JPH08286422A - トナー及び画像形成方法 - Google Patents
トナー及び画像形成方法Info
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- JPH08286422A JPH08286422A JP7109121A JP10912195A JPH08286422A JP H08286422 A JPH08286422 A JP H08286422A JP 7109121 A JP7109121 A JP 7109121A JP 10912195 A JP10912195 A JP 10912195A JP H08286422 A JPH08286422 A JP H08286422A
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Abstract
少なく、像担持体上にトナー融着が生じず、高品位な画
像が得られるトナーを提供することにある。 【構成】 少なくとも結着樹脂中に着色剤が分散された
トナー粒子と無機微粉体及び樹脂微粒子を有するトナー
であり、該トナーの画像解析装置で測定した形状係数S
F−1の値が110<SF−1≦180であり、形状係
数SF−2の値が110<SF−2≦140であり、該
樹脂微粒子の表面積形状球形度φ0が0.5〜0.9で
あることを特徴とする。
Description
法,磁気記録法などを利用した記録方法に用いられるト
ナー及び画像形成方法に関するものである。詳しくは、
本発明は、予め静電潜像担持体上にトナー像を形成後、
転写材上に転写させて画像形成する、複写機,プリンタ
ー,ファックスに用いられるトナー及び画像形成方法に
関する。
知られているが、一般には光導電性物質を利用し、種々
の手段により像担持体(感光体)上に電気的潜像を形成
し、次いで該潜像をトナーで現像を行なって可視像と
し、必要に応じて紙などの転写材にトナー像を転写した
後、熱・圧力等により転写材上にトナー画像を定着して
複写物を得るものである。
スケード現像法,磁気ブラシ現像法,加圧現像方法等が
知られている。さらには、磁性トナーを用い、中心に磁
極を配した回転スリーブを用い感光体上とスリーブ上の
間を電界にて飛翔させる方法も用いられている。
スビーズや鉄粉等のキャリア粒子が不要な為、現像装置
自体を小型化・軽量化出来る。さらには、二成分現像方
式はキャリア中のトナーの濃度を一定に保つ必要がある
為、トナー濃度を検知し必要量のトナーを補給する装置
が必要である。よって、ここでも現像装置が大きく重く
なる。一成分現像方式ではこのような装置は必要となら
ない為、やはり小さく軽く出来るため好ましい。
リンターが最近の市場の主流になっており、技術の方向
としてより高解像度即ち、従来240、300dpiで
あったものが400、600、800dpiとなって来
ている。従って現像方式もこれにともなってより高精細
が要求されてきている。また、複写機においても高機能
化が進んでおり、そのためデジタル化の方向に進みつつ
ある。この方向は、静電荷像をレーザーで形成する方法
が主である為、やはり高解像度の方向に進んでおり、こ
こでもプリンターと同様に高解像・高精細の現像方式が
要求されてきている。このためトナーの小粒径化が進ん
でおり、特開平1−112253号公報、特開平1−1
91156号公報、特開平2−214156号公報、特
開平2−284158号公報、特開平3−181952
号公報、特開平4−162048号公報などでは特定の
粒度分布の粒径の小さいトナーが提案されている。
は転写工程で転写材に転写されるが、感光体上に残った
転写残トナーはクリーニング工程でクリーニングされ、
廃トナー容器にトナーは蓄えられる。このクリーニング
工程については、従来ブレドクリーニング,ファーブラ
シクリーニング,ローラークリーニング等が用いられて
いた。装置面からみると、かかるクリーニング装置を具
備するために装置が必然的に大きくなり装置のコンパク
ト化を目指すときのネックになっていた。さらには、エ
コロジーの観点より、トナーの有効活用と言う意味で廃
トナーの少ないシステムが望まれており、転写効率の良
いトナーが求められていた。
は形状係数SF−1及びSF−2を規定したトナーが提
案されている。しかしながら、該公報には転写に関して
なんの記載もなく、また、実施例を行った結果、転写効
率が低く、さらなる改良が必要である。
においては機械的衝撃力により球形化した磁性トナーが
提案されている。しかしながら、転写効率はいまだ不十
分であり、さらなる改良が必要である。
から使用されているコロナ放電を利用した一次帯電及び
転写プロセスから感光体当接部材を用いた一次帯電、転
写プロセスが主流となりつつある。このプロセスを用い
れば、コロナ放電と比較して低電圧化がはかれ、オゾン
発生量が大幅に減少する。
や特開平2−123385号公報が提案されている。こ
れらは、接触帯電方法や接触転写方法に関するものであ
るが、静電潜像担持体に導電性弾性ローラーを当接し、
該導電性ローラーに電圧を印加しながら該静電潜像担持
体を一様に帯電し、次いで露光,現像工程によってトナ
ー像を得た後該静電潜像担持体に電圧を印加した別の導
電性ローラーを押圧しながらその間に転写材を通過さ
せ、該静電潜像担持体上のトナー画像を転写材に転写し
た後、定着工程を経て転写画像を得ている。
いないローラー転写方式においては、転写部材が転写時
に転写部材を介して感光体に当接されるため、感光体上
に形成されたトナー像を転写材へ転写する際にトナー像
が圧接され、所謂転写中抜けと称される部分的な転写不
良の問題が生じる(図5参照)。
トナー粒子にかかるクーロン力に比して、トナー粒子の
感光体への付着力(鏡像力やファンデルワールス力な
ど)が大きくなってきて結果として転写残トナーが増加
する傾向があった。
リカ微粉体を用いることが特開昭46−5782号公
報、特開昭48−47345号公報、特開昭48−47
346号公報等で提案されている。例えばシリカ微粉体
とジメチルジクロルシランのごとき有機硅素化合物とを
反応させ、シリカ微粉体の表面のシラノール基を有機基
で置換し疎水化したシリカ微粉体が設けられている。
ナーにおいては、接触帯電により感光体にトナーが圧接
されるような画像形成工程において、特に接触帯電部材
及び感光体に傷をつけ、接触帯電部材及び感光体表面に
おいて、トナーの融着及びフィルミングを生じやすい。
甚だしい場合には画像欠損を生じることもある。
いては、特開昭60−186854号公報、特開平1−
121861号公報、特開平1−113765号公報、
特開平1−113762号公報等で球形の樹脂微粒子を
添加することが提案されているが、同様に感光体上のト
ナー融着防止には効果が小さく、接触帯電を用いた装置
においては接触帯電装置を汚染し帯電ムラを生じやす
く、また、転写性の改善も見られなかった。
は、球状を規定した樹脂微粒子と無機微粉体を含有した
トナーが提案されている。この方法によればトナーの感
光体への融着や直接帯電部材の汚染は改善されるもの
の、転写効率の向上には効果がなかった。
ーが帯電部材により強く感光体表面に押しつけられるた
め、帯電部材や被帯電表面へトナーが固着し、さらには
帯電部材や被帯電表面の損傷や摩耗が起きやすくなるた
めである。
電ローラーと静電潜像担持体間に発生する放電による静
電潜像担持体表面の物理的・化学的な作用がコロナ帯電
方式に比較して大きく、特に有機感光体/ブレードクリ
ーニングとの組合せにおいて、感光体表面劣化に起因す
る摩耗が生じやすく、寿命に問題があった(直接帯電/
有機感光体/一成分磁性現像方法/当接転写/ブレード
クリーニングの組合せは、画像形成装置の低コスト化お
よび小型軽量化が容易であるため、低価格・小型軽量が
要求される分野の複写機,プリンター,ファクシミリ等
において主流の方式である。)。
れるトナーと感光体は離型性に優れたものであることが
要求されていた。
の従来技術の問題点を解決したトナー及び画像形成方法
を提供することにある。
転写残トナーが少なく、ローラー転写方式においても転
写中抜けが発生しないか、又はこれらの現象が抑制され
たトナー及び画像形成方法を提供することにある。
接触帯電部材を用いた画像形成装置による長期間および
多数枚プリント後においても、感光体上にトナー融着が
生じないか、または生じにくいトナー及び画像形成方法
を提供することにある。
圧接する部材の汚染による帯電異常や画像欠陥が発生し
ないか、又はこれらの現象が抑制されたトナー及び画像
形成方法を提供することにある。
くとも結着樹脂中に着色剤が分散されたトナー粒子と無
機微粉体及び樹脂微粒子を有するトナーであり、該トナ
ーの画像解析装置で測定した形状係数SF−1の値が1
10<SF−1≦180であり、形状係数SF−2の値
が110<SF−2≦140であり、該樹脂微粒子の表
面積形状球形度φ0が0.5〜0.9であることを特徴
とするトナーに関する。
帯電部材を静電潜像担持体に接触させて帯電を行う帯電
工程と、静電潜像担持体上に該トナーを用いたトナー像
を形成する現像工程と、該トナー像を、電圧が印加され
ている転写部材を転移材に接触させながら該転写材料上
へ転写する転写工程を有する電子写真装置を用いる画像
形成方法に関する。
しくはSF−1の値が120≦SF−1≦180であ
り、かつSF−2の値が115≦SF−2≦140であ
るトナーが用いられる。
1,SF−2とは、例えば日立製作所製FE−SEM
(S−800)を用い、1000倍に拡大した2μm以
上のトナー像を100個無作為にサンプリングし、その
画像情報はインターフェースを介して、例えばニコレ社
製画像解析装置(Luzex III)に導入し解析を
行い下式より算出し得られた値を形状係数SF−1,S
F−2と定義する。
PERIMEは粒子の周囲長、AREAは粒子の投影面
積を示す。)
合を示し、形状係数SF−2はトナー粒子凹凸の度合を
示している。
時あるいはトナーの球状係数SF−2が110以下の
時、及びSF−2の値から100を引いた値BとSF−
1の値から100を引いた値Aとの比B/Aの値が1.
0を超えるときは、一般にクリーニング不良が発生しや
すく、トナーの形状係数SF−1が180を超えると、
球形から離れて不定形に近づき、現像器内でトナーが破
砕され易く、粒度分布が変動したり、帯電量分布がブロ
ードになりやすく地かぶりや反転かぶりが生じやすい。
また、SF−2が140を超えると、静電潜像担持体
(感光体)から転写材への転写時におけるトナー像の転
写効率の低下、および文字やライン画像の転写中抜けを
招き好ましくない。この際、粉砕法で製造したトナーが
好ましく用いられる。
0が0.5〜0.9である樹脂微粒子を上記形状を有す
るトナー粒子に添加することで、トナーの感光体への融
着及び接触帯電部材の汚染が改善されると同時に、転写
効率の向上も達成することが可能となった。
0.5〜0.9である樹脂微粒子が感光体へのトナー融
着に効果を示すのは以下の理由が考えられる。感光体へ
のトナー融着の原因としては無機微粒子の付着した接触
帯電部材によって感光体表面がこすられて生じた微小な
傷がある。傷の発生を防止するために、接触帯電部材と
感光体の接触部において遊離無機微粉体を除去すること
が好ましく、このことが結果的に感光体へのトナー融着
を防止する働きがある。本発明のトナーに用いる樹脂微
粒子は、真球の樹脂微粒子と比較した場合、図11aに
模式的に示した如く、ある程度の凹凸を有した球状樹脂
微粒子であり、遊離状態にある無機微粉体を数多く吸着
する働きがある。
れる球状の樹脂微粒子は、一般に図11bに示した如く
重合体粒子表面に凹凸が少ないために、該重合体粒子の
表面積形状球形度φ0は0.9を超えており、1.0に
近い。
ット気流を使用して粉砕した樹脂微粒子の表面は微小な
凹凸を多数有する破断面で形成されているので、該樹脂
微粒子の表面積形状球形度φ0は0.5未満であり、一
般に0.3〜0.4程度である。
ては、クリーナからすりぬけた樹脂微粒子は接触帯電部
材に吸着され、遊離無機微粉体を該樹脂微粒子が吸着
し、感光体表面の損傷を防止していると考えられる。こ
のときクリーナからすりぬける樹脂微粒子の量が非常に
多い場合は遊離微粉体の量は減少し、感光体へのトナー
融着は防止されるものの、接触帯電部材上に樹脂微粒子
の厚い層が形成され、そのため感光体の帯電不良の一因
となる。本発明に用いる樹脂微粒子は図11aのごとく
表面にある程度の凹凸を有するため、真球状のものと比
較して、クリーナからすりぬける量が程よく規制される
ため、結果として帯電不良の発生が押さえられる。
よりも大きい場合には、多数枚の画出しを行った場合に
感光体の帯電不良が見られるようになる。表面積形状球
形度φ0が0.5未満の場合には、樹脂微粒子表面に数
多くの凹凸を有するため、吸湿性が高くなり、高温高湿
下における現像特性が低下しやすい。さらにトナー粒子
との混合の際に樹脂微粒子表面の凸部が欠けやすく、ト
ナー中に多くの樹脂微粒子の欠片が存在し、現像特性に
悪影響を及ぼす。
粒径が0.03〜1.0μmであることが好ましい。よ
り好ましくは0.05〜0.8μmのものを用いる。
1.0μmより大きいものは比表面積が小さく無機微粒
子の吸着に適当でなく、感光体へのトナー融着の防止に
効果的ではない。一方、0.03μmよりも小さい場合
には、現像剤の帯電量が高くなり過ぎ、チャージアップ
による濃度低下を引き起こしやすい。
Ωcm(さらに好ましくは108〜1013Ωcm)のも
のが好ましく用いられる。107Ωcm未満のものを用
いるとトナーの帯電量が低下し、結果として画像濃度の
低下を生じやすい。また、1014Ωcmより高いものを
用いると流動性が悪化しカブリの多い画像となりやす
く、さらにチャージアップによる画像濃度低下も生じや
すい。
は+50μC/g以下、負帯電性である場合には−20
0μC/g以下(さらに好ましくは−30μC/g〜−
100μC/g)であることが好ましい。該樹脂粒子の
帯電量が正帯電性で+50μC/gより大きい場合に
は、トナーの帯電量が不安定になりやすく、多数枚の画
出しを行う際にカブリを生じやすい。また、帯電量が負
帯電性で−200μC/gより大きい場合にはトナーの
流動性が悪化し、画像上に濃淡ムラが生じやすい。
対し、0.01〜1.0質量部(さらに好ましくは0.
03〜0.7質量部)使用するのがよい。該樹脂微粒子
の添加量が1.0質量部よりも多い場合には画像濃度の
低下を生じやすく、0.01質量部未満であればトナー
の感光体への融着防止の効果が小さい。
の添加量よりも多い場合には、トナーの流動性が悪化し
カブリを生じやすい。
のように定義する。
TACHIROME社製比表面積計オートソーブ1を使
用した場合、測定方法の例としては次のようなものがあ
る。
温度40℃,真空度9.8mPa(1.0×1.0-3m
mHg)で1時間以上脱気処理を行い、その後、液体窒
素により冷却した状態で窒素ガスを吸着しBET多点法
により値を求める。
は、例えば、樹脂微粒子の電子顕微鏡写真(×1000
0)から、無作為に100個の樹脂微粒子像を選びそれ
らの長径を測定し、平均した長径の値をその樹脂微粒子
を真球と仮定した場合の直径とする。この樹脂微粒子の
直径と密度をもとに樹脂微粒子を真球と仮定した場合の
表面積(m2/g)を求める。
定の例を示す。試料約0.3gを油圧ポンプにより2
4.5MPa(250kg/cm2)で5分間加圧し、
直径約13mm,高さ約2〜3mmのペレット状の錠剤
に成形する。ここで得られた錠剤は、40℃で乾燥した
後、必要に応じて表面及び裏面に導電剤をコートし例え
ば、HEWLETT PAKARD 社製16008A
RESISTIVITYCELL;またはYOKOGA
WA HEWLETT PAKARD社製2329A
HIGH RESISITANCE METERを用い
て温度23.5℃,湿度65%RHの環境下で電圧10
00V印加時の抵抗値R(Ω)を測定し、計算により体
積固有抵抗値ρ(Ωcm)を求める。
リル酸、メチルメタクリレート、2−エチルへキシルア
クリレート、ブチルアクリレート等、トナーの結着樹脂
に用いられる様なスチレン系及びアクリル系モノマーを
共重合して得られるが、ガラス転移点が80℃以上であ
るものが好ましい。また、ジビニルベンゼンのごとき架
橋剤で架橋されていてもよく、抵抗及び帯電量制御のた
めに表面が金属、金属酸化物、顔料、染料、界面活性剤
の様なもので処理されていてもよい。
と(メタ)アクリル酸エステル系モノマー及び(メタ)
アクリル酸モノマーまたはカルボン酸基を有する他のモ
ノマーからなることが好ましく、トナーの結着樹脂がス
チレン系重合体である場合は、樹脂微粒子の主構成モノ
マーはスチレン系モノマーであることが、トナー粒子と
の相互帯電が少なく流動性が悪化しにくい。
数φ0の範囲はモノマー組成物及び重合条件をコントロ
ールすることで達成される。
は、B/Aの比が1.0以下が好ましいが、さらに好ま
しくはこの値が0.2〜0.9(さらには0.35〜
0.85)であることが、現像性を維持しながら転写性
を向上させるために好ましい。B/Aは図6において、
原点を通る直線の傾きを示す。
を有することで、転写効率の向上及び文字やライン画像
の転写中抜けが改善される。この時、BET法によって
測定された単位体積あたりの比表面積Sbと、トナーを
真球と仮定した際の重量平均粒径(D4)から算出した
単位体積あたりの比表面積St(St=6/D4)の関
係が3.0≦Sb/St≦7.0かつ、Sb≧St×
1.5+1.5であることが好ましく、さらにSbが
3.2〜6.8m2/cm3(より好ましくは3.4〜
6.3m2/cm3)であることがよい。この場合、樹脂
粒子と同様にトナーにも表面積形状係数φtを用いる
と、φt=St/Sbとなる。
が不十分であり、7.0倍を超えると画像濃度が低下す
る。これはトナー粒子に添加される無機微粒子がトナー
粒子とトナー像担持体との間でスペーサーとして有効に
挙動することに因ると考えられる。
子の比表面積とトナー粒子に添加する無機微粉体の比表
面積,添加量及び添加混合強度を制御することで達成さ
れる。添加混合強度が強すぎると、無機微粒子がトナー
粒子中に埋め込まれてしまい、転写効率の向上が不十分
である。
にトナー粒子の体積あたりの比表面積Srが1.2〜
2.5m2/cm3(好ましくは1.4〜2.1m2/c
m3)であり、トナーを真球と仮定した際の重量平均粒
径から計算される体積あたりの理論比表面積の1.5〜
2.5倍であることが良い。
積は1.5m2/cm3以上増加することが好ましい。無
機粒子を添加する前のトナー粒子の1nm〜100nm
の細孔の積算細孔面積比率曲線における60%細孔半径
が3.5nm以下であるほうがよい。この際、トナーの
BET比表面積Sbとトナー粒子のBET比表面積Sr
の比Sb/Srの値は2〜5の範囲にあることが好まし
い。
粉体の一次粒径以上の、トナー粒子中の細孔を減ずるこ
とによって、該無機微粉体がさらに有効に挙動し、転写
効率を向上させるものと考えられる。
脂微粒子が添加されることによって、樹脂微粒子もトナ
ーと感光体間の有効なスペーサーとして働き、転写効率
をさらに向上させる傾向にある。
定装置オートソーブ1(湯浅アイオニクス社製)を用い
て試料表面に窒素ガスを吸着させ、BET多点法を用い
て比表面積を算出した。また、60%細孔半径は、脱離
側の細孔半径に対する積算細孔面積比率曲線から求め
た。オートソーブ1においては細孔分布の計算はBar
rett, Joyner & Harenda(B.
J.H)によって考えられたB.J.H法で行う。
を忠実に現像するために、トナー粒子は重量平均径が4
μm〜9μmであることが好ましい。重量平均径が4μ
m未満のトナー粒子においては、転写効率の低下から感
光体上に転写残のトナーが多く、さらに、カブリ・転写
不良に基づく画像の不均一ムラの原因となりやすく、本
発明で使用するトナーには好ましくない。また、トナー
粒子の重量平均径が9μmを超える場合には、文字やラ
イン画像の飛び散りが生じやすい。
ーカウンターTA−II型あるいはコールターマルチサ
イザー(コールター社製)等を用い、個数分布,体積分
布を出力するインターフェイス(日科機製)及びPC9
801パーソナルコンピューター(NEC製)を接続
し、電解液は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl
水溶液を調製する。たとえば、ISOTON R−II
(コールターサイエンティフィックジャパン社製)が使
用できる。測定法としては、前記電解水溶液100〜1
50ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアル
キルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加え、
更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電
解液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない前
記コールターカウンターTA−II型によりアパーチャ
ーとして100μmアパーチャーを用いて、2μm以上
のトナーの体積,個数を測定して体積分布と個数分布と
を算出した。それから、本発明に係わる体積分布から求
めた体積基準の重量平均粒径(D4)、個数分布から求
めた個数基準の長さ平均粒径(D1)を求めた。
たりの帯電量(二成分法)は30〜80C/m3(より
好ましくは40〜70C/m3)であることが、電圧を
印加した転写部材を用いる転写方法において転写効率を
向上させる上で好ましい。
電量(二成分トリボ)の測定法を以下に示す(図4)。
としてEFV200/300(パウダーテック社製)を
用い、キャリア9.5gにトナー0.5gを加えた混合
物を50〜100ml容量のポリエチレン製の瓶に入れ
50回手で震盪する。次いで、底に500メッシュのス
クリーン23のある金属製の測定容器22に前記混合物
1.0〜1.2gを入れ、金属製のフタ24をする。こ
の時の測定容器22全体の質量を秤りW1(g)とす
る。次に吸引機(測定容器22と接する部分は少なくと
も絶縁体)において、吸引口27から吸引し風量調節弁
26を調節して真空計25の圧力を2450Pa(25
0mmAq)とする。この状態で一分間吸引を行ないト
ナーを吸引除去する。この時の電位計29の電位をV
(ボルト)とする。ここで28はコンデンサーであり容
量をC(μF)とする。また吸引後の測定機全体の質量
を秤りW2(g)とする。このトナーの摩擦帯電量(m
C/kg)は、下式の如く計算される。
−W2)
ャリア20.0gに樹脂微粒子0.2gの比率で混合
し、約125回,50秒間の震盪を行った後、測定す
る。
る結着樹脂としてはGPC分子量分布において、低分子
量のピークが3000〜15000の範囲にあること
が、粉砕法で生成したトナーの形状を熱機械的衝撃力で
コントロールする上で好ましい。低分子量のピークが1
5000を超えると、形状係数SF−1,SF−2を本
発明の範囲に制御しにくく、転写効率の向上が十分では
ない。また、3000未満では、表面処理時に融着を生
じやすい。分子量は、GPC(ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー)により測定される。具体的なGPC
の測定方法としては、予めトナーをソックスレー抽出器
を用いTHF(テトラヒドロフラン)溶剤で20時間抽
出を行ったサンプルを用い、カラム構成は昭和電工製A
−801,802,803,804,805,806,
807を連結し標準ポリスチレン樹脂の検量線を用い分
子量分布を測定し得る。
子量(Mn)の比率(Mw/Mn)は、2〜100を示
す樹脂が本発明には好ましい。
性,保存性の観点から50℃〜75℃(さらに好ましく
は、52℃〜70℃)が好ましい。
の測定にはたとえば、パーキンエルマー社製のDSC−
7のような高精度の内熱式入力補償型の示差走査熱量計
で測定を行う。測定方法は、ASTM D3418−8
2に準じて行う。本発明においては、資料を1回昇温さ
せ前履歴をとった後、急冷し、再度温度速度10℃/m
in、温度0〜200℃の範囲で昇温させたときに測定
されるDSC曲線を用いる。
は、例えば、ポリスチレン、ポリ−p−クロルスチレ
ン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の
単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共重合体、ス
チレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナ
フタリン共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重
合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチ
レン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル
共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共
重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合
体等のスチレン系共重合体;ポリ塩化ビニル、フェノー
ル樹脂、天然変性フェノール樹脂、天然樹脂変性マレイ
ン酸樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリ酢酸ビ
ニール、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレ
タン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、キ
シレン樹脂、ポリビニルブチラール、テルペン樹脂、ク
マロンインデン樹脂、石油系樹脂等が使用できる。ま
た、架橋されたスチレン系樹脂も好ましい結着樹脂であ
る。
対するコモノマーとしては、例えば、アクリル酸、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸
−2−エチルヘキシル、アクリル酸フェニル、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等のような
二重結合を有するモノカルボン酸もしくはその置換体;
例えば、マレイン酸、マレイン酸ブチル、マレイン酸メ
チル、マレイン酸ジメチル、等のような二重結合を有す
るジカルボン酸及びその置換体;例えば、塩化ビニル、
酢酸ビニル、安息香酸ビニル等のようなビニルエステル
類、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン等のよう
なエチレン系オレフィン類;例えば、ビニルメチルケト
ン、ビニルヘキシルケトン等のようなビニルケトン類;
例えば、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテ
ル、ビニルイソブチルエーテル等のようなビニルエーテ
ル類;等のビニル単量体が単独もしくは組み合わせて用
いられる。ここで架橋剤としては、主として2個以上の
重合可能な二重結合を有する化合物が用いられ、例え
ば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン等のような
芳香族ジビニル化合物;例えば、エチレングリコールジ
アクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、
1,3−ブタンジオールジメタクリレート等のような二
重結合を2個有するカルボン酸エステル;ジビニルアニ
リン、ジビニルエーテル、ジビニルスルフィド、ジビニ
ルスルホン等のジビニル化合物;及び3個以上のビニル
基を有する化合物;が単独もしくは混合物として使用で
きる。
着樹脂としては、低分子量ポリエチレン,低分子量ポリ
プロピレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン
−アクリル酸エステル共重合体,高級脂肪酸,ポリアミ
ド樹脂,ポリエステル樹脂が挙げられる。これらは単独
又は混合して用いることが好ましい。
上,定着性の向上の点から次のようなワックス類をトナ
ー中に含有させることも好ましい。パラフィンワックス
及びその誘導体,マイクロクリスタリンワックス及びそ
の誘導体,フィッシャートロプシュワックス及びその誘
導体,ポリオレフィンワックス及びその誘導体,カルナ
バワックス及びその誘導体などで、誘導体には酸化物
や、ビニル系モノマーとのブロック共重合体,グラフト
変性物を含む。
エステル,ケトン,硬化ヒマシ油及びその誘導体,植物
系ワックス,動物性ワックス,鉱物系ワックス,ペトロ
ラクタム等も利用できる。
ー粒子に配合(内添)、又はトナー粒子と混合(外添)
して用いることが好ましい。荷電制御剤によって、現像
システムに応じた最適の荷電量コントロールが可能とな
り、特に本発明では粒度分布と荷電量とのバランスを更
に安定したものとすることが可能である。トナーを負荷
電性に制御するものとして下記物質がある。
効であり、モノアゾ金属錯体、アセチルアセトン金属錯
体、芳香族ハイドロキシカルボン酸、芳香族ダイカルボ
ン酸系の金属錯体がある。他には、芳香族ハイドロキシ
カルボン酸、芳香族モノ及びポリカルボン酸及びその金
属塩、無水物、エステル類、ビスフェノール等のフェノ
ール誘導体類等がある。
質がある。
物;トリブチルベンジルアンモニウム−1−ヒドロキシ
−4−ナフトスルフォン酸塩、テトラブチルアンモニウ
ムテトラフルオロボレート等の四級アンモニウム塩、及
びこれらの類似体であるホスホニウム塩等のオニウム塩
及びこれらのレーキ顔料、トリフェニルメタン染料及び
これらのレーキ顔料(レーキ化剤としては、燐タングス
テン酸、燐モリブデン酸、燐タングステンモリブデン
酸、タンニン酸、ラウリン酸、没食子酸、フェリシアン
化物、フェロシアン化物等)、高級脂肪酸の金属塩;ジ
ブチルスズオキサイド、ジオクチルスズオキサイド、ジ
シクロヘキシルスズオキサイド等のジオルガノスズオキ
サイド;ジブチルスズボレート、ジオクチルスズボレー
ト、ジシクロヘキシルスズボレート等のジオルガノスズ
ボレート類;これらを単独あるいは2種類以上組み合わ
せて用いることができる。
ることが好ましく、この場合これらの荷電制御剤の個数
平均粒径は4μm以下さらには3μm以下が特に好まし
い。これらの荷電制御剤をトナーに内添する場合は結着
樹脂100質量部に対して0.1〜20質量部、特に
0.2〜10質量部使用することが好ましい。
としてカーボンブラック,磁性体,以下に示すイエロー
/マゼンタ/シアン着色剤を用い黒色に調色されたもの
が利用される。
物,イソインドリノン化合物,アンスラキノン化合物,
アゾ金属錯体,メチン化合物,アリルアミド化合物に代
表される化合物が用いられる。具体的には、C.I.ピ
グメントイエロー12、13、14、15、17、6
2、74、83、93、94、95、97、109、1
10、111、120、127、128、129、14
7、168、174、176、180、181、191
等が好適に用いられる。
物,ジケトピロロピロール化合物,アンスラキノン,キ
ナクリドン化合物,塩基染料レーキ化合物,ナフトール
化合物,ベンズイミダゾロン化合物,チオインジゴ化合
物,ペリレン化合物が用いられる。具体的には、C.
I.ピグメントレッド2、3、5、6、7、23、4
8;2、48;3、48;4、57;1、81;1、1
44、146、166、169、177、184、18
5、202、206、220、221、254が特に好
ましい。
化合物及びその誘導体,アンスラキノン化合物,塩基染
料レーキ化合物等が利用できる。具体的には、C.I.
ピグメントブルー1、7、15、15:1、15:2、
15:3、15:4、60、62、66等が特に好適に
利用できる。
固溶体の状態で用いることができる。本発明の着色剤
は、色相角,彩度,明度,耐候性,OHP透明性,トナ
ー中への分散性の点から選択される。該着色剤の添加量
は、樹脂100質量部に対し1〜20質量部添加して用
いられる。
は、他の着色剤と異なり、樹脂100質量部に対し30
〜200質量部添加して用いられる。
ル,銅,マグネシウム,マンガン,アルミニウム,珪素
などの元素を含む金属酸化物などがある。中でも四三酸
化鉄,γ−酸化鉄等,酸化鉄を主成分とするものが好ま
しい。また、トナー帯電性コントロールの観点から硅素
元素またはアルミニウム元素等、他の金属元素を含有し
ていてもよい。これら磁性粒子は、窒素吸着法によるB
ET比表面積が好ましく2〜3m2/g、特に3〜28
m2/g、更にモース硬度が5〜7の磁性粉が好まし
い。
球体,針状,鱗片状などがあるが、8面体,6面体,球
体,不定型等の異方性の少ないものが画像濃度を高める
上で好ましい。磁性体の平均粒径としては0.05〜
1.0μmが好ましく、さらに好ましくは0.1〜0.
6μm、さらには、0.1〜0.4μmが好ましい。
0〜200質量部、好ましくは40〜200質量部、さ
らには50〜150質量部が好ましい。30質量部未満
ではトナー搬送に磁気力を用いる現像器においては、搬
送性が不十分で現像剤担持体上の現像剤層にむらが生じ
画像むらとなる傾向であり、さらに現像剤トリボの上昇
に起因する画像濃度の低下が生じ易い傾向であった。一
方、200質量部を超えると定着性に問題が生ずる傾向
であった。
体としては公知のものが用いられるが、帯電安定性,現
像性,流動性,保存性向上のため、シリカ,アルミナ,
チタニアあるいはその複酸化物の中から選ばれることが
好ましい。さらには、シリカであることがより好まし
い。例えば、かかるシリカは硅素ハロゲン化物やアルコ
キシドの蒸気相酸化により生成されたいわゆる乾式法又
はヒュームドシリカと称される乾式シリカ及びアルコキ
シド,水ガラス等から製造されるいわゆる湿式シリカの
両者が使用可能であるが、表面及びシリカ微粉体の内部
にあるシラノール基が少なく、またNa2O,SO3 2-等
の製造残滓の少ない乾式シリカの方が好ましい。また乾
式シリカにおいては、製造工程において例えば、塩化ア
ルミニウム,塩化チタン等他の金属ハロゲン化合物を硅
素ハロゲン化合物と共に用いることによって、シリカと
他の金属酸化物の複合微粉体を得ることも可能でありそ
れらも包含する。
で測定した窒素吸着による比表面積が30m2/g以
上、特に50〜400m2/gの範囲のものが良好な結
果を与え、トナー100質量部に対してシリカ微粉末
0.1〜8質量部、好ましくは0.5〜5質量部、さら
に好ましくは1.0を超えて3.0質量部まで使用する
のが特に良い。
一次粒径が30nm以下であることが好ましい。
必要に応じ、疎水化,帯電性制御等の目的でシリコーン
ワニス,各種変性シリコーンワニス,シリコーンオイ
ル,各種変性シリコーンオイル,シランカップリング
剤,官能基を有するシランカップリング剤,その他有機
硅素化合物,有機チタン化合物等の処理剤で、あるい
は、種々の処理剤で併用して処理されていることも可能
であり好ましい。
率を達成するためには、無機微粉体は少なくともシリコ
ーンオイルで処理されることがさらに好ましい。
0%以上(より好ましくは80%以上)を有するのがよ
い。疎水化度が60%未満であると、高湿下での無機微
粉体の水分吸着により高品位の画像が得られにくい。
下の方法で測定された値を用いる。もちろん本発明の測
定法を参照しながら他の測定法も可能である。
交換水100ml及び試料0.1gを入れ、震盪機(タ
ーブラミキサーT2C型)で90rpmの条件で10分
間震盪する。震盪後10分間静置し、無機粉体層と水層
が分離した後、下層の水層を20乃至30ml採取し、
10mm角のセルに入れ500mmの波長で無機微粉体
を入れていないブランクのイオン交換水を基準として透
過率を測定し、その透過率(%)をもって、疎水化度と
するものである。
またはクリーニング性向上のために、前記無機微粉体に
加えて、さらに一次粒径が30nmを超える(好ましく
は比表面積が50m2/g未満)、より好ましくは、5
0nm以上(好ましくは比表面積が30m2/g未満)
の無機又は有機の球状に近い微粒子をさらに添加するこ
とも好ましい形態の一つである。例えば球状シリカ粒
子,球状ポリメチルシルセスキオキサン粒子,球状樹脂
粒子等が好ましく用いられる。
響を与えない範囲内で更に他の添加剤、例えばテフロン
粉末、ステアリン酸亜鉛粉末、ポリフッ化ビニリデン粉
末の如き滑剤粉末;酸化セリウム粉末、炭化硅素粉末、
チタン酸ストロンチウム粉末などの研磨剤;例えば酸化
チタン粉末、酸化アルミニウム粉末などの流動性付与
剤;ケーキング防止剤、あるいは例えばカーボンブラッ
ク粉末、酸化亜鉛粉末、酸化スズ粉末等の導電性付与
剤、また、逆極性の有機微粒子及び無機微粒子を現像性
向上剤として少量用いることもできる。
の方法が用いられるが、例えば、結着樹脂、ワックス、
金属塩ないしは金属錯体、着色剤としての顔料、染料、
又は磁性体、必要に応じて荷電制御剤、その他の添加剤
等をヘンシェルミキサー、ボールミル等の混合器により
十分混合してから加熱ロール、ニーダー、エクストルー
ダーの如き熱混練機を用いて溶融混練して樹脂類をお互
いに相溶せしめた中に金属化合物、顔料、染料、磁性体
を分散又は溶解せしめ、冷却固化後、粉砕、分級を行な
って本発明に係るトナーを得ることが出来る。分級工程
においては生産効率上、多分割分級機を用いることが好
ましい。
中に分散させ加熱する湯浴法、熱気流中を通過させる熱
処理法、機械的エネルギーを付与して処理する機械的衝
撃法などが挙げられるが、本発明においては、機械的衝
撃法において処理温度をトナー粒子のガラス転移点Tg
付近の温度(Tg±10℃)を加える熱機械的衝撃が、
凝集防止,生産性の観点から好ましい。さらに好ましく
は、トナーのガラス転移点Tg±5℃の範囲の温度で行
うことが、表面の10nm以上の半径の細孔を減じ、無
機微粉体を有効に働かせ、転写効率を向上させるのに特
に有効である。
−13945号公報等に記載のディスク又は多流体ノズ
ルを用い溶融混合物を空気中に霧化し球状トナーを得る
方法や、特公昭36−10231号公報,特開昭59−
53856号公報,特開昭59−61842号公報に述
べられている懸濁重合方法を用いて直接トナーを生成す
る方法や、単量体には可溶で得られる重合体が不溶な水
系有機溶剤を用い直接トナーを生成する分散重合方法又
は水溶性極性重合開始剤存在下で直接重合しトナーを生
成するソープフリー重合方法に代表される乳化重合方法
等を用いトナナーを製造することが可能である。
特に高分子結着剤を主体として構成される像担持体を用
いる様な画像形成装置において特に有効に用いられる。
即ち、有機化合物が像担持体の表面層を形成している場
合には、無機材料を用いた他の感光体よりもトナー粒子
に含まれる結着樹脂との接着性に優れ、転写性がより低
下する傾向にあるためである。
どの無機像担持体の上に樹脂を主体とした、保護膜を設
ける場合、又は機能分離型有機像担持体の電荷輸送層と
して、電荷輸送材と樹脂からなる表面層をもつ場合、さ
らにその上に上記のような保護層を設ける場合等があ
る。このような表面層に離型性を付与する手段として
は、膜を構成する樹脂自体に表面エネルギーの低いも
のを用いる、撥水,親油性を付与するような添加剤を
加える、高い離型性を有する材料を粉体状にして分散
する、などが挙げられる。の例としては、樹脂の構造
中にフッ素含有基、シリコン含有基等を導入することに
より達成する。としては、界面活性剤等を添加剤とす
ればよい。としては、フッ素原子を含む化合物、すな
わちポリ4フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデン、フ
ッ化カーボン等の粉体が挙げられる。この中でも特にポ
リ4フッ化エチレンが好適である。本発明においては、
の含フッ素樹脂などの離型性粉体の最表面層への分散
が特に好適である。
対する接触角を85度以上(好ましくは90度以上)と
することができる。85度未満では耐久によるトナーお
よびトナー担持体の劣化が生じやすい。
は、バインダー樹脂中に該粉体を分散させた層を像担持
体最表面に設けるか、あるいは、元々樹脂を主体として
構成されている有機像担持体であれば、新たに表面層を
設けなくても、最上層に該粉体を分散させれば良い。
量に対して、1〜60質量%、さらには、2〜50質量
%が好ましい。1質量%より少ないとトナー及びトナー
担持体の耐久性改善の効果が不十分であり、60質量%
を超えると膜の強度が低下したり、像担持体への入射光
量が著しく低下したりするため、好ましくない。
に当接させる直接帯電法の場合に特に効果的である。帯
電手段が像担持体に接することのないコロナ放電等に比
べて、像担持体表面に対する負荷が大きいので像担持体
寿命という点で改善効果が顕著であり、好ましい適用形
態の一つである。
様のひとつを以下に説明する。
ンレス等の金属、アルミニウム合金,酸化インジウム−
酸化錫合金等による被膜層を有するプラスチック、導電
性粒子を含浸させた紙,プラスチック,導電性ポリマー
を有するプラスチック等の円筒状シリンダー及びフィル
ムが用いられる。
向上,塗工性改良,基体の保護,基体上の欠陥の被覆,
基体からの電荷注入性改良,感光層の電気的破壊に対す
る保護等を目的として下引き層を設けても良い。下引き
層は、ポリビニルアルコール,ポリ−N−ビニルイミダ
ゾール,ポリエチレンオキシド,エチルセルロース,メ
チルセルロース,ニトロセルロース,エチレン−アクリ
ル酸コポリマー,ポリビニルブチラール,フェノール樹
脂,カゼイン,ポリアミド,共重合ナイロン,ニカワ,
ゼラチン,ポリウレタン,酸化アルミニウム等の材料に
よって形成される。その膜厚は通常0.1〜10μm、
好ましくは0.1〜3μm程度である。
ン系顔料,インジゴ系顔料,ペリレン系顔料,多環キノ
ン系顔料,スクワリリウム色素,ピリリウム塩類,チオ
ピリリウム塩類,トリフェニルメタン系色素、セレン,
非晶質シリコン等の無機物質などの電荷発生物質を適当
な結着剤に分散し塗工あるいは蒸着等により形成され
る。結着剤としては、広範囲な結着性樹脂から選択で
き、例えば、ポリカーボネート樹脂,ポリエステル樹
脂,ポリビニルブチラール樹脂,ポリスチレン樹脂,ア
クリル樹脂,メタクリル樹脂,フェノール樹脂,シリコ
ーン樹脂,エポキシ樹脂,酢酸ビニル樹脂等が挙げられ
る。電荷発生層中に含有される結着剤の量は80質量%
以下、好ましくは0〜40質量%に選ぶ。また、電荷発
生層の膜厚は5μm以下、特には0.05〜2μmが好
ましい。
から電荷キャリアを受け取り、これを輸送する機能を有
している。電荷輸送層は電荷輸送物質を必要に応じて結
着樹脂と共に溶剤中に溶解し、塗工することによって形
成され、その膜厚は一般的には5〜40μmである。電
荷輸送物質としては、主鎖または側鎖にビフェニレン,
アントラセン,ピレン,フェナントレンなどの構造を有
する多環芳香族化合物、インドール,カルバゾール,オ
キサジアゾール,ピラゾリンなどの含窒素環式化合物、
ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、セレン,セレン−
テルル,非晶質シリコン,硫化カドニウム等が挙げられ
る。
着樹脂としては、ポリカーボネート樹脂,ポリエステル
樹脂,ポリメタクリル酸エステル,ポリスチレン樹脂,
アクリル樹脂,ポリアミド樹脂等の樹脂、ポリ−N−ビ
ニルカルバゾール,ポリビニルアントラセン等の有機光
導電性ポリマー等が挙げられる。
い。保護層の樹脂としては、ポリエステル,ポリカーボ
ネート,アクリル樹脂,エポキシ樹脂,フェノール樹
脂、あるいはこれらの樹脂の硬化剤等が単独あるいは2
種以上組み合わされて用いられる。
散してもよい。導電性微粒子の例としては、金属,金属
酸化物等が挙げられ、好ましくは、酸化亜鉛,酸化チタ
ン,酸化スズ,酸化アンチモン,酸化インジウム,酸化
ビスマス,酸化スズ被膜酸化チタン,スズ被膜酸化イン
ジウム,アンチモン被膜酸化スズ,酸化ジルコニウム等
の超微粒子がある。これらは単独で用いても2種以上を
混合して用いても良い。一般的に保護層に粒子を分散さ
せる場合、分散粒子による入射光の散乱を防ぐために入
射光の波長よりも粒子の粒径の方が小さいことが必要で
あり、本発明における保護層に分散される導電性,絶縁
性粒子の粒径としては0.5μm以下であることが好ま
しい。また、保護層中での含有量は、保護層総質量に対
して2〜90質量%が好ましく、5〜80質量%がより
好ましい。保護層の膜厚は、0.1〜10μmが好まし
く、1〜7μmがより好ましい。
ーティング,ビームコーティングあるいは浸透コーティ
ングすることによって行うことができる。
ては、たとえばシリコーン樹脂、塩化ビニリデン、エチ
レン−塩化ビニル、スチレン−アクリロニトリル、スチ
レン−メチルメタクリレート、スチレン、ポリエチレン
テレフタレートおよびポリカーボネート等が挙げられる
が、これらに限定されることなく他のモノマーあるいは
前述の結着樹脂間での共重合体およびブレンド体等も使
用することができる。
径の感光体を有する画像形成装置に対し特に有効に用い
られる。即ち、小径感光体の場合には、同一の線圧に対
する曲率が大きく、当接部における圧力の集中が起こり
やすいためである。ベルト感光体でも同一の現象がある
と考えられるが、本発明は、転写部での曲率半径が25
mm以下の画像形成装置に対しても有効である。
のトナーを規制する部材によってトナー担持体上のトナ
ー層厚よりも像担持体とトナー担持体の最近接間隙が広
くなるように設定して用いるが、トナー担持体上のトナ
ーを規制する部材がトナーを介してトナー担持体に当接
されている弾性部材によって規制することが、トナーを
均一帯電させる観点から特に好ましい。
表面粗さはJIS中心線平均粗さ(Ra)で0.2〜
3.5μmの範囲にあることが好ましい。
の帯電量が高くなり、現像性が不充分となる。Raが
3.5μmを超えると、トナー担持体上のトナーコート
層にむらが生じ、画像上で濃度むらとなる。さらに好ま
しくは、0.5〜3.0μmの範囲にあることが好まし
い。
するために現像に際しては、トナーの総帯電量をコント
ロールすることが望ましく、本発明に係わるトナー担持
体の表面は導電性微粒子及び/又は滑剤を分散した樹脂
層で被覆されていることが好ましい。
される導電性微粒子としては、カーボンブラック、グラ
ファイト、導電性酸化亜鉛等の導電性金属酸化物及び金
属複酸化物などが単独もしくは2つ以上好ましく用いら
れる。また、該導電性微粒子が分散される樹脂として
は、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミド系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、
ポリオレフィン系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹
脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂など公知の樹脂が
用いられる。特に熱硬化性もしくは、光硬化性の樹脂が
好ましい。
合には、高画質を得るためにトナー担持体上にトナー担
持体−潜像担持体の最近接距離(S−D間)よりも小さ
い層厚で、磁性トナーを塗布し、交番電界を印加して現
像を行う現像工程で現像されることが好ましい。
いように接触帯電工程及び接触転写工程が採用された画
像形成方法において特に有効である。
接触転写工程について具体的に説明する。
材を介して転写手段を当接しながら現像画像を転写材に
静電転写するのであるが、転写手段の当接圧力としては
線圧2.9N/m(3g/cm)以上であることが好ま
しく、より好ましくは19.6N/m(20g/cm)
以上である。当接圧力としての線圧が2.9N/m(3
g/cm)未満であると、転写材の搬送ずれや転写不良
の発生が起こりやすくなるため好ましくない。
ては、図7のような転写ローラー114あるいは図8の
ような転写ベルト120を有する装置が使用される。転
写ローラー114は少なくとも芯金114aと導電性弾
性層114bからなり、導電性弾性層114bはカーボ
ン等の導電材を分散させたウレタンやEPDM等の、体
積抵抗106〜1010Ωcm程度の弾性体で作られてい
る。
の様な帯電ローラーが好ましく用いられるが、帯電ロー
ラー117としては導電剤を分散したEPDM(エチレ
ンプロピレンジエンゴム)等の導電性ゴムローラー11
7b上を、ナイロン系樹脂,PVdF(ポリフッ化ビニ
リデン),PVdC(ポリ塩化ビニリデン)等の離型性
被膜117cで被覆した、中抵抗に抵抗制御されたゴム
ローラー(例えば直径12mm,当接圧49N/m(5
0g/cm))を感光体に当接させて使用することが好
ましい。
としては、銅,ニッケル,鉄,アルミニウム,金,銀等
の金属、あるいは酸化鉄,フェライト,酸化亜鉛,酸化
スズ,酸化アンチモン,酸化チタン等の金属酸化物、更
にはカーボンブラック等の導電粉が挙げられる。また本
発明に用いるこれら導電性微粒子は体積抵抗値が1×1
07Ωcm以下のものが望ましく、粒径は1μm以下が
望ましい。
セス条件としては、ローラーの当接圧が5〜500g/
cmで、直流電圧に交流電圧を重畳したものを用いたと
きには、交流電圧=0.5〜5kVpp,交流周波数=
50〜5kHz,直流電圧=±0.2〜±5kVであ
る。
な帯電ブレードを用いる方法や、導電性ブラシを用いる
方法がある。
具体的に説明する。
の周囲に一次帯電ローラー117、現像器140、転写
帯電ローラー114、クリーナ116、レジスタローラ
ー124等が設けられている。そして感光ドラム100
は一次帯電ローラー117によって−700Vに帯電さ
れる(印加電圧は交流電圧−2.0kVpp、直流電圧
−700Vdc)。そして、レーザー発生装置121に
よりレーザー光123を感光ドラム100に照射するこ
とによって露光される。感光ドラム100上の静電潜像
は現像器140によって一成分磁性トナーで現像され、
転写材を介して感光ドラムに当接された転写ローラー1
14により転写材上へ転写される。トナー画像をのせた
転写材は搬送ベルト125等により定着器126へ運ば
れ転写材上に定着される。また、静電潜像担持体上に一
部残されたトナーはクリーニング手段116によりクリ
ーニングされる。
ム100に近接してアルミニウム,ステンレス等非磁性
金属で作られた円筒状のトナー担持体102(以下現像
スリーブと称す)が配設され、感光ドラム100と現像
スリーブ102との間隙は図示されないスリーブ/ドラ
ム間隙保持部材等により約300μmに維持されてい
る。また、現像器内には攪拌棒141が配設されてい
る。現像スリーブ内にはマグネットローラー104が現
像スリーブ102と同心的に固定、配設されている。但
し、現像スリーブ102は回転可能である。マグネット
ローラー104には図示の如く複数の磁極が具備されて
おり、S1は現像、N1はトナーコート量規制、S2はト
ナーの取り込み/搬送、N2はトナーの吹き出し防止に
影響している。現像スリーブ102に付着して搬送され
る磁性トナー量を規制する部材として、弾性ブレード1
03が配設され弾性ブレード103の現像スリーブ10
2に対する当接圧により現像領域に搬送されるトナー量
が制御される。現像領域では、感光ドラム100と現像
スリーブ102との間に直流及び交流現像バイアスが印
加され、現像スリーブ上トナーは静電潜像に応じて感光
ドラム100上に飛翔し可視像となる。
的に説明するが、これは本発明をなんら限定するもので
はない。尚、以下の配合における部数は全て質量部であ
る。
℃に加熱した二軸エクストルーダーで溶融混練し、冷却
した混練物をハンマーミルで粗粉砕し、粗粉砕物をジェ
ットミルで微粉砕し、得られた微粉砕物をコアンダ効果
を用いた多分割分級機にて厳密に分級して磁性トナー粒
子を得た。該磁性トナー粒子を熱機械的衝撃力(処理温
度60℃)により表面処理し、得られた磁性トナー粒子
に対し1.8質量%のシリコーンオイルとヘキサメチル
ジシラザンで疎水化処理された一次粒径12nmの乾式
シリカ(処理後のBET比表面積120m2/g)と表
2に示す樹脂微粒子1を0.1質量%添加し、混合機に
て混合し磁性トナーAを得た。
5μm、個数平均粒径は5.3μm、SF−1は14
1、SF−2は125、BET比表面積は5.3m2/
cm3であった。また、トナー粒子のBET比表面積は
1.0m2/cm3であった。得られた磁性トナーの物性
を表1に示す。本発明において粒径はコールターカウン
ターマルチサイザー(コールター社製)を用いて測定し
た。
て得られた磁性トナー粒子に対し1.3質量%のヘキサ
メチルジシラザンで疎水化処理された一次粒径12nm
の乾式シリカ(BET比表面積160m2/g)と表2
に示す樹脂微粒子2を0.3質量%を添加し、混合機に
て混合し磁性トナーBを得た。得られた磁性トナーの物
性を表1に示す。
械的衝撃による処理温度を64℃とすること、無機微粉
体としてシリコーンオイルで疎水化された一次粒径8n
mの乾式シリカ(BET比表面積100m2/g)を
1.8質量%用いること、樹脂微粒子1のかわりに樹脂
微粒子3を用いること以外はトナー製造例1と同様にし
て、重量平均粒径7.0μmの磁性トナーCを得た。得
られた磁性トナーの物性を表1に示す。
8質量%のシリコーンオイルとヘキサメチルジシラザン
で疎水化処理された一次粒径12nmの乾式シリカ(B
ET比表面積120m2/g)と0.5質量%の球状シ
リカ(BET比表面積5m2/g、一次粒径1μm)を
添加する以外はトナー製造例1と同様にして、磁性トナ
ーDを得た。得られた磁性トナーの物性を表1に示す。
シリコーンオイルで疎水化された一次粒径約20nmの
酸化チタン微粒子(BET比表面積100m2/g)、
一次粒径約20nmのアルミナ微粒子(BET比表面積
90m2/g)をそれぞれ1.0質量%用いる以外はト
ナー製造例1と同様にして、磁性トナーE,Fを得た。
得られた磁性トナーの物性を表1に示す。
熱機械的衝撃による処理温度を64℃とすること以外は
トナー製造例1と同様にして、重量平均粒径6.7μm
の磁性トナーGを得た。得られた磁性トナーの物性を表
1に示す。
おいて熱機械的衝撃による表面処理を行わなかった以外
は同様にして磁性トナーHを得た。得られた磁性トナー
の物性を表1に示す。
おいて表2の樹脂微粒子4を用いる以外は同様にして磁
性トナーIを得た。得られた磁性トナーの物性を表1に
示す。
おいて樹脂微粒子を用いなかった以外は同様にして磁性
トナーJを得た。得られた磁性トナーの物性を表1に示
す。
℃に加熱した二軸エクストルーダーで溶融混練し、冷却
した混練物をハンマーミルで粗粉砕し、粗粉砕物をジェ
ットミルで微粉砕し、得られた微粉砕物をコアンダ効果
を用いた多分割分級機にて厳密に分級して磁性トナー粒
子を得た。得られた磁性トナー粒子に対し0.4質量%
のヘキサメチルジシラザンで疎水化処理された一次粒径
約16nmの乾式シリカ(処理後のBET比表面積10
0m2/g)を添加し、混合機にて混合し磁性トナーK
を得た。得られた磁性トナーIの重量平均粒径は12μ
mであった。得られた磁性トナーの物性を表1に示す。
ー粒子に添加しない以外はトナー製造例1と同様にし
て、磁性トナーLを得た。得られた磁性トナーの物性を
表1に示す。
て、磁性トナー粒子に対し、1.8質量%のシリコーン
オイルとヘキサメチルジシラザンで疎水化処理された一
次粒径12nmの乾式シリカ(処理後のBET比表面積
120m2/g)と0.5質量%のヘキサメチルジシラ
ザンで疎水化処理された一次粒径40nmの乾式シリカ
(処理後のBET比表面積40m2/g)と表2に示す
樹脂微粒子1を0.1質量%を添加する以外はトナー製
造例1と同様にして、磁性トナーMを得た。得られた磁
性トナーの物性を表1に示す。
0mmのAlシリンダーを基体とした。これに、図3に
示すような構成の層を順次浸漬塗布により積層して、感
光体を作製した。
ンの粉末をフェノール樹脂に分散したものを主体とす
る。膜厚15μm。
ナイロンを主体とする。膜厚0.6μm。
アゾ顔料をブチラール樹脂に分散したものを主体とす
る。膜厚0.6μm。
ニルアミン化合物をポリカーボネート樹脂(オスワルド
粘度法による分子量2万)に8:10の質量比で溶解し
たものを主体とし、さらにポリ4フッ化エチレン粉体
(粒径0.2μm)を総固形分に対して10質量%添加
し、均一に分散した。膜厚25μm。水に対する接触角
は95度であった。
協和界面科学(株)、接触角計CA−DS型を用いた。
までは感光体製造例1に準じて作製した。電荷輸送層
は、ホール搬送性トリフェニルアミン化合物をポリカー
ボネート樹脂に10:10の質量比で溶解したものを用
いた。膜厚20μm。さらにその上に保護層として、同
じ材料を5:10の質量比で溶解した構成物にポリ4フ
ッ化エチレン粉体(粒径0.2μm)を総固形分に対し
て30%添加し、均一に分散したものを用い、電荷輸送
層の上にスプレーコートした。膜厚5μm。水に対する
接触角は102度であった。
4フッ化エチレン粉体を添加しないで同様に感光体を作
製した。水に対する接触角は74度であった。
を用いた。
機感光体(OPC)ドラムを用い暗部電位Vd=−70
0V,明部電位VL=−210Vとした。感光ドラムと
現像スリーブとの間隙を300μmとし、トナー担持体
として下記の構成の層厚約7μm、JIS中心線平均粗
さ(Ra)0.8μmの樹脂層を、表面が鏡面である直
径16mmのアルミニウム円筒上に形成した現像スリー
ブを使用し、現像磁極95mT(950ガウス)、トナ
ー規制部材として厚み1.0mm、自由長10mmのウ
レタンゴム製ブレードを14.7N/m(15g/c
m)の線圧で当接させた。
成分Vdc=−500V,重畳する交流バイアス成分V
P-P=1200V,f=2000Hzを用いた。また、
現像スリーブの周速は感光体周速(48mm/sec)
に対して順方向(回転方向としては逆方向)に150%
のスピード(72mm/sec)とした。
カーボンを分散したエチレン−プロピレンゴム製、導電
性弾性層の体積抵抗値108Ωcm,表面ゴム硬度24
°,直径20mm,当接圧49N/m(50g/cm)
を感光体周速(48mm/sec)に対して等速とし、
転写バイアスとして+2000Vを印加し、トナーとし
て磁性トナーAを使用し、23℃,65%RH環境下で
画出しを行なった。転写紙としては75g/m2の紙を
使用した。
98%と高い転写効率を示し、文字やラインの転写中抜
けもなく、画像上に飛び散りのない良好な画像が得られ
た。
グラフィカルな画像の画質に関わる微細な細線での飛び
散り評価であり、文字やラインにおける飛び散りよりも
より飛び散りやすい100μm幅ラインでの飛び散り評
価である。
ナーをマイラーテープにより、テーピングしてはぎ取
り、紙上に貼ったもののマクベス濃度から、テープのみ
を貼ったもののマクベス濃度を差し引いた数値で評価し
た。
RH)において、連続10000枚まで画出しをおこな
い、感光体表面を観察したところ、トナーのドラムへの
融着は見られず、高濃度,高画質の画像が得られた。
像担持体として感光体製造例1のOPCドラムを使用し
た以外は実施例1と同様の装置・条件で画出しを行っ
た。
96%と高い転写効率を示し、文字やラインの転写中抜
けもなく、画像上に飛び散りのない良好な画像が得られ
た。
RH)において、連続10000枚まで画出しをおこな
い、感光体表面を観察したところ、わずかにトナーのド
ラムへの融着は見られたものの、画像上にはみられず、
高濃度,高画質の画像が得られた。
以外は、実施例2と同様の装置・条件で画出しを行っ
た。その結果、感光体から転写材への転写効率は89%
となり、トナーの利用効率が低かった。また、やや文字
やラインの転写中抜けが目立つ画像であった。
RH)において、連続10000枚まで画出しをおこな
い、感光体表面を観察したところ、トナーのドラムへの
融着は多数見られ、画像上にも、ベタ黒画像上にトナー
融着に起因する白ポチが見られた。
静電潜像担持体として感光体製造例3のOPCドラムを
使用した以外は比較例1と同様の装置・条件で画出しを
行った。その結果、感光体から転写材への転写効率は9
2%とやや転写効率が低かった。
RH)において、連続10000枚まで画出しをおこな
い、感光体表面を観察したところ、トナーのドラムへの
融着は多数見られ、画像上にも、ベタ黒画像上にトナー
融着に起因する白ポチが見られた。
以外は実施例2と同様に行った。その結果、転写効率は
97%と高かったが、さらに、高温高湿下(32.5
℃,85%RH)において、連続10000枚まで画出
しをおこない、感光体表面を観察したところ、トナーの
ドラムへの融着は多数見られ、画像上にも、ベタ黒画像
上にトナー融着に起因する白ポチが見られた。
中心線平均粗さ(Ra)1.5μmの樹脂層を、表面を
ブラストした直径16mmのステンレス円筒上に形成し
た現像スリーブを作製した。
造例3〜6の磁性トナーC,D,E,Fを使用し、現像
バイアスとして直流バイアス成分Vdc=−500V,
重畳する交流バイアス成分Vpp=1100V,f=2
000Hzとし、現像スリーブの周速Vtと感光体周速
Vの比率Vt/Vを2.0として順方向に回転させる以
外は実施例1と同様の装置・条件で画出しを行った。
と同様に転写効率のよい、文字やラインの転写中抜けも
なく、画像上に飛び散りのない良好な画像が得られた。
さらに、高温高湿下(32.5℃,85%RH)におい
て、連続10000枚まで画出しをおこない、感光体表
面を観察したところ、トナーのドラムへの融着は見られ
ず、高濃度,高画質の画像が得られた。
く、転写効率も実施例1よりやや悪かったものの、実用
上問題なく、ほぼ実施例1と同様に転写効率のよい、文
字やラインの転写中抜けもなく、画像上に飛び散りのな
い良好な画像が得られた。さらに、高温高湿下(32.
5℃,85%RH)において、連続10000枚まで画
出しをおこない、感光体表面を観察したところ、わずか
にトナーのドラムへの融着は見られたものの、画像上に
はみられず、高濃度,高画質の画像が得られた。
現像バイアスとして直流バイアス成分Vdc=−450
V,重畳する交流バイアス成分Vpp=1300V,f
=2000Hzとする以外は実施例1と同様の装置・条
件で画出しを行ない、実施例1と同様に転写効率のよ
い、文字やラインの転写中抜けもなく、画像上に飛び散
りのない良好な画像が得られた。
RH)において、連続10000枚まで画出しをおこな
い、感光体表面を観察したところ、トナーのドラムへの
融着は見られず、高濃度,高画質の画像が得られた。
外は、比較例2と同様の装置・条件で画出しを行った。
その結果、転写効率が86%と低下し、飛び散りが非常
に多く、また、やや文字やラインの中抜けが目立つ画像
であった。
RH)において、連続10000枚まで画出しをおこな
い、感光体表面を観察したところ、トナーのドラムへの
融着は多数見られ、画像上にも、ベタ黒画像上にトナー
融着に起因する白ポチが見られた。
外は、比較例2と同様の装置・条件で画出しを行った。
その結果、転写効率が70%と低下し、飛び散りが非常
に多く、また、文字やラインが細く、中抜けが目立つ画
像であった。また、非常に濃度が低く実用に堪えない画
像であった。
実施例1と同様の装置・条件で画出しを行った。この時
の感光体から転写材への転写効率は98%と高い転写効
率を示し、文字やラインの転写中抜けもなく、画像上に
飛び散りの無い良好な画像が得られた。更に高温高湿下
において実施例1と同様に画出しを行ったところ、良好
な結果が得られた。
に着色剤が分散されたトナー粒子と無機微粉体及び樹脂
微粒子を有するトナーであり、該トナーの画像解析装置
で測定した形状係数SF−1の値が110<SF−1≦
180であり、形状係数SF−2の値が110<SF−
2≦140であり、該樹脂微粒子の表面積形状球形度φ
0が0.5〜0.9であることを特徴とするトナーを、
外部より電圧を印加した帯電部材を静電潜像担持体に接
触させて帯電を行う帯電工程と、静電潜像担持体上に該
トナーを用いたトナー像を形成する現像工程と、該トナ
ー像を、電圧が印加されている転写部材を転写材に接触
させながら該転写材上へ転写する転写工程を有する電子
写真装置を用いる画像形成方法を用いることで、高画像
濃度・潜像再現性を保持しつつ、転写中抜け及び転写効
率を向上することが可能となる。さらに、多枚数の画出
しにおいてもトナーの像担持体表面への融着が防止さ
れ、高画質な画像を得ることが可能になる。
図である。
る。
図である。
量測定装置の概略図である。
“転写中抜け”が生じている不良な画像(b)を示す図
である。
の範囲を示す図である。
近い樹脂微粒子(b)の概念図である。
Claims (31)
- 【請求項1】 少なくとも結着樹脂中に着色剤が分散さ
れたトナー粒子と無機微粉体及び樹脂微粒子を有するト
ナーであり、該トナーの画像解析装置で測定した形状係
数SF−1の値が110<SF−1≦180であり、形
状係数SF−2の値が110<SF−2≦140であ
り、該樹脂微粒子の表面積形状球形度φ0が0.5〜
0.9であることを特徴とするトナー。 - 【請求項2】 該トナーは荷電制御剤を含有し、かつ重
量平均粒径(D4)が4〜9μmであり、該樹脂微粒子
が、該トナーよりも平均粒径が小さいスチレン系樹脂微
粒子であり、該無機微粉体は該樹脂微粒子よりも平均粒
径が小さいことを特徴とする請求項1に記載のトナー。 - 【請求項3】 該樹脂微粒子が、平均粒径が0.03〜
0.1μmの表面に凹凸のある球状樹脂微粒子であるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー。 - 【請求項4】 該樹脂微粒子の40℃乾燥後の体積固有
抵抗値が107〜1014Ωcmであることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれかに記載のトナー。 - 【請求項5】 SF−2の値から100を引いた値Bと
SF−1の値から100を引いた値Aとの比率B/Aの
値が1.0以下であることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載のトナー。 - 【請求項6】 該トナーのBET法によって測定された
単位体積あたりの比表面積Sb(m2/cm3)と、トナ
ーを真球と仮定した際の重量平均粒径から算出した単位
体積あたりの比表面積St(m2/cm3)の関係が下記
条件 3.0≦Sb/St≦7.0 Sb≧St×1.5+1.5 を満足していることを特徴とする請求項1乃至5のいず
れかに記載のトナー。 - 【請求項7】 該トナーが結着樹脂100質量部に対
し、磁性体30〜200質量部を含する磁性トナーであ
ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
トナー。 - 【請求項8】 該トナーの画像解析装置で測定したSF
−1の値が120〜160であり、かつSF−2の値が
115〜140であることを特徴とする請求項1乃至7
のいずれかに記載のトナー。 - 【請求項9】 該トナーに含有される無機微粉体がチタ
ニア,アルミナ,シリカあるいはその複酸化物の中から
選ばれる1種以上の無機微粉体であることを特徴とする
請求項1乃至8のいずれかに記載のトナー。 - 【請求項10】 該トナーに含有される無機微粉体が疎
水化処理されているものであることを特徴とする請求項
1乃至9のいずれかに記載のトナー。 - 【請求項11】 該トナーに含有される疎水化無機微粉
体が少なくともオルガノシロキサン単位を有する硅素化
合物で処理したものであることを特徴とする請求項10
に記載のトナー。 - 【請求項12】 該トナーのGPCで測定される分子量
分布において、低分子量側のピークが3000〜150
00の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至11の
いずれかに記載のトナー。 - 【請求項13】 該トナー粒子のBET法によって測定
された体積あたりの比表面積が1.2〜2.5m2/c
m3であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれ
かに記載のトナー。 - 【請求項14】 該トナー粒子の1nm〜100nmの
細孔の積算細孔面積比率曲線における60%細孔半径が
3.5nm以下であることを特徴とする請求項1乃至1
3のいずれかに記載のトナー。 - 【請求項15】 外部より電圧を印加した帯電部材を静
電潜像担持体に接触させて帯電を行う帯電工程と、静電
潜像担持体上にトナー像を形成する現像工程と、該トナ
ー像を、電圧が印加されている転写部材を転写材に接触
させながら該転写材上へ転写する転写工程を有する電子
写真装置を用いる画像形成方法において、 該トナーは少なくとも結着樹脂中に着色剤が分散された
トナー粒子と無機微粉体及び樹脂微粒子を有するトナー
であり、該トナーの画像解析装置で測定した形状係数S
F−1の値が110<SF−1≦180であり、形状係
数SF−2の値が110<SF−2≦140であり、該
樹脂微粒子の表面積形状球形度φ0が0.5〜0.9で
あることを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項16】 該トナーは荷電制御剤を含有し、かつ
重量平均粒径(D4)が4〜9μmであり、該樹脂微粒
子が、該トナーよりも平均粒径が小さいスチレン系樹脂
微粒子であり、該無機微粉体は該樹脂微粒子よりも平均
粒径が小さいことを特徴とする請求項15に記載の画像
形成方法。 - 【請求項17】 該樹脂微粒子が、平均粒径が0.03
〜0.1μmの表面に凹凸のある球状樹脂微粒子である
ことを特徴とする請求項15又は16に記載の画像形成
方法。 - 【請求項18】 該樹脂微粒子の40℃乾燥後の体積固
有抵抗値が107〜1014Ωcmであることを特徴とす
る請求項15乃至17のいずれかに記載の画像形成方
法。 - 【請求項19】 SF−2の値から100を引いた値B
とSF−1の値から100を引いた値Aとの比率B/A
の値が1.0以下であることを特徴とする請求項15乃
至18のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項20】 該トナーのBET法によって測定され
た単位体積あたりの比表面積Sb(m2/cm3)と、ト
ナーを真球と仮定した際の重量平均粒径から算出した単
位体積あたりの比表面積St(m2/cm3)の関係が下
記条件 3.0≦Sb/St≦7.0 Sb≧St×1.5+1.5 を満足していることを特徴とする請求項15乃至19の
いずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項21】 該トナーが結着樹脂100質量部に対
し、磁性体30〜200質量部を含する磁性トナーであ
ることを特徴とする請求項15乃至20のいずれかに記
載の画像形成方法。 - 【請求項22】 該トナーの画像解析装置で測定したS
F−1の値が120〜160であり、かつSF−2の値
が115〜140であることを特徴とする請求項15乃
至21のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項23】 該トナーに含有される無機微粉体がチ
タニア,アルミナ,シリカあるいはその複酸化物の中か
ら選ばれる1種以上の無機微粉体であることを特徴とす
る請求項15乃至22のいずれかに記載の画像形成方
法。 - 【請求項24】 該トナーに含有される無機微粉体が疎
水化処理されているものであることを特徴とする請求項
15乃至23のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項25】 該トナーに含有される疎水化無機微粉
体が少なくともオルガノシロキサン単位を有する硅素化
合物で処理したものであることを特徴とする請求項24
に記載の画像形成方法。 - 【請求項26】 該トナーのGPCで測定される分子量
分布において、低分子量側のピークが3000〜150
00の範囲にあることを特徴とする請求項15乃至25
のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項27】 該トナー粒子のBET法によって測定
された体積あたりの比表面積が1.2〜2.5m2/c
m3であることを特徴とする請求項15乃至26のいず
れかに記載の画像形成方法。 - 【請求項28】 該トナー粒子の1nm〜100nmの
細孔の積算細孔面積比率曲線における60%細孔半径が
3.5nm以下であることを特徴とする請求項15乃至
27のいずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項29】 該静電潜像担持体の表面の接触角が8
5度以上であることを特徴とする請求項15乃至28の
いずれかに記載の画像形成方法。 - 【請求項30】 該静電潜像担持体の表面にフッ素を含
む物質を含有することを特徴とする請求項29に記載の
画像形成方法。 - 【請求項31】 該静電潜像担持体の表面のフッ素を含
む物質が、フッ素を含む微粉体であることを特徴とする
請求項30に記載の画像形成方法。
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JP10912195A JP3374593B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | トナー及び画像形成方法 |
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