JPH08284830A - ポンプ運転用制御盤およびこれを用いたポンプ装置 - Google Patents

ポンプ運転用制御盤およびこれを用いたポンプ装置

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JPH08284830A
JPH08284830A JP8938695A JP8938695A JPH08284830A JP H08284830 A JPH08284830 A JP H08284830A JP 8938695 A JP8938695 A JP 8938695A JP 8938695 A JP8938695 A JP 8938695A JP H08284830 A JPH08284830 A JP H08284830A
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JP
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temperature
housing
inverter
cooling fan
control panel
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JP8938695A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nakanishi
正浩 中西
Hisanori Mizuno
久範 水野
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Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インバータユニットの温度が高くなったときの
み冷却ファンを運転して放熱性能を高めるようにし、冷
却ファンの寿命を延ばすことができ、省電力運転がで
き、深夜などの静寂環境のもとで低騒音運転が可能にな
るポンプ運転用制御盤およびこれを用いたポンプ装置を
提供する。 【構成】ハウジング20内にポンプ駆動用モータ3を制
御するインバータ回路を含むインバータユニット32を
収容し、このインバータユニットから出る熱をハウジン
グの外に逃がす冷却ファン42を備えた制御盤におい
て、インバータユニットの発熱による温度上昇を検知す
る温度センサー50を設け、この温度センサーの検知に
応じて冷却ファン42を運転するようにした。 【作用】温度センサーの検知に応じて冷却ファンが運転
されるから、常時運転される場合に比べて冷却ファンの
使用時間を短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路により
ポンプ駆動用モータを運転制御する場合に用いる制御
盤、およびこれを用いたポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプを自動運転する場合、インバータ
回路によりポンプ駆動用の誘導モータを回転数制御する
方法が採用されている。この種のインバータ回路として
は、コンデンサやトランスの外に、バイポーラトランジ
スタやFET、IGBTなどのようなスイッチング素子
からなるパワー素子を用いており、このパワー素子は動
作中に発熱する性質がある。このため、上記パワー素子
をインバータ回路に組込んでなるインバータユニット
を、制御盤のハウジング内に密閉して収容すると、上記
インバータユニットからの発熱のため制御盤ハウジング
内の温度が上昇し、インバータユニット自身および他の
収容部品に熱的な悪影響を及ぼし、誤動作や寿命短縮の
原因になる。
【0003】このようなことから、従来の市販のインバ
ータユニットは、図15ないし図17に示すように、イ
ンバ−タユニットa、a自身が放熱ファンb、bおよび
放熱フィンc、cを有しており、ここでは図示しないパ
ワー素子から放出される熱を自分の放熱ファンb、bお
よび放熱フィンc、cにてインバータユニットa、aの
外に放出させるように構成されている。
【0004】しかし、このような市販のインバ−タユニ
ットa、aを、図15ないし図17に示す制御盤ハウジ
ングdに収容して用いると、放熱ファンb、bおよび放
熱フィンc、cを通じて放出された熱がハウジングd内
にこもり、ハウジングd内の温度が上昇する。これを防
止するため、従来のハウジングは、側壁に排熱孔eを設
け、この排熱孔eに冷却ファンfを設置し、この冷却フ
ァンfによりハウジングd内の熱を外部へ放出するよう
になっていた。
【0005】このような従来の構造によると、市販のイ
ンバータユニットaを使用でき、しかもハウジングd内
の温度上昇を抑制できるという利点がある。なお、図1
5ないし図17において、後述する実施例と同一部材は
同一番号を用いて説明を省略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合、上記放熱ファンb,bおよび冷却ファンfは、イ
ンバータユニットaが運転中はこの運転に伴って常時運
転されるようになっていた。つまり、上記放熱ファン
b,bおよび冷却ファンfは、ポンプ装置が電源に接続
されている時には、連続的に運転されるようになってい
た。このため、これら放熱ファンb,bおよび冷却ファ
ンfは早期に故障するという問題があった。
【0007】ところが、例えば集合住宅の給水パターン
は、図18の(A)に一例を示すように、午前7時頃か
ら10時頃まで、および午後5時頃から10時頃までは
水の使用量が多いが、これに比べ深夜に相当する午前1
時頃から時頃までの間は使用水量が極端に減少するとい
う傾向にある。このような給水パターンの場合、使用水
量が極端に少なくなる深夜から早朝にかけては、ポンプ
負荷が軽くなり、インバータ回路の負荷電流も定格電流
の半分以下に低下し、インバータ回路からの発熱量も最
大値の約1/4以下になる。したがって、ハウジング内
の温度上昇も少なくなる。
【0008】にも拘らず、従来の冷却ファンfの運転パ
ターンは、図18の(B)に示すように、ポンプ装置の
運転に連動して24時間運転し放しである。このため冷
却ファンfは、他の部品に比べて寿命が短くなり、した
がって修理や交換頻度が高くなってメンテナンス作業が
多くなる。また、必要でないのに冷却ファンfが運転さ
れると、消費電力が無駄になり、かつ深夜の静寂な中で
冷却ファンfの運転音が騒音の原因になるなどの不具合
がある。
【0009】本発明は上記の事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、インバータユニットの
温度が高くなったときのみ冷却ファンを運転して放熱性
能を高めるようにし、冷却ファンの寿命を延ばすことが
でき、省電力運転ができ、深夜などの静寂環境のもとで
低騒音運転が可能になるポンプ運転用制御盤およびこれ
を用いたポンプ装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハウ
ジングと;このハウジング内に収容され、外部のポンプ
駆動用モータを制御するインバータ回路の回路部品を含
むインバータユニットと;上記インバータユニットの発
熱による温度上昇を検知する温度センサーと;この温度
センサーが所定値以上の温度を検知した場合に作動され
て上記インバータユニットの熱をハウジングの外に逃が
す冷却ファンと;を具備したことを特徴とするポンプ運
転用制御盤である。
【0011】この場合、図15ないし図17に示す従来
構造の制御盤であっても、温度センサーを付加すること
により冷却フィンの運転制御が可能である。請求項2の
発明は、ハウジングと;このハウジング内に収容され、
外部のポンプ駆動用モータを制御するインバータ回路の
回路部品を含むインバータユニットと;上記インバータ
ユニットの温度を検知する温度センサーと;内面に上記
インバータユニットが取着されるとともに、上記ハウジ
ングに取り付けられてこのハウジングの外壁の一部を構
成する放熱板と;上記ハウジングまたは放熱板に固定さ
れ、上記温度センサーが所定値以上の温度を検知した場
合に作動されて上記放熱板の外表面を送風により強制冷
却する冷却ファンと;を具備したことを特徴とするポン
プ運転用制御盤である。
【0012】請求項3の発明は、ハウジング内にインバ
ータユニットが複数個収容された制御盤においては、こ
れらインバータユニットに対応してそれぞれ温度センサ
ーが設けられていることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載のポンプ運転用制御盤である。
【0013】請求項4の発明は、ハウジング内にインバ
ータユニットが複数個収容された制御盤においては、こ
れらインバータユニットに対応してそれぞれ温度センサ
ーおよび冷却ファンが設けられていることを特徴とする
請求項2に記載のポンプ運転用制御盤である。
【0014】請求項5の発明は、複数個の温度センサー
は、それぞれ互いに他方のインバータユニットによる温
度上昇をも検知できる位置に設置されていることを特徴
とする請求項3または請求項4に記載のポンプ運転用制
御盤である。
【0015】請求項6の発明は、温度センサーは、冷却
ファンへの通電回路を開閉するスイッチ機能を備えた感
温リードスイッチであることを特徴とする請求項1ない
し請求項5のいづれか一に記載のポンプ運転用制御盤で
ある。
【0016】請求項7の発明は、基台と;この基台に取
り付けられたポンプと;上記基台またはポンプに取り付
けられ、このポンプを駆動するモータと;上記基台に取
り付けられ、上記モータを運転制御するインバータユニ
ットが収容された前記請求項1ないし請求項6のいづれ
か一に記載のポンプ運転用制御盤と;を備えたことを特
徴とするポンプ装置である。
【0017】
【作用】請求項1の発明によれば、インバータユニット
における発熱部から出た熱を感知して温度センサーが所
定温度以上であることを検出すると、冷却ファンが運転
されるようになる。よって、インバータユニットの発熱
は、冷却ファンにより強制的に逃がされるようになり、
ハウジング内に熱がこもらず、ハウジング内の温度上昇
が抑止される。上記冷却ファンは温度センサーの検知に
もとづき運転、停止の制御がなされるから、温度上昇が
少ないときには運転されず、したがって冷却ファンの稼
働時間が短くなり、寿命が延びる。また、冷却ファンは
インバータユニットの温度上昇が少ないときには運転さ
れないから省電力運転ができ、かつ低騒音運転も可能に
なる。
【0018】請求項2の発明によれば、インバータユニ
ットの発熱部から出た熱は放熱板に伝わり、この放熱板
の外面から外気に放出される。そして、インバータユニ
ットの発熱による温度上昇を温度センサーが所定温度以
上であることを検出すると、冷却ファンが運転されるよ
うになる。この冷却ファンは、放熱板の外面を送風によ
り強制冷却するようになり、よって放熱板の放熱性能が
高くなる。したがって、ハウジング内に熱がこもらず、
ハウジング内の温度上昇が抑止される。しかも、上記冷
却ファンは温度センサーの検知にもとづき運転、停止の
制御がなされるから、発熱が少ないときには運転され
ず、したがって冷却ファンの寿命が延びるとともに、省
電力運転ができ、かつ低騒音運転も可能になる。
【0019】請求項3の発明によれば、ハウジング内に
インバータユニットが複数個収容される場合、これらイ
ンバータユニットに対応してそれぞれ温度センサーが設
けられているから、いずれか温度上昇の早い方のインバ
ータユニットに対応する温度センサーが温度を検知して
冷却ファンを作動させることができる。また、いずれか
一方の温度センサーが故障などにより検知不能になって
も、他方の温度センサーの検知作用により冷却ファンを
作動させることができ、ハウジング内が異常に温度上昇
するのを抑制することができる。
【0020】請求項4の発明によれば、ハウジング内に
インバータユニットが複数個収容される場合、これらイ
ンバータユニットに対応してそれぞれ温度センサーおよ
び冷却ファンが設けられているから、それぞれのインバ
ータユニットの温度上昇はそれぞれの冷却ファンにより
放熱することができる。よって、それぞれのインバータ
ユニットは他のインバータユニットからの熱影響を受け
難くなる。しかも、この場合であっても、いずれか一方
の温度センサーが故障などにより検知不能になったり、
いずれか一方の冷却ファンが故障などにより運転不能に
なっても、他方の温度センサーの温度検知により他方の
冷却ファンを作動させることができ、ハウジング内の異
常温度上昇を抑制することができる。
【0021】請求項5の発明によれば、複数個の温度セ
ンサーは、それぞれ互いに他方のインバータユニットに
よる温度上昇をも検知できる位置に設置されているか
ら、一方の温度センサーが故障などにより検知不能にな
っても、他方の温度センサーの検知作用により冷却ファ
ンを確実に作動させることができる。
【0022】請求項6の発明によれば、温度センサーが
感温リードスイッチであるから、他に格別なスイッチ機
構を設ける必要がなく、温度センサーと冷却ファンとの
回路構造が簡単になる。請求項7の発明によれば、請求
項1ないし請求項6に記載の制御盤がもつ利点を生かし
たポンプ装置を提供できる。
【0023】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図11に示
す第1の実施例にもとづき説明する。図10および図1
1はインバータ回路を用いて複数台のポンプを交互また
は並列運転するポンプ装置を示し、図中1は基台、2,
2はポンプ、3,3はそれぞれポンプ2,2を運転する
誘導モータ、4,4は各ポンプの吸込みフランジ、5,
5は各ポンプの吐出配管、6は吐出フランジ、7は圧力
センサ、8は流量センサ、9は逆止弁、10は制御盤、
11は制御盤支持脚、12はアキュムレータを示す。
【0024】このようなポンプ装置は、圧力センサ7お
よび流量センサ8により吐出圧力および吐出流量を検出
し、この検出信号に応じて制御盤10に収容した制御装
置が2台のポンプ2,2の単独運転または並列運転もし
くは単独運転の場合の交互運転を制御するようになって
いる。
【0025】上記制御盤10の構成は図1ないし図9に
示されており、以下これについて説明する。20は制御
盤ハウジングであり、このハウジング20は金属または
放射ノイズを遮蔽可能な材質により形成されており、底
板21と、この底板21から立ち上がる4辺の側板22
…と、このハウジング20の前面を開閉する観音開き式
の開閉扉23,24とで閉塞空間を構成している。開閉
扉23,24には計器25および表示パネル26が取り
付けられている。
【0026】底板21には、インバータユニットを取り
付ける予定部に大きな開口部27が形成されており、こ
の開口部27を除いた箇所に、図2に示す通り、ノイズ
フィルタ28,28がねじ29…を介して取付けられて
いる。
【0027】上記開口部27には、放熱板30が取り付
けられている。放熱板30は銅、アルミニウムなどのよ
うな熱伝導性に優れた金属からなり、内面は平坦面に形
成されているとともに、外面には多数の放熱フィン31
…が一体に突出して形成されている。
【0028】この放熱板30の内面には、2つのインバ
ータユニット32,32と、電子制御配線基板33およ
び漏電ブレーカ34,34ならびに温度センサー50,
50が取り付けられている。
【0029】インバータユニット32,32は、図8お
よび図9に示すように、銅板などのような熱伝導性に優
れたユニット基板321に、インバータ回路を構成する
パワー素子322や平滑コンデンサ323…、その他の
回路部品を配置したインバータ制御配線基板324、お
よびポンプへ送る電流値または周波数を表示するデジタ
ル表示部325を一体的に取付けて構成されている。パ
ワー素子322はバイポーラトランジスタやFET、I
GBTなどのようなスイッチング素子からなる。
【0030】このようなインバータユニット32,32
は、そのユニット基板321,321の4隅がねじ35
…により放熱板30に取付けられている。この場合、発
熱の最大原因となる上記パワー素子322が放熱板30
の内面に直接接触してパワー素子322の熱が放熱板3
0に効果的に伝達されるように設置されている。
【0031】上記電子制御配線基板33および漏電ブレ
ーカ34,34も、それぞれ放熱板30の内面に、ねじ
36…,37…を介して取付けられている。さらに、上
記インバータユニット32,32に近接して、それぞれ
のインバータユニット32,32から熱的に等距離離れ
た位置にそれぞれ温度センサー50,50が取り付けら
れている。これら温度センサー50,50は、本実施例
の場合、図7にも示される感温リードスイッチからな
り、この感温リードスイッチ50は取付けねじ51を介
して放熱板30に、熱伝導が良好となるようにして固定
されている。
【0032】これら感温リードスイッチ50,50はこ
れらが取り付けられている位置の放熱板の温度が所定
値、たとえば常温から10〜50℃程度高い温度、具体
的には55℃に達するとこれを検出し、後述する冷却フ
ァン42…への通電回路をオンにし、これら冷却ファン
42…を運転させるようになっているとともに、上記所
定温度以下の下がった場合は冷却ファン42…への通電
回路をオフにし、これら冷却ファン42…の運転を停止
させるようになっている。
【0033】このような放熱板30は、前記ハウジング
20の底板21に対し、その開口部27を隠すようして
外側から重ねられており、ハウジング20の内側から底
板21を貫通したねじ38…により固定されている。こ
のため、放熱板30の内面に取着された上記インバータ
ユニット32,32、電子制御配線基板33および漏電
ブレーカ34,34はハウジング20の内部に収容さ
れ、放熱フィン31…が外面に露出している。
【0034】ハウジング20の外部には、ファンユニッ
ト40,40が取り付けられている。これらファンユニ
ット40,40は、図5および図6に示すように、ファ
ンケーシング41に例えば2個の冷却ファン42,42
を並べて収容し、これら冷却ファン42,42はそれぞ
れ図示しないモータにより同時に回転駆動されるように
なっている。
【0035】上記ファンケーシング41は取付け板43
に固定されており、この取付け板43が、図4に示すよ
うに、前記放熱板30の側面にねじ44,44を介して
取付けられている。なお、取付け板43はハウジング2
0の底板21などに固定してもよい。
【0036】この場合、ファンケーシング41は図3に
示す通り、取付け板43を介して、上記冷却ファン4
2,42の回転中心軸が放熱板30の外面に対して傾斜
するような姿勢で、上記放熱板30の側面に固定されて
いる。冷却ファン42,42が傾斜して取付けられるこ
とにより、冷却ファン42,42から送られる風は、図
3の矢印で示すように、放熱板30の外面に対して斜め
に当たる。この風の当たる箇所は、放熱板30の最も温
度の上がる箇所、例えば前記した発熱の最大原因となる
パワー素子322に対向する放熱板30の外面領域とな
るように設定されている。なお、冷却ファン42,42
の回転中心軸が放熱板30の外面に対して傾斜する角度
は5〜45度が有効である。
【0037】そして、本実施例では、インバータユニッ
ト32,32が2個用いられているから、上記ファンユ
ニット40,40も2個取付けられており、それぞれの
ファンユニット40,40はそれぞれインバータユニッ
ト32,32に対応するように、これらインバータユニ
ット32,32の背面となる放熱板30の各領域に向か
って送風するようになっている。
【0038】これら各ファンユニット40,40には、
電気接続線45,45が接続されており、これら電気接
続線45,45は、図2に示すように、ハウジング20
の下側位置となる側壁を貫通してハウジング20内に導
かれており、ハウジング20の内部でコネクタ46によ
り、電源または格別に構成したファン運転制御部(図示
しない)に接続されている。
【0039】上記ファンユニット40,40は、それぞ
れ前記感温リードスイッチ50,50の作動により運転
制御されるようになっている。つまり、感温リードスイ
ッチ50が作動温度、例えば55℃を検知してオン作動
した場合に上記電気接続線45を通じてファンユニット
40に電流が流れ、冷却ファン42…が運転されるよう
になっている。この場合、それぞれのインバータユニッ
ト32,32に対し、それぞれ1個づつのファンユニッ
ト40と1個づつの感温リードスイッチ50が対応して
設けられている。
【0040】このような構成の第1の実施例について、
作用を説明する。ポンプ装置を運転中はインバータユニ
ット32,32、特に最大の発熱原因となるパワー素子
322が発熱する。この熱は熱伝導性に優れたユニット
基板321から放熱板30に伝えられ、この放熱板30
の外面、特に多数の放熱フィン31…から盤外に放出さ
れる。
【0041】放熱板30は、2個のインバータユニット
32,32と、1個の電子制御配線基板33および2個
の漏電ブレーカ34,34を平面的に配置できるだけの
大きな面積を有しているから、放熱板30自身の熱容量
が大きく、かつ放熱面積が大きい。このような放熱面積
は、2個のインバータユニット32,32が同時に作動
して2台のポンプ2,2を同時に並列運転した場合に、
これら2個のインバータユニット32,32から発せら
れる熱を盤外に放出させるに充分な大きさとなってい
る。しかも、ポンプ2,2は同時並列運転されることは
少なく、ほとんどの場合交互単独運転されるから、いず
れか一方のインバータユニット32が作動する時がほと
んどであり、上記2個のインバータユニット32,32
の発熱分を放熱する能力をもつ放熱板30であれば、ハ
ウジング20内の温度上昇を抑制することができる。
【0042】そして、インバータユニット32,32が
発熱すると、これらインバータユニット32,32の近
傍に設置した感温リードスイッチ50,50が温度上昇
を検知して、その作動温度、例えば55℃に達するとオ
ン作動する。これにより、電気接続線45を通じてファ
ンユニット40に電流が流れ、冷却ファン42…が運転
されるようになる。これら冷却ファン42…は、放熱板
30の外面に直接、または外面に沿って送風するから放
熱板30を強制冷却することになる。
【0043】この結果、放熱板30に伝えられた熱が効
果的に外部に放出されるようになり、放熱板30の温度
上昇が抑制される。このようなことから、制御盤ハウジ
ング20内に放射される熱が少なくなり、ハウジング2
0内の温度上昇を抑制することができる。
【0044】よって、従来のように、ハウジング20に
格別な換気孔eを設けたり、この換気孔eに換気ファン
fを設置する必要がなくなり、部品点数が削減され、構
造が簡素化する。
【0045】また、インバータユニット32自身に従来
のような放熱ファンbや放熱フィンcが不要であり、高
さ寸法を低くすることができ、従来に比べてハウジング
20の寸法を低くすることができ、全体を小形化するこ
とができる。そして、制御盤ハウジング20内にほこり
や湿気が侵入しないから、インバータユニット32およ
びその他の収容部品28,33,34の機能を阻害した
り、寿命を短ぢめるなどの不具合を防止することもでき
る。
【0046】しかも、上記冷却ファン42…は、感温リ
ードスイッチ50がオン作動したときのみ運転がなされ
るから、温度上昇が少ない時には運転されず、したがっ
て冷却ファン42…の稼働時間が短くなり、寿命が延び
る。また、冷却ファン42…はインバータユニット3
2、32の発熱量が少ないときや、感温リードスイッチ
50の周囲温度が低い時には運転されないから省電力運
転ができ、かつ低騒音運転も可能になる。
【0047】例えば、図18に示される集合住宅の給水
パターンの場合、使用水量が多い時間帯では、ポンプ負
荷が大きく、インバータ回路の負荷電流も高くなり、イ
ンバータ回路からの発熱量も増大するから、図18の
(C)で斜線を示す領域にように、冷却ファン42…の
運転によってハウジング20内の温度上昇を防ぐ。
【0048】これに対し、深夜に相当する午前1時頃か
ら5時頃までの間は使用水量が極端に減少するからポン
プ負荷が軽くなり、インバータ回路の負荷電流も低下
し、インバータ回路からの発熱量も最大値の約1/4以
下になる。したがって、ハウジング内の温度上昇も少な
くなる。この場合は、冷却ファン42…を運転しなくて
もハウジング20内の温度上昇が少ない。
【0049】よって、冷却ファン42…の運転パターン
は、図18の(C)に示すように、周囲の温度状況に応
じた運転および停止の制御がなされる。このため冷却フ
ァン42…のトータル稼働時間が短くなり、したがって
修理や交換頻度が少なくなり、寿命が延びてメンテナン
ス作業が減少する。また、必要でない時に冷却ファン4
2…は運転されないから、消費電力が節約され、かつ深
夜の静寂な中で冷却ファン42…が運転されないから騒
音も軽減されるようになる。
【0050】もちろん、夏季と冬季とでは周囲の温度条
件が異なり、また温暖地と寒冷地とでも周囲の温度条件
が異なるから、冬季や寒冷地などのように周囲温度が低
い環境で運転する場合には、さらに一層冷却ファン42
…を運転しなくてもよい時間が長くなり、寿命特性、省
電力運転および低騒音などの点で有利になる。
【0051】上記実施例の場合、それぞれのインバータ
ユニット32,32に対し、それぞれ1個ずつのファン
ユニット40と1個ずつの感温リードスイッチ50が対
応して設けられているから、それぞれのインバータユニ
ット32,32の発熱分を各感温リードスイッチ50お
よびファンユニット40により分担して冷却することに
なる。このため、冷却性能が向上する。この場合、一方
のインバータユニット32に対するファンユニット40
が故障したとしても、放熱板30が大きな放熱面積を有
していること、および他方の感温リードスイッチ50が
動作温度を感知すると他方のファンユニット40が運転
開始されるから、この他方のファンユニット40の強制
冷却により、上記一方のインバータユニット32の発熱
分も外に放出されるようになる。したがって、放熱性能
の大幅な低下を抑制することができ、ハウジング20内
の異常温度上昇を抑止することができる。
【0052】なお、上記実施例の場合、冷却ファン4
2,42の回転中心軸を放熱板30の外面に対して傾斜
して取付けてあるから、冷却ファン42,42から送ら
れる風は、図3の矢印で示すように、放熱板30の最も
温度の上がる箇所、つまり発熱の最大原因となるパワー
素子322に対向する放熱板30の外面に向けて当てら
れるから、温度の上がる箇所が効果的に強制冷却される
ことになる。
【0053】また、ファンユニット40は取付け板43
を介して放熱板30またはハウジング20に取り付けら
れているから、送風の向きを調整し易いとともに、取り
外して修理したり、交換などのメンテナンスが容易であ
る。
【0054】さらに、ファンユニット40の冷却ファン
42に接続された電気接続線45はコネクタ46を介し
て電源や運転制御部に接続されているから、ファンユニ
ット40を取り外すなどの場合に、コネクタ46部分で
配線を外すことができ、配線作業が容易である。
【0055】上記第1の実施例では、それぞれのインバ
ータユニット32,32に対し、それぞれファンユニッ
ト40,40および感温リードスイッチ50,50を設
けたが、本発明はこれに限らず、例えば図12に示す第
2の実施例のように、複数のインバータユニット32,
32に対して1個の感温リードスイッチ50を設け、こ
の1個の感温リードスイッチ50で上記インバータユニ
ット32,32に対応して設けられた複数のファンユニ
ット40,40を同時に運転制御するようにしてもよ
い。
【0056】この場合、感温リードスイッチ50は複数
のインバータユニット32,32に対して熱的に等距離
となる位置に設置するのが望ましい。また、上記各実施
例では、放熱板30およびこの放熱板30の外に冷却フ
ァン42を設けた構造の制御盤について説明したが、本
発明はこれに限らず、図15ないし図17に示された従
来構造の制御盤に対しても、温度センサーや感温リード
スイッチ50を設けることにより実施することができ
る。
【0057】すなわち、図13は本発明の第3の実施例
を示すものであり、図15ないし図17に示された従来
の構造の制御盤に感温リードスイッチ50を取付けた場
合の上記図15に相当する図である。この実施例では複
数のインバータユニットa,aに対して熱的に等距離と
なる位置に、1個の感温リードスイッチ50を設けてあ
る。この場合、感温リードスイッチ50がオン作動され
ると、各インバータユニットa,aの放熱ファンb,b
およびハウジングdの側壁に設置した冷却ファンfが同
時に運転されるようになっており、かつ感温リードスイ
ッチ50がオフ作動すると、各インバータユニットa,
aの放熱ファンb,bおよびハウジングdに設置した冷
却ファンfが同時に停止されるようになっている。
【0058】したがって、この実施例の場合も、インバ
ータユニットa,aの発熱によりハウジングd内の温度
が上昇すれば、各インバータユニットa,aの放熱ファ
ンb,bがインバータユニットa,aの熱をハウジング
d内に逃がし、このハウジングd内の熱はハウジングd
の側壁に設置した冷却ファンfにより外部に逃がされ
る。
【0059】そして、この場合も、ハウジング内の温度
が所定温度以上に達した時だけ放熱ファンb,bおよび
冷却ファンfを運転するから、これらファンのトータル
稼働時間が短くなり、したがって修理や交換頻度が少な
くなり、寿命が延びてメンテナンス作業が減少する。ま
た、必要でない時にこれらファンは運転されないから、
消費電力が節約され、かつ深夜の静寂な中でファンが運
転されないから騒音も軽減されるようになる。
【0060】さらに、図14は本発明の第4の実施例を
示すものであり、図15ないし図17に示された従来の
構造の制御盤に、2個の感温リードスイッチ50、50
を取付けた場合の上記図15に相当する図である。この
実施例の場合、複数のインバータユニットa,aに対し
てそれぞれ熱的に等距離となる位置に、それぞれ感温リ
ードスイッチ50,50を設けてある。この場合、一方
の感温リードスイッチ50がオン作動されると、これに
対応する一方のインバータユニットaの放熱ファンbお
よびハウジングdの側壁に設置した冷却ファンfが同時
に運転されるようになっており、かつ他方の感温リード
スイッチ50がオン作動されると、これに対応する他方
のインバータユニットaの放熱ファンbおよびハウジン
グdの側壁に設置した冷却ファンfが同時に運転される
ようになっている。すなわち、ハウジングdの側壁に設
置した冷却ファンfは、どちらのインバータユニットa
の放熱ファンbが運転しても同時に運転されるようにな
っている。
【0061】したがって、この実施例の場合も、それぞ
れインバータユニットa,aの発熱によりハウジングd
内の温度が上昇すると、各インバータユニットa,aの
放熱ファンb,bがインバータユニットa,aの熱をハ
ウジングd内に逃がし、このハウジングd内の熱はハウ
ジングdの側壁に設置した冷却ファンfにより外部に逃
がされる。
【0062】そして、この場合も、ハウジング内の温度
が所定温度以上に達した時だけ放熱ファンb,bおよび
冷却ファンfを運転するから、これらファンのトータル
稼働時間が短くなり、したがって修理や交換頻度が少な
くなり、寿命が延びてメンテナンス作業が減少する。ま
た、必要でない時にこれらファンは運転されないから、
消費電力が節約され、かつ深夜の静寂な中でファンが運
転されないから騒音も軽減されるようになる。
【0063】なお、上記各実施例では感温リードスイッ
チ50を使用したから、温度検出機能とスイッチ機能を
同時に果たすことができ、回路構造が簡単になるが、本
発明はこれに限らず、温度センサーおよびこれの信号に
応じてスイッチング作動する接点構造を用いてもよく、
本発明では感温リードスイッチを含めて温度センサーと
称する。
【0064】また、上記各実施例では2台のポンプ2,
2を設置したポンプユニットの場合について説明した
が、本発明は複数のポンプを使用することには限らず、
1台のポンプを運転制御する場合であっても実施可能で
ある。
【0065】このことから、2個のインバータユニット
32,32を備えることには限らず、1個のインバ−タ
ユニット32を具備する制御盤であってもよい。さら
に、冷却ファンも、インバータユニット32が複数使用
される場合、または1個使用される場合に拘らず、1個
のみを使用してもよい。
【0066】また、放熱板30を使用する場合、ハウジ
ング20の底板21に取付けることには限らず、側板2
2…に設置してもよく、さらには格別に形成した開口部
27を塞ぐように取付けることには限らず、底板21ま
たは側板22…のそれぞれ全部を放熱板により構成して
もよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の発明によれ
ば、インバータユニットにおける発熱部から出た熱を感
知して温度センサーが所定温度以上であることを検出す
ると、冷却ファンが運転されるようになり、よってこの
発熱は冷却ファンにより強制的に逃がされるようになる
から、ハウジング内に熱がこもらず、ハウジング内の温
度上昇が抑止される。そして、上記冷却ファンは温度セ
ンサーの検知にもとづき運転、停止の制御がなされるか
ら、温度上昇が少ないときには運転されず、したがって
冷却ファンの稼働時間が短くなり、寿命が延びる。ま
た、冷却ファンはインバータユニットの温度上昇が少な
いときには運転されないから省電力運転ができ、かつ低
騒音運転も可能になる。
【0068】請求項2の発明によれば、インバータユニ
ットの発熱部から出た熱は放熱板に伝わり、この放熱板
の外面から外気に放出される。そして、インバータユニ
ットの発熱による温度上昇を温度センサーが所定温度以
上であることを検出すると、冷却ファンが運転されるよ
うになり、この冷却ファンは、放熱板の外面を送風によ
り強制冷却するから、放熱板の放熱性能が高くなる。し
たがって、ハウジング内に熱がこもらず、ハウジング内
の温度上昇が抑止される。この場合も、冷却ファンは温
度センサーの検知にもとづき運転、停止の制御がなされ
るから、発熱が少ないときには運転されず、したがって
冷却ファンの寿命が延びるとともに、省電力運転がで
き、かつ低騒音運転も可能になる。
【0069】請求項3の発明によれば、ハウジング内に
インバータユニットが複数個収容される場合、これらイ
ンバータユニットに対応してそれぞれ温度センサーが設
けられているから、いずれか温度上昇の早い方のインバ
ータユニットに対応する温度センサーが温度を検知して
冷却ファンを作動させることができる。また、いずれか
一方の温度センサーが故障などにより検知不能になって
も、他方の温度センサーの検知作用により冷却ファンを
作動させることができ、ハウジング内が異常に温度上昇
するのを抑制することができる。
【0070】請求項4の発明によれば、ハウジング内に
インバータユニットが複数個収容される場合、これらイ
ンバータユニットに対応してそれぞれ温度センサーおよ
び冷却ファンが設けられているから、それぞれのインバ
ータユニットの温度上昇はそれぞれの冷却ファンにより
放熱することができる。よって、それぞれのインバータ
ユニットは他のインバータユニットからの熱影響を受け
難くなる。しかも、この場合であっても、いずれか一方
の温度センサーが故障などにより検知不能になったり、
一方の冷却ファンが故障などで運転不能になっても、他
方の温度センサーの温度検知により他方の冷却ファンを
作動させることができ、ハウジング内の異常温度上昇を
抑制することができる。
【0071】請求項5の発明によれば、複数個の温度セ
ンサーは、それぞれ互いに他方のインバータユニットに
よる温度上昇をも検知できる位置に設置されているか
ら、一方の温度センサーが故障などにより検知不能にな
っても、他方の温度センサーの検知作用により冷却ファ
ンを確実に作動させることができる。
【0072】請求項6の発明によれば、温度センサーが
感温リードスイッチであるから、他に格別なスイッチ機
構を設ける必要がなく、温度センサーと冷却ファンとの
回路構造が簡単になる。請求項7の発明によれば、請求
項1ないし請求項6に記載の制御盤がもつ利点を生かし
たポンプ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、制御盤ハウジン
グの正面図。
【図2】同実施例の開閉扉を外した状態の制御盤ハウジ
ングの内部の正面図。
【図3】図1の III−III 線の断面図。
【図4】図1の IV− IV線の矢視図。
【図5】ファンユニットの側面図。
【図6】ファンユニットの正面図。
【図7】感温リードスイッチの斜視図。
【図8】インバータユニットの正面図。
【図9】同インバータユニットの側面図。
【図10】2台のポンプを用いたポンプユニットの平面
図。
【図11】同ポンプユニットの正面図。
【図12】本発明の第2の実施例を示し、開閉扉を外し
た状態の制御盤ハウジングの内部の正面図。
【図13】本発明の第3の実施例を示し、開閉扉を外し
た状態の制御盤ハウジングの内部の正面図。
【図14】本発明の第4の実施例を示し、開閉扉を外し
た状態の制御盤ハウジングの内部の正面図。
【図15】従来の場合の開閉扉を外した状態の制御盤ハ
ウジングの内部の正面図。
【図16】図15のXVI−XVI線の断面図。
【図17】図15のXVII−XVII線の矢視図。
【図18】集合住宅の給水パターンの例と、冷却ファン
の運転特性を示す図。
【符号の説明】
1…基台 2…ポンプ 3…誘導モータ 4…吸込みフランジ 5…吐出配管 10…制御盤 12…アキュムレータ 20…制御盤ハウジング 21…底板 22…側板 23,24…開閉扉 27…開口部 28…ノイズフィルタ 30…放熱板 31…放熱フィン 32…インバータユニット 33…電子制御配線基板 34…漏電ブレーカ 321…ユニット基板 322…パワー素子 323…平滑コンデンサ 324…インバータ制御配線基板 325…デジタル表示部 36…ねじ 40…ファンユニット 41…ファンケーシング 42…冷却ファン 43…取付け板 45…接続線 46…コネクタ 50…感温リードスイッチ(温度センサー)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと;このハウジング内に収容
    され、外部のポンプ駆動用モータを制御するインバータ
    回路の回路部品を含むインバータユニットと;上記イン
    バータユニットの温度を検知する温度センサーと;この
    温度センサーが所定値以上の温度を検知した場合に作動
    されて上記インバータユニットの熱をハウジングの外に
    逃がす冷却ファンと;を具備したことを特徴とするポン
    プ運転用制御盤。
  2. 【請求項2】 ハウジングと;このハウジング内に収容
    され、外部のポンプ駆動用モータを制御するインバータ
    回路の回路部品を含むインバータユニットと;上記イン
    バータユニットの温度を検知する温度センサーと;内面
    に上記インバータユニットが取着されるとともに、上記
    ハウジングに取り付けられてこのハウジングの外壁の一
    部を構成する放熱板と;上記ハウジングまたは放熱板に
    固定され、上記温度センサーが所定値以上の温度を検知
    した場合に作動されて上記放熱板の外表面を送風により
    強制冷却する冷却ファンと;を具備したことを特徴とす
    るポンプ運転用制御盤。
  3. 【請求項3】 ハウジング内にインバータユニットが複
    数個収容された制御盤においては、これらインバータユ
    ニットに対応してそれぞれ温度センサーが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポ
    ンプ運転用制御盤。
  4. 【請求項4】 ハウジング内にインバータユニットが複
    数個収容された制御盤においては、これらインバータユ
    ニットに対応してそれぞれ温度センサーおよび冷却ファ
    ンが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の
    ポンプ運転用制御盤。
  5. 【請求項5】 複数個の温度センサーは、それぞれ互い
    に他方のインバータユニットによる温度上昇をも検知で
    きる位置に設置されていることを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4に記載のポンプ運転用制御盤。
  6. 【請求項6】 上記温度センサーは、冷却ファンへの通
    電回路を開閉するスイッチ機能を備えた感温リードスイ
    ッチであることを特徴とする請求項1ないし請求項5の
    いづれか一に記載のポンプ運転用制御盤。
  7. 【請求項7】 基台と;この基台に取り付けられたポン
    プと;上記基台またはポンプに取り付けられ、このポン
    プを駆動するモータと;上記基台に取り付けられ、上記
    モータを運転制御するインバータユニットが収容された
    前記請求項1ないし請求項6のいづれか一に記載のポン
    プ運転用制御盤と;を備えたことを特徴とするポンプ装
    置。
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