JPH08287328A - 自動販売機の販売管理方式 - Google Patents

自動販売機の販売管理方式

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JPH08287328A
JPH08287328A JP8984995A JP8984995A JPH08287328A JP H08287328 A JPH08287328 A JP H08287328A JP 8984995 A JP8984995 A JP 8984995A JP 8984995 A JP8984995 A JP 8984995A JP H08287328 A JPH08287328 A JP H08287328A
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JP
Japan
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vending machine
product
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storage device
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Application number
JP8984995A
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English (en)
Inventor
Koichi Takaoka
浩一 高岡
Kunihiro Tsurumaru
邦浩 鶴丸
Shiro Okubo
志郎 大窪
Shigenobu Nishimura
重信 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品の売上の集計や、商品の売れ筋傾向の把
握などを迅速に行なうことができるようにする。 【構成】 料金の支払いを受ける過程、商品に対応して
設けられた複数の商品選択スイッチの操作を受ける過
程、商品選択スイッチの操作に応じて商品を送り出す過
程、釣銭を処理する過程等を経て商品を販売する自動販
売機に関する。商品の一回の販売毎の自動販売機の動作
及び商品の販売内容を履歴データとしてシステム履歴記
憶装置に書き込ませるようにして販売管理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク等
の販売に用いられる自動販売機の販売管理方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】音楽を録音したコンパクトディスク等を
販売する自動販売機が本出願人によって開発され、提供
されている。図4はその一例を示すものであって、自動
販売機Aは自動販売機本体1の前面の開口部に扉2を開
閉自在に設けて形成してあり、自動販売機本体1内に複
数種類のコンパクトディスク等の商品が収容してある。
自動販売機の前面の扉2には商品の見本3を並べて展示
してあり、各商品見本3の下側には商品選択釦4が設け
てある。また扉2の側部にはコイン投入口5や紙幣導入
口6、返却レバー7、釣銭出口8が設けてあり、さらに
クレジットカードを通すカードリーダー10や、数字を
入力するテンキー11、明細票を印字してレシートを発
行するプリンター12、モニター用のディスプレー1
3、スピーカー14等が設けてある。さらに自動販売機
Aの下端部には商品取り出し口15が設けてある。
【0003】この自動販売機Aにあって、コイン投入口
5から硬貨を投入したり、紙幣導入口6から紙幣を導入
したりして、商品の料金を支払った後に、希望する商品
の見本3に対応する商品選択釦4を押すことによって、
自動販売機本体1内の商品送り出し装置(図示省略)が
作動し、自動販売機本体1内に収容した商品から希望す
る種類の商品を商品取り出し口15内に落下させ、この
商品を商品取り出し口15から取り出すことができるよ
うにしてある。また釣銭は釣銭出口8から返却されるよ
うにしてあり、さらに明細票がプリンター12で印刷さ
れるようにしてある。料金の支払いは、硬貨や紙幣のよ
うな現金による前払いで行なう他に、クレジットカード
をカードリーダー10に通すことによって、後払い清算
で行なうこともできるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の自動販売機Aに
あって、商品の売上の集計や、商品の売れ筋傾向の把握
などは、自動販売機Aに収容した商品の数量から売れた
商品の数量を差引することによって、商品の販売個数等
を算出して行なう必要があり、手間がかかるという問題
があった。
【0005】また、自動販売機Aのシステムに異常が発
生したときには、異常発生の箇所を調べて手当てをする
必要があり、異常発生に迅速に対応することができない
という問題があり、また異常発生前に投入された金額が
分からない場合が多いために、料金の返還や商品の引
渡、返還する金額などについて客との間にトラブルが発
生するなど対応をスムーズに行なうことができないとい
う問題もあった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、商品の売上の集計や、商品の売れ筋傾向の把握な
どを迅速に行なうことができ、また自動販売機の異常発
生に対するトラブルに迅速に対応することができる自動
販売機の販売管理方式を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、料金
の支払いを受ける過程、商品に対応して設けられた複数
の商品選択スイッチ22の操作を受ける過程、商品選択
スイッチ22の操作に応じて商品を送り出す過程、釣銭
を処理する過程等を経て商品を販売する自動販売機にお
いて、商品の一回の販売毎の自動販売機の動作及び商品
の販売内容を履歴データとしてシステム履歴記憶装置2
4に書き込ませるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また請求項2の発明は、上記構成に加え
て、各過程毎に履歴データをシステム履歴記憶装置24
に書き込ませるようにすると共に、各過程毎に自動販売
機の異常発生の有無を判定し、異常発生のときは、その
過程でシステム履歴記憶装置24に書き込まれた履歴デ
ータと、異常発生内容のデータとを出力装置61から出
力させるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】さらに請求項3の発明は、上記構成に加え
て、出力装置61からの出力と同時に、表示装置29に
異常発生のメッセージを出力させるようにしたことを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明は、商品の一回の販売毎の自動
販売機の動作及び商品の販売内容を履歴データとしてシ
ステム履歴記憶装置24に書き込ませるようにしたもの
であり、商品の売上や、商品の販売個数等の販売内容を
履歴データとしてシステム履歴記憶装置24に残すこと
ができ、この履歴データに基づいて商品の売上の集計
や、商品の売れ筋動向の把握などを行なうことができ
る。
【0011】また請求項2の発明は、各過程毎に履歴デ
ータをシステム履歴記憶装置24に書き込ませるように
すると共に、各過程毎に自動販売機の異常発生の有無を
判定し、異常発生のときは、その過程でシステム履歴記
憶装置24に書き込まれた履歴データと、異常発生内容
のデータとを出力装置61から出力させるようにしたも
のであり、出力装置61から出力される異常発生内容の
データによって異常発生の箇所等を知ることができ、ま
た出力装置61から出力される履歴データによって料金
の投入の有無や投入金額等を確認することができる。
【0012】さらに請求項3の発明は、出力装置61か
らの出力と同時に、表示装置29に異常発生のメッセー
ジを出力させるようにしたものであり、表示装置29で
客に自動販売機の異常発生を知らせることができる。
【0013】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。自動
販売機Aの本体1内にはCPUとメモリからなるマイク
ロコンピュータ25が内蔵してある。そして図3に示す
ように、自動販売機Aの扉2に設けたカードリーダー1
0やテンキー11、自動販売機本体1内に設けたキーボ
ード52がそれぞれインターフェイスを介してこのマイ
クロコンピュータ25に接続してある。またマイクロコ
ンピュータ25にはハードディスク53がハードディス
クドライブ54を介して接続してある。図3において5
5は増設用のハードディスクである。さらにマイクロコ
ンピュータ25にはフロッピーディスク56に書き込ま
れたデータを読み取るフロッピーディスクドライブ57
が接続してある。
【0014】また、自動販売機Aの扉2のコイン投入口
5はコイン識別・計算器26に、紙幣導入口6は紙幣識
別・計算器27にそれぞれ接続してあり、これらのコイ
ン識別・計算器26や紙幣識別・計算器27はメカニカ
ルコントローラ58を介してマイクロコンピュータ25
に接続してある。コイン投入口5や紙幣導入口6から入
れられたコインや紙幣の金額をコイン識別・計算器26
や紙幣識別・計算器27で読み取り、その読み取ったデ
ータに基づいて投入合計金額をマイクロコンピュータ2
5で算出するようにしてある。このようにコインや紙幣
を用いて現金による前払いの支払いで購入できるように
する他に、本実施例では、クレジットカードを上記カー
ドリーダー10に通すことによって、クレジットカード
の磁気ストライプに書き込まれた識別データをカードリ
ーダー10で読み取り、この識別データに基づいた後払
い清算の支払いで購入できるようにもしてある。
【0015】さらに、マイクロコンピュータ25には出
力装置61が接続してある。本実施例では出力装置61
としてプリンター12を用いるようにしてあり、マイク
ロコンピュータ25によって制御しつつ明細票を印字す
るようにしてある。またマイクロコンピュータ25には
表示装置29が接続してある。本実施例では表示装置2
9として液晶画面のディスプレー13を用いるようにし
てあるが、スピーカー14を補助的に用いることもで
き、ディスプレー13やスピーカー14をマイクロコン
ピュータ25によって制御するようにしてある。ディス
プレー13はディスプレーコントローラー59を介して
制御するようにしてある。図3において20はマイクロ
コンピュータ25を通信回線に接続するためのモデムで
ある。
【0016】図4の実施例は音楽を録音したコンパクト
ディスク(以下CDと略称)を販売するための自動販売
機Aを示すものであり、CDのジャケットを商品見本3
として扉2に配列するようにしてある。図4の実施例で
は上3段にシングル盤のCDの商品見本3を、下3段に
アルバム盤のCDの商品見本3を配列するようにしてあ
り、各商品見本3に対応してその下側に商品選択釦4が
設けてある。また自動販売機本体1内には商品送り出し
装置23が設けてある。商品送り出し装置23は、商品
見本3に対応する商品(CD)を収容すると共に商品を
商品取り出し口15に送り出す機構(従来周知のものを
そのまま適用できるので詳細な説明は省略)を具備して
形成されるものであり、図2のようにメカニカルコント
ローラ58を介してマイクロンピュータ25に接続して
あって、商品の種類に対応して複数設けた商品選択スイ
ッチ22が操作されることによって送り出し機構が作動
するように、マイクロンピュータ25によって制御され
ている。すなわち、商品見本3に対応する商品選択釦4
を押すと、この見本3の商品に対応する商品選択スイッ
チ22がON動作するが、どの商品選択スイッチ22が
ONされたかをメカニカルコントローラ58によって検
出すると共に検出結果をマイクロコンピュータ25に入
力し、支払い金額等と比較して販売許可・不許可を判定
する。そしてマイクロコンピュータ25から販売許可が
出されると、メカニカルコントローラ58からの指令で
商品送り出し装置23を作動させ、見本3と同じ商品が
商品取り出し口15に送り出されるようになっている。
【0017】次に、上記のように形成される自動販売機
Aによって商品を販売する手順を説明する。コイン投入
口5や紙幣導入口6から現金を投入するか、あるいはカ
ードリーダー10にクレジットカードを通すことによっ
て、自動販売機Aの商品販売システムは作動を開始す
る。以下、現金販売時についての商品販売システムを図
1のフローチャートに従って説明すると、まず投入され
た硬貨や紙幣の金額と枚数及び投入合計金額がマイクロ
コンピュータ25でカウントされると共に計算される。
そしてまずこの過程で自動販売機Aのシステムの異常発
生の有無がマイクロコンピュータ25に設けられた異常
発生判定手段で判定される。
【0018】例えば、コイン識別・計算器26の不作動
という異常が発生した場合には(Y)、マイクロコンピ
ュータ25からの指令でプリンター12(出力装置6
1)を作動させ、異常発生判定手段で検出された異常発
生内容を示すエラーコード、すなわちコイン識別・計算
器26の作動不良を示すエラーコードを明細票に印字し
て異常明細票として出力させる。また同時に、マイクロ
コンピュータ25からの指令でディスプレー13(表示
装置29)を作動させ、ディスプレー13に異常発生の
メッセージ、例えば「INFORMATION 内部機
械にて異常が発生しました おそれいりますが ただい
まお取り扱いできません。」の文字を表示させると共
に、異常発生内容を示すエラーコードを表示させるよう
にしてある。従って自動販売機Aの管理者は、プリンタ
ー12によって明細票に印字されたエラーコードや、デ
ィスプレー13に表示されたエラーコードに基づいて、
異常の内容とエラーコードとの関係を表示するエラーコ
ード一覧表から、異常の内容を知ることができるもので
あり、異常に対して容易に対処することが可能になるも
のである。プリンター12やディスプレー13を作動さ
せた後、エラーコードはシステム履歴記憶装置24に書
き込まれて保存される。システム履歴記憶装置24は本
実施例では、ハードディスク53とマイクロコンピュー
タ25のメモリーとで形成されるようにしてあるが、こ
のときのエラーコードはハードディスク53のシステム
履歴・集計ファイルに書き込まれるようにしてある。
【0019】一方、自動販売機Aのシステムに異常発生
がないときは(N)、投入金額その他の履歴データがシ
ステム履歴記憶装置24に書き込まれる。このステップ
でシステム履歴記憶装置24に書き込まれる履歴データ
としては例えば、(1)書込み時の年月日時分秒、
(2)ステップの番号、(3)イベント(システムの操
作された内容)、(4)投入金額、(5)投入金額の内
訳(10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨、500円
硬貨、1000円札の枚数)、(6)返金額、(7)ク
レジットカードを使用する場合はカードNo、(8)ク
レジットカードの有効期限、があり、このステップでは
これらの履歴データはシステム履歴記憶装置24のうち
マイクロコンピュータ25のメモリーに書き込んで記憶
させるようにしてある。
【0020】次に、商品選択釦4によって商品選択スイ
ッチ22が操作されるのを待ち、商品選択スイッチ22
が操作されると、どの商品選択スイッチ22が操作され
たかをメカニカルコントローラ58でチェックし、商品
は売り切れていないか、釣銭切れでないか、投入金額は
商品の販売金額を満たしているかを判定する。売り切
れ、あるいは釣銭切れ、あるいは投入金額不足のときは
開始時点に戻る(N)。これらが総てOKの場合は
(Y)、上記のように投入金額その他の履歴データがシ
ステム履歴記憶装置24に書き込まれてから現時点まで
の過程を一つのステップとして、ステップの終了段階で
自動販売機Aのシステムに異常発生が有るか無いかがマ
イクロコンピュータ25の異常発生判定手段で判定され
る。
【0021】例えば、メカニカルコントローラ58との
通信不良という異常が発生した場合には(Y)、マイク
ロコンピュータ25からの指令でプリンター12(出力
装置61)を作動させ、メカニカルコントローラ58と
の通信不良を示すエラーコードを明細票に印字して異常
明細票として出力させる。このとき、異常発生判定手段
で異常発生と判定された過程でシステム履歴記憶装置2
4に書き込まれた履歴データ、すなわち上記(1)〜
(8)のデータのうち、所定のデータ、例えば(1)年
月日時分秒、(4)投入金額、(5)投入金額の内訳、
(6)返金額、(7)クレジットカードNo、(8)ク
レジットカードの有効期限、も明細票に印字して出力さ
れる。また同時に、マイクロコンピュータ25からの指
令でディスプレー13(表示装置29)を作動させ、デ
ィスプレー13に既述したような異常発生のメッセージ
の文字を表示させると共に、異常発生内容を示すエラー
コードを表示させる。従って自動販売機Aの管理者は、
プリンター12によって明細票に印字されたエラーコー
ドや、ディスプレー13に表示されたエラーコードに基
づいて異常の内容を知ることができ、異常に対して容易
に対処することが可能になる。また、自動販売機Aの管
理者は、明細票に印字された(4)投入金額によって支
払われている金額を知ることができるので、現金を返金
したり、あるいは商品を引き渡すなどして対処すること
ができ、顧客とのトラブルを避けてスムーズに対処する
ことができるものである。そして上記のようにプリンタ
ー12やディスプレー13を作動させた後、エラーコー
ド及び上記の(1)〜(8)の履歴データはシステム履
歴記憶装置24のうちハードディスク53のシステム履
歴・集計ファイルに書き込まれて保存される。
【0022】一方、自動販売機Aのシステムに異常発生
がないときは(N)、操作された商品選択スイッチ22
その他の履歴データがシステム履歴記憶装置24に書き
込まれる。このステップでシステム履歴記憶装置24に
書き込まれる履歴データとしては例えば、(1)書込み
時の年月日時分秒、(2)ステップの番号、(3)イベ
ント内容、(4)投入金額、(5)投入金額の内訳、
(6)返金額、(7)クレジットカードNo、(8)ク
レジットカードの有効期限、(9)操作された商品選択
スイッチの番号、(10)操作された商品選択スイッチに
対応する商品の在庫数、(11)前操作された商品選択ス
イッチの番号(商品選択スイッチを操作する前に操作さ
れた売り切れの商品の商品選択スイッチの番号)、(1
2)売上金額、(13)販売プラン(販売価格設定の種
類)、があり、このステップではこれらの履歴データは
システム履歴記憶装置24のうちハードディスク53の
システム履歴・集計ファイルに書き込んで記憶させるよ
うにしてある。
【0023】このように履歴データがシステム履歴記憶
装置24に書き込まれた後、マイクロコンピュータ25
からメカニカルコントローラ58に販売指示が出力され
る。そして次に、上記の操作された商品選択スイッチ2
2その他の履歴データがシステム履歴記憶装置に書き込
まれてから現時点までの過程を一つのステップとして、
ステップの終了段階で自動販売機Aのシステムに異常発
生が有るか無いかがマイクロコンピュータ25の異常発
生判定手段で判定される。
【0024】例えば、メカニカルコントローラ58の作
動不良という異常が発生した場合には(Y)、マイクロ
コンピュータ25からの指令でプリンター12(出力装
置61)を作動させ、メカニカルコントローラ58の作
動不良を示すエラーコードを明細票に印字して異常明細
票として出力させる。このとき、異常発生判定手段で異
常発生と判定された過程でシステム履歴記憶装置24に
書き込まれた履歴データ、すなわち上記(1)〜(13)
のデータのうち、所定のデータ、例えば(1)年月日時
分秒、(4)投入金額、(5)投入金額の内訳、(6)
返金額、(7)クレジットカードNo、(8)クレジッ
トカードの有効期限、(9)商品選択スイッチの番号、
(10)商品の在庫数、(12)売上金額、(13)販売プラ
ン、も明細票に印字して出力される。また同時に、マイ
クロコンピュータ25からの指令でディスプレー13
(表示装置29)を作動させ、ディスプレー13に既述
したような異常発生のメッセージの文字を表示させると
共に、異常発生内容を示すエラーコードを表示させる。
従って既述したように、自動販売機Aの管理者は、エラ
ーコードに基づいて異常に対して容易に対処することが
可能になり、また明細票に印字された投入金額に基づい
て現金を返金したり、あるいは商品を引き渡すなどの対
処が容易になるものである。そして上記のようにプリン
ター12やディスプレー13を作動させた後、エラーコ
ード及び上記の(1)〜(13)の履歴データはシステム
履歴記憶装置24のうちハードディスク53のシステム
履歴・集計ファイルに書き込まれて保存される。
【0025】一方、自動販売機Aのシステムに異常発生
がないときは(N)、システム異常発生の判定でステッ
プが更新されているので、上記(1)〜(13)の履歴デ
ータが更新してシステム履歴記憶装置24に書き込まれ
る。このステップではこれらの履歴データはシステム履
歴記憶装置24のうちマイクロコンピュータ25のメモ
リーに書き込んで記憶させるようにしてある。
【0026】次に、このように履歴データがシステム履
歴記憶装置24に書き込まれた後、商品送り出し装置2
3をメカニカルコントローラ58で作動させて商品を送
り出したことがメカニカルコントローラ58からマイク
ロコンピュータ25に報告さるのを待ち、この間の過程
を一つのステップとして、ステップの終了段階で自動販
売機Aのシステムに異常発生が有るか無いかがマイクロ
コンピュータ25の異常発生判定手段で判定される。
【0027】例えば、商品送り出し装置23の商品排出
不良という異常が発生した場合には(Y)、マイクロコ
ンピュータ25からの指令でプリンター12(出力装置
61)を作動させ、商品送り出し装置23の商品排出不
良を示すエラーコードを明細票に印字して異常明細票と
して出力させる。このとき、異常発生判定手段で異常発
生と判定された過程でシステム履歴記憶装置24に書き
込まれた履歴データ、すなわち上記(1)〜(13)のデ
ータのうち、所定のデータ、例えば(1)年月日時分
秒、(4)投入金額、(5)投入金額の内訳、(6)返
金額、(7)クレジットカードNo、(8)クレジット
カードの有効期限、(9)商品選択スイッチの番号、
(10)商品の在庫数、(12)売上金額、(13)販売プラ
ン、も明細票に印字して出力される。また同時に、マイ
クロコンピュータ25からの指令でディスプレー13
(表示装置29)を作動させ、ディスプレー13に既述
したような異常発生のメッセージの文字を表示させると
共に、異常発生内容を示すエラーコードを表示させる。
従って既述したように、自動販売機Aの管理者は、エラ
ーコードに基づいて異常に対して容易に対処することが
可能になり、また明細票に印字された投入金額に基づい
て現金を返金したり、あるいは商品を引き渡すなどの対
処が容易になるものである。そして上記のようにプリン
ター12やディスプレー13を作動させた後、エラーコ
ード及び上記の(1)〜(13)の履歴データはシステム
履歴記憶装置24のうちハードディスク53のシステム
履歴・集計ファイルに書き込まれて保存される。
【0028】一方、自動販売機Aのシステムに異常発生
がないときは(N)、システム異常発生の判定でステッ
プが更新されているので、上記(1)〜(13)の履歴デ
ータが更新してシステム履歴記憶装置24に書き込まれ
る。このステップではこれらの履歴データはシステム履
歴記憶装置24のうちマイクロコンピュータ25のメモ
リーに書き込んで記憶させるようにしてある。
【0029】次に、このように履歴データがシステム履
歴記憶装置24に書き込まれた後、釣銭を返却する処理
が行なわれるまで間の過程を一つのステップとして、ス
テップの終了段階で自動販売機Aのシステムに異常発生
が有るか無いかがマイクロコンピュータ25の異常発生
判定手段で判定される。例えば、釣銭の払出し不良とい
う異常が発生した場合には(Y)、マイクロコンピュー
タ25からの指令でプリンター12(出力装置61)を
作動させ、釣銭払出し不良を示すエラーコードを明細票
に印字して異常明細票として出力させる。このとき、異
常発生判定手段で異常発生と判定された過程でシステム
履歴記憶装置24に書き込まれた履歴データ、すなわち
上記(1)〜(13)のデータのうち、所定のデータ、例
えば(1)年月日時分秒、(4)投入金額、(5)投入
金額の内訳、(6)返金額、(7)クレジットカードN
o、(8)クレジットカードの有効期限、(9)商品選
択スイッチの番号、(10)商品の在庫数、(12)売上金
額、(13)販売プラン、も明細票に印字して出力され
る。また同時に、マイクロコンピュータ25からの指令
でディスプレー13(表示装置29)を作動させ、ディ
スプレー13に既述したような異常発生のメッセージの
文字を表示させると共に、異常発生内容を示すエラーコ
ードを表示させる。従って既述したように、自動販売機
Aの管理者は、エラーコードに基づいて異常に対して容
易に対処することが可能になり、また明細票に印字され
た返金額に基づいて現金を返金したりする対処が容易に
なるものである。そして上記のようにプリンター12や
ディスプレー13を作動させた後、エラーコード及び上
記の(1)〜(13)の履歴データはシステム履歴記憶装
置24のうちハードディスク53のシステム履歴・集計
ファイルに書き込まれて保存される。
【0030】一方、自動販売機Aのシステムに異常発生
がないときは(N)、システム異常発生の判定でステッ
プが更新されているので、上記(1)〜(13)の履歴デ
ータが更新してシステム履歴記憶装置24に書き込まれ
る。このステップではこれらの履歴データはシステム履
歴記憶装置24のうちマイクロコンピュータ25のメモ
リーに書き込んで記憶させるようにしてある。
【0031】そしてこの後、マイクロコンピュータ25
からの指令でプリンター12を作動させ、明細票をレシ
ートとしてプリントアウトさせた後、前のステップでマ
イクロコンピュータ25のメモリーに書き込まれた履歴
データを更新して、システム履歴記憶装置24のうちハ
ードディスク53のシステム履歴・集計ファイルに書込
み、保存する。このようにシステム履歴記憶装置24の
うちハードディスク53のシステム履歴・集計ファイル
に保存された履歴データのうち、(12)売上金額を合計
することによって売上の集計を簡単におこなうことがで
き、また(9)商品選択スイッチの番号をピックアップ
することによって、どの商品が何個売れたかを直ぐに知
ることができ、売れ筋傾向を簡単に把握することができ
るものであり、また(10)商品の在庫数を見ることによ
って、商品の補充の時期を容易に把握することもできる
ものである。
【0032】
【発明の効果】上記のように請求項1の発明は、料金の
支払いを受ける過程、商品に対応して設けられた複数の
商品選択スイッチの操作を受ける過程、商品選択スイッ
チの操作に応じて商品を送り出す過程、釣銭を処理する
過程等を経て商品を販売する自動販売機において、商品
の一回の販売毎の自動販売機の動作及び商品の販売内容
を履歴データとしてシステム履歴記憶装置に書き込ませ
るようにしたので、商品の売上や、商品の販売個数等の
販売内容を履歴データとしてシステム履歴記憶装置に残
すことができ、自動販売機に収容した商品の数量をチェ
ックしたりする必要なく、この履歴データに基づいて商
品の売上の集計や、商品の売れ筋動向の把握などを容易
に行なうことができるものである。
【0033】また請求項2の発明は、各過程毎に履歴デ
ータをシステム履歴記憶装置に書き込ませるようにする
と共に、各過程毎に自動販売機の異常発生の有無を判定
し、異常発生のときはその過程でシステム履歴記憶装置
に書き込まれた履歴データと、異常発生内容のデータと
を出力装置から出力させるようにしたので、出力装置か
ら出力される異常発生内容のデータによって異常発生の
箇所等を知ることができ、異常発生に迅速に対処するこ
とができるものであり、しかも出力装置から出力される
履歴データによって料金の投入の有無や投入金額等を確
認することができ、料金の返還等をスムーズにおこなっ
てトラブルに迅速に対応することができるものである。
【0034】さらに請求項3の発明は、出力装置からの
出力と同時に、表示装置に異常発生のメッセージを出力
させるようにしたので、表示装置で客に自動販売機に異
常が発生したことを知らせることができ、自動販売機の
突然の作動停止に対して客に不安感を与えないようにす
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における販売管理のフローチ
ャートである。
【図2】本発明の一実施例のブロック回路図である。
【図3】本発明の一実施例における自動販売機に組み込
まれたシステムの概略構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例における自動販売機の外観を
示す斜視図である。
【符号の説明】
22 商品選択スイッチ 24 システム履歴記憶装置 29 表示装置 61 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 重信 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料金の支払いを受ける過程、商品に対応
    して設けられた複数の商品選択スイッチの操作を受ける
    過程、商品選択スイッチの操作に応じて商品を送り出す
    過程、釣銭を処理する過程等を経て商品を販売する自動
    販売機において、商品の一回の販売毎の自動販売機の動
    作及び商品の販売内容を履歴データとしてシステム履歴
    記憶装置に書き込ませるようにしたことを特徴とする自
    動販売機の販売管理方式。
  2. 【請求項2】 各過程毎に履歴データをシステム履歴記
    憶装置に書き込ませるようにすると共に、各過程毎に自
    動販売機の異常発生の有無を判定し、異常発生のとき
    は、その過程でシステム履歴記憶装置に書き込まれた履
    歴データと、異常発生内容のデータとを出力装置から出
    力させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    自動販売機の販売管理方式。
  3. 【請求項3】 出力装置からの出力と同時に、表示装置
    に異常発生のメッセージを出力させるようにしたことを
    特徴とする請求項2に記載の自動販売機の販売管理方
    式。
JP8984995A 1995-04-14 1995-04-14 自動販売機の販売管理方式 Pending JPH08287328A (ja)

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