JPH08286541A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH08286541A
JPH08286541A JP9281495A JP9281495A JPH08286541A JP H08286541 A JPH08286541 A JP H08286541A JP 9281495 A JP9281495 A JP 9281495A JP 9281495 A JP9281495 A JP 9281495A JP H08286541 A JPH08286541 A JP H08286541A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】薄肉の芯金を有する定着ローラであっても所望
の強度が得られ、しかも薄肉の芯金を有する定着ローラ
の利点を大幅に損なうことなく享受することができる定
着装置を提供する。 【構成】補強部材12は板状体をリング形状に形成して
なり、かつその外縁部に定着ローラ1の芯金パイプ10
の内周面に幅を持って当接する円筒状舌部13が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に熱源を備え、薄
肉の芯金を有する定着ローラと、該定着ローラの外周面
に当接される加圧ローラとを有し、前記定着ローラ内に
円筒形状を保持するための補強部材が設けられている定
着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の定着装置は周知であり、プリ
ンタ、複写機、ファクシミリ等の主に普通紙を用いる画
像形成装置に付設されている。この種の定着装置は、定
着ローラに薄肉の芯金を使用しているため、定着ローラ
自体の熱容量を小さくでき、定着ローラの立上り時間の
短縮や省電力化が図られるものである。しかし、図7に
示す定着ローラ100と加圧ローラ101を有する一般
的な構成の定着装置において、定着ローラ100が薄肉
ローラであると、機械的強度が弱いため、図8に示すよ
うな撓みが生じたり、図9に示すような加圧ローラ10
1に圧接する部分が軸方向につぶれたりする恐れがあ
る。そして、定着ローラ100が撓めば加圧ローラ10
1との間で隙間が生じて定着不良を起こし、定着ローラ
100がつぶれれば、定着ローラ100の破損を引き起
こすという問題が発生した。
【0003】このような問題を解消するため、特開昭6
1−59381号公報には定着ローラ内に複数の断熱補
強リングが嵌合され、この補強リングに複数本のリング
支持棒を架け渡すようにして支持させている。また、実
開昭56−7949号公報には定着ローラの内周面に複
数の補強リブを設けることが開示されている。
【0004】上記したそれぞれの定着装置は、定着ロー
ラの強度が増すので、上記した撓みやつぶれが軽減する
ことができ、それに起因する定着不良や定着ローラの破
損を防止することができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た前者の定着装置では定着ローラ内に幾つもの部材を設
置することは薄肉ローラで熱容量を小さくした利点が大
幅に損なわれるとともに、リング支持棒がヒータからの
光を遮断して定着ローラの温度ムラの発生を引き起こす
恐れがあった。
【0006】また、後者の定着装置も定着ローラに所望
の強度得られる補強リブを設けると、薄肉ローラで熱容
量を小さくした利点が大幅に損なわれてしまうという問
題があった。
【0007】本発明は、上記した従来の問題を解消し、
薄肉の芯金を有する定着ローラであっても所望の強度が
得られ、しかも薄肉の芯金を有する定着ローラの利点を
大幅に損なうことなく享受することができる定着装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、内部に熱源を備え、薄肉の芯金を有する定
着ローラと、該定着ローラの外周面に当接される加圧ロ
ーラとを有し、前記定着ローラ内に円筒形状を保持する
ための補強部材が設けられている定着装置において、前
記補強部材は板状体をリング形状に形成してなり、かつ
その外縁部に前記定着ローラの内周面に幅を持って当接
する円筒状舌部が設けられていることを特徴としてい
る。
【0009】なお、前記補強部材に、リング形状の一部
を切り離す切り離し部が設けられていると、効果的であ
る。また、前記補強部材に、その一部を切り取って形成
される切り欠きが複数個設けられていると、効果的であ
る。
【0010】さらに、前記定着ローラの芯金と前記補強
部材とが同材質で作られていると、効果的である。さら
に、前記補強部材が前記定着ローラの中央側と両端側と
の位置に設けられ、中央側の補強部材より両端側の補強
部材が小さい熱容量に設定されていると、効果的であ
る。
【0011】さらに、前記補強部材が前記定着ローラの
芯金に、前記円筒状舌部若しくはその近傍に付着した高
耐熱性接着材で固定されていると、効果的である。さら
に、前記補強部材が前記定着ローラの中央側と両端側と
の位置に設けられ、両端側の補強部材のリング内径が中
央側の補強部材のリング内径より小径であると、効果的
である。
【0012】さらに、前記補強部材が前記定着ローラの
中央側と両端側との位置に設けられ、両端側の補強部材
の位置はそれぞれ前記熱源の発熱部より外側であるこ
と、効果的である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は、本発明に係る定着装置の一実施例を示
す側面図、図2はその定着装置の定着ローラ縦断面図で
ある。
【0014】図1及び図2において、定着装置は定着ロ
ーラ1とこれに圧接される加圧ローラ2とを有し、定着
ローラ1は表面にテフロン(商品名)等の耐熱離型性材
料からなる離型層11が形成された芯金パイプ10と、
該芯金パイプ10内に配置された熱源としての2本のヒ
ータ3,4とを備えている。芯金パイプ10の材質は、
本例の場合、熱伝導性、機械的強度及びコスト面でバラ
ンスの取れたアルミ、鉄で作られており、またその肉厚
は0.3〜0.8mm程度の薄いものが用いられている。
さらに、芯金パイプ10の外径は20〜40mm程度の大
きさに設定されている。この定着ローラ1は、熱容量が
極めて小さいので、その立上り時間の短縮や省電力化が
図られるものである。
【0015】また、上記ヒータ3,4としては本例の場
合、熱応答性、耐久性に優れたハロゲンランプが用いら
れており、2本のヒータ3,4はそれぞれ両端がブラケ
ット7,8に保持され、ブラケット7,8は図示してい
ない位置で側板20,21に固定されている。この2本
のヒータ3,4は、加熱する発熱部5,6の領域を異な
るように設定されており、本例では各種サイズの転写材
がセンター基準で搬送されるものであって、ヒータ3の
発熱部5が最小サイズ紙の通紙部に対応して設けられ、
ヒータ4の発熱部6がこれ以外の部分、すなわち最大サ
イズ紙の通紙部に熱供給を行うように設けられている。
この2本ヒータ3,4は、最小サイズ紙を通紙すると
き、発熱部5が小サイズ紙に対応したヒータ3を点灯さ
せ、大サイズ紙を通紙するとき、ヒータ3,4とも点灯
させるように制御すれば、最小サイズ紙を連続して通紙
した直後に最大サイズ紙を通紙しても、オフセット、巻
き付き、ジャムの不具合の発生を防止することができ
る。
【0016】定着ローラ1は、その両端に断熱ブッシュ
22,23が嵌合され、この断熱ブッシュ22,23に
軸受24,25が設けられており、定着ローラ1は断熱
ブッシュ22,23及び軸受24,25を介して側板2
0,21に回転自在に支持されている。さらに、定着ロ
ーラ1の一端には、歯車26が設けられ、図示していな
い駆動源からの駆動を伝達される。上記断熱ブッシュ2
2,23は、定着ローラ1から側板20,21への熱放
散(熱伝導)を極力減らし、定着ローラ1の温度ムラの
低減、軸受24,25の耐久性の向上、省電力化を図る
ためのものである。なお、符号27,28は断熱ブッシ
ュ22,23及び歯車26の止め具である。
【0017】定着ローラ1内には、その円筒形状を保持
するための3個の補強部材12a,12b,12cが設
けられており、補強部材12a,12bは左右端部に配
置され、補強部材12cは中央に配置されている。な
お、補強部材は個別に説明する場合には符号を12a,
12b,12cを付し、総称して説明する場合には符号
を12を付す。また、補強部材12は3個以上設けるこ
とも可能であるが、補強部材の数が増えれば、その分定
着ローラ1の熱容量が大きくなって定着ローラ1を薄肉
にした効果が薄れるため、好ましいとは言えない。
【0018】補強部材12は、図3(a),(b)に示
すように、薄板状体のものをリング形状に形成してな
り、その外縁部に芯金パイプ10の内周面に適宜な幅を
持って全面的に当接する円筒状舌部13が設けられてい
る。この場合、補強部材12は芯金パイプ10内に締ま
りばめ状態で係合され、補強部材12と芯金パイプ10
の内壁とが一体的になるよう構成されている。
【0019】このように、補強部材12に円筒状舌部1
3を設けたことにより、該部が幅を持って芯金パイプ1
0の内周面に当接するので、補強部材12が薄板状体の
ものから作られていても定着ローラ1の機械的強度が得
られる。従って、円筒状舌部13により、補強部材12
の倒れ、脱落を防止できるとともに、定着ローラ1の軸
方向のつぶれや撓みも防止できる。さらに、補強部材1
2は薄板状体のものから作られているので、定着ローラ
1の熱容量が大きくならず、立上り時間の短縮や省電力
化という効果を享受することができるものである。
【0020】また、補強部材12は芯金パイプ10と熱
膨張率が同一か同程度にすることが好適であり、従って
補強部材12は芯金パイプ10と同一材質のものを用い
ることが有利である。補強部材12と芯金パイプ10の
熱膨張率が同一であれば、実使用時の温度上昇時に補強
部材12が外れたり、あるいは芯金パイプ10を強く押
し過ぎたりする恐れがなくなる。さらに、実使用時以外
でも定着ローラ1の切削、研削の機械加工時、テフロン
コート時、ローラ内面塗装時に温度上昇し、このとき補
強部材12を予めパイプ内に係合させておくことが生産
性が大幅に向上するため有利であるが、この温度上昇時
にも熱膨張率が同一であれば、何ら問題が生じない。ま
た、上記補強部材12はその肉厚を芯金パイプ10とほ
ぼ同等にすることが好適であり、ちなみに、芯金パイプ
10の肉厚が0.3mmの定着ローラ1において、肉厚が
1mmの補強部材12を用いたときには問題となる温度ム
ラが発生したが、肉厚が0.5mmの補強部材12を用い
たときには芯金パイプ10の肉厚とあまり差がなく、何
ら不具合が生じなかった。
【0021】また、図3(a),(b)に示す補強部材
12にはリング形状の一部を切り離す切り離し部14が
設けられている。この切り離し部14を設けたことによ
り、補強部材12は上記した機械的強度を維持しつつ芯
金パイプ10への装着時におけるスラスト負荷抵抗が軽
減される。よって、補強部材12の装填作業が容易にな
り、生産性が向上する。
【0022】さらに、図4(a),(b)に示す補強部
材12にはその円筒状舌部13の一部を切り取って形成
される切り欠き15が適当数設けられ、本例の場合、ほ
ぼ等間隔で8個の切り欠き15が形成されている。この
切り欠き15は、補強部材12の機械的強度を維持でき
るように、スリット状に形成することが有利である。
【0023】このように構成した補強部材12は、機械
的強度を維持して芯金パイプ10への装着時におけるス
ラスト負荷抵抗が軽減できので、補強部材12の装填作
業が容易になる。
【0024】なお、上記した補強部材12は板金を絞り
加工することにより製作できるので、高精度でかつ低コ
スト化が図れる。上記実施例では、補強部材12を芯金
パイプ10に締まりばめ状態で係合させたが、補強部材
12は高耐熱性の接着材を用いて芯金パイプ10に固定
するようにしてもよい。この場合、適量の接着材を円筒
状舌部13の外周面に付着して補強部材12を芯金パイ
プ10に係合させればよく、このとき円筒状舌部13の
外形公差を締まりばめ係合より小径にしてもよいので、
芯金パイプ10への装着時におけるスラスト負荷抵抗が
より軽減できる。よって、補強部材12の装填作業が容
易になり、生産性がさらに向上することができる。
【0025】ところで、定着ローラ1の両端部は対流熱
放散や軸受等を設けている等により中央領域との間で多
少の温度ムラが生じてしまう。このため、本発明では次
のような措置を講じて中央と両端部の温度ムラを極力小
さくするように構成している。
【0026】まず、両端側に取り付けた補強部材12
a,12bは中央に取り付けた補強部材12cよりも小
さい熱容量に設定する。この設定により、両端側に取り
付けた補強部材12a,12bの方が中央に取り付けた
補強部材12cよりも熱の逃げる量が少なくなり、中央
と両端部の温度ムラを低減に寄与することができる。な
お、補強部材12a,12bの熱容量を補強部材12c
より小さくする方法としては、補強部材12a,12b
の肉厚を補強部材12cよりも薄くしたり、補強部材1
2a,12bだけを図4に示すような切り欠き15を設
けたものを使用したりすれば良い。
【0027】また、両端側に取り付けた補強部材12
a,12bは、例えば、軸受近傍でヒータ4の発熱部6
より外側に設ける。このようにすれば、定着ローラ1内
部の熱がその両端から逃げることを補強部材12a,1
2bによって抑制することができる。この場合、両端側
の補強部材12a,12bは中央の補強部材12cより
も内径を小さく設定すれば、熱が逃げる空間面積が小さ
くなるので、より有利である。このとき、補強部材12
a,12bはそれ自体で内径を小さくしてもよいし、補
強部材12a,12bに内径を小さくする部材をヒータ
3,4に接触しないようにして貼付等で設けれてもよ
い。この貼付ける部材としては、断熱性があって熱容量
の小さいものを用いる。また、この構成は上記温度ムラ
を低減するだけでなく、ヒータ3,4の熱効率を高めて
省電力化の利点も得られる。
【0028】なお、本発明の定着ローラ1は薄肉である
ため、加圧ローラ2の加圧力もおのずと限定されしま
う。そこで、定着ローラ1と加圧ローラ2は図5及び図
6に示すように、両ローラの中央部を中心として、例え
ば角度1〜2度クロスさせて加圧接触させることが好ま
しい。このクロス方式を採用すれば、クロスさせないで
平行に加圧接触させるものと比較し、定着ローラ1と加
圧ローラ2の機械的強度が小さいものを用いても定着ニ
ップ幅が均一で加圧力を大きくすることができる。そし
て、定着ローラ1と加圧ローラ2をクロスする位置に補
強部材12cを取り付ければ、薄肉ローラであっても、
定着ローラ1のニップ幅の増大かつ均一化と、加圧力
(画圧)の増大化の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、補強部材は板
状体をリング形状に形成してなり、かつその外縁部に定
着ローラの内周面に幅を持って当接する円筒状舌部が設
けられているので、円筒状舌部の幅分が定着ローラの内
周面に当接するように嵌合でき、熱容量が小さい板状体
の補強部材であっても補強支持幅が大きく取ることがで
きる。
【0030】請求項2の構成によれば、補強部材にリン
グ形状の一部を切り離す切り離し部が設けられているの
で、補強部材の定着ローラへの嵌め込みが容易になり、
生産性を向上することができる。
【0031】請求項3の構成によれば、補強部材にその
一部を切り取って形成される切り欠きが複数個設けられ
ているので、請求項2と同様に補強部材の定着ローラへ
の嵌め込みを容易にすることができる。
【0032】請求項4の構成によれば、定着ローラの芯
金と補強部材とが同材質で作られているので、芯金と補
強部材の熱膨張率も同じであり、実使用時の温度上昇時
に補強部材が外れたり、あるいは補強部材が芯金を強く
押し過ぎたりすることが防止することができる。
【0033】請求項5の構成によれば、補強部材が定着
ローラの中央側と両端側との位置に設けられ、中央側の
補強部材より両端側の補強部材が小さい熱容量に設定さ
れているので、定着ローラの両端部と中央領域との間の
温度ムラを低減することができる。
【0034】請求項6の構成によれば、補強部材が定着
ローラの芯金に、円筒状舌部若しくはその近傍に付着し
た高耐熱性接着材で固定されているので、円筒状舌部の
外形公差を締まりばめ係合より小径にしてもよく、補強
部材の芯金への装着時におけるスラスト負荷抵抗をより
軽減することができる。
【0035】請求項7の構成によれば、補強部材が定着
ローラの中央側と両端側との位置に設けられ、両端側の
補強部材のリング内径が中央側の補強部材のリング内径
より小径であるので、対流熱放散等を抑えられ、温度ム
ラを低減するとともに熱源の加熱効率を高められる。
【0036】請求項8の構成によれば、補強部材が定着
ローラの中央側と両端側との位置に設けられ、両端側の
補強部材の位置はそれぞれ熱源の発熱部より外側である
ので、温度ムラを低減するとともに熱源の加熱効率を高
められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の一実施例を示す側面図
である。
【図2】その定着装置の縦中央拡大断面図である。
【図3】補強部材の一例を示し、(a)は正面図、
(b)はその断面図である。
【図4】補強部材の別の例を示し、(a)は正面図、
(b)はその平面図である。
【図5】定着ローラと加圧ローラ2をクロス方式で加圧
接触させた定着装置の斜視図である。
【図6】クロス方式で加圧接触させた定着装置の平面図
である。
【図7】従来の定着装置を示す説明図である。
【図8】従来の定着装置の不具合の一例を示す説明図で
ある。
【図9】従来の定着装置の別の不具合を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3,4 ヒータ 5,6 発熱部 10 芯金パイプ 12a,12b,12c 補強部材 13 円筒状舌部 14 切り離し部 15 切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝木 弘幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 由良 純 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に熱源を備え、薄肉の芯金を有する
    定着ローラと、該定着ローラの外周面に当接される加圧
    ローラとを有し、前記定着ローラ内に円筒形状を保持す
    るための補強部材が設けられている定着装置において、 前記補強部材は板状体をリング形状に形成してなり、か
    つその外縁部に前記定着ローラの内周面に幅を持って当
    接する円筒状舌部が設けられていることを特徴とする定
    着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の定着装置において、前
    記補強部材に、リング形状の一部を切り離す切り離し部
    が設けられていることを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の定着装置にお
    いて、前記補強部材に、その一部を切り取って形成され
    る切り欠きが複数個設けられていることを特徴とする定
    着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れか1つに記載の
    定着装置において、前記定着ローラの芯金と前記補強部
    材とが同材質で作られていることを特徴とする定着装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れか1つに記載の
    定着装置において、前記補強部材が前記定着ローラの中
    央側と両端側との位置に設けられ、中央側の補強部材よ
    り両端側の補強部材が小さい熱容量に設定されているこ
    とを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れか1つに記載の
    定着装置において、前記補強部材が前記定着ローラの芯
    金に、前記円筒状舌部若しくはその近傍に付着した高耐
    熱性接着材で固定されていることを特徴とする定着装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6の何れか1つに記載の
    定着装置において、前記補強部材が前記定着ローラの中
    央側と両端側との位置に設けられ、両端側の補強部材の
    リング内径が中央側の補強部材のリング内径より小径で
    あることを特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れか1つに記載の
    定着装置において、前記補強部材が前記定着ローラの中
    央側と両端側との位置に設けられ、両端側の補強部材の
    位置はそれぞれ前記熱源の発熱部より外側であることを
    特徴とする定着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316143A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置
JP5819014B1 (ja) * 2015-01-29 2015-11-18 ミツマ技研株式会社 ヒートロール定着装置及びヒートローラ
JP2020095201A (ja) * 2018-12-14 2020-06-18 富士ゼロックス株式会社 加熱装置、定着装置、および画像形成装置

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