JPH08289187A - 画像入力装置 - Google Patents
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- JPH08289187A JPH08289187A JP7085402A JP8540295A JPH08289187A JP H08289187 A JPH08289187 A JP H08289187A JP 7085402 A JP7085402 A JP 7085402A JP 8540295 A JP8540295 A JP 8540295A JP H08289187 A JPH08289187 A JP H08289187A
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- camera head
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- image input
- lighting device
- illumination
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取扱操作を容易且つ的確に行い得るようにし
た画像入力装置を提供する。 【構成】 被写体載置面4aを有する原稿台4と、レン
ズ1を設けたカメラヘッド2と、カメラヘッド2を原稿
台4上方に位置させるように支持する原稿台4から起伏
自在な支柱3と、被写体50を照明するための照明装置
5,6とを備えている。カメラヘッド2を支持する支柱
3を被写体載置面4a上に折り畳み可能に構成すると共
に、照明装置5,6を原稿台4の側面部4bに折り畳み
可能に構成した。カメラヘッド2を支持する支柱3と照
明装置5,6は、いずれか単独で又は同時に起伏可能に
構成される。
た画像入力装置を提供する。 【構成】 被写体載置面4aを有する原稿台4と、レン
ズ1を設けたカメラヘッド2と、カメラヘッド2を原稿
台4上方に位置させるように支持する原稿台4から起伏
自在な支柱3と、被写体50を照明するための照明装置
5,6とを備えている。カメラヘッド2を支持する支柱
3を被写体載置面4a上に折り畳み可能に構成すると共
に、照明装置5,6を原稿台4の側面部4bに折り畳み
可能に構成した。カメラヘッド2を支持する支柱3と照
明装置5,6は、いずれか単独で又は同時に起伏可能に
構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿等の被写体をモ
ニタの画面上に映し出すように構成された画像入力装置
に関するものである。
ニタの画面上に映し出すように構成された画像入力装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のこの種の画像入力装置
の構成例を示している。図12(a)において、100
はレンズ、101はカメラヘッド、102はアーム、1
03はポスト、104は原稿台、119は基部、105
は照明装置(右側)、106は照明装置(左側)であ
る。そして、この画像入力装置は特に、どこへでも簡単
に持ち運びができるように、カメラヘッド101、アー
ム102、ポスト103、照明装置105及び照明装置
106は、折り畳み可能に構成されている。
の構成例を示している。図12(a)において、100
はレンズ、101はカメラヘッド、102はアーム、1
03はポスト、104は原稿台、119は基部、105
は照明装置(右側)、106は照明装置(左側)であ
る。そして、この画像入力装置は特に、どこへでも簡単
に持ち運びができるように、カメラヘッド101、アー
ム102、ポスト103、照明装置105及び照明装置
106は、折り畳み可能に構成されている。
【0003】レンズ100を備えているカメラヘッド1
01は、支点107を中心に一定範囲で回動可能にアー
ム102に軸支されている。また、アーム102は、支
点108を中心に一定範囲で回動可能にポスト103に
軸支されている。更に、ポスト103は、支点109を
中心に一定範囲で回動可能に基部119に軸支されてい
る。そして、カメラヘッド101、アーム102及びポ
スト103は、支点107、支点108及び支点109
を中心にそれぞれ回動させたときに、撮像位置(図示の
状態)と収納位置とにロックされるようになっている。
01は、支点107を中心に一定範囲で回動可能にアー
ム102に軸支されている。また、アーム102は、支
点108を中心に一定範囲で回動可能にポスト103に
軸支されている。更に、ポスト103は、支点109を
中心に一定範囲で回動可能に基部119に軸支されてい
る。そして、カメラヘッド101、アーム102及びポ
スト103は、支点107、支点108及び支点109
を中心にそれぞれ回動させたときに、撮像位置(図示の
状態)と収納位置とにロックされるようになっている。
【0004】また、110はロック解除ボタンであり、
これを押すことによりカメラヘッド101をロック状態
から解除できるようになっている。111はロック解除
ボタン、112はロック解除ボタンであり、それぞれの
ボタン111,112を押すことによりアーム102及
びポスト103をロック状態から解除できるようになっ
ている。照明装置105及び照明装置106は、原稿台
104に対して一定範囲で回動可能に基部119に軸支
されており、しかも、回動中の任意の角度位置で停止で
きるように所謂フリーストップ機構が備えられている。
これを押すことによりカメラヘッド101をロック状態
から解除できるようになっている。111はロック解除
ボタン、112はロック解除ボタンであり、それぞれの
ボタン111,112を押すことによりアーム102及
びポスト103をロック状態から解除できるようになっ
ている。照明装置105及び照明装置106は、原稿台
104に対して一定範囲で回動可能に基部119に軸支
されており、しかも、回動中の任意の角度位置で停止で
きるように所謂フリーストップ機構が備えられている。
【0005】更に、113は画像入力装置と接続されて
いるビデオモニタであり、原稿台104の被写体載置面
104aに載置された原稿等を映し出すものである。原
稿台104の一側面には、画像入力装置本体の電源スイ
ッチ(SW)114、照明装置の照明スイッチ115が
隣接して備えられている。また、原稿台104の後方部
全面には、基部119が一体的に設けられており、この
基部119は被写体載置面104aから突出して形成さ
れている。基部119の突出部分には、支点109、照
明装置105及び照明装置106のための回動手段(不
図示)が設けられている。
いるビデオモニタであり、原稿台104の被写体載置面
104aに載置された原稿等を映し出すものである。原
稿台104の一側面には、画像入力装置本体の電源スイ
ッチ(SW)114、照明装置の照明スイッチ115が
隣接して備えられている。また、原稿台104の後方部
全面には、基部119が一体的に設けられており、この
基部119は被写体載置面104aから突出して形成さ
れている。基部119の突出部分には、支点109、照
明装置105及び照明装置106のための回動手段(不
図示)が設けられている。
【0006】次に、かかる画像入力装置における原稿撮
像時の操作手順を説明する。先ず、カメラヘッド10
1、アーム102及びポスト103を、図12(a)に
示す位置にそれぞれロックする。また、照明装置105
及び照明装置106を、同じく図12(a)に示す位置
まで回動させる。そして、撮像時は電源スイッチ114
をONにすることにより撮像可能な状態になる。また、
このとき自動的にホワイトバランスが調整されると共
に、レンズ100は原稿台104の被写体載置面104
aにピントを合わせ、且つその画角がワイド端に設定さ
れるようになっている。
像時の操作手順を説明する。先ず、カメラヘッド10
1、アーム102及びポスト103を、図12(a)に
示す位置にそれぞれロックする。また、照明装置105
及び照明装置106を、同じく図12(a)に示す位置
まで回動させる。そして、撮像時は電源スイッチ114
をONにすることにより撮像可能な状態になる。また、
このとき自動的にホワイトバランスが調整されると共
に、レンズ100は原稿台104の被写体載置面104
aにピントを合わせ、且つその画角がワイド端に設定さ
れるようになっている。
【0007】続いて、撮像されるべき原稿116は、操
作者によって被写体載置面104aのほぼ中央部に載置
される。これにより、被写体載置面104aに載せられ
た原稿116は、モニタ113の画面に映し出される。
このとき操作者は載置されている原稿116が、モニタ
113の画面ほぼ中央部にくるように、原稿116を動
かして位置及び角度の調整を行うことができる。操作者
はまた、必要に応じてモニタ113の画面に映し出され
た原稿116の大きさ(画角)を、原稿台104のフロ
ント部に設けた操作パネル117のズームボタンを操作
することで調整するができる。
作者によって被写体載置面104aのほぼ中央部に載置
される。これにより、被写体載置面104aに載せられ
た原稿116は、モニタ113の画面に映し出される。
このとき操作者は載置されている原稿116が、モニタ
113の画面ほぼ中央部にくるように、原稿116を動
かして位置及び角度の調整を行うことができる。操作者
はまた、必要に応じてモニタ113の画面に映し出され
た原稿116の大きさ(画角)を、原稿台104のフロ
ント部に設けた操作パネル117のズームボタンを操作
することで調整するができる。
【0008】操作パネル117には、オート、マニュア
ルのフォーカスボタンも設けられており、必要に応じて
ピントを合わせられるようになっている。なお、画像入
力装置本体付近の光源が少なく、モニタ113に映し出
された原稿116が見え難い場合には、照明スイッチ1
15をONにして照明装置105及び照明装置106を
点灯させることにより光源不足を補う。
ルのフォーカスボタンも設けられており、必要に応じて
ピントを合わせられるようになっている。なお、画像入
力装置本体付近の光源が少なく、モニタ113に映し出
された原稿116が見え難い場合には、照明スイッチ1
15をONにして照明装置105及び照明装置106を
点灯させることにより光源不足を補う。
【0009】一方、画像入力装置の収納時の折り畳み動
作について説明する。先ず、照明装置105及び照明装
置106を折り畳む。図12(a)に示したように、照
明装置105を原稿台104の被写体載置面104aに
当接するまで矢印A方向に回動させる。また、照明装置
106を照明装置105に当接するまで矢印B方向に回
動させる。
作について説明する。先ず、照明装置105及び照明装
置106を折り畳む。図12(a)に示したように、照
明装置105を原稿台104の被写体載置面104aに
当接するまで矢印A方向に回動させる。また、照明装置
106を照明装置105に当接するまで矢印B方向に回
動させる。
【0010】次に、図12(a)に示すようにロック解
除ボタン110を押して、カメラヘッド101を矢印C
方向に回動させ、収納位置にロックさせる。続いて、ロ
ック解除ボタン111を押して、アーム102を矢印D
方向に回動させ、収納位置にロックさせる。引き続い
て、ロック解除ボタン112を押して、ポスト103を
矢印E方向に回動させ、収納位置にロックする。これに
より、収納時における各部材の折り畳み動作は完了し、
この収納時の状態の装置本体が図12(b)に示されて
いる。持ち運びに際して、キャリングハンドル118を
原稿台104から引き出すようになっている。なお、撮
像時に画像入力装置を組み立てる場合、収納時とは逆動
作でこれを行うことができる。
除ボタン110を押して、カメラヘッド101を矢印C
方向に回動させ、収納位置にロックさせる。続いて、ロ
ック解除ボタン111を押して、アーム102を矢印D
方向に回動させ、収納位置にロックさせる。引き続い
て、ロック解除ボタン112を押して、ポスト103を
矢印E方向に回動させ、収納位置にロックする。これに
より、収納時における各部材の折り畳み動作は完了し、
この収納時の状態の装置本体が図12(b)に示されて
いる。持ち運びに際して、キャリングハンドル118を
原稿台104から引き出すようになっている。なお、撮
像時に画像入力装置を組み立てる場合、収納時とは逆動
作でこれを行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像入力装置においては、次のような問題があった。 1.特に画像入力装置の収納時、カメラヘッド101を
支持するアーム102及びこれらを支持するポスト10
3の折り畳みと、照明装置105及び照明装置106の
折り畳みは、所定の順序に従って行わなければならな
い。このようにしないと装置を適正に収納することがで
きないためであるが、装置の実使用において、この操作
手順は極めて間違え易く、常に正確な手順を意識しなが
ら操作しなければいけなかった。
画像入力装置においては、次のような問題があった。 1.特に画像入力装置の収納時、カメラヘッド101を
支持するアーム102及びこれらを支持するポスト10
3の折り畳みと、照明装置105及び照明装置106の
折り畳みは、所定の順序に従って行わなければならな
い。このようにしないと装置を適正に収納することがで
きないためであるが、装置の実使用において、この操作
手順は極めて間違え易く、常に正確な手順を意識しなが
ら操作しなければいけなかった。
【0012】2.照明装置105及び照明装置106の
収納位置は、カメラの撮像範囲(つまり、ほぼ原稿台1
04の被写体載置面104a)内に設定される。このた
め、撮像時にこれらの照明装置の照明を必要としない環
境下でも、照明装置105及び照明装置106を原稿台
104から常に起立させ、つまりカメラの撮像範囲外に
退避させる必要がある。このように従来の装置では、組
立、折り畳み等の操作が極めて面倒にならざるを得なか
った。
収納位置は、カメラの撮像範囲(つまり、ほぼ原稿台1
04の被写体載置面104a)内に設定される。このた
め、撮像時にこれらの照明装置の照明を必要としない環
境下でも、照明装置105及び照明装置106を原稿台
104から常に起立させ、つまりカメラの撮像範囲外に
退避させる必要がある。このように従来の装置では、組
立、折り畳み等の操作が極めて面倒にならざるを得なか
った。
【0013】本発明はかかる実情に鑑み、取扱操作を容
易且つ的確に行い得るようにした画像入力装置を提供す
ることを目的とする。
易且つ的確に行い得るようにした画像入力装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による画像入力装
置は、被写体載置面を有する原稿台と、レンズを設けた
カメラヘッドと、カメラヘッドを原稿台上方に位置させ
るように支持する前記原稿台から起伏自在な支柱と、被
写体を照明するための照明装置とを備え、前記カメラヘ
ッドを支持する前記支柱を前記被写体載置面上に折り畳
み可能に構成すると共に、前記照明装置を前記原稿台の
側面部に折り畳み可能に構成したものである。
置は、被写体載置面を有する原稿台と、レンズを設けた
カメラヘッドと、カメラヘッドを原稿台上方に位置させ
るように支持する前記原稿台から起伏自在な支柱と、被
写体を照明するための照明装置とを備え、前記カメラヘ
ッドを支持する前記支柱を前記被写体載置面上に折り畳
み可能に構成すると共に、前記照明装置を前記原稿台の
側面部に折り畳み可能に構成したものである。
【0015】また、本発明による画像入力装置におい
て、前記カメラヘッドを支持する前記支柱と前記照明装
置は、いずれか単独で又は同時に起伏可能に構成され
る。
て、前記カメラヘッドを支持する前記支柱と前記照明装
置は、いずれか単独で又は同時に起伏可能に構成され
る。
【0016】また、本発明による画像入力装置におい
て、被写体載置面上の被写体を透過照明するための透過
照明装置と、前記照明装置及び前記透過照明装置を点灯
させる照明ボタンと、前記照明装置の起伏状態を検出す
る検出手段とを備え、前記照明ボタンを操作したとき
に、前記照明装置が収納位置にある場合は、前記照明装
置の光源の点灯を禁止し、前記照明装置が収納位置以外
にある場合は前記透過照明装置の光源の点灯を禁止する
ようにしたものである。
て、被写体載置面上の被写体を透過照明するための透過
照明装置と、前記照明装置及び前記透過照明装置を点灯
させる照明ボタンと、前記照明装置の起伏状態を検出す
る検出手段とを備え、前記照明ボタンを操作したとき
に、前記照明装置が収納位置にある場合は、前記照明装
置の光源の点灯を禁止し、前記照明装置が収納位置以外
にある場合は前記透過照明装置の光源の点灯を禁止する
ようにしたものである。
【0017】更に、本発明による画像入力装置におい
て、前記照明装置が収納位置にある場合は、前記照明装
置の光源の点灯を禁止させると同時に前記透過照明装置
の光源を点灯し、前記照明装置が収納位置以外にある場
合は、前記透過照明装置の光源の点灯を禁止させると同
時に前記照明装置の光源を点灯するようにしたものであ
る。
て、前記照明装置が収納位置にある場合は、前記照明装
置の光源の点灯を禁止させると同時に前記透過照明装置
の光源を点灯し、前記照明装置が収納位置以外にある場
合は、前記透過照明装置の光源の点灯を禁止させると同
時に前記照明装置の光源を点灯するようにしたものであ
る。
【0018】
【作用】本発明によれば、カメラヘッドを支持する支柱
を被写体載置面上に折り畳み可能に軸支すると共に、照
明装置を原稿台の側面部に折り畳み可能に軸支する。こ
のように支柱と照明装置を原稿台の適所にて別々の位置
に折り畳むようにしたことにより、それらを操作する際
に相互に干渉することがなく、従って操作手順に規制さ
れることがない。照明装置等の操作の自由を拡大するこ
とによって、取扱性が格段に向上する。
を被写体載置面上に折り畳み可能に軸支すると共に、照
明装置を原稿台の側面部に折り畳み可能に軸支する。こ
のように支柱と照明装置を原稿台の適所にて別々の位置
に折り畳むようにしたことにより、それらを操作する際
に相互に干渉することがなく、従って操作手順に規制さ
れることがない。照明装置等の操作の自由を拡大するこ
とによって、取扱性が格段に向上する。
【0019】また特に、支柱と照明装置は、いずれか単
独で又は同時に起伏可能であり、両者間の折り畳み順序
を廃止することにより、面倒な操作に煩わされず、折り
畳みの誤操作を解消することができる。
独で又は同時に起伏可能であり、両者間の折り畳み順序
を廃止することにより、面倒な操作に煩わされず、折り
畳みの誤操作を解消することができる。
【0020】更に、照明装置又は透過照明装置を点灯さ
せて、被写体を照明する際、特に照明装置の操作状態に
応じてこれらの光源のON/OFFが相互に関連して制
御される。これにより、被写体の種類に合った最適な照
明を行うことができる。
せて、被写体を照明する際、特に照明装置の操作状態に
応じてこれらの光源のON/OFFが相互に関連して制
御される。これにより、被写体の種類に合った最適な照
明を行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、図1〜図10に基づき、本発明による
画像入力装置の好適な実施例について説明する。図1に
おいて、1はレンズ、2はカメラヘッド、3は支柱、4
は原稿台、5は照明装置(右側R)、6照明装置(左側
L)、13は透過照明装置である。原稿台4は、透過照
明装置13を有する被写体載置面4aと、照明装置5及
び照明装置6をそれぞれ収納するための側面部4bと、
を備えている。
画像入力装置の好適な実施例について説明する。図1に
おいて、1はレンズ、2はカメラヘッド、3は支柱、4
は原稿台、5は照明装置(右側R)、6照明装置(左側
L)、13は透過照明装置である。原稿台4は、透過照
明装置13を有する被写体載置面4aと、照明装置5及
び照明装置6をそれぞれ収納するための側面部4bと、
を備えている。
【0022】レンズ1を備えているカメラヘッド2は、
後述する回動機構よって支柱3に対して回動可能に軸支
されている。支柱3は、支点7を中心に原稿台4に対し
て所定範囲で回動可能に軸支されている。支柱3はま
た、支点7を中心に回動させたとき、図1に示される撮
像位置と後述する収納位置とにロックされるようになっ
ている。
後述する回動機構よって支柱3に対して回動可能に軸支
されている。支柱3は、支点7を中心に原稿台4に対し
て所定範囲で回動可能に軸支されている。支柱3はま
た、支点7を中心に回動させたとき、図1に示される撮
像位置と後述する収納位置とにロックされるようになっ
ている。
【0023】更に、支点7は、原稿台4の図1において
後方左隅に設けられており、支柱3は原稿台4の斜め位
置から起伏可能に軸支されるようになっている。図1に
おいて、8は支柱3のロック状態を解除するための解除
レバーであり、支柱3を回動させるときにはこの解除レ
バー8によって支柱3のロック状態を解除してから行う
ようになっている。
後方左隅に設けられており、支柱3は原稿台4の斜め位
置から起伏可能に軸支されるようになっている。図1に
おいて、8は支柱3のロック状態を解除するための解除
レバーであり、支柱3を回動させるときにはこの解除レ
バー8によって支柱3のロック状態を解除してから行う
ようになっている。
【0024】照明装置5及び照明装置6は、原稿台4の
両側面部4bに対して回動可能に軸支されている。これ
らの照明装置5及び照明装置6は、通常時の明るい室内
環境においては図1のように原稿台4の両側面部4bに
収納されている。なお、左右の照明装置5及び照明装置
6は、互いに鏡像関係にあり、基本的構成は同一であ
る。ここでは、照明装置5について説明するものとする
が、特にことわらない限り照明装置6も同様の構成を有
している。照明装置5は、その主要構成部材としてラン
プケース14、関節16、関節17及び支持パイプ18
を備えている。
両側面部4bに対して回動可能に軸支されている。これ
らの照明装置5及び照明装置6は、通常時の明るい室内
環境においては図1のように原稿台4の両側面部4bに
収納されている。なお、左右の照明装置5及び照明装置
6は、互いに鏡像関係にあり、基本的構成は同一であ
る。ここでは、照明装置5について説明するものとする
が、特にことわらない限り照明装置6も同様の構成を有
している。照明装置5は、その主要構成部材としてラン
プケース14、関節16、関節17及び支持パイプ18
を備えている。
【0025】透過照明装置13は、原稿台4の被写体載
置面4aに対し同一面、もしくは若干低い位置に(窪ん
で)設けられた乳白色の拡散板と、この拡散板の下方に
て原稿台4内部に内蔵された光源(例えば、蛍光灯)と
により構成されている。透過照明装置13のこれらの構
成については、詳細な説明を省略するものとする。ま
た、透過照明装置13の外観において乳白色の拡散板の
み見えるようになっており、その大きさa×bは好適に
は317×230mmの寸法に設定され、日本工業規格
A4横サイズ(297×210mm)よりも一回り大き
く構成されている。更に、この拡散板は、ワイド端時の
撮影領域とほぼ一致しており、これにより被写体載置面
4a上に被写体を載置する際の1つの目安とすることが
できる。
置面4aに対し同一面、もしくは若干低い位置に(窪ん
で)設けられた乳白色の拡散板と、この拡散板の下方に
て原稿台4内部に内蔵された光源(例えば、蛍光灯)と
により構成されている。透過照明装置13のこれらの構
成については、詳細な説明を省略するものとする。ま
た、透過照明装置13の外観において乳白色の拡散板の
み見えるようになっており、その大きさa×bは好適に
は317×230mmの寸法に設定され、日本工業規格
A4横サイズ(297×210mm)よりも一回り大き
く構成されている。更に、この拡散板は、ワイド端時の
撮影領域とほぼ一致しており、これにより被写体載置面
4a上に被写体を載置する際の1つの目安とすることが
できる。
【0026】更に、9は画像入力装置と接続されている
ビデオモニタであり、原稿台4上に載置された原稿等の
被写体を映し出すものである。また、支点7の側面部近
傍には、画像入力装置本体の電源スイッチ10が備えら
れている。11は原稿台4のフロント部に設けられた操
作パネルであり、照明装置5及び照明装置6、或いは透
過照明装置13の照明スイッチ(SW)12、レンズ1
の制御用のズームもしくはフォーカスボタン等が備えら
れている。
ビデオモニタであり、原稿台4上に載置された原稿等の
被写体を映し出すものである。また、支点7の側面部近
傍には、画像入力装置本体の電源スイッチ10が備えら
れている。11は原稿台4のフロント部に設けられた操
作パネルであり、照明装置5及び照明装置6、或いは透
過照明装置13の照明スイッチ(SW)12、レンズ1
の制御用のズームもしくはフォーカスボタン等が備えら
れている。
【0027】次に、図1において、通常時の被写体撮像
操作手順を説明する。撮影時には、カメラヘッド2を支
持する支柱3及びカメラヘッド2を、図1に示した撮像
位置にセットする。電源スイッチ10をONにすること
により、撮像可能な状態になる。また、このとき自動的
にホワイトバランスがとられ、同時にレンズ1は、原稿
台4(被写体載置面4a)にピントを合わせると共に、
画角をワイド端に設定する。なお、原稿台4の撮像領域
内に既に被写体が載置されている場合は、その被写体に
ピントを合わせるようになっている。
操作手順を説明する。撮影時には、カメラヘッド2を支
持する支柱3及びカメラヘッド2を、図1に示した撮像
位置にセットする。電源スイッチ10をONにすること
により、撮像可能な状態になる。また、このとき自動的
にホワイトバランスがとられ、同時にレンズ1は、原稿
台4(被写体載置面4a)にピントを合わせると共に、
画角をワイド端に設定する。なお、原稿台4の撮像領域
内に既に被写体が載置されている場合は、その被写体に
ピントを合わせるようになっている。
【0028】引き続いて、操作者が、撮像されるべき原
稿50等の被写体を原稿台4のほぼ中央部に載せると、
その被写体載置面4a上に載せられた原稿50は、モニ
タ9の画面に映し出される。このとき操作者は、載置さ
れている原稿50がモニタ9の画面ほぼ中央部に表示さ
れるように、被写体載置面4a上の原稿50を適宜動か
して、位置及び角度の調整を行う。操作者は更に、原稿
台4のフロント部に設けられた操作パネル11のズーム
ボタンを操作することにより、必要に応じてモニタ9の
画面に映し出された原稿50の大きさ(画角)を調整す
る。この場合、操作パネル11には、オート及びマニュ
アルのフォーカスボタンが設けられており、これらのボ
タンの操作によって必要に応じてピントを合わせられる
ようになっている。
稿50等の被写体を原稿台4のほぼ中央部に載せると、
その被写体載置面4a上に載せられた原稿50は、モニ
タ9の画面に映し出される。このとき操作者は、載置さ
れている原稿50がモニタ9の画面ほぼ中央部に表示さ
れるように、被写体載置面4a上の原稿50を適宜動か
して、位置及び角度の調整を行う。操作者は更に、原稿
台4のフロント部に設けられた操作パネル11のズーム
ボタンを操作することにより、必要に応じてモニタ9の
画面に映し出された原稿50の大きさ(画角)を調整す
る。この場合、操作パネル11には、オート及びマニュ
アルのフォーカスボタンが設けられており、これらのボ
タンの操作によって必要に応じてピントを合わせられる
ようになっている。
【0029】また、本発明装置では撮影時における被写
体の取扱性を向上させるために、原稿台4の被写体載置
面4a上から極力凸部を少なくしており、被写体の設置
の自由度を大きくしてある。つまり、収納時(図1の状
態)の照明装置5及び照明装置6において、ランプケー
ス14、関節16及び関節17は、原稿台4の被写体載
置面4aよりも突出しない位置に収納される。その具体
的な位置は、ランプケース14、関節16及び関節17
の収納時の上面が、被写体載置面4aに対して同一面、
もしくは若干低い位置に保持されるようになっている。
更に、図1に示すようにカメラヘッド2を支持する支柱
3の支点7は、原稿台4のフロント部から見て後方部、
左隅に配置される。なお、本実施例ではこのように後方
左隅に配置するが、後方右隅に配置してもよい。
体の取扱性を向上させるために、原稿台4の被写体載置
面4a上から極力凸部を少なくしており、被写体の設置
の自由度を大きくしてある。つまり、収納時(図1の状
態)の照明装置5及び照明装置6において、ランプケー
ス14、関節16及び関節17は、原稿台4の被写体載
置面4aよりも突出しない位置に収納される。その具体
的な位置は、ランプケース14、関節16及び関節17
の収納時の上面が、被写体載置面4aに対して同一面、
もしくは若干低い位置に保持されるようになっている。
更に、図1に示すようにカメラヘッド2を支持する支柱
3の支点7は、原稿台4のフロント部から見て後方部、
左隅に配置される。なお、本実施例ではこのように後方
左隅に配置するが、後方右隅に配置してもよい。
【0030】従って、原稿台4の被写体載置面4aは支
柱3の視点7部以外はほぼ平面であるため、被写体載置
面4a上に載せられた原稿50等の被写体は、一部を除
く前後左右の全方向に自由に移動することができる。こ
れよにより、例えば原稿50のd部を拡大したい場合、
このd部がレンズ1の光軸51上に位置するように原稿
50を簡単に移動するこができ(このときの原稿50の
状態は、図1において点線にて示されている)、このよ
うに原稿50の見たい部分を即座に映し出すことが可能
である。
柱3の視点7部以外はほぼ平面であるため、被写体載置
面4a上に載せられた原稿50等の被写体は、一部を除
く前後左右の全方向に自由に移動することができる。こ
れよにより、例えば原稿50のd部を拡大したい場合、
このd部がレンズ1の光軸51上に位置するように原稿
50を簡単に移動するこができ(このときの原稿50の
状態は、図1において点線にて示されている)、このよ
うに原稿50の見たい部分を即座に映し出すことが可能
である。
【0031】また、フィルムやOHPシート等の透過型
原稿を撮影する場合、先ず、操作パネル11に設けられ
ている照明スイッチ12をONにする。なお、本発明装
置における照明スイッチ12は、照明装置5、照明装置
6及び透過照明装置13の電源を兼用している。照明装
置5及び照明装置6には、後述する位置センサ59が設
けられており、図1に示した収納状態を検出するように
なっている。これらの検出信号は常に、図9及び図10
に示されるように装置内部に設けられたシステムコント
ローラ(シスコン)80に送信されており(これらの図
9及び図10については、詳細に後述する)、照明装置
5及び照明装置6が収納状態にあるとき、その位置セン
サ59がONして照明スイッチ12をONにする(図1
0、ステップS1)。すると、透過照明装置13の光源
(不図示)が点灯される(ステップS3)ように制御し
ている。
原稿を撮影する場合、先ず、操作パネル11に設けられ
ている照明スイッチ12をONにする。なお、本発明装
置における照明スイッチ12は、照明装置5、照明装置
6及び透過照明装置13の電源を兼用している。照明装
置5及び照明装置6には、後述する位置センサ59が設
けられており、図1に示した収納状態を検出するように
なっている。これらの検出信号は常に、図9及び図10
に示されるように装置内部に設けられたシステムコント
ローラ(シスコン)80に送信されており(これらの図
9及び図10については、詳細に後述する)、照明装置
5及び照明装置6が収納状態にあるとき、その位置セン
サ59がONして照明スイッチ12をONにする(図1
0、ステップS1)。すると、透過照明装置13の光源
(不図示)が点灯される(ステップS3)ように制御し
ている。
【0032】透過照明装置13の光源が点灯すると、そ
の拡散板の全域に光が拡散される。また、照明スイッチ
12をONにすると、自動的に再度ホワイトバランスが
とられる。そして、フィルム等の透過型原稿の被写体を
透過照明装置13の拡散板上に載置する。このように透
過型原稿の被写体の場合には、その下方から光が透過す
ることで、より鮮明な被写体像をモニタ9の画面上に映
し出すことができる。また特に、ネガフィルム等のネガ
ティブ画像を撮影するときには、操作パネル11に設け
られたネガ/ポジ反転ボタンを操作することにより、通
常のポジ映像を映し出すことができる。
の拡散板の全域に光が拡散される。また、照明スイッチ
12をONにすると、自動的に再度ホワイトバランスが
とられる。そして、フィルム等の透過型原稿の被写体を
透過照明装置13の拡散板上に載置する。このように透
過型原稿の被写体の場合には、その下方から光が透過す
ることで、より鮮明な被写体像をモニタ9の画面上に映
し出すことができる。また特に、ネガフィルム等のネガ
ティブ画像を撮影するときには、操作パネル11に設け
られたネガ/ポジ反転ボタンを操作することにより、通
常のポジ映像を映し出すことができる。
【0033】通常の撮影時には上述のように使用する
が、画像入力装置本体付近の光源が少なく、モニタ9に
映し出された原稿13が見えにくい場合等においては、
図6に示すように照明装置5及び照明装置6を組み立て
て使用する。なお、照明装置5及び照明装置6を組み立
てる場合について、後述するものとする。
が、画像入力装置本体付近の光源が少なく、モニタ9に
映し出された原稿13が見えにくい場合等においては、
図6に示すように照明装置5及び照明装置6を組み立て
て使用する。なお、照明装置5及び照明装置6を組み立
てる場合について、後述するものとする。
【0034】ここで、図2〜図4において、照明装置5
及び照明装置6の構造について説明する。なお、前述し
たように照明装置5及び照明装置6は鏡像関係にあるた
め、この構造説明は照明装置5について行う。図2及び
図3は照明装置5の構造説明図、図4はそのロック手段
の構成図である。図において、14はランプケース、1
6は関節、17は関節、18は支持パイプである。ラン
プケース14は、一側面が長手方向の全長域で開口され
た袋状に形成されており、その内部に蛍光ランプ15が
保持されている。図2(b)において、19は反射板、
20はソケット(点線)であり、反射板19の反射面は
曲面によって構成されており、ランプケース14の長手
方向に沿ってほぼ全長域に亘って形成されている。更
に、反射板19は、その反射面がランプケース14の開
口部14aを向くように設けられている。ソケット20
は、ランプケース14の長手方向の両端部にそれぞれ1
個設けられており、反射板19によって固定されてい
る。蛍光ランプ15は、これら一対のソケット20に保
持される。蛍光ランプ15のソケット20に対して、取
り外し可能に構成されているが、この構成については詳
細な説明を省略する。
及び照明装置6の構造について説明する。なお、前述し
たように照明装置5及び照明装置6は鏡像関係にあるた
め、この構造説明は照明装置5について行う。図2及び
図3は照明装置5の構造説明図、図4はそのロック手段
の構成図である。図において、14はランプケース、1
6は関節、17は関節、18は支持パイプである。ラン
プケース14は、一側面が長手方向の全長域で開口され
た袋状に形成されており、その内部に蛍光ランプ15が
保持されている。図2(b)において、19は反射板、
20はソケット(点線)であり、反射板19の反射面は
曲面によって構成されており、ランプケース14の長手
方向に沿ってほぼ全長域に亘って形成されている。更
に、反射板19は、その反射面がランプケース14の開
口部14aを向くように設けられている。ソケット20
は、ランプケース14の長手方向の両端部にそれぞれ1
個設けられており、反射板19によって固定されてい
る。蛍光ランプ15は、これら一対のソケット20に保
持される。蛍光ランプ15のソケット20に対して、取
り外し可能に構成されているが、この構成については詳
細な説明を省略する。
【0035】また、図2(a)に示す収納状態における
照明装置5は、ランプケース14の開口部14aを原稿
台4の側面部4bに向くように収納されている。この状
態において、照明装置5は原稿4に対してロックされた
状態にあり、即ち図中、矢印F、G、H、I方向から何
らかの荷重が加わっても、この状態を保持するようにな
っている。
照明装置5は、ランプケース14の開口部14aを原稿
台4の側面部4bに向くように収納されている。この状
態において、照明装置5は原稿4に対してロックされた
状態にあり、即ち図中、矢印F、G、H、I方向から何
らかの荷重が加わっても、この状態を保持するようにな
っている。
【0036】図4において、照明装置5のロック手段に
ついて説明する。なお、図4は図2(a)の矢印e方向
から見た場合の側面断面図である。図において、52は
照明装置5のロック状態を解除するためのロック解除ボ
タン、53はロック解除ボタン52に一体的に設けられ
たロックプレート、54はロックプレート53を摺動可
能に支持する一対の支持軸、55はロックバネ、56は
関節16に設けられたロック孔、57は原稿台4の側面
部4bに設けられた一対の規制プレート、58はロック
ピン、59は位置センサである。
ついて説明する。なお、図4は図2(a)の矢印e方向
から見た場合の側面断面図である。図において、52は
照明装置5のロック状態を解除するためのロック解除ボ
タン、53はロック解除ボタン52に一体的に設けられ
たロックプレート、54はロックプレート53を摺動可
能に支持する一対の支持軸、55はロックバネ、56は
関節16に設けられたロック孔、57は原稿台4の側面
部4bに設けられた一対の規制プレート、58はロック
ピン、59は位置センサである。
【0037】ロック解除ボタン52は、ロックプレート
53に形成された長穴53cに係合する一対の支持軸5
4によって、矢印J、K方向に所定量だけ摺動可能に保
持されている。ロックプレート53は、ロックバネ55
により常に矢印J方向に付勢されており、これによりロ
ック解除ボタン52は、その一部が関節16に設けられ
た開口窓16aから突出するように保持される。ロック
プレート53はまた、腕部53aとその先端部に形成さ
れたロック爪53bから成り、ロック解除ボタン52を
操作することにより、ロックプレート53と同一方向
(矢印J、K方向)に移動するようになっている。
53に形成された長穴53cに係合する一対の支持軸5
4によって、矢印J、K方向に所定量だけ摺動可能に保
持されている。ロックプレート53は、ロックバネ55
により常に矢印J方向に付勢されており、これによりロ
ック解除ボタン52は、その一部が関節16に設けられ
た開口窓16aから突出するように保持される。ロック
プレート53はまた、腕部53aとその先端部に形成さ
れたロック爪53bから成り、ロック解除ボタン52を
操作することにより、ロックプレート53と同一方向
(矢印J、K方向)に移動するようになっている。
【0038】規制プレート57は、照明装置5の収納時
において、図4に示されるようにランプケース14と関
節16のそれぞれ底面と当接し、矢印F方向から荷重が
加わっても、その荷重に対抗して照明装置5がその方向
に回動しないように保持・規制する。関節16側の規制
プレート57に設けられているロックピン58は、先端
に例えば円錐部58aを有する円柱形状に形成され、そ
の円柱のストレート部の所定位置にロック溝58bが形
成されている。図4に示される状態では、ロックプレー
ト53のロック爪53bは、ロックピン58のロック溝
58bに係合した状態となっている。ロックプレート5
3が矢印J方向に付勢されているため、この係合状態は
安易に解除され得ないようになっている。
において、図4に示されるようにランプケース14と関
節16のそれぞれ底面と当接し、矢印F方向から荷重が
加わっても、その荷重に対抗して照明装置5がその方向
に回動しないように保持・規制する。関節16側の規制
プレート57に設けられているロックピン58は、先端
に例えば円錐部58aを有する円柱形状に形成され、そ
の円柱のストレート部の所定位置にロック溝58bが形
成されている。図4に示される状態では、ロックプレー
ト53のロック爪53bは、ロックピン58のロック溝
58bに係合した状態となっている。ロックプレート5
3が矢印J方向に付勢されているため、この係合状態は
安易に解除され得ないようになっている。
【0039】また、関節16に設けられたロック孔56
は、所定の長さを有する長穴により形成されており、そ
の長穴の長辺方向がロックプレート53の摺動方向J、
Kと同一方向になっている。長穴の短辺方向の幅は、ロ
ックピン58の直径よりも若干大きめに設定されてお
り、これにより収納時の照明装置5に対する位置決めを
行うと同時に、図2(a)の矢印H、I方向から何らか
の荷重が加わっても、照明装置5をロック状態に保持す
ることができる。
は、所定の長さを有する長穴により形成されており、そ
の長穴の長辺方向がロックプレート53の摺動方向J、
Kと同一方向になっている。長穴の短辺方向の幅は、ロ
ックピン58の直径よりも若干大きめに設定されてお
り、これにより収納時の照明装置5に対する位置決めを
行うと同時に、図2(a)の矢印H、I方向から何らか
の荷重が加わっても、照明装置5をロック状態に保持す
ることができる。
【0040】照明装置5のロック状態においては更に、
関節16に設けた位置センサ59の接触片59aがロッ
クピン58に当接しており、このときに検出信号はON
の状態になる。この実施例では位置センサ59は、機械
的な検出スイッチを使用している。なお、特にこの機械
的な検出スイッチの例に限らず、例えばフォトトランジ
スタ等の光センサ、或いは近接スイッチの磁気式のもの
を使用してもよい。位置センサ59は、照明装置5及び
照明装置6のそれぞれ関節16に対して、各1個ずつ設
けられており、これらの検出信号は、図9に示すように
常に装置に内蔵されたシスコン80に送られている。
関節16に設けた位置センサ59の接触片59aがロッ
クピン58に当接しており、このときに検出信号はON
の状態になる。この実施例では位置センサ59は、機械
的な検出スイッチを使用している。なお、特にこの機械
的な検出スイッチの例に限らず、例えばフォトトランジ
スタ等の光センサ、或いは近接スイッチの磁気式のもの
を使用してもよい。位置センサ59は、照明装置5及び
照明装置6のそれぞれ関節16に対して、各1個ずつ設
けられており、これらの検出信号は、図9に示すように
常に装置に内蔵されたシスコン80に送られている。
【0041】照明装置5の収納状態では、これらの位置
センサ59は、ONの状態になっており、図10に示さ
れるようにこの状態で操作パネル11に設けられている
照明スイッチ12を操作する(ステップS1)と、その
信号はシスコン80に送り出され、透過照明装置13を
点灯すると共に、照明装置5の蛍光ランプ15の点灯を
禁止する(ステップS3)ように制御されている。ま
た、位置センサ59の検出信号がOFF(つまり、照明
装置5が図2(a)以外にある時)の状態で照明スイッ
チ12を操作すると、その信号はシスコン80に送出さ
れ照明装置5の蛍光ランプ15に点灯すると共に、透過
照明装置13の点灯を禁止する(ステップS4)ように
制御されている。
センサ59は、ONの状態になっており、図10に示さ
れるようにこの状態で操作パネル11に設けられている
照明スイッチ12を操作する(ステップS1)と、その
信号はシスコン80に送り出され、透過照明装置13を
点灯すると共に、照明装置5の蛍光ランプ15の点灯を
禁止する(ステップS3)ように制御されている。ま
た、位置センサ59の検出信号がOFF(つまり、照明
装置5が図2(a)以外にある時)の状態で照明スイッ
チ12を操作すると、その信号はシスコン80に送出さ
れ照明装置5の蛍光ランプ15に点灯すると共に、透過
照明装置13の点灯を禁止する(ステップS4)ように
制御されている。
【0042】照明装置5は更に、折り畳みや光の照射角
度調整等のために、各関節部が所定量回動するように構
成されている。即ち、図2(a)に示すように、ランプ
ケース14は、関節16に対して矢印L方向に所定量だ
け回動可能に軸支されている。関節16は、支持パイプ
18に対して矢印M方向に所定量だけ回動可能に軸支さ
れている。更に、支持パイプ18は、関節17に対し矢
印N方向に所定量だけ回動可能に軸支されている。ま
た、関節17は、原稿台4に対して矢印O方向に所定量
だけ回動可能に軸支されている。このように複数の回動
部にて回動可能に構成されているが、各回動部には後述
する回動機構が設けられており、回動中のどの角度でも
停止するできるようになっている。
度調整等のために、各関節部が所定量回動するように構
成されている。即ち、図2(a)に示すように、ランプ
ケース14は、関節16に対して矢印L方向に所定量だ
け回動可能に軸支されている。関節16は、支持パイプ
18に対して矢印M方向に所定量だけ回動可能に軸支さ
れている。更に、支持パイプ18は、関節17に対し矢
印N方向に所定量だけ回動可能に軸支されている。ま
た、関節17は、原稿台4に対して矢印O方向に所定量
だけ回動可能に軸支されている。このように複数の回動
部にて回動可能に構成されているが、各回動部には後述
する回動機構が設けられており、回動中のどの角度でも
停止するできるようになっている。
【0043】次に、その回動機構の構成例を説明する。
図5(a)及び図5(b)は、本実施例における回動機
構を示している。なお、各回動部に設けられる回動機構
の基本的構造は、実質的に同一である。図において、2
1は回動ベース、22は回動部材、23はサラバネ、2
4は押え板である。回動ベース21は、摺動性及び耐摩
耗性に優れたプラスチック部材により形成されており、
ここではジュラコン等の樹脂材を使用している。回動部
材22、押え板24及びサラバネ23は、耐摩耗性及び
耐食性等に優れた金属鋼板で形成されている。サラバネ
23は、例えば薄型の円錐状に絞りこまれた形状から成
っている。
図5(a)及び図5(b)は、本実施例における回動機
構を示している。なお、各回動部に設けられる回動機構
の基本的構造は、実質的に同一である。図において、2
1は回動ベース、22は回動部材、23はサラバネ、2
4は押え板である。回動ベース21は、摺動性及び耐摩
耗性に優れたプラスチック部材により形成されており、
ここではジュラコン等の樹脂材を使用している。回動部
材22、押え板24及びサラバネ23は、耐摩耗性及び
耐食性等に優れた金属鋼板で形成されている。サラバネ
23は、例えば薄型の円錐状に絞りこまれた形状から成
っている。
【0044】かかる回動機構を組み込む場合、回動部材
22に形成された摺動穴22aを、回動ベース21の小
円筒部21aに係合させる、そして、この上からサラバ
ネ23を重ねて、最後に押え板24を回動ベース21に
ネジ止めする。押え板24をネジ止めすることにより、
サラバネ23は所定量圧縮され、回動ベース21の摺動
面21bと回動部材22の摺動面22bとが所定量の適
度な荷重により圧接される。これにより、回動ベース2
1と回動部材22を互いに反対方向に回動させようとす
ると、摺動面21b及び摺動面22b間の圧接力によっ
て生じる摩擦力が、その回動を規制しようとするトルク
を生じさせる。従って、回動ベース21及び回動部材2
2を回動させるためには、その規制トルクに打ち勝つだ
けの所定の荷重もしくはトルクを付与する必要がある。
更に、この圧接力により各回動部は、その回動範囲のど
の位置でも停止できるようになっている。
22に形成された摺動穴22aを、回動ベース21の小
円筒部21aに係合させる、そして、この上からサラバ
ネ23を重ねて、最後に押え板24を回動ベース21に
ネジ止めする。押え板24をネジ止めすることにより、
サラバネ23は所定量圧縮され、回動ベース21の摺動
面21bと回動部材22の摺動面22bとが所定量の適
度な荷重により圧接される。これにより、回動ベース2
1と回動部材22を互いに反対方向に回動させようとす
ると、摺動面21b及び摺動面22b間の圧接力によっ
て生じる摩擦力が、その回動を規制しようとするトルク
を生じさせる。従って、回動ベース21及び回動部材2
2を回動させるためには、その規制トルクに打ち勝つだ
けの所定の荷重もしくはトルクを付与する必要がある。
更に、この圧接力により各回動部は、その回動範囲のど
の位置でも停止できるようになっている。
【0045】なお、図5(b)に示す幅lの量を変化さ
せることにより、サラバネ23が発生する荷重を変化さ
せることができる。また、ここではトルク発生手段とし
てサラバネ23を用いたが、これに限ったものではな
く、例えば、波型座金や一般のコイルスプリングでも良
い。
せることにより、サラバネ23が発生する荷重を変化さ
せることができる。また、ここではトルク発生手段とし
てサラバネ23を用いたが、これに限ったものではな
く、例えば、波型座金や一般のコイルスプリングでも良
い。
【0046】照明装置5における各回動部には、上記の
ように構成された回動機構が設けられるが、例えばラン
プケース14と関節16の間の回動部にこの回動機構を
適用する例を説明する。図4において、ランプケース1
4及び関節16の回動部Pの場合には、例えばランプケ
ース14及び関節16の一方側を押え板24に対応さ
せ、また他方側を回動部材22に対応させることによ
り、ランプケース14及び関節16は回動機構を介して
回動可能に連結される。この場合、回動部材22或いは
押え板24はランプケース14又は関節16自体によっ
て構成してもよい。その他の回動部に対しても同様に回
動機構を適用することができる。
ように構成された回動機構が設けられるが、例えばラン
プケース14と関節16の間の回動部にこの回動機構を
適用する例を説明する。図4において、ランプケース1
4及び関節16の回動部Pの場合には、例えばランプケ
ース14及び関節16の一方側を押え板24に対応さ
せ、また他方側を回動部材22に対応させることによ
り、ランプケース14及び関節16は回動機構を介して
回動可能に連結される。この場合、回動部材22或いは
押え板24はランプケース14又は関節16自体によっ
て構成してもよい。その他の回動部に対しても同様に回
動機構を適用することができる。
【0047】さて、照明装置5を使用する場合、その組
み立て動作について説明する。なお特に、図2及び図3
を参照するものとする。先ず、ロック解除ボタン52
(図2(a))を押して、照明装置5のロック状態を解
除する。ロック解除ボタン52を押すと、図4に示すロ
ックプレート53が矢印K方向に摺動する。これによ
り、ロック爪53bがロックピン58のロック溝53b
からはずれる。そして、ロック解除ボタン52を押した
状態で照明装置5を起立させるが、このときには支持パ
イプ18が関節17を支点にして、矢印N方向に回動す
るようになっている(図3(a))。また、照明装置5
を起立することで、位置センサ59の検出信号がOFF
に切り換わるようになっている(図10参照)。
み立て動作について説明する。なお特に、図2及び図3
を参照するものとする。先ず、ロック解除ボタン52
(図2(a))を押して、照明装置5のロック状態を解
除する。ロック解除ボタン52を押すと、図4に示すロ
ックプレート53が矢印K方向に摺動する。これによ
り、ロック爪53bがロックピン58のロック溝53b
からはずれる。そして、ロック解除ボタン52を押した
状態で照明装置5を起立させるが、このときには支持パ
イプ18が関節17を支点にして、矢印N方向に回動す
るようになっている(図3(a))。また、照明装置5
を起立することで、位置センサ59の検出信号がOFF
に切り換わるようになっている(図10参照)。
【0048】支持パイプ18は関節17に対して、図2
(a)の位置から矢印N方向にほぼ90°回動し、図3
(a)に示す位置で停止する。また、支持パイプ18は
関節17に対して上記のようにほぼ90度の範囲で回動
するが、図示しない規制手段によりそれ以上回動しない
ように規制されている。なお、この規制手段としては、
関節17及び支持パイプ18の回動部の回動機構におい
て、適所にストッパ部材等を設けることにより構成する
ことができる。
(a)の位置から矢印N方向にほぼ90°回動し、図3
(a)に示す位置で停止する。また、支持パイプ18は
関節17に対して上記のようにほぼ90度の範囲で回動
するが、図示しない規制手段によりそれ以上回動しない
ように規制されている。なお、この規制手段としては、
関節17及び支持パイプ18の回動部の回動機構におい
て、適所にストッパ部材等を設けることにより構成する
ことができる。
【0049】次に、ランプケース14を矢印M方向に回
動させる。このときには関節16が支持パイプ18に対
して回動するようになっている。関節16は支持パイプ
18に対して図3(a)の位置から矢印M方向にほぼ9
0°回動し、図3(b)に示す位置で停止する。この場
合においても、関節16は支持パイプ18に対してほぼ
90°の範囲で回動するが、図示しない規制手段により
規制されて、それ以上回動しないようになっている。こ
の図3(b)に示す位置では、支持パイプ18は原稿台
4被写体載置面4aに対してほぼ垂直に起立しており、
ランプケース14はほぼ水平に保持される。
動させる。このときには関節16が支持パイプ18に対
して回動するようになっている。関節16は支持パイプ
18に対して図3(a)の位置から矢印M方向にほぼ9
0°回動し、図3(b)に示す位置で停止する。この場
合においても、関節16は支持パイプ18に対してほぼ
90°の範囲で回動するが、図示しない規制手段により
規制されて、それ以上回動しないようになっている。こ
の図3(b)に示す位置では、支持パイプ18は原稿台
4被写体載置面4aに対してほぼ垂直に起立しており、
ランプケース14はほぼ水平に保持される。
【0050】更に、図3(b)の状態からランプケース
14を矢印L方向に回動させる。このときはランプケー
ス14が関節16に対して回動するようになっている。
ランプケース14は関節16に対し、図3(b)の位置
から矢印L方向にほぼ90°の範囲で回動可能であり、
図示しない規制手段によりそれ以上回動しないように規
制されている。また、前述した回動機構によってランプ
ケース14は、回動中のどの角度でも停止することがで
きるため、操作者がほぼ90°の回動範囲内で光の照射
角を自由に調整できるようになっている。
14を矢印L方向に回動させる。このときはランプケー
ス14が関節16に対して回動するようになっている。
ランプケース14は関節16に対し、図3(b)の位置
から矢印L方向にほぼ90°の範囲で回動可能であり、
図示しない規制手段によりそれ以上回動しないように規
制されている。また、前述した回動機構によってランプ
ケース14は、回動中のどの角度でも停止することがで
きるため、操作者がほぼ90°の回動範囲内で光の照射
角を自由に調整できるようになっている。
【0051】また、光の照射角を調整するために、照明
装置5全体を原稿台4に対し回動することもできる。こ
のときは関節17が原稿台4に対して回動するようにな
っており、図3(b)に示す位置から矢印O方向へほぼ
30°回動可能になっている。なお、図示しない規制手
段によりそれ以上回動しないように規制される。
装置5全体を原稿台4に対し回動することもできる。こ
のときは関節17が原稿台4に対して回動するようにな
っており、図3(b)に示す位置から矢印O方向へほぼ
30°回動可能になっている。なお、図示しない規制手
段によりそれ以上回動しないように規制される。
【0052】照明装置5(照明装置6についも同様であ
る)は、かくして組み立てられ、図6はそれらの具体的
な使用例を示している。なお、図6において、特にラン
プケース14及び支持パイプ18は、光の照射角を調整
するために適量だけ回動した位置に保持されている。こ
の状態において、操作パネル11の照明スイッチ12を
操作する(図10、ステップS1)と、その信号は図9
のブロック図に示すようにシスコン80に送出される。
このとき、照明装置5及び照明装置6の位置センサ59
の検出信号は、OFFの状態(即ち、収納位置以外)に
あるため(ステップS2)、照明装置5及び照明装置6
の蛍光ランプ15を点灯するように制御されている(ス
テップS4)。これにより、装置周辺の光量が少なくて
も光源を補うことができるため、被写体をモニタ9の画
面上に鮮明に映し出すことができる。
る)は、かくして組み立てられ、図6はそれらの具体的
な使用例を示している。なお、図6において、特にラン
プケース14及び支持パイプ18は、光の照射角を調整
するために適量だけ回動した位置に保持されている。こ
の状態において、操作パネル11の照明スイッチ12を
操作する(図10、ステップS1)と、その信号は図9
のブロック図に示すようにシスコン80に送出される。
このとき、照明装置5及び照明装置6の位置センサ59
の検出信号は、OFFの状態(即ち、収納位置以外)に
あるため(ステップS2)、照明装置5及び照明装置6
の蛍光ランプ15を点灯するように制御されている(ス
テップS4)。これにより、装置周辺の光量が少なくて
も光源を補うことができるため、被写体をモニタ9の画
面上に鮮明に映し出すことができる。
【0053】一方、照明装置5を収納する場合、その折
り畳み動作について説明する。なお特に、図1及び図6
〜図8を参照するものとする。この収納操作において、
支柱3、照明装置5及び照明装置6のうちのいずれら折
り畳んでもよい。例えば、照明装置5及び照明装置6
が、図6に示したように起立した状態であれば、前述の
組み立て動作と逆の操作を行う。
り畳み動作について説明する。なお特に、図1及び図6
〜図8を参照するものとする。この収納操作において、
支柱3、照明装置5及び照明装置6のうちのいずれら折
り畳んでもよい。例えば、照明装置5及び照明装置6
が、図6に示したように起立した状態であれば、前述の
組み立て動作と逆の操作を行う。
【0054】次に、カメラヘッド2及び支柱3の収納操
作について説明する。カメラヘッド2は前述したよう
に、図8(a)に示す使用位置(点線)と収納位置(実
線)をとり得るように支柱3に対して回動可能に軸支さ
れている。ここで、図7(a)、(b)においてカメラ
ヘッド2の回動動作について説明する。図7(a)は装
置本体の上面図、また図7(b)は図7(a)のV矢視
図である。カメラヘッド2は、レンズ1を包み込む円筒
部2aと、レンズ1の制御や映像信号処理等を行うため
の基板類(不図示)を包み込むブロック2bとを有する
異形な形状から成っている。また、使用時におけるカメ
ラヘッド2のブロック2bは、図7(a)に示すように
支柱3の延伸方向と同方向に位置するように構成されて
いる。
作について説明する。カメラヘッド2は前述したよう
に、図8(a)に示す使用位置(点線)と収納位置(実
線)をとり得るように支柱3に対して回動可能に軸支さ
れている。ここで、図7(a)、(b)においてカメラ
ヘッド2の回動動作について説明する。図7(a)は装
置本体の上面図、また図7(b)は図7(a)のV矢視
図である。カメラヘッド2は、レンズ1を包み込む円筒
部2aと、レンズ1の制御や映像信号処理等を行うため
の基板類(不図示)を包み込むブロック2bとを有する
異形な形状から成っている。また、使用時におけるカメ
ラヘッド2のブロック2bは、図7(a)に示すように
支柱3の延伸方向と同方向に位置するように構成されて
いる。
【0055】カメラヘッド5は、支柱3の先端部に固定
された関節ブロック60に軸支されている。カメラヘッ
ド2の関節ブロック60との接合面2cは、支柱3の延
伸方向に対して垂直方向にカッティングした傾斜面で形
成されている。また、カメラヘッド2の関節ブロック6
0との結合部には回動機構が設けられており、これによ
りカメラヘッド2は、関節ブロック60(支柱3)に対
して所定角度だけ可動可能に軸支されている。なお、回
動機構は前述したものと同じである。
された関節ブロック60に軸支されている。カメラヘッ
ド2の関節ブロック60との接合面2cは、支柱3の延
伸方向に対して垂直方向にカッティングした傾斜面で形
成されている。また、カメラヘッド2の関節ブロック6
0との結合部には回動機構が設けられており、これによ
りカメラヘッド2は、関節ブロック60(支柱3)に対
して所定角度だけ可動可能に軸支されている。なお、回
動機構は前述したものと同じである。
【0056】カメラヘッド2を図7(b)、或いは図8
(a)に示した矢印X方向に回動させる。そうすると、
カメラヘッド2は支柱3のセンタ軸61を中心に回動す
る。カメラヘッド2は、図8(a)に示すように使用位
置(点線)から収納位置(実線)までのほぼ90度の範
囲において回動可能であるが、図示しない規制手段によ
りそれ以上回動しないように規制されている。収納位置
におけるカメラヘッド2は、図8(a)に示すように支
柱のセンタ軸61に対して水平方向に保持されるように
なっている。
(a)に示した矢印X方向に回動させる。そうすると、
カメラヘッド2は支柱3のセンタ軸61を中心に回動す
る。カメラヘッド2は、図8(a)に示すように使用位
置(点線)から収納位置(実線)までのほぼ90度の範
囲において回動可能であるが、図示しない規制手段によ
りそれ以上回動しないように規制されている。収納位置
におけるカメラヘッド2は、図8(a)に示すように支
柱のセンタ軸61に対して水平方向に保持されるように
なっている。
【0057】カメラヘッド2を収納位置に回動させ、次
に解除レバー8を押して支柱3のロック状態を解除す
る。そして、支柱3を矢印W方向に回動させカメラヘッ
ド2を収納位置にロックさせる。また、カメラヘッド2
の原稿台4と相対する面には、緩衝材2dが設けられて
いる。本発明装置での緩衝材2dはゴム部材を使用して
いるが、特にこれに限ったものではない。収納状態で
は、カメラヘッド2に設けられた緩衝材2dが、原稿台
4の被写体載置面4aに当接しており、原稿台4の被写
体載置面4aに対する損傷等を防止している。また、支
点7には図示しないダンパー機構が設けられており、操
作時(ロック解除時)の急激な倒れを防止している。収
納時の装置本体は図8(b)に示されるように、持ち運
びのためのキャリングハンドル25を原稿台4から引き
出し得るようになっている。
に解除レバー8を押して支柱3のロック状態を解除す
る。そして、支柱3を矢印W方向に回動させカメラヘッ
ド2を収納位置にロックさせる。また、カメラヘッド2
の原稿台4と相対する面には、緩衝材2dが設けられて
いる。本発明装置での緩衝材2dはゴム部材を使用して
いるが、特にこれに限ったものではない。収納状態で
は、カメラヘッド2に設けられた緩衝材2dが、原稿台
4の被写体載置面4aに当接しており、原稿台4の被写
体載置面4aに対する損傷等を防止している。また、支
点7には図示しないダンパー機構が設けられており、操
作時(ロック解除時)の急激な倒れを防止している。収
納時の装置本体は図8(b)に示されるように、持ち運
びのためのキャリングハンドル25を原稿台4から引き
出し得るようになっている。
【0058】ところで、上述の実施例においては、照明
装置5(及び照明装置6)と透過照明装置13の光源を
別個独立で備え、照明装置5の起伏位置を検出手段によ
って検出して、その検出信号によりいずれを点灯するか
を選択的に制御する。更に本発明によれば、照明装置5
の光源を透過照明用として兼用し得るように構成するこ
とができる。次にこの光源を兼用する例を説明する。
装置5(及び照明装置6)と透過照明装置13の光源を
別個独立で備え、照明装置5の起伏位置を検出手段によ
って検出して、その検出信号によりいずれを点灯するか
を選択的に制御する。更に本発明によれば、照明装置5
の光源を透過照明用として兼用し得るように構成するこ
とができる。次にこの光源を兼用する例を説明する。
【0059】図11は、この場合の照明装置(照明装置
5又は照明装置6)を収納した状態での概略断面図であ
る。なお、上記実施例と実質的に同一部材には同一符号
を用いている。図において、70は拡散板、71は導光
板である。拡散板70は原稿台4に一体的に備えられて
おり、その上面70aを原稿台4の被写体載置面4aと
ほぼ同一面、もしくは若干低い位置に設けられている。
また、拡散板70は、乳白色のアクリル系の樹脂で形成
されている。
5又は照明装置6)を収納した状態での概略断面図であ
る。なお、上記実施例と実質的に同一部材には同一符号
を用いている。図において、70は拡散板、71は導光
板である。拡散板70は原稿台4に一体的に備えられて
おり、その上面70aを原稿台4の被写体載置面4aと
ほぼ同一面、もしくは若干低い位置に設けられている。
また、拡散板70は、乳白色のアクリル系の樹脂で形成
されている。
【0060】導光板71は、原稿台4内部に設けられて
おり、その端面71aを原稿台4の側面部4bと同一
面、もしくは若干低くなるように設定してある。また、
導光板71は透明な樹脂材により形成されており、本発
明装置では透明アクリル材を使用している。更に、導光
板71の下面71b(拡散板70とは逆の面)にはグリ
ット状にドット形状73がシルク印刷されており、その
ドット間のピッチnはレンズの光軸51(原稿台4の中
央)に近づくにつれて狭くなるように設定されている。
おり、その端面71aを原稿台4の側面部4bと同一
面、もしくは若干低くなるように設定してある。また、
導光板71は透明な樹脂材により形成されており、本発
明装置では透明アクリル材を使用している。更に、導光
板71の下面71b(拡散板70とは逆の面)にはグリ
ット状にドット形状73がシルク印刷されており、その
ドット間のピッチnはレンズの光軸51(原稿台4の中
央)に近づくにつれて狭くなるように設定されている。
【0061】また、導光板71の原稿台4に対する高さ
方向の位置は、収納時における照明装置の蛍光ランプ1
5のセンタ72とほぼ同一になるように備えられてい
る。更に、導光板71の端面71a(原稿台4の側面部
4b)と蛍光ランプ15の表面(導光板71に近い側)
との距離mは、好適には5mm以下に設定してある。
方向の位置は、収納時における照明装置の蛍光ランプ1
5のセンタ72とほぼ同一になるように備えられてい
る。更に、導光板71の端面71a(原稿台4の側面部
4b)と蛍光ランプ15の表面(導光板71に近い側)
との距離mは、好適には5mm以下に設定してある。
【0062】このような構成において、操作パネル11
の照明スイッチ12を操作すると、その信号はシスコン
(不図示)に送出され、蛍光ランプ15を点灯するよう
になっている。そして、導光板71の端面71aに照射
された光は、導光板71内部に導かれる。照射された光
74は、幾度か導光板71の内壁(空気との境界面)で
反射しながら該導光板71内を進んでいく。なお、光が
導光板71の内壁に干渉する度に、外部へ漏れる(導光
板71外部)光もあるため、光量は減少しながら進んで
いく。照射された光74は、導光板71の下面に印刷さ
れたドット73に干渉することにより、光の経路が拡散
板70の方向からほぼ垂直に変換される。このように垂
直方向に変換された光74は導光板71の外部に照射さ
れるようになっている。
の照明スイッチ12を操作すると、その信号はシスコン
(不図示)に送出され、蛍光ランプ15を点灯するよう
になっている。そして、導光板71の端面71aに照射
された光は、導光板71内部に導かれる。照射された光
74は、幾度か導光板71の内壁(空気との境界面)で
反射しながら該導光板71内を進んでいく。なお、光が
導光板71の内壁に干渉する度に、外部へ漏れる(導光
板71外部)光もあるため、光量は減少しながら進んで
いく。照射された光74は、導光板71の下面に印刷さ
れたドット73に干渉することにより、光の経路が拡散
板70の方向からほぼ垂直に変換される。このように垂
直方向に変換された光74は導光板71の外部に照射さ
れるようになっている。
【0063】また、光源(蛍光ランプ15)が導光板7
1の両端部に設けられており、光の照射率は必然的に原
稿台4の中央部に向かうに従って低下するが、極力均等
な光が拡散板70全面に照射されるため、ドット73の
ピッチnを原稿台4中央に向かうに従って細かくしてい
る。これによって、拡散板70は全面を略均等の光量に
より発光するようになっている。この場合において、更
に照明装置を起立して使用したい場合は、前述の実施例
で述べたように組み立てて使用可能となる。また、この
ときも照明スイッチ12を操作すると蛍光ランプ15が
点灯し、良好な画像を得ることができる。
1の両端部に設けられており、光の照射率は必然的に原
稿台4の中央部に向かうに従って低下するが、極力均等
な光が拡散板70全面に照射されるため、ドット73の
ピッチnを原稿台4中央に向かうに従って細かくしてい
る。これによって、拡散板70は全面を略均等の光量に
より発光するようになっている。この場合において、更
に照明装置を起立して使用したい場合は、前述の実施例
で述べたように組み立てて使用可能となる。また、この
ときも照明スイッチ12を操作すると蛍光ランプ15が
点灯し、良好な画像を得ることができる。
【0064】このように照明装置の光源を透過照明用と
しても兼用し得るように構成することにより、装置本体
を小型、軽量にすると共に、装置全体のコストを低減す
ることができる等の有利である。なお、この場合におい
ても装置の適正作動を保証している。
しても兼用し得るように構成することにより、装置本体
を小型、軽量にすると共に、装置全体のコストを低減す
ることができる等の有利である。なお、この場合におい
ても装置の適正作動を保証している。
【0065】以上本発明を実施例について説明したが、
上記実施例で用いた具体的数値等はそれのみに限定され
るものでなく、本発明の範囲内で適宜変更可能である。
例えば、照明装置において各回動部に設けられる回動機
構の特に回動角度等は、好適な例として90°の場合を
説明したが、これよりも大きく或いは小さい範囲の適宜
の角度で設定可能である。
上記実施例で用いた具体的数値等はそれのみに限定され
るものでなく、本発明の範囲内で適宜変更可能である。
例えば、照明装置において各回動部に設けられる回動機
構の特に回動角度等は、好適な例として90°の場合を
説明したが、これよりも大きく或いは小さい範囲の適宜
の角度で設定可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラヘッドを被写体載置面上に折り畳み可能に軸支する
と共に、照明装置を原稿台側面に折り畳み可能に軸支
し、各々単独で折り畳み可能に構成したことによって、
双方の折り畳み順序に規制されるとなく、折り畳みの誤
操作が解消され、容易且つ的確に操作することができ
る。また、照明装置をカメラヘッドの撮像領域外に収納
したため、使用時以外に照明装置を起立する必要がな
く、組立、折り畳みの操作性が簡略化できる等の利点を
有している。
メラヘッドを被写体載置面上に折り畳み可能に軸支する
と共に、照明装置を原稿台側面に折り畳み可能に軸支
し、各々単独で折り畳み可能に構成したことによって、
双方の折り畳み順序に規制されるとなく、折り畳みの誤
操作が解消され、容易且つ的確に操作することができ
る。また、照明装置をカメラヘッドの撮像領域外に収納
したため、使用時以外に照明装置を起立する必要がな
く、組立、折り畳みの操作性が簡略化できる等の利点を
有している。
【図1】本発明の画像入力装置の実施例における全体構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】本発明の画像入力装置に係る照明装置の構成及
び作用を示す(a)は斜視図、(b)は(a)のY−Y
線に沿う断面図である。
び作用を示す(a)は斜視図、(b)は(a)のY−Y
線に沿う断面図である。
【図3】(a)及び(b)は本発明の画像入力装置に係
る照明装置の構成及び作用を示すそれぞれ斜視図であ
る。
る照明装置の構成及び作用を示すそれぞれ斜視図であ
る。
【図4】本発明の画像入力装置に係る照明装置のロック
手段の構成例を示す断面図である。
手段の構成例を示す断面図である。
【図5】本発明の画像入力装置に係る照明装置の回動機
構の構成例を示す(a)は斜視図、(b)は断面図であ
る。
構の構成例を示す(a)は斜視図、(b)は断面図であ
る。
【図6】本発明の画像入力装置における組み立て使用時
の状態を示す斜視図である。
の状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の画像入力装置における収納時のカメラ
ヘッドの回動動作について説明す(a)は平面図、
(b)は側面図である。
ヘッドの回動動作について説明す(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図8】(a)及び(b)は本発明の画像入力装置にお
ける収納時の作用を説明するそれぞれ斜視図である。
ける収納時の作用を説明するそれぞれ斜視図である。
【図9】本発明の画像入力装置におけるシステムコント
ローラの構成例を示すブロック図である。
ローラの構成例を示すブロック図である。
【図10】本発明の画像入力装置における照明装置の起
伏位置検出手段を作用を説明するフローチャートであ
る。
伏位置検出手段を作用を説明するフローチャートであ
る。
【図11】本発明の画像入力装置の実施例における変形
例を示す要部断面図である。
例を示す要部断面図である。
【図12】従来の画像入力装置の構成例を斜視図であ
る。
る。
1 レンズ 2 カメラヘッド 3 支柱 4 原稿台 5 照明装置(右側) 6 照明装置(左側) 7 支点 8 解除レバー 13 透過照明装置 14 ランプケース 16 関節 18 支持パイプ 19 反射板 20 ソケット 21 回動ベース 22 回動部材 23 サラバネ 24 押え板 52 ロック解除ボタン 53 ロックプレート 54 支持軸 55 ロックバネ 56 ロック孔 57 規制プレート 58 ロックピン 59 位置センサ 70 拡散板 71 導光板 72 センタ 73 ドット形状
Claims (4)
- 【請求項1】 被写体載置面を有する原稿台と、レンズ
を設けたカメラヘッドと、カメラヘッドを原稿台上方に
位置させるように支持する前記原稿台から起伏自在な支
柱と、被写体を照明するための照明装置とを備え、 前記カメラヘッドを支持する前記支柱を前記被写体載置
面上に折り畳み可能に構成すると共に、前記照明装置を
前記原稿台の側面部に折り畳み可能に構成したことを特
徴とする画像入力装置。 - 【請求項2】 前記カメラヘッドを支持する前記支柱と
前記照明装置は、いずれか単独で又は同時に起伏可能に
構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像
入力装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像入力装置におい
て、 被写体載置面上の被写体を透過照明するための透過照明
装置と、前記照明装置及び前記透過照明装置を点灯させ
る照明ボタンと、前記照明装置の起伏状態を検出する検
出手段とを備え、 前記照明ボタンを操作したときに、前記照明装置が収納
位置にある場合は、前記照明装置の光源の点灯を禁止
し、前記照明装置が収納位置以外にある場合は前記透過
照明装置の光源の点灯を禁止するようにしたことを特徴
とする画像入力装置。 - 【請求項4】 前記照明装置が収納位置にある場合は、
前記照明装置の光源の点灯を禁止させると同時に前記透
過照明装置の光源を点灯し、前記照明装置が収納位置以
外にある場合は、前記透過照明装置の光源の点灯を禁止
させると同時に前記照明装置の光源を点灯するようにし
たことを特徴とする請求項3に記載の画像入力装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7085402A JPH08289187A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 画像入力装置 |
US08/629,572 US6317155B1 (en) | 1995-04-11 | 1996-04-09 | Image input apparatus with illumination devices stored away from camera image pickup |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7085402A JPH08289187A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 画像入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08289187A true JPH08289187A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13857800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7085402A Pending JPH08289187A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08289187A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007325176A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Elmo Co Ltd | 資料提示装置 |
CN111339795A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-06-26 | 上海艾舜杰信息科技有限公司 | 一种智能数据采集终端 |
CN114458881A (zh) * | 2022-01-19 | 2022-05-10 | 北京数字众智科技有限公司 | 一种影音采集及三维展示系统 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP7085402A patent/JPH08289187A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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