JP3526410B2 - 映像信号符号化装置 - Google Patents

映像信号符号化装置

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JP3526410B2
JP3526410B2 JP32863098A JP32863098A JP3526410B2 JP 3526410 B2 JP3526410 B2 JP 3526410B2 JP 32863098 A JP32863098 A JP 32863098A JP 32863098 A JP32863098 A JP 32863098A JP 3526410 B2 JP3526410 B2 JP 3526410B2
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裕士 藤原
正一 西野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号を符号化
する映像信号符号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル映像信号を圧縮する技術
が開発されている。しかし、圧縮方式の規格化および圧
縮アルゴリズムのハード化(LSI化)には、莫大な資
金と労力が必要となるために、既存の規格および既に市
販の映像機器等でハード化された圧縮アルゴリズムを用
いて、小変更することにより新たな映像信号符号化装置
が開発されている。
【0003】図5は従来の映像信号符号化装置を説明す
るための図であり、4:2:2のサンプリングの信号
を、4:1:1のサンプリングを符号化するための機器
を用いて符号化することを実現する装置である。ここ
に、上記4:1:1のサンプリングを符号化するための
機器が、既存の規格および既に市販の映像機器等でハー
ド化された圧縮アルゴリズムに該当する。
【0004】図5において、501はデジタル映像信号
を入力する映像信号入力端子、502は入力信号の有効
領域のみをブロックに分割して、2チャンネルに出力す
る有効領域ブロック化器、503および504は入力さ
れた有効領域のブロックを高能率符号化する有効領域符
号化器である。ここで、有効領域について簡単に説明す
る。即ち、デジタル映像信号が、例えば、525/60
systemに基づいて送信された信号である場合、送
信されてくる信号の内の映像信号の全領域は、メインの
480ラインと、それに付随する、3ライン又は7.5
ラインから構成されている。本明細書では、前者の48
0ラインを有効領域と呼び、後者の付随するラインを追
加領域と呼ぶものである。従来の映像信号符号化装置
は、上記有効領域の映像信号のみを処理する装置であ
る。尚、デジタル映像信号が、例えば、625/50s
ystemに基づいて送信された信号である場合、送信
されてくる信号の内の映像信号の全領域は、メインの5
76ラインと、それに付随する、9ラインから構成され
ている。
【0005】以上のように構成される従来の映像信号符
号化器において、その動作を説明する。
【0006】即ち、入力端子501からは4:2:2の
サンプリングを持つデジタル映像信号が入力される。有
効領域ブロック化器502は、先ず入力された信号の
内、有効領域のみをマクロブロックに分割する。
【0007】4:1:1信号サンプル時のマクロブロッ
クは、画面上で水平方向に連続する4個の輝度信号のD
CT(Discrete Cosine Transfo
rm)ブロックと、前記4個の輝度信号のDCTブロッ
クと画面上で同位置にある2個の色差信号のDCTブロ
ックとから構成されるが、4:2:2信号サンプル時の
マクロブロックは、画面上で水平方向に連続する2個の
輝度信号のDCTブロックと、前記2個の輝度信号のD
CTブロックと画面上で同位置にある2個の色差信号の
DCTブロックとから構成される。
【0008】従って、4:2:2信号の1フレームあた
りのマクロブロック数は、4:1:1信号の2倍となる
ので、図5に示すように4:1:1信号対応の有効領域
符号化器の2チャンネル構成となっている。
【0009】しかしながら、先述したように、4:1:
1信号と4:2:2信号では、1マクロブロック内のD
CTブロック数が異なるため、そのままでは4:1:1
信号の有効領域符号化器503および504を使用する
ことが出来ない。従って、有効領域ブロック化器502
において、ダミーデータからなる2個のDCTブロック
を付加することにより、1マクロブロック内のDCTブ
ロック数を4:1:1信号の場合と同数にして、4:
1:1信号の有効領域符号化器503および504を使
用している。
【0010】以上より、有効領域ブロック化器502で
は、1フレームのデータを、画素値が全て同じであるダ
ミーのDCTブロックを含むマクロブロックに分割し、
さらに1フレーム分のマクロブロック数を2チャンネル
に分割して有効領域符号化器503および504に出力
する。有効領域符号化器503および504では、4:
1:1信号が入力されたときと同じように、有効領域ブ
ロック化器502の出力を符号化する。図6は、ダミー
データを含む4:2:2信号のマクロブロックを4:
1:1信号と同じ符号化をして得られるデータ並びを示
している。
【0011】図6に示すように、4:2:2信号を符号
化する場合は、本来は、4:1:1信号を符号化したデ
ータを入力するために設けられた領域0から領域5の6
個のエリアの中の、領域0、領域2、領域4、領域5の
4個のエリアのそれぞれに確保されているAC成分を入
力する領域および、先述したダミーのDCTブロックを
記録するための領域1と領域3のそれぞれに確保されて
いるAC成分を入力する領域を使用する。
【0012】但し、ダミーのDCTブロックは、DCT
ブロック内のデータが全て同じ画素値となっているの
で、DCTを用いた符号化を行うと、DC値のみとな
り、AC成分は出てこない。従って、この場合、DCT
を行ったデータにVLC(Variable Leng
th Coding)を行ったデータは、DC成分と符
号化終了コードのEOBのみとなる。そこで、図6にお
いて、Reserved領域601,602は、通常
は、DC9bitと付加情報3bitとAC4bitを
入力するエリアであるが、4:2:2信号を扱う場合に
は、ダミーのDCTブロックのDC9bitと付加情報
3bitと符号化終了コード(EOB)4bitを入力
する領域となっている。
【0013】尚、領域1,2のAC成分を格納するため
に確保された領域には、他の領域におさまりきらなかっ
たAC成分のデータを記録するのに利用される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、4:2:2信号を符号化する場合に生じるダ
ミーのDCTブロックのDC値および付加情報は、符号
化されたデータから映像信号を復号するために必要なデ
ータではないため、符号化データ内に無駄なデータが含
まれており、符号化データを有効に活用出来ないという
課題があった。
【0015】本発明は、このような従来の課題を考慮
し、符号化データをより有効に利用出来、又、エラー耐
性をより高く出来る映像信号符号化装置を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、入力さ
れたデジタル映像信号の1フレームのデータの内、所定
の記録装置で記録可能な領域である第1領域と前記第1
領域以外の領域である第2領域とに分割する分割手段
と、前記第1領域を第1ブロック単位に分割する第1ブ
ロック化手段と、前記第1ブロックを高能率符号化して
第1圧縮ブロックを作成する第1圧縮手段と、前記第2
領域を高能率符号化して第2圧縮データを作成する第2
圧縮手段と、(1)複数画素の輝度信号と、(2)それ
ら複数画素と画面上同じ位置の画素の少なくとも一つの
色差信号と、を含む第2圧縮ブロック単位に、前記第2
圧縮データを分割する第2ブロック化手段と、前記第2
圧縮ブロックにより、同一の前記第1圧縮ブロック内の
所定の位置に格納されている復号時に必要とされない
ータを置換する置換手段と、を備えることを特徴とする
映像信号符号化装置である。
【0017】以上の構成により、例えば、符号化データ
は全て有効なデータとなるとともに、画面上で同位置に
ある複数画素の輝度信号および色差信号が同一ブロック
内に入力されているので、エラーが発生した場合にも、
その影響は、従来の場合は上記複数画素以上の画素に及
んでいたものが、本発明では上記複数画素のみにとどま
り、実質上、エラー耐性が上がり、復号時の画質に影響
が少なくてすむ。
【0018】第2の本発明は、入力されたデジタル映像
信号の1フレームのデータの内、所定の記録装置で記録
可能な領域である第1領域と前記第1領域以外の領域で
ある第2領域とに分割する分割手段と、前記第1領域を
複数の第1ブロックに分割するとともに、前記複数の第
1ブロックを、x(x≧2)個のチャンネルに分割して
出力する第1ブロック化手段と、前記第1ブロックを高
能率符号化して第1圧縮ブロックを作成する第1圧縮手
段と、前記第2領域を高能率符号化して第2圧縮データ
を作成する第2圧縮手段と、(1)複数画素の輝度信号
と、(2)それら複数画素と画面上同じ位置の画素の少
なくとも一つの色差信号と、を含む第2圧縮ブロック単
位に、前記第2圧縮データを分割するとともに、複数の
前記第2圧縮ブロックを前記x個のチャンネルに分割し
て出力する第2ブロック化手段と、前記x個のチャンネ
ルの各々において、前記第2圧縮ブロックにより、同一
の前記第1圧縮ブロック内の所定の位置に格納されてい
る復号時に必要とされないデータを置換する置換手段
と、を備えることを特徴とする映像信号符号化装置であ
る。
【0019】上記構成により、例えば、第1の発明と同
じ効果を複数チャンネル構成で実現することが出来る。
【0020】第3の本発明は、入力された、4:2:2
のサンプリングを持つデジタル映像信号の1フレームの
データの内、所定の記録装置で記録可能な領域である第
1領域と前記第1領域以外の領域である第2領域とに分
割する分割手段と、前記第1領域を第1ブロック単位に
分割する第1ブロック化手段と、前記第1ブロックを高
能率符号化して第1圧縮ブロックを作成する第1圧縮手
段と、前記第2領域を高能率符号化して追加圧縮データ
を作成する第2圧縮手段と、(1)輝度信号の2画素
と、(2)それら2画素と画面上同位置の画素の色差信
号の2画素と、を含む第2圧縮ブロック単位に、前記第
2圧縮データを分割する第2ブロック化手段と、前記第
2圧縮ブロックにより、同一の前記第1ブロック内の所
定の位置に格納されている復号時に必要とされないデー
タを置換する置換手段と、を備えることを特徴とする映
像信号符号化装置である。
【0021】以上の構成により、例えば、画面上で同位
置にある2画素の輝度信号および色差信号が同一ブロッ
ク内に入力されているので、エラーが発生した場合に
も、その影響は、従来の場合は2画素を越えた複数画素
に及んでいたものが、本発明では2画素のみにとどま
り、実質上、エラー耐性が上がり、復号時の画質に影響
が少なくてすむ。
【0022】第4の本発明は、入力された、4:2:2
のサンプリングを持つデジタル映像信号の1フレームの
データの内、所定の記録装置で記録可能な領域である第
1領域と前記第1領域以外の領域である第2領域とに分
割する分割手段と、前記第1領域を第1ブロック単位に
分割する第1ブロック化手段と、前記第1ブロックを高
能率符号化して第1圧縮ブロックを作成する第1圧縮手
段と、前記第2領域を高能率符号化して各データが6ビ
ットのデータ長を持つ第2圧縮データを作成する第2圧
縮手段と、(1)輝度信号の2画素と、(2)それら2
画素と画面上同じ位置の画素の色差信号の2画素と、を
含む第2圧縮ブロック単位に、前記第2圧縮データを分
割する第2ブロック化手段と、前記第2圧縮ブロック内
の輝度信号の2画素の12ビットにより、同一の前記第
1ブロック内の所定の領域に格納されたデータを置換
し、且つ、前記第2圧縮ブロック内の色差信号の2画素
の12ビットにより、前記同一の第1ブロック内の別の
領域に格納されている復号時に必要とされないデータを
置換する置換手段と、を備えることを特徴とする映像信
号符号化装置である。
【0023】以上の構成により、例えば、第3の発明の
効果を発揮し、また、追加した領域の画像は元々8ビッ
トのデータを6ビットに圧縮したものであるので、復号
時に高画質を維持することができる。
【0024】第5の本発明は、入力されたデジタル映像
信号の1フレームのデータの内、所定の記録装置で記録
可能な領域である第1領域と前記第1領域以外の領域で
ある第2領域とに分割する分割手段と、前記第1領域を
第1ブロック単位に分割する第1ブロック化手段と、前
記第1ブロックを高能率符号化して第1圧縮ブロックを
作成する第1圧縮手段と、(1)複数画素の輝度信号
と、(2)それら複数画素と画面上同じ位置の画素の少
なくとも一つの色差信号と、を含む第2ブロック単位
に、前記第2領域を分割する第2ブロック化手段と、前
記第2ブロックを高能率符号化して第2圧縮データを作
成し、第2圧縮ブロックとして出力する第2圧縮手段
と、前記出力された第2圧縮ブロックにより、同一の前
記第1圧縮ブロック内の所定の位置に格納されている復
号時に必要とされないデータを置換する置換手段と、を
備えることを特徴とする映像信号符号化装置である。
【0025】第6の本発明は、入力されたデジタル映像
信号の1フレームのデータの内、所定の記録装置で記録
可能な領域である第1領域と前記第1領域以外の領域で
ある第2領域とに分割する分割手段と、前記第1領域を
第1ブロック単位に分割する第1ブロック化手段と、前
記第1ブロックを符号化して第1符号化ブロックを作成
する第1符号化手段と、前記第2領域を符号化して第2
符号化データを作成する第2符号化手段と、(1)複数
画素の輝度信号と、(2)それら複数画素と画面上同じ
位置の画素の少なくとも一つの色差信号と、を含む第2
符号化ブロック単位に、前記第2符号化データを分割す
る第2ブロック化手段と、前記第2符号化ブロックによ
り、同一の前記第1符号化ブロック内の所定の位置に格
されている復号時に必要とされないデータを置換する
置換手段と、を備えることを特徴とする映像信号符号化
装置である。
【0026】第7の本発明は、入力されたデジタル映像
信号の1フレームのデータの内、所定の記録装置で記録
可能な領域である第1領域と前記第1領域以外の領域で
ある第2領域とに分割する分割手段と、前記第1領域を
第1ブロック単位に分割する第1ブロック化手段と、前
記第1ブロックを符号化して第1符号化ブロックを作成
する第1圧縮手段と、(1)複数画素の輝度信号と、
(2)それら複数画素と画面上同じ位置の画素の少なく
とも一つの色差信号と、を含む第2ブロック単位に、前
記第2領域を分割する第2ブロック化手段と、前記第2
ブロックを符号化して第2符号化データを作成し、第2
符号化ブロックとして出力する第2圧縮手段と、前記出
力された第2符号化ブロックにより、同一の前記第1符
号化ブロック内の所定の位置に格納されている復号時に
必要とされないデータを置換する置換手段と、を備える
ことを特徴とする映像信号符号化装置である。
【0027】又、第8の本発明(請求項8記載の発明に
対応)は、上記入力されたデジタル映像信号が、(1)
525/60systemに基づいて送信された信号で
ある場合、前記第1領域は、480ラインであり、且
つ、前記第2領域は、7.5ラインであり、又、(2)
625/50systemに基づいて送信された信号で
ある場合、前記第1領域は、576ラインであり、且
つ、前記第2領域は、9ラインである上記第1から7の
本発明のいずれか一つの映像信号符号化装置である。
【0028】又、第9の本発明(請求項9記載の発明に
対応)は、上記第1圧縮手段における高能率符号化が変
換符号化を伴う符号化であり、前記第2圧縮手段におけ
る高能率符号化が非線型量子化である上記第1から第5
の本発明のいずれか一つの映像信号符号化装置である。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下本発明の実
施の形態1を図面を用いて説明する。
【0030】図1は本発明の実施の形態1を説明するた
めの図で、101は映像信号を入力する映像信号入力端
子、102は入力映像信号を有効領域と追加領域とに分
割する分割器、103は入力映像信号内で従来の映像信
号記録装置で記録できる領域である有効領域をブロック
化する有効領域ブロック化器、104はブロック化した
有効領域を高能率符号化する有効領域符号化器、105
は映像信号の有効領域以外の領域である追加領域を高能
率符号化する追加領域符号化器、106は高能率符号化
した追加領域のデータをブロック化する追加領域ブロッ
ク化器、107は有効ブロックのデータを追加領域のブ
ロックのデータで置換する置換器である。尚、本発明の
第1領域、第2領域は、有効領域、追加領域に対応して
いる。又、本発明の第1ブロック化手段、第1圧縮手段
は、有効領域ブロック化器103,有効領域符号化器1
04に対応する。又、本発明の第2ブロック化手段、第
2圧縮手段は、追加領域ブロック化器106,追加領域
符号化器105に対応する。
【0031】以上の構成における本発明の映像信号符号
化装置の動作を説明する。
【0032】映像信号入力端子101より入力されたデ
ジタル映像信号は、分割器102で有効領域の画素と追
加領域の画素に分割される。有効領域の画素は、有効領
域ブロック化器103でブロック化されて、有効領域符
号化器104で高能率符号化(例えばDCTを用いた符
号化)されて、置換器107に出力される。追加領域の
画素は、追加領域符号化器105で高能率符号化(例え
ば非線型量子化)されて、追加領域ブロック化器106
でブロック化されて、置換器107に出力される。置換
器107は、上記有効領域符号化器104で高能率符号
化された有効領域のブロック内に含まれる、符号化した
有効領域の復号時(図示せず)に必要となるデータ以外
のデータを、上記追加領域ブロック化器106が出力し
た追加領域のブロックのデータで置換する。
【0033】以上のように、本発明の映像信号符号化装
置は、有効ブロック内のデータを追加領域のデータで置
換する。これにより、例えば4:1:1信号を符号化す
る機器を用いて4:2:2信号を符号化する場合には、
従来符号化データ内に含まれていた無駄なデータを、追
加領域の画素のデータで置換するので、符号化データを
全て有効なデータとして利用出来る。ここで、無駄なデ
ータとは、符号化された有効領域を復号するために必要
となるデータ以外のデータをいう。
【0034】従って、有効領域のみを対象とした従来の
符号化装置では、デジタル映像信号の有効領域のライン
数(例えば、480ライン)しか記録できなかったが、
本実施の形態の構成によれば、特定の規格のデジタル映
像信号の全領域のライン数(例えば、525/60sy
stemの場合、487.5ライン)をも記録出来る。
【0035】即ち、本発明の符号化装置を用いることに
より、従来の符号化装置で発生していた無駄な領域に、
追加領域のデータを格納するため、復号可能なライン数
を従来に比べて増やすことができる。そのため、新たに
符号化装置を作成しなくても上記規格の全ての有効ライ
ンを記録することが可能となる。
【0036】なお、本発明の効果は、4:2:2信号以
外の信号に対しても同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0037】また、本発明における追加領域のブロック
の数は、有効領域のブロックの数以下であればよい。
【0038】(実施の形態2)以下本発明の実施の形態
2を図面を用いて説明する。
【0039】図2は本発明の実施の形態2を説明するた
めの図で、201はデジタル映像信号を入力する映像信
号入力端子、202は入力信号を分割する分割器、20
3は入力映像信号内で従来の映像信号記録装置で記録で
きる領域である有効領域をブロック化する有効領域ブロ
ック化器、204および205はブロック化した有効領
域を高能率符号化する有効領域符号化器、206は映像
信号の追加領域を高能率符号化する追加領域符号化器、
207は高能率符号化した追加領域のデータをブロック
化する追加領域ブロック化器、208は有効ブロックの
データを追加領域のブロックのデータで置換する置換器
である。
【0040】以上の構成における本発明の映像信号符号
化装置の動作を説明する。
【0041】映像信号入力端子201より入力された映
像信号は、分割器202で有効領域の画素と追加領域の
画素に分割される。有効領域の画素は、実施の形態1の
場合同様に、有効領域ブロック化器203でブロック化
されるが、本発明においてはブロック化されたデータは
2チャンネルに分割して出力され、有効領域符号化器2
04および有効領域符号化器205で高能率符号化(例
えばDCTを用いた符号化)されて、置換器208に出
力される。追加領域の画素は、追加領域符号化器206
で高能率符号化(例えば非線型量子化)されて、追加領
域ブロック化器207でブロック化されて、置換器20
8に出力される。置換器208では、高能率符号化した
有効領域のブロック内に含まれている、符号化した有効
領域を復号するために必要となるデータ以外のデータ
を、追加領域のブロックのデータで置換する。
【0042】本実施の形態において、有効領域のブロッ
クは2チャンネルで出力されてくる。即ち、所定の手順
に従って2チャンネルに分割されて有効領域符号化器2
04および205とから出力されるブロックのデータに
より、追加領域のブロックが置換される。ここで、上記
手順は、後段の画像出力のための(図示せず)復号時に
おける手順と対応していればよく、2チャンネル分割の
手順自体は、1ブロックずつ交互に分割、あるいは、複
数ブロックずつ交互に分割等、任意である。
【0043】以上のように、本発明の映像信号符号化装
置は、複数チャンネルの構成でも実施の形態1と同じ効
果を実現でき、例えば、高レートの信号を、従来の映像
信号を符号化する機器を複数個使用することにより符号
化する場合にも同様に適用することが可能できる。
【0044】なお、本実施の形態におけるチャンネル分
割は、3チャンネル以上の多チャンネルに拡張できる。
【0045】また、本発明における各チャンネルあたり
の追加領域のブロックの数は、有効領域のブロックの数
以下であればよい。
【0046】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3を図面を用いて説明する。
【0047】本発明の映像信号符号化装置の構成は、図
1と同じである。以下、図1を用いて説明する。映像信
号入力端子101より入力された4:2:2のサンプリ
ングを持つ映像信号は、実施の形態1の場合と同様で、
分割器102で有効領域の画素と追加領域の画素に分割
される。有効領域の画素は、実施の形態1同様に、有効
領域ブロック化器103でブロック化され、有効領域符
号化器104で高能率符号化されて、置換器107へ出
力される。追加領域は追加領域符号化器105で高能率
符号化されて、追加領域ブロック化器106へ出力され
る。追加領域106では、本実施の形態の場合、入力信
号のサンプリングが4:2:2のサンプルを持つ信号で
あるから、図3に示すように、輝度信号(Y信号)の2
画素(Cpix0,Cpix1)と、その2画素と画面上
で同位置にある画素の色差信号Cbの1画素(Cpix
2)と、その同位置にある画素の色差信号Crの1画素
(Cpix3)とから、1つのブロックを形成して、置
換器107へ出力する。この1つのブロックは、後述す
る図4のデータブロック401aと402aに対応す
る。置換器107は、実施の形態1の場合と同様、上記
有効領域符号化器104で高能率符号化された有効領域
のブロック内に含まれる、符号化した有効領域の復号時
(図示されず)に必要となるデータ以外のデータを、上
記追加領域ブロック化器106が出力した追加領域のブ
ロックのデータで置換する。図4では、置換前に領域4
01,402に記録されていたデータが不要なデータに
該当する。尚、本発明の第2ブロックは、追加領域ブロ
ック化器106から出力される一つのブロックに対応す
る。
【0048】以上のように、本発明の映像信号符号化装
置は、実施の形態1と同じ効果に加え、次の様な効果を
発揮する。
【0049】即ち、上述した通り、輝度信号の2画素
(Cpix0,Cpix1)と、それと画面上で同位置
にある画素の色差信号Cbの1画素(Cpix2)と、
それと同位置にある色差信号Crの1画素(Cpix
3)とが(図3参照)、同一のブロック内(即ち、図4
に示す、領域0〜領域5からなるデータ記録領域)に入
力されている。そのため、万一、エラーが発生して記録
した1つのブロックが復号出来なくなった場合でも、そ
の影響が従来の場合は2画素を越えた複数画素に及んで
いたものが、本発明では2画素のみにとどまるので、実
質上、エラー耐性が上がり、復号時の画質に影響が少な
くてすむ。なお、復号できなかった画素については、画
面上で1フレーム前の同位置の画素と置換し表示するこ
とにより、便宜的に補間できる。尚、本発明の第1ブロ
ックは、図4に示す、領域0〜領域5からなるデータ記
録領域に対応する。
【0050】この様な相違が生じる理由について更に説
明する。例えば、輝度信号の2画素(Cpix0,Cp
ix1)と、それと同位置にある色差信号Cbの1画素
(Cpix2)と、それと同位置にある色差信号Crの
1画素(Cpix3)とが、同じデータ記録領域内に記
録されていない構成を考える。この場合、例えば、画面
上でそれぞれ位置の異なる画素についての色差信号Cb
とCrとが同じデータ記録領域内に記録されていると、
記録媒体(例えば、磁気テープなど)の表面上の傷や汚
れによりエラーが発生し、一つのデータ記録領域全体が
復号出来なくなった場合、上記異なる位置の全ての画素
の範囲にまでその影響が及ぶことになるのである。
【0051】なお、本発明の効果は実施の形態2の構成
により、2チャンネル以上の多チャンネルに拡張しても
得られる。
【0052】また、本発明における追加領域のブロック
の数は、有効領域のブロックの数以下であればよい。
【0053】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4を図面を用いて説明する。
【0054】本発明の映像信号符号化装置の構成は、図
2と同じである。以下、図2を用いて説明する。映像信
号入力端子201より入力された4:2:2のサンプリ
ングを持つ映像信号は、実施の形態2の場合と同様で、
分割器202で有効領域の画素と追加領域の画素に分割
される。有効領域の画素は、実施の形態2同様に、有効
領域ブロック化器203でブロック化および分割され、
有効領域符号化器204と有効領域符号化器205で高
能率符号化されて、置換器208へ出力される。追加領
域は、追加領域符号化器206で例えば非線型量子化に
より各画素が6ビットの符号長を持つように符号化され
て、追加領域ブロック化器207へ出力される。
【0055】追加領域ブロック化器207は、実施の形
態3の場合と同様、図3に示すように、輝度信号(Y信
号)の2画素(Cpix0,Cpix1)と、その2画素
と画面上で同位置にある画素の色差信号Cbの1画素
(Cpix2)と、その同位置にある画素の色差信号C
rの1画素(Cpix3)とから、1つのブロックを形
成して、置換器208へ出力する。この1つのブロック
は、図4のデータブロック401aと402aに対応す
る。
【0056】図4はこの置換器208での置換の方法を
示す図である。置換器208では、図4内の網掛けで示
す領域401、402に記録されている、高能率符号化
した有効領域のブロック内のデータの一部を、追加領域
のブロックのデータで置換する。図4内の網掛けの領域
401,402は、従来例で説明した図6のReser
vedのエリア601,602と同じであり、本実施の
形態において、追加領域ブロック化器207からの出力
されたデータと置換する領域である。尚、本発明の第1
ブロック内の所定の領域及び別の領域は、図4に示す領
域401,402に対応する。
【0057】本実施の形態の置換方法は、圧縮した追加
領域のブロック内の輝度信号2画素(Cpix0,Cp
ix1)の12ビット(図4のデータブロック401
a)を、網掛け領域401内のデータと置換し、色差信
号の2画素(Cpix2,Cpix3)の12ビット
(図4のデータブロック402a)を、網掛け領域40
2内のデータと置換する。尚、ここでは、追加領域ブロ
ック化器207から出力される1つのブロックを、2つ
のデータブロック401a,402aに分割して、それ
ぞれ、別の領域401,402に記録しているが、これ
ら領域401,402は、何れも同じデータ記録領域内
である。図4における置換する画素は、図3のブロック
の画素と一意に対応している。
【0058】以上の様に本発明の映像信号符号化装置
は、第1および第3の発明の効果を有す。また、追加し
た領域の画像は元々8ビットのものを6ビットに圧縮し
ただけであるので、復号化した際に高画質を維持するこ
とができる。
【0059】なお、本発明における追加領域のブロック
の数は、有効領域のブロックの数以下であればよく、本
実施の形態においては、各チャンネルあたりの追加領域
のブロックの数が、有効領域のブロックの数以下になれ
ばよい。
【0060】尚、上記実施の形態では、高能率符号化を
用いた場合について述べたが、これに限らず例えば、非
圧縮符号化を用いても良い。この場合、一画素当たりも
ともの8ビットであるから、上記と同様に4画素分のデ
ータを記録するためには、4バイトの領域が必要とな
る。従って、この場合、図4のEOBを含む斜線部分の
領域401,402の合計は、4バイトであるから、A
C成分の記録領域の一部をEOBの記録領域とすること
により、対応出来る。
【0061】又、上記実施の形態では、追加領域を符号
化した後に、ブロック化する構成について述べたが、こ
れに限らず例えば、ブロック化の後に、符号化しても良
い。即ち、この場合の映像信号符号化装置は、入力され
たデジタル映像信号を第1領域と第2領域とに分割する
分割手段と、前記第1領域を第1ブロック単位に分割す
る第1ブロック化手段と、前記第1ブロックを高能率符
号化して第1圧縮ブロックを作成する第1圧縮手段と、
(1)複数画素の輝度信号と、(2)それら複数画素と
画面上同じ位置の画素の少なくとも一つの色差信号と、
を含む第2ブロック単位に、前記第2領域を分割する第
2ブロック化手段と、前記第2ブロックを高能率符号化
して第2圧縮データを作成し、第2圧縮ブロックとして
出力する第2圧縮手段と、前記出力された第2圧縮ブロ
ックにより、同一の前記第1圧縮ブロック内の所定の位
置に格納されたデータを置換する置換手段とを備えた構
成である。この場合、図1,2で述べた追加領域符号化
器105(又は206)と、追加領域ブロック化器10
6(又は、207)の配置が逆になる。この場合でも上
記と同様の効果を発揮する。
【0062】尚、上記第1の実施の形態では、エラー耐
性を高く出来る構成については限定していないが、上記
実施の形態と同様に、画面上で同位置にある複数画素の
輝度信号および色差信号が同一ブロック内に入力されて
いる構成としても勿論良い。この場合の映像信号符号化
装置は、入力されたデジタル映像信号を第1領域と第2
領域とに分割する分割手段と、前記第1領域を第1ブロ
ック単位に分割する第1ブロック化手段と、前記第1ブ
ロックを高能率符号化して第1圧縮ブロックを作成する
第1圧縮手段と、前記第2領域を高能率符号化して第2
圧縮データを作成する第2圧縮手段と、(1)複数画素
の輝度信号と、(2)それら複数画素と画面上同じ位置
の画素の少なくとも一つの色差信号と、を含む第2圧縮
ブロック単位に、前記第2圧縮データを分割する第2ブ
ロック化手段と、前記第2圧縮ブロックにより、同一の
前記第1圧縮ブロック内の所定の位置に格納されたデー
タを置換する置換手段とを備える構成である。これによ
り、エラーが発生した場合にも、その影響は、上記複数
画素のみにとどまり、実質上、エラー耐性が上がり、復
号時の画質に影響が少なくてすむ。
【0063】又、上記第2の実施の形態では、エラー耐
性を高く出来る構成については限定していないが、上記
実施の形態と同様に、画面上で同位置にある複数画素の
輝度信号および色差信号が同一ブロック内に入力されて
いる構成としても勿論良い。この場合の映像信号符号化
装置は、入力されたデジタル映像信号を第1領域と第2
領域とに分割する分割手段と、前記第1領域を複数の第
1ブロックに分割するとともに、前記複数の第1ブロッ
クを、x(x≧2)個のチャンネルに分割して出力する
第1ブロック化手段と、前記第1ブロックを高能率符号
化して第1圧縮ブロックを作成する第1圧縮手段と、前
記第2領域を高能率符号化して第2圧縮データを作成す
る第2圧縮手段と、(1)複数画素の輝度信号と、
(2)それら複数画素と画面上同じ位置の画素の少なく
とも一つの色差信号と、を含む第2圧縮ブロック単位
に、前記第2圧縮データを分割するとともに、複数の前
記第2圧縮ブロックを前記x個のチャンネルに分割して
出力する第2ブロック化手段と、前記x個のチャンネル
の各々において、前記第2圧縮ブロックにより、同一の
前記第1圧縮ブロック内の所定の位置に格納されたデー
タを置換する置換手段とを備えた構成となる。これによ
り、エラーが発生した場合にも、その影響は、上記複数
画素のみにとどまり、実質上、エラー耐性が上がり、復
号時の画質に影響が少なくてすむという効果を複数チャ
ンネル構成においても実現することが出来る。
【0064】又、上記実施の形態では、有効領域と追加
領域について説明したが、これに限らず、第1領域、第
2領域は上記以外の領域でもかまわない。
【0065】又、上記実施の形態では、色差信号とし
て、CbとCrの2つの色差信号を用いる場合について
述べたが、これに限らず例えば、色差信号が1つであっ
てもかまわないし、又、3つ以上あっても良い。以上の
様に上記実施の形態によれば、符号化データを置換する
手段を設けることにより、例えば4:1:1信号を符号
化する機器を用いて4:2:2信号を符号化する場合に
は、従来符号化データ内に存在していた、符号化した有
効領域を復号するために必要とされない、いわゆる無駄
なデータを、復号時に利用される追加領域の画素で置換
することが可能となる。即ち、符号化データを全て有効
なデータとすることが可能となり、従来の有効領域符号
化器で記録できる有効領域のライン数が、特定規格の有
効領域のライン数に対して不足している場合などは、本
発明の符号化装置を用いることにより、有効ライン数を
増加して記録することができ、新たに符号化器を作成し
なくても前記規格の全ての有効ラインを記録することが
可能となった。
【0066】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、符号化データをより有効に利用出来、しかも、
エラー耐性をより高く出来るという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2のブロック図
【図3】本発明の実施の形態3における画面上で同位置
にある2画素の輝度信号および色差信号を示した図
【図4】本発明の実施の形態4の高能率符号化された映
像信号等のデータ構造説明図
【図5】従来例のブロック図
【図6】従来例の説明図
【符号の説明】
101,201,501 映像信号入力端子 102,202 分割器 103,203,502 有効領域ブロック化器 104,204,205,503,504 有効領域符
号化器 105,206 追加領域符号化器 106,207 追加領域ブロック化器 107,208 置換器
フロントページの続き (72)発明者 和気 一博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−145812(JP,A) 特開 平11−55623(JP,A) 特開 平9−46628(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 11/04 H04N 5/92 H04N 7/24 - 7/68

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデジタル映像信号の1フレー
    ムのデータの内、所定の記録装置で記録可能な領域であ
    る第1領域と前記第1領域以外の領域である第2領域
    に分割する分割手段と、 前記第1領域を第1ブロック単位に分割する第1ブロッ
    ク化手段と、 前記第1ブロックを高能率符号化して第1圧縮ブロック
    を作成する第1圧縮手段と、 前記第2領域を高能率符号化して第2圧縮データを作成
    する第2圧縮手段と、 (1)複数画素の輝度信号と、(2)それら複数画素と
    画面上同じ位置の画素の少なくとも一つの色差信号と、
    を含む第2圧縮ブロック単位に、前記第2圧縮データを
    分割する第2ブロック化手段と、 前記第2圧縮ブロックにより、同一の前記第1圧縮ブロ
    ック内の所定の位置に格納されている復号時に必要とさ
    れないデータを置換する置換手段と、 を備えることを特徴とする映像信号符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力されたデジタル映像信号の1フレー
    ムのデータの内、所定の記録装置で記録可能な領域であ
    る第1領域と前記第1領域以外の領域である第2領域
    に分割する分割手段と、 前記第1領域を複数の第1ブロックに分割するととも
    に、前記複数の第1ブロックを、x(x≧2)個のチャ
    ンネルに分割して出力する第1ブロック化手段と、 前記第1ブロックを高能率符号化して第1圧縮ブロック
    を作成する第1圧縮手段と、 前記第2領域を高能率符号化して第2圧縮データを作成
    する第2圧縮手段と、 (1)複数画素の輝度信号と、(2)それら複数画素と
    画面上同じ位置の画素の少なくとも一つの色差信号と、
    を含む第2圧縮ブロック単位に、前記第2圧縮データを
    分割するとともに、複数の前記第2圧縮ブロックを前記
    x個のチャンネルに分割して出力する第2ブロック化手
    段と、 前記x個のチャンネルの各々において、前記第2圧縮ブ
    ロックにより、同一の前記第1圧縮ブロック内の所定の
    位置に格納されている復号時に必要とされないデータを
    置換する置換手段と、 を備えることを特徴とする映像信号符号化装置。
  3. 【請求項3】 入力された、4:2:2のサンプリング
    を持つデジタル映像信号の1フレームのデータの内、所
    定の記録装置で記録可能な領域である第1領域と前記第
    1領域以外の領域である第2領域とに分割する分割手段
    と、 前記第1領域を第1ブロック単位に分割する第1ブロッ
    ク化手段と、 前記第1ブロックを高能率符号化して第1圧縮ブロック
    を作成する第1圧縮手段と、 前記第2領域を高能率符号化して追加圧縮データを作成
    する第2圧縮手段と、 (1)輝度信号の2画素と、(2)それら2画素と画面
    上同位置の画素の色差信号の2画素と、を含む第2圧縮
    ブロック単位に、前記第2圧縮データを分割する第2ブ
    ロック化手段と、 前記第2圧縮ブロックにより、同一の前記第1ブロック
    内の所定の位置に格納されている復号時に必要とされな
    データを置換する置換手段と、 を備えることを特徴とする映像信号符号化装置。
  4. 【請求項4】 入力された、4:2:2のサンプリング
    を持つデジタル映像信号の1フレームのデータの内、所
    定の記録装置で記録可能な領域である第1領域と前記第
    1領域以外の領域である第2領域とに分割する分割手段
    と、 前記第1領域を第1ブロック単位に分割する第1ブロッ
    ク化手段と、 前記第1ブロックを高能率符号化して第1圧縮ブロック
    を作成する第1圧縮手段と、 前記第2領域を高能率符号化して各データが6ビットの
    データ長を持つ第2圧縮データを作成する第2圧縮手段
    と、 (1)輝度信号の2画素と、(2)それら2画素と画面
    上同じ位置の画素の色差信号の2画素と、を含む第2圧
    縮ブロック単位に、前記第2圧縮データを分割する第2
    ブロック化手段と、 前記第2圧縮ブロック内の輝度信号の2画素の12ビッ
    トにより、同一の前記第1ブロック内の所定の領域に格
    納されたデータを置換し、且つ、前記第2圧縮ブロック
    内の色差信号の2画素の12ビットにより、前記同一の
    第1ブロック内の別の領域に格納されている復号時に必
    要とされないデータを置換する置換手段と、 を備えることを特徴とする映像信号符号化装置。
  5. 【請求項5】 入力されたデジタル映像信号の1フレー
    ムのデータの内、所定の記録装置で記録可能な領域であ
    る第1領域と前記第1領域以外の領域である第2領域
    に分割する分割手段と、 前記第1領域を第1ブロック単位に分割する第1ブロッ
    ク化手段と、 前記第1ブロックを高能率符号化して第1圧縮ブロック
    を作成する第1圧縮手段と、 (1)複数画素の輝度信号と、(2)それら複数画素と
    画面上同じ位置の画素の少なくとも一つの色差信号と、
    を含む第2ブロック単位に、前記第2領域を分割する第
    2ブロック化手段と、 前記第2ブロックを高能率符号化して第2圧縮データを
    作成し、第2圧縮ブロックとして出力する第2圧縮手段
    と、 前記出力された第2圧縮ブロックにより、同一の前記第
    1圧縮ブロック内の所定の位置に格納されている復号時
    に必要とされないデータを置換する置換手段と、 を備えることを特徴とする映像信号符号化装置。
  6. 【請求項6】 入力されたデジタル映像信号の1フレー
    ムのデータの内、所定の記録装置で記録可能な領域であ
    る第1領域と前記第1領域以外の領域である第2領域
    に分割する分割手段と、 前記第1領域を第1ブロック単位に分割する第1ブロッ
    ク化手段と、 前記第1ブロックを符号化して第1符号化ブロックを作
    成する第1符号化手段と、 前記第2領域を符号化して第2符号化データを作成する
    第2符号化手段と、 (1)複数画素の輝度信号と、(2)それら複数画素と
    画面上同じ位置の画素の少なくとも一つの色差信号と、
    を含む第2符号化ブロック単位に、前記第2符号化デー
    タを分割する第2ブロック化手段と、 前記第2符号化ブロックにより、同一の前記第1符号化
    ブロック内の所定の位置に格納されている復号時に必要
    とされないデータを置換する置換手段と、 を備えることを特徴とする映像信号符号化装置。
  7. 【請求項7】 入力されたデジタル映像信号の1フレー
    ムのデータの内、所定の記録装置で記録可能な領域であ
    る第1領域と前記第1領域以外の領域である第2領域
    に分割する分割手段と、 前記第1領域を第1ブロック単位に分割する第1ブロッ
    ク化手段と、 前記第1ブロックを符号化して第1符号化ブロックを作
    成する第1圧縮手段と、 (1)複数画素の輝度信号と、(2)それら複数画素と
    画面上同じ位置の画素の少なくとも一つの色差信号と、
    を含む第2ブロック単位に、前記第2領域を分割する第
    2ブロック化手段と、 前記第2ブロックを符号化して第2符号化データを作成
    し、第2符号化ブロックとして出力する第2圧縮手段
    と、 前記出力された第2符号化ブロックにより、同一の前記
    第1符号化ブロック内の所定の位置に格納されている復
    号時に必要とされないデータを置換する置換手段と、 を備えることを特徴とする映像信号符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記入力されたデジタル映像信号が、
    (1)525/60systemに基づいて送信された
    信号である場合、前記第1領域は、480ラインであ
    り、且つ、前記第2領域は、7.5ラインであり、又、
    (2)625/50systemに基づいて送信された
    信号である場合、前記第1領域は、576ラインであ
    り、且つ、前記第2領域は、9ラインであることを特徴
    とする請求項1から7のいずれか一つに記載の映像信号
    符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記第1圧縮手段における高能率符号化
    が変換符号化を伴う符号化であり、前記第2圧縮手段に
    おける高能率符号化が非線型量子化であることを特徴と
    する請求項1から5のいずれか一つに記載の映像信号符
    号化装置。
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