JPH08285295A - 給水タンク - Google Patents
給水タンクInfo
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- JPH08285295A JPH08285295A JP9075595A JP9075595A JPH08285295A JP H08285295 A JPH08285295 A JP H08285295A JP 9075595 A JP9075595 A JP 9075595A JP 9075595 A JP9075595 A JP 9075595A JP H08285295 A JPH08285295 A JP H08285295A
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Abstract
の双方の瀘過機能を持つ構成の簡素な給水タンクを得
る。 【構成】 自体に対して注水するための注水口2とこれ
とは別に機器への給水口6を有する給水タンクであっ
て、その注水口2と給水口6とを直線上に配設し、この
注水口2と給水口6とに跨って両端の開放した筒状の本
体11の中間に仕切りフィルタ12を設けた筒形フィル
タ10を注水口2から抜き差し可能に装着する。
Description
まれる給水タンクに関するものである。
水の蓄積と気液分離を行なうシスターンタンクとも称さ
れている給水タンクが組込まれている。この種の給水タ
ンクには、タンク内に水を補給するための注水口が備え
られている。例えば、特開平2―75831号公報や実
公昭63―30921号公報には、図4に示すように注
水口101を機外に臨ませて組込まれた給水タンク10
2が示されている。この注水口101の口縁にはフラン
ジ状に水受皿103が装着され、注水時にこぼした水や
オーバフローにより注水口から溢れた水が水受皿103
に溜り、機内には溢れないように工夫されている。水受
皿103だけでは、容積が少なく十分な水漏れ対策には
ならない場合には、水受皿103に排水口を設けて排水
ホースを使って所定の所へ排水できるようにもしてい
る。
水タンクにおいては、注水口101付近での水漏れ防止
に水受皿103や排水ホースなどの構成部品が必要で、
構成が複雑になりコストを押し上げる原因にもなってい
る。また、タンク内の水は熱交換器や負荷に繋る配管を
循環するため、配管内等に生じるスケール等が蓄積する
ことになるが、注水口101に装着される一般のフィル
タでは注水口101からの異物の混入は防止できるが、
タンク内に生じるスケール等の配管内への循環は防ぐこ
とが出来きず、蓄積したスケール等の循環が熱交換器の
トラブルやポンプ等の故障原因になることもあった。
ためになされたもので、その課題とするところは、注水
口から注水される水と循環する内部の水の双方の瀘過機
能を持つ構成の簡素な給水タンクを得ることであり、タ
ンク自体の構成により注水口付近の水漏れに対応できる
コスト的に有利な給水タンクを得ることである。
に請求項1の発明は、注水口とは別に機器への給水口を
有する給水タンクに対して、その注水口と給水口とを直
線上に配設し、注水口と給水口とに跨って両端の開放し
た筒状の本体の中間に仕切りフィルタを設けた筒形フィ
ルタを注水口から抜き差し可能に装着する手段を採用す
る。
は、注水口とは別に機器への給水口を有する給水タンク
に対して、その注水口を容積に対する平面積ができるだ
け広くなるように形成した上面に設け、この上面には一
部を除いて注水口の外側を囲む突出構造を一体に形成す
る手段を採用する。
は、請求項2にかかる手段における注水口と給水口とを
直線上に配設し、注水口と給水口とに跨って両端の開放
した筒状の本体の中間に仕切りフィルタを設けた筒形フ
ィルタを注水口から抜き差し可能に装着する手段を採用
する。
は、請求項1又は請求項2のいずれかにかかる手段にお
ける給水口の内部口縁に筒形フィルタの一端部が係合す
るリング状の係合凹部を設ける手段を採用する。
から筒形フィルタをその先端が給水口に達するように差
し込み装着すると、注水口から注水される水と循環する
内部の水の双方の瀘過が筒形フィルタにより行なわれ
る。即ち、注水口から注水される水は仕切りフィルタよ
り注水側の筒形フィルタにより瀘過され、給水口から出
ていく内部の水は仕切りフィルタより給水口側の筒形フ
ィルタにより瀘過されることになる。
水口のある上面の平面積が広くなっていて注水口が突出
構造で囲まれているので、突出構造により囲まれる部分
の容積を突出構造の突出量を小さくしても確保でき、注
水時の水漏れを広い範囲で受容できる。
求項2にかかる作用とともに注水口から筒形フィルタを
その先端が給水口に達するように差し込み装着すると、
注水口から注水される水と循環する内部の水の双方の瀘
過が筒形フィルタにより行なわれる。
求項1又は請求項2のいずれかにかかる作用とともに筒
形フィルタの装着時に、筒形フィルタの一端部がリング
状の係合凹部に係合するように操作することにより、筒
形フィルタを適正に装着でき、装着状態の安定性も増
す。
明する。 実施例1.図1は実施例1の給水タンクの構成を示す縦
断面図で、図2は同じく平面図である。この給水タンク
は、温水ボイラ等に組込まれ配管により熱交換器や負荷
に接続され、これらへの給水と気液の分離を行なうもの
であり、プラスチックのブロー成形による一体成形物と
して構成されている。
の平面積がなるべく広くなるように図1に示すように上
部に対して平面積の小さい下部を片側から下方に膨出さ
せた形状に形成されている。上部の一側には、垂直方向
に内側と外側の双方を半円状に膨出させて構成された水
位確認窓1が形成され、上面にはその一部に口縁を上方
へ立ち上げた注水口2が形成されている。上面の周縁に
は一部を除きこの注水口2を囲むように一連の突出構造
3がリブ状に形成され、突出構造3で囲まれた部分は水
受部4として構成されている。注水口2の基部側には一
端がタンク内に連絡し、他端が突出構造3の無い上面部
分に臨ませたドレンパイプ5が形成されている。
中心線とその中心線とが一致する給水口6が形成されて
いる。給水口6は外部に突出する接続筒部7により外部
に通じている。また、給水タンクの下部の側壁には戻り
口8が形成されている。この戻り口8も外部に突出する
接続筒部9により外部に通じている。給水口6と戻り口
8とは熱交換器や負荷に連絡する配管により接続され、
タンク内の水は配管を経て循環することになる。
ィルタ10が注水口2からの抜き差しを可能に装着され
ている。筒形フィルタ10は注水口2と給水口6間に相
当する長さの両端の開放したメッシュの筒体として構成
された本体11に、この本体11の内部を中間において
仕切るメッシュよりなる仕切りフィルタ12を設けた構
成で、剛直性を付与すべくプラスチックの篭状の枠13
内に収められている。注水口2からタンク内へ差し入れ
た筒形フィルタ10は、その先端が給水口6の回りに形
成されたリング状の係合凹部14に突入して止まるよう
になっている。この状態で筒形フィルタ10の上端は注
水口2へのキャップ(図示しない)の装着の妨げになら
ない位置に嵌り込んでいる。従って、筒形フィルタ10
の装着状態はタンク内において両端を支持され安定して
いる。
3の無い側を水の滴下を許容できる方向にして暖房用ボ
イラ等に組込まれる。突出構造3のある側は、電子回路
やその他、水に対して耐性の低い構成が配備されている
方に向ける。所定の配管の済んだ給水タンクへは、注水
口2から水が注水される。注水にあたり注水口2周りに
水が溢れるようなことがあっても、上面の広い面積でこ
の水を受け止めることができる。かなりの量の水をこぼ
したとしても、水受部4は平面積があり、容積が維持さ
れているため受容され、突出構造3のない問題とならな
い側へ排水される。タンクの上面を広くすることによ
り、その分突出構造3の突出量を少なくすることもでき
る。水位確認窓1は、内外が膨出しているため採光し易
く水位の確認は容易である。
水を行なえばよい。注水口2から注水された水は筒形フ
ィルタ10の仕切りフィルタ12の上側において瀘過さ
れ、タンク内への異物の混入は防止される。タンク内の
水は暖房用ボイラ等の運転により給水口6から配管を経
て戻り口8へ戻り循環する。給水口6へ向うタンク内の
水も、筒形フィルタ10の仕切りフィルタ12の下側に
おいて瀘過され、スケール等がタンク内に蓄積されてい
っても熱交換器やポンプへの侵入は回避される。給水タ
ンクの水がオーバフローを起こした場合には、注水口2
の基部に設けられたドレンパイプ5により所定の方向に
排水される。また、給水口6と戻り口8は給水タンクの
下部に対して設けられているので、水位が低下したこと
に気付かず注水が遅れたような場合も、下部側における
水位は保持されるので、運転の障害には直結しないで済
む。
水口6との中心線がずれていて、これらを単一の筒形フ
ィルタ10で跨がせた構成であり、これ以外の構成は実
施例1で示したものと同じである。従って、実施例1と
同じ部分については同一の符号を用いそれらの説明は省
略する。
口2を前寄りにし斜め方向に構成した方が使い勝手が向
上することがある。これに対応すべくこの実施例2の給
水タンクの注水口2は、給水口6に対して傾きが付けら
れている。給水口6の周りに形成された係合凹部14も
同様の傾きをもって形成されている。そして、筒形フィ
ルタ10は図3に示すように注水口2と給水口6とを斜
めにタンク内で結ぶような形態に装着される。これ以外
は構成も機能も実施例1のものと同じであり、その説明
は省略する。
ように、請求項1の発明によれば、注水口から注水され
る水に混入した異物は仕切りフィルタより注水側の筒形
フィルタにより瀘過され、給水口に入るタンク内の水に
混入したスケール等は仕切りフィルタより給水口側の筒
形フィルタにより瀘過され、単一の筒形フィルタで注水
口から注水される水と循環する内部の水の双方の瀘過機
能を持つ構成の簡素な給水タンクが得られる。
面の平面積が広くなっていて注水口が突出構造で囲まれ
ているので、突出構造により囲まれる部分の容積を突出
構造の突出量を小さくしても確保でき、注水時の水漏れ
を広い範囲で受容できる構成の簡素なコスト的に有利な
給水タンクが得られる。
にかかる効果とともに単一の筒形フィルタで注水口から
注水される水と循環する内部の水の双方の瀘過機能を持
つ構成の簡素な給水タンクが得られる。
求項2の発明のいずれかにかかる効果とともに、筒形フ
ィルタの装着の適正化が図られ、装着状態の安定性も増
す。
面図である。
図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 自体に対して注水するための注水口とこ
れとは別に機器への給水口を有する給水タンクであっ
て、上記注水口と上記給水口とを直線上に配設し、この
注水口と給水口とに跨って両端の開放した筒状の本体の
中間に仕切りフィルタを設けた筒形フィルタを上記注水
口から抜き差し可能に装着したことを特徴とする給水タ
ンク。 - 【請求項2】 自体に対して給水するための注水口とこ
れとは別に機器への給水口を有する給水タンクであっ
て、上記注水口を容積に対する平面積ができるだけ広く
なるように形成した上面に設けるとともに、この上面に
は一部を除いて上記注水口の外側を囲む突出構造を一体
に形成したことを特徴とする給水タンク。 - 【請求項3】 請求項2に記載の給水タンクであって、
その注水口と給水口とを直線上に配設し、この注水口と
給水口とに跨って両端の開放した筒状の本体の中間に仕
切りフィルタを設けた筒形フィルタを上記注水口から抜
き差し可能に装着したことを特徴とする給水タンク。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の給水タンクであって、給水口の内部口縁に筒形フィル
タの一端部が係合するリング状の係合凹部を設けたこと
を特徴とする給水タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09075595A JP3355859B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 給水タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09075595A JP3355859B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 給水タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08285295A true JPH08285295A (ja) | 1996-11-01 |
JP3355859B2 JP3355859B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=14007430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09075595A Expired - Fee Related JP3355859B2 (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 給水タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355859B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100505807B1 (ko) * | 2002-10-30 | 2005-08-04 | 최진민 | 내장형 난방필터를 구비한 팽창탱크 |
JP2011017462A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Rinnai Corp | 貯湯式加熱ユニット |
WO2012067352A2 (ko) * | 2010-11-16 | 2012-05-24 | 주식회사 제이앤씨트레이딩 | 온수 매트용 온수 보일러 |
CN117889485A (zh) * | 2024-03-14 | 2024-04-16 | 山西低碳环保产业集团有限公司 | 一种装配式节能型供热通风装置及其通风方法 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP09075595A patent/JP3355859B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012067352A2 (ko) * | 2010-11-16 | 2012-05-24 | 주식회사 제이앤씨트레이딩 | 온수 매트용 온수 보일러 |
WO2012067352A3 (ko) * | 2010-11-16 | 2012-07-12 | 주식회사 제이앤씨트레이딩 | 온수 매트용 온수 보일러 |
KR101218375B1 (ko) * | 2010-11-16 | 2013-01-03 | (주)제이앤씨트레이딩 | 온수 매트용 온수 보일러 |
CN117889485A (zh) * | 2024-03-14 | 2024-04-16 | 山西低碳环保产业集团有限公司 | 一种装配式节能型供热通风装置及其通风方法 |
CN117889485B (zh) * | 2024-03-14 | 2024-05-24 | 山西低碳环保产业集团有限公司 | 一种装配式节能型供热通风装置及其通风方法 |
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