JPH08284767A - V型多気筒エンジンの吸気装置 - Google Patents
V型多気筒エンジンの吸気装置Info
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- JPH08284767A JPH08284767A JP9379195A JP9379195A JPH08284767A JP H08284767 A JPH08284767 A JP H08284767A JP 9379195 A JP9379195 A JP 9379195A JP 9379195 A JP9379195 A JP 9379195A JP H08284767 A JPH08284767 A JP H08284767A
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- Japan
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- intake
- egr gas
- intake air
- discharge port
- port
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/13—Arrangement or layout of EGR passages, e.g. in relation to specific engine parts or for incorporation of accessories
- F02M26/17—Arrangement or layout of EGR passages, e.g. in relation to specific engine parts or for incorporation of accessories in relation to the intake system
- F02M26/19—Means for improving the mixing of air and recirculated exhaust gases, e.g. venturis or multiple openings to the intake system
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/104—Intake manifolds
- F02M35/116—Intake manifolds for engines with cylinders in V-arrangement or arranged oppositely relative to the main shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1824—Number of cylinders six
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 V型多気筒エンジンにおいて、EGRガスを
滞留させることなく左右のバンクに均等に分配する。 【構成】 V型多気筒エンジンの左右のバンクに沿って
延びる一対の集合吸気管を相互に接続する吸気導入部1
0に、スロットルバルブに連なる吸気導入口9と、EG
Rガス吐出口24とが対向して設けられる。吸気導入口
9とEGRガス吐出口24との間を遮るように隔壁28
が形成されており、この隔壁28にEGRガス吐出口2
4と同軸上に位置するように連通孔31が穿設される。
吸気及びEGRガスは隔壁28に遮られ、それぞれ矢印
A,Cの如く分岐して集合吸気管において均等に混合す
る。吸気の一部は矢印Bの如く連通孔31を通過してE
GRガスを左右に押し退け、EGRガスの滞留を防止す
るとともにEGRガスの分岐を促進する。
滞留させることなく左右のバンクに均等に分配する。 【構成】 V型多気筒エンジンの左右のバンクに沿って
延びる一対の集合吸気管を相互に接続する吸気導入部1
0に、スロットルバルブに連なる吸気導入口9と、EG
Rガス吐出口24とが対向して設けられる。吸気導入口
9とEGRガス吐出口24との間を遮るように隔壁28
が形成されており、この隔壁28にEGRガス吐出口2
4と同軸上に位置するように連通孔31が穿設される。
吸気及びEGRガスは隔壁28に遮られ、それぞれ矢印
A,Cの如く分岐して集合吸気管において均等に混合す
る。吸気の一部は矢印Bの如く連通孔31を通過してE
GRガスを左右に押し退け、EGRガスの滞留を防止す
るとともにEGRガスの分岐を促進する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、V型多気筒エンジンの
吸気装置に関し、特に、スロットルバルブに連なる吸気
導入口が壁面に開口する吸気導入部に該吸気導入口と対
向するようにEGRガス吐出口を設けたV型多気筒エン
ジンの吸気装置に関する。
吸気装置に関し、特に、スロットルバルブに連なる吸気
導入口が壁面に開口する吸気導入部に該吸気導入口と対
向するようにEGRガス吐出口を設けたV型多気筒エン
ジンの吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排気ガス中の有害成分を減少させるべ
く、排気系から取り出した排気ガスの一部を吸気系に還
流させるEGR(排気ガス再循環)装置を備えたエンジ
ンは良く知られている。かかるエンジンにおいて、吸気
系の分岐部に導入したEGRガスが吸気と干渉するのを
防止して各シリンダに均等に分配されるように、吸気導
入口及びEGRガス吐出口間にリブを設けたものが知ら
れている(実開昭62−34152号公報参照)。
く、排気系から取り出した排気ガスの一部を吸気系に還
流させるEGR(排気ガス再循環)装置を備えたエンジ
ンは良く知られている。かかるエンジンにおいて、吸気
系の分岐部に導入したEGRガスが吸気と干渉するのを
防止して各シリンダに均等に分配されるように、吸気導
入口及びEGRガス吐出口間にリブを設けたものが知ら
れている(実開昭62−34152号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものの如く吸気導入口及びEGRガス吐出口間にリ
ブを設けるだけでは、エンジンの運転状態の変化により
リブを乗り越えた吸気がEGRガスの流れの方向を乱し
たり、或いはEGRガス吐出口の近傍にEGRガスが滞
留したりして、各シリンダへのEGRガスの均等な分配
が阻害される可能性がある。特に、V型多気筒エンジン
の場合には左右のバンクがクランク軸の軸方向にずれて
配置されているため、各バンクにEGRガスを均等に分
配するのが難しい問題がある。
来のものの如く吸気導入口及びEGRガス吐出口間にリ
ブを設けるだけでは、エンジンの運転状態の変化により
リブを乗り越えた吸気がEGRガスの流れの方向を乱し
たり、或いはEGRガス吐出口の近傍にEGRガスが滞
留したりして、各シリンダへのEGRガスの均等な分配
が阻害される可能性がある。特に、V型多気筒エンジン
の場合には左右のバンクがクランク軸の軸方向にずれて
配置されているため、各バンクにEGRガスを均等に分
配するのが難しい問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、V型多気筒エンジンにおいて、EGRガスを滞留さ
せることなく左右のバンクに均等に分配することを目的
とする。
で、V型多気筒エンジンにおいて、EGRガスを滞留さ
せることなく左右のバンクに均等に分配することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、スロットルバルブに連なる吸気導入口が
壁面に開口する吸気導入部と、この吸気導入部から左右
に分岐して左右のバンクに沿って延びる一対の集合吸気
管と、一対の集合吸気管と左右のバンクの各シリンダと
をそれぞれ接続する複数の独立吸気管とを備えてなり、
吸気導入部の壁面に前記吸気導入口に対向するようにE
GRガス吐出口を設けたV型多気筒エンジンの吸気装置
において、吸気導入部の上壁及び下壁を接続して吸気導
入口及びEGRガス吐出口間を遮る隔壁を備えてなり、
この隔壁は吸気導入口の開口部の全域を覆う面積を有す
るとともにEGRガス吐出口と同軸上に整列する連通孔
を有することを特徴とする。
に、本発明は、スロットルバルブに連なる吸気導入口が
壁面に開口する吸気導入部と、この吸気導入部から左右
に分岐して左右のバンクに沿って延びる一対の集合吸気
管と、一対の集合吸気管と左右のバンクの各シリンダと
をそれぞれ接続する複数の独立吸気管とを備えてなり、
吸気導入部の壁面に前記吸気導入口に対向するようにE
GRガス吐出口を設けたV型多気筒エンジンの吸気装置
において、吸気導入部の上壁及び下壁を接続して吸気導
入口及びEGRガス吐出口間を遮る隔壁を備えてなり、
この隔壁は吸気導入口の開口部の全域を覆う面積を有す
るとともにEGRガス吐出口と同軸上に整列する連通孔
を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、スロットルバルブから吸気
導入口を経て供給された吸気は、隔壁に遮られて左右の
集合吸気管に分岐し、そこから独立吸気管を経て左右の
バンクのシリンダに供給される。隔壁を挟んで前記吸気
導入口の反対側に設けられたEGRガス吐出口を経て供
給されたEGRガスは、隔壁に遮られて左右の集合吸気
管に分岐し、そこを流れる吸気と均等に混合する。吸気
導入口から供給された吸気の一部は隔壁に形成した連通
孔を通過し、EGRガス吐出口の近傍に滞留するEGR
ガスを左右に押し退けて左右の集合吸気管へのスムーズ
な分岐を促進する。
導入口を経て供給された吸気は、隔壁に遮られて左右の
集合吸気管に分岐し、そこから独立吸気管を経て左右の
バンクのシリンダに供給される。隔壁を挟んで前記吸気
導入口の反対側に設けられたEGRガス吐出口を経て供
給されたEGRガスは、隔壁に遮られて左右の集合吸気
管に分岐し、そこを流れる吸気と均等に混合する。吸気
導入口から供給された吸気の一部は隔壁に形成した連通
孔を通過し、EGRガス吐出口の近傍に滞留するEGR
ガスを左右に押し退けて左右の集合吸気管へのスムーズ
な分岐を促進する。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0008】図1〜図5は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はV型6気筒エンジンの正面図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図
2の4−4線断面図、図5は図3の5−5線拡大断面図
である。
で、図1はV型6気筒エンジンの正面図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図
2の4−4線断面図、図5は図3の5−5線拡大断面図
である。
【0009】図1に示すように、V型6気筒エンジンE
は上方にV字状に拡開したシリンダブロック1と、シリ
ンダブロック1の上面に結合された左右一対のシリンダ
ヘッド2L ,2R と、シリンダブロック1の下面に結合
されたオイルパン3とを備える。シリンダブロック1に
設けた左右各3個のシリンダ4…に摺動自在に嵌合する
ピストン5…はコネクティングロッド6…を介してクラ
ンクシャフト7に連接される。エンジンEの左右のバン
クBL ,BR 間に形成された空間に吸気装置Iが配置さ
れる。
は上方にV字状に拡開したシリンダブロック1と、シリ
ンダブロック1の上面に結合された左右一対のシリンダ
ヘッド2L ,2R と、シリンダブロック1の下面に結合
されたオイルパン3とを備える。シリンダブロック1に
設けた左右各3個のシリンダ4…に摺動自在に嵌合する
ピストン5…はコネクティングロッド6…を介してクラ
ンクシャフト7に連接される。エンジンEの左右のバン
クBL ,BR 間に形成された空間に吸気装置Iが配置さ
れる。
【0010】図2を併せて参照すると明らかなように、
吸気装置Iは上流側に配置されたスロットルバルブ8に
連なる円形の吸気導入口9が側壁に開口する吸気導入部
10と、この吸気導入部10から左右に分岐して左右の
バンクBL ,BR の上方に沿って延びる左右の集合吸気
管11L ,11R とを備えており、これら集合吸気管1
1L ,11R の末端はそれぞれ閉塞栓12L ,12R に
より閉塞される。吸気導入部10及び左右の集合吸気管
11L ,11R は平面視で馬蹄形状を成す吸気共鳴室を
構成する。
吸気装置Iは上流側に配置されたスロットルバルブ8に
連なる円形の吸気導入口9が側壁に開口する吸気導入部
10と、この吸気導入部10から左右に分岐して左右の
バンクBL ,BR の上方に沿って延びる左右の集合吸気
管11L ,11R とを備えており、これら集合吸気管1
1L ,11R の末端はそれぞれ閉塞栓12L ,12R に
より閉塞される。吸気導入部10及び左右の集合吸気管
11L ,11R は平面視で馬蹄形状を成す吸気共鳴室を
構成する。
【0011】左右の集合吸気管11L ,11R からはそ
れぞれ3本の上部独立吸気管13…が内向きに分岐して
おり、合計6本の上部独立吸気管13…及び前記吸気導
入部10が上部フランジ14によって一体に接続され
る。左右の集合吸気管11L ,11R の中心線に対し
て、そこから分岐する各上部独立吸気管13…の中心線
は、集合吸気管11L ,11R 内の吸気の流れ方向下流
側に向けて傾斜している。上部独立吸気管13…と左右
のシリンダヘッド2L ,2R の吸気ポートとが、前記上
部フランジ14の下面に結合される下部フランジ15
(図1及び図4参照)に一体に設けられた左右各3本の
下部独立吸気管16…(図1図4参照)により接続され
る。
れぞれ3本の上部独立吸気管13…が内向きに分岐して
おり、合計6本の上部独立吸気管13…及び前記吸気導
入部10が上部フランジ14によって一体に接続され
る。左右の集合吸気管11L ,11R の中心線に対し
て、そこから分岐する各上部独立吸気管13…の中心線
は、集合吸気管11L ,11R 内の吸気の流れ方向下流
側に向けて傾斜している。上部独立吸気管13…と左右
のシリンダヘッド2L ,2R の吸気ポートとが、前記上
部フランジ14の下面に結合される下部フランジ15
(図1及び図4参照)に一体に設けられた左右各3本の
下部独立吸気管16…(図1図4参照)により接続され
る。
【0012】次に、図3及び図4を併せて参照しながら
EGRガスの供給経路について説明する。
EGRガスの供給経路について説明する。
【0013】右側のシリンダヘッド2R から延びる排気
管19R から取り出されたEGRガスは、EGRガス制
御弁20を介装したEGRガス供給管21を通り、下部
フランジ15に形成した通孔22及び上部フランジ14
に形成した通孔23を経て吸気導入部10の側壁を貫通
するEGRガス吐出口24に導かれる。
管19R から取り出されたEGRガスは、EGRガス制
御弁20を介装したEGRガス供給管21を通り、下部
フランジ15に形成した通孔22及び上部フランジ14
に形成した通孔23を経て吸気導入部10の側壁を貫通
するEGRガス吐出口24に導かれる。
【0014】EGRガス吐出口24は吸気導入口9の中
心よりも僅かに左寄りの位置に対向しており、EGRガ
ス吐出口24及び吸気導入口9間を遮るように、吸気導
入部10の上壁25及び下壁26,27を接続する隔壁
28が形成される。図3から明らかなように、隔壁28
は吸気導入口9をカバーする形状を備えており、吸気導
入口9を通過した吸気の全量を隔壁28で遮るようにな
っている。
心よりも僅かに左寄りの位置に対向しており、EGRガ
ス吐出口24及び吸気導入口9間を遮るように、吸気導
入部10の上壁25及び下壁26,27を接続する隔壁
28が形成される。図3から明らかなように、隔壁28
は吸気導入口9をカバーする形状を備えており、吸気導
入口9を通過した吸気の全量を隔壁28で遮るようにな
っている。
【0015】また、図3及び図4から明らかなように、
隔壁28と吸気導入口9とに挟まれた吸気導入空間30
の下壁27は、隔壁28とEGRガス吐出口24とに挟
まれたEGRガス導入空間29の下壁26よりも低く形
成される。これにより、吸気中の水分が凝縮した凝縮水
を吸気導入空間30の下壁27部分に導くことが可能で
あり、EGRガス導入空間29における凝縮水等の滞留
を防止することができる。
隔壁28と吸気導入口9とに挟まれた吸気導入空間30
の下壁27は、隔壁28とEGRガス吐出口24とに挟
まれたEGRガス導入空間29の下壁26よりも低く形
成される。これにより、吸気中の水分が凝縮した凝縮水
を吸気導入空間30の下壁27部分に導くことが可能で
あり、EGRガス導入空間29における凝縮水等の滞留
を防止することができる。
【0016】隔壁28には、前記EGRガス吐出口24
と同軸上に整列する連通孔31が穿設されており、この
連通孔31及び前記EGRガス吐出口24は吸気導入口
9側からドリルにより同時に加工される。このように、
EGRガス吐出口24及び連通孔31を同軸上に整列さ
せてドリルで同時に加工することにより、加工コストの
削減が可能となる。
と同軸上に整列する連通孔31が穿設されており、この
連通孔31及び前記EGRガス吐出口24は吸気導入口
9側からドリルにより同時に加工される。このように、
EGRガス吐出口24及び連通孔31を同軸上に整列さ
せてドリルで同時に加工することにより、加工コストの
削減が可能となる。
【0017】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
に作用を、主として図5を参照しながら説明する。
に作用を、主として図5を参照しながら説明する。
【0018】エンジンEの運転時に各シリンダ4…にお
いて発生する吸気負圧により、スロットルバルブ8を通
過した吸気が吸気導入口9から吸気導入部10の吸気導
入空間30に供給される。吸気導入空間30に供給され
た吸気は隔壁28に遮られて矢印A,Aの如く左右の集
合吸気管11L ,11R に分岐し、そこから上部独立吸
気管13…及び下部独立吸気管16…を経て左右のバン
クBL ,BR の各3個のシリンダ4…に供給される。
いて発生する吸気負圧により、スロットルバルブ8を通
過した吸気が吸気導入口9から吸気導入部10の吸気導
入空間30に供給される。吸気導入空間30に供給され
た吸気は隔壁28に遮られて矢印A,Aの如く左右の集
合吸気管11L ,11R に分岐し、そこから上部独立吸
気管13…及び下部独立吸気管16…を経て左右のバン
クBL ,BR の各3個のシリンダ4…に供給される。
【0019】一方、排気管19R からEGRガス制御弁
20を経て供給されたEGRガスは、下部フランジ15
に形成した通孔22及び上部フランジ14に形成した通
孔23を経てEGRガス吐出口24からEGRガス導入
空間29に供給される。EGRガス導入空間29に供給
されて隔壁28に遮られたEGRガスは、矢印A,A方
向に流れる吸気の負圧に吸引されて矢印C,Cの如く左
右に分岐し、集合吸気管11L ,11R 内を流れる吸気
に合流して均等に混合される。
20を経て供給されたEGRガスは、下部フランジ15
に形成した通孔22及び上部フランジ14に形成した通
孔23を経てEGRガス吐出口24からEGRガス導入
空間29に供給される。EGRガス導入空間29に供給
されて隔壁28に遮られたEGRガスは、矢印A,A方
向に流れる吸気の負圧に吸引されて矢印C,Cの如く左
右に分岐し、集合吸気管11L ,11R 内を流れる吸気
に合流して均等に混合される。
【0020】このとき、吸気導入口9を通過した吸気の
一部は隔壁28に吸気導入口9と対向するように形成し
た連通孔31を通過し、矢印B,Bの如くEGRガス導
入空間29に流入する。EGRガス導入空間29に流入
した吸気はEGRガス吐出口24から供給されたEGR
ガスを左右に押し退け、EGRガス導入空間29におけ
るEGRガスの滞留を防止するとともに左右方向への分
岐を促進する。而して、EGRガス吐出口24からEG
Rガス導入空間29に供給されたEGRガスは、集合吸
気管11L ,11R 内を流れる吸気の吸引効果と、隔壁
28に形成した連通孔31を通過する吸気の押し退け効
果との相乗効果によって、渦流を発生することなく左右
の集合吸気管11L ,11R を流れる吸気に均等に混合
されることになり、EGRガスによる排気ガス中の有害
成分の低減効果が充分に発揮される。
一部は隔壁28に吸気導入口9と対向するように形成し
た連通孔31を通過し、矢印B,Bの如くEGRガス導
入空間29に流入する。EGRガス導入空間29に流入
した吸気はEGRガス吐出口24から供給されたEGR
ガスを左右に押し退け、EGRガス導入空間29におけ
るEGRガスの滞留を防止するとともに左右方向への分
岐を促進する。而して、EGRガス吐出口24からEG
Rガス導入空間29に供給されたEGRガスは、集合吸
気管11L ,11R 内を流れる吸気の吸引効果と、隔壁
28に形成した連通孔31を通過する吸気の押し退け効
果との相乗効果によって、渦流を発生することなく左右
の集合吸気管11L ,11R を流れる吸気に均等に混合
されることになり、EGRガスによる排気ガス中の有害
成分の低減効果が充分に発揮される。
【0021】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0022】例えば、実施例では隔壁28の連通孔31
が吸気導入口9の略中央の高さに設けられているが、吸
気導入口9の開口内であり且つ底壁26よりも所定距離
高い位置であれば、その位置は任意に変更することがで
きる。
が吸気導入口9の略中央の高さに設けられているが、吸
気導入口9の開口内であり且つ底壁26よりも所定距離
高い位置であれば、その位置は任意に変更することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、吸気導
入口が開口する吸気導入部に前記吸気導入口と対向する
ようにEGRガス吐出口を開口させるとともに、これら
吸気導入口及びEGRガス吐出口間に隔壁を形成したの
で、吸気導入口から供給される吸気及びEGRガス吐出
口から供給されるEGRガスを隔壁の両面に沿って左右
にスムーズに分岐させ、吸気導入部から延びる左右の集
合吸気管において均等に混合することができる。しか
も、吸気導入口から供給された吸気の一部が隔壁に形成
した連通孔を通過し、そこでEGRガス吐出口から供給
されたEGRガスを左右に押し退けるため、EGRガス
の滞留が防止されるともにEGRガスのスムーズな分岐
が促進され、左右の集合吸気管を流れる吸気にEGRガ
スをより均等に混合することができる。また、EGRガ
ス吐出口と連通孔とは同軸上に整列して配置されている
ので、それらをドリルにより一工程で加工して加工工数
を削減することができる。
入口が開口する吸気導入部に前記吸気導入口と対向する
ようにEGRガス吐出口を開口させるとともに、これら
吸気導入口及びEGRガス吐出口間に隔壁を形成したの
で、吸気導入口から供給される吸気及びEGRガス吐出
口から供給されるEGRガスを隔壁の両面に沿って左右
にスムーズに分岐させ、吸気導入部から延びる左右の集
合吸気管において均等に混合することができる。しか
も、吸気導入口から供給された吸気の一部が隔壁に形成
した連通孔を通過し、そこでEGRガス吐出口から供給
されたEGRガスを左右に押し退けるため、EGRガス
の滞留が防止されるともにEGRガスのスムーズな分岐
が促進され、左右の集合吸気管を流れる吸気にEGRガ
スをより均等に混合することができる。また、EGRガ
ス吐出口と連通孔とは同軸上に整列して配置されている
ので、それらをドリルにより一工程で加工して加工工数
を削減することができる。
【図1】V型6気筒エンジンの正面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線拡大断面図
4 シリンダ 8 スロットルバルブ 9 吸気導入口 10 吸気導入部 11L 集合吸気管 11R 集合吸気管 13 上部独立吸気管(独立吸気管) 16 下部独立吸気管(独立吸気管) 24 EGRガス吐出口 25 上壁 26 下壁 27 下壁 28 隔壁 31 連通孔 BL バンク BR バンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 泰英 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 遠藤 太郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 スロットルバルブ(8)に連なる吸気導
入口(9)が壁面に開口する吸気導入部(10)と、こ
の吸気導入部(10)から左右に分岐して左右のバンク
(BL ,BR )に沿って延びる一対の集合吸気管(11
L ,11R )と、一対の集合吸気管(11L ,11R )
と左右のバンク(BL ,BR )の各シリンダ(4)とを
それぞれ接続する複数の独立吸気管(13,16)とを
備えてなり、吸気導入部(10)の壁面に前記吸気導入
口(9)に対向するようにEGRガス吐出口(24)を
設けたV型多気筒エンジンの吸気装置において、 吸気導入部(10)の上壁(25)及び下壁(26,2
7)を接続して吸気導入口(9)及びEGRガス吐出口
(24)間を遮る隔壁(28)を備えてなり、この隔壁
(28)は吸気導入口(9)の開口部の全域を覆う面積
を有するとともにEGRガス吐出口(24)と同軸上に
整列する連通孔(31)を有することを特徴とするV型
多気筒エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9379195A JPH08284767A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | V型多気筒エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9379195A JPH08284767A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | V型多気筒エンジンの吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08284767A true JPH08284767A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14092246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9379195A Pending JPH08284767A (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | V型多気筒エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08284767A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7743756B2 (en) | 2008-09-12 | 2010-06-29 | Ford Global Technologies | Air inlet system for an internal combustion engine |
US7926473B2 (en) | 2008-09-12 | 2011-04-19 | Ford Global Technologies | Air supply system for an internal combustion engine |
US7950363B2 (en) | 2008-09-12 | 2011-05-31 | Ford Global Technologies | Air inlet system for internal combustion engine |
US8056525B2 (en) | 2008-09-12 | 2011-11-15 | Ford Global Technologies | Induction system for internal combustion engine |
US8146359B2 (en) | 2008-09-12 | 2012-04-03 | Ford Global Technologies, Llc | Dual inlet turbocharger system for internal combustion engine |
EP3456952A4 (en) * | 2016-05-12 | 2019-04-17 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | SUCTION DEVICE FOR A COMBUSTION ENGINE |
JP2021050640A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 本田技研工業株式会社 | 吸気マニホールド |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP9379195A patent/JPH08284767A/ja active Pending
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JP2021050640A (ja) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 本田技研工業株式会社 | 吸気マニホールド |
CN112628037A (zh) * | 2019-09-24 | 2021-04-09 | 本田技研工业株式会社 | 进气歧管 |
CN112628037B (zh) * | 2019-09-24 | 2022-10-18 | 本田技研工业株式会社 | 进气歧管 |
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