JPH0828963A - ホッパー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御方法およびその装置 - Google Patents
ホッパー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御方法およびその装置Info
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- JPH0828963A JPH0828963A JP6181861A JP18186194A JPH0828963A JP H0828963 A JPH0828963 A JP H0828963A JP 6181861 A JP6181861 A JP 6181861A JP 18186194 A JP18186194 A JP 18186194A JP H0828963 A JPH0828963 A JP H0828963A
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Landscapes
- Control For Baths (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホッパー装置付自動風呂釜において、排水タ
ンク17内の水の排水を適切に行う。 【構成】 追い焚き機構1と給湯機構2とホッパー装置
3を備えたホッパー装置付自動風呂釜において、縁切り
弁16の下方側の排水タンク17に、上限水位レベルを検出
する上側水位スイッチ40と下限水位レベルを検出する下
限水位スイッチ50を設ける。排水タンク17の底部は排水
通路28によって追い焚き循環通路5に接続し、排水通路
28に逆止弁21と排水電磁弁22を設ける。排水タンク17の
水位が上限水位レベルになったときに二方弁33により排
水通路28側を追い焚き循環通路5に接続し、排水電磁弁
22を開け、循環ポンプ6を起動して排水タンク17内の水
を浴槽4内に排出する。排水タンク17内の水位が下限水
位レベルになったときに排水電磁弁22を閉じ、循環ポン
プ6停止し、二方弁33により、浴槽側循環通路32をポン
プ側循環通路31に切り換えて排水動作を終了する。
ンク17内の水の排水を適切に行う。 【構成】 追い焚き機構1と給湯機構2とホッパー装置
3を備えたホッパー装置付自動風呂釜において、縁切り
弁16の下方側の排水タンク17に、上限水位レベルを検出
する上側水位スイッチ40と下限水位レベルを検出する下
限水位スイッチ50を設ける。排水タンク17の底部は排水
通路28によって追い焚き循環通路5に接続し、排水通路
28に逆止弁21と排水電磁弁22を設ける。排水タンク17の
水位が上限水位レベルになったときに二方弁33により排
水通路28側を追い焚き循環通路5に接続し、排水電磁弁
22を開け、循環ポンプ6を起動して排水タンク17内の水
を浴槽4内に排出する。排水タンク17内の水位が下限水
位レベルになったときに排水電磁弁22を閉じ、循環ポン
プ6停止し、二方弁33により、浴槽側循環通路32をポン
プ側循環通路31に切り換えて排水動作を終了する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風呂の追い焚きと、給
湯と、自動湯張りの各機能を備えたホッパー装置付自動
風呂釜のホッパー排水制御方法およびその装置に関する
ものである。
湯と、自動湯張りの各機能を備えたホッパー装置付自動
風呂釜のホッパー排水制御方法およびその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来の一般的なホッパー装置
付自動風呂釜のシステム構成が示されている。この種の
自動風呂釜は、追い焚き機構1と、給湯機構2と、ホッ
パー装置3とを備えている。
付自動風呂釜のシステム構成が示されている。この種の
自動風呂釜は、追い焚き機構1と、給湯機構2と、ホッ
パー装置3とを備えている。
【0003】追い焚き機構1は、浴槽4の側壁に循環金
具を介して接続される追い焚き循環通路5と備えてお
り、この追い焚き循環通路5には、浴槽4内の湯水を循
環駆動する循環ポンプ6と、循環湯水を加熱して追い焚
きする追い焚き熱交換器7とが備えられている。
具を介して接続される追い焚き循環通路5と備えてお
り、この追い焚き循環通路5には、浴槽4内の湯水を循
環駆動する循環ポンプ6と、循環湯水を加熱して追い焚
きする追い焚き熱交換器7とが備えられている。
【0004】一方、給湯機構2は、給湯熱交換器8を備
え、給湯熱交換器8の入側には給水管10が接続され、給
湯熱交換器8の出側には給湯通路11が接続されている。
前記給水管10には給水流量を検出する流量センサ12が設
けられており、給湯通路11には給湯水量を制御する水量
制御弁13が設けられ、通路11の先端側には給湯栓35が設
けられている。
え、給湯熱交換器8の入側には給水管10が接続され、給
湯熱交換器8の出側には給湯通路11が接続されている。
前記給水管10には給水流量を検出する流量センサ12が設
けられており、給湯通路11には給湯水量を制御する水量
制御弁13が設けられ、通路11の先端側には給湯栓35が設
けられている。
【0005】前記給湯通路11と追い焚き循環通路5は湯
張り用の注湯通路14によって連通接続されており、この
注湯通路14にホッパー装置3が設けられている。
張り用の注湯通路14によって連通接続されており、この
注湯通路14にホッパー装置3が設けられている。
【0006】ホッパー装置3は、注湯制御弁として機能
する注湯電磁弁15と、縁切り弁16と、排水タンク17と、
負圧閉止弁18と、逆止弁20,21と、縁切り排水弁として
機能する排水電磁弁22とを有して構成されている。
する注湯電磁弁15と、縁切り弁16と、排水タンク17と、
負圧閉止弁18と、逆止弁20,21と、縁切り排水弁として
機能する排水電磁弁22とを有して構成されている。
【0007】注湯電磁弁15は注湯通路14の上流側位置、
つまり、給湯通路11側寄りに設けられており、この注湯
電磁弁15の下流側に縁切り弁16が設けられている。この
縁切り弁16は、注湯電磁弁15が開けられて湯張りが行わ
れるときに、湯張りの水圧によって弁24が弁孔25を閉鎖
し、湯張りの停止時に、ばね26の付勢力によって弁孔25
を開放する構成となっている。
つまり、給湯通路11側寄りに設けられており、この注湯
電磁弁15の下流側に縁切り弁16が設けられている。この
縁切り弁16は、注湯電磁弁15が開けられて湯張りが行わ
れるときに、湯張りの水圧によって弁24が弁孔25を閉鎖
し、湯張りの停止時に、ばね26の付勢力によって弁孔25
を開放する構成となっている。
【0008】縁切り弁16の下流側には負圧閉止弁18が設
けられ、さらに負圧閉止弁18の下流側に逆止弁20が設け
られている。負圧閉止弁18は、常時は、ばね19の付勢力
によって弁を閉じ、外部から空気が注湯通路14内に入り
込むのを防止する機能を有している。逆止弁20は追い焚
き循環通路5側の汚水が給湯通路11側に逆流するのを防
止する。逆止弁20の下流側の注湯通路14には浴槽4の水
位を水圧によって検出する水位センサとして機能する圧
力センサ27が連通接続されている。
けられ、さらに負圧閉止弁18の下流側に逆止弁20が設け
られている。負圧閉止弁18は、常時は、ばね19の付勢力
によって弁を閉じ、外部から空気が注湯通路14内に入り
込むのを防止する機能を有している。逆止弁20は追い焚
き循環通路5側の汚水が給湯通路11側に逆流するのを防
止する。逆止弁20の下流側の注湯通路14には浴槽4の水
位を水圧によって検出する水位センサとして機能する圧
力センサ27が連通接続されている。
【0009】前記縁切り弁16の下方側には排水タンク17
が設けられている。この排水タンク17内は縁切り弁16の
弁孔25に通じている。排水タンク17内にはオーバーフロ
ー管29がタンク底面側から挿入装着されており、排水タ
ンク17内の水位がオーバーフロー管27の上端を越えたと
き、オーバーフローの水がオーバーフロー管29から外に
排出されるようになっている。
が設けられている。この排水タンク17内は縁切り弁16の
弁孔25に通じている。排水タンク17内にはオーバーフロ
ー管29がタンク底面側から挿入装着されており、排水タ
ンク17内の水位がオーバーフロー管27の上端を越えたと
き、オーバーフローの水がオーバーフロー管29から外に
排出されるようになっている。
【0010】排水タンク17の底面側には排水通路28の入
口側が接続されており、排水通路の出口側は追い焚き循
環通路5の浴槽4と循環ポンプ6の吸込側との間の通路
部位に接続されている。この通路接続部30と循環ポンプ
6の吸込口間の通路はポンプ側循環通路31となってお
り、浴槽4の循環湯水戻り口から前記通路接続部30に至
る区間は浴槽側循環通路32となっている。
口側が接続されており、排水通路の出口側は追い焚き循
環通路5の浴槽4と循環ポンプ6の吸込側との間の通路
部位に接続されている。この通路接続部30と循環ポンプ
6の吸込口間の通路はポンプ側循環通路31となってお
り、浴槽4の循環湯水戻り口から前記通路接続部30に至
る区間は浴槽側循環通路32となっている。
【0011】前記排水通路28には、排水タンク17側寄り
に逆止弁21が設けられ、この逆止弁21の下流側に排水電
磁弁22が設けられている。また、前記浴槽側循環通路32
にはポンプ側循環通路31を浴槽側循環通路32と前記排水
通路28とに選択的に切り換え接続する通路切り換え手段
としての二方弁33が設けられている。図5の(a)の二
方弁33の動作状態は、ポンプ側循環通路31と浴槽側循環
通路32が連通接続されている状態を示し、同図の(b)
は、浴槽側循環通路32が閉止されて、ポンプ側循環通路
31と排水通路28とが連通接続された状態を示している。
に逆止弁21が設けられ、この逆止弁21の下流側に排水電
磁弁22が設けられている。また、前記浴槽側循環通路32
にはポンプ側循環通路31を浴槽側循環通路32と前記排水
通路28とに選択的に切り換え接続する通路切り換え手段
としての二方弁33が設けられている。図5の(a)の二
方弁33の動作状態は、ポンプ側循環通路31と浴槽側循環
通路32が連通接続されている状態を示し、同図の(b)
は、浴槽側循環通路32が閉止されて、ポンプ側循環通路
31と排水通路28とが連通接続された状態を示している。
【0012】この種のホッパー装置付自動風呂釜には制
御装置34が設けられており、この制御装置34により、給
湯機構2の給湯運転と、追い焚き機構1の追い焚き運転
と、湯張りの運転が制御されている。
御装置34が設けられており、この制御装置34により、給
湯機構2の給湯運転と、追い焚き機構1の追い焚き運転
と、湯張りの運転が制御されている。
【0013】給湯機構2の運転制御では、給湯栓35が開
けられて流量センサ12が流量検出を開始することで、給
湯熱交換器8の加熱駆動が行われ、給湯熱交換器8に入
り込む水を加熱して設定温度の湯を作り出し、この湯を
給湯通路11を通して台所等の所望の給湯場所に導き、出
湯が行われるものである。
けられて流量センサ12が流量検出を開始することで、給
湯熱交換器8の加熱駆動が行われ、給湯熱交換器8に入
り込む水を加熱して設定温度の湯を作り出し、この湯を
給湯通路11を通して台所等の所望の給湯場所に導き、出
湯が行われるものである。
【0014】また、湯張りの運転制御は、注湯電磁弁15
を開けることにより、給湯機構2側で作り出される湯が
給湯通路から注湯通路14を通って追い焚き循環通路5に
入り込み、この追い焚き循環通路5から浴槽4内に湯が
落とし込まれる。この湯張り時には、通水水圧により、
縁切り弁16が閉止状態となり、湯張りの湯は排水タンク
17側に入り込むことなく注湯通路14を通って浴槽に落と
し込まれる。浴槽4の水位は圧力センサ27により検出さ
れ、圧力センサ27により、設定水位に達したことが検出
されたときに、注湯電磁弁15を閉じて湯張りを停止す
る。この湯張り停止により、縁切り弁16の弁24にかかる
弁閉止方向の水圧が低減することで、ばね26の開弁方向
の付勢力が打ち勝って縁切り弁16が開けられ、給湯通路
11側と追い焚き循環通路5側との縁切りが達成され、浴
槽4側の汚水が給湯通路11側に入り込むのが防止され
る。
を開けることにより、給湯機構2側で作り出される湯が
給湯通路から注湯通路14を通って追い焚き循環通路5に
入り込み、この追い焚き循環通路5から浴槽4内に湯が
落とし込まれる。この湯張り時には、通水水圧により、
縁切り弁16が閉止状態となり、湯張りの湯は排水タンク
17側に入り込むことなく注湯通路14を通って浴槽に落と
し込まれる。浴槽4の水位は圧力センサ27により検出さ
れ、圧力センサ27により、設定水位に達したことが検出
されたときに、注湯電磁弁15を閉じて湯張りを停止す
る。この湯張り停止により、縁切り弁16の弁24にかかる
弁閉止方向の水圧が低減することで、ばね26の開弁方向
の付勢力が打ち勝って縁切り弁16が開けられ、給湯通路
11側と追い焚き循環通路5側との縁切りが達成され、浴
槽4側の汚水が給湯通路11側に入り込むのが防止され
る。
【0015】前記縁切り弁16が開けられると、この縁切
り弁16よりも上位側にある注湯通路14内の湯水は弁孔25
から排水タンク17内に排水される。
り弁16よりも上位側にある注湯通路14内の湯水は弁孔25
から排水タンク17内に排水される。
【0016】従来例では、湯張りの終了時に、制御装置
34の運転制御は、自動的に湯張りモードからホッパー排
水制御モードに切り換わり、排水タンク17内に入り込ん
だ湯水の排水が図6に示すようなフローチャートに基づ
いて行われる。
34の運転制御は、自動的に湯張りモードからホッパー排
水制御モードに切り換わり、排水タンク17内に入り込ん
だ湯水の排水が図6に示すようなフローチャートに基づ
いて行われる。
【0017】まず、ステップ100 で、注湯電磁弁15が閉
じられて湯張りが終了したときに、湯張りモードからホ
ッパー排水制御モードに切り換わり、ステップ101 で二
方弁33が図5の(a)の状態から同図の(b)の状態に
なり、ポンプ側循環通路31が排水通路28側に切り換わ
り、浴槽側循環通路32は閉止状態となる。
じられて湯張りが終了したときに、湯張りモードからホ
ッパー排水制御モードに切り換わり、ステップ101 で二
方弁33が図5の(a)の状態から同図の(b)の状態に
なり、ポンプ側循環通路31が排水通路28側に切り換わ
り、浴槽側循環通路32は閉止状態となる。
【0018】次に、ステップ102 で排水電磁弁22が開け
られ、ステップ103 で循環ポンプ6が起動される。そう
すると、排水タンク17内に溜まっている湯水は、排水通
路28からポンプ循環通路31に入り込み、循環ポンプ6を
介して追い焚き循環通路5の順方向の経路、つまり、循
環ポンプ6から追い焚き熱交換器7を通り、浴槽4内に
排水される。
られ、ステップ103 で循環ポンプ6が起動される。そう
すると、排水タンク17内に溜まっている湯水は、排水通
路28からポンプ循環通路31に入り込み、循環ポンプ6を
介して追い焚き循環通路5の順方向の経路、つまり、循
環ポンプ6から追い焚き熱交換器7を通り、浴槽4内に
排水される。
【0019】ステップ104 では循環ポンプ6が起動して
から所定時間、例えば10秒経過したか否かを判断する。
所定時間が経過しない間は引き続き循環ポンプ6を駆動
して排水タンク17内の水の排水を行い、所定時間が経過
したときに、ステップ105 で排水電磁弁22を閉じ、ステ
ップ106 で循環ポンプ6を停止し、ステップ107 で二方
弁33を図5の(a)の状態に切り換え、ポンプ循環通路
31と浴槽側循環通路32を連通接続してホッパー排水制御
モードの排水動作を終了する。
から所定時間、例えば10秒経過したか否かを判断する。
所定時間が経過しない間は引き続き循環ポンプ6を駆動
して排水タンク17内の水の排水を行い、所定時間が経過
したときに、ステップ105 で排水電磁弁22を閉じ、ステ
ップ106 で循環ポンプ6を停止し、ステップ107 で二方
弁33を図5の(a)の状態に切り換え、ポンプ循環通路
31と浴槽側循環通路32を連通接続してホッパー排水制御
モードの排水動作を終了する。
【0020】この種のホッパー装置付自動風呂釜によれ
ば、例えば、自動風呂釜の器具を家庭の1階の室に設置
し、浴槽4を2階の室に設置するような施工形態とした
場合においても、湯張りの完了時には、縁切り弁16が開
けられることで、浴槽4側と給湯通路11側との縁切りが
達成され、浴槽側の汚水が給湯通路11側に逆流して混入
するという不具合を確実に解消し、衛生面の安全を確保
している。
ば、例えば、自動風呂釜の器具を家庭の1階の室に設置
し、浴槽4を2階の室に設置するような施工形態とした
場合においても、湯張りの完了時には、縁切り弁16が開
けられることで、浴槽4側と給湯通路11側との縁切りが
達成され、浴槽側の汚水が給湯通路11側に逆流して混入
するという不具合を確実に解消し、衛生面の安全を確保
している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置は、図6のステップ104 で示すように、排水タンク
17内の水を循環ポンプ6を起動して排水する時間が一定
の時間(例えば10秒) に設定(限定)されているため、
器具から浴槽4までの配管の長さの長短によって通水抵
抗が異なり、配管が長くなって通水抵抗が大きくなる
と、循環ポンプ6を一定時間起動して排水タンク17の排
水作業を行っても、排水タンク17内に相当多量の水が残
ってしまうという問題が生じ、また、器具から浴槽4ま
での配管経路が短い場合には、通水抵抗も小さくなるた
め、排水し易くなり、一定時間循環ポンプ6を駆動して
排水運転を終了したときには、タンク17内の水が完全に
排水されて空の状態になり、オーバーフロー管29側から
導入される空気が追い焚き循環通路5内に入り込み、圧
力センサ27による浴槽4の水位検出ができなくなってし
まうという問題があった。
装置は、図6のステップ104 で示すように、排水タンク
17内の水を循環ポンプ6を起動して排水する時間が一定
の時間(例えば10秒) に設定(限定)されているため、
器具から浴槽4までの配管の長さの長短によって通水抵
抗が異なり、配管が長くなって通水抵抗が大きくなる
と、循環ポンプ6を一定時間起動して排水タンク17の排
水作業を行っても、排水タンク17内に相当多量の水が残
ってしまうという問題が生じ、また、器具から浴槽4ま
での配管経路が短い場合には、通水抵抗も小さくなるた
め、排水し易くなり、一定時間循環ポンプ6を駆動して
排水運転を終了したときには、タンク17内の水が完全に
排水されて空の状態になり、オーバーフロー管29側から
導入される空気が追い焚き循環通路5内に入り込み、圧
力センサ27による浴槽4の水位検出ができなくなってし
まうという問題があった。
【0022】なお、従来のホッパー装置付自動風呂釜に
は、図4に示すように、排水タンク17の底面側から上方
にガイドロッド36を植設し、このガイドロッド36にフロ
ート37を摺動移動自在に装着し、排水タンク17の側壁に
は予め与えられる上限水位レベルを検出するタンク水位
検出手段としての水位スイッチ38を設け、水位スイッチ
38が上限水位レベルのタンク水位を検出したとき、ホッ
パー排水制御モードになって、一定時間循環ポンプ6を
駆動して排水タンク17内の水を排水する構成の装置も知
られているが、この装置の場合も、循環ポンプ6の排水
駆動時間は一定の時間(例えば10秒)に設定(限定)さ
れているため、同様に、器具から浴槽4に配管される管
路の長短によって、タンク17内の水が多量に残ってしま
ったり、追い焚き循環通路5内に空気が入り込んで浴槽
水位の検出が困難になるという問題が生じることとな
る。
は、図4に示すように、排水タンク17の底面側から上方
にガイドロッド36を植設し、このガイドロッド36にフロ
ート37を摺動移動自在に装着し、排水タンク17の側壁に
は予め与えられる上限水位レベルを検出するタンク水位
検出手段としての水位スイッチ38を設け、水位スイッチ
38が上限水位レベルのタンク水位を検出したとき、ホッ
パー排水制御モードになって、一定時間循環ポンプ6を
駆動して排水タンク17内の水を排水する構成の装置も知
られているが、この装置の場合も、循環ポンプ6の排水
駆動時間は一定の時間(例えば10秒)に設定(限定)さ
れているため、同様に、器具から浴槽4に配管される管
路の長短によって、タンク17内の水が多量に残ってしま
ったり、追い焚き循環通路5内に空気が入り込んで浴槽
水位の検出が困難になるという問題が生じることとな
る。
【0023】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、器具から浴槽までの配管の
長短に拘わらず、排水タンク17内の水を適切な水位の位
置まで排水し、追い焚き循環通路5内に空気が混入し
て、浴槽水位の検出が困難になるという問題が生じるこ
とのないホッパー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御
方法およびその装置を提供することにある。
たものであり、その目的は、器具から浴槽までの配管の
長短に拘わらず、排水タンク17内の水を適切な水位の位
置まで排水し、追い焚き循環通路5内に空気が混入し
て、浴槽水位の検出が困難になるという問題が生じるこ
とのないホッパー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御
方法およびその装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の方法は、浴槽の湯水を循環させて追い焚きを行う
循環ポンプ組み込みの追い焚き循環通路と、給湯熱交換
器の出側に接続される給湯通路とが注湯通路を介して接
続され、注湯通路には、注湯制御弁と、該注湯制御弁よ
りも下流側の縁切り弁とが設けられ、縁切り弁の下方側
には該縁切り弁の縁切り開弁時に排水される水を収容す
る排水タンクが設けられ、この排水タンクは前記循環ポ
ンプの上流側位置において追い焚き循環通路に縁切り排
水弁組み込みの排水通路を介して接続され、追い焚き循
環通路の浴槽戻り口からこの排水通路の通路接続部に至
る浴槽側循環通路と、前記排水通路とを前記通路接続部
から循環ポンプに至るポンプ側循環通路へ選択的に切り
換える通路切り換え手段が設けられており、ホッパー排
水制御モードの動作指令によって、ポンプ側循環通路を
排水通路に切り換え、縁切り排水弁を開け、循環ポンプ
を起動して、排水タンク内の水を追い焚き循環路を順方
向に通して浴槽に排出するホッパー装置付自動風呂釜の
ホッパー排水制御方法において、排水タンクの水位が予
め与えられる上限水位レベルと下限水位レベルになった
ときを検出するタンク水位検出手段を設け、該タンク水
位検出手段が上限水位レベルを検出したときに、通路切
り換え手段によって排水通路をポンプ側循環通路へ接続
する通路切り換えと、縁切り排水弁の開動作と、循環ポ
ンプの起動とを行って排水タンク内の水を追い焚き循環
通路を順方向に通して浴槽に排出し、タンク水位検出手
段が下限水位レベルを検出したときに循環ポンプの停止
と、縁切り排水弁の閉動作と、通路切り換え手段によっ
て浴槽側循環通路をポンプ側循環通路へ接続する通路切
り換えを行うことを特徴として構成されている。
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の方法は、浴槽の湯水を循環させて追い焚きを行う
循環ポンプ組み込みの追い焚き循環通路と、給湯熱交換
器の出側に接続される給湯通路とが注湯通路を介して接
続され、注湯通路には、注湯制御弁と、該注湯制御弁よ
りも下流側の縁切り弁とが設けられ、縁切り弁の下方側
には該縁切り弁の縁切り開弁時に排水される水を収容す
る排水タンクが設けられ、この排水タンクは前記循環ポ
ンプの上流側位置において追い焚き循環通路に縁切り排
水弁組み込みの排水通路を介して接続され、追い焚き循
環通路の浴槽戻り口からこの排水通路の通路接続部に至
る浴槽側循環通路と、前記排水通路とを前記通路接続部
から循環ポンプに至るポンプ側循環通路へ選択的に切り
換える通路切り換え手段が設けられており、ホッパー排
水制御モードの動作指令によって、ポンプ側循環通路を
排水通路に切り換え、縁切り排水弁を開け、循環ポンプ
を起動して、排水タンク内の水を追い焚き循環路を順方
向に通して浴槽に排出するホッパー装置付自動風呂釜の
ホッパー排水制御方法において、排水タンクの水位が予
め与えられる上限水位レベルと下限水位レベルになった
ときを検出するタンク水位検出手段を設け、該タンク水
位検出手段が上限水位レベルを検出したときに、通路切
り換え手段によって排水通路をポンプ側循環通路へ接続
する通路切り換えと、縁切り排水弁の開動作と、循環ポ
ンプの起動とを行って排水タンク内の水を追い焚き循環
通路を順方向に通して浴槽に排出し、タンク水位検出手
段が下限水位レベルを検出したときに循環ポンプの停止
と、縁切り排水弁の閉動作と、通路切り換え手段によっ
て浴槽側循環通路をポンプ側循環通路へ接続する通路切
り換えを行うことを特徴として構成されている。
【0025】また、本発明の装置は、浴槽の湯水を循環
させて追い焚きを行う循環ポンプ組み込みの追い焚き循
環通路と、給湯熱交換器の出側に接続される給湯通路と
が注湯通路を介して接続され、注湯通路には、注湯制御
弁と、該注湯制御弁よりも下流側の縁切り弁とが設けら
れ、縁切り弁の下方側には該縁切り弁の縁切り開弁時に
排水される水を収容する排水タンクが設けられ、この排
水タンクは前記循環ポンプの上流側位置において追い焚
き循環通路に縁切り排水弁組み込みの排水通路を介して
接続され、追い焚き循環通路の浴槽戻り口からこの排水
通路の通路接続部に至る浴槽側循環通路と、前記排水通
路とを前記通路接続部から循環ポンプに至るポンプ側循
環通路へ選択的に切り換える通路切り換え手段が設けら
れており、ホッパー排水制御モードの動作指令によっ
て、ポンプ側循環通路を排水通路に切り換え、縁切り排
水弁を開け、循環ポンプを起動して、排水タンク内の水
を追い焚き循環路を順方向に通して浴槽に排出するホッ
パー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御装置におい
て、排水タンクの水位が予め与えられる上限水位レベル
と下限水位レベルになったときを検出するタンク水位検
出手段と、タンク水位検出手段が上限水位レベルを検出
したときにポンプ側循環通路を排水通路へ切り換え、タ
ンク水位検出手段が下限水位レベルを検出したときにポ
ンプ側循環通路を浴槽側循環通路へ切り換える通路切り
換え手段と、タンク水位検出手段が上限水位レベルを検
出したときに縁切り排水弁を開け、タンク水位検出手段
が下限水位レベルを検出したときに縁切り排水弁を閉じ
る排水弁制御駆動部と、タンク水位検出手段が上限水位
レベルを検出したときに循環ポンプをオン駆動し、タン
ク水位検出手段が下限水位レベルを検出したときに循環
ポンプをオフするポンプ駆動制御部とを有することを特
徴として構成されている。
させて追い焚きを行う循環ポンプ組み込みの追い焚き循
環通路と、給湯熱交換器の出側に接続される給湯通路と
が注湯通路を介して接続され、注湯通路には、注湯制御
弁と、該注湯制御弁よりも下流側の縁切り弁とが設けら
れ、縁切り弁の下方側には該縁切り弁の縁切り開弁時に
排水される水を収容する排水タンクが設けられ、この排
水タンクは前記循環ポンプの上流側位置において追い焚
き循環通路に縁切り排水弁組み込みの排水通路を介して
接続され、追い焚き循環通路の浴槽戻り口からこの排水
通路の通路接続部に至る浴槽側循環通路と、前記排水通
路とを前記通路接続部から循環ポンプに至るポンプ側循
環通路へ選択的に切り換える通路切り換え手段が設けら
れており、ホッパー排水制御モードの動作指令によっ
て、ポンプ側循環通路を排水通路に切り換え、縁切り排
水弁を開け、循環ポンプを起動して、排水タンク内の水
を追い焚き循環路を順方向に通して浴槽に排出するホッ
パー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御装置におい
て、排水タンクの水位が予め与えられる上限水位レベル
と下限水位レベルになったときを検出するタンク水位検
出手段と、タンク水位検出手段が上限水位レベルを検出
したときにポンプ側循環通路を排水通路へ切り換え、タ
ンク水位検出手段が下限水位レベルを検出したときにポ
ンプ側循環通路を浴槽側循環通路へ切り換える通路切り
換え手段と、タンク水位検出手段が上限水位レベルを検
出したときに縁切り排水弁を開け、タンク水位検出手段
が下限水位レベルを検出したときに縁切り排水弁を閉じ
る排水弁制御駆動部と、タンク水位検出手段が上限水位
レベルを検出したときに循環ポンプをオン駆動し、タン
ク水位検出手段が下限水位レベルを検出したときに循環
ポンプをオフするポンプ駆動制御部とを有することを特
徴として構成されている。
【0026】
【作用】上記構成の本発明において、排水タンク内の水
の水位が上限水位レベルになったときに、その水位レベ
ルがタンク水位検出手段により検出され、ホッパー排水
制御モードの運転状態となる。
の水位が上限水位レベルになったときに、その水位レベ
ルがタンク水位検出手段により検出され、ホッパー排水
制御モードの運転状態となる。
【0027】このホッパー排水制御モードでの動作で
は、通路切り換え手段により、排水通路側がポンプ側循
環通路に切り換えられ、縁切り排水弁が開けられ、循環
ポンプが起動することで、排水タンク内の水は排水通路
からポンプ側循環通路に入り込み、追い焚き循環通路を
順方向に通って浴槽へ排出される。この排水動作の継続
により、タンク内の水位が下降し、タンク水位検出手段
により下限水位レベルが検出されたときに、縁切り排水
弁が閉じられ、循環ポンプが停止され、通路切り換え手
段によりポンプ側循環通路が浴槽側循環通路に切り換え
接続されて、ホッパー排水制御モードの動作が終了す
る。
は、通路切り換え手段により、排水通路側がポンプ側循
環通路に切り換えられ、縁切り排水弁が開けられ、循環
ポンプが起動することで、排水タンク内の水は排水通路
からポンプ側循環通路に入り込み、追い焚き循環通路を
順方向に通って浴槽へ排出される。この排水動作の継続
により、タンク内の水位が下降し、タンク水位検出手段
により下限水位レベルが検出されたときに、縁切り排水
弁が閉じられ、循環ポンプが停止され、通路切り換え手
段によりポンプ側循環通路が浴槽側循環通路に切り換え
接続されて、ホッパー排水制御モードの動作が終了す
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一の
名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略す
る。
【0029】図2には本発明のホッパー排水制御方法を
行う制御装置を備えたホッパー装置付自動風呂釜の一実
施例のシステム構成が示されている。この実施例の装置
が従来例と異なる特徴的なことは、排水タンク17内の上
限水位レベルと下限水位レベルの両方を検出可能な構成
とし、このタンク水位検出結果に基づいて、排水タンク
17内の水を排水制御する特有なホッパー排水制御回路を
制御装置34内に設けたことであり、それ以外の構成は前
記従来例と同様である。
行う制御装置を備えたホッパー装置付自動風呂釜の一実
施例のシステム構成が示されている。この実施例の装置
が従来例と異なる特徴的なことは、排水タンク17内の上
限水位レベルと下限水位レベルの両方を検出可能な構成
とし、このタンク水位検出結果に基づいて、排水タンク
17内の水を排水制御する特有なホッパー排水制御回路を
制御装置34内に設けたことであり、それ以外の構成は前
記従来例と同様である。
【0030】図2に示すように、排水タンク17の底面に
はガイドロッド36が上方に向けて植設されており、この
ガイドロッド36にフロート37が上下摺動自在に装着され
ている。そして、排水タンク17の側壁のには予め与えら
れる上限水位レベルの検出位置にタンク水位検出手段と
しての上側水位スイッチ40が設けられ、また、予め与え
られる下限水位レベルの検出位置に同じくタンク水位検
出手段としての下側水位スイッチ50が設けられている。
はガイドロッド36が上方に向けて植設されており、この
ガイドロッド36にフロート37が上下摺動自在に装着され
ている。そして、排水タンク17の側壁のには予め与えら
れる上限水位レベルの検出位置にタンク水位検出手段と
しての上側水位スイッチ40が設けられ、また、予め与え
られる下限水位レベルの検出位置に同じくタンク水位検
出手段としての下側水位スイッチ50が設けられている。
【0031】これらの水位スイッチ40,50は、例えば、
光学的手法や、静電容量による検出手法の検出素子を用
いる等、公知の水位検出の素子(部品)を用いて構成さ
れるのであり、この実施例では、磁気的手法を用いて水
位スイッチ40,50をホールICによって構成している。
すなわち、フロート37に磁性材料を設けておくことで、
フロート37が上限水位レベルの水位位置になったとき
に、上側水位スイッチ40のホールICはフロート37の磁
性材料を磁気的に検知し、上限水位レベルの検出信号
(オン信号)を出力する。同様に、下側水位スイッチ50
はフロート37が下限水位レベルになったときに、下限水
位レベル検出信号(オン信号)を出力する。これらスイ
ッチスイッチ40,50の水位検出信号は制御装置34に形成
される本実施例の特徴的なホッパー排水制御装置の回路
に加えられる。
光学的手法や、静電容量による検出手法の検出素子を用
いる等、公知の水位検出の素子(部品)を用いて構成さ
れるのであり、この実施例では、磁気的手法を用いて水
位スイッチ40,50をホールICによって構成している。
すなわち、フロート37に磁性材料を設けておくことで、
フロート37が上限水位レベルの水位位置になったとき
に、上側水位スイッチ40のホールICはフロート37の磁
性材料を磁気的に検知し、上限水位レベルの検出信号
(オン信号)を出力する。同様に、下側水位スイッチ50
はフロート37が下限水位レベルになったときに、下限水
位レベル検出信号(オン信号)を出力する。これらスイ
ッチスイッチ40,50の水位検出信号は制御装置34に形成
される本実施例の特徴的なホッパー排水制御装置の回路
に加えられる。
【0032】このホッパー排水制御装置の回路は、図1
に示されるように、ホッパー排水モード指令部41と、通
路切り換え手段42と、排水弁制御駆動部43と、ポンプ駆
動制御部44とを有して構成されている。
に示されるように、ホッパー排水モード指令部41と、通
路切り換え手段42と、排水弁制御駆動部43と、ポンプ駆
動制御部44とを有して構成されている。
【0033】ホッパー排水モード指令部41は、上側水位
スイッチ40から排水タンク17の上限水位レベルの検出信
号が加えられたときに、制御装置34の制御モードをホッ
パー排水制御モードに切り換え、そのモード指令信号を
通路切り換え手段42と排水弁制御駆動部43とポンプ駆動
制御部44へそれぞれ加える。
スイッチ40から排水タンク17の上限水位レベルの検出信
号が加えられたときに、制御装置34の制御モードをホッ
パー排水制御モードに切り換え、そのモード指令信号を
通路切り換え手段42と排水弁制御駆動部43とポンプ駆動
制御部44へそれぞれ加える。
【0034】通路切り換え手段42は、上側水位スイッチ
40からの上限水位レベルの検出信号と、ホッパー排水モ
ード指令部41からのモード指令を受けて、二方弁33を切
り換え駆動し、図5の(a)に示す二方弁33の切り換え
位置、つまり、ポンプ側循環通路31と浴槽側循環通路32
の連通接続状態から、図2に示すように、浴槽側循環通
路32側を閉止状態とし、ポンプ側循環通路31を排水通路
28側に切り換える。その一方において、通路切り換え手
段42は、下側水位スイッチ50から下限水位レベルの検出
信号を受けたときに、二方弁33を切り換え駆動し、浴槽
側循環通路32を開状態としてポンプ側循環通路31を浴槽
側循環通路32に切り換える。
40からの上限水位レベルの検出信号と、ホッパー排水モ
ード指令部41からのモード指令を受けて、二方弁33を切
り換え駆動し、図5の(a)に示す二方弁33の切り換え
位置、つまり、ポンプ側循環通路31と浴槽側循環通路32
の連通接続状態から、図2に示すように、浴槽側循環通
路32側を閉止状態とし、ポンプ側循環通路31を排水通路
28側に切り換える。その一方において、通路切り換え手
段42は、下側水位スイッチ50から下限水位レベルの検出
信号を受けたときに、二方弁33を切り換え駆動し、浴槽
側循環通路32を開状態としてポンプ側循環通路31を浴槽
側循環通路32に切り換える。
【0035】排水弁制御駆動部43は、上側水位スイッチ
40から上限水位レベルの検出信号を受けたときに、排水
電磁弁22を開き、下側水位スイッチ50か下限水位レベル
の検出信号を受けたときに、排水電磁弁22を閉じる。
40から上限水位レベルの検出信号を受けたときに、排水
電磁弁22を開き、下側水位スイッチ50か下限水位レベル
の検出信号を受けたときに、排水電磁弁22を閉じる。
【0036】ポンプ駆動制御部44は、上側水位スイッチ
40から上限水位レベルの検出信号を受けたときに、循環
ポンプ6を起動し、下側水位スイッチ50から下限水位レ
ベルの検出信号を受けたときに、循環ポンプ6を停止す
る。
40から上限水位レベルの検出信号を受けたときに、循環
ポンプ6を起動し、下側水位スイッチ50から下限水位レ
ベルの検出信号を受けたときに、循環ポンプ6を停止す
る。
【0037】本実施例は上記のように構成されており、
次に、図3のフローチャートに基づき、ホッパー排水制
御方法の動作を説明する。まず、ステップ201 で、排水
タンク内の水位が上限水位レベル(Hレベル)に達した
か否かが判断される。上限水位レベルに達したことが検
出されたときには、ホッパー排水制御モードが指令さ
れ、次にステップ202 で二方弁の通路切り換え動作が行
われ、ポンプ側循環通路31が排水通路28側に切り換えら
れる。
次に、図3のフローチャートに基づき、ホッパー排水制
御方法の動作を説明する。まず、ステップ201 で、排水
タンク内の水位が上限水位レベル(Hレベル)に達した
か否かが判断される。上限水位レベルに達したことが検
出されたときには、ホッパー排水制御モードが指令さ
れ、次にステップ202 で二方弁の通路切り換え動作が行
われ、ポンプ側循環通路31が排水通路28側に切り換えら
れる。
【0038】次にステップ203 で排水電磁弁がオン駆動
によって開けられ、ステップ204 で循環ポンプ6が回転
駆動される。これにより、排水タンク17内の水は排水通
路28を通り、さらに、ポンプ側循環通路31を通って循環
ポンプ6内に入り込み、さらに、循環ポンプ6の吐出側
から追い焚き循環通路5を順方向に通って浴槽4側に排
出される。これにより、排水タンク17内の水位は下降す
る。
によって開けられ、ステップ204 で循環ポンプ6が回転
駆動される。これにより、排水タンク17内の水は排水通
路28を通り、さらに、ポンプ側循環通路31を通って循環
ポンプ6内に入り込み、さらに、循環ポンプ6の吐出側
から追い焚き循環通路5を順方向に通って浴槽4側に排
出される。これにより、排水タンク17内の水位は下降す
る。
【0039】ステップ205 では、排水タンク17内の水位
が下限水位レベル(Lレベル)に達したか否かが判断さ
れる。下側水位スイッチ50から下限水位レベルの検出信
号を受けたときに、タンク内水位は下限水位レベルに達
したものと判断され、ステップ206 で排水電磁弁22がオ
フされて排水通路が遮断され、ステップ207 で循環ポン
プ6が停止され、ステップ208 で二方弁33が切り換え動
作されて、ポンプ側循環通路31は浴槽側循環通路32に連
通接続され、ホッパー排水制御モードの動作が終了す
る。
が下限水位レベル(Lレベル)に達したか否かが判断さ
れる。下側水位スイッチ50から下限水位レベルの検出信
号を受けたときに、タンク内水位は下限水位レベルに達
したものと判断され、ステップ206 で排水電磁弁22がオ
フされて排水通路が遮断され、ステップ207 で循環ポン
プ6が停止され、ステップ208 で二方弁33が切り換え動
作されて、ポンプ側循環通路31は浴槽側循環通路32に連
通接続され、ホッパー排水制御モードの動作が終了す
る。
【0040】なお、前記ステップ205 で、排水タンク17
内の水位が下限水位レベルに達していないと判断された
ときには、ステップ209 で循環ポンプ6が回転起動され
たときから予め与えられる設定時間(例えば10秒)経過
したか否かが判断され、設定時間が経過しても排水タン
ク17内の水位が下限水位レベルに達しないときには、ス
テップ210 でエラー信号が出力され、例えば、制御装置
34のリモコン(図示せず)等の表示部にエラーが表示さ
れる。
内の水位が下限水位レベルに達していないと判断された
ときには、ステップ209 で循環ポンプ6が回転起動され
たときから予め与えられる設定時間(例えば10秒)経過
したか否かが判断され、設定時間が経過しても排水タン
ク17内の水位が下限水位レベルに達しないときには、ス
テップ210 でエラー信号が出力され、例えば、制御装置
34のリモコン(図示せず)等の表示部にエラーが表示さ
れる。
【0041】本実施例によれば、ホッパー排水制御モー
ドによる動作では、下側水位スイッチ50によって排水タ
ンク17内の水位が下限水位レベルに達するまで排水動作
が行われ、タンク内水位が下限水位レベルに達したとき
には、その排水動作が停止されるので、器具側から浴槽
4に配管される管路の長短に左右されることなく、排水
タンク17内の水位が適切な水位まで排出されたときに排
水動作が停止するので、排水時間の不足により、排水タ
ンク内に多量の水が残ってしまったり、排水しすぎて、
追い焚き循環通路内に空気が入り込んでしまうという従
来の問題を効果的に解消することができ、これにより、
信頼性の高い風呂釜の運転が可能となる。
ドによる動作では、下側水位スイッチ50によって排水タ
ンク17内の水位が下限水位レベルに達するまで排水動作
が行われ、タンク内水位が下限水位レベルに達したとき
には、その排水動作が停止されるので、器具側から浴槽
4に配管される管路の長短に左右されることなく、排水
タンク17内の水位が適切な水位まで排出されたときに排
水動作が停止するので、排水時間の不足により、排水タ
ンク内に多量の水が残ってしまったり、排水しすぎて、
追い焚き循環通路内に空気が入り込んでしまうという従
来の問題を効果的に解消することができ、これにより、
信頼性の高い風呂釜の運転が可能となる。
【0042】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、通路切り換え手段を二方弁33によって構成
したが、この二方弁33の代わりに、三方弁を用いて構成
してもよい。この場合には、三方弁を排水通路28と追い
焚き循環通路5との通路接続部30に設けることとなる。
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、通路切り換え手段を二方弁33によって構成
したが、この二方弁33の代わりに、三方弁を用いて構成
してもよい。この場合には、三方弁を排水通路28と追い
焚き循環通路5との通路接続部30に設けることとなる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、ホッパー装置の排水タンクに
上限水位レベルと下限水位レベルを検出するタンク水位
検出手段を設け、上限水位レベルが検出されたときに排
水タンク内の水を排水駆動し、下限水位レベルが検出さ
れたときに、その排水動作を停止するように構成したも
のであるから、排水タンク17内の水が、最適な水位レベ
ルの位置となったときに排水動作を停止することができ
るので、従来例の排水動作のように、排水タンク内に多
量の水が残ってしまったり、排水のしすぎで、追い焚き
循環通路内に空気が入り込んでしまって浴槽水位の検出
が困難になる、という問題がなくなり、信頼性の高い自
動風呂釜の運転を行うことができる。
上限水位レベルと下限水位レベルを検出するタンク水位
検出手段を設け、上限水位レベルが検出されたときに排
水タンク内の水を排水駆動し、下限水位レベルが検出さ
れたときに、その排水動作を停止するように構成したも
のであるから、排水タンク17内の水が、最適な水位レベ
ルの位置となったときに排水動作を停止することができ
るので、従来例の排水動作のように、排水タンク内に多
量の水が残ってしまったり、排水のしすぎで、追い焚き
循環通路内に空気が入り込んでしまって浴槽水位の検出
が困難になる、という問題がなくなり、信頼性の高い自
動風呂釜の運転を行うことができる。
【0044】また、器具側から浴槽に配管される管路の
長短に影響を受けることなく、排水タンク内の排水動作
を適切に行うことができるので、自動風呂釜の設置施工
の仕様に制限を受けるということがなく、どのような施
工形態に対しても対応できるので、自動風呂釜の設置施
工の自由度が高められるという優れた効果が得られる。
長短に影響を受けることなく、排水タンク内の排水動作
を適切に行うことができるので、自動風呂釜の設置施工
の仕様に制限を受けるということがなく、どのような施
工形態に対しても対応できるので、自動風呂釜の設置施
工の自由度が高められるという優れた効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例の要部構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】図1に示す構成を装備したホッパー装置付自動
風呂釜のシステム構成図である。
風呂釜のシステム構成図である。
【図3】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】ホッパー装置に装備される排水タンクの上限水
位レベルの検出手段が設けられている従来のホッパー装
置付自動風呂釜の説明図である。
位レベルの検出手段が設けられている従来のホッパー装
置付自動風呂釜の説明図である。
【図5】従来の一般的なホッパー装置付自動風呂釜のシ
ステム構成図である。
ステム構成図である。
【図6】図5に示す装置のホッパー排水制御動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
5 追い焚き循環管路 6 循環ポンプ 16 縁切り弁 17 排水タンク 22 排水電磁弁 28 排水通路 33 二方弁 40 上側水位スイッチ 41 ホッパー排水モード指令部 42 通路切り換え手段 43 排水弁制御駆動部 44 ポンプ駆動制御部 50 下側水位スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 浴槽の湯水を循環させて追い焚きを行う
循環ポンプ組み込みの追い焚き循環通路と、給湯熱交換
器の出側に接続される給湯通路とが注湯通路を介して接
続され、注湯通路には、注湯制御弁と、該注湯制御弁よ
りも下流側の縁切り弁とが設けられ、縁切り弁の下方側
には該縁切り弁の縁切り開弁時に排水される水を収容す
る排水タンクが設けられ、この排水タンクは前記循環ポ
ンプの上流側位置において追い焚き循環通路に縁切り排
水弁組み込みの排水通路を介して接続され、追い焚き循
環通路の浴槽戻り口からこの排水通路の通路接続部に至
る浴槽側循環通路と、前記排水通路とを前記通路接続部
から循環ポンプに至るポンプ側循環通路へ選択的に切り
換える通路切り換え手段が設けられており、ホッパー排
水制御モードの動作指令によって、ポンプ側循環通路を
排水通路に切り換え、縁切り排水弁を開け、循環ポンプ
を起動して、排水タンク内の水を追い焚き循環路を順方
向に通して浴槽に排出するホッパー装置付自動風呂釜の
ホッパー排水制御方法において、排水タンクの水位が予
め与えられる上限水位レベルと下限水位レベルになった
ときを検出するタンク水位検出手段を設け、該タンク水
位検出手段が上限水位レベルを検出したときに、通路切
り換え手段によって排水通路をポンプ側循環通路へ接続
する通路切り換えと、縁切り排水弁の開動作と、循環ポ
ンプの起動とを行って排水タンク内の水を追い焚き循環
通路を順方向に通して浴槽に排出し、タンク水位検出手
段が下限水位レベルを検出したときに循環ポンプの停止
と、縁切り排水弁の閉動作と、通路切り換え手段によっ
て浴槽側循環通路をポンプ側循環通路へ接続する通路切
り換えを行うことを特徴とするホッパー装置付自動風呂
釜のホッパー排水制御方法。 - 【請求項2】 浴槽の湯水を循環させて追い焚きを行う
循環ポンプ組み込みの追い焚き循環通路と、給湯熱交換
器の出側に接続される給湯通路とが注湯通路を介して接
続され、注湯通路には、注湯制御弁と、該注湯制御弁よ
りも下流側の縁切り弁とが設けられ、縁切り弁の下方側
には該縁切り弁の縁切り開弁時に排水される水を収容す
る排水タンクが設けられ、この排水タンクは前記循環ポ
ンプの上流側位置において追い焚き循環通路に縁切り排
水弁組み込みの排水通路を介して接続され、追い焚き循
環通路の浴槽戻り口からこの排水通路の通路接続部に至
る浴槽側循環通路と、前記排水通路とを前記通路接続部
から循環ポンプに至るポンプ側循環通路へ選択的に切り
換える通路切り換え手段が設けられており、ホッパー排
水制御モードの動作指令によって、ポンプ側循環通路を
排水通路に切り換え、縁切り排水弁を開け、循環ポンプ
を起動して、排水タンク内の水を追い焚き循環路を順方
向に通して浴槽に排出するホッパー装置付自動風呂釜の
ホッパー排水制御装置において、排水タンクの水位が予
め与えられる上限水位レベルと下限水位レベルになった
ときを検出するタンク水位検出手段と、タンク水位検出
手段が上限水位レベルを検出したときにポンプ側循環通
路を排水通路へ切り換え、タンク水位検出手段が下限水
位レベルを検出したときにポンプ側循環通路を浴槽側循
環通路へ切り換える通路切り換え手段と、タンク水位検
出手段が上限水位レベルを検出したときに縁切り排水弁
を開け、タンク水位検出手段が下限水位レベルを検出し
たときに縁切り排水弁を閉じる排水弁制御駆動部と、タ
ンク水位検出手段が上限水位レベルを検出したときに循
環ポンプをオン駆動し、タンク水位検出手段が下限水位
レベルを検出したときに循環ポンプをオフするポンプ駆
動制御部とを有するホッパー装置付自動風呂釜のホッパ
ー排水制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6181861A JPH0828963A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | ホッパー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6181861A JPH0828963A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | ホッパー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828963A true JPH0828963A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16108125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6181861A Pending JPH0828963A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | ホッパー装置付自動風呂釜のホッパー排水制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828963A (ja) |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP6181861A patent/JPH0828963A/ja active Pending
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