JPH08286419A - 再使用可能なトナー - Google Patents

再使用可能なトナー

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JPH08286419A
JPH08286419A JP7089041A JP8904195A JPH08286419A JP H08286419 A JPH08286419 A JP H08286419A JP 7089041 A JP7089041 A JP 7089041A JP 8904195 A JP8904195 A JP 8904195A JP H08286419 A JPH08286419 A JP H08286419A
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JP
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toner
external additive
image forming
particles
latent image
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JP7089041A
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Hiroshi Hirata
啓 平田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外添剤のトナー母粒子表面への付着状態が変
化し難く、これによって転写後の潜像担持体上に残留し
たトナーを回収して再利用する場合でも、長期間に亘っ
て繰り返し再使用が可能である電子写真画像形成装置用
の再使用可能なトナーを提供する。 【構成】 樹脂製のトナー母粒子とこのトナー母粒子の
性状を改質する1種以上の外添剤とで構成され、電子写
真画像形成装置に用いられるトナーにおいて、上記外添
剤のうちの少なくとも1種が、電子写真画像形成装置の
静電潜像担持体の表面層との間における摩擦帯電量A
(μc/g)とトナー母粒子との間における摩擦帯電量
B(μc/g)について、A/B<1の関係を有する再
使用可能なトナーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真画像形成装
置において静電潜像の現像に用いられるトナーであり、
特に、転写後のクリーニング工程で静電潜像担持体上か
ら回収された回収トナーであっても現像器へ戻して有効
に再使用できるトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、転写後に潜像担持体上に残るトナ
ーを回収し、現像器に戻して再使用する方式が盛んに検
討されている。これは、世の中で環境問題がクローズア
ップされるようになり、電子写真画像形成装置の分野に
おいても、省資源・省エネの観点から廃トナーレスの要
求が高まってきたことによる。
【0003】しかしながら、このように転写後の潜像担
持体上に残留したトナーを回収して再利用する場合、回
収トナーを再利用しない場合に比べて、カブリ・濃度低
下・画像上のトナー飛散等の発生が経時的に早く発生
し、さなざまな改善策が検討されている。
【0004】例えば、上記問題の原因の1つに回収トナ
ー中に含まれる紙粉の影響が考えられるが、この問題に
対しては特開昭51−14328号、特開昭57−19
774号、特開平5−181397号等の公報の中で紙
粉の除去方法が提案されている。
【0005】また、特開平6−59501号公報におい
ては、カブリ開始あたりでのトナー粒径の変化に着目
し、粒径と粒度分布を規定することが提案されている。
更に、特開平6−75423号公報では、トナー回収工
程でのメカニカルストレスに強く耐久性に優れたものに
し、かつ、現像/定着/クリーニング等からの要求特性
をも満たすために、分子量を規定する提案がされてい
る。
【0006】更に、特開平6−95499号公報では、
磁性トナー中の磁性粉が感光体を削り、その削り粉がト
ナーに紛れこむことが原因でトナーの帯電に悪影響を与
えるのを防ぐために、感光体とトナーのバインダーの材
料を特定することが提案されている。
【0007】これらの従来の提案からは、前記問題点を
改善するための指針として、回収トナーの中に異物を
混入させないこと、トナーの粒度(分布)変化に注意
をはらうこと、及び、トナーへのメカニカルストレス
によるダメージを低減することがその留意点として提示
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
極端に紙粉が出にくい記録紙を用い、極端に粒度がシャ
ープなトナーを試作し、そして、回収トナーを手で戻す
等して回収時のトナーへのダメージを低減した場合で
も、トナーの種類によっては依然として上述した種々の
問題が解決できない場合があり、当事者間では従来の提
案とは別の観点からの改善策が求められていた。
【0009】そこで、本発明者は、上記問題を解決でき
ない場合について、更にその原因の究明を行ったとこ
ろ、回収トナーに起因するカブリ、濃度低下、画像上の
トナー飛散等の問題は、主として逆極性トナー及び低帯
電トナーの増加が原因であり、そこで、これら逆極性ト
ナー及び低帯電トナーの発生メカニズムについて更に検
討した結果、次のような結論が得られた。
【0010】すなわち、感光体に現像されたトナーが転
写及びクリーニング工程を経る時、言い換えればトナー
が感光体から引き離される時、トナー表面から外添剤が
剥がれ、その結果、回収トナーの表面の外添剤付着状態
とフレッシュトナーの表面の外添剤付着状態との間に差
異が生ずる。そして、この回収トナーが現像器に戻され
ると、表面状態の異なる回収トナーとフレッシュトナー
とが摩擦しあい、この際に一方のトナーが逆極性トナー
と化し、上記の問題を引き起こす。
【0011】更に、感光体上に外添剤が残る程度につい
ても、外添剤とトナー母粒子をなす樹脂との摩擦帯電よ
り外添剤と感光体表面との摩擦帯電のほうが強い場合に
顕著であることが判明した。
【0012】また、回収トナーの外添剤付着状態に関し
ても、フレッシュトナーより被覆率が高い場合も観察さ
れ、また、少ない場合も観察される。前者は転写時にお
いて外添剤が感光体上に残り、外添剤と共にクリーナあ
るいは現像器に回収される場合である。但し、一度トナ
ーから離脱した外添剤が多く、再付着の様子がフレッシ
ュトナーの場合と異なり、回収時のメカニカルストレス
でも再付着の仕方が左右される。また、後者は転写及び
クリーニングを経ても外添剤が感光体上に付着したまま
残り、外添剤が少なくなったトナーが回収される場合で
ある。
【0013】従って、本発明の目的は、従来の解決策と
は別の観点に立って回収トナーの再利用に伴う種々の問
題を解決することにあり、長期に渡って回収トナーを再
使用できる電子写真画像形成装置用の再使用可能なトナ
ーを提供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、外添剤のトナ
ー母粒子表面への付着状態が変化し難く、これによって
転写後の潜像担持体上に残留したトナーを回収して再利
用する場合でも、長期間に亘って繰り返し再使用が可能
である電子写真画像形成装置用の再使用可能なトナーを
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、樹
脂製のトナー母粒子とこのトナー母粒子の性状を改質す
る1種以上の外添剤とで構成され、電子写真画像形成装
置に用いられるトナーにおいて、上記外添剤のうちの少
なくとも1種が、電子写真画像形成装置の静電潜像担持
体の表面層との間における摩擦帯電量A(μc/g)と
トナー母粒子との間における摩擦帯電量B(μc/g)
について、A/B<1の関係を有する再使用可能なトナ
ーである。
【0016】本発明において、トナーを構成する樹脂製
のトナー母粒子は、基本的には結着樹脂中に着色剤を分
散させてなるものであり、また、必要に応じて磁性粉、
ワックス、帯電制御剤等を添加して分散させてなるもの
である。
【0017】このトナー母粒子を形成する結着樹脂とし
ては、従来より知られている種々の樹脂を挙げることが
でき、例えば代表的なものとしてポリスチレン、スチレ
ン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリ
ル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無
水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリブロビレ
ン、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリ
コン樹脂、ポリアミド等が挙げられる。
【0018】また、これらの結着樹脂中に分散される着
色剤としては、黒トナー用としてはカーボンブラック、
アニリンブラック、ランプブラック等が挙げられ、カラ
ートナー用としては代表的なものとしてアニリンブル
ー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリ
ンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、
メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー、マラ
カイトグリーンオキザレート、ローズベンガル、C.
I.ピグレント・レッド48:1、C.I.ピグレント
・レッド122、C.I.ピグレント・レッド57:
1、C.I.ピグレント・イエロー97、C.I.ピグ
レント・イエロー12、C.I.ピグレント・ブルー1
5:1、C.I.ピグレント・ブルー15:3等が挙げ
られる。
【0019】更に、トナー母粒子中に添加される磁性粉
の例としては、鉄、ニッケル、コバルト、マンガン等の
金属やその酸化物、あるいはそれら金属の合金等が使用
可能であり、粒径1μm以下のものが好ましい。粒径が
1μmを越えるとトナー母粒子中における磁気特性の均
一性が悪くなって実用的でなくなる。
【0020】また、トナー母粒子中に添加されるワック
スの例としては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレ
ンワックス、シリコンワックス等があり、これらのワッ
クスを添加する場合には10重量%以下が望ましい。1
0重量%を越えると均一に分散させるのが困難になり、
トナーの母粒子表面の均一性を損ない易い。更に、帯電
制御剤の例としては、アミノ化合物、第4級アンモニウ
ム化合物、有機顔料、ニグロシン塩基、サリチル酸キレ
ート化合物等が挙げられる。
【0021】上記各成分を用いてトナー母粒子を調製す
るためには、これらの各成分を溶融混練し、粉砕し、分
級して所望の粒径のトナー母粒子とする。ここで、溶融
混練のための装置としてはエクストルーダー、バンバリ
ーミキサー等があり、粉砕のための装置としてはジェッ
トミル、オングミル等があり、また、分級のための装置
としては風力式分級機等を始めとして種々の装置が挙げ
られる。
【0022】なお、トナー母粒子を調製するための方法
としては、上記の溶融混練後に粉砕する方法以外に、エ
マルジョン重合、ソーブフリーエマルジョン重合、サス
ペンション重合等の重合法で造粒してもよく、上記の成
分を溶剤に溶解した後スプレードライ法で造粒してもよ
い。このトナー母粒子の粒径は体積中心径でみて通常3
〜15μmである。
【0023】この様にして調製されたトナー母粒子の表
面には、流動性制御、帯電制御、転写効率や均一性を補
助する転写助剤として、あるいはクリーニング性を補助
するクリーニング助剤等として少なくとも1種の外添剤
が添加され、特に好ましくは流動性制御や帯電制御を目
的とする外添剤が添加される。この外添剤の粒径は通常
1〜50nmである。
【0024】この外添剤としては、アクリル樹脂、酸化
錫、酸化チタン、疏水性コロイド状シリカ微粒子等の従
来公知のものを使用でき、具体的に特に好ましいものと
しては、例えば流動性制御と帯電制御とを目的として、
アモルファスチタニア等の無機微粒子からなる核体粒子
を適当なシランカップリング等の疎水化剤で表面処理し
た流動性及び帯電制御剤がある。そして、これらの外添
剤をトナー母粒子に添加する装置としては、代表的には
ヘンシェルミキサー、ナウターミキサー、V型ブレンダ
ー等がある。
【0025】トナー母粒子に対する外添剤の添加量は、
トナー母粒子を形成する結着樹脂、着色剤その他の添加
剤の種類や粒径、更には添加する外添剤の種類等に応じ
て異なるが、例えば、流動性制御を目的とする外添剤に
ついてみると、トナー母粒子が小径になるほど流動性に
代表される粉体特性が悪くなるので、一般に、5〜10
μmのトナー母粒子に対して外添剤の添加率が0.1〜
10重量%であり、0.1%を下回ると粉体特性が悪化
し、10%を越えると遊離外添剤が増え凝集外添剤が生
じ易くなる。トナー母粒子に対する外添剤の添加量は、
トナー母粒子の種類や粒径更には外添剤の種類等に応じ
て個々に決定される。
【0026】本発明において、トナーを潜像担持体上に
現像する現像剤としては、原理的にはキャリアを用いな
い一成分現像剤であっても、また、キャリアを用いる二
成分現像剤であってもよい。しかしながら、転写後のト
ナーを回収して再利用する画像形成装置においては、層
形成工程で紙粉や粗大トナー粉による詰まりの影響が比
較的出にくい二成分現像方式の方が実用的である。キャ
リアを使用する場合には、公知のキャリアであれば特に
制限されるものではなく、鉄粉系キャリア、フェライト
系キャリア、それらの表面に被覆処理を施したもの、ま
た、磁性粉を樹脂中に分散させたタイプのキャリア等が
使用できる。
【0027】本発明のトナーが用いられる電子写真画像
形成装置の静電潜像担持体については、特に限定される
ものではなく、その表面層として、アモルファスセレン
及びその合金を含むアモルファスカルコゲナイド系材料
を用いたもの、酸化亜鉛、硫化カドミウム等のII−V
I族無機化合物系材料を用いたもの、高分子系並びに低
分子有機化合物の樹脂分散複合系を含む有機光導電体材
料を用いたもの、アモルファスシリコン系材料を用いた
もの等が挙げられ、好ましくは有機光導電体材料を用い
た有機表面層を持つ静電潜像担持体である。
【0028】ここで、有機表面層を持つ静電潜像担持体
の典型的な構成の一例について説明すると次の通りであ
る。図1に本発明の静電潜像担持体として使用する感光
体の層構成が模式的に示されている。この図1において
は、導電性支持体1上に必要に応じて下引き層2が設け
られ、その上に電荷発生層3と電荷輸送層4とが順次積
層され感光層を形成している。
【0029】この感光体の導電性支持体1としては、円
筒状のものであってもベルト状のものであってもよく、
円筒状のものである場合にはその材質としてはアルミ、
鉄、SUS等の導電性物質が用いられ、また、ベルト状
のものである場合にはその材質としては隣接層との界面
に公知の金属蒸着により導電膜を設けたPETシート等
が用いられる。
【0030】下引き層2は、必要に応じて設けられるも
のであり、導電性支持体1からの不必要な電荷の注入を
阻止して感光層の帯電を高めたり、感光層と導電性支持
体1との接着性を高めたりする働きがある。また、導電
性支持体1表面での不要な光反射を防ぐ働きを持たせる
こともある。下引き層2を構成する材料としては、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルビリジン、セルロースエ
ーテル類、セルロースエステル類、ゼラチン、ポリアミ
ド、ポリウレタン、ポリアクリル酸、シランカップリン
グ剤等があげられる。この下引き層2の膜厚は0.05
〜5μmが望ましい。
【0031】電荷発生層3は、結着樹脂に電荷発生剤が
分散されたものである。露光装置として長波長レーザー
光源を使用する場合には、この電荷発生剤としては長波
長に光感度を持つ材料が使用される。例えば、フタロシ
アニン系顔料やスクエアリウム系顔料等であり、フタロ
シアン系顔料としては、鋼フタロシアニン、アルミニウ
ムフタロシアニン、クロライドフタロシアニン、無金属
フタロシアニン、チタニルフタロシアニン、塩化アルミ
ニウムフタロシアニン等が挙げられ、また、スクエアリ
ウム系顔料としては、本出願人らが開示した特開昭59
−125735号、60−128452号、60−13
1538号等の公報に記載のものが挙げられる。
【0032】また、露光装置として蛍光灯、タングステ
ン光、ハロゲン光等の可視光を使用する場合には、上記
電荷発生剤としては可視光に感度を持つ材料が使用さ
れ、例えば、無機顔料系ではセレン、カドミウム等があ
り、有機系顔料としてはアゾ系、多環キノン系等の顔料
が挙げられる。
【0033】結着樹脂としては、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリエステル、ポリビニルブチラール、メ
タクリル酸エステル重合体又は共重合体、酢酸ビニル重
合体又は共重合体、セルロースエステル又はエーテル、
ポリブタジエン、ポリウレタン、エポキシ樹脂等、公知
のものを使用することができる。
【0034】上記電荷発生層3を形成する方法に関して
は、先ず、電荷発生剤と結着樹脂とをアルコール類、ア
セトン、シクロヘキサノン、クロロホルム、ベンゼン、
トルエン等の公知の有機溶媒あるいはこれらの混合溶媒
に添加し、ボールミル分散法、アトライター分散法、サ
ンドミル分散法等で分散させて塗布液を調製し、この塗
布液を浸漬塗布法、マイヤーバーコーティング法、スプ
レーコーティング法等の塗布方法により、通常0.05
〜5μmの膜厚となるよう塗布して層の形成を行う。
【0035】更に、電荷輸送層4は、結着樹脂に電荷輸
送剤が分散されたものである。結着樹脂としては、ポリ
カーボネート、ポリアリレート、ポリエステル、ポリス
チレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリサ
ルホン、ポリメタクリル酸エステル類、スチレン−メタ
クリル酸エステル等が挙げられ、成膜性が良好で、表面
層としての機械的強度が強く、電荷輸送剤との相溶性が
良好で、良好な電気特性を有し、表面欠陥が少ないこと
から、本出願人らが特開昭63−40159号公報で開
示したビスフェノールZ型ポリカーボネートが好適に用
いられる。
【0036】また、電荷輸送剤としては、ヒドラゾン
類、ピラゾリン類、オキサゾール化合物、トリアリール
メタン系化合物、ジアミン系化合物等が挙げられ、特に
感度が良好であり、本出願人らが特開昭63−6558
号公報で開示したN,N’−ジフェニル−ビス(3−メ
チルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,4’
−ジアミンが好適に用いられる。電荷輸送剤はそれ自体
では成膜性がないため、電荷輸送剤と結着樹脂との配合
比は3:1〜1:3程度が好ましい。前者が多すぎる場
合には電荷輸送層4の機械的強度が低下し、少なすぎる
場合には感度が低下する。
【0037】電荷輸送層4の塗布液を製造するには、ベ
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、アセトン等の
ケトン類、ハロゲン化脂肪族炭化水素類、エーテル類等
の公知の有機溶媒あるいはこれらの混合溶媒を用いる。
塗布方法としては、電荷発生層3に結着樹脂が多く含ま
れるか否かで制限を受ける。電荷発生層3中の結着樹脂
が少ない場合には、この電荷発生層3の表面を荒らし難
い浸漬塗布法とスプレーコーティング法が好ましい。塗
布後の電荷輸送層の膜厚は、5〜50μmが適当であ
る。
【0038】本発明において、外添剤と静電潜像担持体
の表面層との間における摩擦帯電量A(μc/g)や外
添剤とトナー母粒子との間における摩擦帯電量B(μc
/g)を測定する方法については、これら摩擦帯電量A
及びBを同じ方法で測定して比較できればどのような方
法でもよく、特に制限されるものではない。典型的には
以下のような方法が挙げられる。
【0039】〔摩擦帯電量Aの測定方法〕重量平均粒径
が50μm〜100μmのキャリアのコアに、前記帯電
潜像担持体の有機表面層を構成する樹脂を、前記コア表
面を一様に覆うのに必要な量だけ一様コートしたキャリ
ア(a)を作成し、外添剤とキャリア(a)とを混合し
たときに外添剤がキャリア表面の50%〜100%を覆
う程度の混合比で混ぜ合わせ、一定条件下で攪拌した
後、ブローオフ法で測定した外添剤の重量平均帯電量を
A(uc/g)とする。
【0040】〔摩擦帯電量Bの測定方法〕重量平均帯電
量Aの測定に使用したキャリアコアと同じキャリアコア
に、前記トナー母粒子をなす樹脂を、キャリア(a)作
成時の樹脂と同じ重量比となる量だけ一様コートしたキ
ャリア(b)を作成し、Aの測定条件下におけるキャリ
ア(a)と外添剤との混合比と同じ混合比でキャリア
(b)と外添剤を混ぜ合わせ、Aの測定時と同じ条件下
で攪拌した後、ブローオフ法で測定した外添剤の重量平
均帯電量をB(uc/g)とする。
【0041】本発明においては、トナー中に配合される
少なくとも1種の外添剤について、このようにして測定
された外添剤の静電潜像担持体の表面層との間における
摩擦帯電量A(μc/g)とトナー母粒子との間におけ
る摩擦帯電量B(μc/g)について、A/B<1の関
係が成立することが必要である。そして、A/B<1の
関係を満たす外添剤とこのA/B<1の関係を満たさな
い外添剤とが用いられる場合には、添加される外添剤の
種類によっても異なるが、A/B<1の関係を満たす外
添剤が全体の40%以上、好ましくは50%以上を占め
ていることが望ましい。このA/B<1の関係を満たす
外添剤の割合が少ないと、回収トナーにおける外添剤付
着状態がフレッシュトナーの場合と比べて大きく変化
し、目的を達成できない虞が生じる。
【0042】
【作用】本発明によれば、トナーを構成する少なくとも
1種の外添剤に関し、静電潜像担持体の表面層への摩擦
帯電性よりも、トナー母粒子に対する摩擦帯電性のほう
が強く、このために転写及びクリーニング工程において
トナーから外添剤が剥がれ難く、回収トナーとフレッシ
ュトナーとでその外添剤付着状態の差が小さくなり、回
収トナーとフレッシュトナー間の摩擦帯電性の差も小さ
くなって、逆極性トナーが発生し難くなる。
【0043】この結果として、本発明のトナーを用いる
と、回収トナーに起因するカブリ、濃度低下、画像上の
トナー飛散等の問題の発生が可及的に防止され、転写後
の潜像担持体上に残留したトナーを回収して再利用する
場合でも、長期間に亘って繰り返し再使用が可能である
と考えられる。
【0044】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明を具体的に
説明する。先ず、図2に本発明のトナーが用いられる電
子写真画像形成装置の一例が示されている。
【0045】この画像形成装置を用いて画像形成を行う
には、回転する感光体21の表面を帯電器22で一様帯
電させ、次いで露光ビーム23で像露光を行って感光体
21上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像器24
で現像して化視化されたトナー像となし、このトナー像
を転写前帯電器25で必要な転写前処理し、転写帯電器
26により給紙トレイ27、レジストレーションロール
28及び給紙ガイド29を経て搬送される記録紙上に転
写させる。トナー像が転写された記録紙は剥離帯電器3
0により感光体21から剥離され、搬送部31を経て定
着器32に送り込まれ、そこで定着される。
【0046】転写帯電器26を通過し、転写しきれずに
感光体21の表面層に残留したトナーは、クリーニング
装置33へと進み、そこで掻き落とされ、搬送部材34
でトナー補給装置35へと送り込まれる。また、クリー
ニング装置33で残留トナーが掻き落とされた感光体2
1の表面層は、除電装置36で残留電荷が除去され、次
の画像形成に備える。
【0047】(感光体の調製)この実施例において、感
光体21は、アルミニウムパイプ製の導電性支持体上に
電荷発生層と電荷輸送層とを順次積層して形成したもの
であり、ポリビニルブチラール樹脂〔積水化学工業
(株)社製BM−1〕1重量部を予め100重量部のシ
クロヘキサノンに溶解した溶液にX型無金属フタロシア
ニン4重量部を混合し、これを20時間サンドミルで分
散させて調製した電荷発生層用の塗布液中に、アルミニ
ウムパイプを浸漬し、所定の速度で引上げ、120℃で
10分間加熱乾燥して膜厚0.2μmの電荷発生層を形
成し、次いで、電荷輸送剤のN,N’−ジフェニル・ビ
ス(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]
−4,4’−ジアミン1重量部とビスフノールZ型ポリ
カーボネート樹脂1重量部とをモノクロルベンゼン10
重量部に溶解して調製した電荷輸送層用の塗布液中に、
上記電荷発生層が形成されたアルミニウムパイプを浸漬
し、所定の速度で引上げ、120℃で1時間加熱乾燥を
行い、膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、電荷発生層
及び電荷輸送層の2層からなる有機表面層を有する感光
体として作成された。
【0048】(トナー母粒子の調製)また、この実施例
では、テレフタル酸、ビスフェノールA−エチレンオキ
サイド付加物及びシクロヘキサンジメタノールから得ら
れた結着樹脂としてのポリエステル樹脂(ガラス転位
点:65℃、軟化点:110℃、分子量Mw:1000
0、酸価:8)100重量部と、着色剤としてのカーボ
ンブラック〔三菱化成(株)社製#25〕5重量部と
を、エクストルーダーで溶融混練し、ジェットミルで粉
砕した後、風力式分級機で分級して、重量平均の粒度中
心値が7μmのトナー母粒子を得た。
【0049】(外添剤の調製)核体粒子としてアモル
ファスチタニア〔出光興産(株)社製UFP、粒径20
nm〕100gをもちい、これをメタノールに分散し、
更に疏水化剤としてシランカップリング剤〔C1021
i(OCH3 3 〕を10g滴下し、30分攪拌した後
濾過し、次いで120℃で2時間乾燥し、ビンミルで解
砕して外添剤を得た。
【0050】(外添剤の調製)疏水化剤であるシラン
カップリング剤をCH3 Si(OCH3 3 とした以外
は、上記外添剤の場合と同様にして外添剤を調製し
た。
【0051】(外添剤の作成)核体粒子であるアモル
ファスチタニアとして、イルメナイトを硫酸反応、加水
分解、焼成後、解砕して粒径20nmとしたものを用
い、その100gをメタノールに分散させ、次いで疏水
化剤であるシランカップリング剤〔C1021Si(OC
3 3 〕20gを添加し、以後は外添剤の場合と同
様の方法で、外添剤を得た。
【0052】(現像剤用キャリアの調製)平均粒径が重
量平均で50μmのCu−Znフェライトからなる核体
粒子と、メチルメタクリレート−スチレン共重合体樹脂
のトルエン溶液とを、小型減圧ニーダー中で2分間混合
し、次いで、温水でチャンバー温度を75℃に設定し、
−300mmHgで20分間攪拌し、更に−750mm
Hgで30分間攪拌して完全に乾燥し、核体粒子の樹脂
被覆を行った。その際の被覆樹脂配合量は核体粒子に対
して0.5重量%であった。
【0053】(帯電測定用キャリアの調製)現像剤用キ
ャリアと同じ核体粒子であるCu−Znフェライトと、
感光体の調製で用いた電荷輸送層の塗布液を一度乾燥し
て得られた感光体表面層樹脂をトルエンに再び溶解して
得た溶液とを、小型減圧ニーダに入れ、以後は現像剤用
キャリアと同様の方法で帯電測定用キャリア(a)を調
製した。なお、被覆樹脂配合量は核体粒子に対して0.
5重量%であった。
【0054】また、現像剤用キャリアと同じ核体粒子で
あるCu−Znフェライトと、トナー母粒子のトルエン
溶液とを、小型減圧ニーダーに入れ、以後は現像剤用キ
ャリアと同様の方法で帯電測定用キャリア(b)を作成
した。なお、被覆樹脂配合量は核体粒子に対して0.5
重量%であった。
【0055】(トナー組成物の調製) 実施例1 実施例1で用いるトナーとして、上記トナー母粒子10
0重量部に対し、外添剤を1.2重量部添加し、ヘン
シェルミキサーにてブレンド後、45μmで篩分した。
このトナー組成物では、外添剤のトナー母粒子表面に
おける被覆率が面積換算で約35%であった。
【0056】この実施例1で用いたトナー組成物につい
て、その外添剤の、感光体の表面層との間における摩
擦帯電量A(μc/g)とトナー母粒子との間における
摩擦帯電量B(μc/g)とを次のようにして測定し
た。
【0057】キャリア(a)の表面の約80%を外添剤
が覆うように、キャリア(a)100重量部に対して
外添剤を0.4重量部の割合で秤量し、これをターブ
ラミキサーで3分間攪拌した。次に、25μmメッシュ
を上面と底面に貼った筒状の導電性荷量測定ケージ中
に、上記攪拌の終わった混合物を所定量だけ取り込み、
この測定ケージをクーロンメーターに接続した状態で外
添剤のみをブローオフした。その時の重量変化と移動電
荷量から外添剤の単位重量当たりの摩擦帯電量Aを算
出した。同様に、外添剤とキャリア(b)とを用い、
上記と同様にして外添剤の単位重量当たりの摩擦帯電
量Bを算出した。摩擦帯電量Aは30μc/gであり、
また、摩擦帯電量Bは37.5μc/gであり、実施例
1における外添剤のA/Bは0.8であった。
【0058】比較例1 比較例1のトナー組成物として、前記トナー母粒子10
0重量部に対して外添剤を1.2重量部添加し、ヘン
シェルミキサーにてブレンド後、45μmで篩分した。
このトナー組成物における外添剤のトナー母粒子表面
の被覆率は面積換算で約35%であった。上記実施例1
の場合と同様にして摩擦帯電量A及びBを測定した結
果、摩擦帯電量Aは28μc/gであり、また、摩擦帯
電量Bは14μc/gであり、この比較例1における外
添剤のA/Bは2.0であった。
【0059】実施例2 実施例2のトナー組成物として、前記トナー母粒子10
0重量部に対して外添剤を1.2重量部添加し、ヘン
シェルミキサーにてブレンド後、45μmで篩分した。
このトナー組成物における外添剤のトナー母粒子表面
の被覆率は面積換算で約35%であった。上記実施例1
の場合と同様にして摩擦帯電量A及びBを測定した結
果、摩擦帯電量Aは32μc/gであり、また、摩擦帯
電量Bは80μc/gであり、この実施例2における外
添剤のA/Bは0.4であった。
【0060】実施例3 実施例3のトナー組成物として、前記トナー母粒子10
0重量部に対して外添剤を0.35重量部を添加し、
ヘンシェルミキサーにてブレンド後、45μmで篩分し
た。このトナー組成物では外添剤のトナー母粒子表面
における被覆率は面積換算で約10%であった。また、
この実施例3における外添剤のA/Bは、実施例2と
同様に0.4である。
【0061】比較例2 比較例2のトナー組成物として、前記トナー母粒子10
0重量部に対して外添剤を0.17重量部添加し、ヘ
ンシェルミキサーにてブレンド後、45μmで篩分し
た。このトナー組成物では外添剤のトナー母粒子表面
における被覆率は面積換算で約5%であった。また、こ
の比較例2における外添剤のA/Bは、実施例2と同
様に0.4である。
【0062】実施例4 実施例4のトナー組成物として、前記トナー母粒子10
0重量部に対して外添剤を0.35重量部及び外添剤
を0.35重量部それぞれ添加し、ヘンシェルミキサ
ーにてブレンド後、45μmで篩分した。このトナー組
成物では外添剤及びのトナー母粒子表面における被
覆率が面積換算で約20%であり、このうちA/B<1
を満たす外添剤のトナー母粒子表面における被覆率は
面積換算で約10%であった。この実施例4において、
外添剤のA/Bは比較例1の場合と同じ2.0であ
り、また、外添剤のA/Bは実施例2と同じ0.4で
ある。
【0063】(トナーの帯電特性及び粉体特性の評価)
実施例1〜4及び比較例1〜2のトナー組成物につい
て、現像剤用キャリア100重量部に対し実施例1〜3
及び比較例1〜3のトナー組成物を8重量部の割合で添
加し、V型ブレンダーで攪拌混合して得られた現像剤を
用い、富士ゼロックス社製複写機5030型を使用して
これら実施例1〜3及び比較例1〜3のトナー組成物の
帯電特性及び粉体特性を評価する試験を行った。この際
の走行プリント数は2万プリントである。結果を表1に
示す。
【0064】
【表1】
【0065】表1の結果から明らかなように、各実施例
1〜4のトナー組成物はその何れもトナーの帯電特性及
び粉体特性において良好な結果を示しているが、A/B
=2.0の比較例1の場合には、初期のトナーの帯電特
性や粉体特性が良好であるにもかかわらず、走行後のト
ナーの帯電特性や粉体特性は悪化しており、トナー表面
観察でも外添剤の付着状況の変化が大きく、また、比較
例2の場合には、外添剤のトナー母粒子に対する被覆
率が低すぎてトナーの帯電特性や粉体特性が悪くなって
いる。なお、実施例4においては走行後のトナー帯電特
性について外添剤の影響が一部現れたものと思われ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、転写後のクリーニング
工程で静電潜像担持体上から回収された回収トナーにお
いてもそのトナー母粒子に対する外添剤の付着状態が良
好であり、フレッシュトナーと同様に、カブリ、濃度低
下、画像上のトナー飛散等の発生を可及的に抑制しつつ
この回収トナーを有効に再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のトナーが用いられる静電潜
像担持体の層構成の一例を示す断面説明図である。
【図2】 図2は、本発明のトナーが用いられる画像形
成装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】 1…導電性支持体、2…下引き層、3…電荷発生層、4
…電荷輸送層、21…潜像担持体、22…帯電器、23
…露光ビーム、24…現像器、25…転写前帯電器、2
6…転写帯電器、27…給紙トレイ、28…レジストレ
ーションロール、29…給紙ガイド、30…剥離帯電
器、31…搬送部、32…定着器、33…クリーニング
装置、34…搬送部材、35…トナー補給装置、36…
除電装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のトナー母粒子とこのトナー母粒
    子の性状を改質する1種以上の外添剤とで構成され、電
    子写真画像形成装置に用いられるトナーにおいて、上記
    外添剤のうちの少なくとも1種が、電子写真画像形成装
    置の静電潜像担持体の表面層との間における摩擦帯電量
    A(μc/g)とトナー母粒子との間における摩擦帯電
    量B(μc/g)について、A/B<1の関係を有する
    ことを特徴とする再使用可能なトナー。
  2. 【請求項2】 A/B<1の関係を有する外添剤のトナ
    ー母粒子に対する被覆率が、面積換算で10%以上であ
    る請求項1に記載の再使用可能なトナー。
  3. 【請求項3】 外添剤が、無機微粒子からなる核体粒子
    を疎水化剤で表面処理して得られた流動性制御と帯電制
    御を目的とする流動性及び帯電制御剤である請求項1又
    は2に記載の再使用可能なトナー。
  4. 【請求項4】 転写工程後の静電潜像担持体上に残留し
    たトナーを回収し、この回収トナーを現像器へ戻して再
    使用する電子写真画像形成装置に用いる請求項1〜3の
    何れかに記載の再使用可能なトナー。
  5. 【請求項5】 静電潜像担持体の表面層が樹脂製の有機
    表面層である電子写真画像形成装置に用いる請求項1〜
    4の何れかに記載の再使用可能なトナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008001702A1 (fr) * 2006-06-30 2008-01-03 Zeon Corporation Toner de développement d'image électrostatique

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WO2008001702A1 (fr) * 2006-06-30 2008-01-03 Zeon Corporation Toner de développement d'image électrostatique
US8178270B2 (en) 2006-06-30 2012-05-15 Zeon Corporation Toner for development of electrostatic image

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