JPH08291071A - ピラジン誘導体又はその塩を含有する安定な注射用組成物及びその製造方法 - Google Patents

ピラジン誘導体又はその塩を含有する安定な注射用組成物及びその製造方法

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JPH08291071A
JPH08291071A JP7095465A JP9546595A JPH08291071A JP H08291071 A JPH08291071 A JP H08291071A JP 7095465 A JP7095465 A JP 7095465A JP 9546595 A JP9546595 A JP 9546595A JP H08291071 A JPH08291071 A JP H08291071A
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Katsunori Nakada
克紀 中田
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直樹 平田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 (a)下記一般式(I)で示されるピラジン
誘導体又はその塩、及び(b)アルコール性水酸基を有
するアミン類を含有する、安定なピラジン誘導体含有注
射用組成物。 〔式中、A環はベンゼン環又はピリジン環であり;R
は式(V)の基(但し、XはN又はC(R),R
H,CH等,R,RはH,CH,NO,フェ
ニル基等、もしくは両者が一緒になって−CH=CH−
CH=CH−,−(CH−を表す);R,R
はH,F,CN,CH、モルホリノ基等を;R,R
はH,OH,C1−10アルキル基、C5−8シクロ
アルキル基等を;表す〕 【効果】 アルコール性水酸基を有するアミンは水に難
溶性でゲル化しやすい化合物(I)と塩を形成すること
により、その溶解度を高めると共に、溶液の安定性の向
上に役立っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、神経細胞保護薬として
有用なピラジン誘導体又はその塩を含有してなる安定な
注射用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】下記一般式(I)で示されるピラジン誘
導体又はその塩(以下化合物(I)と略称することもあ
る)は、神経細胞保護作用を有することが知られてい
る。
【0003】
【化9】 〔式中、A環は式(II)で示されるベンゼン環、式(II
I)又は式(IV)で示されるピリジン環を表す;
【化10】 1は式(V)で示される基を表す(Xは窒素原子又は
8で置換された炭素原子を、R6は水素原子又は低級ア
ルキル基を、R7とR8は同一又は異なって、水素原子、
低級アルキル基、ニトロ基、フェニル基又は両者一体と
なって、ブタジエニレン基(−CH=CH−CH=CH
−)又は1,4−ブチレン基(−CH2−CH2−CH2
−CH2−)を表す);
【化11】 2とR3は同一又は異なって、水素原子、フッ素原子、
シアノ基、低級アシル基、ニトロ基、未置換又はフッ素
で置換されていてもよい低級アルキル基、モルホリノ
基、又はR1と同一又は異なってR1と同一の意味を表す
基を表す;R4とR5は同一又は異なって、水素原子、水
酸基、C1−10の直鎖状又は分枝状のアルキル基、ア
ミノ基で置換されていてもよいC5−8のシクロアルキ
ル基、低級アルキル基で置換されていてもよい含窒素の
5又は6員環で1−3のメチレン基により橋かけ構造を
有していてもよいヘテロ環基、フェニル基、又はYで置
換されたC1−6の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表
す;Yは水酸基、低級アシロキシ基、フッ素で置換され
たメチル基、C5−8のシクロアルキル基、テトラヒド
ロフリル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニ
ル基、又は式(VI)で示される基を表す
【化12】 (R9、R10は同一又は異なって水素原子、低級アルキ
ル基、又は両者一体となって酸素原子を含んでいてもよ
い5又は6員環を表す)〕
【0004】より具体的な薬理作用としては、グルタメ
ート受容体拮抗作用、特にNMDA−グリシン受容体及
びAMPA受容体の一方又は双方に対する拮抗作用、特
に興奮作用を有するアミノ酸の神経毒性作用に対して拮
抗し、また、鎮頸活性も有している。したがって、ハン
チングトン舞踏病、パーキンソン氏病、癲癇、老人性痴
呆症、及び脳虚血、酸素欠乏、低血糖及び痙攣後の神経
変性あるいは精神及び運動機能不全症を防止するのに特
に有用な薬剤である。しかしながら、この化合物(I)
に関して、現在までに安定で、かつ薬理効果を示すため
に必要な濃度を満たすような製剤は知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】化合物(I)の注射剤
を開発するにあたり、その物理化学的特性に起因する各
種の問題点がある。例えば化合物(I)のうち6−(1
H−イミダゾイル−1−イル)−7−ニトロ−2,3
(1H,4H)−キノキサリンジオンモノハイドロクロ
ライド(以下、化合物(Ia)と省略する)は両性化合
物であり、中性付近における溶解度が極めて小さい。ま
た化合物(I)には、化合物(Ia)の他に両性化合物
となるもの、例えば6−(1H−イミダゾイル−1−イ
ル)−7−トリフルオロメチル−2,3(1H,4H)
−キノキサリンジオンモノハイドロクロライド(以下、
化合物(Ic)と省略する)があるが、この化合物もま
た中性付近における溶解度は極めて小さい。そこで、中
性付近で溶解度を改善するために、通常使用される多価
アルコール又は低級アルコールでは、必要とされる濃度
の0.1%程度までしか得られなかった。
【0006】次に、化合物(I)と塩を形成することに
より溶解度を改善する目的で、塩酸で酸性側にpHを調
節し、更に賦形剤を加えた液を調製し、これを凍結乾燥
することにより製する製剤を設計した。しかし、この液
は室温で過飽和であり、時間の経過と共に沈殿を生じ
た。また、沈殿を生じる以前に凍結乾燥を施した製剤で
あっても、その再溶解後の濃度は溶解度の点から0.3
mg/ml以下に制限され、かつ、この濃度以下であっ
ても沈殿を生じないことが保証される時間は再溶解後2
4時間に制限された。塩を形成する物質として塩酸以外
の酸類を用いた場合、溶解性は若干改善されたが製剤化
に必要な所望の溶解度を得ることは極めて困難であっ
た。
【0007】この溶解度の低さを改善するために、アル
カリ性側へのpH調節剤として一般的に用いられている
水酸化ナトリウムでアルカリ性側にpHを調節し、賦形
剤を加えて、これを凍結乾燥することにより製する製剤
を設計した。しかし、再溶解時にゲルを形成したため、
完全な溶解に至るまでに長時間を要し、利便性の悪い製
剤となった。また、凍結乾燥に供した液の調製時におい
ても、製法によってはゲルを生じることがあり、至適な
製造条件の設定を非常に注意深く行う必要があるなど工
業化には極めて不利な条件となった。更に、この液は、
冷所に長期保存することにより沈殿を生じ、溶解度の面
からも十分に塩を形成しているとはいえないと考えられ
た。また、この場合、他剤との併用では注射溶液がゲル
を形成したり、沈殿したり、利便性の悪い製剤となるこ
とが懸念された。
【0008】なお、通常用いられている塩基性アミノ酸
による塩形成も考慮されるべき方法のひとつである。し
かし、化合物(I)の薬効は、グルタミン酸受容体サブ
タイプのひとつであるAMPA受容体に本化合物が結合
することにより発現することが知られており、したがっ
て一般にアミノ酸類は化合物(I)の薬理作用に少なか
らず影響を与える可能性がある。このため、本発明の添
加剤としては不適当である。
【0009】すなわち、化合物(I)を注射剤化するに
際して、通常pH調節剤又は塩形成剤として用いられる
塩酸やその他の酸類を用いて、注射剤として許容される
と考えられるpHの範囲内で酸性側にpHを調節する製
剤を設計した場合、及び通常pH調節剤又は塩形成剤と
して用いられる水酸化ナトリウムを用いて、注射剤とし
て許容されると考えられるpHの範囲内でアルカリ性側
にpHを調節する製剤を設計した場合のいずれにおいて
も、化合物(I)の物理化学的な特性に基づく不都合が
生じ、製剤設計は極めて困難であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような事情に鑑み
本発明者らは種々検討した結果、化合物(I)は特定の
アルコール性水酸基を有するアミン類の添加において塩
を形成し、溶解性が改善され、該溶液又はその凍結乾燥
品製剤中での安定性が良好であることを見出し、本発明
を完成した。
【0011】すなわち、本発明は、(a)下記一般式
(I)で示されるピラジン誘導体又はその塩、及び
(b)アルコール性水酸基を有するアミン類を含有す
る、安定なピラジン誘導体含有注射用組成物に関する。
【0012】
【化13】 〔式中、A環は式(II)で示されるベンゼン環、式(II
I)又は式(IV)で示されるピリジン環を表す;
【化14】 1は式(V)で示される基を表す(Xは窒素原子又は
8で置換された炭素原子を、R6は水素原子又は低級ア
ルキル基を、R7とR8は同一又は異なって、水素原子、
低級アルキル基、ニトロ基、フェニル基又は両者一体と
なって、ブタジエニレン基(−CH=CH−CH=CH
−)又は1,4−ブチレン基(−CH2−CH2−CH2
−CH2−)を表す);
【化15】 2とR3は同一又は異なって、水素原子、フッ素原子、
シアノ基、低級アシル基、ニトロ基、未置換又はフッ素
で置換されていてもよい低級アルキル基、モルホリノ
基、又はR1と同一又は異なってR1と同一の意味を表す
基を表す;R4とR5は同一又は異なって、水素原子、水
酸基、C1−10の直鎖状又は分枝状のアルキル基、ア
ミノ基で置換されていてもよいC5−8のシクロアルキ
ル基、低級アルキル基で置換されていてもよい含窒素の
5又は6員環で1−3のメチレン基により橋かけ構造を
有していてもよいヘテロ環基、フェニル基、又はYで置
換されたC1−6の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表
す;Yは水酸基、低級アシロキシ基、フッ素で置換され
たメチル基、C5−8のシクロアルキル基、テトラヒド
ロフリル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニ
ル基、又は式(VI)で示される基を表す
【化16】 (R9、R10は同一又は異なって水素原子、低級アルキ
ル基、又は両者一体となって酸素原子を含んでいてもよ
い5又は6員環を表す)〕
【0013】また、本発明は、アルコール性水酸基を有
するアミン類の高濃度溶液に、上記一般式(I)で示さ
れるピラジン誘導体又はその塩を溶解させた後、注射用
水で希釈することを特徴とする、安定なピラジン誘導体
含有注射用組成物の製造方法に関する。なお、上記一般
式(I)で示されるピラジン誘導体又はその塩(化合物
(I))は、国際公開特許WO92/07847号に記
載される公知化合物である。
【0014】本発明者らは、注射用組成物のpHをアル
カリ性側に調節するためのpH調節剤である水酸化ナト
リウムの添加により、化合物(Ia)の製剤を再溶解さ
せる際にゲルを形成させ、かつ化合物(Ia)の溶解度
を十分に増加させることができなかったことを受け、水
酸化ナトリウムに代えて各種アルコール性水酸基を有す
るアミン類について検討した。その結果、特定のアルコ
ール性水酸基を有するアミン類に対してのみ塩を形成
し、その溶解度が改善されることが判明した。
【0015】溶解度改善の機構についての詳細は、完全
には明らかにされていないが、例えば化合物(I)の1
種で、下式(Ib)で示される6−(1H−イミダゾイ
ル−1−イル)−7−ニトロ−2,3(1H,4H)−
キノキサリンジオン(以下、化合物(Ib)と省略す
る)は、ケト-エノール互変異性であり、式(Ib)で
示されるケト形及び式(Ib′)で示されるエノール形
の双方が、後述する特定のアルコール性水酸基を有する
アミン類に対して塩を形成すると推定される。
【0016】
【化17】
【0017】以下に本発明を更に詳細に説明する。本発
明に用いられるアルコール性水酸基を有するアミン類と
しては、メグルミン、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミンが挙げられる。これらは1種又は2種以上用
いてもよい。また、注射溶液製剤とする場合、これら3
種を用いることは可能であるが、凍結乾燥製剤とする場
合には、これらのうち再溶解時間や溶解度の点でメグル
ミンが最も好ましい。
【0018】本発明に用いられるアルコール性水酸基を
有するアミン類の添加量は、化合物(Ia)1molに
対して4mol〜13mol、重量比として1〜5倍量
が挙げられる。例えばメグルミンの場合、化合物(I
a)1molに対して4mol〜8mol、重量として
化合物(Ia)75mgに対して180mg〜360m
g、好ましくは200mg〜300mgが用いられる。
【0019】本発明においては、化合物(I)とアルコ
ール性水酸基を有するアミン類の他、更に必要に応じて
糖類及び/又は高分子化合物を含有させることもでき
る。本発明に用いられる糖類としては、生理学的に許容
され得るものであれば特に制限はない。例えば、乳糖、
白糖、トレハロース、グルコース、マルトース、セロビ
オース、ガラクトース等の糖、マンニトール、ソルビト
ール等の糖アルコールが挙げられる。好ましくは、乳糖
及び/又はマンニトールが挙げられる。更に好ましくは
マンニトールが挙げられる。これらの糖類は1種又は2
種以上を用いてもよい。
【0020】本発明に用いられる高分子化合物として
は、生理学的に許容され得るものであれば特に制限はな
い。好ましくは本発明の注射用組成物のpHに影響を及
ぼさないものであればよい。例えば、デキストラン4
0、デキストラン70、精製ゼラチン等が挙げられる。
これらは1種又は2種以上を用いてもよい。前記した糖
類はその一部又は全部を高分子化合物に置換してもよ
い。これらは、浸透圧を調節するために、また凍結乾燥
製剤とした場合のマトリックスを形成するために添加す
ることもできる。本発明に用いられる糖類及び/又は高
分子化合物の添加量としては、溶液中への添加量として
0〜10重量(W)/容量(V)%、好ましくは2〜5
(W/V)%である。
【0021】本発明の注射用組成物、又は凍結乾燥製剤
の水による再溶解時のpHは、通常8〜12である。例
えば化合物(Ia)に対してアルコール性水酸基を有す
るアミン類としてメグルミンを用いたとき8〜12が好
ましく、とりわけ9〜10.5であることが好ましい。
かくして調製される本発明の注射剤における化合物(I
a)の濃度としては、1〜20mg/mlが好ましく、
とりわけ2.5〜10mg/mlであることが好まし
い。本発明の注射用組成物は、注射溶液製剤又は凍結乾
燥製剤のいずれでもよく、安定性や使用の簡便性等を総
合的に考慮して選択することが望ましい。
【0022】次に、本発明の注射用組成物又は凍結乾燥
製剤の製造方法について説明する。本発明の注射用組成
物を製するに必要な注射用水の5〜50容量(V)/容
量(V)%、好ましくは10〜30(V/V)%に相当
する注射用水にアルコール性水酸基を有するアミン類を
溶解してアルコール性水酸基を有するアミン類の高濃度
溶液を得、この溶液中に化合物(I)を完全に溶解させ
た後に、残りの注射用水を添加して希釈する。必要に応
じて糖類及び/又は高分子化合物を添加して溶解し、本
発明注射用組成物を製造する。更に必要に応じて凍結乾
燥し、凍結乾燥製剤となす。該製造方法によれば、化合
物(I)の溶解工程での濃度が所望の液よりも高くなる
にもかかわらず、アルコール性水酸基を有するアミン類
の添加により塩を形成するため、高濃度の注射用組成物
が得られ、アルコール性水酸基を有するアミン類の濃度
が低いときよりも緩和な条件で短時間に化合物(I)を
溶解させることができる。
【0023】なお、本発明の注射用組成物には、ベンジ
ルアルコール、塩酸メピバカイン、塩酸キシロカイン等
の無痛化剤、及びパラオキシ安息香酸メチル、パラオキ
シ安息香酸プロピル、チメロサール、クロロブタノール
等の防腐剤等の添加剤を必要に応じて添加してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の注射用組成物は、メグルミン等
のアルコール性水酸基を有するアミン類を添加剤として
用いることによって、水に難溶性で再溶解時にゲルを形
成しやすい化合物(I)と塩を形成することにより溶解
度が改善され、しかも、所望の安定性を付与することが
可能である。したがって、化合物(I)の有する優れた
神経細胞保護作用を十分に発揮させることができると期
待される。また、本発明注射用組成物は、生理食塩液等
の塩化ナトリウム注射液、糖類輸液、電解質輸液、及び
その他の輸液等の輸液類との配合性に優れており、注射
溶液はこれらの適当な輸液類と配合して、凍結乾燥製剤
は注射用水等で再溶解した後にこれらの適当な輸液類と
配合して使用することができる。
【0025】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、これらにより本発明の範囲が限定されるもので
はない。
【0026】〔実施例1〕メグルミン33.3gを注射
用水400mlに溶解させ、これに化合物(Ia)10
gを加えて攪拌溶解させた。この液に、注射用水140
0mlを加え、更にマンニトール40gを溶解させた
後、注射用水を加えて2000mlとした。この液を常
法により除菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに1
5ml充填し、常法により凍結乾燥して本発明製剤を得
た。この凍結乾燥製剤を15mlの注射用水で再溶解さ
せた液のpHは9.8であった。再溶解時間は15±7
秒(n=3)であった。また、凍結乾燥製剤を40℃で
1箇月保存した結果、化合物(Ia)の残存率は保存試
験開始時に対して100.0%であった。
【0027】〔実施例2〕ジエタノールアミン21.1
3gを注射用水200mlに溶解させ、これに化合物
(Ia)5gを加えて攪拌溶解させた。この液に、注射
用水700mlを加え、更にマンニトール20gを溶解
させた後、注射用水を加えて1000mlとした。この
液を常法により除菌ろ過した後、30ml容量のバイア
ルに15ml充填し、常法により凍結乾燥して本発明製
剤を得た。この凍結乾燥製剤を15mlの注射用水で再
溶解させた液のpHは9.6であった。また、再溶解時
間は36±7秒(n=3)であった。
【0028】〔実施例3〕モノエタノールアミン6.7
2gを注射用水200mlに溶解させ、これに化合物
(Ia)5gを加えて攪拌溶解させた。この液に、注射
用水700mlを加え、更にマンニトール20gを溶解
させた後、注射用水を加えて1000mlとした。この
液を常法により除菌ろ過した後、30ml容量のバイア
ルに15ml充填し、常法により凍結乾燥して本発明製
剤を得た。この凍結乾燥製剤を15mlの注射用水で再
溶解させた液のpHは8.6であった。
【0029】〔実施例4〕メグルミン16.7gを注射
用水300mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5g
を加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水600ml
及び乳糖30gを加え、溶解させた後、注射用水を加え
て1000mlとした。この液を常法により除菌ろ過し
た後、30ml容量のバイアルに各々15ml充填し、
常法により凍結乾燥して本発明製剤を得た。この凍結乾
燥製剤を40℃で1箇月保存した結果、化合物(Ia)
の残存率は保存試験開始時に対して98.9%であっ
た。
【0030】〔実施例5〕メグルミン16.7gを注射
用水200mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5g
を加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水700ml
及びデキストラン40 20gを加え、溶解させた後、
注射用水を加えて1000mlとした。この液を常法に
より除菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに各々1
5ml充填し、常法により凍結乾燥して本発明製剤を得
た。凍結乾燥製剤を40℃で1箇月保存した結果、化合
物(Ia)の残存率は保存試験開始時に対して99.0
%であった。
【0031】〔実施例6〕メグルミン8.33gを注射
用水100mlに溶解させ、これに化合物(Ia)2.
5gを加えて攪拌溶解させた。この液に、予めA型精製
ゼラチン5gを注射用水300mlに溶解させた液を加
え、マンニトール10gを加えた後、更に注射用水を加
えて500mlとした。この液を常法により除菌ろ過し
た後、30ml容量のバイアルに15ml充填し、常法
により凍結乾燥して本発明製剤を得た。この凍結乾燥製
剤を15mlの注射用水で再溶解させた液のpHは9.
7であった。
【0032】〔実施例7〕メグルミン8.33gを注射
用水100mlに溶解させ、これに化合物(Ia)2.
5gを加えて攪拌溶解させた。この液に、予めB型精製
ゼラチン5gを注射用水300mlに溶解させた液を加
え、マンニトール10gを加えた後、更に注射用水を加
えて500mlとした。この液を常法により除菌ろ過し
た後、30ml容量のバイアルに15ml充填し、常法
により凍結乾燥して本発明製剤を得た。この凍結乾燥製
剤を15mlの注射用水で再溶解させた液のpHは9.
7であった。
【0033】〔実施例8〕メグルミン16.7gを注射
用水200mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5g
を加えて攪拌溶解させた。溶解後、マンニトール10g
を溶解させ、更に注射用水を加えて500mlとした。
この液を常法により除菌ろ過した後、30ml容量のバ
イアルに7.5mlずつ充填し、常法により凍結乾燥し
て本発明製剤を得た。
【0034】〔実施例9〕メグルミン16.7gを注射
用水200mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5g
を加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水700ml
を加え溶解させた後、注射用水を加えて1000mlと
した。この液を常法により除菌ろ過した後、30ml容
量のバイアルに各々15mlずつ充填し、常法により凍
結乾燥して本発明製剤を得た。この凍結乾燥製剤を注射
用水で再溶解させた液のpHは9.8であった。また、
凍結乾燥製剤を60℃で1箇月保存した結果、化合物
(Ia)の残存率は保存試験開始時に対して99.9%
であった。
【0035】〔実施例10〕メグルミン16.7gを注
射用水200mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5
gを加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水700m
l及びマンニトール10gを加え溶解させた後、注射用
水を加えて1000mlとした。この液を常法により除
菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに15mlずつ
充填し、常法により凍結乾燥して本発明製剤を得た。こ
の凍結乾燥製剤を注射用水で再溶解させた液のpHは
9.8であった。また、凍結乾燥製剤を60℃で1箇月
保存した結果、化合物(Ia)の残存率は保存試験開始
時に対して99.6%であった。
【0036】〔実施例11〕メグルミン16.7gを注
射用水200mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5
gを加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水700m
l及びマンニトール20gを加え溶解させた後、注射用
水を加えて1000mlとした。この液を常法により除
菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに15mlずつ
充填し、常法により凍結乾燥して本発明製剤を得た。こ
の凍結乾燥製剤を注射用水で再溶解させた液のpHは
9.8であった。また、凍結乾燥製剤を60℃で1箇月
保存した結果、化合物(Ia)の残存率は保存試験開始
時に対して100.1%であった。
【0037】〔実施例12〕メグルミン16.7gを注
射用水200mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5
gを加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水700m
l及びマンニトール30gを加え溶解させた後、注射用
水を加えて1000mlとした。この液を常法により除
菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに15mlずつ
充填し、常法により凍結乾燥して本発明製剤を得た。こ
の凍結乾燥製剤を注射用水で再溶解させた液のpHは
9.8であった。また、凍結乾燥製剤を60℃で1箇月
保存した結果、化合物(Ia)の残存率は保存試験開始
時に対して100.4%であった。
【0038】〔実施例13〕メグルミン12.0gを注
射用水300mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5
gを加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水600m
l及び乳糖30gを加え、溶解させた後、注射用水を加
えて1000mlとしpH9.5の液を得た。この液を
常法により除菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに
15mlずつ充填し、常法により凍結乾燥して本発明製
剤を得た。
【0039】〔実施例14〕メグルミン16.7gを注
射用水300mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5
gを加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水600m
l及び乳糖30gを加え、溶解させた後、注射用水を加
えて1000mlとしpH9.8の液を得た。この液を
常法により除菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに
15mlずつ充填し、常法により凍結乾燥して本発明製
剤を得た。
【0040】〔実施例15〕メグルミン24.0gを注
射用水300mlに溶解させ、これに化合物(Ia)5
gを加えて攪拌溶解させた。この液に注射用水600m
l及び乳糖30gを加え、溶解させた後、注射用水を加
えて1000mlとしpH10.0の液を得た。この液
を常法により除菌ろ過した後、30ml容量のバイアル
に15mlずつ充填し、常法により凍結乾燥して本発明
製剤を得た。
【0041】〔実施例16〕メグルミン250gを注射
用水3lに溶解させ、これに化合物(Ia)76.5g
を加えて攪拌溶解させた。溶解後、注射用水11lを加
え、更にマンニトール300gを溶解させた後、注射用
水を加えて15lとした。この液を常法により除菌ろ過
した後、10ml容量のアンプルに10mlずつ充填
し、熔閉した後、高圧蒸気滅菌(115℃、30分)を
施して本発明製剤を得た。本発明製剤のpHは9.8で
あった。また、15℃で4カ月保存した結果、化合物
(Ia)の残存率は保存試験開始時に対して97.0%
であった。
【0042】〔実施例17〕メグルミン8.33gを注
射用水100mlに溶解させ、これに化合物(Ia)
2.55gを加えて攪拌溶解させた。この液に、予めA
型精製ゼラチン5gを注射用水300mlに溶解させた
液を加え、マンニトール10gを加えた後、更に注射用
水を加えて500mlとした。この液を常法により除菌
ろ過した後、10ml容量のバイアルに10ml充填
し、熔閉した後、高圧蒸気滅菌(115℃、30分)を
施してpH9.8の本発明製剤を得た。
【0043】〔実施例18〕メグルミン8.33gを注
射用水100mlに溶解させ、これに化合物(Ia)
2.55gを加えて攪拌溶解させた。この液に、予めB
型精製ゼラチン5gを注射用水300mlに溶解させた
液を加え、マンニトール10gを加えた後、更に注射用
水を加えて500mlとした。この液を常法により除菌
ろ過した後、10ml容量のバイアルに各々10ml充
填し、熔閉した後、高圧蒸気滅菌(115℃、30分)
を施してpH9.8の本発明製剤を得た。
【0044】〔実施例19〕メグルミン33.3gを注
射用水200mlに溶解させ、これに化合物(Ib)
8.82gを加えて長時間激しく攪拌し、溶解させた。
この液に、注射用水1600mlを加え、更にマンニト
ール 40gを溶解させた後、注射用水を加えて200
0mlとした。これらの液を常法により除菌ろ過した
後、30ml容量のバイアルに各々15mlずつ充填
し、常法により凍結乾燥して本発明製剤を得た。この凍
結乾燥製剤を15mlの注射用水で再溶解させた液のp
Hは10.2であった。
【0045】〔実施例20〕メグルミン33.3gを注
射用水400mlに溶解させ、これに化合物(Ic)1
0gを加えて攪拌溶解させた。この液に、注射用水14
00mlを加え、更にマンニトール40gを溶解させた
後、注射用水を加えて2000mlとした。この液を常
法により除菌ろ過した後、30ml容量のバイアルに1
5ml充填し、常法により凍結乾燥して本発明製剤を得
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/18 A61K 47/26 B 47/26 C07D 403/04 233 C07D 403/04 233 241 241 471/04 120 471/04 120 A61K 9/14 E //(C07D 403/04 233:56 241:44) (C07D 403/04 241:44 249:08)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(I)で示されるピラ
    ジン誘導体又はその塩、及び(b)アルコール性水酸基
    を有するアミン類を含有する、安定なピラジン誘導体含
    有注射用組成物。 【化1】 〔式中、A環は式(II)で示されるベンゼン環、式(II
    I)又は式(IV)で示されるピリジン環を表す; 【化2】 1は式(V)で示される基を表す(Xは窒素原子又は
    8で置換された炭素原子を、R6は水素原子又は低級ア
    ルキル基を、R7とR8は同一又は異なって、水素原子、
    低級アルキル基、ニトロ基、フェニル基又は両者一体と
    なって、ブタジエニレン基(−CH=CH−CH=CH
    −)又は1,4−ブチレン基(−CH2−CH2−CH2
    −CH2−)を表す); 【化3】 2とR3は同一又は異なって、水素原子、フッ素原子、
    シアノ基、低級アシル基、ニトロ基、未置換又はフッ素
    で置換されていてもよい低級アルキル基、モルホリノ
    基、又はR1と同一又は異なってR1と同一の意味を表す
    基を表す;R4とR5は同一又は異なって、水素原子、水
    酸基、C1−10の直鎖状又は分枝状のアルキル基、ア
    ミノ基で置換されていてもよいC5−8のシクロアルキ
    ル基、低級アルキル基で置換されていてもよい含窒素の
    5又は6員環で1−3のメチレン基により橋かけ構造を
    有していてもよいヘテロ環基、フェニル基、又はYで置
    換されたC1−6の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表
    す;Yは水酸基、低級アシロキシ基、フッ素で置換され
    たメチル基、C5−8のシクロアルキル基、テトラヒド
    ロフリル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニ
    ル基、又は式(VI)で示される基を表す 【化4】 (R9、R10は同一又は異なって水素原子、低級アルキ
    ル基、又は両者一体となって酸素原子を含んでいてもよ
    い5又は6員環を表す)〕
  2. 【請求項2】 更に糖類及び/又は高分子化合物を含有
    する請求項1記載の注射用組成物。
  3. 【請求項3】 アルコール性水酸基を有するアミン類
    が、メグルミン、モノエタノールアミン及びジエタノー
    ルアミンからなる群から選択される1種又は2種以上で
    ある請求項1記載の注射用組成物。
  4. 【請求項4】 アルコール性水酸基を有するアミン類が
    メグルミンである請求項3記載の注射用組成物。
  5. 【請求項5】 凍結乾燥製剤である請求項1〜4のいず
    れかに記載の注射用組成物。
  6. 【請求項6】 糖類が、乳糖、白糖、トレハロース、グ
    ルコース、マルトース、セロビオース、ガラクトース、
    マンニトール及びソルビトールからなる群から1種又は
    2種以上選択されてなる請求項2記載の注射用組成物。
  7. 【請求項7】 糖類が、乳糖及び/又はマンニトールで
    ある請求項6記載の注射用組成物。
  8. 【請求項8】 高分子化合物が、デキストラン40、デ
    キストラン70及び精製ゼラチンからなる群から1種又
    は2種以上選択されてなる請求項2記載の注射用組成
    物。
  9. 【請求項9】 注射用組成物又は凍結乾燥製剤の水によ
    る再溶解時のpHが、8〜12である請求項1〜8のい
    ずれかに記載の注射用組成物。
  10. 【請求項10】 前記pHが、9〜10.5である請求
    項9記載の注射用組成物。
  11. 【請求項11】 アルコール性水酸基を有するアミン類
    の高濃度溶液に、下記一般式(I)で示されるピラジン
    誘導体又はその塩を溶解させた後、注射用水で希釈する
    ことを特徴とする、安定なピラジン誘導体含有注射用組
    成物の製造方法。 【化5】 〔式中、A環は式(II)で示されるベンゼン環、式(II
    I)又は式(IV)で示されるピリジン環を表す; 【化6】 1は式(V)で示される基を表す(Xは窒素原子又は
    8で置換された炭素原子を、R6は水素原子又は低級ア
    ルキル基を、R7とR8は同一又は異なって、水素原子、
    低級アルキル基、ニトロ基、フェニル基又は両者一体と
    なって、ブタジエニレン基(−CH=CH−CH=CH
    −)又は1,4−ブチレン基(−CH2−CH2−CH2
    −CH2−)を表す); 【化7】 2とR3は同一又は異なって、水素原子、フッ素原子、
    シアノ基、低級アシル基、ニトロ基、未置換又はフッ素
    で置換されていてもよい低級アルキル基、モルホリノ
    基、又はR1と同一又は異なってR1と同一の意味を表す
    基を表す;R4とR5は同一又は異なって、水素原子、水
    酸基、C1−10の直鎖状又は分枝状のアルキル基、ア
    ミノ基で置換されていてもよいC5−8のシクロアルキ
    ル基、低級アルキル基で置換されていてもよい含窒素の
    5又は6員環で1−3のメチレン基により橋かけ構造を
    有していてもよいヘテロ環基、フェニル基、又はYで置
    換されたC1−6の直鎖状又は分枝状のアルキル基を表
    す;Yは水酸基、低級アシロキシ基、フッ素で置換され
    たメチル基、C5−8のシクロアルキル基、テトラヒド
    ロフリル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニ
    ル基、又は式(VI)で示される基を表す 【化8】 (R9、R10は同一又は異なって水素原子、低級アルキ
    ル基、又は両者一体となって酸素原子を含んでいてもよ
    い5又は6員環を表す)〕
  12. 【請求項12】 更に糖類及び/又は高分子化合物を添
    加し溶解させる請求項11記載の注射用組成物の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 更に凍結乾燥する請求項11又は12
    に記載の注射用組成物の製造方法。
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