JPH08290839A - 補助給紙ユニット及び自動給紙装置 - Google Patents

補助給紙ユニット及び自動給紙装置

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JPH08290839A
JPH08290839A JP11934895A JP11934895A JPH08290839A JP H08290839 A JPH08290839 A JP H08290839A JP 11934895 A JP11934895 A JP 11934895A JP 11934895 A JP11934895 A JP 11934895A JP H08290839 A JPH08290839 A JP H08290839A
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照治 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下取出し式の自動給紙装置を備えたブリンタ
や原稿読取装置等で、必要に応じて大量の用紙の一括自
動処理を可能にする経済的な技術手段を得る。 【構成】 上方に付勢された補助用紙台29と、補助用
紙台上の積重用紙を分離給紙する補助給紙ローラ32お
よび補助分離パッド33と、補助給紙ローラ32からの
用紙を反転させる反転ローラ35、36と、それらを駆
動連結する回転伝達機構55とを備えた補助給紙ユニッ
トを給紙装置本体に係止し、補助給紙ユニットを用いて
大量の用紙の一括給紙を行う。補助給紙装置を装着した
ときに、給紙装置本体2の分離パッド15を付圧解除す
ることが可能であり、この付圧解除を補助給紙装置でダ
ブルフィードが検出されたときは行わない構成とするこ
ともできる。補助給紙ユニット3は給紙装置本体2から
駆動することができる。補助給紙装置は、補助用紙台に
多数の同期回転ローラを備えた構成も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報処理装置のプリ
ンタや原稿読取装置に用いられる自動給紙装置および大
量の用紙を自動給紙するときに給紙装置本体に付設して
用いる補助給紙ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動給紙装置には、給紙台上に積重した
用紙を上方から一枚宛給紙する、いわゆる上取出し式の
ものと、下方から一枚宛取出す、いわゆる下取出し式の
ものとがある。
【0003】上取出し式のものは、用紙の分離機構の設
計が容易であり、分離作用も安定しているが、処理済用
紙をそのまま排出すると用紙の並び順が逆になるという
欠点がある。一方、下取出し式のものは、処理済用紙を
単純に排出しても用紙の並び順が逆になるという問題は
生じない。特にイメージスキャナ等の原稿読取装置(フ
ァクシミリを含む)では、図14に示すように用紙24
をガラス板18上に沿わせて下方から読取りを行う構造
が採用されるので、下取出し式の自動給紙装置を用いる
のが便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし下取出し式の自
動給紙装置では、給紙台上に積重した用紙の自重が給紙
しようとする用紙に作用しているため、用紙の積載量が
多いと給紙しようとする用紙に大きな給紙抵抗が作用
し、用紙間摩擦の増大によるダブルフィードが生じ易く
なる。また、用紙の積載量によって給紙抵抗が変化する
ため、分離作用が不安定になって給紙ミスやダブルフィ
ードが生じ易くなる。そのため下取出し式の自動給紙装
置では、給紙台に積載する用紙の量に制限が生じ、多量
の用紙を自動給紙することができない。
【0005】そのため、給紙台に積載できない程多量の
用紙を一括処理する必要が生じたときは、用紙を少ロッ
トに分けて前ロットの処理終了を確認しながら次ロット
を給紙台に積載するという作業が必要になるので、非常
に煩雑であると共に、待ち時間が生じて処理時間も長く
なる。上取出し式の自動給紙装置を用いれば大量の用紙
の一括自動処理が可能であるが、常時大量の用紙の一括
読取りを行うような業務以外では、上取出し式の自動給
紙装置を備えた原稿読取装置を用意するのはコスト高と
なり、ユーザの要望に答えることはできない。またその
ような装置を提供したとしても、例えば業務内容が変わ
って大量の用紙の処理が必要になった場合など、装置を
買換える必要があって不経済である。
【0006】この発明は、以上のような現状を鑑み、下
取出し式の自動給紙装置を備えた原稿読取装置等で、必
要に応じて大量の用紙の一括自動処理を可能にする経済
的な技術手段を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の補助給
紙ユニットは、上方に付勢された補助用紙台29と、こ
の補助用紙台上に積重された用紙の前縁上端に当接する
補助給紙ローラ32と、この補助給紙ローラの下方周面
に付圧されている補助分離パッド33と、補助給紙ロー
ラ32から送り出された用紙を反転させる反転ローラ3
5、36と、補助給紙ローラ32と反転ローラ35、3
6とを駆動連結する回転伝達機構55と、前記補助用紙
台29の下方に開口する反転用紙の送出口37と、ユニ
ットフレーム25を給紙装置本体に係止する係止部3
8、43とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明の自動給紙装置は、給紙台
11を備えた給紙装置本体2と、上記構成の補助給紙ユ
ニット3とを別体として備え、給紙装置本体2は、給紙
ローラ12と、この給紙ローラの駆動装置21と、この
給紙ローラの上方周面に付圧されている分離パッド15
とを備えており、補助給紙ユニット3はその送出口37
と給紙装置本体の給紙口7とを直接または給紙台11を
介して対向させる位置で給紙装置本体2に装着されるも
のである。
【0009】請求項3の自動給紙装置は、上記構造の自
動給紙装置において、給紙装置本体2の分離パッド15
の付圧解除機構58、78、84を備えており、この付
圧解除機構の操作部が補助給紙ユニット3装着側に延び
ており、補助給紙ユニット3を給紙装置本体2に装着し
たとき補助給紙ユニット3の部材が前記操作部を付圧解
除方向に押動することを特徴とするものである。
【0010】請求項4の自動給紙装置は、上記構造の自
動給紙装置において、給紙装置本体2はその給紙ローラ
の駆動装置21に連結された駆動歯車44を補助給紙ユ
ニット3装着側に備え、補助給紙ユニットはその回転伝
達機構55に連結された従動歯車48をその装着側に備
え、補助給紙ユニット3を給紙装置本体2に装着したと
きに、上記駆動歯車44と従動歯車48とが噛合連結さ
れるものである。
【0011】また請求項5の自動給紙装置は、補助給紙
ユニット3がその回転伝達機構55の駆動装置61とそ
の駆動電気信号の受口65とを備え、給紙装置本体2
は、その給紙ローラの駆動装置21の駆動電気信号線6
0に連結された駆動電気信号の渡口64を備えており、
補助給紙ユニット3を給紙装置本体2に装着したときに
前記受口65が前記渡口64に連結されるものである。
【0012】更に請求項5の自動給紙装置は、反転ロー
ラ35、36の下流側に正逆転可能な先揃ローラ59が
設けられており、この先揃ローラ59は給紙ローラ12
が正転中に一定時間逆回転して送り出されてきた用紙の
先揃を行ったあと正転することを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項7の自動給紙装置は、補助給紙ユニ
ットが装着されたときに本体側の分離パッド15が退避
する構造の上記自動給紙装置において、反転ローラ36
ないし先揃ローラ59の近傍に設置されて通過する用紙
の厚さを検出する光透過型センサ83と、給紙装置本体
側の分離パッド15を給紙ローラ12の周面から離隔さ
せる付圧解除機構78、84と、上記センサ83の検出
値が一定値以下のときに上記付圧解除機構78、84を
動作させて装置本体側分離パッド15を退避させる制御
手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0014】請求項8の発明の補助給紙ユニットは、若
干傾斜した支持面が形成されるように並置した複数の搬
送ローラ89と、この搬送ローラ89に巻架されて上面
が前記支持面を形成するベルト93と、このベルトの駆
動装置61と、前記支持面を少なくとも一部に含んで形
成される固定位置の補助用紙台94と、この補助用紙台
上に積重された用紙の前縁側で補助用紙台94に対向し
て用紙の送出量を制限するゲート95と、このゲートな
いしその延長上の用紙の送出口37と、ユニットフレー
ム25を給紙装置本体2に係止する係止部38、43と
を備えているものである。
【0015】請求項9の補助給紙ユニットは、請求項8
の補助給紙ユニットにおいて、搬送ローラ89がその周
面の一部を軸方向に切欠いた断面半月状ローラであるこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項10の自動給紙ユニットは、請求項
8又は9の補助給紙ユニットを備えたもので、給紙装置
本体2と、この給紙装置本体に係脱自在な給紙台11
と、請求項8または9記載の補助給紙ユニット3とを別
体として備え、給紙装置本体2は、給紙ローラ12と、
この給紙ローラの駆動装置21と、この給紙ローラの上
方周面に付圧されている分離パッド15とを備えてお
り、補助給紙ユニット3はその送出口37と給紙装置本
体の給紙口7とを対向させる位置で給紙装置本体2に装
着されるものである。
【0017】請求項11の自動給紙装置は、請求項10
の自動給紙装置において、補助給紙ユニット3はそのベ
ルト55の駆動装置61の駆動電気信号の受口65を備
え、給紙装置本体2はその給紙ローラの駆動装置21の
駆動電気信号線60に連結された駆動電気信号の渡口6
4を備えており、補助給紙ユニット3を給紙装置本体2
に装着したときに前記受口65が渡口64に連結される
ものである。
【0018】
【作用】請求項1の補助給紙ユニット3は、その回転伝
達機構55を回転駆動することにより、用紙台29に積
重された用紙を上から順に取り出し、取り出した用紙を
反転ローラ35、36で上下反転させて送出口37に送
り出す。請求項1ないし5の補助給紙ユニットの給紙機
構は上取出し式であるから、取り出される用紙に用紙の
自重が作用せず、補助給紙ローラ32と補助分離パッド
33との間での用紙先端の楔形状が円滑に形成されるの
で、給紙ミス、分離ミスが共に軽減でき、用紙台29に
多量の用紙を積載しても安定した用紙の分離供給を行う
ことができる。しかも、反転ローラ35、36により用
紙面を反転させて給送するので、処理済用紙を単純に排
出しても用紙24の並び順が逆になることがない。
【0019】下取出し式の自動給紙装置(請求項2で言
う給紙装置本体2)を備えた原稿読取装置等で多量の用
紙の一括処理の必要が生じたときは、請求項1の補助給
紙ユニットを当該給紙装置に装着して、請求項2の自動
給紙装置を構成することにより、所望の処理が可能にな
る。補助給紙ユニットの送出口37は、送出された用紙
が給紙装置本体の給紙台11にガイドされて給紙装置本
体の給紙口7に送り込まれる構造とすることもできる
し、給紙台7を取り外して補助給紙ユニット3を装着
し、送出口37と給紙口7とを直接対向させる構造とす
ることもできる。
【0020】請求項2の自動給紙装置において補助給紙
ユニット3を装着したときは、補助給紙ユニット3側で
用紙の分離が行われるので、給紙装置本体側の分離パッ
ドは不要である。請求項3の発明によれば、補助給紙ユ
ニットを装着したときは、本体側の分離パッド15の付
圧力が解除され、従って補助給紙ユニット3から送り出
された用紙が本体側の給紙ローラ12の部分をより円滑
に通過できると共に、本体側の給紙ローラ駆動装置21
の無用な負荷を軽減できる。このようにして本体側の駆
動装置21の負荷を軽減してやれば、その余分の駆動力
で補助給紙ユニットの給紙ローラ12及び反転ローラ3
5、36を駆動できる。
【0021】請求項4の発明によれば、補助給紙ユニッ
ト3を本体側に装着したとき、本体側の分離パッド15
の付圧が解除されると共に、補助給紙ユニット3側の給
紙ローラ32及び反転ローラ35、36を本体の駆動装
置21で本体側と同期して駆動できるようになり、補助
給紙ユニット3側の駆動装置及びその制御系を必要とせ
ず、構造を単純化できる。
【0022】補助給紙ユニット3に駆動装置61を内蔵
してその給紙ローラ32及び反転ローラ35、36を駆
動することも勿論可能である。この場合には請求項5の
構成を採用することにより、補助給紙ユニット側の駆動
を本体側の駆動と同期させることができ、補助給紙ユニ
ット側の同期制御系が不要になる。請求項2又は3の補
助給紙ユニット3は、上取り出し式の分離機構であるの
で、補助分離パッド33の付圧力は小さく、従って補助
給紙ローラ32の駆動力も小さいので、小型の駆動装置
でよく、また補助給紙ローラ32と反転ローラ35、3
6が駆動連結されているので、一個の駆動装置を設けて
やればよい。
【0023】請求項6の発明は、補助給紙ユニット3側
で用紙の先揃えも行うことができるようにしたものであ
る。また請求項7の発明は、補助給紙ユニット3を装着
したときに本体側の分離パッド15を退避させるように
した自動給紙装置において、補助給紙ユニット側で用紙
のダブルフィードが生じたとき、これを光透過型センサ
83で検出して本体側の分離パッド12を給紙ローラ1
2に付圧し、本体側で再度用紙の分離を行わせることに
より、ダブルフィードの発生を皆無にしている。
【0024】請求項8の補助給紙ユニット3は、ベルト
の給紙方向の回転により、用紙台上に高く積載された用
紙の下層のものを送出口37から送り出す。下層の用紙
は広い面でベルト93に接しているので、ベルト93と
して用紙間摩擦より大きな摩擦係数のベルトを用いてや
れば、大量の用紙の自重が作用していても下層の用紙
(一枚又は複数枚)を確実に送り出すことができる。送
り出される用紙の量は、ゲート95で規定され、下取出
し式の分離機構で安定に分離できる量に制限される。な
お請求項9の構造は、断面半月状ローラ89の回転によ
り、ベルトが上下及び用紙送り方向に脈動するので、補
助給紙ユニットからの用紙の送り出しをより確実にでき
る。
【0025】給紙台11を備えた給紙装置本体2の給紙
台を外し、その給紙口7と送出口37とを対向させて請
求項7または8の補助給紙ユニット3を装着すれば、請
求項10の自動給紙装置が構成され、補助給紙ユニット
3から送り出された用紙が本体側の給紙ローラ12と分
離パッド15とで一枚に分離され、原稿読取装置等に給
紙される。請求項10の自動給紙装置では、本体側で用
紙を一枚宛に分離しており、また補助給紙ユニットのロ
ーラ89の駆動負荷も大きいので、補助給紙ユニット3
に本体側と別の駆動装置61を設けるのが合理的であ
る。
【0026】請求項11の構成により、特別の制御系を
設けないで補助給紙ユニット側の駆動を本体側と同期さ
せることができる。請求項8ないし11の装置では、補
助給紙ユニットのゲート95で送出される用紙の量を制
限し、制限した量の用紙から一枚の用紙を本体側の分離
機構で分離するようにしているので、多量の用紙を下取
出し式の分離機構で確実に一枚宛に分離できる。
【0027】
【実施例】図1ないし図5は本発明の自動給紙装置の実
施例を示したものである。自動給紙装置1は、下取出し
式の給紙装置本体2と上取出し式の補助給紙ユニット3
とを別体として備えている。図の給紙装置本体2は、イ
メージスキャナに内蔵された自動給紙部である。給紙装
置本体2は、天板ガラス4を有するフラットベッド型読
取部5の一端(図では左端)に装着されており、天板ガ
ラス4の上面より上方に突出したフレーム6を有してい
る。
【0028】フレーム6の天板ガラス側側面には給紙口
7が設けられ、反対側側面には排紙口8が設けられてい
る。排紙口8の下方にはスタッカ9が装着されている。
給紙口7には着脱自在な給紙台11が装架され、フレー
ム6内には給紙口7と平行に本体側給紙ローラ12が設
けられている。この給紙ローラ12の上方には、パッド
台13が軸14回りに揺動自在に枢支されており、パッ
ド台の先端部に固着された分離パッド15が給紙ローラ
の上方周面にバネ16により付圧されている。給紙ロー
ラ12の下流側には、分離パッド15で一枚宛分離され
た用紙を読み取る読取装置17が設けられている。
【0029】読取装置17は、天板ガラスと同一平面上
に設けられたガラス板18と、そのガラス板の前後に配
置された送りローラ19、20と、ガラス板18の上方
に配置された送りモータ21と、ガラス板の下方に位置
するイメージセンサ22とからなっている。イメージセ
ンサ22は、フラットベッド型読取部5のものと共通
で、天板ガラス4の下面に沿って走行する読取りユニッ
トを自動給紙部の下方で停止させて用いる。
【0030】送りモータ21の駆動軸と上側搬送ローラ
19、20との間には、タイミングベルト23が巻回さ
れている。自動読取時には、用紙24を下向きにして給
紙台11に載せて送りモータ21を駆動する。二つの送
りローラ19、20が同期回転してガラス板18上に用
紙24を送り、イメージセンサ22が用紙上の情報を読
み取る。読み取られた用紙は下流側の送りローラ20に
よって排紙口からフレーム6の外に送り出され、スタッ
カ9上に積み重ねられる。
【0031】上取出し式の補助給紙ユニット3は、側面
が逆L形のユニットフレーム25を備え、その上方が上
取り出し式の給紙装置を内蔵した補助給紙部26とさ
れ、下方がイメージスキャナの自動給紙部2に連結され
る接続部27とされている。補助給紙部26は、後端を
ユニットフレーム25にピン28で枢支した補助用紙台
29を備えている。補助用紙台29の前端はコイルバネ
31により上方に付勢されており、補助用紙台の前端上
方には、補助給紙ローラ32が装架されている。上向き
にして補助用紙台29に載置された用紙24は、その前
端部を補助給紙ローラ32に弾圧されている。補助給紙
ローラ32の周面には、用紙前端が当接している位置の
更に前方に、補助分離パッド33が巻バネ34により付
圧されている。補助給紙ローラ32の下流側には、2個
の反転ローラ35、36が設けられている。補助給紙ロ
ーラ32で分離給送された用紙24は、反転ローラ3
5、36で表裏反転されて接続部27の送出口37に送
られる。
【0032】ユニットフレームの接続部27の高さは、
イメージスキャナの自動給紙部、即ち給紙装置本体2の
高さと等しく、接続部27の下面がフラットベッド型読
取部5の上面に当接したときにユニットフレームの補助
給紙部26の下面が自動給紙部2の上面に当接して、補
助給紙ユニット3が給紙装置本体2に装着される。接続
部27の給紙装置本体側の側面には、送出口37が設け
られており、この送出口37の接続部27の下面からの
高さは、給紙口7のフラットベッド型読取部5の上面か
らの高さと等しく、補助給紙ユニット3を搭載したとき
に送出口37と給紙口7とが対向する。
【0033】ユニットフレームの送出口37の両側に
は、図3に示すようなロック片38が突設されており、
ロック片の先端に設けられた割溝39にはロック爪41
が設けられている。一方、給紙装置本体の給紙口7は、
送出口37より横方向に幅広く、給紙口7の両側にはロ
ック片38と対向するように接続ピン42が延びてい
る。接続ピン42の中間部にはロック片38と同じ幅の
円周溝43が設けられており、円周溝の中心部の直径は
ロック片の割溝49の幅より若干細い。従って給紙装置
本体側の給紙台11を取り外し、補助給紙ユニット3を
イメージスキャナのフラットベッド型読取部5に載せ、
給紙装置本体側に押すとロック片38が接続ピン42に
嵌合し、補助給紙ユニット3が三次元方向に位置決めさ
れて給紙装置本体2に固定される。
【0034】図4は補助給紙ユニット3の駆動機構を示
したものである。給紙装置本体の給紙ローラ12は、送
りモータ21によって回転する送りローラ19の軸に固
着した歯車45、二つの中間歯車46、47および給紙
ローラ12の軸に固着された駆動歯車44を介して回転
駆動されている。ユニットフレーム25の接続部27に
は、駆動歯車44と噛合する従動歯車48が設けられて
おり、この従動歯車48は下方の反転ローラ36の下側
ローラ軸に固着された連結歯車49と噛合しており、こ
の連結歯車49は当該反転ローラ36の上側ローラ軸に
固着された歯車51に噛合している。歯車51が固着さ
れた上側ローラ軸には、ワンウェイクラッチを介してプ
ーリ52が装着されている。このプーリ52と、上方の
反転ローラ35の下側ローラ軸にワンウェイクラッチを
介して装着されたプーリ53と、補助給紙ローラ32の
近傍に設けられた大径プーリ54とが、タイミングベル
ト55で連結されている。そして上記大径プーリ54と
一体の歯車56と補助給紙ローラ32の軸にワンウェイ
クラッチを介して装着された歯車57とが噛合してい
る。
【0035】用紙24を上向きにして用紙台29に載
せ、読取操作を開始すると、送りモータ21が回転して
その駆動力が歯車45、46、47、48、49、5
1、タイミングベルト55及び歯車56,57を介して
補助給紙ローラ32に伝達され、用紙台29上の用紙2
4を上方から一枚ずつ取り出し、補助分離パッド33で
分離して、反転ローラ35へと送りだす。送り出された
用紙は、反転ローラ35、36で表裏反転されて、送出
口37から給紙装置本体の給紙口7に送り込まれる。給
紙口7に送り込まれた用紙は、給紙台11から送り込ま
れた用紙と同様に、読取装置17へと給送されて読み取
られる。
【0036】この補助給紙ユニット3は、給紙装置本体
2への装着が簡単であり、かつ、読取位置の保証がとれ
るので、ユーザーオプション用ユニットとして優れてい
る。また、上取出し式であるから、用紙の量に関係なく
安定した給紙ができるので、用紙台29を大容量のもの
とすることができる。更にこの補助給紙ユニット3は、
給紙装置本体側から駆動力を得るものであるから、モー
タ等の駆動部品が不要であり、安価な補助給紙ユニット
を提供するとができる。更に上取出しであるから補助給
紙ローラ32にかかる負荷が小さく、本体側の送りモー
タ21に過大な負荷をかけることがない。また、補助給
紙ローラ32及び反転ローラ35、36をタイミングベ
ルト55で連結したので、給紙機構を簡単にできる。
【0037】なお、上取出し式は下取出し式に比べて用
紙の給送状態は安定しており、ダブルフィード等は起こ
りにくい。そこで、図5に示すようにユニットフレーム
の接続部27に解除爪58を設け、補助給紙ユニット3
を給紙装置本体2に装置したときに、解除爪58の先端
が本体側の分離パッドのパッド台13を押して、分離パ
ッド15を給紙ローラ12から離す付圧解除機構を設け
ることができる。これにより、本体側の分離パッド15
の摺擦による用紙送り負荷を低減させることができ、副
走査倍率への影響がなくなる。また、用紙24が分離パ
ッド15を外れた時の負荷変動がなくなるので、送りジ
ッタ等の発生を防止することができる。
【0038】図6及び図7は上記実施例の補助給紙ユニ
ットとは異なる構造の補助給紙ユニットを示したもので
ある。この補助給紙ユニット3は、下流側の反転ローラ
36に代わる先揃ローラ59と、タイミングベルト55
に駆動力を与える駆動モータ61と、それに駆動電気信
号を送る信号ケーブル62とを備えている。先揃ローラ
59はタイミングベルト55に連結されており、補助給
紙ローラ32と同期回転するが、用紙に対する回転方向
は反対である。
【0039】一方、イメージスキャナの制御器63から
給紙装置本体2の送りモータ21に駆動電気信号を送る
信号経路60の途中に、同一の信号を補助給紙ユニット
の駆動モータ61に与えるためのコンセント(渡口)6
4が設けられており、このコンセントに補助給紙ユニッ
トの信号ケーブル62の先端に設けたプラグ(受口)6
5が接続されるようになっている。本体側の給紙台11
を取り外して補助給紙ユニットを給紙装置本体2に装着
したあと、信号ケーブル62のプラグ65をコンセント
64に連結して、イメージスキャナに内蔵された制御器
63で本体側の送りモータ21及び補助給紙ユニット側
の駆動モータ61を連動させる。
【0040】補助給紙ユニット3の回転伝達機構は、補
助給紙ローラ32の軸にワンウェイクラッチを介して装
着されたプーリ66と、反転ローラ35の近傍に設けた
プーリ67と、先揃ローラ59の軸に固着したプーリ6
8とをタイミングベルト55で連結したものであり、プ
ーリ67はこれと同軸の歯車69を有しており、この歯
車69が反転ローラ35の上ローラ軸にワンウェイクラ
ッチを介して装着された歯車70に噛合している。タイ
ミングベルト55は二つのアイドルプーリ72、73の
間で駆動モータ61の駆動プーリ71に噛合している。
【0041】この第2実施例の補助給紙ユニットにおい
ては、補助給紙ローラ32を正転させて送り出された用
紙の先端を先揃ローラに当接させてスキュー(斜行)を
修正し、そのあと駆動モータ61を逆転することにより
先揃ローラ59を用紙送り方向に回転させて給紙装置本
体2へと送り込む。このように補助給紙ユニット内に駆
動モータ61を設けてやれば、給紙装置本体2に送るま
では独立して用紙を給送できるので、処理スピードを向
上させることができる。また先揃ローラ59を逆回転さ
せることにより用紙の先揃えが可能となり、斜行を防止
できる。
【0042】図8ないし図10は、本体側分離パッド1
5の他の付圧解除機構を示したものである。図8の付圧
解除機構は、分離パッドのパッド台13をその支軸14
に固着し、支軸14にトルクリミタを内蔵した揺動歯車
75を装着したもので、分離パッドの後方にパッド台の
揺動角を規制するストッパ76を設けている。一方、補
助給紙ユニットの下方の反転ローラ36の上ローラ軸に
歯車77を固着し、更にこの歯車77と噛合する連結歯
車78を設けている。補助給紙ユニット3を給紙装置本
体2に装着したときに、連結歯車78が本体側の揺動歯
車79に噛合する。駆動モータ61で反転ローラ36を
回転すると、その回転力が連結歯車78を介して揺動歯
車79に伝動され、パッド台13をストッパ76の位置
まで揺動させ、給紙ローラ12から退避させる。
【0043】図9の付圧解除機構は、補助給紙ユニット
の先揃ローラ59を給紙装置本体2の搬送モータ21で
駆動し、補助給紙ローラ32と反転ローラ35とを補助
給紙ユニット側の駆動モータ61で駆動する場合に適用
できる構造である。先揃ローラ59は本体側の給紙ロー
ラ12から歯車48を介して駆動されている。一方、ユ
ニットフレームの接続部27の上方に連結歯車78を設
け、この連結歯車78と補助給紙ユニットの駆動モータ
61の駆動軸とをチェン81で連結している。補助給紙
ユニット3を給紙装置本体に装着したときに、連結歯車
78が本体側のパッド台13を揺動させる揺動歯車79
に噛合する。揺動歯車79とパッド台13との連結構造
は、図8の構造と同じであるが、分離パッド15を退避
させるかどうかは、先揃ローラ59の上流側に設けた光
透過型のセンサ83の出力値によって決定される。
【0044】補助給紙ユニット3で給紙される用紙が補
助給紙ローラ32及び反転ローラ35を通過して先揃ロ
ーラ59に渡された後は、本体側から駆動されている先
揃ローラ59が用紙を給紙装置本体2へと送り、その間
補助給紙ユニット側の駆動モータ61が本体側の分離パ
ッド15を給紙ローラ12から退避させている。補助給
紙ユニット側で用紙が分離されないで送られてきたとき
は、センサ83の光は複数枚の用紙によって遮られ、1
枚の用紙が送られてきたときよりセンサ83の検出光量
は低下する。そこでこのときは駆動モータ61の駆動を
解き、本体側の分離パッド15を給紙ローラ12に付圧
して、本体側で再度の分離を行うのである。
【0045】図10は下流側の反転ローラ36の下流に
光透過型センサ83を設け、このセンサからの検出信号
によって動作するソレノイド84をユニットフレームの
接続部27に設けたものである。補助給紙ユニット3を
給紙装置本体2に装着したときにソレノイド84のロッ
ド端が本体側のパッド台13に当接し、パッド台13を
揺動させて、給紙ローラ12から分離パッド15を離隔
する。補助給紙ユニット側でダブルフィードが発生した
場合、透過型センサの検出光量が小さくなるので、これ
を検出してソレノイド84を励磁してそのロッドを縮退
し、本体側の分離パッドを給紙ローラに付圧し、用紙の
分離を行わせる。これにより、図9のものと同様に、ダ
ブルフィードを完全に防止できる。
【0046】図11及び図12は下取出し式の補助給紙
ユニットを示したものである。補助給紙ユニットのフレ
ーム25は直方形であり、ユニットフレーム25の側面
には給紙装置本体2の給紙口7と対向する位置に送出口
37が設けられている。ユニットフレーム25には信号
ケーブル62及びプラグ(信号の受口)65が設けられ
ている。ユニットフレーム25の上部には大量の用紙を
収納する箱87が設けられており、箱の底部にベルトコ
ンベア式の取出し装置88が設けられている。取出し装
置88は、3本のコンベアローラ89を送出口37から
遠ざかるにつれて次第に高くなるように並置し、これら
のコンベアローラ89とその下方に設けた2個のテンシ
ョンローラ91、92とにベルト93を巻回している。
ユニットフレーム25の下部には、駆動モータ61が固
設されている。駆動モータ61の駆動軸にワンウェイク
ラッチを介して装置されたプーリ98とコンベアローラ
89の軸に固着されたプーリ99とがタイミングベルト
55で連結されている。
【0047】ユニットフレームの送出口37の下方には
ベルト93と同一平面を有する補助板94が固着されて
おり、その上方に送出口37の開口間隙を調整するゲー
ト95が設けられている。
【0048】給紙命令があったときは駆動モータ61が
ベルト55をゆっくり回転してゲート95の下方から一
定量の用紙24を引き出し、その先端を給紙ローラ12
の分離パッド15に当接させる。これにより用紙の先端
が楔形状になり、かつ引き出された用紙は高く積重され
た用紙の自重による負荷抵抗を打ち消すようにベルト9
3で給紙方向に付勢されているので、安定した給紙を確
保することができる。ベルト93およびローラ89はワ
ンウェイクラッチによって駆動モータ61の軸に連結さ
れているので、給紙ローラ12による給紙動作を妨げる
ことがない。
【0049】コンベアローラ89を図13に示すように
断面半月状のものにしてやれば、ローラ89が回転した
ときに積重用紙を上下に振動させて用紙相互の間の摩擦
抵抗を軽減させるとともに、ローラの平面と円弧面との
間のエッジ部の作用により用紙24の取出しをより確実
に行わせることができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の補助給紙ユニッ
トは、イメージスキャナ等の原稿読取装置の給紙装置本
体に簡単に装着することができる。上取出し式の補助給
紙ユニットには、反転ローラが設けられているので、用
紙を反転された状態で給紙装置本体に送り出すことがで
きる。また下取出し式の補助給紙ユニットには、下層の
用紙を送り出すコンベアベルトと送り出される用紙の量
を制限するゲートとが設けられているので、給紙動作の
安定性を高めることができる。
【0051】本発明の補助給紙ユニットを装着した自動
給紙装置は、大量の用紙を一括自動処理することがで
き、給紙装置本体は一般に使用されている構造そのまま
で良いので、経済的である。しかもスタッカに排出され
た用紙の並び順を用紙台に積み上げた用紙の並び順と同
一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給紙装置本体と上取出し式補助給紙ユニットと
を示す側面図
【図2】給紙装置本体に補助給紙ユニットを装着して示
す側面図
【図3】ロック機構の斜視図
【図4】補助給紙ユニットの駆動機構を示す側面図
【図5】付圧解除機構の側面図
【図6】駆動モータに内蔵した補助給紙ユニットの斜視
【図7】補助給紙ユニットを装着して示す側面図
【図8】付圧解除機構の側面図
【図9】別の付圧解除機構の側面図
【図10】更に別の付圧解除機構の側面図
【図11】下取出し式補助給紙ユニットの斜視図
【図12】補助給紙ユニットを装着して示す断面図
【図13】半円形コンベアローラの送り出し機構の説明
【図14】従来装置の側面図
【符号の説明】
2 給紙装置本体 3 補助給紙ユニット 11 給紙台 12 給紙ローラ 15 分離パッド 25 ユニットフレーム 29 補助用紙台 32 補助給紙ローラ 33 補助分離パッド 35,36 反転ローラ 37 送出口 38 ロック片 58 解除爪 78 連結歯車 84 ソレノイド

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に付勢された補助用紙台(29)と、こ
    の補助用紙台上に積重された用紙の前縁上端に当接する
    補助給紙ローラ(32)と、この補助給紙ローラの下方周面
    に付圧されている補助分離パッド(33)と、補助給紙ロー
    ラ(32)から送り出された用紙を反転させる反転ローラ(3
    5,36) と、補助給紙ローラ(32)と反転ローラ(35,36) と
    を駆動連結する回転伝達機構(55)と、前記補助用紙台(2
    9)の下方に開口する反転用紙の送出口(37)と、ユニット
    フレーム(25)を給紙装置本体に係止する係止部(38,43)
    とを備えている、補助給紙ユニット。
  2. 【請求項2】 給紙台(11)を備えた給紙装置本体(2)
    と、請求項1記載の補助給紙ユニット(3) とを別体とし
    て備え、給紙装置本体(2) は、給紙ローラ(12)と、この
    給紙ローラの駆動装置(21)と、この給紙ローラの上方周
    面に付圧されている分離パッド(15)とを備えており、補
    助給紙ユニット(3) はその送出口(37)と給紙装置本体の
    給紙口(7) とを直接または給紙台(11)を介して対向させ
    る位置で給紙装置本体(2) に装着される、自動給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 給紙装置本体(2) は分離パッド(15)の付
    圧解除機構(58,78,84)を備えており、この付圧解除機構
    の操作部が補助給紙ユニット(3) 装着側に延びており、
    補助給紙ユニット(3) を給紙装置本体(2) に装着したと
    き補助給紙ユニット(3) の部材が前記操作部を付圧解除
    方向に押動することを特徴とする、請求項2記載の自動
    給紙装置。
  4. 【請求項4】 給紙装置本体(2) はその給紙ローラの駆
    動装置(21)に連結された駆動ギア(44)を補助給紙ユニッ
    ト(3) 装着側に備え、補助給紙ユニットはその回転伝達
    機構(55)に連結された従動歯車(48)をその装着側に備
    え、補助給紙ユニット(3) を給紙装置本体(2) に装着し
    たときに、上記駆動歯車(44)と従動歯車(48)とが噛合連
    結される、請求項2又は3記載の自動給紙装置。
  5. 【請求項5】 補助給紙ユニット(3) はその回転伝達機
    構(55)の駆動装置(61)とその駆動電気信号の受口(65)と
    を備え、給紙装置本体(2) は、その給紙ローラの駆動装
    置(21)の駆動電気信号線(60)に連結された駆動電気信号
    の渡口(64)を備えており、補助給紙ユニット(3) を給紙
    装置本体(2) に装着したときに前記受口(65)が前記渡口
    (64)に連結される、請求項2又は3記載の自動給紙装
    置。
  6. 【請求項6】 反転ローラ(35,36) の下流側に正逆転可
    能な先揃ローラ(59)が設けられており、この先揃ローラ
    (59)は給紙ローラ(12)が正転中に一定時間逆回転して送
    り出されてきた用紙の先揃を行ったあと正転することを
    特徴とする、請求項2、3、4又は5記載の自動給紙装
    置。
  7. 【請求項7】 反転ローラ(36)ないし先揃ローラ(59)の
    近傍に設置されて通過する用紙の厚さを検出する光透過
    型センサ(83)と、給紙装置本体側の分離パッド(15)を給
    紙ローラ(12)の周面から離隔させる付圧解除機構(78,8
    4) と、上記センサ(83)の検出値が一定値以下のときに
    上記付圧解除機構(78,84) を動作させて装置本体側分離
    パッド(15)を退避させる制御手段とを備えていることを
    特徴とする、請求項2、3、5又は6記載の自動給紙装
    置。
  8. 【請求項8】 若干傾斜した支持面が形成されるように
    並置した複数の搬送ローラ(89)と、この搬送ローラ(89)
    に巻架されて上面が前記支持面を形成するベルト(93)
    と、このベルトの駆動装置(61)と、前記支持面を少なく
    とも一部に含んで形成される固定位置の補助用紙台(94)
    と、この補助用紙台上に積重された用紙の前縁側で補助
    用紙台(94)に対向して用紙の送出量を制限するゲート(9
    5)と、このゲートないしその延長上の用紙の送出口(37)
    と、ユニットフレーム(25)を給紙装置本体(2) に係止す
    る係止部(38,43) とを備えている、補助給紙ユニット。
  9. 【請求項9】 搬送ローラ(89)がその周面の一部を軸方
    向に切欠いた断面半月状ローラである、請求項8記載の
    補助給紙ユニット。
  10. 【請求項10】 給紙装置本体(2) と、この給紙装置本
    体に係脱自在な給紙台(11)と、請求項8または9記載の
    補助給紙ユニット(3) とを別体として備え、給紙装置本
    体(2) は、給紙ローラ(12)と、この給紙ローラの駆動装
    置(21)と、この給紙ローラの上方周面に付圧されている
    分離パッド(15)とを備えており、補助給紙ユニット(3)
    はその送出口(37)と給紙装置本体の給紙口(7) とを対向
    させる位置で給紙装置本体(2) に装着される、自動給紙
    装置。
  11. 【請求項11】 補助給紙ユニット(3) はそのベルト(5
    5)の駆動装置(61)の駆動電気信号の受口(65)を備え、給
    紙装置本体(2) はその給紙ローラの駆動装置(21)の駆動
    電気信号線(60)に連結された駆動電気信号の渡口(64)を
    備えており、補助給紙ユニット(3) を給紙装置本体(2)
    に装着したときに前記受口(65)が渡口(64)に連結され
    る、請求項10記載の自動給紙装置。
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