JPH08285442A - 冷凍サイクル - Google Patents

冷凍サイクル

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JPH08285442A
JPH08285442A JP8813295A JP8813295A JPH08285442A JP H08285442 A JPH08285442 A JP H08285442A JP 8813295 A JP8813295 A JP 8813295A JP 8813295 A JP8813295 A JP 8813295A JP H08285442 A JPH08285442 A JP H08285442A
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JP
Japan
Prior art keywords
compressor
pipe
suction pipe
bypass pipe
valve
Prior art date
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Application number
JP8813295A
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English (en)
Inventor
Osamu Asakawa
修 浅川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、加熱除霜する冷凍冷蔵庫の圧縮機
への液バックや液圧縮を最小限にすることを目標とした
ものである。 【構成】 圧縮機1と、コンデンサ2と、キャピラリチ
ューブ3と、除霜ヒ−タ10を有する蒸発器4と、サク
ションライン19とを順次環状に接続してなる冷凍サイ
クルと、前記圧縮機1内に充填した冷凍機油と、一部が
冷凍機油油面より下に位置するように設置された吸入管
18とを備えた冷凍サイクル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱除霜する冷凍冷蔵
庫の圧縮機への液バックや液圧縮を最小限にする吸入管
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について説明を行う。
【0003】近年、蒸発器を加熱して除霜する冷凍冷蔵
庫の冷凍サイクルに於いて、圧縮機の信頼性を向上させ
るため、加熱除霜時の液バック、及び圧縮機の起動時の
液圧縮を防止するアキュムレ−タを付加する冷凍サイク
ルが一般的になってきた。
【0004】以下図面を参照しながら上述した従来の冷
凍サイクルの一例について説明する。例えば特開平3−
282169号公報等において知られているような冷凍
サイクルがある。
【0005】図6は従来の冷凍サイクルを示すもので、
圧縮機1とコンデンサ2とキャピラリ−チュ−ブ3と蒸
発器4と第1のアキュムレ−タ5と第2のアキュムレ−
タ6と逆止弁7を順次接続して冷凍サイクルを構成して
いる。10は蒸発器に付いた霜を解かす除霜ヒ−タであ
る。
【0006】第1のアキュムレ−タ5は下側に入口11
と上側に出口12を設けた構成であり、第2のアキュム
レ−タ6は上側に入口管13と内部にオイル戻し穴14
を有し、上部に出口15を設けたU字形状の出口管に形
成した出口配管16を設けた構成をしている。
【0007】上記構成に於いて、蒸発器4の除霜を行う
ため蒸発器4を除霜ヒ−タ10で加熱した場合は、蒸発
器4内で暖められた冷媒は、第1のアキュムレ−タ5に
流入し、液冷媒は第1のアキュムレ−タ5内に滞留し、
圧縮機1液冷媒が流入するのを防止する。また第2のア
キュムレ−タ6は圧縮機の起動時に第1のアキュムレ−
タ5でオ−バ−フロ−した液冷媒が圧縮機1に液バック
して液圧縮を発生させ圧縮機1の信頼性を著しく悪化さ
せることを防止する作用をする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、蒸発器4を除霜ヒ−タ10で加熱すると
蒸発器4内で暖められた冷媒の大半は第1のアキュムレ
−タ5内に流入し液冷媒として溜められるので、第1の
アキュムレ−タ5の容量は大型のものを使用する必要が
あった。
【0009】また除霜終了後の圧縮機1起動時は第1の
アキュムレ−タ5内の液冷媒が沸騰し、第2のアキュム
レ−タ6に瞬時に流入するため、圧縮機1への液バック
を防止するためには第2のアキュムレ−タ6も気液分離
性の高い構造の複雑な大型のものを使用する必要があっ
た。
【0010】また、通常運転時の圧縮機1の停止時に
は、コンデンサ2などの高圧側回路内の冷媒の大半がキ
ャピラリ−チュ−ブ3を介して蒸発器4内に流入し、液
冷媒として滞留する。
【0011】そして、圧縮機1起動時に蒸発器4内の液
冷媒が瞬時に蒸発器4から流出するが、流出冷媒量が非
常に多いため第1のアキュムレ−タ5、及び第2のアキ
ュムレ−タ6では圧縮機1への液バックを完全に防止す
ることは難しく圧縮機の信頼性を悪化させるという問題
を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ヒ−タ除霜時の液バックと除霜終了後及び通常運転
時の圧縮機起動時の液バックをなくし、圧縮機の信頼性
を向上できる冷凍システムを提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷凍サイクルは、圧縮機と、コンデンサと、
キャピラリチューブと、除霜ヒ−タを有する蒸発器と、
サクションラインとを順次環状に接続してなる冷凍サイ
クルと、前記圧縮機内に充填した冷凍機油と、一部が冷
凍機油油面より下に位置するように設置された吸入管と
を備えた構成になっている。
【0014】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置し起動時一定時間開閉され
る電磁開閉弁とを備えた備えた構成になっている。
【0015】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記開閉弁を制御するための外気温
センサーとを備えた構成になっている。
【0016】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するため前記
吸入管の温度を感知する温度センサーとを備えた構成に
なっている。
【0017】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するため前記
吸入管の圧力を感知する圧力センサーとを備えた構成に
なっている。
【0018】
【作用】本発明は上述したような構成によって、除霜時
に蒸発器から流出する液冷媒を、圧縮機内の熱容量の小
さい冷媒ガス中に設置される吸入管よりも、圧縮機内の
熱容量の大きい冷凍機油油面より下に設置した吸入管に
より、吸入管内での熱交換量は大きくなり液冷媒の気化
蒸発が促進され、圧縮機への液バックを防止でき、圧縮
機の信頼性を向上できる。
【0019】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置し起動時一定時間開閉され
る電磁開閉弁を設けることで、液バック量が多い起動時
は冷媒を電磁開閉弁を閉鎖し、吸入管の方に優先的に流
すことで、管内での熱交換量は大きいためを液冷媒の気
化蒸発が促進され、圧縮機への液バックを防止できる。
【0020】そして、通常の運転時は電磁開閉弁を開
し、大部分の冷媒を管抵抗の小さいバイパス管通して冷
媒を流すことにより、吸入管を流す時より圧縮機の吸入
冷媒の過熱度上昇を押さえられるため吐出温度の上昇も
押さえられるため、圧縮機の信頼性を向上できる。
【0021】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するための外
気温センサーを設けることで、 低外気温時は運転中蒸
発器で十分に蒸発しきれない液冷媒が圧縮機に戻ってく
るため液冷媒を吸入しやすい状態になるため、外気温セ
ンサーの信号により電磁開閉弁を閉鎖し、優先的に吸入
管の方に冷媒を流すことで、管内での熱交換量は大きい
ため液冷媒の気化蒸発が促進され、圧縮機への液バック
を防止できる。
【0022】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するため、圧
縮機外の吸入管上流部に温度を感知する温度センサーを
設けることで、運転時液バック等により圧縮機外の吸入
管上流部が低温度になったとき温度センサーの信号によ
り電磁開閉弁を閉鎖し、優先的に吸入管の方に冷媒を流
すことで、管内での熱交換量は大きいため液冷媒の気化
蒸発が促進され、圧縮機への液バックを防止できる。
【0023】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するため前記
吸入管の圧力を感知する圧力センサーを設けることで、
液バックにより吸入管が低圧力になったとき圧力センサ
ーの信号により電磁開閉弁を閉鎖し、優先的に吸入管の
方に冷媒を流すことで、管内での熱交換量は大きいため
液冷媒の気化蒸発が促進され、圧縮機への液バックを防
止できる。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明するが、従来例と同一構成についてはその詳細
な説明を省略し、同一符号を付す。
【0025】図1は、本発明の第1の実施例による冷蔵
庫の冷凍サイクル概略図である。17はアキュムレ−タ
であり、18は圧縮機の吸入管である。吸入管18は圧
縮機内で吸入管18の一部を冷凍機油の油面より下方に
なるように取り付けられている。
【0026】19はサクションラインで一方の口を蒸発
器4に接続し、アキュムレ−タ17に挿入され接続され
ている。
【0027】図2は、本発明の第2の実施例による冷蔵
庫の冷凍サイクル要部構成図である。
【0028】20はバイパス管で圧縮機1の吸入管18
の分岐管として設けられている。21は電磁開閉弁でバ
イパス管20の入り口部に設けられている。また電磁開
閉弁21は圧縮機1の起動時一定時間開放されるように
設定してある。
【0029】図3は、本発明の第3の実施例による冷蔵
庫の冷凍サイクル要部構成図である。
【0030】22は外気温センサーで、低外気温時外気
温センサー22の信号により電磁開閉弁21の開放する
様に制御される。
【0031】図4は、本発明の第4の実施例による冷蔵
庫の冷凍サイクル要部構成図である。
【0032】23は温度センサーで、圧縮機外の吸入管
上流部に吸入管の温度を感知する様に設置し、吸入管1
8の温度が低温度になると温度センサー23の信号によ
り電磁開閉弁21の開放する様に制御される。
【0033】図5は、本発明の第5の実施例による冷蔵
庫の冷凍サイクル要部構成図である。
【0034】24は圧力センサーで、吸入管18の圧力
を感知し、吸入管18の圧力が低圧力になると圧力セン
サー24の信号により電磁開閉弁21の開放する様に制
御される。
【0035】以上のように構成された冷凍サイクルにつ
いて以下その動作を説明する。図示しない制御手段によ
って通常運転中圧縮機1は運転停止を繰り返す。そして
所定時間圧縮機1が運転すると、圧縮機1は停止し、除
霜ヒ−タ10に通電される。除霜ヒ−タ10の加熱によ
り蒸発器4の温度が上昇し、蒸発器4の表面に付いた霜
を解かし除霜を行う。
【0036】この除霜中に蒸発器4の温度が上昇する
と、蒸発器4内の圧力が高くなり、蒸発器4内の冷媒や
オイルがキャピラリ−チュ−ブ3を介してコンデンサ2
に流入するとともにサクションライン19を介してアキ
ュムレ−タ17内に流入する。通常は冷媒やオイルはア
キュムレ−タ17内に溜まるため、除霜中に圧縮機1に
液冷媒は戻らず液バックを防止できる。
【0037】しかし、除霜後に圧縮機1が起動すると滞
留された液冷媒はアキュムレータ17内で完全に蒸発し
切れないで気液冷媒状態になって、吸入管18に流入し
てくる。
【0038】圧縮機1内の熱容量の大きい冷凍機油油面
より下に設置した吸入管18により、吸入管18内での
熱交換量は大きくなり液冷媒の気化蒸発が促進され、圧
縮機1への液バックを防止できる。
【0039】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管18より管抵抗の小さいバイ
パス管20と、前記バイパス管20に設置し起動時一定
時間開閉される電磁開閉弁21を設けることで、液バッ
ク量が多い起動時は冷媒を電磁開閉弁21を閉鎖し、吸
入管18の方に優先的に流すことで、管内での熱交換量
は大きいので液冷媒の気化蒸発が促進され、圧縮機1へ
の液バックを防止できる。
【0040】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管18より管抵抗の小さいバイ
パス管20と、前記バイパス管20に設置した起動時一
定時間開閉される電磁開閉弁21と、前記電磁開閉弁2
1を制御するための外気温センサー22を設けること
で、 低外気温時は運転中蒸発器4で十分に蒸発しきれ
ない液冷媒が圧縮機1に戻ってくるため液冷媒を吸入し
やすい状態になるため、外気温センサー22の信号によ
り電磁開閉弁21を閉鎖し、優先的に吸入管18の方に
冷媒を流すことで、吸入管18内での熱交換量は大きい
ため液冷媒の気化蒸発が促進され、圧縮機1への液バッ
クを防止できる。
【0041】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管18より管抵抗の小さいバイ
パス管20と、前記バイパス管20に設置した起動時一
定時間開閉される電磁開閉弁21と、前記電磁開閉弁2
1を制御するため、圧縮機1外の吸入管18上流部に温
度を感知する温度センサー23を設けることで、運転時
液バック等により圧縮機1外の吸入管18上流部が低温
度になったとき温度センサー23の信号により電磁開閉
弁21を閉鎖し、優先的に吸入管18の方に冷媒を流す
ことで、管内での熱交換量は大きいため液冷媒の気化蒸
発が促進され、圧縮機1への液バックを防止できる。
【0042】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管18より管抵抗の小さいバイ
パス管20と、前記バイパス管20に設置した起動時一
定時間開閉される電磁開閉弁21と、前記電磁開閉弁2
1を制御するため前記吸入管18の圧力を感知する圧力
センサー24を設けることで、液バックにより吸入管1
8が低い圧力になったとき圧力センサー24の信号によ
り電磁開閉弁21を閉鎖し、優先的に吸入管18の方に
冷媒を流すことで、吸入管18内での熱交換量は大きい
ため液冷媒の気化蒸発が促進され、圧縮機1への液バッ
クを防止できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、圧縮機と、コン
デンサと、キャピラリチューブと、除霜ヒ−タを有する
蒸発器と、サクションラインとを順次環状に接続してな
る冷凍サイクルと、前記圧縮機内に充填した冷凍機油
と、一部が冷凍機油油面より下に位置するように設置さ
れた吸入管を備えたものであるため、起動時に蒸発器か
らアキュムレータを通って流出する液冷媒を吸入管内
で、気化蒸発を促進できるので、圧縮機への液バックを
防止でき、圧縮機の信頼性を向上できる。
【0044】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置し起動時一定時間開閉され
る電磁開閉弁を設けることで、液バック量が多い起動時
は冷媒を電磁開閉弁を閉鎖し、吸入管の方に優先的に流
すことで、管内での熱交換量は大きいためを液冷媒の気
化蒸発が促進され、圧縮機への液バックを防止できる。
【0045】そして、通常の運転時は電磁開閉弁を開
し、大部分の冷媒を管抵抗の小さいバイパス管通して冷
媒を流すことにより、吸入管を流す時より圧縮機の吸入
冷媒の過熱度上昇を押さえられるため吐出温度の上昇も
押さえられるため、圧縮機の信頼性を向上できる。
【0046】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するための外
気温センサーを設けることで、 低外気温時は運転中蒸
発器で十分に蒸発しきれない液冷媒が圧縮機に戻ってく
るため液冷媒を吸入しやすい状態になるため、外気温セ
ンサーの信号により電磁開閉弁を閉鎖し、優先的に吸入
管の方に冷媒を流すことで、管内での熱交換量は大きい
ため液冷媒の気化蒸発が促進され、圧縮機への液バック
を防止でき、圧縮機の信頼性を向上できる。
【0047】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するため、圧
縮機外の吸入管上流部に温度を感知する温度センサーを
設けることで、運転時液バック等により圧縮機外の吸入
管上流部が低温度になったとき温度センサーの信号によ
り電磁開閉弁を閉鎖し、優先的に吸入管の方に冷媒を流
すことで、管内での熱交換量は大きいため液冷媒の気化
蒸発が促進され、圧縮機への液バックを防止でき、圧縮
機の信頼性を向上できる。
【0048】また、前記冷凍機油油面より上に位置する
ように設置した前記吸入管より管抵抗の小さいバイパス
管と、前記バイパス管に設置した起動時一定時間開閉さ
れる電磁開閉弁と、前記電磁開閉弁を制御するため前記
吸入管の圧力を感知する圧力センサーを設けることで、
液バックにより吸入管が低圧力になったとき圧力センサ
ーの信号により電磁開閉弁を閉鎖し、優先的に吸入管の
方に冷媒を流すことで、管内での熱交換量は大きいため
液冷媒の気化蒸発が促進され、圧縮機への液バックを防
止でき、さらに一層圧縮機の信頼性を向上できる。
【0049】吸入管の一部に設けたくびれ部と、くびれ
部と圧縮機の間に接続する細管とを備えたものであるた
め、圧縮機運転時の細管出入口での圧力差をさらに大き
くでき、速やかにアキュムレ−タ内溜まったオイルの戻
しができ冷凍システム内に異常なオイル溜まりを起こす
ことがなく圧縮機の信頼性を向上できる。
【0050】また、アキュムレ−タに任意的に通電され
る加熱装置とを備えたものであるため、圧縮機の停止中
などに通電加熱しアキュムレ−タを加熱することでアキ
ュムレ−タ内の液冷媒を強制的に蒸発させ、圧縮機起動
時に液冷媒を吸入することを大幅に防止でき、圧縮機の
信頼性を向上できる。
【0051】また、アキュムレ−タと熱交換できるよう
に設置された圧縮機の冷媒吐出管とを備えたものである
ため、圧縮機の起動時に高温の吐出ガス冷媒によりアキ
ュムレ−タが加熱されのでアキュムレ−タ内の液冷媒を
強制的に蒸発させ、圧縮機起動時に液冷媒を吸入するこ
とを大幅に防止できる。
【0052】また、圧縮機の冷媒吐出管と、アキュムレ
−タと熱交換できるように設置された前記圧縮機の冷媒
吐出管のバイパス管と、バイパス管の一部に設けた任意
的に制御する電磁弁とを備えたものであるため、バイパ
ス管に圧縮機の起動時一定時間のみ開くなど任意に開閉
が可能な電磁弁設けることで、圧縮機の起動時に高温の
吐出ガス冷媒によりアキュムレ−タが加熱されのでアキ
ュムレ−タ内の液冷媒を強制的に蒸発させ、圧縮機起動
時に液冷媒を吸入することを大幅に防止でき、さらに一
層圧縮機の信頼性向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の冷凍サイクル概略配管断面
【図2】他実施例の冷凍サイクル要部配管断面図
【図3】他実施例の冷凍サイクル要部配管断面図
【図4】他実施例の冷凍サイクル要部配管断面図
【図5】他実施例の冷凍サイクル要部配管断面図
【図6】従来の冷凍サイクルの配管断面図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 コンデンサ 3 キャピラリ−チュ−ブ 4 蒸発器 17 アキュムレ−タ 18 吸入管 19 サクションライン 20 バイパス管 21 電磁開閉弁 22 外気温センサー 23 温度センサー 24 圧力センサー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、コンデンサと、キャピラリチ
    ューブと、除霜ヒ−タを有する蒸発器と、サクションラ
    インとを順次環状に接続してなる冷凍サイクルと、前記
    圧縮機内に充填した冷凍機油と、一部が冷凍機油油面よ
    り下に位置するように設置された吸入管とを備えた冷凍
    サイクル。
  2. 【請求項2】 冷凍機油油面より上に位置するように設
    置した吸入管より管抵抗の小さいバイパス管と、前記バ
    イパス管に設置し起動時一定時間開閉される電磁開閉弁
    とを備えた請求項1記載の冷凍サイクル。
  3. 【請求項3】 冷凍機油油面より上に位置するように設
    置した吸入管より管抵抗の小さいバイパス管と、前記バ
    イパス管に設置した起動時一定時間開閉される電磁開閉
    弁と、前記開閉弁を制御するための外気温センサーとを
    備えた請求項1記載の冷凍サイクル。
  4. 【請求項4】 冷凍機油油面より上に位置するように設
    置した吸入管より管抵抗の小さいバイパス管と、前記バ
    イパス管に設置した起動時一定時間開閉される電磁開閉
    弁と、前記電磁開閉弁を制御するため前記吸入管の温度
    を感知する温度センサーとを備えた請求項1記載の冷凍
    サイクル。
  5. 【請求項5】 冷凍機油油面より上に位置するように設
    置した吸入管より管抵抗の小さいバイパス管と、前記バ
    イパス管に設置した起動時一定時間開閉される電磁開閉
    弁と、前記電磁開閉弁を制御するため前記吸入管の圧力
    を感知する圧力センサーとを備えた請求項1記載の冷凍
    サイクル。
JP8813295A 1995-04-13 1995-04-13 冷凍サイクル Pending JPH08285442A (ja)

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