JPH08285139A - 配管固定具 - Google Patents

配管固定具

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Publication number
JPH08285139A
JPH08285139A JP9365695A JP9365695A JPH08285139A JP H08285139 A JPH08285139 A JP H08285139A JP 9365695 A JP9365695 A JP 9365695A JP 9365695 A JP9365695 A JP 9365695A JP H08285139 A JPH08285139 A JP H08285139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
pipe
shaped fixing
fixing member
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP9365695A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Omoto
繁 大本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP9365695A priority Critical patent/JPH08285139A/ja
Publication of JPH08285139A publication Critical patent/JPH08285139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定具の取付け及び取外し作業を簡単且つ短
時間に行う。 【構成】 U字形固定部材7の脚部7bの端部7cに脚
部7bの長手方向に延びる割り溝9を形成し、前記端部
7cの径より小さい幅を有して前記割り溝9内の開放端
9a側に固定された狭幅部8aと、該狭幅部8aから前
記割り溝9の底部9b側に向かって幅が増加するガイド
面8bと、該ガイド面8bの先端部の幅を前記端部7c
の径より大きくなるようにして形成した広幅係止部8c
と、該広幅係止部8cの幅方向中間部に形成した収縮用
切欠部8dとを備えたツメ部材8を前記割り溝9に配設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管固定具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】発電設備等のプラントには多数の配管が
備えられており、これらの配管のうち冷却水等の低温の
媒体を流通させる配管においては、一般に簡単な構造の
固定具により配管を被固定物に固定するようにしてい
る。
【0003】図9は、前記した固定具1の従来例を示し
たものであり、該固定具1は、U字形の湾曲部2aから
平行に延びる脚部2b,2bの両端部2d,2dにネジ
部2c,2cを形成したUボルト2と、前記ネジ部2
c,2cに螺合させるナット3,3とからなり、前記U
ボルト2の湾曲部2aは固定する配管4の外周に合致す
る曲りを有するものとなっている。
【0004】上記のような固定具1を用いて配管4を被
固定物5に固定する際には、図9に示すように、Uボル
ト2の湾曲部2aに配管4の外周が合致するようにし
て、前記Uボルト2の両端部2d,2d間と等しい間隔
で被固定物5に穿設しておいた2つの固定用孔5a,5
aに前記Uボルト2の両端部2d,2dを夫々挿通させ
る。
【0005】更に、固定用孔5aから突出した両端部2
d,2dのネジ部2c,2cにナット3,3を夫々締付
け、図10に示す所要の間隔位置A1,A2,A3,A4…
のように固定具1により配管4をしっかり固定する。
【0006】冷却水等のための配管は熱変形等による移
動が殆どないため、必要な箇所のみ強固に固定し、他の
部分は簡単な拘束でも充分であるが、従来は簡単な操作
で配管の移動を拘束できるような固定具が存在しないた
めに、全ての箇所(A1,A2,A3,A4…)を図9のU
ボルト2によって強固に固定するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
固定具1においては、取付作業の際、Uボルト2のネジ
部2cに夫々1つずつナット3を締付けるため、作業に
手間がかかり、その上、発電設備等のプラントに配設さ
れる配管4は非常に多く、これらの配管4に作業の面倒
な固定具1を多数使用するため、配管4の取付作業に対
して作業員の労力が多大になり、又取付作業が長期化す
るという問題があった。又固定具1を取外す際にも、U
ボルト2のネジ部2cに締付けたナット3を夫々1つず
つ取外す必要があるため、取外作業が面倒になって多大
な労力を要すると共に前記作業が長引くという問題があ
った。
【0008】本発明は、上述の実情に鑑み、取付け及び
取外し作業を簡単且つ短時間に行ない得る配管固定具を
提供することを目的としてなしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、配管に接する
湾曲部の両側に直線状に延びる脚部を備えたU字形を有
し且つ前記脚部の端部に前記湾曲部に向け延びる割り溝
を形成したU字形固定部材と、該U字形固定部材の割り
溝に配設した板状のツメ部材とからなり、該ツメ部材
が、前記割り溝を形成した前記U字形固定部材の端部の
径より小さい幅を有して前記割り溝内の開放端側に固定
された狭幅部と、該狭幅部から前記割り溝の底部側に向
かって幅が増加するガイド面と、該ガイド面の先端部の
幅を前記端部の径より大きくなるようにして形成した広
幅係止部と、該広幅係止部の幅方向中間部に形成した収
縮用切欠部とを備えているものである。
【0010】
【作用】本発明においては、U字形固定部材の両端部を
被固定物の固定用孔に挿通させていくと、先ずツメ部材
のガイド面が前記固定用孔の端部に当接し、更にU字形
固定部材を押込むと、前記ツメ部材の広幅係止部に収縮
用切欠部が形成されているために前記広幅係止部は固定
用孔の径の大きさにまで収縮するようになる。
【0011】この状態で、更にU字形固定部材を押込み
続けると、ツメ部材は固定用孔内を移動して固定用孔を
突き抜け、固定用孔の径の大きさに収縮していた前記ツ
メ部材の広幅係止部は広がって元の状態に戻る。
【0012】ツメ部材の広幅係止部が元の状態に戻る
と、該広幅係止部の幅は固定用孔の径より大きくなって
前記広幅係止部の両端部が被固定物に引っ掛かるため、
U字形固定部材が抜けなくなり、配管が被固定物に固定
される。
【0013】又、配管固定具を取外す場合には、U字形
固定部材の両端部の径と略同径の内径を有し且つ端部が
開口した取外用パイプを前記U字形固定部材の端部に押
込み、広幅係止部を収縮させた状態でU字形固定部材を
引抜けば、容易に取外すことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0015】図1〜図8は、本発明の配管固定具の一実
施例を示したものであり、図9及び図10に示す従来の
ものと同一のものには同一の符号を付して説明は省略す
る。
【0016】図1〜図8の配管固定具6は、U字形固定
部材7と板状のツメ部材8,8とで構成されており、前
記U字形固定部材7は、固定する配管4の外周に合致す
る湾曲部7aを備え、湾曲部7aから平行に延びる脚部
7bの両端部7c,7cには該両端部7c,7cの脚部
7b長手方向に延びる割り溝9,9が形成されると共
に、端部7cを貫通するツメ部材配設用孔10が穿設さ
れている。
【0017】又、前記したツメ部材8は、U字形固定部
材7の端部7cの径より小さい幅を有した狭幅部8a
と、該狭幅部8aから割り溝9の底部9b側に向かって
幅が増加しながら延びるガイド面8bと、ガイド面8b
の先端部の幅が前記端部7cの径より大きくなって形成
される広幅係止部8cとを有し、前記狭幅部8aにはボ
ルト配設用孔8eが穿設されており、前記ツメ部材8の
狭幅部8aが割り溝9の開放端9a側に向くよう前記割
り溝9に固定用ボルト11を介して配設されている。
【0018】次に、本実施例の作動について説明する。
【0019】本実施例においては、配管4を強固に固定
する必要がある位置、例えば図10で示した位置A1,
A4には従来例の固定具1を用いて固定しておき、本実
施例の配管固定具6はサポート用となる位置A2,A3に
使用する。
【0020】配管固定具6の取付け方を説明すると、図
4に示すようにU字形固定部材7の両端部7cを前記被
固定物5の固定用孔5aに挿通させると、先ずツメ部材
8のガイド面8bが前記固定用孔5aの端部5bに当接
する。
【0021】更に前記U字形固定部材7を押込むと、ツ
メ部材8の広幅係止部8cに収縮用切欠部8dが形成さ
れているために、図5に示すように前記広幅係止部8c
は固定用孔5aの径の大きさにまで収縮する。
【0022】この状態で、更にU字形固定部材7を押込
み続けると、ツメ部材8は固定用孔5a内を移動して該
固定用孔5aを突き抜け、図6に示すように固定用孔5
aの径の大きさに収縮していた前記ツメ部材8の広幅係
止部8cは元の状態に戻る。
【0023】ツメ部材8の広幅係止部8cが元の状態に
戻ると、該広幅係止部8cの幅は固定用孔5aより大き
くなって前記広幅係止部8cの両端部8fが被固定物5
に引っ掛かるため、U字形固定部材7が抜けなくなり配
管4が被固定物5に固定される。
【0024】従って、配管4を固定する際、U字形固定
部材7を単に押込むだけで配管固定具6を簡単に取付け
ることができるため、作業員の労力を大幅に削減でき且
つ作業を短時間に行なうことができる。
【0025】又、配管固定具6を取外す場合には、U字
形固定部材7の両端部7c,7cの径と略同径の内径を
有し且つ端部12aが開口した取外用パイプ12を使用
し、図7に示すように取外用パイプ12の端部12aを
U字形固定部材7の端部7cに押込んで、図8に示すよ
うにツメ部材8の広幅係止部8cを取外用パイプ12の
孔の内径の大きさに収縮させ、この状態でU字形固定部
材7を引抜けば、配管固定具6を被固定物5から取り外
すことができる。
【0026】従って、配管固定具6を被固定物5から取
り外す際にも、取外用パイプ12を使用すれば簡単に取
外すことができるため、作業員の労力を大幅に削減でき
且つ作業を短時間に行なうことができる。
【0027】なお、本発明の本実施例においては、サポ
ート用とする位置A2,A3にのみ配管固定具6を用いる
場合について説明したが、図10の全ての位置A1,A
2,A3,A4…に前記配管固定具6を用いても良いこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、U字形固定部材を単
に押込むだけで固定具を簡単に取付けることができるた
め、作業員の労力を大幅に削減でき且つ作業を短時間に
行なうことができるという優れた効果を奏し得る。又配
管固定具を被固定物から取り外す際には、取外用パイプ
を使用すれば簡単に取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管固定具で配管を固定した状態を示
す正面図である。
【図2】図1のII部分拡大図である。
【図3】図2のIII−III方向矢視図である。
【図4】図1の配管固定具を取付ける際のツメ部材の前
盤の状態を示す正面図である。
【図5】図1の配管固定具を取付ける際のツメ部材の中
盤の状態を示す正面図である。
【図6】図1の配管固定具を取付ける際のツメ部材の後
盤の状態を示す正面図である。
【図7】図1の配管固定具を取外す際のツメ部材の前盤
の状態を示す正面図である。
【図8】図1の配管固定具を取外す際のツメ部材の後盤
の状態を示す正面図である。
【図9】従来の固定具の一例を示す正面図である。
【図10】図9の固定具で配管を固定した状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
4 配管 6 配管固定具 7 U字形固定部材 7a 湾曲部 7b 脚部 7c 端部 8 ツメ部材 8a 狭幅部 8b ガイド面 8c 広幅係止部 8d 収縮用切欠部 9 割り溝 9a 開放端 9b 底部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管に接する湾曲部の両側に直線状に延
    びる脚部を備えたU字形を有し且つ前記脚部の端部に前
    記湾曲部に向け延びる割り溝を形成したU字形固定部材
    と、該U字形固定部材の割り溝に配設した板状のツメ部
    材とからなり、該ツメ部材が、前記割り溝を形成した前
    記U字形固定部材の端部の径より小さい幅を有して前記
    割り溝内の開放端側に固定された狭幅部と、該狭幅部か
    ら前記割り溝の底部側に向かって幅が増加するガイド面
    と、該ガイド面の先端部の幅を前記端部の径より大きく
    なるようにして形成した広幅係止部と、該広幅係止部の
    幅方向中間部に形成した収縮用切欠部とを備えているこ
    とを特徴とする配管固定具。
JP9365695A 1995-04-19 1995-04-19 配管固定具 Pending JPH08285139A (ja)

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JP9365695A JPH08285139A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 配管固定具

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JP9365695A Pending JPH08285139A (ja) 1995-04-19 1995-04-19 配管固定具

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JP (1) JPH08285139A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103447984A (zh) * 2013-09-06 2013-12-18 湖州天和机械有限公司 一种用于钢管的夹具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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