JPH08282628A - 箱詰め装置 - Google Patents

箱詰め装置

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JPH08282628A
JPH08282628A JP9513795A JP9513795A JPH08282628A JP H08282628 A JPH08282628 A JP H08282628A JP 9513795 A JP9513795 A JP 9513795A JP 9513795 A JP9513795 A JP 9513795A JP H08282628 A JPH08282628 A JP H08282628A
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gripping
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tip
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Fumio Nakamura
文雄 中村
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2列の搬送コンベヤから移送された整列状態
の物品をマニピュレーターから一定なストロークで把持
して滞留させることなく箱詰めする。 【構成】 両搬送面1a,2aの下流端までランダムに
移送された物品A…を夫々ストッパー3,3に突き当て
て順次塞き止めることにより、これらの移送方向へ物品
A…が相互に当接して搬送面下流側部分1a′,2a′
上に整列され、この整列した物品A…のどちらか一方が
所定個数に達した時に、この所定個数に達した方の個数
検出器4から信号を伸縮用駆動部5bへ出力させること
により、該出力信号に基づいて少なくともマニピュレー
ター7の把持動作中を除いた時に伸縮用駆動部5bが作
動して、所定個数に達した方の搬送面下流側部分1
a′,2a′が把持位置P1へ移動して伸長すると同時
に、もう一方の搬送面下流側部分2a′,1a′,が把
持位置P1から離れて短縮し、この把持位置P1へ移動
した搬送面下流側部分1a′,2a′上の整列した所定
個数の物品A…がマニピュレーター7の把持位置P1へ
順次移送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガセット角底タ
イプのような自立可能な袋に袋詰め包装された物品や上
下2か所を平行な帯状にシールした自立不能な平袋に袋
詰め包装された物品や箱状に包装された物品などの箱詰
め装置、詳しくは2列の搬送コンベヤにより夫々ランダ
ムに水平移送される物品を同じ向きに整列させ、この整
列された物品をマニピュレーターにより把持して箱詰め
するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の箱詰め装置として、例え
ば2台の製袋充填包装機などの包装機と連続する2列の
搬送コンベヤを、夫々エンドレスな搬送面の物品移送方
向下流側部分が1台のマニピュレーターに接近して並列
となるように平行に横設し、これら2列の搬送コンベヤ
のエンドレスな搬送面を1台のマニピュレーターへ向け
逆方向へ移動することにより、2台の包装機で製造され
る物品を夫々同じ向きのままランダムに移送して、各搬
送面のマニピュレーター近くの下流側部分上に整列さ
せ、その後、各搬送コンベヤ毎にマニピュレーターがそ
のストロークを調節しながら往復動して、各搬送面の下
流側部分上の整列した物品を順次所定個数ずつ把持する
ことにより、上記2列の搬送コンベヤのどちらか一方の
搬送面上に物品が滞留しないように箱詰めするものがあ
る。
【0003】また、2列の搬送コンベヤの物品移送方向
下流端を合流させ、2台の包装機からランダムに供給さ
れる同じ向きの物品を交互に供給するなどして一列に整
列させながら1台のマニピュレーターへ向け移送し、こ
の整列した物品を所定個数ずつ把持することにより、上
記2列の搬送コンベヤのどちらか一方の搬送面上に物品
が滞留しないように箱詰めするものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
な従来の箱詰め装置では、前者の場合、マニピュレータ
ーから2列の搬送コンベヤ上に夫々整列された物品まで
のストロークが異なるため、マニピュレーターから離れ
て配置された搬送コンベヤ上に整列した物品を把持する
度に、マニピュレーターのストロークを長くしなければ
ならず、もう一方のマニピュレーター近くに配置された
搬送コンベヤ上の整列した物品を把持して箱詰めする作
業に比べて時間を要し、その結果として高速化できない
という問題がある。
【0005】後者の場合には、2列の搬送コンベヤから
移送される物品を合流させるため、物品が例えば瓶や缶
などのような移送しながら容易に回転できるものであれ
ば、物品が通過する流路を狭めるだけで夫々の向きが不
同一となるものの容易に一列に整列できるが、袋詰め包
装された物品や箱状に包装されたものなどのように移送
しながら容易に回転できない物品は、2列の搬送コンベ
ヤから移送された物品の量に応じて作動する供給機構を
別個に設けなければ、両搬送コンベヤからの物品をスム
ーズに合流して同じ向きに整列できず、その結果、装置
全体が複雑化して大型化しコスト高になるばかりでな
く、物品の詰まりなどの事故が発生し易くて箱詰め作業
を緊急停止する必要があるという問題がある。
【0006】また、特に起立させた物品を箱内に箱詰め
する場合には、既に箱詰めされた物品が位置ずれしたり
倒れるなどして、次に箱詰めされるスペースを塞いで該
スペースに物品を箱詰めできないことがあり、その結
果、装置を緊急停止して人手により次の箱詰めスペース
を塞ぐ物品を整列し直さなければならず、箱詰め能率が
著しく低下するという問題があり、これを防止するため
には、例えば特開平4−339705号公報に開示され
る如く、既に箱詰めされた物品に直接当接して位置ずれ
や倒れを防止する機構を別途に設ける必要があり、この
場合には装置全体の構造が複雑化してコストアップにな
るという問題がある。
【0007】本発明は斯かる従来事情に鑑み、2列の搬
送コンベヤから移送された整列状態の物品をマニピュレ
ーターから一定なストロークで把持して滞留させること
なく箱詰めすることを目的とし、既に箱詰めされた物品
と干渉することなく起立した物品を箱詰めすることを他
の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講ずる技術的手段は、2列の搬送コンベヤを
夫々のエンドレスな搬送面が両者間の略中央に配置した
マニピュレーターの把持位置へ向けて夫々逆方向へ移動
するように一直線上に配置し、これら搬送面の物品移送
方向下流端に各下流端まで移送された物品が突き当たっ
て塞き止められるストッパーを夫々設け、該ストッパー
より上流側へ所定距離隔てた位置に個数検出器を配設
し、これらストッパー及び個数検出器を含めて搬送面の
物品移送方向下流側部分を両搬送コンベヤに沿って往復
動自在に支持すると共に、上記搬送面下流側部分のどち
らか一方を上記把持位置へ移動して伸長させた時に、他
方を把持位置から離して短縮させる伸縮手段を設け、こ
の伸縮手段に、上記個数検出器からの出力信号に基づい
て少なくともマニピュレーターの把持動作中を除いた時
に、出力した方の搬送面下流側部分を把持位置へ移動さ
せる伸縮用駆動部と、該伸縮手段による搬送面の伸縮動
と関係なく夫々を一定の張架状態に保持する保持手段と
を連設したことを特徴とするものである。
【0009】また、マニピュレーターの把持部に、平置
きされた物品の対向する両面側と対向する往復動自在な
一対の挟持片と、この挟持片の片側か又は両側をマニピ
ュレーターの把持動作に連動して物品の挟み込み方向へ
往復動させる把持用駆動部と、把持位置から箱詰め位置
に亙って挟持片を垂直方向へ所定角度回動させる回動用
駆動部と、挟持片の間に配置した往復動自在な押送片を
箱詰め位置に到着してから挟持片の先端側へ向け移動す
る押し込み用駆動部とを設け、上記箱詰め位置に起立状
態の物品が箱詰めされる箱を傾斜させて配置し、該箱の
内定面の低い方から高い方へ順次箱詰め位置をずらすよ
うにマニピュレーターを作動制御することを特徴とする
ものである。
【0010】そして、前記挟持片の片側部の先端よりも
う一方の片側部の先端を長く突出させることが好まし
い。
【0011】
【作用】本発明は上記技術的手段によれば、両搬送面の
下流端までランダムに移送された物品を夫々ストッパー
に突き当てて順次塞き止めることにより、これらの移送
方向へ物品が相互に当接して搬送面下流側部分上に整列
され、この整列した物品が所定個数に達した時に、個数
検出器から信号を伸縮用駆動部へ出力させることによ
り、該出力信号に基づいて少なくともマニピュレーター
の把持動作中を除いた時に伸縮用駆動部が作動して、所
定個数に達した方の搬送面下流側部分が把持位置へ移動
して伸長すると同時に、もう一方の搬送面下流側部分が
把持位置から離れて短縮し、この把持位置へ移動した搬
送面下流側部分上の整列した所定個数の物品がマニピュ
レーターの把持位置へ順次移送されるものである。
【0012】また、マニピュレーターの把持作動に連動
して挟持片が把持位置へ移動されることにより、挟持片
の間に物品を入れ込んだ後に、把持用駆動部で挟持片を
閉動させて所定個数の物品が挟持され、その後、挟持片
を上記把持位置から箱詰め位置へ移動しながら、回動用
駆動部で挟持片を回動することにより、挟持した所定個
数の物品が傾斜した箱と同じ角度に傾斜され、傾斜した
箱の内定面の低い方から高い方へ順次箱詰め位置をずら
しながら、押し込み用駆動部で押送片を挟持片の先端側
へ移動することにより、既に箱詰めされた物品が内定面
の低い方へ寄った状態で挟持した所定個数の物品が箱内
の所定スペースへ押し出されるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】この実施例は、図2に示す如く2台の例え
ば製袋充填包装機などの包装機11,11と連続して2
列の搬入コンベヤ12,12を略平行に横設することに
より、包装機11,11で製造されるガセット角底タイ
プの袋に袋詰め包装された物品A…を、夫々平置き状態
で同じ向きのまま略水平方向へランダムに搬送して、こ
れら搬入コンベヤ12,12の物品搬送方向下流端と連
続して横設された2列の搬送コンベヤ1,2の物品移送
方向上流端へ夫々受け渡すと共に、上記2列の搬送コン
ベヤ1,2と平行に例えば段ボールなどからなる箱B…
を順次搬送する搬出コンベヤ13を横設し、この箱Bの
搬出コンベヤ13を挟んで2列の搬送コンベヤ1,2と
反対側にマニピュレーター7を配設することにより、2
列の搬送コンベヤ1,2で水平搬送された物品Aをマニ
ピュレーター7により把持して搬出コンベヤ13上の箱
B内に箱詰めするものである。
【0015】2列の搬送コンベヤ1,2は、図1及び図
2に示す如く略水平方向へ平面一直線上に高さ調整動自
在に配置され、そのエンドレスな搬送面1a,2aを少
なくとも先端車1b,2b、移動車1c,2c、固定車
1d,2d及び駆動車1e,2eに亙り無端環状ベルト
1f,2fを巻回して構成し、この駆動車1e,2eと
連係した例えばモーターなどの駆動源1g,2gの作動
により夫々のエンドレスな搬送面1a,2aを両者間の
略中央に配置した後述するマニピュレーター7の把持位
置P1へ向けて夫々逆方向へ略同じ速度で移動させる。
【0016】上記搬送面1a,2aの物品移送方向下流
端には、各下流端まで移送された物品A…が突き当たっ
てこれを塞き止めるストッパー3,3を夫々設けること
により、これらストッパー3,3に突き当たった物品A
…を移送方向へ相互に当接して夫々搬送面1a,2aの
下流側部分1a′,2a′上に整列させると共に、該ス
トッパー3,3より上流側へ所定距離隔てた位置に個数
検出器4,4を、夫々搬送面1a,2aによって移送さ
れる物品A…と干渉しないように配設する。個数検出器
4,4は、制御部(図示しない)を介して後述する伸縮
手段5の伸縮用駆動部5bと電気的に連通し、上記搬送
面1a,2aによって移送される物品A…を夫々検出す
る毎に制御部へカウント信号を出力し、この制御部は、
個数検出器4,4から入力したカウント数が所定個数に
達した時に、その他の関連する動作状況を確認して伸縮
用駆動部5bへ駆動信号を出力する。即ち、制御部は、
上記ストッパー3,3により塞き止められて搬送面下流
側部分1a′,2a′上に整列した物品A…が所定個
数、本実施例の場合には4個に達しない初期状態では、
伸縮用駆動部5bへ駆動信号を出力しないが、搬送面下
流側部分1a′,2a′上に整列した物品A…のどちら
か一方が所定個数に達した時に、この達した方の搬送面
下流側部分1a′,2a′が把持位置P1で待機してい
ない場合にのみ、それを把持位置P1に向けて移動させ
るように駆動信号を伸縮用駆動部5bへ出力する。
【0017】そして、上記ストッパー3,3及び個数検
出器4,4を含めて搬送面1a,2aの物品移送方向下
流側部分1a′,2a′を、両搬送コンベヤ1,2に沿
って往復動自在に支持すると共に、上記搬送面下流側部
分1a′,2a′のどちらか一方を把持位置P1へ移動
して伸長させた時に、他方を把持位置P1から離して短
縮させる伸縮手段5を設ける。伸縮手段5は、前記搬送
面1a,2aの下流端が巻回される夫々の先端車1b,
2bを移動枠5aに回転自在に並設して、この移動枠5
aを両搬送コンベヤ1,2の搬送面1a,2aに沿って
略水平方向へ往復動自在に支持し、この移動枠5aに
は、上記ストッパー3,3及び個数検出器4,4を連設
すると共に、上記制御部からの出力信号に基づいて作動
する例えばエアーシリンダーなどの伸縮用駆動部5bを
移動枠5aに連設する。この伸縮用駆動部5bは、上記
制御部及び後述するマニピュレーター7と電気的に連通
して、制御部から駆動信号を入力して、しかも少なくと
もマニピュレーター7による把持動作中を除いた時、即
ち把持動作中の場合にはこれが終了した後の箱詰め動作
か又は待機状態になった時に、信号入力した方の搬送面
下流側部分1a′,2a′が把持位置P1と接近する方
向へ移動枠4aを移動させる。即ち、図1(A)に示す
場合には、移動枠4aと共に一方の先端車1b及び搬送
面下流側部分1a′を把持位置P1へ移動して一方の搬
送面1aを伸長させると同時に、他方の先端車2b及び
搬送面下流側部分2a′を把持位置P1から離して他方
の搬送面2aを短縮させる。また、図1(B)に示す場
合には、これと逆に移動枠4aと共に他方の先端車2b
及び搬送面下流側部分2a′を、把持位置P1へ移動し
て他方の搬送面2aを伸長させると同時に、一方の先端
車1b及び搬送面下流側部分1a′を、把持位置P1か
ら離して一方の搬送面1aを短縮させる。
【0018】更に、上記移動枠5aには、先端車1b,
2bを連設する以外にも、夫々の先端車1b,2bより
下方でしかも上流側へ所定距離だけ隔てた位置に夫々配
置された移動車1c,2cを回転自在に連設し、これら
先端車1b,2b及び移動車1c,2cと、該移動車1
c,2cより下方でしかも物品移送方向下流側へ隔てた
把持位置P1の直下に回転自在に配置された移動不能な
固定車1d,2dとに亙って無端環状ベルト1f,2f
を夫々正面S字状に巻回するにより、該移動枠4aの移
動に伴った搬送面1a,2aの伸縮動と関係なく夫々を
一定の張架状態に保持させる保持手段6を構成する。即
ち、保持手段5は、上記伸縮用駆動部5bの作動によっ
て図1(A)に示す如く移動枠5aと共に一方の先端車
1b及び搬送面下流側部分1a′が把持位置P1へ移動
して、その移動長さだけ一方の搬送面1aを伸長した時
に、これと連動して移動車1cを上記先端車1bの移動
長さと同じ長さ分だけ固定車1dと接近させることによ
り、伸長する前後で無端環状ベルト1fの張架状態が変
化しないと同時に、他方の先端車2b及び搬送面下流側
部分2a′が、把持位置P2から離れて、その移動長さ
だけ他方の搬送面2aを短縮した時に、これと連動して
移動車2cを上記先端車2bの移動長さと同じ長さ分だ
け固定車2dから離すことにより、短縮する前後で無端
環状ベルト2fの張架状態が変化しない。また、これと
逆に伸縮用駆動部5bの作動により図1(B)に示す如
く移動枠5aと共に他方の先端車2b及び搬送面下流側
部分2a′が、把持位置P1へ移動して、その移動長さ
だけ他方の搬送面2aを伸長した時に、これと連動して
移動車2cを上記先端車2bの移動長さと同じ長さ分だ
け固定車2dと接近させることにより、伸長する前後で
無端環状ベルト2fの張架状態が変化しないると同時
に、一方の先端車1b及び搬送面下流側部分1a′が、
マニピュレーター7の把持位置P1から離れて、その移
動長さだけ他方の搬送面1aを短縮した時に、これと連
動して移動車1cを上記先端車1bの移動長さと同じ長
さ分だけ固定車1dから離すことにより、短縮する前後
で無端環状ベルト1fの張架状態が変化しない。また更
に図示例の場合には、図3に示す如く上記移動枠5aの
マニピュレーター7側に、搬送面下流側部分1a′,2
a′の上方に突出する突き当て板5cを、物品A…のサ
イズ変更に対応して物品移送方向と直交する前後方向へ
調整動自在に連設している。
【0019】マニピュレーター7は、図2及び図3に示
す如く、前記2台の包装機11,11の製造速度より大
きな処理速度を有する産業用ロボットで例えば2関節の
アーム7aを夫々揺動自在に有し、このアーム7aの先
端には搬送面下流側部分1a′,2a′上に夫々整列さ
れた物品A…を所定個数ずつ把持する把持部8を連設
し、上記伸縮手段5の伸縮用駆動部5bと電気的に連通
して、伸縮用駆動部5bの作動による移動枠5aの移動
時には、把持部8を移動枠4a及び搬送面1a,2a上
に平置きされた物品A…の移動と干渉しない待機位置P
2に待機させ、移動枠4aの移動が終了した直後にアー
ム7aの先端と把持部8を待機位置P2から搬送面1
a,2a間の略中央に配置された把持位置P1、即ち把
持位置P1へ移動した方の搬送面下流側部分1a′,2
a′上に整列される所定個数の物品A…へ向け移動させ
ながら該物品A…の把持動作を行うと共に、この把持動
作が終了した直後にアーム7aの先端と把持部8を上記
把持位置P1からそれと隣り合う搬出コンベヤ13上の
箱B内に配置された箱詰め位置P3へ向け移動させなが
ら箱詰め動作を行い、この箱詰め動作が終了した直後に
アーム7aの先端と把持部8を待機位置P1に戻す復帰
動作を行う。
【0020】本実施例の場合には、把持部8で搬送面下
流側部分1a′,2a′上に平置きされた所定個数の物
品A…を挟み込むことにより把持した後に、この把持し
た物品A…を垂直方向へ反転して起立させながら箱Bへ
搬送すると共に、上記搬出コンベヤ13と共にその上に
載置された箱Bを例えばその開口側B1が搬送面1a,
2aへ向け接近するように傾斜させ、この傾斜した箱B
内でその内定面B2の低い方から高い方へ順次箱詰め位
置P3を物品A…の幅寸法分ずらすようにマニピュレー
ター7のアーム7aを制御することにより、起立した整
列状態の物品A…を複数の行に箱詰めし、場合によって
はこれに続いて複数の行に箱詰めされた上方で箱詰め位
置P3をずらすようにマニピュレーター7のアーム7a
を作動制御することにより複数の段に箱詰めしている。
即ち、本実施例の把持部8は、搬送面下流側部分1
a′,2a′上に平置きされた物品A…の対向する両面
側A1…,A2…と対向する往復動自在な一対の挟持片
8aと、この挟持片8aの片側か又は両側を物品A…の
挟み込み方向へ閉動させると共に逆方向へ開動させる把
持用駆動部8bと、挟持片8aを垂直方向へ所定角度回
動させる回動用駆動部8cと、挟持片8aの間に配置し
た往復動自在な押送片8dを挟持片8aの先端側へ向け
往復動する押し込み用駆動部8eとからなる。更に図示
例の場合には、平置きされた物品A…の上面側A1…と
対向する挟持片8aの上側部8a1 のみを物品A…の整
列方向へ各物品Aごとに分割してこれらの基端を、物品
A…の下面側A2…と対向する下側部8a2 に対し揺動
自在に支持すると共に、該下側部8a2 の先端を上側部
8a1 の先端より長く突出させ、更に各上側部8a1
とか又は2つ以上の上側部8a1 …に対して例えばエア
ーシリンダーなどの把持用駆動部8bや押し込み用駆動
部8eを1つずつ連設し、これらの挟持片8aに対して
例えばエアーシリンダーなどの回動用駆動部8cを一つ
連設している。
【0021】そして、上記把持用駆動部8b、回動用駆
動部8c及び押し込み用駆動部8eは、マニピュレータ
ー7と電気的に連通して夫々連動して制御され、マニピ
ュレーター7が待機状態の時には、図3に示す如く搬送
面1a,2aより包装機11,11側の待機位置P2
で、既に上側部8a1 が開動した挟持片8aを、その下
側部が搬送面1a,2aと略同じ高さとなるように待機
させるか、或いはそれより上方へ離して挟持片8aを待
機させる。マニピュレーター7が把持動作を開始してア
ーム7aの先端及び挟持片8aを図3の一点鎖線に示す
如く上記待機位置P2から把持位置P1へ移動して、下
側部8a2 を前記移動枠5aの突き当て板5cの奥まで
挿入させることにより、下側部8a2 が搬送面下流側部
分1a′,2a′の上面と、それに平置きされた物品A
…の下面側A2…との隙間を通って突き当て板5cで前
後方向へ移動不能となった物品A…を上側部8a1 と下
側部8a2 の間に入れ込んだ後に、把持用駆動部8bに
より挟持片8aの上側部8a1 を閉動させて所定個数の
物品A…を一度に挟持するようにしている。これに続
き、マニピュレーター7が箱詰め動作を開始してアーム
7aの先端及び挟持片8aを上記把持位置P1から箱詰
め位置P3へ移動するのと同時に、回動用駆動部8cに
より挟持した所定個数の物品A…が傾斜した箱Bと同じ
角度に起立するように挟持片8aを回動させ、箱詰め位
置P3に到着してから必要に応じてアーム7aにより挟
持片8aを物品A…の箱詰め方向と直交する行方向へ若
干往復動させて箱詰めスペースを十分に確保した後に、
押し込み用駆動部8eにより押送片8dを挟持片8aの
先端側へ向け移動させて、整列された所定個数の物品A
…を上記箱詰めスペースへ一度に押し出し、この押し出
し直後に必要に応じて挟持片8aの上側部8a1 を把持
用駆動部8bにより開動させる。更に、マニピュレータ
ー7が復帰動作を開始してアーム7aの先端及び挟持片
8aを図3の二点鎖線に示す如く上記箱詰め位置P3か
ら待機位置P2へ戻すのと同時に、把持動作で挟持片8
aの上側部8a1 を把持用駆動部8bにより開動しなか
った場合には開動させ、更に回動用駆動部8cにより挟
持片8aの角度を待機状態に戻しながら、押し込み用駆
動部8eにより押送片8dを挟持片8aの基端側へ戻さ
せる。
【0022】次に、斯かる箱詰め装置の作動について説
明する。先ず、図2に示す如く2台の包装機11,11
で製造される物品A…が、搬入コンベヤ12,12によ
り夫々平置き状態で同じ向きのまま略水平方向へランダ
ムに搬送され、そのままの状態で2列の搬送コンベヤ
1,2の物品移送方向上流端へ夫々受け渡されると、こ
れらのエンドレスな搬送面1a,2aによって同じ向き
の物品A…をマニピュレーター7の把持位置P1へ向け
て夫々逆方向へ略同じ速度で水平移送する。
【0023】両搬送面1a,2aの下流端までランダム
に移送された物品A…は、図1(A)及び(B)に示す
如く夫々ストッパー3,3に突き当たって順次塞き止め
られ、これにより移送方向へ相互に当接して搬送面下流
側部分1a′,2a′上に整列され、これら整列した物
品A…が所定個数に達しない初期状態では、各個数検出
器4から出力されたカウント信号に基づいて制御部から
伸縮手段5の伸縮用駆動部5bへ駆動信号が出力されな
いが、搬送面下流側部分1a′,2a′上に整列した物
品A…のどちらか一方が所定個数に達した時に、この達
した方の搬送面下流側部分1a′,2a′が把持位置P
1で待機していない場合にのみ、制御部から駆動信号が
伸縮用駆動部5bへ出力される。
【0024】この制御部から駆動信号を伸縮用駆動部5
bが入力して、しかもマニピュレーター7による箱詰め
動作か又は待機状態になった時に、伸縮用駆動部5bが
作動して移動枠4aと共に物品A…の整列個数が所定個
数に達した方、即ち図1(A)に示す場合には搬送面下
流側部分1a′を把持位置P1へ移動して一方の搬送面
1aが伸長され、これと同時に搬送面下流側部分2a′
を把持位置P1から離して他方の搬送面2aが短縮され
る。また、図1(B)に示す場合には、搬送面下流側部
分2a′が把持位置P1へ移動して他方の搬送面2aを
伸長すると同時に、搬送面下流側部分1a′が把持位置
P1から離れて一方の搬送面1aを短縮する。尚、既に
把持位置P1へ移動して待機した方、例えば図1(A)
に示す場合には搬送面下流側部分1a′の物品A…が先
に所定個数に達した場合には、制御部から駆動信号が伸
縮用駆動部5bへ出力されないから作動せず、搬送面下
流側部分1a′,2a′は移動しないまま維持される。
【0025】これら移動枠4aにより搬送面下流側部分
1a′及び搬送面下流側部分2a′が移動されて搬送面
1a,2aを伸縮動しても、移動枠4aと連動する移動
車1c,2cと固定車1d,2dとに亙って無端環状ベ
ルト1f,2fを夫々正面S字状に巻回したので、搬送
面1a,2aの伸縮動と関係なく夫々が一定の張架状態
に保持される。
【0026】更に、把持位置P1へ搬送面下流側部分1
a′及び搬送面下流側部分2a′のどちらか一方が移動
し終わると、図3の一点鎖線に示す如くマニピュレータ
ー7が把持動作を開始してアーム7aの先端及び把持部
8の挟持片8aが待機位置P2から把持位置P1へ移動
し、これにより挟持片8aの間に把持位置P1へ移動し
た方に平置きされた所定個数の物品A…か入り込み、こ
れに続き、把持用駆動部8bにより挟持片8aが挟み込
み方向へ閉動して所定個数の物品A…を把持し、把持動
作が終了する。
【0027】その後、マニピュレーター7が箱詰め動作
を開始してアーム7aの先端と挟持片8aが上記把持位
置P1から箱詰め位置P3へ移動しながら、回動用駆動
部8cにより挟持片8aを回動して、把持した所定個数
の物品A…が傾斜した箱Bと同じ角度に起立される。箱
詰め位置P3に到着してからは、必要に応じてアーム7
aにより挟持片8aが行方向へ若干往復動されて箱詰め
スペースを十分に確保した後に、押し込み用駆動部8e
により押送片8dが移動して、把持した所定個数の物品
A…を上記箱詰めスペースへ押し出し、更に物品A…の
押し出し直後に挟持片8aが把持用駆動部8bにより逆
方向へ開動されて箱詰め動作が終了する。
【0028】その後、マニピュレーター7が復帰動作を
開始して、図3の二点鎖線に示す如くアーム7aの先端
と挟持片8aが上記箱詰め位置P3から待機位置P2へ
戻されながら、回動用駆動部8c及び押し込み用駆動部
8eにより挟持片8aの角度と押送片8dを待機状態に
戻し、復帰動作が終了する。それ以降、マニピュレータ
ー7によって傾斜した箱Bの内定面B2の低い方から高
い方へ順次箱詰め位置P3がずらされながら上述した作
動を繰り返して、整列した所定個数の物品A…が複数の
行に箱詰めされ、場合によってはその後更に複数の段に
箱詰めされる。
【0029】従って、図示例のものは、一対の挟持片8
aの下側部を上側部の先端より長く突出させたので、長
く突出した下側部8a2 が箱詰めの案内となる。
【0030】尚、前示実施例では、2台の包装機11,
11で製造される物品A…を搬入コンベヤ12,12を
介して2列の搬送コンベヤ1,2の物品移送方向上流端
へ夫々受け渡すと共に、上記2列の搬送コンベヤ1,2
と平行に例えば段ボールなどからなる箱B…を順次搬送
する搬出コンベヤ13を横設し、この箱Bの搬出コンベ
ヤ13を挟んで2列の搬送コンベヤ1,2と反対側にマ
ニピュレーター7を配設したが、これに限定されず、搬
入コンベヤ12,12を介在させずに包装機11,11
で製造される物品A…を夫々搬送コンベヤ1,2の上流
端へ搬入したり、搬出コンベヤ13以外の手段により箱
B…を供給しても良く、また箱Bとマニピュレーター7
の配置も限定されず、整列された物品A…をマニピュレ
ーター7により把持して箱詰めできればどのような配置
でも良い。
【0031】更に、伸縮手段5搬送面下流側部分1
a′,2a′のどちらか一方を上記把持位置P1へ移動
して伸長させた時に、他方を把持位置P1から離して短
縮てきるものであればどのような構造のものでも良く、
また保持手段6も前述したものに限定されず、伸縮手段
5による搬送面1a,2aの伸縮動と関係なく夫々を一
定の張架状態に保持できるものであればどのような構造
のものでも良い。
【0032】また、把持部8の挟持片8aで搬送面下流
側部分1a′,2a′上に平置きされた所定個数の物品
A…を挟み込むことにより把持した後に、この把持した
物品A…を起立させてから傾斜した箱B内へ箱詰めした
が、物品A…の箱詰めパターンは、図示したものに限定
されず、物品Aのサイズや箱Bのサイズ変更に対応して
マニピュレーター7による箱詰め位置P3のずらし制御
を設定し直せば、いろんな箱詰めパターンが可能とな
る。
【0033】また更に、上記挟持片8aと置き換えて例
えば吸引作用により物品が把持される吸着口を配備する
ことにより、この吸引把持した物品を平置き状態のまま
略水平か又は若干傾斜して配置された箱へ搬送すると共
に、マニピュレーター7による箱詰め動作の一回おきに
吸着口を水平方向へ180度反転させて、平置き状態の
整列した物品を少なくともその一部か或いは略全体が箱
Bの中で互いに重なり合うように箱詰めしても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成であるから、以下の利
点を有する。
【0035】1.両搬送面の下流端までランダムに移送
された物品を夫々ストッパーに突き当てて順次塞き止め
ることにより、これらの移送方向へ物品が相互に当接し
て搬送面下流側部分上に整列され、この整列した物品が
所定個数に達した時に、個数検出器から信号を伸縮用駆
動部へ出力させることにより、該出力信号に基づいて少
なくともマニピュレーターの把持動作中を除いた時に伸
縮用駆動部が作動して、所定個数に達した方の搬送面下
流側部分が把持位置へ移動して伸長すると同時に、もう
一方の搬送面下流側部分が把持位置から離れて短縮し、
この把持位置へ移動した搬送面下流側部分上の整列した
所定個数の物品がマニピュレーターの把持位置へ順次移
送されるので、2列の搬送コンベヤから移送された物品
を同じ向きに整列しながらマニピュレーターから一定な
ストロークで把持して滞留させることなく箱詰めでき
る。従って、マニピュレーターから2列の搬送コンベヤ
上に夫々整列された物品までのストロークが異なる従来
のものに比べ、マニピュレーターから一方の搬送コンベ
ヤ上に整列された物品までのストロークが長くならない
と共に、各搬送コンベヤ毎にマニピュレーターのストロ
ークを調整する必要がなくなって、箱詰め作業を高速化
できて稼働率が向上し、しかも箱詰め作業の占有スペー
スが小さくなってコンパクト化できる。
【0036】2.マニピュレーターの把持作動に連動し
て挟持片が把持位置へ移動されることにより、挟持片の
間に物品を入れ込んだ後に、把持用駆動部で挟持片を閉
動させて所定個数の物品が挟持され、その後、挟持片を
上記把持位置から箱詰め位置へ移動しながら、回動用駆
動部で挟持片を回動することにより、挟持した所定個数
の物品が傾斜した箱と同じ角度に傾斜され、傾斜した箱
の内定面の低い方から高い方へ順次箱詰め位置をずらし
ながら、押し込み用駆動部で押送片を挟持片の先端側へ
移動することにより、既に箱詰めされた物品が内定面の
低い方へ寄った状態で挟持した所定個数の物品が箱内の
所定スペースへ押し出されるので、既に箱詰めされた物
品と干渉することなく起立した物品を箱詰めできる。従
って、既に箱詰めされた物品が邪魔して箱内の所定スペ
ースに物品を箱詰めできない従来のものに比べ、装置を
緊急停止して人手により次の箱詰めスペースを塞ぐ物品
を整列し直す必要がなくなって箱詰め効率を向上でき、
既に箱詰めされた物品に直接当接して位置ずれや倒れを
防止する機構を別途に設けた従来のものものに比べ、装
置全体の構造を簡素化してコストを低減できる。
【0037】3.挟持片の片側部の先端よりもう一方の
片側部の先端を長く突出させれば、長く突出した片側部
が箱詰めの案内となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す箱詰め装置の部分的な
縦断正面図であり、(A)は移動枠が一方向へ移動した
状態を示し、(B)は逆方向へ移動した状態を示す。
【図2】装置全体を示す縮小平面図である。
【図3】図2の(3)−(3)線に沿える部分拡大縦断
側面図である。
【符号の説明】
A 物品 A1 上面側 A2 下面側 B 箱 B2 内定面 P1 把持位置 P3 箱詰め位置 1 搬送コンベ
ヤ 1a 搬送面 1a′ 搬送面下流
側部分 1b 先端車 1c 移動車 1d 固定車 2 搬送コンベ
ヤ 2a 搬送面 2a′ 搬送面下流
側部分 2b 先端車 2c 移動車 2d 固定車 3 ストッパー 4 個数検出器 5 伸縮手段 5a 移動枠 5b 伸縮用駆動
部 6 保持手段 7 マニピュレ
ーター 8 把持部 8a 挟持片 8a1 片側部(上側部) 8a2 もう一方の
片側部(下側部) 8b 把持用駆動部 8c 回動用駆動
部 8d 押送片 8e 押し込み用
駆動部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 61/00 B65G 61/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2列の搬送コンベヤ(1,2)により夫
    々ランダムに水平移送される物品A…を同じ向きに整列
    させ、この整列された物品(A…)をマニピュレーター
    (7)により把持して箱詰めする箱詰め装置において、
    前記2列の搬送コンベヤ(1,2)を夫々のエンドレス
    な搬送面(1a,2a)が両者間の略中央に配置したマ
    ニピュレーター(7)の把持位置(P1)へ向けて夫々
    逆方向へ移動するように一直線上に配置し、これら搬送
    面(1a,2a)の物品移送方向下流端に各下流端まで
    移送された物品(A…)が突き当たって塞き止められる
    ストッパー(3,3)を夫々設け、該ストッパー(3,
    3)より上流側へ所定距離隔てた位置に個数検出器
    (4,4)を配設し、これらストッパー(3,3)及び
    個数検出器(4,4)を含めて搬送面(1a,2a)の
    物品移送方向下流側部分(1a′,2a′)を両搬送コ
    ンベヤ(1,2)に沿って往復動自在に支持すると共
    に、上記搬送面下流側部分(1a′,2a′)のどちら
    か一方を上記把持位置(P1)へ移動して伸長させた時
    に、他方を把持位置(P1)から離して短縮させる伸縮
    手段(5)を設け、この伸縮手段(5)に、上記個数検
    出器(4,4)からの出力信号に基づいて少なくともマ
    ニピュレーター(7)の把持動作中を除いた時に、出力
    した方の搬送面下流側部分(1a′,2a′)を把持位
    置(P1)へ移動させる伸縮用駆動部(5b)と、該伸
    縮手段(5)による搬送面(1a,2a)の伸縮動と関
    係なく夫々を一定の張架状態に保持する保持手段(6)
    とを連設したことを特徴とする箱詰め装置。
  2. 【請求項2】 前記伸縮手段(5)が、両搬送面(1
    a,2a)の下流端を先端車(1b,2b)に巻回し、
    これらの先端車(1b,2b)を移動枠(5a)に対し
    回転自在に並設すると共に、この移動枠(5a)を両搬
    送コンベヤ(1,2)の搬送面(1a,2a)に沿って
    往復動自在に支持した請求項1記載の箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段(6)が、先端車(1b,
    2b)に巻回された無端環状ベルト(1f,2f)を、
    移動枠(5a)に対して回転自在に支持された移動車
    (1c,2c)及び把持位置(P1)の直下に回転自在
    に配置された移動不能な固定車(1d,2d)に亙り巻
    回して構成した請求項1または2記載の箱詰め装置。
  4. 【請求項4】 整列された同じ向きの物品(A…)をマ
    ニピュレーター(7)により所定個数ずつ把持して箱詰
    めする箱詰め装置において、前記マニピュレーター
    (7)の把持部(8)に、平置きされた物品(A…)の
    対向する両面側(A1…,A2…)と対向する往復動自
    在な一対の挟持片(8a)と、この挟持片(8a)の片
    側か又は両側をマニピュレーター(7)の把持動作に連
    動して物品(A…)の挟み込み方向へ往復動させる把持
    用駆動部(8b)と、把持位置(P1)から箱詰め位置
    (P3)に亙って挟持片(8a)を垂直方向へ所定角度
    回動させる回動用駆動部(8c)と、挟持片(8a)の
    間に配置した往復動自在な押送片(8d)を箱詰め位置
    (P3)に到着してから挟持片(8a)の先端側へ向け
    移動する押し込み用駆動部(8e)とを設け、上記箱詰
    め位置(P3)に起立状態の物品(A…)が箱詰めされ
    る箱(B)を傾斜させて配置し、該箱(B)の内定面
    (B2)の低い方から高い方へ順次箱詰め位置(P3)
    をずらすようにマニピュレーター(7)を作動制御する
    ことを特徴とする箱詰め装置。
  5. 【請求項5】 前記挟持片(8a)の片側部(8a1
    の先端よりもう一方の片側部(8a2 )の先端を長く突
    出させた請求項4記載の箱詰め装置。
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JP2008302962A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Toyo Seikan Kaisha Ltd 袋箱詰め方法及び装置

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JP2007045499A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Shibuya Kogyo Co Ltd 容器収容装置および容器グリッパ
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