JPH08286655A - 文字パターン発生装置 - Google Patents

文字パターン発生装置

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JPH08286655A
JPH08286655A JP7088994A JP8899495A JPH08286655A JP H08286655 A JPH08286655 A JP H08286655A JP 7088994 A JP7088994 A JP 7088994A JP 8899495 A JP8899495 A JP 8899495A JP H08286655 A JPH08286655 A JP H08286655A
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Hiroichi Yoshida
広市 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏や旁などに分解された基準データを組み合
わせて文字を構成する場合に、文字のつぶれを防ぎ、ま
た直線的なものにすることで処理速度を向上させる。 【構成】 アウトラインフォント装置5において、偏旁
などを複数の基準データ(部品データ)に分解し、それ
らを基準データの組み合わせにより文字に構成してデー
タを保持し、基準データを所定位置に配置し、その文字
に合った大きさにするためにX,Y方向に拡大若しくは
縮小し、同一文字でも文字の大きさに応じて形,デザイ
ン,ウエイトの相違する複数の基準データを使い分ける
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サ,パソコン,レーザプリンタ,デジタル複写機等に利
用し得る文字パターン発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文字パターン発生装置には下記の
ような方法,装置が提案されている。特開平3−184
088号公報には、その文字の中心を通る骨格線と局部
輪郭とを持ち、文字を複数の基本要素(部品)から合成
する文字パターン発生方式が記載されている。各々の部
品は縦横に拡大できるように記載されているが、縦横の
拡大比率が異なった場合に、縦線,横線は問題ないが、
斜め線は図15のように線の幅が異なってしまう。例え
ば、2点間の座標の差がX方向10ドット,Y方向10
ドットの基準データを、X方向だけ倍に伸ばすとX方向
20ドット,Y方向10ドットとなり、元は45度の傾
きだったものが、tan-1(1/2)=26.6度にな
るため、線幅はcos(45ー26.6)=0.95、
つまり5%縮まってしまう。
【0003】また、特開平3−234559号公報に
は、文字パラメータに従って変形する(先端の形を変え
る)パターン変形方式が記載されている。この方式では
角ゴシック体から丸ゴシック体に変形でき、書体を変え
たように見せられるが、文字サイズを小さくした場合に
骨格を入れ替えて見やすくしたり、文字サイズを大きく
した場合に線幅を太くして垂れ幕などに利用しても見栄
えがするようにはできない。
【0004】また、特開平3−132795号公報に
は、文字を小さくした場合に文字の空白部分の縮小率を
文字の縮小率より小さくして、相対的に空白部を大きく
し、文字のつぶれを抑える縮小アウトラインフォント作
成方法が記載されている。この方法ではサーマルプリン
ターなどにじみの発生するプリンターでのつぶれを抑え
ることができる。しかし、空白部分を大きくするため、
「口」のような文字では文字の線幅が細くなってしま
い、「了」のような文字では線幅が変化しなく、文字の
幅にばらつきが出てしまうことになる。
【0005】また、特開平5−61451号公報には、
小さい文字を展開するときに明朝体などの「うろこ」と
呼ばれている飾りを通常の飾りから簡単な飾りに変更し
て、高速出力とばらつきの抑制を行う文字出力装置が記
載されている。この装置では、飾り部分を特徴パラメー
タの形式で形状を記憶し、出力サイズに応じて変更する
ものである。これでは先端部分の形状の変更だけであ
り、全体の骨格,形までには対応できない。
【0006】また、特開平4−10000号公報には、
ある特定の大きさ以上の文字サイズでは太さを拡大して
展開するアウトラインフォント出力装置が記載されてい
る。垂れ幕などの大きな文字では線幅が太く見やすい、
バランスがよいものが要求される。文字を太くする方法
も一つの解決方法であるが、全ての線に線の太さ情報を
持つ必要があり、骨格のデザインまで変更して、力強さ
を出すことはできない。
【0007】さらにまた、特開昭64−35483号公
報には、文字の太さを変更する場合に線がぶつかった
り、線の間隔が空き過ぎたりするのを防ぐ文字パターン
生成方式が記載されている。これはあくまで文字の太さ
を変えたときのことで、文字の大きさを変えることによ
る対応はできない。
【0008】図16は従来の、文字の部品(基本要素)
化例である。基準データの座標を単純に上下左右方向に
拡大縮小すると、もともと一定の太さだった線の線幅が
変わってしまう。図15(a)が基準データである。図
15(b)は左右に縮め、図15(c)は上下に縮め、
図15(d)は上下左右両方に縮めた例である。複数の
部品を組み合わせたときには線の幅の統一が取れなくな
ってしまうことは、文字としては実用に耐えられないも
のになる。
【0009】図17(a)〜図17(c)は、「日」の
部品で大きさを変えたときの例である。線幅が変わって
しまうため、他の部品とつけ合わせた場合には問題があ
る。図17(d)〜図17(f)は、「日」の部品を単
純に拡大縮小して「日」,「昌」,「晶」を作った例で
ある。縦線横線とも線幅が文字によってバラバラであ
る。図17(g)〜図17(i)は、本来の「日」,
「昌」,「晶」の文字である。部品「日」の大きさが変
わっても線の太さは一定になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】小さな文字サイズのと
きに文字の線が曲線で複雑な場合に、図18(a)のよ
うにドットにしたときに線幅の太さのばらつきが発生し
たり、つぶれが発生したりするのを、デザインの異なる
直線的な部品に入れ替えることにより、図18(b)の
ようにドットにしたときの線幅をそろえ、つぶれを防
ぎ、また直線的なものにすることで処理速度も向上させ
る。
【0011】また、大きな文字サイズのときに文字が貧
弱に見えるのを、異なるウエイト(太さ)の部品に入れ
替えることにより、力強いものにさせる。また、明朝体
などでは縦棒,横棒の線の太さは線の長さには関係なく
一定である。部品を拡大,縮小しても線幅を一定にし
て、他の線と線幅をそろえることにより、書体としての
バランスを保たせる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による文字パター
ン発生装置は、上記課題を解決するため、次のような手
段を有するものである。文字をアウトライン等ベクトル
データで持ち、該ベクトルデータからドットに展開する
フォント展開装置において、偏旁などを複数の基準デー
タに分解し、それらを基準データの組み合わせにより文
字に構成してデータを保持する手段と、上記基準データ
を所定位置に配置し、その文字にあった大きさにするた
めにX,Y方向に拡大/縮小する手段と、展開する文字
サイズをチェックする手段により、同一文字でも展開す
る文字の大きさに応じて、形,デザインの違う複数の基
準データを使い分けることを特徴とするものである。
【0013】また、文字をアウトライン等ベクトルデー
タで持ち、該ベクトルデータからドットに展開するフォ
ント展開装置において、偏旁などを複数の基準データに
分解し、それらを基準データの組み合わせにより文字に
構成してデータを保持する手段と、上記基準データを所
定位置に配置し、その文字にあった大きさにするために
X,Y方向に拡大/縮小する手段と、展開する文字サイ
ズをチェックする手段により、同一文字でも展開する文
字の大きさに応じて、ウエイトの違う複数の基準データ
を使い分けることを特徴とするものである。
【0014】また、文字をアウトライン等ベクトルデー
タで持ち、該ベクトルデータからドットに展開するフォ
ント展開装置において、偏旁など複数の基準データに分
解し、該偏旁などを基準データの組み合わせにより文字
に構成してデータを保持する手段と、上記基準データを
所定位置に配置し、その文字にあった大きさにするため
にX.Y方向に拡大/縮小する場合に、拡大/縮小する
部分と拡大/縮小しない部分をもったことを特徴とする
ものである。
【0015】また、文字をアウトライン等ベクトルデー
タで持ち、該ベクトルデータからドットに展開するフォ
ント展開装置において、偏旁などを複数の基準データに
分解し、該偏旁などを基準データの組み合わせにより文
字に構成してデータを保持する手段と、上記基準データ
を所定位置に配置し、その文字にあった大きさにするた
めにX,Y方向に拡大/縮小する場合に、各線分の内1
カ所を引き伸ばすことを特徴とするものである。
【0016】さらにまた、文字をアウトライン等ベクト
ルデータで持ち、該ベクトルデータからドットに展開す
るフォント展開装置において、偏旁などを複数の基準デ
ータに分解し、該偏旁などを基準データの組み合わせに
より文字に構成してデータを保持する手段と、上記基準
データを所定位置に配置し、その文字にあった大きさに
するためにX,Y方向に拡大/縮小する場合に、線分の
対応する特徴部データをその2点間の直線の法線との交
点で結ぶことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】本発明の文字パターン発生装置は、上記の構成
を有することにより、次のような作用をなすものであ
る。展開するサイズをチェックする手段により、小さい
文字サイズのときに、直線的なデザインの部品に置き換
えることにより、線幅が一定になり、また直線的なデザ
インのため線の間隔が取れ、懐の大きな見やすい文字と
なる。もともと直線の部品は変更が必要ないため、無駄
なデータを持つこともない。
【0018】また、展開するサイズをチェックする手段
により、大きな文字サイズのときに、ウエイトの大きい
(太い)部品に置き換えることにより、垂れ幕などの印
刷時に太くて力強い文字になる。太くする必要のない部
品は変更が必要ないため、無駄なデータを持つこともな
い。また、拡大,縮小の時に、部品の特定部分のみ乗算
しないことで線幅を一定にし、他の線と線幅をそろえる
ことになり、書体としてのバランスを保つものである。
【0019】また、拡大,縮小の時に、部品の特定部分
のみ引き伸ばし、そのほかの部分はそのまま張り付ける
ことにより、他の線と線幅をそろえることになり、書体
としてのバランスを保つものである。さらにまた、拡
大,縮小の時に、部品の線幅情報が必ずもう一方の部品
の端に向くようにすることにより、他の線と線幅をそろ
えることになり、書体としてのバランスを保つものであ
る。
【0020】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明による文字パターン発生装
置の構成を示すブロック回路図である。入力のためのフ
ルキー,印刷指定するための印刷キーを含む入力装置
1、CRTなどの表示装置2、レーザプリンターなどの
印刷装置3、FDなどの記憶装置4、輪郭線の接線,法
線を求める計算手段、角が離れた場合に接線方向に補完
する直線補完手段、白みが潰れるかどうかをチェックす
る潰れチェック手段、太める時の方法を保持する太さモ
ードフラグ、ベジェ曲線を直線近似するベジェ展開手
段、直線を各ドットに落とす直線展開手段、黒く塗られ
た面積を求める面積計算手段、輪郭線の中を塗りつぶす
塗り手段、重心を求める重心計算手段、包含関係をチェ
ックする包含関係チェック手段、文字コードに対応した
アウトラインフォントデータ、フォントを展開する展開
バッファを含むアウトラインフォント装置5がある。6
はこれらを演算処理するCPUである。
【0021】図2はアウトラインフォントのデータの例
である。右回りは閉じた中側を塗りつぶす。左回りは閉
じた中側を白抜きにする。右回り,左回りは上記とは逆
でもよい。線として、直線と3次ベジェ曲線を例に説明
する。アウトラインフォントの曲線としては、2次スプ
ライン,3次スプライン,円弧等も使用されている。
【0022】尚、上記ベジェ曲線,スプライン曲線等
は、次のような曲線をいう。
【0023】2次ベジェ曲線:始点、制御点、終点で定
義される曲線で、始点から制御点への直線が始点での接
線となる終点から制御点への直線が終点での接線とな
る。
【0024】また、 3次ベジェ曲線:始点、制御点1、制御点2、終点で定
義される曲線で、始点から制御点1への直線が始点での
接線となる終点から制御点2への直線が終点での接線と
なる。
【0025】P=P0(1−t)3+3P1t(1−t)2+3P2
t2(1-t)+P3t3 で表わされる。
【0026】ただし、P ベジェ曲線上の座標 P0 始点の座標 P1 制御点1の座標 P2 制御点1の座標 P3 終点の座標 t パラメータ 0≦t≦1 また、 スプライン曲線:P=a+bt+ct2+dt3 で表
わされる。
【0027】ただし、a,b,c,dはこの間の定数 t 線の間隔 左下を基準点とすると、図2の座標データは図3のデー
タフォーマットのようになる。図2の太実線は線の外回
りを表し、2重線は線の内回りを表す。レベルは一番外
の線から1,2,3と付けていく。図2(a)に示す文
字「日」の場合は、外側の線がレベル1、内側の2つの
線がどちらもレベル2となる。図2(b)に示す文字
「回」の場合は、外の「口」の外回りがレベル1、内回
りがレベル2、中の「口」の外回りがレベル3、内回り
がレベル4になる。このレベルは展開時にチェックでき
るのでデータとしては持たなくても良い。
【0028】データとしては、各コードに対しての線の
数、1つの輪郭線の座標数である。外回り,内回りは座
標の移って行く方向、右回りか左回りかで判断する。例
えば、「回」の場合の座標(1,1)(1,14)(1
4,14)(14,1)は、X,Y座標の(1,1)か
ら(1,14)(14,14)(14,1)を通って元
の(1,1)までの4つの直線を引くことを意味する。
この例のように最初からレベルの小さい順に格納して置
けば包含関係のチェックが簡単にできる。
【0029】図4(a)〜図4(c)はアウトラインフ
ォントの実際にドットを塗りつぶすときの例で、線を展
開して座標に落とすときは、図4(c)のように四捨五
入などの方法により境界の座標を決める。
【0030】図5は、請求項1の例である。図5(a)
の「方」の文字と、図5(b)及び図5(c)の「方」
の文字とは、同じ「方」の文字でも部品が異なる。小さ
い文字の場合は、直線的でふところが大きな文字の方が
線幅が揃い、隣の線との間隔がなくなって潰れが発生す
ることも少なく、また高速に展開できる。
【0031】図6は、請求項1における1つ1つの部品
の例であり、図6(a)は「方」の上の点、図6(b)
は「方」の下の右の部分、図6(c)は下の左払いの部
品の部分的な例である。各図の上が通常文字のときに使
う部品で、曲線で滑らかになっており、拡大してもきれ
いに見える。各図の下が小さな文字のときに使う部品
で、直線的なふところを大きくしているので1本の線が
ドットになるときのドット数のバラツキが少ない。この
場合、全データを2種類持つ必要がなく、変更したい部
品だけを別途指定すれば展開できる。この「方」の例で
は、横棒はどちらも共通である。
【0032】図8は、本発明の部品化例であり、図8
(a)の部品と図8(b)の部品から図8(d)の
「押」が、また、図8(c)の部品と図8(b)の部品
から図8(e)の「岬」ができる。このように部品化す
ることで、1つ1つの文字は部品の種類とその部品を置
く位置とその大きさを持つだけで、文字を再現できるた
め、部品データは非常にコンパクトになる。
【0033】図9は、実際の部品の拡大縮小例であり、
図9(a)の「日」の文字の基準データを図9(b)の
ように拡大若しくは縮小し、そのデータを図9(c)の
ように本来の部品の位置に展開する。
【0034】図10は、本発明によるデータ構造例であ
る。JISコード順に図10(a)のようにインデック
スがあり、インデックスで指されているアドレスに図1
0(b)に示すようにその文字のデータが格納されてい
る。この文字のデータは、下記のように部品数と部品の
NO.とその部品を展開する位置(左上と右下のような
2点の指定でもよいし、左端のような1点と基準データ
からの拡大率でもよい)が格納されている。また、部品
データの部品NO.は部品毎に標準部品、小さいサイズ
の部品、大きなサイズの部品が格納されている。小さい
サイズの部品、大きなサイズの部品が無く標準部品だけ
の部品も当然存在する。また小さいサイズの部品だけが
無い部品、大きなサイズの部品だけが無い部品も存在す
る。部品データには文字サイズと大小の情報が格納され
ている。例えば、(小32)は32ドット以下の展開時
に使用することを意味する。(大128)は128ドッ
ト以上の展開時に使用することを意味する。 データ 部品数 4 部品NO.3 展開位置 (120,250)(130,240)(左
上,右下)の座標 部品NO.1 展開位置 (10,240)(250,230) 部品NO.4 展開位置.(20,230)(130,10) 部品NO.5 展開位置 (120,230)(200,10) 部品データ 部品NO.1− 標準 −(小32) 32ドット以下 −(大128) 128ドット以上 図17は小さいドットサイズのときのドット展開例であ
る。大きな文字の場合には図17(a)のように曲線的
な部品できれいになるが、小さいドットサイズのときは
線幅がばらつき、この例では1ドット、2ドットと一定
にならない。これを図17(b)のように直線的な部品
に入れ替えることで、2ドットで安定した太さに展開で
きる。
【0035】図11は、本発明による文字パターン発生
装置の1文字展開のフローチャート例である。まず、展
開する文字のコードを取り出し(101)、展開する書
体情報を取り出し(102)、指定された書体の文字コ
ードのデータを取り出し(103)、展開する文字のサ
イズを取り出し(104)、展開する文字サイズ分だけ
バッファをクリアし(105)、文字サイズの先頭の部
品数情報を取り出し(106)、その部品を展開する位
置情報を取り出し(107)、部品NO.を取り出し
(108)、その部品NO.に対応する部品が1種類か
チェックし(109)、1種類であればその部品を取り
出し(111)、複数種類あれば展開する文字のサイズ
をチェックし(110)、展開する文字サイズが小さけ
れば小部品があるかチェックし(112)、小部品を取
り出し(114)、展開する文字サイズが大きければ大
部品があるかチェックし(113)、大部品を取り出し
(115)、その部品を指定された大きさに座標を拡大
若しくは縮小する(116)。指定された絶対座標位置
を計算する(117)。その座標を元にベジェ展開する
(118)。展開した部品の中をドットで塗りつぶして
行く(119)。その作業を部品数回繰り返し行うと
(120)1つの文字が完成する。
【0036】(実施例2)図7は、請求項2の例であ
る。図7(a)及び図7(b)の「方」の文字と、図7
(c)の「方」の文字とは、同じ「方」の文字でも部品
が異なる。大きな文字の場合は、同じ骨格の部品でも太
い部品を使用し、垂れ幕など大きく打っても貧弱に感じ
ないようになる。この場合全データを2種類持つ必要が
なく、変更したい部品だけを別途指定すれば、展開でき
る。この「方」では上の点はどちらも共通である。上記
文字「方」の場合、図7(a)、図7(b)、図7
(c)というように変化することもデータを構成するし
方により可能である。
【0037】(実施例3)図12は、請求項3の例であ
る。図15に示す従来の部品化例では、基準データの座
標を単純に上下左右方向に拡大,縮小すると、線幅が変
わってしまう。複数の部品を組み合わせたときには線の
幅の統一が取れなくなってしまう。本発明による部品化
例は、図12に示すように上下左右の拡大若しくは縮小
しても線の太さは維持されるため、ほかの部品と線幅の
統一は保たれる。図12(a)に示すように、AとBの
左右方向、CとDの上下方向の幅は一定に保たれ図12
(b)〜図12(d)の通りである。たとえば、Bの座
標は(A+α)、Dの座標は(C+β)と持っておくこ
とで実現できる。図12(e)〜図12(g)のように
線幅が変わってもよいものは従来通りの相対値で座標を
持っている。
【0038】(実施例4)図13は、請求項4の例であ
る。直線データの部品を図13(a)で示す伸長する部
分と、図13(b)で示す形が変わらない伸長線の部分
にして管理し、図13(a)のように格納しておき、実
際の文字として使用するときには、その文字の部品の大
きさになるように伸長部を伸長して、そこを伸長線とし
て輪郭とするものである。
【0039】(実施例5)図14は、請求項5の例であ
る。線が垂直水平になっていないものに関しては、図1
4(a)のように伸長部は円として管理し、対応する円
の接線をつなぐことで上下左右の拡大率が変わり、線の
水平からの相対角度が変わっても、線の太さを一定に保
つことができる。丸ゴシック体の例である。図14
(b)のように各端の点を結んだ法線方向に線の幅を持
つため、上下左右の拡大率が変わっても、太さは変わら
ないものである。
【0040】
【発明の効果】請求項1によって、文字を複数の基本要
素(部品)から合成するとき、直線的なものになるの
で、つぶれを防ぎ、また処理速度も向上する。
【0041】請求項2によって、文字を複数の部品から
合成するとき、大きな文字サイズのときに必要な部品の
み自動的に異なるウエイト(太さ)の部品に入れ替える
ことで、少ない付加情報で、力強い文字にできる。
【0042】請求項3によって、文字を部品の組み合わ
せで持つことで、容量を削減し、部品を拡大,縮小して
も線幅を一定にすることで、書体としてのバランスを保
つことができる。
【0043】請求項4によって、文字を部品の組み合わ
せで持つことで、容量を削減し、部品を拡大,縮小して
も線幅を一定にすることで、書体としてのバランスを保
つことができる。
【0044】請求項5によって、文字を部品の組み合わ
せで持つもとで、容量を削減し、部品を拡大縮小しても
線幅を一定にすることで、書体としてのバランスを保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文字パターン発生装置の構成を示
すブロック回路図である。
【図2】本発明によるアウトラインフォントのデータ例
を示す図である。
【図3】本発明によるアウトラインフォントのデータフ
ォーマット例を示す図である。
【図4】本発明によるアウトラインフォントの塗りつぶ
し例を示す図である。
【図5】本発明の1実施例による文字例を示す図であ
る。
【図6】本発明の1実施例による文字部分を示す図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例による文字例を示す図であ
る。
【図8】本発明による部品化例を示す図である。
【図9】本発明による基準データから部品展開の例を示
す図である。
【図10】本発明によるデータ構造例を示す図である。
【図11】本発明によるフローチャート例を示す図であ
る。
【図12】本発明の他の実施例による部品化例の線幅の
状態を示す図である。
【図13】本発明の他の実施例による文字部分を示す図
である。
【図14】本発明の他の実施例による文字部分の線幅の
状態を示す図である。
【図15】従来例による文字部分の線幅の状態を示す図
である。
【図16】従来の部品化例の線幅の状態を示す図であ
る。
【図17】従来例による部品及び部品展開の例を示す図
である。
【図18】従来例による文字部品のドット展開の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 表示装置 3 印刷装置 4 記憶装置 5 アウトラインフォント装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/26 9288−5L G06F 15/20 562P 9365−5H 15/72 355U

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字をアウトライン等ベクトルデータで
    持ち、該ベクトルデータからドットに展開するフォント
    展開装置において、 偏旁などを複数の基準データに分解し、該偏旁などを基
    準データの組み合わせにより文字に構成してデータを保
    持する手段と、 上記基準データを所定位置に配置し、その文字にあった
    大きさにするためにX,Y方向に拡大若しくは縮小する
    手段と、 展開する文字サイズをチェックする手段により、同一文
    字でも展開する文字の大きさに応じて、形,デザインの
    違う複数の基準データを使い分けることを特徴とする文
    字パターン発生装置。
  2. 【請求項2】 文字をアウトライン等ベクトルデータで
    持ち、該ベクトルデータからドットに展開するフォント
    展開装置において、 偏旁などを複数の基準データに分解し、該偏旁などを基
    準データの組み合わせにより文字に構成してデータを保
    持する手段と、 基準データを所定位置に配置し、その文字にあった大き
    さにするためにX,Y方向に拡大/縮小する手段と、 展開する文字サイズをチェックする手段により、同一文
    字でも展開する文字の大きさに応じて、ウエイトの違う
    複数の基準データを使い分けることを特徴とする文字パ
    ターン発生装置。
  3. 【請求項3】 文字をアウトライン等ベクトルデータで
    持ち、該ベクトルデータからドットに展開するフォント
    展開装置において、 偏旁などを複数の基準データに分解し、該偏旁などを基
    準データの組み合わせにより文字に構成してデータを保
    持する手段と、 上記基準データを所定位置に配置し、その文字にあった
    大きさにするためにX,Y方向に拡大若しくは縮小する
    場合に、拡大若しくは縮小する部分と拡大若しくは縮小
    しない部分をもったことを特徴とする文字パターン発生
    装置。
  4. 【請求項4】 文字をアウトライン等ベクトルデータで
    持ち、該ベクトルデータからドットに展開するフォント
    展開装置において、 偏旁などを複数の基準データに分解し、該偏旁などを基
    準データの組み合わせにより文字に構成してデータを保
    持する手段と、 上記基準データを所定位置に配置し、その文字にあった
    大きさにするためにX,Y方向に拡大若しくは縮小する
    場合に、各線分の内1カ所を引き伸ばすことを特徴とす
    る文字パターン発生装置。
  5. 【請求項5】 文字をアウトライン等ベクトルデータで
    持ち、ベクトルデータからドットに展開するフォント展
    開装置において、 偏旁などを複数の基準データに分解し、該偏旁などを基
    準データの組み合わせにより文字に構成してデータを保
    持する手段と、 上記基準データを所定位置に配置し、その文字にあった
    大きさにするためにX,Y方向に拡大若しくは縮小する
    場合に、線分の対応する特徴部データをその2点間の直
    線の法線との交点で結ぶことを特徴とする文字パターン
    発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010504559A (ja) * 2006-09-20 2010-02-12 アドビ システムズ, インコーポレイテッド グリフのレンダリング及びエンコーディング

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