JPH08288644A - プリント基板の製造方法 - Google Patents

プリント基板の製造方法

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Publication number
JPH08288644A
JPH08288644A JP9044295A JP9044295A JPH08288644A JP H08288644 A JPH08288644 A JP H08288644A JP 9044295 A JP9044295 A JP 9044295A JP 9044295 A JP9044295 A JP 9044295A JP H08288644 A JPH08288644 A JP H08288644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
manufacturing
etching
pattern
photo solder
Prior art date
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Pending
Application number
JP9044295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Niijima
信一 新島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH08288644A publication Critical patent/JPH08288644A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストを安価にし、作業環境を良好に
し、微細パターンを形成可能とし、専用設備の使用を不
要とし、生産効率を良好にし、製造作業の熟練を不要と
する。 【構成】 基材21にスルーホール用孔26を設けたの
ち、基材21の表面とスルーホール用孔26の内面とに
銅めっき層22を設け、つぎに全面にフォトソルダレジ
ストインクを塗布しかつフォトソルダレジストインクを
スルーホール用孔26の内部に充填することにより、エ
ッチングレジスト層23を設け、つぎにパターン部、ス
ルーホール用孔26内部以外のフォトソルダレジスト層
23を除去することによりエッチングレジスト23a、
23bを形成し、つぎに銅めっき層22をエッチングし
て、パターン27とランドレススルーホール24とを形
成し、つぎにエッチングレジスト23a、23bを除去
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はランドレススルーホー
ルを有するプリント基板の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のプリント基板の製造方法
(半田剥離法)の説明図である。このプリント基板の製
造方法においては、まず図2(a)に示すように、基材1
にスルーホール用孔6を設けたのち、基材1の表面およ
びスルーホール用孔6の内面に銅めっき層2を設ける。
つぎに、図2(b)に示すように、パターン部およびスル
ーホール用孔6部を除いた部分にめっきレジスト3を設
ける。つぎに、図2(c)に示すように、めっきレジスト
3が存在しない部分すなわちパターン部およびスルーホ
ール用孔6部に半田めっき4を設ける。つぎに、図2
(d)に示すように、めっきレジスト3を除去する。つぎ
に、図2(e)に示すように、銅めっき層2を選択的にエ
ッチングして、パターン7およびランドレススルーホー
ル5を形成する。つぎに、図2(f)に示すように、半田
めっき4を除去する。
【0003】図3は従来の他のプリント基板の製造方法
(穴埋テンティング法)の説明図である。このプリント
基板の製造方法においては、まず図3(a)に示すよう
に、基材11にスルーホール用孔16を設けたのち、基
材11の表面およびスルーホール用孔16の内面に銅め
っき層12を設ける。つぎに、図3(b)に示すように、
インク充填機によりスルーホール用孔16内にインク1
3を充填する。つぎに、図3(c)に示すように、パター
ン部およびスルーホール用孔16部にエッチングレジス
ト14を設ける。つぎに、図3(d)に示すように、銅め
っき層12を選択的にエッチングして、パターン17お
よびランドレススルーホール15を形成する。つぎに、
図3(e)に示すように、エッチングレジスト14を除去
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2によって
説明したプリント基板の製造方法においては、めっきレ
ジスト3と半田めっき4とを設けるから、製造工程が長
く製造コストが高価となり、また半田めっき作業を行な
うから、作業環境が悪く、また微細パターンを形成する
ことができない。
【0005】また、図3によって説明したプリント基板
の製造方法においては、インク充填機のような専用設備
が必要であり、またインク13を充填したのちにエッチ
ングレジスト14を形成するから、製造工程が長く製造
コストが高価となり、また小径のスルーホール用孔16
内へのインク13の埋込性が悪いから、生産効率が低
く、またインク13の管理が難しく、熟練を要する。
【0006】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、製造コストが安価であり、作業環境が良
好であり、また微細パターンを形成することができ、専
用設備を使用する必要がなく、生産効率が良好であり、
また製造作業に熟練を要しないプリント基板の製造方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明においては、ランドレススルーホールを有
するプリント基板を製造する方法において、基材にスル
ーホール用孔を設け、上記基材の表面および上記スルー
ホール用孔の内面に銅めっき層を設け、フォトソルダレ
ジストインクを用いてパターン部および上記スルーホー
ル用孔の内部にエッチングレジストを形成し、上記銅め
っき層をエッチングして、パターンおよび上記ランドレ
ススルーホールを形成する。
【0008】
【作用】このプリント基板の製造方法においては、フォ
トソルダレジストインクにより形成したエッチングレジ
ストによりパターンの保護とランドレススルーホールの
保護とを行なうことができ、また半田めっき作業を行な
わず、また小径のスルーホール用孔内へのフォトソルダ
レジストインクの充填性が良好であり、またフォトソル
ダレジストインクの管理が簡単である。
【0009】
【実施例】図1はこの発明に係るプリント基板の製造方
法の説明図である。このプリント基板の製造方法におい
ては、まず図1(a)に示すように、基材21にスルーホ
ール用孔26を設けたのち、基材21の表面およびスル
ーホール用孔26の内面に銅めっき層22を設ける。つ
ぎに、図1(b)に示すように、スクリーン印刷機、カー
テンコーター、ロールコーター等を使用して全面にフォ
トソルダレジストインクを塗布するとともに、フォトソ
ルダレジストインクをスルーホール用孔26の内部にも
充填し、フォトソルダレジストインクを乾燥することに
より、エッチングレジスト層23を設ける。つぎに、図
1(c)に示すように、パターン部およびスルーホール用
孔26内部の以外のフォトソルダレジスト層23を紫外
線照射後の現像により除去することによってエッチング
レジスト23a、23bを形成する。つぎに、図1(d)
に示すように、銅めっき層22を選択的にエッチングし
て、パターン27およびランドレススルーホール24を
形成する。つぎに、図1(e)に示すように、エッチング
レジスト23a、23bをアルカリ水溶液を用いたブラ
シ研磨により除去する。つぎに、図1(f)に示すよう
に、フォトソルダレジスト25を設ける。つぎに、外径
加工を行なう。
【0010】このプリント基板の製造方法においては、
フォトソルダレジストインクにより形成したエッチング
レジスト23a、23bによりパターン27の保護とラ
ンドレススルーホール24の保護とを行なうことができ
るから、製造工程が短く製造コストが安価であり、また
半田めっき作業を行なわないから、作業環境が良好であ
り、また微細パターンを形成することができ、インク充
填機のような専用設備が不要であり、小径のスルーホー
ル用孔26内へのフォトソルダレジストインクの充填性
が良好であるから、生産効率が高く、またフォトソルダ
レジストインクの管理が簡単であり、熟練を要しない。
【0011】なお、上述実施例においては、ランドレス
スルーホール24内のエッチングレジスト23bをも除
去したが、電気的導通のみを目的としたランドレススル
ーホールについては、ランドレススルーホール24内の
エッチングレジスト23bを除去する必要がなく、この
場合にはブラシ研摩のみによってパターン27上のエッ
チングレジスト23aのみを除去すればよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るプ
リント基板の製造方法においては、フォトソルダレジス
トインクにより形成したエッチングレジストによりパタ
ーンの保護とランドレススルーホールの保護とを行なう
ことができるから、製造工程が短く製造コストが安価で
あり、また半田めっき作業を行なわないから、作業環境
が良好であり、また微細パターンを形成することがで
き、インク充填機のような専用設備が不要であり、小径
のスルーホール用孔内へのフォトソルダレジストインク
の充填性が良好であるから、生産効率が高く、またフォ
トソルダレジストインクの管理が簡単であり、製造作業
に熟練を要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプリント基板の製造方法の説明
図である。
【図2】従来のプリント基板の製造方法の説明図であ
る。
【図3】従来の他のプリント基板の製造方法の説明図で
ある。
【符号の説明】
21…基材 22…銅めっき層 23…フォトソルダレジスト層 23a…エッチングレジスト 23b…エッチングレジスト 24…ランドレススルーホール 26…スルーホール用孔 27…パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランドレススルーホールを有するプリント
    基板を製造する方法において、基材にスルーホール用孔
    を設け、上記基材の表面および上記スルーホール用孔の
    内面に銅めっき層を設け、フォトソルダレジストインク
    を用いてパターン部および上記スルーホール用孔の内部
    にエッチングレジストを形成し、上記銅めっき層をエッ
    チングして、パターンおよび上記ランドレススルーホー
    ルを形成することを特徴とするプリント基板の製造方
    法。
JP9044295A 1995-04-17 1995-04-17 プリント基板の製造方法 Pending JPH08288644A (ja)

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JP9044295A JPH08288644A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 プリント基板の製造方法

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JP9044295A JPH08288644A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 プリント基板の製造方法

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JP (1) JPH08288644A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286300A (ja) * 2004-03-03 2005-10-13 Mitsubishi Paper Mills Ltd 回路基板
JP2015018900A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 富士通株式会社 回路基板の製造方法、回路基板及び電子装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005286300A (ja) * 2004-03-03 2005-10-13 Mitsubishi Paper Mills Ltd 回路基板
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