JPH0828312A - 圧縮開放型エンジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造 - Google Patents
圧縮開放型エンジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造Info
- Publication number
- JPH0828312A JPH0828312A JP16390494A JP16390494A JPH0828312A JP H0828312 A JPH0828312 A JP H0828312A JP 16390494 A JP16390494 A JP 16390494A JP 16390494 A JP16390494 A JP 16390494A JP H0828312 A JPH0828312 A JP H0828312A
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- JP
- Japan
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- rocker arm
- master piston
- engine brake
- type engine
- oil
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮開放型エンジンブレーキのマスターピス
トンの先端部とロッカーアーム側の押圧部との作動用接
触部の摩耗を軽減する。 【構成】 ロッカーアーム1を支承する支持軸2内に穿
設された揺動潤滑用油路4に一端を連通し且つマスター
ピストン13の先端部と当接するアジャストスクリュー
ナット9上部(ロッカーアーム1側の押圧部)に油を直
接噴射し得るよう他端を開口した油噴射用油路19を前
記ロッカーアーム1内に穿設する。
トンの先端部とロッカーアーム側の押圧部との作動用接
触部の摩耗を軽減する。 【構成】 ロッカーアーム1を支承する支持軸2内に穿
設された揺動潤滑用油路4に一端を連通し且つマスター
ピストン13の先端部と当接するアジャストスクリュー
ナット9上部(ロッカーアーム1側の押圧部)に油を直
接噴射し得るよう他端を開口した油噴射用油路19を前
記ロッカーアーム1内に穿設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮開放型エンジンブ
レーキの作動用接触部摩耗軽減構造に関するものであ
る。
レーキの作動用接触部摩耗軽減構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンにおいて、ブレーキ
力を強化し得るよう備えられる圧縮開放型エンジンブレ
ーキが従来より知られている。
力を強化し得るよう備えられる圧縮開放型エンジンブレ
ーキが従来より知られている。
【0003】図5は前記圧縮開放型エンジンブレーキの
概略を示すもので、図中1は支持軸2にロッカーブッシ
ュ3を介して回動自在に支承されたロッカーアームを示
し、前記ロッカーブッシュ3には支持軸2内に穿設した
揺動潤滑用油路4を通して油が潤滑されるようになって
いる。
概略を示すもので、図中1は支持軸2にロッカーブッシ
ュ3を介して回動自在に支承されたロッカーアームを示
し、前記ロッカーブッシュ3には支持軸2内に穿設した
揺動潤滑用油路4を通して油が潤滑されるようになって
いる。
【0004】前記ロッカーアーム1はエンジンの回転と
同期して回転するカムによりプッシュロッド5を介し一
端部を押し上げられて支持軸2を中心に揺動されるよう
になっており、コイルスプリング6により上向きに付勢
された排気弁7を前記ロッカーアーム1の他端部が押し
下げて開放し得るようにしてある。
同期して回転するカムによりプッシュロッド5を介し一
端部を押し上げられて支持軸2を中心に揺動されるよう
になっており、コイルスプリング6により上向きに付勢
された排気弁7を前記ロッカーアーム1の他端部が押し
下げて開放し得るようにしてある。
【0005】前記ロッカーアーム1の一端部には、前記
プッシュロッド5上端の球面座5aにより抱持されるボ
ール部8aを下端に備えたアジャストスクリュー8が螺
着されていると共に、該アジャストスクリュー8の上端
にはアジャストスクリューナット9が螺着されており、
これらアジャストスクリュー8とアジャストスクリュー
ナット9とにより排気弁7のバルブギャップ調整機構1
0が構成されている。
プッシュロッド5上端の球面座5aにより抱持されるボ
ール部8aを下端に備えたアジャストスクリュー8が螺
着されていると共に、該アジャストスクリュー8の上端
にはアジャストスクリューナット9が螺着されており、
これらアジャストスクリュー8とアジャストスクリュー
ナット9とにより排気弁7のバルブギャップ調整機構1
0が構成されている。
【0006】また、前記ロッカーアーム1の上方位置に
は、圧縮開放型エンジンブレーキの本体ハウジング11
が配設され、前記ロッカーアーム1の一端部直上位置に
あたる前記本体ハウジング11には、下方向きに開口す
るようシリンダ穴12が形成されており、該シリンダ穴
12内には、前記アジャストスクリューナット9上部に
当接するようマスターピストン13が摺動自在に嵌挿さ
れている。
は、圧縮開放型エンジンブレーキの本体ハウジング11
が配設され、前記ロッカーアーム1の一端部直上位置に
あたる前記本体ハウジング11には、下方向きに開口す
るようシリンダ穴12が形成されており、該シリンダ穴
12内には、前記アジャストスクリューナット9上部に
当接するようマスターピストン13が摺動自在に嵌挿さ
れている。
【0007】更に、前記シリンダ穴12には、本体ハウ
ジング11内に穿設した油路12aが連通されており、
該油路12aには、エンジンブレーキ作動時にのみ図示
しない圧送ポンプが連通されて圧油がかけられるように
なっており、この際に排気行程となるエンジンシリンダ
のプッシュロッド5によりロッカーアーム1を介してマ
スターピストン13を押し上げると、前記油路12aに
発生する油圧によって、圧縮行程にある他のエンジンシ
リンダに属する図示しない従動ピストンが作動され、該
従動ピストンにより前記圧縮行程にある他のエンジンシ
リンダの排気弁が押し下げられてエンジンシリンダ内圧
が逃がされるようにしてあり、このように圧縮行程にあ
るエンジンシリンダ内圧を逃がすと、燃焼室内が負圧と
なってエンジンピストンの慣性力が弱まり、エンジンブ
レーキがかかる。
ジング11内に穿設した油路12aが連通されており、
該油路12aには、エンジンブレーキ作動時にのみ図示
しない圧送ポンプが連通されて圧油がかけられるように
なっており、この際に排気行程となるエンジンシリンダ
のプッシュロッド5によりロッカーアーム1を介してマ
スターピストン13を押し上げると、前記油路12aに
発生する油圧によって、圧縮行程にある他のエンジンシ
リンダに属する図示しない従動ピストンが作動され、該
従動ピストンにより前記圧縮行程にある他のエンジンシ
リンダの排気弁が押し下げられてエンジンシリンダ内圧
が逃がされるようにしてあり、このように圧縮行程にあ
るエンジンシリンダ内圧を逃がすと、燃焼室内が負圧と
なってエンジンピストンの慣性力が弱まり、エンジンブ
レーキがかかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、斯かる
圧縮開放型エンジンブレーキにおけるマスターピストン
13の先端部と、該先端部に当接するロッカーアーム1
側の押圧部であるアジャストスクリューナット9上部と
の間の潤滑は、主としてマスターピストン13とシリン
ダ穴12との隙間から漏出する油によりなされていた
が、前記マスターピストン13にはシリンダ穴12から
抜脱しないよう板バネ14で押えておく為の鍔部15が
形成されていた為、該鍔部15により前記漏出した油が
阻まれて鍔部15の外周縁から滴下してしまい、前記マ
スターピストン13の先端部とアジャストスクリューナ
ット9上部との作動用接触部16に十分な量の油が供給
されず、該作動用接触部16における潤滑が悪く、ま
た、前記アジャストスクリューナット9は排気弁7のバ
ルブギャップを調整できるよう回転可能としておかなけ
ればならない為に回転方向の位置決めができず、依って
回転方向のあらゆる位置で曲面形状が形成されるよう前
記アジャストスクリューナット9上部を球面状に形成し
ていた為、平坦形状に形成されたマスターピストン13
の先端部に対し前記アジャストスクリューナット9上部
が点接触となって面圧が大きくなり、これらの理由から
マスターピストン13の先端部と、アジャストスクリュ
ーナット9上部との作動用接触部16における摩耗の心
配があった。
圧縮開放型エンジンブレーキにおけるマスターピストン
13の先端部と、該先端部に当接するロッカーアーム1
側の押圧部であるアジャストスクリューナット9上部と
の間の潤滑は、主としてマスターピストン13とシリン
ダ穴12との隙間から漏出する油によりなされていた
が、前記マスターピストン13にはシリンダ穴12から
抜脱しないよう板バネ14で押えておく為の鍔部15が
形成されていた為、該鍔部15により前記漏出した油が
阻まれて鍔部15の外周縁から滴下してしまい、前記マ
スターピストン13の先端部とアジャストスクリューナ
ット9上部との作動用接触部16に十分な量の油が供給
されず、該作動用接触部16における潤滑が悪く、ま
た、前記アジャストスクリューナット9は排気弁7のバ
ルブギャップを調整できるよう回転可能としておかなけ
ればならない為に回転方向の位置決めができず、依って
回転方向のあらゆる位置で曲面形状が形成されるよう前
記アジャストスクリューナット9上部を球面状に形成し
ていた為、平坦形状に形成されたマスターピストン13
の先端部に対し前記アジャストスクリューナット9上部
が点接触となって面圧が大きくなり、これらの理由から
マスターピストン13の先端部と、アジャストスクリュ
ーナット9上部との作動用接触部16における摩耗の心
配があった。
【0009】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、圧縮開放型エンジンブレーキのマスターピストンの
先端部とロッカーアーム側の押圧部との作動用接触部の
摩耗を軽減することを目的としている。
で、圧縮開放型エンジンブレーキのマスターピストンの
先端部とロッカーアーム側の押圧部との作動用接触部の
摩耗を軽減することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮開放型エン
ジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造の第一の手段
は、ロッカーアームを支承する支持軸内に穿設された揺
動潤滑用油路に一端を連通し且つマスターピストンの先
端部と当接するロッカーアーム側の押圧部に油を直接噴
射し得るよう他端を開口した油噴射用油路を前記ロッカ
ーアーム内に穿設したことを特徴とするものである。
ジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造の第一の手段
は、ロッカーアームを支承する支持軸内に穿設された揺
動潤滑用油路に一端を連通し且つマスターピストンの先
端部と当接するロッカーアーム側の押圧部に油を直接噴
射し得るよう他端を開口した油噴射用油路を前記ロッカ
ーアーム内に穿設したことを特徴とするものである。
【0011】また、第二の手段は、マスターピストンの
先端部と当接するロッカーアーム側の押圧部を、排気弁
のバルブギャップ調整機構とは別個にロッカーアームの
所要位置に独立して設け且つマスターピストンの先端部
に対し線接触するよう二次曲面形状を付したことを特徴
とするものである。
先端部と当接するロッカーアーム側の押圧部を、排気弁
のバルブギャップ調整機構とは別個にロッカーアームの
所要位置に独立して設け且つマスターピストンの先端部
に対し線接触するよう二次曲面形状を付したことを特徴
とするものである。
【0012】
【作用】従って、本発明の第一の手段では、ロッカーア
ームの支持軸内に穿設した揺動潤滑用油路から油噴射用
油路を介して油が導かれてロッカーアーム側の押圧部に
直接噴射されるので、マスターピストンの先端部とロッ
カーアーム側の押圧部との作動用接触部における潤滑が
良好となる。
ームの支持軸内に穿設した揺動潤滑用油路から油噴射用
油路を介して油が導かれてロッカーアーム側の押圧部に
直接噴射されるので、マスターピストンの先端部とロッ
カーアーム側の押圧部との作動用接触部における潤滑が
良好となる。
【0013】また、第二の手段では、マスターピストン
の先端部に対し、排気弁のバルブギャップ調整機構とは
別個に設けたロッカーアーム側の押圧部を線接触するよ
うにしてあるので、マスターピストンの先端部とロッカ
ーアーム側の押圧部との作動用接触部における面圧が低
減される。
の先端部に対し、排気弁のバルブギャップ調整機構とは
別個に設けたロッカーアーム側の押圧部を線接触するよ
うにしてあるので、マスターピストンの先端部とロッカ
ーアーム側の押圧部との作動用接触部における面圧が低
減される。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【0015】図1は本発明の請求項1に記載の発明の一
実施例を示すもので、図5と同一の符号を付した部分は
同一物を表わしている。
実施例を示すもので、図5と同一の符号を付した部分は
同一物を表わしている。
【0016】前述した図5の圧縮開放型エンジンブレー
キと略同様に構成された圧縮開放型エンジンブレーキに
おいて、ロッカーアーム1を支承する支持軸2内に穿設
された揺動潤滑用油路4に対しロッカーブッシュ3に設
けた孔3a及びロッカーアーム1側に穿設した油室19
aを介して一端を連通し且つマスターピストン13の先
端部と当接するアジャストスクリューナット9上部(ロ
ッカーアーム1側の押圧部)に油を直接噴射し得るよう
他端を開口した油噴射用油路19を前記ロッカーアーム
1内に穿設する。
キと略同様に構成された圧縮開放型エンジンブレーキに
おいて、ロッカーアーム1を支承する支持軸2内に穿設
された揺動潤滑用油路4に対しロッカーブッシュ3に設
けた孔3a及びロッカーアーム1側に穿設した油室19
aを介して一端を連通し且つマスターピストン13の先
端部と当接するアジャストスクリューナット9上部(ロ
ッカーアーム1側の押圧部)に油を直接噴射し得るよう
他端を開口した油噴射用油路19を前記ロッカーアーム
1内に穿設する。
【0017】このような構造とすれば、ロッカーアーム
1の支持軸2内に穿設した揺動潤滑用油路4から油噴射
用油路19を介し油が導かれてアジャストスクリューナ
ット9上部に直接噴射されるので、マスターピストン1
3の先端部とアジャストスクリューナット9上部との作
動用接触部16における潤滑が良好となる。
1の支持軸2内に穿設した揺動潤滑用油路4から油噴射
用油路19を介し油が導かれてアジャストスクリューナ
ット9上部に直接噴射されるので、マスターピストン1
3の先端部とアジャストスクリューナット9上部との作
動用接触部16における潤滑が良好となる。
【0018】従って、上記実施例によれば、マスターピ
ストン13の先端部とアジャストスクリューナット9上
部との作動用接触部16における潤滑を良好に行うこと
ができるので、前記作動用接触部16の摩耗を軽減する
ことができる。
ストン13の先端部とアジャストスクリューナット9上
部との作動用接触部16における潤滑を良好に行うこと
ができるので、前記作動用接触部16の摩耗を軽減する
ことができる。
【0019】更に、図2及び図3は本発明の請求項2に
記載の発明の一実施例を示すもので、マスターピストン
13の先端部と当接するロッカーアーム1側の押圧部2
0を、排気弁7のバルブギャップ調整機構10とは別個
にロッカーアーム1の所要位置に独立して設け且つマス
ターピストン13の先端部に対し線接触するよう二次曲
面形状を付したものである。
記載の発明の一実施例を示すもので、マスターピストン
13の先端部と当接するロッカーアーム1側の押圧部2
0を、排気弁7のバルブギャップ調整機構10とは別個
にロッカーアーム1の所要位置に独立して設け且つマス
ターピストン13の先端部に対し線接触するよう二次曲
面形状を付したものである。
【0020】この実施例の場合には、マスターピストン
13の先端部に対し、排気弁7のバルブギャップ調整機
構10とは別個に設けたロッカーアーム1側の押圧部2
0を線接触するようにしてあるので、マスターピストン
13の先端部とロッカーアーム1側の押圧部20との作
動用接触部における面圧を著しく低減することができ、
該作動用接触部16の摩耗を軽減することができる。
13の先端部に対し、排気弁7のバルブギャップ調整機
構10とは別個に設けたロッカーアーム1側の押圧部2
0を線接触するようにしてあるので、マスターピストン
13の先端部とロッカーアーム1側の押圧部20との作
動用接触部における面圧を著しく低減することができ、
該作動用接触部16の摩耗を軽減することができる。
【0021】また、図4に示す変形例の如く、前記押圧
部20をロッカーアーム1の一端部側(プッシュロッド
5押し上げ側)から支持軸2上方位置にずらして立設
し、二次曲面形状を付した面でマスターピストン13を
横方向から押圧するよう構成すれば、図中一点鎖線で示
す如くロッカーアーム1の一端部側まで延ばされていた
本体ハウジング11を実線で示す如く大幅に短縮でき、
該本体ハウジング11の大幅な軽量化を図ることも可能
である。
部20をロッカーアーム1の一端部側(プッシュロッド
5押し上げ側)から支持軸2上方位置にずらして立設
し、二次曲面形状を付した面でマスターピストン13を
横方向から押圧するよう構成すれば、図中一点鎖線で示
す如くロッカーアーム1の一端部側まで延ばされていた
本体ハウジング11を実線で示す如く大幅に短縮でき、
該本体ハウジング11の大幅な軽量化を図ることも可能
である。
【0022】尚、本発明の圧縮開放型エンジンブレーキ
の作動用接触部摩耗軽減構造は、上述の実施例にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
の作動用接触部摩耗軽減構造は、上述の実施例にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】上記した本発明の圧縮開放型エンジンブ
レーキの作動用接触部摩耗軽減構造によれば、圧縮開放
型エンジンブレーキのマスターピストンの先端部とロッ
カーアーム側の押圧部との作動用接触部の摩耗を軽減す
ることができるという優れた効果を奏し得る。
レーキの作動用接触部摩耗軽減構造によれば、圧縮開放
型エンジンブレーキのマスターピストンの先端部とロッ
カーアーム側の押圧部との作動用接触部の摩耗を軽減す
ることができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の請求項1に記載の発明の一実施例を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図2】本発明の請求項2に記載の発明の一実施例を示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図3】図2のIII−III方向の矢視図である。
【図4】本発明の請求項2に記載の発明の変形例を示す
部分断面図である。
部分断面図である。
【図5】従来例を示す部分断面図である。
1 ロッカーアーム 2 支持軸 4 揺動潤滑用油路 7 排気弁 9 アジャストスクリューナット(押圧部) 10 バルブギャップ調整機構 12 シリンダ穴 13 マスターピストン 14 板バネ 15 鍔部 16 作動用接触部 19 油噴射用油路 20 押圧部
Claims (2)
- 【請求項1】 ロッカーアームを支承する支持軸内に穿
設された揺動潤滑用油路に一端を連通し且つマスターピ
ストンの先端部と当接するロッカーアーム側の押圧部に
油を直接噴射し得るよう他端を開口した油噴射用油路を
前記ロッカーアーム内に穿設したことを特徴とする圧縮
開放型エンジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造。 - 【請求項2】 マスターピストンの先端部と当接するロ
ッカーアーム側の押圧部を、排気弁のバルブギャップ調
整機構とは別個にロッカーアームの所要位置に独立して
設け且つマスターピストンの先端部に対し線接触するよ
う二次曲面形状を付したことを特徴とする圧縮開放型エ
ンジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16390494A JPH0828312A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 圧縮開放型エンジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16390494A JPH0828312A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 圧縮開放型エンジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828312A true JPH0828312A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15783041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16390494A Pending JPH0828312A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 圧縮開放型エンジンブレーキの作動用接触部摩耗軽減構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828312A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1258600A1 (en) | 2001-05-17 | 2002-11-20 | Isuzu Motors Limited | Rocker arm for internal combustion engine |
JP2012127407A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | 潤滑機構付きスイング式シフトフォークを備えた変速装置 |
JP2012127406A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | 潤滑機構付きスイング式シフトフォークを備えた変速装置 |
CN103867244A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-06-18 | 浙江龙虎锻造有限公司 | 一种气门摇臂 |
CN106224047A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-14 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种发动机及其制动机构 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP16390494A patent/JPH0828312A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1258600A1 (en) | 2001-05-17 | 2002-11-20 | Isuzu Motors Limited | Rocker arm for internal combustion engine |
US6679210B2 (en) | 2001-05-17 | 2004-01-20 | Isuzu Motors Limited | Rocker arm for internal combustion engine |
JP2012127407A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | 潤滑機構付きスイング式シフトフォークを備えた変速装置 |
JP2012127406A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Isuzu Motors Ltd | 潤滑機構付きスイング式シフトフォークを備えた変速装置 |
CN103867244A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-06-18 | 浙江龙虎锻造有限公司 | 一种气门摇臂 |
CN106224047A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-14 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种发动机及其制动机构 |
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