JPH08289062A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH08289062A
JPH08289062A JP7108995A JP10899595A JPH08289062A JP H08289062 A JPH08289062 A JP H08289062A JP 7108995 A JP7108995 A JP 7108995A JP 10899595 A JP10899595 A JP 10899595A JP H08289062 A JPH08289062 A JP H08289062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
circuit board
image
signal
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7108995A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
隆史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7108995A priority Critical patent/JPH08289062A/ja
Publication of JPH08289062A publication Critical patent/JPH08289062A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理用回路基板が正常か否かを自己診断
することができる画像処理装置を提供する。 【構成】 制御部122により生成されたテストパター
ン画像信号が画像加工部120によりサンプリングさ
れ、該サンプリングされた画像データの内容から画像加
工基板の不具合が制御部122により検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像処理用回路
基板を有する複写機等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置において
は、画像の異常が発生した場合に、複数の画像処理用回
路基板のどれが壊れたか或は壊れているか否かを自己診
断する機能はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述した従来
例にあっては、サービスマンには、画像処理用回路基板
が壊れたのか否か、また、壊れているのはどの画像処理
用回路基板かを容易に特定することができないため、壊
れていない画像処理用回路基板を含む全ての画像処理用
回路基板を交換することとなり、サービスコストが高く
なるという問題点があった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、画像処理用回路基板が正常か否かを自己
診断することができる画像処理装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の画像処理装置は、複数の画像処理
用回路基板を有する画像処理装置において、テストパタ
ーン画像信号を生成する信号生成手段と、該信号生成手
段により生成された画像信号をサンプリングするサンプ
リング手段と、該サンプリング手段によりサンプリング
した画像データの内容から画像処理用回路基板の不具合
を検出する検出手段とを具備したことを特徴とするもの
である。
【0006】また、同じ目的を達成するために本発明の
請求項2の画像処理装置は、請求項1の画像処理装置に
おいて、前記信号生成手段は、シェーディング補正用R
AM(ランダムアクセスメモリ)の内容を画像信号とし
て読み出す回路であることを特徴とするものである。
【0007】また、同じ目的を達成するために本発明の
請求項3の画像処理装置は、請求項1の画像処理装置に
おいて、前記サンプリング手段は、変倍用RAM(ラン
ダムアクセスメモリ)の内容を前記検出手段が読み出せ
るようにした回路であることを特徴とするものである。
【0008】また、同じ目的を達成するために本発明の
請求項4の画像処理装置は、請求項1の画像処理装置に
おいて、情報を表示する表示手段と、前記検出手段が画
像処理用回路基板の不具合を検出した場合にエラー情報
を前記表示手段に表示するように制御する表示制御手段
とを具備したことを特徴とするものである。
【0009】また、同じ目的を達成するために本発明の
請求項5の画像処理装置は、請求項1の画像処理装置に
おいて、前記検出手段が画像処理用回路基板の不具合を
検出した場合に装置の動作を禁止するように制御する第
1の動作制御手段を具備したことを特徴とするものであ
る。
【0010】また、同じ目的を達成するために本発明の
請求項6の画像処理装置は、請求項1の画像処理装置に
おいて、複数の画像処理用回路基板を通る画像データの
流れを変えるデータ流れ変更手段を具備し、該データ流
れ変更手段によって特定の画像処理用回路基板に画像デ
ータを流すか否かを制御することで、どの画像処理用回
路基板に不具合があるかを特定することを特徴とするも
のである。
【0011】更に、同じ目的を達成するために本発明の
請求項7の画像処理装置は、請求項6の画像処理装置に
おいて、どの画像処理用回路基板に不具合があるかを特
定した場合に不具合のある画像処理用回路基板が関わる
機能の動作は禁止し且つそれ以外の機能の動作は継続し
て行われるように制御する第2の制御手段を具備したこ
とを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1の画像処理装置は、信号生成手段によ
り生成されたテストパターン画像信号がサンプリング手
段によりサンプリングされ、該サンプリングされた画像
データの内容から画像処理用回路基板の不具合が検出手
段により検出される。
【0013】請求項2の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置の作用に加えて、前記信号生成手段を、シェ
ーディング補正用RAM(ランダムアクセスメモリ)の
内容を画像信号として読み出す回路とした。
【0014】請求項3の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置の作用に加えて、前記サンプリング手段を、
変倍用RAM(ランダムアクセスメモリ)の内容を前記
検出手段が読み出せるような回路とした。
【0015】請求項4の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置の作用に加えて、前記検出手段が画像処理用
回路基板の不具合を検出した場合に、エラー情報が表示
制御手段の制御により表示手段に表示される。
【0016】請求項5の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置の作用に加えて、前記検出手段が画像処理用
回路基板の不具合を検出した場合に、装置の動作を禁止
するように第1の動作制御手段により制御される。
【0017】請求項6の画像処理装置は、請求項1の画
像処理装置の作用に加えて、複数の画像処理用回路基板
を通る画像データの流れを変えるデータ流れ変更手段に
よって特定の画像処理用回路基板に画像データを流すか
否かが制御されることで、どの画像処理用回路基板に不
具合があるかが特定される。
【0018】請求項7の画像処理装置は、請求項6の画
像処理装置の作用に加えて、どの画像処理用回路基板に
不具合があるかが特定された場合に、不具合のある画像
処理用回路基板が関わる機能の動作が禁止され且つそれ
以外の機能の動作が継続されるように第2の動作制御手
段により制御される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0020】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1乃至図7に基づき説明する。図1は、本発明の第
1実施例に係る画像処理装置であるデジタル・カラー複
写機の画像処理回路の構成を示すブロック図であり、同
図中、100はメイン基板(画像処理用回路基板)、1
01は原稿からの反射光を色分解して電気信号に変換す
る3ラインのCCD(電荷結合素子)である。102は
CCD101からのアナログRGB信号をデジタル信号
に変換するA/D変換部である。103はシェーディン
グ補正部(信号生成手段)で、CCD101の各画素の
感度を補正し、光源の光量の傾きを補正するものであ
る。このシェーディング補正部103の詳細について
は、図2及び図3を用いて後述する。図1において、R
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各信号
は、A/D変換部102から出力された8ビットのデジ
タル画像信号である。
【0021】本実施例で用いているCCD101は、R
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)用のそれぞ
れ3つのCCDラインセンサーが、ある一定距離を持っ
て配置されている。このため、このデジタル画像信号
は、この空間的ズレによって発生した時間的なズレを持
った信号となっている。104は3ラインつなぎ部で、
前記時間的なズレを補正するものである。105は入力
マスキング部で、CCD101のRGBの分光特性を標
準RGB空間に補正するための演算を行うものである。
106はLOG変換部で、これはRAM(ランダムアク
セスメモリ)によって構成されたルックアップテーブル
であり、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)
の輝度信号がそれぞれC(シアン)、M(マゼンタ)、
Y(イエロー)の濃度信号に変換される。107はマス
キング/UCR部で、入力されたC(シアン)、M(マ
ゼンタ)、Y(イエロー)の濃度信号からプリント記録
用に使われるトナーの色の濁りを除去するための演算
と、Bk(ブラック)信号を生成する。
【0022】108は第1のトライステイトバッファ
(データ流れ変更手段)、109はF値補正部で、これ
はプリントする濃度の指定に合わせて濃度値(F値)を
各色ごとに補正するための補正テーブルである。110
は画像の大きさを変える変倍部である。111は第1の
セレクタ、112は画像データの変倍用メモリである第
1のRAM(ランダムアクセスメモリ)、113は画像
データの変倍用メモリである第2のRAM(ランダムア
クセスメモリ)、114はアドレス生成用カウンタで、
第1、第2のRAM112、113用のアドレスを生成
する。115、116、117は第1、第2、第3のセ
レクタである。118、119は第2、第3のトライス
テイトバッファ(データ流れ変更手段)、120は画像
加工部で、画像の輪郭部抽出処理等を行う。121はイ
ンバータ、122は制御部、123は画像加工基板(画
像処理用回路基板)で、該画像加工基板123には、第
3のトライステイトバッファ119と、画像加工部12
0が装着されている。また、メイン基板100には、C
CD101、A/D変換部102、シェーディング補正
部103、3ラインつなぎ部104、入力マスキング部
105、LOG変換部106、マスキング/UCR部1
07、第1のトライステイトバッファ108、F値補正
部109、変倍部110、第1のセレクタ111、第
1、第2のRAM112、113、アドレス生成用カウ
ンタ114、第1〜第3のセレクタ115〜117、第
2のトライステイトバッファ118がそれぞれ装着され
ている。
【0023】そして、ADD−IN信号が「1」の場合
には、第1のトライステイトバッファ108の出力はオ
ープンになり、画像信号はマスキング/UCR部10
7、画像加工部120、第2のトライステイトバッファ
119、F値補正部109の順に流れる。逆に、ADD
−IN信号が「0」の場合には、画像信号はマスキング
/UCR部107、第1のトライステイトバッファ10
8、F値補正部109の順に流れる。
【0024】なお、図1中、124はNOT回路、12
5はAND回路である。
【0025】図11において、変倍部110、変倍用R
AM112,113、セレクタ115〜117、アドレ
ス生成用カウンタ114及び第2のトライステイトバッ
ファ118によって、サンプリング手段Sが構成されて
いる。
【0026】次に、制御部122の構成及び動作を図2
に基づき説明する。図2は、図1の制御部122の構成
を示すブロック図である。同図において、201は本装
置の制御を司るCPU(中央演算処理装置)で、該CP
U201の読み出し信号CPU−RD*、CPU201
の書き込み信号CPU−WR*を出力する。また、CP
U−DatはCPU201のデータバス、CPU−Ad
rはCPU201のアドレスバスである。202はCP
U201を動作させるプログラムを格納したROM(リ
ードオンリーメモリ)、203は各種プログラムのワー
クエリアとして用いるRAM(ランダムアクセスメモ
リ)、204はCPU201に接続されるI/Oポート
(入出力ポート)である。ADD−IN信号、CPU−
ACC信号、VO/SMP*信号、PG信号は、I/O
ポート204から出力された信号である。205はアド
レスデコーダ、206は画像を処理する基本クロックV
CLKを生成するための発振器で、その出力を分周回路
207で4分周したものが図3(a)に示すような基本
クロックVCLKとなる。また、基本クロックVCLK
をカウンタ208でカウントして、図3(b)に示すよ
うな1ラインごとの同期信号LSYNCを生成してい
る。
【0027】次に、シェーディング補正部103の構成
及び動作を図4及び図5に基づき説明する。シェーディ
ング補正部103は前述の通りCCD101の各画素の
感度を補正し、光源の光量の傾きを補正するものであ
る。その内部の構成は、図4(a)のRed(レッド)
の信号用のブロック401、図4(b)のGreen
(グリーン)の信号用のブロック402、図4(c)の
Blue(ブルー)の信号用のブロック403からな
り、各ブロック401〜403は、入力される信号が異
なるだけで、全く同一の回路から構成されている。
【0028】図5は、Red(レッド)の信号用のブロ
ック401の詳細構成を示すブロック図である。同図に
おいて、504は乗算器(×)で、RAM503の出力
データと入力データR1との乗算を行う。通常の複写モ
ードの場合には、VO/SMP*が「1」で、SH−A
CCは「0」であり、その場合には、セレクタ502の
A端子から入力されるカウンタ506の出力がRAM5
03のアドレスとして入力される。RAM503には予
め図2のCPU201で画素ごとの補正値に応じた値が
書き込まれている。RAM503のデータを図2のCP
U201で読み書きする際には、SH−ACCは「1」
にする。SH−ACCを「1」にするとセレクタ50
1、502、508、509は、それぞれB端子とY端
子とがつながり、RAM503にはCPUアドレスバス
CPU−Adr,CPUデータバスCPU−Dat、C
PU−RD*、CPU−WR*信号がそれぞれつなが
る。
【0029】また、SH−ACCが「0」で、VO−S
MP*が「0」の場合には、LSYNCが「0」の間、
RAM503のRE*端子には「1」が、WE*端子に
は「0」が入力されるので、RAM503に画像データ
R1のデータが書き込まれる。この後、SH−ACCを
「1」にして、このデータを図2のCPU201が読ん
で、画素ごとの補正値にRAM503のデータを書き換
える。
【0030】PGが「0」の場合が通常のコピーモード
状態であり、乗算器504の出力がR2としてセレクタ
505から出力される。VO/SMP*が「1」で、P
Gが「1」の場合には、RAM503のデータがそのま
まセレクタ505から出力される。ゆえに、RAM50
3に図2のCPU201で予め決まったパターンのデー
タを書き込んでおけば、パターン発生器として機能させ
ることができる。例えば、RAM503のアドレス
「0」番地から順に「0」から「255」までのデータ
を繰り返し全アドレスに書き込んでおけば、「0」から
「255」までのデータが繰り返しR2として出力され
る。
【0031】なお、図5中、507はセレクタ、51
0、511はAND回路、512、513は NOT回
路、514はOR回路である。
【0032】次に、変倍部110の動作を図1に基づき
説明する。デジタル・フルカラー複写機において主走査
方向の変倍は、画像データの変培用メモリである第1、
第2のRAM112、113への書き込みと、読み出し
を制御することで行われる。つまり、第1、第2のRA
M112、113から同じ画像データを続けて読み出せ
ば拡大したことになり、第1、第2のRAM112、1
13へ書き込む画像データを間引いて書き込めば縮小し
たことになる。第1、第2のRAM112、113の書
き込みと読み出しを制御する信号は、W/R*端子に入
力される。
【0033】CPU−ACCが「1」になるとセレクタ
115、116、117は、B端子とY端子とがつなが
るので、RAM113にはCPUアドレスバスCPU−
Adr、CPUデータバスCPU−Dat、CPU−R
D*が接続される。よって、CPU−ACCを「1」に
すると、第2のRAM113のデータを図2のCPU2
01は読むことができる。
【0034】次に、自己診断動作を図1に基づき説明す
る。自己診断は、電源投入時に機械のウェイトアップ待
ちの間に行う。シェーディング補正用RAM503(図
5参照)のアドレス「0」番地から順に「0」から「2
55」までのデータを繰り返し全アドレスに書き込んで
おき、VO/SMP*を「1」に、PGを「1」にし
て、「0」から「255」までのデータが繰り返しR
2、G2、B2として出力されるようにする。
【0035】そして、ADD−IN信号を「1」にし
て、3ラインつなぎ部104、入力マスキング部10
5、LOG変換部106、マスキング/UCR部10
7、画像加工部120、F値補正部109の設定を、そ
れぞれ入力データがそのまま出力されるように設定して
おく。ADD−IN信号を「1」にすれば、画像加工部
120に信号が通るが、ADD−IN信号が「0」であ
れば、画像加工部120には信号は通らず、マスキング
/UCR部107の出力信号は、そのままF値補正部1
09に入力される。
【0036】このとき、メイン基板100及び画像加工
基板123が正常であれば、第2のRAM113に書き
込まれた画像データを図2のCPU201で読めば、
「0」から「255」までの繰り返しのデータが読める
はずである。
【0037】まず、ADD−IN信号を「1」にして、
もし、「0」から「255」までの繰り返しのデータが
読めなければ、どこかに不具合があると判定することが
できる。この場合次に、ADD−IN信号を「0」にし
て、つまり画像加工部120には信号を通さずに、第2
のRAM113に書き込まれた画像データを図2のCP
U201で読んで、「0」から「255」までの繰り返
しのデータが読めれば、画像加工部120に不具合があ
ったことがわかる。図1の点線で囲まれたメイン基板1
00と画像加工基板123が別の基板であったとすれ
ば、交換するべき基板は、画像加工基板123だけで良
いことは明確である。
【0038】このような自己診断の結果、基板の不具合
がわかった場合、図6に示す本実施例の画像処理装置6
00の操作部601の液晶表示画面602に、図7に示
すように“サービスマンを呼んで下さい。”というメッ
セージを表示し、基板が壊れたことを示すエラーコード
701と、どの基板が壊れたかを示すコード702を表
示して、機械の動作を禁止する。
【0039】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図8〜図10に基づき説明する。なお、本実施例に係
る画像処理装置の基本的な構成は、上述した第1実施例
の図1及び図6と同一であるから、両図を流用して説明
する。
【0040】上記第1実施例と同様の構成において、自
己診断の結果、基板の不具合を見つけた場合、図6の操
作部601の液晶表示画面602に、“サービスマンを
呼んで下さい。”というメッセージを表示し、基板が壊
れたことを示すエラーコード701と、どの基板が壊れ
たかを示すコード702を表示した後、不具合のあった
基板が例えば図1の画像加工基板123であった場合、
機械の動作を禁止せずにADD−IN信号を「0」にし
て、サービスマンが来て基板を交換するまでは、そのま
ま使えるようにすることも可能である。
【0041】つまり、画像の加工機能は使えなくなって
も、基本的な複写動作は続行できるようにする。
【0042】本実施例は、このように基本的な複写動作
を行う基板に不具合がない場合には、不具合のあった基
板だけを切り離して、最低の機能は使えるようにしたも
のである。
【0043】その場合、図6の操作部601の液晶表示
器等の表示画面602の表示は、スタンバイ時には図7
に示すようなエラー表示を行い、ユーザーが何かのキー
を押したら図8に示すような通常のコピー操作画面の表
示に戻るようにする。また、図6の画像加工キー603
を押した場合には、基板が正常な場合には、図9に示す
ように「斜体」、「文字加工」、「テクスチャー」、
「色変換」の4つのソフトキー901、902、90
3、904を表示し、各ソフトキー901〜904の操
作によりそれぞれの機能を選択することができる。しか
し、図1の画像加工基板123が壊れている場合には、
画像加工基板123で行う機能に対応するソフトキー9
02、903、904については、図10に示すように
点線表示して、その機能を選択できないようにする。ま
た、図11に示すように画像加工基板123で行う機能
に対応するソフトキー902、903、904について
は、全く表示しないようにすることも可能である。
【0044】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図12〜図14に基づき説明する。なお、本実施例に
係る画像処理装置の基本的な構成は、上述した第1実施
例の図1及び図6と同一であるから、両図を流用して説
明する。
【0045】上記第1実施例と同様の構成において、電
源投入時に自動的に自己診断を行うように設定しておく
と、機械の立ち上げが遅くなることが懸念される場合に
は、ユーザーに画像の異常で呼ばれたときや、定期点検
時にサービスマンが図6の操作部601で指示して自己
診断を行うようにすることも可能である。
【0046】その場合、まず、サービスマンが図6の操
作部601で特定のキー操作を行い、サービスモードに
入る。そして、図12に示す画面の自己診断ソフトキー
1201を押して、自己診断の開始を指示する。その結
果、基板に異常がなければ図13に示すように“異常な
し”というメッセージを表示し、いずれかの基板に異常
があった場合には、図14に示すように“異常あり”と
いうメッセージを表示し、同時にどの基板が壊れたかを
示すコード1401を表示する。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像処理装
置によれば、画像処理用回路基板が正常か否かを自己診
断することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】同実施例に係る画像処理装置における制御部の
構成を示すブロック図である。
【図3】同実施例に係る画像処理装置における同期信号
の説明図である。
【図4】同実施例に係る画像処理装置におけるシェーデ
ィング補正部の構成を示すブロック図である。
【図5】同実施例に係る画像処理装置におけるシェーデ
ィング補正部の構成を示すブロック図である。
【図6】同実施例に係る画像処理装置の外観斜視図であ
る。
【図7】同実施例に係る画像処理装置におけるエラー表
示画面の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る画像処理装置におけ
るコピー動作画面の一例を示す図である。
【図9】同実施例に係る画像処理装置における画像加工
画面の一例を示す図である。
【図10】同実施例に係る画像処理装置における画像加
工画面の一例を示す図である。
【図11】同実施例に係る画像処理装置における画像加
工画面の一例を示す図である。
【図12】本発明の第3実施例に係る画像処理装置にお
ける自己診断モードの操作画面の一例を示す図である。
【図13】同実施例に係る画像処理装置における自己診
断モードの操作画面の一例を示す図である。
【図14】同実施例に係る画像処理装置における自己診
断モードの操作画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 メイン基板(画像処理用回路基板) 101 CCD 102 A/D変換器 103 シェーディング補正部(信号生成手段) 104 3ラインつなぎ部 105 入力マスキング部 106 LOG変換部 107 マスキング/UCR部 108 第1のトライステイトバッファ(データ流れ変
更手段) 109 F値補正部 110 変倍部 112 第1の変倍用のRAM 113 第2の変倍用のRAM 114 アドレス生成用カウンタ 115 セレクタ 116 セレクタ 117 セレクタ 118 第2のトライステイトバッファ 119 第3のトライステイトバッファ(データ流れ変
更手段) 120 画像加工部 121 インバータ 122 制御部(検出手段、表示制御手段、第1及び第
2の動作制御手段) 123 画像加工基板(画像処理用回路基板) 601 操作部(表示手段) 602 表示画面(表示手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像処理用回路基板を有する画像
    処理装置において、テストパターン画像信号を生成する
    信号生成手段と、該信号生成手段により生成された画像
    信号をサンプリングするサンプリング手段と、該サンプ
    リング手段によりサンプリングした画像データの内容か
    ら画像処理用回路基板の不具合を検出する検出手段とを
    具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記信号生成手段は、シェーディング補
    正用RAM(ランダムアクセスメモリ)の内容を画像信
    号として読み出す回路であることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリング手段は、変倍用RAM
    (ランダムアクセスメモリ)の内容を前記検出手段が読
    み出せるようにした回路であることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 情報を表示する表示手段と、前記検出手
    段が画像処理用回路基板の不具合を検出した場合にエラ
    ー情報を前記表示手段に表示するように制御する表示制
    御手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が画像処理用回路基板の不
    具合を検出した場合に装置の動作を禁止するように制御
    する第1の動作制御手段を具備したことを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の画像処理用回路基板を通る画像デ
    ータの流れを変えるデータ流れ変更手段を具備し、該デ
    ータ流れ変更手段によって特定の画像処理用回路基板に
    画像データを流すか否かを制御することで、どの画像処
    理用回路基板に不具合があるかを特定することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 どの画像処理用回路基板に不具合がある
    かを特定した場合に不具合のある画像処理用回路基板が
    関わる機能の動作は禁止し且つそれ以外の機能の動作は
    継続して行われるように制御する第2の動作制御手段を
    具備したことを特徴とする請求項6記載の画像処理装
    置。
JP7108995A 1995-04-10 1995-04-10 画像処理装置 Pending JPH08289062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108995A JPH08289062A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108995A JPH08289062A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08289062A true JPH08289062A (ja) 1996-11-01

Family

ID=14498920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7108995A Pending JPH08289062A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08289062A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023595A (en) * 1996-05-07 2000-02-08 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus capable of remotely diagnosing failed portion of image processing unit
JP2002008011A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 検査・照合装置および検査・照合方法、ならびにこのプログラムを記録した記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023595A (en) * 1996-05-07 2000-02-08 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus capable of remotely diagnosing failed portion of image processing unit
JP2002008011A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 検査・照合装置および検査・照合方法、ならびにこのプログラムを記録した記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5287204A (en) Image recognition apparatus for judging between monochromic and color originals
US5434683A (en) Color image editing apparatus
JPH02249365A (ja) カラー画像処理装置
JPH07221971A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH1188584A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法及びコンピュータ可読メモリ
JPH08289062A (ja) 画像処理装置
JPH05316377A (ja) 画像処理装置
JP3260801B2 (ja) 画像処理装置およびそのテスト方法、並びに、判定回路
JP3846670B2 (ja) 画像読取装置
JPH07123240A (ja) デジタル画像処理システムの領域信号生成方法及び装置
JPH07123267A (ja) カラー画像形成装置
JPH11127303A (ja) 画像読取装置
JP2921850B2 (ja) 画像処理装置
JP3039657B2 (ja) 画像処理装置
JP3507097B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3214511B2 (ja) 画像合成装置
JPH1070627A (ja) 画像処理装置および複写装置
JPS6113261A (ja) カラ−画像処理装置
JPH04170866A (ja) 画像処理装置
JPH07262377A (ja) カラー画像処理方法及びその装置
JPH07274022A (ja) 画像形成装置
JP2008219465A (ja) 画像読取装置
JPH10215369A (ja) 画像形成装置
JPH09102839A (ja) 画像形成装置
JPH11355589A (ja) カラー画像形成装置