JPH08289323A - 画像情報記録装置 - Google Patents

画像情報記録装置

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Publication number
JPH08289323A
JPH08289323A JP8503895A JP8503895A JPH08289323A JP H08289323 A JPH08289323 A JP H08289323A JP 8503895 A JP8503895 A JP 8503895A JP 8503895 A JP8503895 A JP 8503895A JP H08289323 A JPH08289323 A JP H08289323A
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Application number
JP8503895A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Wake
気 一 博 和
Shoichi Nishino
野 正 一 西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロックの総データ量とシンクブロック内に
記録されるデータ量との割合が特定のブロックに片寄る
ことを回避し、特殊再生画質の向上を図る。 【構成】 入力された映像信号に対し、ブロック単位で
直交変換、量子化、符号化を行って符号化データおよび
補助データを生成する高能率符号化部101と、符号化
データと補助データから各ブロックのデータを算出する
符号量算出部102と、各ブロックのデータ量の比から
符号化データと補助データの格納単位であるシンクブロ
ック内の各ブロックの記録領域を決定する記録領域決定
部103と、記録領域の情報をシンクブロック内の固定
領域に配置するフォーマット部104と、フォーマット
データを記録媒体に記録する記録部105とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明上の利用分野】本発明は、映像信号を高能率符号
化して記録または伝送する際に用いる画像情報記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号の高能率符号化方法としては、
隣接する画素を集めてブロックを構成し、各ブロック毎
に直交変換を用いて圧縮する方法がよく用いられる。以
下に直交変換を用いた従来の画像情報記録装置について
説明する。
【0003】図11は従来画像情報記録装置の構成を示
すブロック図である。図11において、400はブロッ
ク化部、401は直交変換、量子化、符号化を行なう高
能率符号化部であり、402は第1フォーマット部、4
03は第2フォーマット部、404は第3フォーマット
部、405は記録部である。
【0004】次に、上記従来の動作について説明する。
ここでは輝度信号(Y)と2つの色差信号(R−Y,B
−Y)から構成される映像信号を、1フレーム毎に独立
して高能率符号化して記録する例を用いて説明する。
【0005】入力された映像信号は、ブロック化部40
0で64画素から構成されるブロックにブロック化され
る。ここでは、隣接する2個のYブロックと、それらの
ブロックと画面上で同じ位置にある1 個のR−Yブロッ
クおよび1 個のB−Yブロックの計4個のブロックを合
わせてマクロブロック、5つのマクロブロックを合わせ
てセグメントブロックと呼ぶ。
【0006】続いて高能率符号化部401でブロック毎
に直交変換、量子化、符号化を行ない、符号化データと
そのブロックを復号するため必要な補助データが生成さ
れる。符号化データ量はブロック毎に異なるが、補助デ
ータ量は全てのブロックで均一である。
【0007】直交変換としては、通常離散コサイン変換
(DCT)が用いられるが、ウェーブレット変換等その
他の方式でも適用可能である。ここでは符号量制御を先
のセグメントブロック単位で行なうものとする。すなわ
ち各セグメントブロックが、一定のデータ量に収まるよ
うに、セグメント内ブロックに対する量子化器を制御す
る。
【0008】この符号量制御は、クラスと呼ばれる補助
情報で行われる。クラス情報は、上記した補助情報の一
つであり、各ブロックに対し、ブロック内の情報量に応
じてそのブロックを保護する、あるいは保護しないとい
う情報である。保護するブロックは、セグメント内で、
より量子化ステップ幅の小さい量子化器で量子化され、
保護しないブロックは、セグメント内で、より量子化ス
テップ幅の大きい量子化器で量子化される。
【0009】高能率符号化部401で生成された符号化
データおよび補助データは、マクロブロック単位で第1
フォーマット部402に入力される。図12に符号化後
の1マクロブロック内のデータ量の一例を示す。図12
に示したマクロブロックは、輝度信号の情報量が多く、
色差信号の情報量が少ない場合であり、それに伴い符号
化後のデータ量も輝度信号が多く色差信号が少ない。
【0010】第1フォーマット部402は、図13に示
すように、各ブロック毎に、シンクブロックと呼ばれる
固定のデータ格納領域内のそのブロックに対応する固定
の記録領域に対して、その記録領域が満たされるまでデ
ータを配置する。図13ではシンクブロック内の各ブロ
ックの記録領域を、輝度信号(Y0,Y1)ブロックに
対してそれぞれ26バイト、色差信号(R−Y, B−
Y)ブロックに対してそれぞれ12バイトとし、シンク
ブロック全体で76バイトの記録領域を確保している。
図13に示した第1フォーマットでは、Y0とY1のブ
ロックのデータは、データ量が多いため、対応する記録
領域に配置した後もまだ配置できないデータが残ってい
る。これに対して、R−Y,B−Yのブロックのデータ
は、データ量が少ないため、対応する記録領域に全ての
データを配置できており、しかも全データを配置した後
もまだ固定の記録領域に空き領域が存在している。
【0011】第2フォーマット部403では、第1フォ
ーマットで対応する記録領域に全データが配置できなか
ったブロックの余ったデータを、全データを配置しても
空き領域があるブロックの記録領域に配置する。図14
に第2フォーマットを示す。ここではY0の第1フォー
マットで配置できなかったデータを全てR−Y,B−Y
の空き領域に配置できたが、Y1はまだ配置できないデ
ータが残っている。
【0012】第3フォーマット部404では、5つのマ
クロブロックを1つのセグメントとし、第2フォーマッ
トで全データが配置できなかったブロックの余ったデー
タをセグメント内の空き領域に配置し、フォーマットデ
ータを出力する。図15に第3フォーマットを示す。各
セグメントデータ量は、一定量に収まるように制御され
るため、第3フォーマットで全てのブロックの全てのデ
ータが配置されることになる。記録部405は、フォー
マットデータを記録媒体に記録する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】さて上記のような構成
で記録されたデータを特殊再生画を構成する場合につい
て考えてみる。特殊再生画は、シンクブロック内デー
タ、すなわち図14の第2フォーマットまでに記録され
たデータから構成される。しかしながら、第2フォーマ
ットまでの配置でシンクブロック内に各ブロックの全デ
ータが配置されるという保証はない。さらにシンクブロ
ック内の各ブロックのデータが、そのブロックに対応す
る記録領域にバランス良く配置されていれば良いが、図
12に示したように輝度信号Y0,Y1のデータ量が非
常に多く、色差信号R−Y,B−Yのデータが非常に少
ない場合、第2フォーマット部までの配置でY0のデー
タが全て配置されたのに対し、Y1のデータは半分くら
いしか配置されてない状況が発生する。このデータから
特殊再生画を構成したとき、Y0は完全に復元される
が、Y1は高域成分が大きく失われたぼけた画像になっ
てしまう。Y0とY1は画面上隣接したブロックである
ため、特殊再生画に、図16に示すような視覚的に非常
に見苦しい縦じまが発生するという問題があった。
【0014】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、良好な特殊再生画を得ることのできる画像情
報記録装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本実施例の第1の構成は、入力された映像信号に対
し、ブロック単位で直交変換、量子化、符号化を行な
い、符号化データとブロックの復号化に必要な補助デー
タを生成する高能率符号化手段と、符号化データおよび
補助データから各ブロックのデータ量を算出する符号量
算出手段と、各ブロックのデータ量の比から符号化デー
タと補助データの格納単位であるシンクブロック内の各
ブロックの記録領域を決定するブロック記録領域決定手
段と、記録領域の情報をシンクブロック内の固定領域に
配置し、符号化データと補助データを記録領域に配置す
るフォーマット手段と、フォーマット手段から得られた
データを記録媒体に記録する記録手段とを備えたもので
ある。
【0016】本発明の第2の構成は、入力された映像信
号に対し、ブロック単位で直交変換、量子化、符号化を
行ない、符号化データとブロックの復号化に必要な補助
データを生成する高能率符号化手段と、符号化データお
よび補助データから各ブロックのデータ量を算出する符
号量算出手段と、各ブロックのデータ量の比から符号化
データと補助データの格納単位であるシンクブロック内
の各ブロックの記録領域を決定するブロック記録領域決
定手段と、記録領域に対応するブロックの符号化データ
の後に、シンクブロック内におけるそのブロックの領域
が終了したことを示す符号を付加する領域終了符号付加
手段と、符号化データと補助データを前記記録領域に配
置するフォーマット手段と、フォーマット手段から得ら
れたデータを記録媒体に記録する記録手段とを備えたも
のである。
【0017】本発明の第3の構成は、入力された映像信
号に対し、ブロック単位で直交変換、量子化、符号化を
行ない、符号化データとブロックの復号化に必要な補助
データを生成する高能率符号化手段と、補助データから
符号化データと補助データの格納単位であるシンクブロ
ック内の各ブロックの記録領域を決定するブロック記録
領域決定手段と、補助データをシンクブロック内の固定
領域に配置し、符号化データを記録領域に配置するフォ
ーマット手段と、フォーマット手段から得られたデータ
を記録媒体に記録する記録手段とを備えたものである。
【0018】
【作用】本発明の第1の構成では、シンクブロック内の
各ブロックに割り当てるブロック記録領域をブロック毎
のデータ量の比から決定することにより、ブロック記録
領域において、あるブロックのデータは全て記録された
のに対し、同一シンクブロック中の他のブロックのデー
タは半分しか記録されてないという状況を回避すること
ができる。これにより、シンクブロック内データのみか
ら構成される特殊再生画の画質を向上することが可能に
なる。
【0019】本発明の第2の構成では、シンクブロック
内のブロックに割り当てるブロック記録領域をブロック
毎のデータ量の比から決定し、各ブロックの記録領域に
対応するブロックの符号化データの後にシンクブロック
内におけるそのブロックが終了したことを示す符号を付
加し、各ブロックのデータを記録領域終了符号が現れる
までシンクブロック内に記録することで、記録領域情報
の増加を起こすことなく、ビット単位でのより細かい記
録領域決定が可能である。これにより各ブロックの総デ
ータ量とシンクブロック内に記録されるデータ量の割合
が均等化され、特殊再生画の画質を向上することが可能
になる。
【0020】本発明の第3の構成では、シンクブロック
内のブロックに割り当てるブロック記録領域をブロック
毎の補助データから決定することで、情報量の増加を起
こすことなく、各ブロックの総データ量とシンクブロッ
ク内に記録されるデータ量の割合を均等化することがで
き、特殊再生画の画質を向上することが可能になる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図1
を参照しながら説明する。図1において、100はブロ
ック化部、101は高能率符号化部、102は符号量算
出部、103は記録領域決定部、104はフォーマット
部、105は記録部である。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
入力された映像信号は、ブロック化部100 でブロック
化される。ブロック化された映像信号は、高能率符号化
部101 でブロック毎に直交変換、量子化、符号化さ
れ、符号化データおよび補助データが生成される。符号
化データおよび補助データは、符号量算出部102に入
力される。符号量算出部102は、各ブロックのデータ
量を算出し、算出されたデータ量は、記録領域決定部1
03に入力される。記録領域決定部103は、各ブロッ
クの記録領域を、各ブロックのデータ量に応じて決定
し、その記録領域情報を出力する。記録領域情報、符号
化データおよび補助データは、フォーマット104に入
力され、フォーマット104は、記録領域情報をシンク
ブロック内の固定領域に、各ブロックの符号化データお
よび補助データをそのブロックに対応した記録領域に配
置し、フォーマットデータを得る。フォーマットデータ
は、記録部105に入力され、記録部105は、フォー
マットデータを記録媒体に記録する。
【0023】さて上記の記録領域決定の具体例を図2〜
図5を用いて説明する。図2は第1フォーマットを示し
たものであるが、このときのブロック毎のデータ量に従
来例の説明で用いた図12のパターンを用いている。
【0024】記録領域決定部103は、入力されたブロ
ックのデータ量から、各ブロックに割り当てる記録領域
を決定する。図2ではY0、Y1、Cr、Cbの記録領
域をそれぞれ30、30、8、8バイトに設定してい
る。この場合、第1および第2フォーマットで配置され
る各ブロックのデータは、それぞれ図2、図3のように
なり、各ブロックのデータ量とシンクブロック内に配置
されるデータ量の割合が均等化される。次に図4に示す
ようにY0、Y1、Cbのデータ量が小さく、Crのデ
ータ量が大きい場合を考える。このときY0、Y1、C
r、Cbの記録領域をそれぞれ12、12、40、12
バイトに設定している。第1および第2フォーマットで
配置される各ブロックのデータは、それぞれ図4、図5
のようになり、この場合も各ブロックのデータ量とシン
クブロック内に配置されるデータ量の割合が均等化され
る。記録領域決定部103は、各ブロックの記録領域の
情報を出力するが、本実施例では、シンクブロック内の
記録領域を最大76バイトとしているため、各ブロック
の記録領域の大きさをバイト単位で決定するとき、記録
領域を示す情報は7ビットあれば十分であり、この場合
シンクブロック全体では、7×4=28ビット分が記録
領域情報として必要である。フォーマット部104は、
図6に示すようにシンクブロック内の固定領域に記録領
域情報を配置する。次に、Y0に割り当てられた記録領
域が満たされるまで、Y0のデータを配置する。続い
て、Y1に割り当てられた記録領域が満たされるまで、
Y1のデータを配置する。以下同様に、Cr、Cbに割
り当てられた記録領域が満たされるまで、Cr、Cbそ
れぞれのデータを配置する。
【0025】このように本実施例では、各ブロックに最
適となるように記録領域を決定したが、これ以外に、例
えば0からn−1(nは整数)までのインデックスを割
り当てたn種類の候補記録領域を用意し、それらの中か
ら選択する方法も可能である。この場合の記録領域の情
報は、インデックスである。また各ブロックの記録領域
をバイト単位で決定したが、ビット単位で決定すること
も可能である。この場合の記録領域情報は、1ブロック
に10ビット、シンクブロック全体では40ビット必要
であるが、バイト単位で決定する場合よりもシンク内記
録領域の細かな制御が可能となり、その分特殊再生画質
が向上する。
【0026】以上のように本実施例によれば、シンクブ
ロック内のブロックに割り当てるブロック記録領域をブ
ロック毎のデータ量の比により決定することで、各ブロ
ックの総データ量とシンクブロック内に記録されるデー
タ量の割合が均等化され、特殊再生画質の向上が実現で
きる。
【0027】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図7を参照して説明する。図7において、20
0はブロック化部、201は高能率符号化部、202は
符号量算出部、203は記録領域決定部、204は領域
終了符号付加部、205はフォーマット部、206は記
録部である。
【0028】次に、本発明の動作について説明する。第
1の実施例と同じように、入力映像信号は、ブロック化
部200 でブロック化される。ブロック化された映像信
号は、高能率符号化部201 でブロック毎に直交変換、
量子化、符号化され、符号化データおよび補助データが
生成される。符号化データおよび補助データは、符号量
算出部202に入力される。符号量算出部202は、各
ブロックのデータ量を算出し、算出されたデータ量は、
記録領域決定部203に入力される。記録領域決定部2
03は、各ブロックの記録領域を各ブロックのデータ量
に応じて決定し、その記録領域情報を出力する。記録領
域情報、符号化データおよび補助データは、領域終了符
号付加部204に入力される。領域終了符号付加部20
4は、記録領域に対応するブロックの符号化データの後
に、シンク内におけるそのブロックの領域が終了したこ
とを示す符号を付加する。領域終了符号が付加された符
号化データおよび補助データは、フォーマット部205
に入力される。フォーマット部205は、図8に示すよ
うに、まずY0の補助データおよび符号化データをその
ブロックに対する領域終了符号が現れるまでシンクブロ
ックに配置する。続いて、Y1の補助データおよび符号
化データをそのブロックに対する領域終了符号が現れる
までシンクブロックに配置する。以下同様に、Cr、C
bの補助データおよび符号化データをそのブロックに対
する領域終了符号が現れるまでシンクブロックに配置
し、フォーマットデータを得る。フォーマットデータ
は、記録部206に入力され、記録部206はフォーマ
ットデータを記録媒体に記録する。
【0029】本実施例では、領域終了符号が現れるまで
のデータが各ブロックのデータであるから、記録領域情
報の増加を生ずることなく、ビット単位での記録領域決
定が可能である。例えば実施例1で述べたように、記録
領域情報を固定領域に記録する場合、記録領域決定の単
位をバイトからビットにしたとき、ブロック毎に3ビッ
トの情報量の増加が起きた。これに対し本実施例では、
記録領域決定の単位をバイトからビットに変更すること
による記録領域情報の増加は生じない。
【0030】以上のように本実施例によれば、シンクブ
ロック内のブロックに割り当てるブロック記録領域をブ
ロック毎のデータ量の比により決定し、各ブロックの記
録領域に対応するブロックの符号化データの後にシンク
内におけるそのブロックが終了したことを示す符号を付
加し、各ブロックのデータを記録領域終了符号が現れる
までシンク内に配置することで、記録領域情報の増加を
起こすことなく、ビット単位でのより細かい記録領域決
定が可能であり、それにより各ブロックの総データ量と
シンクブロック内に記録されるデータ量の割合が均等化
され、特殊再生画質の向上が実現できる。
【0031】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について図9を参照して説明する。図9において、30
0はブロック化部、301は高能率符号化部、302は
記録領域決定部、303はフォーマット部、304は記
録部である。
【0032】次に、本実施例の動作について説明する。
第1の実施例と同じように、入力映像信号は、ブロック
化部300でブロック化される。ブロック化された映像
信号は、高能率符号化部301でブロック毎に直交変
換、量子化、符号化され、符号化データおよび補助デー
タが生成される。補助データは、記録領域決定部302
に入力される。
【0033】補助データは、基本的にそのブロックを復
号するために必要なデータである。その中の一情報とし
てクラスと呼ばれる、ブロック内の情報量に応じてその
ブロックを保護する、あるいは保護しないというデータ
を設定する。クラスの大きいブロックは保護され、より
量子化ステップ幅の小さい量子化器で量子化される。こ
れに対しクラスの小さいブロックは保護されず、より量
子化ステップ幅の大きい量子化器で量子化される。その
ため、クラスの大きいブロックのデータ量は大きく、ク
ラスの小さいブロックのデータ量は小さいことが予想さ
れる。記録領域決定部302は、各ブロックのクラスに
応じた記録領域を決定し、その記録領域情報を出力す
る。なお記録領域は、ブロックのクラスによって一意的
に決定されるため、記録領域情報を記録する必要はな
い。
【0034】補助データおよび符号化データは、フォー
マット部303に入力され、フォーマット部303は、
図10に示すように、補助データをシンクブロック内の
固定領域に配置する。次に、Y0に割り当てられた記録
領域が満たされるまでY0のデータを配置する。続い
て、Y1に割り当てられた記録領域が満たされるまでY
1のデータを配置する。以下同様に、Cr、Cbに割り
当てられた記録領域が満たされるまでCr、Cbそれぞ
れのデータを配置し、フォーマットデータを出力する。
フォーマットデータは、記録部304に入力され、記録
部304は、フォーマットデータを記録媒体に記録す
る。
【0035】以上のように本実施例によれば、シンクブ
ロック内のブロックに割り当てるブロック記録領域をブ
ロック毎の補助データから決定することで、情報量の増
加を起こすことなく、各ブロックの総データ量とシンク
ブロック内に記録されるデータ量の割合が均等化され、
特殊再生画質の向上が実現できる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の構成では、シンクブロック内のブロックに割り
当てるブロック記録領域をブロック毎のデータ量の比に
より決定することで、各ブロックの総データ量とシンク
ブロック内に記録されるデータ量の割合が均等化され、
特殊再生画質の向上が実現できる。
【0037】また本発明の第2の構成では、シンクブロ
ック内のブロックに割り当てるブロック記録領域をブロ
ック毎のデータ量の比により決定し、各ブロックの記録
領域に対応するブロックの符号化データの後にシンク内
におけるそのブロックが終了したことを示す符号を付加
し、各ブロックのデータを記録領域終了符号が現れるま
でシンク内に配置することで、記録領域情報の増加を起
こすことなく、ビット単位でのより細かい記録領域決定
が可能であり、それにより各ブロックの総データ量とシ
ンクブロック内に記録されるデータ量の割合が均等化さ
れ、特殊再生画質の向上が実現できる。
【0038】さらに本発明の第3の構成では、シンクブ
ロック内のブロックに割り当てるブロック記録領域をブ
ロック毎の補助データにより決定することで、情報量の
増加を起こすことなく、各ブロックの総データ量とシン
クブロック内に記録されるデータ量の割合が均等化さ
れ、特殊再生画質の向上が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像情報記録装
置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例において、Y0とY1の
データ量が大きく、CrとCbのデータ量が小さいマク
ロブロックのシンク内第1フォーマットの模式図
【図3】本発明の第1の実施例において、Y0とY1の
データ量が大きく、CrとCbのデータ量が小さいマク
ロブロックのシンク内第2フォーマットの模式図
【図4】本発明の第1の実施例において、Crのデータ
量が大きく、Y0、Y1およびCbのデータ量が小さい
マクロブロックのシンク内第1フォーマットの模式図
【図5】本発明の第1の実施例において、Crのデータ
量が大きく、Y0、Y1およびCbのデータ量が小さい
マクロブロックのシンク内第2フォーマットの模式図
【図6】本発明の第1の実施例におけるシンク内への記
録領域情報記録の模式図
【図7】本発明の第2の実施例における画像情報記録装
置のブロック図
【図8】本発明の第2の実施例におけるシンク内への記
録領域終了符号記録の模式図
【図9】本発明の第3の実施例における画像情報記録装
置のブロック図
【図10】本発明の第3の実施例におけるシンク内への
補助データ記録の模式図
【図11】従来例における画像情報記録装置のブロック
【図12】従来例において、符号化後のマクロブロック
内のデータ量の一例を示した模式図
【図13】従来例において、Y0とY1のデータ量が大
きく、CrとCbのデータ量が小さいマクロブロックの
シンク内第1フォーマットの模式図
【図14】従来例において、Y0とY1のデータ量が大
きく、CrとCbのデータ量が小さいマクロブロックの
シンク内第2フォーマットの模式図
【図15】従来例において、Y0とY1のデータ量が大
きく、CrとCbのデータ量が小さいマクロブロックの
シンク内第3フォーマットの模式図
【図16】従来例において、特殊再生画が大きく劣化す
る例を示した模式図
【符号の説明】
100、200、300 ブロック化部 101、201、301 高能率符号化部 102、202 符号量算出部 103、203、302 記録領域決定部 104、205、303 フォーマット部 105、206、304 記録部 204 領域終了符号付加部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/30 H04N 7/133 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号に対し、ブロック単
    位で直交変換、量子化、符号化を行ない、符号化データ
    と前記ブロックの復号化に必要な補助データを生成する
    高能率符号化手段と、前記符号化データおよび補助デー
    タから各ブロックのデータ量を算出する符号量算出手段
    と、前記各ブロックのデータ量の比から符号化データと
    補助データの格納単位であるシンクブロック内の各ブロ
    ックの記録領域を決定するブロック記録領域決定手段
    と、前記記録領域の情報をシンクブロック内の固定領域
    に配置し、前記符号化データと前記補助データを前記記
    録領域に配置するフォーマット手段と、前記フォーマッ
    ト手段から得られたデータを記録媒体に記録する記録手
    段とを備えた画像情報記録装置。
  2. 【請求項2】 入力された映像信号に対し、ブロック単
    位で直交変換、量子化、符号化を行ない、符号化データ
    と前記ブロックの復号化に必要な補助データを生成する
    高能率符号化手段と、前記符号化データおよび補助デー
    タから各ブロックのデータ量を算出する符号量算出手段
    と、前記各ブロックのデータ量の比から符号化データと
    補助データの格納単位であるシンクブロック内の各ブロ
    ックの記録領域を決定するブロック記録領域決定手段
    と、前記記録領域に対応するブロックの符号化データの
    後に、シンクブロック内におけるそのブロックの領域が
    終了したことを示す符号を付加する領域終了符号付加手
    段と、前記符号化データと前記補助データを前記記録領
    域に配置するフォーマット手段と、前記フォーマット手
    段から得られたデータを記録媒体に記録する記録手段と
    を備えた画像情報記録装置。
  3. 【請求項3】 入力された映像信号に対し、ブロック単
    位で直交変換、量子化、符号化を行ない、符号化データ
    と前記ブロックの復号化に必要な補助データを生成する
    高能率符号化手段と、前記補助データから符号化データ
    と補助データの格納単位であるシンクブロック内の各ブ
    ロックの記録領域を決定するブロック記録領域決定手段
    と、前記補助データをシンクブロック内の固定領域に配
    置し、前記符号化データを前記記録領域に配置するフォ
    ーマット手段と、前記フォーマット手段から得られたデ
    ータを記録媒体に記録する記録手段とを備えた画像情報
    記録装置。
JP8503895A 1995-04-11 1995-04-11 画像情報記録装置 Pending JPH08289323A (ja)

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