部材、更には屋
根面を構成する空気膜が昇降する。
【0017】また、請求項6に記載した発明において
は、アンカーケーブルによって屋根部材を地上側に引張
しているので、屋根部材が風等によって吹き上がること
等が防止されて、当該屋根部材の揺れを抑えることがで
きる。このとき、請求項7に記載した発明においては、
アンカーケーブルを取付けた地上台車を移動させること
で、屋根部材の移動と共に地上側のアンカー取付け位置
を同期をとって容易に移動可能となる。
【0018】また、請求項8に記載した発明において
は、壁用膜材を設けることで、当該壁用膜材によって側
方から吹き付ける風、雨等から作業空間が保護される。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例は、ダム建設の工事現場で使用される仮設屋根
を例として説明する。まず構成を説明すると、側面図で
ある図1や平面図である図2に示すように、ダムを構築
する作業現場2の上方にその長手方向に沿って2本のメ
インケーブル1が平行に架設されている。その各メイン
ケーブル1の両端部1a,1bは、それぞれアンカー部
材を介して高所に固定されている。また、その一対のメ
インケーブル1間のスパンは、作業現場2のスパン(上
記長手方向に直交する方向の間隔)を覆い可能な間隔に
設定しておく。
【0020】また、各メインケーブル1には、図3に示
すように、それぞれ移動部材を構成する4台の台車3が
取り付けられている。各台車3は、メインケーブル1を
上下から転動可能に挟持する2対のガイド車輪4を備
え、その2対のガイド車輪4によって、各台車3は、メ
インケーブル1に支持されると共に当該メインケーブル
1に沿って移動可能となっている。
【0021】上記4台の台車3は、メインケーブル1の
架設方向に沿って等間隔で配列し、各台車3間には、そ
れぞれ棒体からなる繋ぎ部材5が配置されている。各繋
ぎ部材5は、その端部をそれぞれ台車3にピン接合で固
定されていて、この繋ぎ部材5によって、隣合う台車3
間の間隔が一定に保持されると共に、上記ピン接合によ
って、各台車3の上下方向の揺動によるモーメントを隣
合う台車3に入力しないようにしている。
【0022】また、4台の台車3の並びのうち両端部に
位置する2台の台車3a,3b間には、水平移動用ケー
ブル6の端部がそれぞれ固定されている。その水平移動
用ケーブル6は、一方の台車3aからメインケーブル1
に沿って当該メインケーブル1の一方の固定端位置1a
まで延び、その固定端位置1aにある水平移動用プーリ
7に巻き付いて延び方向を転向した後、再びメインケー
ブル1に沿って他方の固定端位置1bまで延び、当該他
方の固定端位置1bにある水平移動用プーリ8に巻き付
いて延在方向を転向して、再びメインケーブル1に沿っ
て他方の台車3bまで延びてその台車3bに他端部が固
定されている。これによって、上記水平移動用ケーブル
6は台車3及び繋ぎ部材5を介して無端状となり、その
水平移動用ケーブル6を、上記配索ルートに沿って移動
させることで、4台の台車3はメインケーブル1に沿っ
て移動するようになっている。この水平移動用ケーブル
6は、図示しない電動モータ等の駆動手段を作動させる
ことで移動する。
【0023】また、各台車3の下側には、それぞれ後述
のガイド部材10を吊り込むための上下移動用プーリ9
が回転可能に2対づつ回転可能に軸支されている。ま
た、上記台車3の下方には、長手方向をメインケーブル
1と同一方向に向けたガイド部材10が配置されてい
る。そのガイド部材10における各台車3と上下に対向
する部分には、ガイド部材側プーリ11が回転可能に軸
支されている。
【0024】そして、メインケーブル1の一方の固定端
位置1aに上下移動用ウインチ12が配設され、その上
下移動用ウインチ12のドラムに巻回されている上下移
動用のワイヤ13(ワイヤケーブル)が、メインケーブ
ル1に沿って一番近い台車3aに設けられた上下移動用
プーリ9の一方に巻き付いて延び方向を下方に転向し、
さらにガイド部材側プーリ11に一旦巻きついた後に再
び上方に延在して上記台車3の上下移動用プーリ9の他
方に巻き付いて隣の台車3に向けて延びている。さら
に、上記ワイヤ13は、上記のように各台車3とガイド
部材10のプーリとの間に順次、配索され、4台目の台
車3bの上下移動用プーリ9の他方に巻きついた後に、
メインケーブル1に沿って当該メインケーブル1の他方
の固定端位置1bに向けて延び、その他方の固定端位置
1bに設けられた上下移動用ウインチ14のドラムに巻
回している。
【0025】ここで、上記一対の上下移動用ウインチ1
2,14によって昇降機構が構成されていて、両ウイン
チ12,14による上下移動用のワイヤ13の巻き取り
・巻きほどきによって台車3から吊り下げられているガ
イド部材10は昇降するようになっている。また、上記
各メインケーブル1に支持される台車3からそれぞれ吊
り下げられているガイド部材10間には膜材が張架され
ている。
【0026】その膜材は、膜材を上方からみた図4やメ
インケーブル1の架設方向からみた図5に示すように、
一対のガイド部材10間に張架された複数のチューブ状
の二重式空気膜から構成されている。複数の二重式空気
膜は、それぞれガイド部材10の長手方向に沿って配列
している。また、各二重式空気膜15の端部は、各ガイ
ド部材10に接合されている。この接合は、図6に示す
ように、ガイド部材10の板状のガイド板10aから突
出する円筒状の突出体10bを空気膜15の端部内に保
護ゴム16を介して挿入した状態で複数のボルトによっ
て固定されることで密封状態となっている。
【0027】そして、加圧送風機17から吐出される加
圧空気が、ダクト18やガイド板10aに設けられた吹
き入れ口を介して上記空気膜15内に導入されて、当該
空気膜15内に圧力空気が封入される。これによって、
上記各空気膜15は、所定の張力を持ち且つ撓み可能な
チューブ形状となる。なお、上記空気膜15に圧力空気
を導入するための加圧送風機17及びダクト18を、図
7に示すようにガイド部材10に搭載させて、随時、加
圧空気を空気膜15内に導入できるような構成としても
よい。
【0028】また、各空気膜15間には、図8に示すよ
うに、樋部用膜材19が布設されている。その樋部用膜
材19と空気膜15との接合部分には、その上方を覆う
水切り膜20が設けられている。これによって、各空気
膜15間から水等が漏れ落ちることが防止されるように
なっている。また、各ガイド部材10間には、図3及び
図5に示すように、長さが調整可能な複数のテンション
ケーブル21が張設されている。この複数のテンション
ケーブル21によって上記空気膜15に圧縮方向の引張
力が付与されることで、当該空気膜15は、上方に凸の
円弧状の撓んでいる。これによって、空気膜15上に載
った雨等は、空気膜15上に積載した状態を維持するこ
となく、そのスロープに沿って滑り落ちるようになって
いる。
【0029】また、各ガイド部材10の下方の地面に
は、図9に示すように、地上台車を構成する複数のアン
カー台車22が配置されている。その複数のアンカー台
車22は、ガイド部材10の長手方向と平行な方向に沿
って並んでいる。さらに、各アンカー台車22とガイド
部材10との間には、複数のアンカーケーブル23が上
下方向に張設されている。その各アンカーケーブル23
には、それぞれ長さ調整機構23aが備えられていて、
所定の引張力が各アンカーケーブル23に付与可能とな
っている。
【0030】さらに、各ガイド部材10から下方に向け
て壁用膜材24が垂れ下がっていて、その壁用膜材24
の下端部が上記アンカーケーブル23及びアンカー台車
22に固定されることで、当該壁用膜材24の吹き上が
り等を防止している。次に、上記構成の仮設屋根の移動
等について説明する。まず、現在施工を行っている現場
作業の上方まで、一対のメインケーブル1に沿って台車
3を走行させて屋根面を構成する空気膜15を水平移動
させた後に、図10(a)に示すように、上下移動用ウ
インチ12,14を駆動してワイヤ13を巻きほぐして
一対のガイド部材10、即ち空気膜15を降下させ、当
該空気膜15と施工面との高さ方向の距離を最適な値H
に設定する。そして、ガイド部材10から垂れ下がる各
アンカーケーブル23の下端部をアンカー台車22に固
定する。
【0031】これによって、現在の作業現場の上方を屋
根面である空気膜15が覆うと共に、作業空間の側面も
壁用膜材24によって保護されるので、雨天等、天候の
悪影響を受けることなく作業が可能となる。このとき、
屋根面を構成する空気膜15は、メインケーブル1から
吊り下げられているために、横風による吹き上げによっ
て揺動し易い状態となっているが、アンカーケーブル2
3及びアンカー台車22によって地面にアンカーされて
いるので、上記屋根面を構成する空気膜15が吹き上げ
られ揺動することが防止される。この結果、現在の施工
位置の上方を確実に覆うことが可能となる。
【0032】さらに、上記状態から施工位置の水平移動
によってガイド部材10等がメインケーブル1に沿って
移動する際には、同一方向へ同期を取ってアンカー台車
22を移動させる。これによって、施工面の移動に伴っ
て空気膜15が移動しても、ガイド部材10から下垂す
るアンカーケーブル23の下端部を固定する作業をやり
直す必要がない。
【0033】また、図10(b)に示すように、構造物
の構築等によって施工面が変化して高くなった場合に
は、ウインチ12,14でワイヤ13を巻き取ること
で、ガイド部材10を上方に移動させ、施工面と空気膜
15との間の距離を最適な値Hに維持する。このよう
に、施工面が高くなっても、従来のような仮設屋根の盛
り替え作業等を行うことなく、ワイヤ13を巻き取ると
いう簡単な操作によって、最適な高さHに屋根面が設定
される。
【0034】また、現在の施工場所が、一対のメインケ
ーブル1間において一方のメインケーブル1側に移動す
る場合には、図11に示すように、寄せる側のメインケ
ーブル1に支持されてされている台車3とガイド部材1
0との距離L1を、相対的に反対側のメインケーブル1
に支持されている台車3とガイド部材10との距離L2
よりも短くするように、各ウインチ12,14でワイヤ
13の巻き取り・巻きほぐしを行う。これによって、屋
根面を構成する空気膜15は一方のメインケーブル1に
近づく。但し、ガイド部材10と施工面との上下方向の
距離は、所定の値Hを維持するように調整する。
【0035】なお、上記空気膜15の移動は、一対のガ
イド部材10間の距離よりも一対のメインケーブル1間
の距離が大きいことが前提である。このガイド部材10
間の一対のガイド部材10間の距離よりも一対のメイン
ケーブル1間の距離の方が大きく設定するのは、空気膜
15のスパンを、一対のメインケーブル1間よりも小さ
く設定することで実現される。又は、ガイド部材10間
に張設したテンションケーブル21の長さを短くするこ
とで実現される。
【0036】このように、屋根部材を支持する一対のメ
インケーブル1を架け直すことなく、左右一対のワイヤ
13を巻き取り・巻きほどきという簡単な操作によっ
て、仮設屋根で覆う位置を一対のメインケーブル1間の
一方のメインケーブル側に移動させることができる。ま
た、ダムの堤体は構築されて上方に行くほど、図12に
示すように、堤体の幅が狭くなるので、施工面の上方へ
の変位に合わせて屋根面を構成する空気膜15を上方に
移動させると共に、場合によっては、テンションケーブ
ル21の長さを短くして必要最小限の作業現場2だけを
覆うようにする。
【0037】このように、テンションケーブル21の長
さを調整することで、屋根面のスパンを簡単に変更する
ことができる。また、このように、テンションケーブル
21の長さを調整して屋根面のスパンを変更しても、屋
根面を構成する空気膜15は、上側に凸の円弧形状の屋
根面を構成するので、空気膜15上に載った雪や雨等
は、その空気膜15のスロープに沿って滑り落ちる。こ
の結果、屋根面を膜材で構成しても繋ぎ材を設けること
なく、積載荷重上有利となっている。
【0038】また、強風等によって仮設屋根が吹き上が
りそうな場合等には、空気膜15を地面迄降ろして、施
工面を保護しつつ空気膜15の吹き上がりを防止する。
また、冬季等の作業ができない時期には、屋根をメイン
ケーブル1から外し、空気膜15から空気を抜いた後に
別の場所に保管する等の仮設屋根の養生ができる。この
ように、本実施例の仮設屋根では屋根部材を簡単に退避
や養生できるようになる。
【0039】なお、上記実施例では、作業現場2の一部
だけを覆うようにしているが、屋根面を構成する空気膜
15は軽いので、場合によっては、空気膜15及びガイ
ド部材10からなるユニットを繋ぎ合わせて全作業現場
2を覆うようにしてもよい。また、上記実施例では、膜
材として加圧式の空気膜15を採用しているが、サスペ
ンション形式で膜材を支持させて屋根面を構成するよう
にしてもよい。但し、サスペンション形式の場合には、
繋ぎ材等が必要となる。
【0040】また、仮設屋根で覆うスパンを一部分で大
きくする必要がある場合には、図13に示すように、空
気膜15を、別体からなる第1空気膜15a及び第2空
気膜15bで構成し、第1空気膜15aの一端部を一方
のガイド部材10に接合し、且つ、第2空気膜15bの
一端部を他方のガイド部材10に接合する。さらに、両
空気膜15a,15bの他端部を同軸に合わせてボルト
等の連結部材15cで着脱可能に接合して構成してお
く。そして、仮設屋根のスパンを大きくする場合には、
図14に示すように、両空気膜15a,15bの間に、
第3の空気膜25や別の屋根部材を介装することで、屋
根面は大きく設定可能となる。このように、簡単に屋根
面のスパンを大きくするようなこともできる。
【0041】また、上記実施例では、膜材である空気膜
15をメインケーブル1から吊り下げているが、必ずし
も吊り下げる必要はなく、例えば台車3に直接接合する
ことで、膜材を一対のメインケーブル1間に張架しても
よい。次に、第2実施例について説明する。上記第1実
施例と同様な部材には同一の符号を付して説明する。
【0042】第2実施例の仮設屋根は、上記地上を走行
するアンカー台車22等を設けるのが困難な場合に有効
な構造である。この第2実施例の仮設屋根は、図15及
び図16に示すように、メインケーブル1の各固定端位
置1a,1bの下側に、それぞれ上下方向に軸を向けて
たスライド部材30が固定されている。各スライド部材
30には、当該スライド部材30に沿ってのみ移動可能
にアンカー用プーリ32が取り付けられている。
【0043】なお、本実施例では、メインケーブル1の
一方の固定端1aは、鉄塔31を構築しその鉄塔31の
上端部に設定することで、所定の高さを確保している。
また、図15から図17では、2種類の高さの屋根部材
の位置態様を図示している。また、ガイド部材10から
メインケーブル1の各固定端位置1a,1bの下方に向
けて斜めに2本の第2アンカーケーブル33がそれぞれ
延在している。その第2アンカーケーブル33の上記固
定端位置側は、それぞれ上記スライド部材30に取り付
けられているアンカー用プーリ32に巻き付いた後にア
ンカー用ウインチ34に巻き取られている。
【0044】このアンカー用ウインチ34によって、ガ
イド部材10とアンカー用プーリ32との間の第2アン
カーケーブル33に所定の張力を付与すると共に上記第
2アンカーケーブル33の長さが調整可能となってい
る。他の構成は、上記第1実施例と同様である。そし
て、上記15,図16、及び図17に示すように、仮設
屋根を低く設定する場合には、第1実施例と同様に上下
移動用ワイヤ13を巻きほどしてガイド部材10を降下
させると共に、アンカー用プーリ32をスライド部材3
0に沿って下方に移動させつつ、アンカー用ウインチ3
4を駆動して所定の張力を各第2アンカーケーブル33
に付与する。また、仮設屋根を高く設定する場合には、
上下移動用のワイヤ13を巻き取ってガイド部材10を
上昇させると共に、アンカー用プーリ32をスライド部
材30に沿って上方に移動させつつ、アンカー用ウイン
チ34を駆動して所定の張力を各第2アンカーケーブル
33に付与する。
【0045】これによって、第2アンカーケーブル33
によって常にガイド部材10に下向きの引張力が付与さ
れて、アンカー用台車3が設置できないような現場であ
っても、屋根面を構成する空気膜15が吹き上がること
は防止される。また、ガイド部材10から垂れ下がる壁
用膜材24の下端部は、図18に示すように、ガイド部
材10から下垂しているアンカーケーブル23の下端部
を堤体35の型枠36に固定するか、直接、堤体35の
側面に固定することで固定し、アンカーケーブル23に
止められている壁用膜材24の吹き上がりが防止され
る。
【0046】他の作用及び効果は、上記第1実施例と同
様である。なお、上記第2実施例では、スライド部材3
0を介して第2アンカーケーブル33の一端部側を上下
方向に移動可能としてしているが、アンカー用プーリ3
2を移動可能としないで施工面の最下面側に固定してお
いてもよい。要は、ガイド部材10に対して下方に向か
う引張力を付与可能であればよい。
【0047】次に、第3実施例について説明する。上記
第1実施例と同様な部材には同一の符号を付して説明す
る。第3実施例の仮設屋根も、上記第2実施例と同様
に、アンカー台車22を設けるのが困難な場合に有効な
構造である。第3実施例の仮設屋根では、図19に示す
ように、メインケーブル1の各固定端位置1a,1bの
下側に、それぞれ上下方向に軸を向けてたスライド部材
40が固定されている。また、各メインケーブル1の下
方に、吹き上げ防止用のサブケーブル41が架設されて
いる。このサブケーブル41は、上記メインケーブル1
の架設方向と同一方向に延在している。このサブケーブ
ル41の各端部41aは、上記スライド部材30に取り
付けられていて、当該スライド部材30に沿って上下方
向にのみ移動可能となっている。
【0048】なお、本実施例では、メインケーブル1の
一方の固定端1aは、鉄塔31を構築しその鉄塔31の
上端部に設定することで、所定の高さを確保している。
また、図19及び図20では、2種類の高さの屋根部材
の位置態様を図示している。また、上記サブケーブル4
1には、メインケーブル1に設けられている台車3、水
平移動用ケーブル6、垂直移動用のワイヤ13等と同一
構成となっている、サブケーブル41に沿って移動可能
な台車42、その台車42を走行させる水平移動用ケー
ブル、台車42とガイド部材10との間の張設される上
下移動用のワイヤ43等が設けられている。そして、水
平移動用ケーブル等の作用によって、サブケーブル41
側の台車42はサブケーブル41に沿って移動可能とな
っていると共に、上下移動用のワイヤ43によって各ガ
イド部材10を下方に引張可能となっている。
【0049】他の構成は、上記第1実施例と同様であ
る。そして、図20に示すように、仮設屋根を低く設定
する場合には、メインケーブル1側の上下移動用ワイヤ
13を巻きほぐしてガイド部材10を降下させると共
に、サブケーブル41はガイド部材10よりも下方に設
定される必要があるので、サブケーブル41の固定端4
1aをスライド部材30に沿って下方に移動させる。さ
らに、サブケーブル41側の上下移動用ワイヤ43を巻
き取り・巻きほぐしを行ってガイド部材10に対して下
方に向かう適当な引張力を付与可能としておく。
【0050】また、仮設屋根を高く設定する場合には、
メインケーブル1側の上下移動用ワイヤ13の巻き取っ
てガイド部材10を上昇させると共に、アンカー用プー
リ32をスライド部材30に沿って上方に移動させる。
さらに、サブケーブル41側の上下移動用ワイヤ43を
巻き取り・巻きほぐしを行ってガイド部材10に下方に
向かう適当な引張力を付与可能としておく。
【0051】これによって、アンカー用台車3が設置で
きないような現場であっても、サブケーブル41上の台
車3が上記ガイド部材10を下方に引張しているので、
横風によって、仮設屋根が吹き上がることが防止され
る。また、空気膜15をスパン方向に移動させる場合に
は、第1実施例と同様にメインケーブル1の上下移動用
ケーブル13の長さを調整することで行うと共に、それ
に同期を取ってサブケーブル41側の上下移動用ケーブ
ル43の長さを調整するようにする。
【0052】他の作用及び効果は、第1実施例と同様で
ある。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の仮設
屋根は、作業現場の凹凸や施工面の上方への移動に影響
を受けることなく、作業現場の上方に一対のメインケー
ブルを架設するだけで仮設屋根が設けられるので、仮設
屋根の架設が容易となるという効果がある。
【0054】このとき、請求項2に記載した発明を採用
すると、仮設屋根面が膜材によって形成されるので、メ
インケーブルに支持される屋根部材の軽量化が図られ
る。このため、作業現場を覆う屋根部材を大型化するこ
とも可能になるという効果がある。また、請求項3に記
載した発明を採用すると、屋根部材を圧縮空気が封入さ
れた空気膜で構成することで、空気膜自身で屋根面を形
成して維持可能となるので、膜材を支持するための繋ぎ
梁等が不要となり、膜材の架設が容易となるという効果
がある。
【0055】さらに、テンションケーブルの長さを変更
することで、簡単に、一対のガイド部材間のスパン、つ
まり仮設屋根のスパンを短く設定可能となるという効果
がある。このとき、空気膜は上方に凸の円弧状に湾曲す
るので、空気膜上に雨等が積載することが回避されて、
積載荷重の面で有利となる。また、請求項4に記載した
発明を採用すると、第1空気膜と第2空気膜とが着脱可
能に連結されているので、その第1空気膜と第2空気膜
との間の別の膜材等を介挿することで、簡単に仮設屋根
が覆うスパンを大きくすることができるという効果があ
る。
【0056】また、請求項5に記載した発明を採用する
と、昇降機構でワイヤを巻き取り・巻きほどくいう簡単
な操作によって、仮設屋根の高さが容易に変更される。
従って、仮設屋根の盛り替え等をすることなく、仮設屋
根で覆う作業場所の高さの変化に応じた適切な高さに仮
設屋根の高さを簡単に調整できる。さらに、各ガイド部
材の吊り下げ量を調整するだけで、簡単に仮設屋根の位
置をスパン方向に移動させることも可能である。
【0057】また、請求項6に記載した発明を採用する
と、アンカーケーブルによって屋根部材の吹き上げによ
る当該屋根部材の揺れを抑えることができて、メインケ
ーブルで屋根部材を支持させても、確実に、目的とする
作業現場を覆うことが可能となるという効果がある。こ
のとき、請求項7に記載した発明を採用すると、屋根部
材の移動と共に地上側にアンカー位置を同期をとって移
動可能となるという効果がある。
【0058】また、請求項8に記載した発明を採用する
と、壁用膜材によって、側方から吹き付ける風、雨等か
ら作業空間を保護できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例のメインケーブル及び作業
現場を示す側面図である。
【図2】本発明に係る実施例のメインケーブル及び作業
現場を示す平面図である。
【図3】本発明に係る実施例のメインケーブルにガイド
部材が移動可能に吊り下げられた状態を示す図である。
【図4】本発明に係る実施例の膜材を示す平面図である
【図5】本発明に係る実施例の空気膜を示すメインケー
ブルの架設方向から見た図である。
【図6】本発明に係る実施例の空気膜とガイド部材との
接合を示す図である。
【図7】本発明に係る実施例の空気膜への加圧空気を導
入する設備の設置例を示す図である。
【図8】本発明に係る実施例の空気膜間に布設された樋
部用膜材を示す図である。
【図9】本発明に係る実施例の台車及びガイド部材とア
ンカー台車及び壁用膜材との関係を示す図である。
【図10】本発明に係る実施例のガイド部材の昇降を示
す図であり、(a)は降下した状態を、(b)は上昇し
た状態を示している。
【図11】本発明に係る実施例の空気膜のメインケーブ
ル間方向への移動を示す図であり、(a)は左側に寄せ
た例を、(b)は右側に寄せた例を示している。
【図12】本発明に係る実施例の堤体の構築による空気
膜の上方への移動を示す図である。
【図13】本発明に係る実施例の空気膜の別の例を示す
メインケーブルの架設方向からみた図である。
【図14】本発明に係る実施例の空気膜間に別の空気膜
を介装した例を示す図である。
【図15】本発明に係る第2実施例の仮設屋根を示す側
面図である。
【図16】本発明に係る第2実施例の仮設屋根を示す平
面図である。
【図17】本発明に係る第2実施例の仮設屋根を示すメ
インケーブルの架設方向からみた正面図である。
【図18】本発明に係る第2実施例でのアンカーケーブ
ル及び壁用膜材の固定例を示す図である。
【図19】本発明に係る第3実施例の仮設屋根を示す側
面図である。
【図20】本発明に係る第3実施例の仮設屋根を示すメ
インケーブルの架設方向からみた正面図である。
【図21】従来の仮設屋根を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 メインケーブル 2 作業場所 3 台車(走行部材) 6 水平移動用ケーブル 10 ガイド部材 12,14 ウインチ(昇降機構) 13 上下移動用ワイヤ 15 空気膜 15a 第1空気膜 15b 第2空気膜 15c 連結部材 21 テンションケーブル 22 アンカー台車(地上台車) 23 アンカーケーブル 24 壁用膜材 33 第2アンカーケーブル 41 サブケーブル 42 台車 43 上下移動用ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 美菜子 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をあけて平行に懸架された一対
    のメインケーブルと、上記メインケーブルの懸架方向に
    沿って移動可能に当該メインケーブル間に架設された屋
    根部材とからなることを特徴とする仮設屋根。
  2. 【請求項2】 上記屋根部材は、各メインケーブルに沿
    ってそれぞれ移動可能に当該各メインケーブルに支持さ
    れる一対の支持部材と、一対の支持部材間に張架された
    膜材とからなることを特徴とする請求項1に記載された
    仮設屋根
  3. 【請求項3】 上記膜材は、内部に圧力空気が封入され
    た空気膜から構成され、また、上記支持部材は、上記メ
    インケーブルに支持される移動部材と、その移動部材か
    らワイヤによって吊り下げられると共に上記空気膜に連
    結するガイド部材とから構成され、さらに、上記ガイド
    部材間に、長さが調整可能なテンションケーブルが張設
    されることを特徴とする請求項2に記載された仮設屋
    根。
  4. 【請求項4】 上記空気膜は、一方のガイド部材に一端
    部を固定した第1空気膜と、他方のガイド部材に一端部
    を固定した第2空気膜と、上記第1空気膜の他端部と上
    記第2空気膜の他端部とを着脱可能に連結する連結部材
    とからなることを特徴とする請求項3に記載された仮設
    屋根。
  5. 【請求項5】 上記ガイド部材を吊り下げるワイヤを巻
    き取り・巻きほどき可能な昇降機構を備えることを特徴
    とする請求項3又は請求項4に記載された仮設屋根。
  6. 【請求項6】 上記屋根部材と地上部分との間に張設さ
    れるアンカーケーブルを備えることを特徴とする請求項
    1から請求項5のいずれかに記載された仮設屋根。
  7. 【請求項7】 上記地上部分は、地上を移動可能な地上
    台車であることを特徴とする請求項6に記載された仮設
    屋根。
  8. 【請求項8】 屋根部材の端部から下方に延びる壁用膜
    材を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のい
    ずれかに記載された仮設屋根。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101928301B1 (ko) * 2018-05-04 2019-03-12 주식회사 미래정공 건축물 공사용 천막 가설장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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