JP4975049B2 - 温水熱源機 - Google Patents
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Description
タンクには、温水回路中の異物を捕獲し、熱交換器やポンプへ異物が侵入することを防止するための濾過器が備えられており(例えば、特許文献1参照)、また循環液の漏れや蒸発等による水位低下を検知するための水位センサが備えられている。水位センサは通常タンク上面から挿入され固定される(例えば、特許文献2参照)。
濾過器は、円筒状の形状でタンクに備えられた循環液給水口より挿入され、清掃の際は、循環液給水口より引き出し清掃される。
また、水位センサ固定部がタンク上面に設けられているため、空間効率が悪く、タンクが大型化するという問題もある。
温水利用端末8から戻った温水は一旦タンク2に貯留され、ポンプ7により熱交換器4に搬送され、そこで加熱された後、温水供給配管9から温水利用端末8へ送られる。
また、図3に示すように、タンク本体21の内部には循環液中の異物を捕獲するための濾過器35が備えられている。なお、万が一タンク本体21内の流路で循環液中の気体が分離できなかった場合、濾過器35にて循環液中の気体は分離される。
図6は本発明の実施の形態1で採用した戻り配管5の説明図である。図6に示されているように、戻り配管5はその頂部が∩型形状となっており、一端にタンク本体21内部に配置される吐出口を備え、他端に温水利用側端末との接続口51を備える。戻り配管5は、その∩型曲部52をタンク本体21上部の戻り側配管接続口23のU字型開口に引掛けて嵌合接続するとともに、タンク本体21とタンク蓋31により挟み込まれて固定されている。
図7は本発明の実施の形態2で採用したバイパス配管6の説明図である。図7に示されているように、バイパス配管6も戻り配管5と同様にその頂部を∩型の形状としている。バイパス配管6の一端はタンク本体21内部に配置される吐出口となっており、その他端は接続口61を介して温水供給配管9と接続されている。バイパス配管6は、その∩型曲部62をタンク本体21の上部のバイパス配管接続口24に引掛けて嵌合接続するとともに、タンク本体21とタンク蓋31により挟み込まれて固定されている。
濾過器35は、図3〜図5に示されているように、タンク本体21に形成されたガイド溝26に沿って着脱できるようになっている。濾過器35は、図9に示されるように板状の形状で、樹脂製の濾過器枠36にメッシュ状の樹脂製の濾過器メッシュ37部分が一体成形されたものや、金属製の濾過器枠36に金網製の濾過器メッシュ37が溶接された構造からなる。従って、濾過器35は、着脱可能なタンク蓋31を取り外した後、タンク本体21のガイド溝26から容易に引き出して取り外すことができる。この濾過器35の取り外しの際には、濾過器35の濾過器枠36がタンク本体21のガイドに接触する構造となっており、濾過器メッシュ37はタンク本体21とは直接接触しないため、濾過器35により捕獲した異物がタンク本体21内に落下することはない。
これにより濾過器35のタンク本体21への着脱は容易となり、またこの濾過器35により循環液中の異物を捕獲し、熱交換器4やポンプ7への異物の侵入を防止することができる。
図5に示されているように、タンク本体21には、循環液が流れる流路と水位センサ38により水位検知が行われる水位検知部28との間を仕切る流路仕切り壁27を設けるのが好ましい。なお、流路仕切り壁27は実際に水位が検知される位置から離れた位置に切欠き27aが設けられている。このような流路仕切り壁27を採用したことで、循環液流れにより水位検知部28において循環液が波打つことが防止され、水位検知部28の循環液水位は安定する。
これにより、熱ストレス等による配管接続部緩みから生じる配管接続部からの循環液漏れの発生を防止することができる。
ところで、戻り配管5およびバイパス配管6をタンク本体21とタンク蓋31との間に固定するに際しては、∩型の曲部52、62、特にその頂部に伸縮自在な材料で製造されたシール材53を挿入した状態で、戻り配管5やバイパス配管6をタンク本体21とタンク蓋31間に接続するのが好ましい。このようにすると、各配管5、6が密着安定して固定されるので、振動等に対しての配管の安全性を向上できるばかりでなく、接続部の密閉性も高まり、無用な循環液の蒸発を抑制できるからである。なお、シール材53としては、比較的耐熱性のよい反発弾性に優れた材料、例えば合成ゴム等で構成することが好ましい。
Claims (2)
- 循環液を加熱する熱交換器、循環液を温水利用側端末に搬送するためのポンプ、循環液を貯留するタンクを備えた温水熱源機であって、
前記タンクをタンク本体とタンク蓋から構成し、
前記タンク本体はその内部に濾過器を着脱自在に装着するガイド溝を、前記タンク蓋は循環液の給水口をそれぞれ備え、
温水利用側端末からタンク本体への戻り配管を嵌合するためにタンク本体に開口部が形成され、
前記濾過器は異物を除去するためのメッシュ部とメッシュ部の周囲を囲う枠からなる板状の形状になっており、且つタンク本体とタンク蓋を嵌合させた状態でタンク蓋の上面中央部分に設けられた前記給水口とタンク本体のコーナー部に設けられた往き配管接続口の間にくるように配置され、
前記タンクの内部において、前記開口部と前記往き配管接続口との間に流路仕切り壁を設けたことを特徴とする温水熱源機。 - 前記タンク蓋は、タンク内の循環液量を検知する水位センサを取り付けるための水位センサ固定部を有し、該水位センサは、タンク蓋の上面より一段下がった面に取り付けられており、前記水位センサによって水位検知が行われる水位検知部が水位センサ仕切り壁によって流路と仕切られ、前記タンク蓋の一段下がった面からタンク蓋外縁まで水抜き用の流路が形成されていることを特徴とする請求項1記載の温水熱源機。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2009014244A JP4975049B2 (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | 温水熱源機 |
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- 2009-01-26 JP JP2009014244A patent/JP4975049B2/ja not_active Expired - Fee Related
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