JP2000006910A - 搬送装置及び箱詰め装置 - Google Patents

搬送装置及び箱詰め装置

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JP2000006910A
JP2000006910A JP17913298A JP17913298A JP2000006910A JP 2000006910 A JP2000006910 A JP 2000006910A JP 17913298 A JP17913298 A JP 17913298A JP 17913298 A JP17913298 A JP 17913298A JP 2000006910 A JP2000006910 A JP 2000006910A
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JP17913298A
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Fumihiko Takemoto
文彦 竹本
Osamu Okabe
修 岡部
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Yamato Scale Co Ltd
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Yamato Scale Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱詰めを高速に行えるようにすること。 【解決手段】 夫々が搬送方向57に沿って袋詰め品1
の保持可能な間隔を隔てて第1の系列のチェーンに設け
られ袋詰め品1の受入れ位置43と取り出し位置19を
通って走行する第1の系列のフィン5の第1及び第2グ
ループと、夫々が搬送方向57に沿って袋詰め品1の保
持可能な間隔を隔てて第2の系列のチェーンに設けられ
受入れ位置43と取り出し位置19を通って走行する第
2の系列のフィン5の第1及び第2グループと、第1及
び第2の各系列のチェーンを夫々独立して走行させるス
テッピングモータ8a、8bと、袋詰め品1の受入れ又
は取り出しが終了したフィン5のグループを、受入れ位
置43を通る速度よりも高速で走行させて次の工程の取
り出し位置19又は受入れ位置43に向かって移動させ
るコントローラと、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばポテトチ
ップ、豆、飴等の食品が袋詰め又は箱詰めされた製品
を、段ボールケースやダース箱等の外装箱の内部に整然
と自動収納する箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来の箱詰め装置の例として、特開
平9−77003号公報に開示されている装置がある。
この装置は、図17に示すような袋詰め品1や箱詰め品
(図示せず)の製品を外装箱2に収納するものである。
図17(a)において、導入コンベア4によって搬送さ
れてきた袋詰め品1は、整列コンベア3の移送面に設け
られている多数枚のフィン5によって形成されたギャッ
プ部6に対して1個ずつ投入されて、整列コンベア3の
移送面上に起立した状態で1列に整列する。
【0003】次に、図17(a)に示すように、所定数
の例えば5個の袋詰め品1が整列コンベア3上に整列す
ると、フィン5との干渉を避ける為のスリット12が設
けられている押し出しプレート11が整列コンベア3上
の5個の袋詰め品1を押し出し、これをコ字形の中継ぎ
体10を介して開閉自在のダンパー板7、7上にこの袋
詰め品1を供給する(図17(b)参照)。ダンパー板
7、7上には、5個の袋詰め品1が2回押し出されてい
る。
【0004】なお、押し出しプレート11は、袋詰め品
1を5個ずつダンパー板7、7上の所定位置に押し出す
と、整列コンベア3上に整列しつつある次の袋詰め品1
と干渉しないように、整列コンベア3の上方を押し出し
方向と逆方向にスライドして戻り、次の押し出し動作の
開始まで図17(a)に示す位置で待機する。次に、図
17(b)に示すように、ダンパー板7、7上に起立状
態で押し出された袋詰め品1は、一対の保持プレート
9、9によって前後から挟み込まれて保持される。次
に、図18(a)に示すように、ダンパー板7、7を閉
状態から開状態にして、下方位置で待機している段ボー
ルケース(外装箱)2を上昇させて、保持プレート9、
9により保持されている袋詰め品1を段ボールケース2
内に挿入する。この段ボールケース2は、ローラコンベ
ア(図示せず)により搬送されて所定の待機位置で待機
している。図18(a)に示す2aは、段ボールケース
2のフラップである。
【0005】そして、押し込みプレート13を下降させ
ると共に、この一対の保持プレート9、9を互いに広が
る方向に駆動して袋詰め品1に対する押圧力を解除す
る。このようにして、袋詰め品1は、段ボールケース2
内に収納される(図18(a)参照)。次に、図18
(b)に示すように、袋詰め品1が収容されている段ボ
ールケース2を下降させて、ダンパー板7、7を開状態
から閉状態に駆動する。このようにして、図17(a)
に示す元の状態に戻り、袋詰め品1の収納作業の1サイ
クルが完了し、以降、上記サイクルを自動的に繰り返し
て箱詰め作業を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の箱
詰め装置の整列コンベア3では、図17に示すように、
押し出しプレート11が整列コンベア3上の5個の袋詰
め品1を中継ぎ体10側に押し出す際に、その取り出そ
うとする5個の袋詰め品1を図17(a)に示す所定の
取り出し位置に一時停止させる必要があり、このように
整列コンベア3を停止させると、導入コンベア4によっ
て搬送されてきた袋詰め品1を整列コンベア3上に順次
供給することができず、整列コンベア3への供給が停止
するという問題がある。これにより、整列コンベア3上
の取り出し位置にある5個の袋詰め品1が取り出された
後における、次の5個の袋詰め品1をその取り出し位置
に搬送する際の整列コンベア3の速度を、導入コンベア
4から袋詰め品1を受け入れる速度とする必要があり、
このことが箱詰め能力の向上を阻害している。
【0007】そして、例えば厚みの厚い袋詰め品1を段
ボールケース2内に箱詰めする場合は、フィン5と5と
の間隔を広げればよいが、フィン5と5の間隔を広げる
ためには各フィン5を搬送面に取り付けている夫々のね
じを取り外す必要があり、手間と時間が多く掛かってい
るという問題がある。
【0008】また、押し出しプレート11は、図19に
示すように、垂直方向直動機構15に取り付けてあっ
て、この垂直方向直動機構15を水平方向直動機構14
に取り付けてあり、そして、この水平方向直動機構14
を本体フレーム37に取り付けた構成である。押し出し
プレート11が整列コンベア3上の袋詰め品1を押し出
すときは、図19に示すA位置にある押し出しプレート
11が水平方向直動機構14により駆動されて水平方向
にS1 だけ移動してB位置で停止し、そして、水平方向
直動機構14及び垂直方向直動機構15により駆動され
てフィン5との干渉を避ける為にS2 だけ上昇しながら
戻ってC位置とD位置を通り、更に下降して元のA位置
に戻る。しかし、フィン5との干渉を避ける為にS2
け上昇しながらC位置とD位置を通り、更に下降して元
のA位置に戻る構成となっているので、垂直方向直動機
構15が水平方向直動機構14よりも上方に突出させる
必要があり、この分だけこの箱詰め装置の高さが高くな
り、嵩が大きくなっているという問題がある。
【0009】本発明は、箱詰めを高速に行えるようにす
る搬送装置、フィンを簡単に脱着することができる搬送
装置、及び嵩が小さく箱詰めを高速に行える箱詰め装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る搬送装
置は、夫々が搬送方向に沿って物品の保持可能な間隔を
隔てて第1の搬送手段に設けられ物品の受入れ位置と取
り出し位置を通って走行する一群の第1の仕切り手段
と、夫々が搬送方向に沿って物品の保持可能な間隔を隔
てて第2の搬送手段に設けられ上記受入れ位置と上記取
り出し位置を通って走行する一群の第2の仕切り手段
と、第1及び第2の搬送手段を夫々独立して走行させる
駆動手段と、物品の受入れ又は取り出しが終了した一群
の第1又は第2の仕切り手段を、上記受入れ位置を通る
速度よりも高速で走行させて次の工程の上記取り出し位
置又は上記受入れ位置に向かって移動させる制御手段
と、を具備することを特徴とするものである。
【0011】第2の発明に係る搬送装置は、第1の発明
において、上記制御手段が、一群の第1の仕切り手段及
び一群の第2の仕切り手段のうちのいずれか一方に上記
受入れ位置を所定の受入れ速度で走行させると同時に、
他方を上記取り出し位置で待機させることができるもの
である。
【0012】第3の発明に係る搬送装置は、第1又は第
2の発明において、一群の第1の仕切り手段及び一群の
第2の仕切り手段のうちのいずれか一方が上記受入れ位
置で物品を受け入れている状態で、他方が物品の取り出
しを終了して上記受入れ位置の手前で待機し、又は上記
一方が上記受入れ位置で物品を受け入れている状態で、
他方が物品の受入れを終了して上記取り出し位置の手前
で待機可能な構成であることを特徴とするものである。
【0013】第4の発明に係る搬送装置は、複数の仕切
り手段が搬送方向に沿って配置され、上記各仕切り手段
が物品の保持が可能な間隔を隔てて取付け機構を介して
着脱自在に上記搬送手段に設けられている搬送装置にお
いて、上記取付け機構が、上記搬送手段及び上記仕切り
手段のうちのいずれか一方に設けられ互いに連通する幅
広部と狭隘部から成る挿通孔と、上記両者のうちの他方
に伸延部を介して設けられ上記幅広部から挿通して上記
狭隘部側に移動した状態で上記狭隘部の縁部に当接可能
な抜け止め部と、上記狭隘部側に移動している抜け止め
部を上記狭隘部の縁部に押し付けるばねと、上記狭隘部
の縁部に押し付けられている上記抜け止め部を上記幅広
部側に移動しないように係止する係止部と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0014】第5の発明に係る箱詰め装置は、夫々が搬
送方向に沿って物品の保持可能な間隔を隔てて第1の搬
送手段に設けられている一群の第1の仕切り手段、夫々
が搬送方向に沿って物品の保持可能な間隔を隔てて第2
の搬送手段に設けられている一群の第2の仕切り手段、
並びに第1及び第2の搬送手段を夫々独立して走行させ
る駆動手段を備える搬送装置と、第1又は第2の仕切り
手段に保持されている物品を取り出す取り出し手段と、
を備え、この取り出し手段により取り出された物品を外
装箱内に詰める箱詰め装置において、上記取り出し手段
は、第1及び第2の仕切り手段のうちいずれか一方の一
群が物品の取り出し位置で待機するときに、上記搬送装
置の側方の原点位置から上記搬送装置上を横切る略水平
方向の所定の移動経路に沿って移動して上記仕切り手段
どうしの各間隙に保持されている物品を押し出し、物品
が押し出された上記一群の仕切り手段が上記取り出し手
段と干渉しない所定位置に前進したときに上記所定の移
動経路を上記と逆の方向に移動して上記原点位置に戻る
構成としたことを特徴とするものである。
【0015】第1の発明に係る搬送装置によると、第1
及び第2の仕切り手段のうちの一方の一群が物品の受入
れ位置に移動すると、この仕切り手段どうしの夫々の間
隙に物品が順次供給される。そして、予め定めた所定数
の物品がこの一群の仕切り手段の各間隙に供給される
と、この一群の仕切り手段が受入れ位置を通る際の速度
よりも高速でこの受入れ位置から次工程の取り出し位置
に向かって走行することができる。そして、第1及び第
2の仕切り手段のうちの一方の一群が物品の取り出し位
置に移動すると、この仕切り手段どうしの夫々の間隙に
保持されている物品が取り出される。そして、この一群
の仕切り手段の各間隙に保持されている所定数の物品が
取り出されると、この一群の仕切り手段が受入れ位置を
通る際の速度よりも高速でこの取り出し位置から次工程
の受入れ位置に向かって走行することができる。
【0016】第2の発明に係る搬送装置によると、第1
及び第2の搬送手段を夫々独立して走行させることがで
きる。そして、第1及び第2の仕切り手段のうちの一方
が受入れ位置で物品を受け入れるために所定の受入れ速
度で走行している状態で、取り出し位置で例えば停止し
ている他方から物品を取り出すことができる。
【0017】第3の発明に係る搬送装置によると、第1
及び第2の仕切り手段のうちのいずれか一方が物品の受
入れ位置で物品を受け入れている状態で、他方が物品の
取り出しを終了して受入れ位置の手前で待機することが
でき、又は一方が受入れ位置で物品を受け入れている状
態で、他方が物品の受入れを終了して取り出し位置の手
前で待機することができる。
【0018】第4の発明に係る搬送装置によると、仕切
り手段が取付け機構を介して着脱自在に搬送手段に取り
付けられている。仕切り手段を搬送手段に取り付けると
きは、例えば仕切り手段に設けられている抜け止め部
を、搬送手段に設けられている挿通孔の幅広部内にばね
の力に抗して押し込んで狭隘部側に移動させ、この状態
でばねの力によって抜け止め部が狭隘部の縁部の下面又
は上面に押し付けられるようにすればよい。抜け止め部
が狭隘部の縁部下面又は上面に押し付けられた状態で抜
け止め部の幅広部側への移動が係止部により係止される
ので、仕切り手段が搬送手段から外れないようにするこ
とができる。仕切り手段を搬送手段から取り外すとき
は、例えば仕切り手段に設けられている抜け止め部を、
ばねの力に抗して狭隘部の縁部の下面又は上面から引き
離して係止部から切り離し、この切り離した状態で幅広
部側に移動させてこの幅広部から抜き取ればよい。
【0019】第5の発明に係る箱詰め装置によると、第
1及び第2の仕切り手段の夫々の一群が互いに独立して
物品を受け入れて搬送することができ、いずれか一方の
仕切り手段の一群が所定の取り出し位置に到達して待機
するときに、原点位置にある取り出し手段が略水平方向
に所定の移動経路を移動して取り出し位置に待機する仕
切り手段に保持されている物品を押し出すことができ
る。そして、物品が押し出された一群の仕切り手段が取
り出し手段と干渉しない所定位置に前進したときに所定
の移動経路を上記と逆の方向に移動して原点位置に戻る
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る搬送装置を適用した
箱詰め装置の一実施形態を各図を参照して説明する。図
9乃至図12は、この箱詰め装置による箱詰め工程を概
括的に説明するための図である。各図に示す1は、袋詰
め品である。そして、この実施の形態に係る箱詰め装置
は、図12に示すように、5個の袋詰め品1を段ボール
ケース(以下、外装箱という。)2内に袋の底を下にし
て立てた状態で箱詰めするものである。なお、この箱詰
め装置によると、袋詰め品1以外に、箱詰め品も外装箱
2に箱詰めすることができる。
【0021】図9において、58は整列コンベアであ
り、この整列コンベア58に対して導入コンベア4が連
接しており、この導入コンベア(供給手段)4によって
袋詰め品1が整列コンベア58に移送される。即ち、導
入コンベア4によって搬送されてきた袋詰め品1は、整
列コンベア58の移送面に設けられている多数枚のフィ
ン(このフィンが特許請求範囲に記載の仕切り手段であ
る。)5によって形成された各ギャップ部6に対して1
個ずつ順次供給され、しかも、整列コンベア58の移送
面に対して直角、即ち直立状態で装填される。因みに、
整列コンベア58は、2台の第1及び第2ステッピング
モータ8a、8bとその制御装置によって、間欠運動を
行うように駆動制御されており、その間欠運動は、図9
(a)に示すように、導入コンベア4により搬送されて
きた1つの袋詰め品1が、1つのギャップ部6に装填さ
れるように設定してある。
【0022】次に、図9(b)に示すように、例えば5
個の所定数の袋詰め品1が整列コンベア58のフィン5
間の5つの各ギャップ部6に装填されて整列すると、フ
ィン5との干渉を避ける為のスリット12が設けられて
いる押し出しプレート11(請求項5に記載の取り出し
手段)が整列コンベア58上に整列している5個の袋詰
め品1を押し出し、図9(b)に示す断面がコ字形の中
継ぎ体10を介して後述する開閉自在のダンパー板7、
7上に供給する(図9(c)参照)。即ち、押し出しプ
レート11は、後述する直動機構55により整列コンベ
ア58上をこの整列コンベア58と直交する水平方向に
スライド動作することができ、これによって整列コンベ
ア58上の5個の袋詰め品1を中継ぎ体10を通って保
持位置の状態にあるダンパー板7上に押し出すことがで
きる。図9(c)に示す34は、ダンパー板7上に押し
出されてきた袋詰め品1を1列に揃えて停止させるため
のストッパープレートである。なお、押し出しプレート
11が袋詰め品1を押し出す為のスライド動作は、間欠
運動により整列コンベア58が一時的に所定位置に停止
している時に行われるように制御されている。因みに、
押し出しプレート11の動作は、上記に限られるもので
はなく、袋詰め品1の幅、或いは外装箱2内に何列で収
納するか等に応じて動作ストローク等を自由に調整する
ことができることとしている。
【0023】上記のようにして、押し出しプレート11
が、袋詰め品1をダンパー板7上の予め定めた位置に押
し出すと、この押し出しプレート11は押し出し方向と
逆方向に水平にスライドして整列コンベア58の袋詰め
品1が取り出されて空になった6枚の各フィン5の手前
で一時停止し(図10(a))、しかる後に、各フィン
5と干渉しないように更に水平方向にスライドして元の
原点位置に戻り、次の押し出し動作の開始まで待機する
(図10(b))。この際、図10(b)に示すよう
に、押し込みプレート13が所定の高さまで下降してダ
ンパー板7上の5個の袋詰め品1の上縁を押えて各袋詰
め品1の高さを揃える。
【0024】次に、図10(b)、(c)に示すよう
に、水平位置にあるサイドプレート35が垂直位置に回
転して、ダンパー板7、7上の5個の袋詰め品1の整列
コンベア58側の各側縁を押えて各袋詰め品1の幅方向
のずれを揃える。更に、ダンパー板7上の5個1列の袋
詰め品1は、この袋詰め品1の整列方向の両側位置に垂
直に設けられた保持プレート9、9によって左右両側か
ら挟み込まれて、この保持プレート9、9の押圧力、ス
トッパープレート34とサイドプレート35が袋詰め品
1をその左側縁と右側縁の両側から押圧する押圧力によ
って保持される(保持状態)。
【0025】上記のように、保持プレート9、9、スト
ッパープレート34及びサイドプレート35により袋詰
め品1が保持されると、図11(a)に示すように、袋
詰め品1の下側に位置する2枚のダンパー板7、7が閉
状態(保持位置の状態)から開状態(非保持位置の状
態)に駆動する。そして、図4に示す外装箱昇降台17
上で待機している外装箱2が、外装箱昇降機構98によ
って持ち上げられて、袋詰め品1の下方位置に移動す
る。この外装箱2は、図4に示す搬入コンベア96によ
り搬送されて昇降台17上の所定位置で待機している。
図11に示す2aは、外装箱2のフラップ、36は袋詰
め品1を外装箱2内に押し込む際に袋詰め品1を案内す
るためのガイドである。
【0026】次に、図11(b)に示すように、保持プ
レート9、9が、拡縮装置16、16(図3参照)によ
って広がる方向に若干移動して袋詰め品1を挟み込む力
を解除すると共に(非保持状態)、押し込みプレート1
3が下降して5個の袋詰め品1を外装箱2の底に強制的
に押し込み、収納することができる。そして、図11
(c)に示すように、垂直位置にあるサイドプレート3
5を回転させて元の水平位置に戻し、図12に示すよう
に、開閉装置を駆動して開状態にあるダンパー板7、7
を移動させて閉状態にする。
【0027】しかる後に、袋詰め品1が収納された外装
箱2は、元の下降位置まで下降して所定の排出位置に排
出され、次の外装箱2がダンパー板7、7の下方位置に
供給されると共に、押し込みプレート13が元の上昇位
置に戻り、保持プレート9、9が元の開状態に戻る。こ
れで袋詰め品1の箱詰め作業の1サイクルが終了する。
以降、上記工程を順次繰り返すことにより箱詰め作業を
自動的に繰り返すことができる。
【0028】次に、導入コンベア4、整列コンベア5
8、及び押し出しプレート11とその作動機構について
順に説明する。 〔導入コンベア4と整列コンベア58〕図9に示す導入
コンベア4は、合成ゴム製のベルトコンベアであり、前
段に設けられている縦ピロー包装機等から略一定間隔で
供給されてくる袋詰め品1を順次高速度で搬送して後段
に設けた整列コンベア58に供給する。ただし、前工程
の包装機の運転状況により袋詰め品1の間隔にばらつき
が生じる場合がある。よって、整列コンベア58の入口
には、図1に示すように、袋詰め品1を検出する為の物
品センサ20を設けてあり、物品センサ20の検出信号
に基づいて整列コンベア58に設けられている第1及び
第2駆動用ステッピングモータ8a、8bが適切なタイ
ミングで起動する構成となっている。
【0029】整列コンベア(請求項1に記載の搬送装
置)58は、図2の平面図に示すように、4つの環状チ
ェーン18a、18b、21c、21dを備えており、
チェーン18a、18bが第1の系列に属し、チェーン
21c、21dが第2の系列に属している。第1の系列
に属するチェーン18a、18bは、第1のステッピン
グモータ8aに駆動されて走行し、第2の系列に属する
チェーン21c、21dは、第2のステッピングモータ
8bに駆動されて走行する。第1の系列のチェーン18
a、18bには、互いに対向する位置にフィン5を保持
するための取付け金具33を設けてあり、チェーン18
aと18bに設けられている2個で一対の取付け金具3
3により1枚のフィン5を着脱自在に取り付けることが
できる。
【0030】第1の系列のチェーン18aと18bに
は、図1及び図2に示すように、最大21枚のフィン5
を取り付けることができる合計21対の第1のグループ
の取付け金具33と、この第1のグループと走行経路の
半周期遅れた箇所に設けられ、最大21枚のフィン5を
取り付けることができる合計21対の第2のグループの
取付け金具33と、を備えている。また、第2の系列の
チェーン21cと21dにも第1の系列のチェーン18
aと18bと同等の第1と第2のグループの取付け金具
33を同じ数だけ設けてある。従って、図1に示すよう
に、この整列コンベア58には、第1のステッピングモ
ータ8aにより駆動されて走行する第1の系列に属する
第1のグループ(一群)のフィン5及び第2のグループ
(一群)のフィン5と、第2のステッピングモータ8b
に駆動されて走行する第2の系列に属する第1のグルー
プ(一群)のフィン5及び第2のグループ(一群)のフ
ィン5と、を備えている。
【0031】なお、図1に示す整列コンベア58の左側
端部(入口)には、第1の駆動軸24と結合して第1の
駆動軸24に伴って回動する第1の駆動用スプロケット
22a、22bと、第1の駆動軸24に対して回動自在
に支持されている第2の従動スプロケット22c、22
dと、を設けてあり、整列コンベア58の右側端部(出
口)には、第2の駆動軸26と結合して第2の駆動軸2
6に伴って回動する第2の駆動用スプロケット25c、
25dと、第2の駆動軸26に対して回動自在に支持さ
れている第1の従動スプロケット25a、25bと、を
設けてある。この第1の駆動用スプロケット22a、2
2bと第1の従動スプロケット25a、25bに夫々第
1の系列のチェーン18aと18bを掛けてある。そし
て、第2の駆動用スプロケット25c、25dと第2の
従動スプロケット22c、22dに夫々第2の系列のチ
ェーン21cと21dを掛けてある。第1及び第2の駆
動軸24、26は、第1及び第2のステッピングモータ
8a、8bの対応する各回転軸とタイミングベルトを介
して連結している。
【0032】フィン5は、図1に示すように、L字状の
金属板であり、隣合うフィン5によって区画された間隙
にギャップ部6を形成している。このギャップ部6は、
袋詰め品1の厚みよりも僅かに広く形成してある。即
ち、袋詰め品1が直立状態において若干ルーズな状態で
袋詰め品1を保持できるようにしてある。また、フィン
5は、整列コンベア58の入口で放射状に広がり袋詰め
品1の投入口23を形成し、この投入口23の中に導入
コンベア4によって搬送されてくる袋詰め品1が滑り込
むように構成してある。この投入口23を形成するフィ
ン5の各走行位置が受入れ位置43である。なお、導入
コンベア4によって搬送される袋詰め品1は、底部が前
方となって搬送され、従って、ギャップ部6に1個ずつ
供給された袋詰め品1は、底部を下にして直立状態で整
列する。この図1及び図2に示す整列コンベア58が図
9及び図10に示す整列コンベア58である。そして、
各グループを構成するフィン5の枚数は6枚であり、押
し出しプレート11が1回で押し出す5個の袋詰め品1
を丁度保持する枚数としている。
【0033】次に、この箱詰め装置の電気回路を図14
に示すブロック図を参照して説明する。箱詰め装置は、
コントローラ(制御手段であるCPU)27を備えてお
り、このコントローラ27が記憶部28に予め記憶され
ているプログラムに従って各種演算処理を行って第1及
び第2のステッピングモータ8a、8b、及び押し出し
プレート11を動作させるためのステッピングモータ4
1等の各駆動部を駆動している。コントローラ27と接
続する設定表示部30は、例えば第1及び第2の各系列
のフィン5が導入コンベア3から袋詰め品1の供給を受
ける際(図9)の走行速度を設定したり、5個の袋詰め
品1の受入れ又は取り出し(図9(b)、(c))が終
了したグループのフィン5を、次の工程の取り出し位置
19又は受入れ位置43の側に移動させる際の走行速度
を設定することができ、更に、各工程の動作タイミング
等を設定することができるものである。
【0034】また、袋詰め品1の受入れ又は取り出しが
終了したグループのフィン5を、次の工程の取り出し位
置19又は受入れ位置43に移動させる際の走行速度
は、各グループのフィン5が導入コンベア3から袋詰め
品1の供給を受ける際の走行速度よりも高速に設定され
ており、コントローラ27は、各グループのフィン5を
その設定された高速の走行速度でその2つの工程間を走
行させることができる。なお、導入コンベア3から袋詰
め品1の供給を受ける際のフィン5の走行速度とは、間
歇走行するフィン5の平均速度を言う。ただし、フィン
5が一定速度で走行する形式の整列コンベアとした場合
は、その走行速度を言う。
【0035】そして、コントローラ27は、記憶部28
に記憶されているプログラムに従って、第1の系列のフ
ィン5のグループ及び第2の系列のフィン5のグループ
のうちのいずれか一方のフィン5のグループに、図9
(a)に示すように導入コンベア3から袋詰め品1の供
給を受けるように間歇走行させると同時に、他方のフィ
ン5のグループを、図9(b)に示すように押し出しプ
レート11により袋詰め品1が取り出される取り出し位
置19で停止又は徐行させて待機させることができる手
段を備えている。
【0036】また、コントローラ27は、記憶部28に
記憶されているプログラムに従って、第1の系列のフィ
ン5のグループ及び第2の系列のフィン5のグループの
うちのいずれか一方のフィン5のグループが受入れ位置
43で袋詰め品1を受け入れている状態で、他方のフィ
ン5のグループが袋詰め品1の取り出しを終了して受入
れ位置43の手前で待機させることができる手段、及び
一方のフィン5のグループが受入れ位置43で袋詰め品
1を受け入れている状態で、他方のフィン5のグループ
が予め設定された所定個数、例えば5個の袋詰め品1の
受入れを終了して取り出し位置19の手前で待機させる
ことができる手段を備えている。そして、これを実現す
ることができるように、図1に示すように、第1の系列
の第1のフィン5のグループから袋詰め品1が取り出さ
れた後に、第1の系列の第2のフィン5のグループが、
二点鎖線で示すように、第2の系列の第1のフィン5の
グループの手前で待機可能なようにこの整列コンベア5
8の長さを定めてある。更に、5個の袋詰め品1の受入
れを終了した第2の系列の第1のフィン5のグループが
取り出し位置19の手前の二点鎖線で示す所定位置で待
機可能なようにこの整列コンベア58の長さを定めてあ
る。ただし、図9及び図10では、整列コンベア58を
概略的に短く表してあるが、図1と同一のものである。
【0037】更に、コントローラ27には、取り出し位
置センサ31、物品センサ20、原点位置センサ42、
パルス発信器32a、32b、38、ドライバ39a、
39b、40、ステッピングモータ8a、8b、41、
記憶部28、及び詳細には示さないがこの箱詰め装置に
設けられている拡縮装置16等の各種駆動部及びセンサ
が接続している。取り出し位置センサ31は、所定数の
例えば5個の袋詰め品1が供給されたフィン5のグルー
プが袋詰め品1が取り出される取り出し位置19の方向
に搬送されたときに、そのフィン5のグループを検出し
て、図1に示す取り出し位置(第1の系列の第1のフィ
ン5のグループが停止している位置)19に停止させる
ためのものである。物品センサ20は、図1に示すよう
に、導入コンベア4により搬送されてきた1つの袋詰め
品1が1つのギャップ部6に装填された時にその袋詰め
品1を検出し、この検出信号によって次のギャップ部6
を袋詰め品1の投入位置に移動させるためにフィン5を
駆動するためのものである。原点位置センサ42は、図
9(b)に示すように、押し出しプレート11が原点位
置にあるときにこの押し出しプレート11を検出するた
めのものである。原点位置にある押し出しプレート11
が検出されると、取り出し位置19にあるフィン5のグ
ループが保持している袋詰め品1を押し出して取り出す
ことができる。
【0038】各パルス発信器32a、32b、38は、
コントローラ27により指示された数のパルスを発信す
るものであり、各ドライバ39a、39b、40は、こ
の発信されたパルスに応じた回転角度だけ対応する各ス
テッピングモータ8a、8b、41を回転駆動させるも
のである。
【0039】上記のように構成された袋詰め装置の整列
コンベア58の動作を図15に示すフローチャートを参
照して説明する。第1の系列のフィン5のグループ及び
第2の系列のフィン5のグループのうちのいずれか一方
のフィン5のグループが袋詰め品1の受入れ位置43に
移動すると、このフィン5どうしの夫々のギャップ部6
に袋詰め品1が投入されたか否かをコントローラ27が
判定し(S100)、ギャップ部6に袋詰め品1が投入
されてYESと判定したときはフィン5を1ピッチだけ
送るように対応するステッピングモータを駆動させる
(S102)。そして、予め設定されている所定数の例
えば5個の袋詰め品1がこのグループの6枚のフィン5
の5つの各ギャップ部6に供給されたか否かをコントロ
ーラ27が判定し(S104)、5個の袋詰め品1が供
給されておらずNOと判定したときは、ステップS10
0〜S104の処理を繰り返して行う。そして、ステッ
プS104において、5個の袋詰め品1が供給されてY
ESと判定したときは、フィン5が受入れ位置43を通
る際の速度よりも高速でこのフィン5を受入れ位置43
から次工程の取り出し位置19に移動させる(S10
6)。フィン5のグループが取り出し位置19に移動す
ると、このフィン5どうしの夫々のギャップ部6に保持
されている5個の袋詰め品1が押し出しプレート11に
より押し出されて取り出され、次に、後述する複数の所
定位置に停止させ(S108)、しかる後に、受入れ位
置43を通る際の速度よりも高速でこの所定位置から次
工程の受入れ位置43に走行させる。ただし、各フィン
5のグループは、前方の他のフィン5のグループと干渉
(接触)しないように制御されて走行するようになって
いる。
【0040】このように、受入れ位置43と取り出し位
置19との間の各グループのフィン5の移動速度は、受
入れ位置43を通る際の速度よりも高速としているの
で、移動時間の短縮を図ることができ、この整列コンベ
ア58に対する袋詰め品1の供給及び取り出しに要する
1サイクル時間の短縮を図ることができる。その結果、
箱詰め装置の処理能力の向上を図ることができる。
【0041】そして、第1及び第2の系列のフィン5を
夫々独立して走行させることができるので、第1及び第
2のフィン5のうちの一方のフィン5のグループが袋詰
め品1を受け入れるために間歇駆動されて受入れ位置4
3を所定の受入れ速度で走行している状態で、取り出し
位置19で例えば停止している他方のフィン5のグルー
プから袋詰め品1を取り出すことができる。受入れ速度
とは、間歇駆動されているフィン5の平均走行速度を言
う。
【0042】従って、一方のフィン5のグループが袋詰
め品1の受入れ又は取り出しが行われている状態でその
処理が終了するまで他方のフィン5のグループに対して
の袋詰め品1の取り出し又は受入れを待つ必要がなく、
よって、この整列コンベア58への袋詰め品1の供給及
び取り出しの1サイクル時間の短縮を図ることができ
る。
【0043】また、図1に二点鎖線で示すように、第1
及び第2の系列のフィン5のグループうちのいずれか一
方のフィン5のグループが受入れ位置43で袋詰め品1
を受け入れている状態で、他方のフィン5のグループが
袋詰め品1の取り出しを終了して受入れ位置43の手前
で待機することができ、そして一方のフィン5のグルー
プが受入れ位置43で袋詰め品1を受け入れている状態
で、他方のフィン5のグループが袋詰め品1の受入れを
終了して取り出し位置19の手前で待機することができ
る。従って、袋詰め品1の取り出し、及び受入れを順次
続けて行うことができ、これにより、この整列コンベア
58が適用されている箱詰め装置の処理能力の向上を図
ることができる。
【0044】次に、図2及び図6乃至図8等を参照して
フィン5の取付け機構44を説明する。フィン5の取付
け機構44は、図2に示すように、第1及び第2の系列
の各チェーン18、21に多数設けられている各対の取
付け金具33、33、・・・にフィン5、・・・を着脱
自在に取り付けるための機構である。この実施形態では
各グループごとに21対の取付け金具33、33を夫々
設けてあり、各対の取付け金具33、33にフィン5を
1枚ずつ取り付けることができ、各取付け機構44は夫
々同等であるので図2に示す第1の系列の第1のグルー
プの1つの取付け機構44を説明し、他の取付け機構4
4の説明を省略する。
【0045】この取付け機構44は、チェーン18aと
18bに設けられている一対の各取付け金具33、33
(図7参照)が備えている挿通孔45と、フィン5の下
面に設けられている抜け止め部46と、を備えている。
各取付け金具33、33は、図6及び図7に示すように
略長方形の板状体であり、連結部材49を介して対応す
る各チェーン18a、18bに取り付けられている。挿
通孔45は、一対の各取付け金具33、33に設けら
れ、互いに連通する略円形の幅広部47と、この幅広部
47よりも幅の狭い長孔の狭隘部48と、から成ってい
る。抜け止め部46は、図6及び図7に示すように円板
状体であって、フィン5の下面に互いに所定の間隔を隔
てて平行して突設されている一対の伸延部50、50の
各下端にナット51によりネジ止めされている。この抜
け止め部46は、外径が挿通孔45の幅広部47の内径
よりも小さく、狭隘部48の幅よりも広い形状であり、
幅広部47から挿通して狭隘部48側に移動した状態で
狭隘部48の縁部48aの下面に当接可能なものであ
る。
【0046】そして、各伸延部50は、図6に示すよう
に、短円筒形の押し止め部材52の内孔に挿通してい
る。押し止め部材52は、伸延部50に対して長さ方向
に移動自在であり、下端部に大径の鍔状部52aを設け
てある。そして、この押し止め部材52の外周にコイル
ばね53が装着されており、このコイルばね53の下端
が鍔状部52aと当接してばね力によってこの押し止め
部材52を抜け止め部46に押し付けている(図6
(a)の状態)。図6(b)は、コイルばね53のばね
力に抗して押し止め部材52を上方にスライドさせた状
態を示している。また、図7(a)、図6(a)に示す
ように、一対の取付け金具33と33の一方(同図の右
側の取付け金具33)の下面には短円柱形の係止部54
を突設してある。係止部54は、図8に示すように、狭
隘部48の縁部48aの下面にばね53によって押し付
けられている抜け止め部46と係合して、抜け止め部4
6が幅広部47側に移動しないように係止して、フィン
5がこの一対の取付け金具33、33から外れないよう
にしている。更に、係止部54と抜け止め部46とが係
合した状態で伸延部50が狭隘部48の内縁48aと当
接しており、これによって、係止部54は、フィン5の
この一対の取付け金具33、33に対する位置決めの機
能も果たしている。
【0047】上記のように構成された取付け機構44に
よると、各フィン5を各グループの一対の各取付け金具
33、33に着脱自在に取り付けることができる。フィ
ン5をいずれかのグループの一対の取付け金具33、3
3に取り付けるときは、フィン5を図1に示す所定の向
きに向けて、図7(a)、(b)に示すように、フィン
5に設けられている一対の抜け止め部46を、一対の取
付け金具33、33が備えている各挿通孔45の幅広部
47内にばね53の力に抗して上方から挿通して押し込
む。この際、押し止め部材52の鍔状部52aの下面が
幅広部47の縁部の上面と当接するので、フィン5は、
一対のばね53の力によって上方に付勢されている。そ
して、図7(c)、(d)に示すように、一対の抜け止
め部46を各幅広部47内に押し込んだ状態で狭隘部4
8側に移動させて、一対の各伸延部50が各狭隘部48
の右端の縁部48a当接する位置にフィン5を右側に移
動させる。この際、同図の右側の抜け止め部46に係止
部54を乗り越えさせる。次に、作業者がフィン5を下
方に押し込む力を緩めて、図8に示すように、一対のば
ね53の力によって各抜け止め部46が各狭隘部48の
縁部48aの下面に押し付けられるようにすればよい。
抜け止め部46が狭隘部48の縁部48aの下面に押し
付けられた状態では、抜け止め部46の幅広部47側へ
の移動が係止部54により係止されるので、フィン5が
取付け金具33、33から外れないようにすることがで
きる。フィン5を一対の取付け金具33、33から取り
外すときは、上記取付け手順と逆の手順を行えばよい。
即ち、フィン5を一対のばね53の力に抗して下方に押
し込んで抜け止め部46を狭隘部48の縁部48aの下
面から引き離し、この引き離した状態で抜け止め部46
に係止部54を乗り越えさせて幅広部47側に移動さ
せ、そして抜け止め部46を幅広部47から抜き取れば
よい。
【0048】この箱詰め装置は、フィン5、・・・どう
しの各ギャップ部6に袋詰め品1を保持する構成であ
り、従って、袋詰め品1の厚みが変更する場合は、袋詰
め品1の厚みに応じた間隔となるようにこの複数のフィ
ン5の取付け位置を変更する必要がある。そこで、この
取付け機構44によると、取付け金具33、33(チェ
ーン)に対するフィン5の取付け及び取り外しの際に工
具を全く必要とせず、簡単に着脱させることができる。
そして、係止部54により、フィン5を所定の取付け位
置に位置決めすることができるし、稼働中に外れないよ
うにすることができる。また、外装箱2に箱詰めする袋
詰め品1の個数の変更に応じてフィン5の取付け枚数を
変更する場合も、フィン5の取付け又は取り外しを簡単
に行うことができる。
【0049】〔押し出しプレート11とその作動機構〕
押し出しプレート11は、図3乃至図5及び図9(b)
等に示すように、金属製プレートからなっており、袋詰
め品1を押し出す押圧部には整列コンベア58に設けた
各フィン5と干渉を避けることができる幅のスリット1
2を備えている。従って、押し出しプレート11は、各
グループごとに取り付けられているフィン5の枚数と各
フィン5のギャップ部6の間隔に応じたものが用意され
ている。この押し出しプレート11は、水平方向直動機
構55によって作動する。直動機構55は、図5の側面
図に示すように、往復テーブル56を有し、この往復テ
ーブル56の移動経路が整列コンベア58の搬送方向5
7に対して直交すると共に、この整列コンベア58の搬
送面と平行する方向(水平方向)に配置されて本体フレ
ーム37に設けてある。直動機構55は、その往復テー
ブル56が図3及び図5に示すストロークS1 の範囲内
を往復移動する構成である。直動機構55の往復テーブ
ル56に設けられている押し出しプレート11が図5に
示す原点位置からストロークS1 だけ前進すると、整列
コンベア58上に整列する5個の袋詰め品1を保持プレ
ート9と9との間に移動させることができる。
【0050】この直動機構55は、図には示さないが例
えばタイミングベルト式のものである。タイミングベル
トには、往復テーブル56が結合しており、この往復テ
ーブル56はレール(図示せず)に案内されて往復移動
自在であ。タイミングベルトは、従動側タイミングプー
リとステッピングモータ41の回転軸に設けられている
駆動側タイミングプーリに掛けてある。ステッピングモ
ータ41、レール、従動側タイミングプーリ、及び駆動
側タイミングプーリは、本体フレーム37側に設けてあ
る。ただし、直動機構55をタイミングベルト式とした
が、他の駆動形式のものを使用して往復テーブル56に
設けられている押し出しプレート11を往復移動させて
もよい。
【0051】ステッピングモータ41は、コントローラ
(CPU)27により自動制御されて駆動し、コントロ
ーラ27は図16のフローチャートに示す内容の予め定
めたプログラムに従って処理を行う。押し出しプレート
11は、コントローラ27により駆動制御されて、フィ
ン5の4つのグループのうちの1つのグループが図9
(b)に示す袋詰め品1の取り出し位置19で停止して
いるときに、整列コンベア58の側方の同図に示す原点
位置から整列コンベア58上を横切る略水平方向の所定
の移動経路を移動して、フィン5どうしの各ギャップ部
6に保持されている5個の袋詰め品1を押し出し、そし
て、この5個の袋詰め品1を保持プレート9と9との間
に移送することができる。そして、袋詰め品1が押し出
された一群のフィン5と干渉しないタイミングでその所
定の移動経路を上記と逆の方向に移動して原点位置に戻
ることができる構成となっている。
【0052】次に、直動機構55の動作を図16に示す
フローチャートを参照して説明する。今、押し出しプレ
ート11が図9(b)に示す原点位置にあるとする。整
列コンベア58のフィン5の1つのグループに5個の袋
詰め品1が供給されて、そのフィン5のグループが図9
(b)に示す取り出し位置19に停止していることを取
り出し位置センサ31が検出すると(S200)、直動
機構55のステッピングモータ41を駆動して押し出し
プレート11を原点位置からスライドさせて、図9
(c)に示すように袋詰め品1を保持プレート9と9の
間に移送する(S202)。そして、図10(a)に示
すように直動機構55を後退駆動して押し出しプレート
11を整列コンベア58の少し手前で停止させる(S2
04、S206)。そして、この袋詰め品1が取り出さ
れたフィン5のグループが所定位置に移動して停止して
いるか否かを判定して(S208)、フィン5のグルー
プが所定位置に停止しておりYESと判定したときに直
動機構55を後退駆動して押し出しプレート11を原点
位置に戻す(S210)。
【0053】押し出しプレート11が原点位置に戻るこ
とができるフィン5のグループの所定位置とは、押し出
しプレート11が整列コンベア58を横切る際に押し出
しプレート11の各スリット12にフィン5が通り抜け
ることができる位置である。この実施形態では、5個の
袋詰め品1が取り出されたフィン5のグループは、取り
出し位置からフィン5の1ピッチ分ずつ間歇走行して、
フィン5が停止しているときに、図10(a)、(b)
に示すように整列コンベア58の手前で停止している押
し出しプレート11が原点位置に戻るようになってい
る。このように、フィン5が間歇走行を行う際に停止す
る各位置が上記所定位置である。そして、押し出しプレ
ート11が原点位置に戻った後は、そのフィン5のグル
ープを上記所定の高速度で走行させて受入れ位置43に
移動させる。勿論、前方のフィン5の他のグループと干
渉しないように、及び導入コンベア4から袋詰め品1を
受け入れることができるように走行速度が制御されてい
る。このようにして、押し出しプレート11は、フィン
5の1つのグループに保持されている袋詰め品1を取り
出して、次のグループのフィン5に保持されている袋詰
め品1を取り出すことができる元の原点位置に戻ること
ができ、上記と同様の手順を繰り返すことにより、順次
袋詰め品1をこの整列コンベア58から取り出すことが
できる。
【0054】ただし、袋詰め品1が取り出されたフィン
5のグループが取り出し位置19からフィン5の1ピッ
チ分ずつ間歇走行して押し出しプレート11が原点位置
に戻るまでの各停止位置を所定位置とする構成とした
が、これに代えて、フィン5のグループが取り出し位置
19からフィン5の2ピッチ分以上の所定のピッチ分ず
つ間歇走行する構成としてもよい。なお、図13は、フ
ィン5のグループが取り出し位置から最初の所定位置に
移動する前に押し出しプレート11が原点位置に戻った
場合を示している。
【0055】上記のように構成された押し出しプレート
11の水平方向直動機構55によると、押し出しプレー
ト11が整列コンベア58上を横切る略水平方向の所定
の移動経路を往復移動して1つのフィン5のグループに
保持されている袋詰め品1を取り出しているので、押し
出しプレート11を昇降移動させる図19に示す従来の
箱詰め装置と比較して、その昇降分の高さだけ箱詰め装
置の高さを低くして嵩を小さくすることができる。そし
て、図10(a)に示すように、袋詰め品1を押し出し
て原点位置に戻る際に、整列コンベア58の手前で停止
して、フィン5のグループが複数の所定位置のうちのい
ずれかの所定位置に停止したことを判定したときに押し
出しプレート11を原点位置に戻しており、これによっ
て、押し出しプレート11が原点位置に戻るまでの待ち
時間が短くて済み、そして、袋詰め品1が取り出された
フィン5のグループを袋詰め品1の受入れ位置43に近
づける方向に移動させることができる。その結果、この
箱詰め装置の処理能力の向上を図ることができる。
【0056】ただし、上記実施の形態では、袋詰め品1
を1列に5個並べたが、5個以外の他の所定の複数個と
することができる。そして、袋詰め品1を1列にして外
装箱2に収納したが、2以上の所定の列とすることがで
きる。また、1列に5個並べて1段詰めとしたが複数段
とすることができる。なお、このように袋詰め品1の1
列の個数、列数、及び段数を変更する場合は、押し出し
プレート11の形状、保持プレート9の間隔、押し込み
プレート13の昇降ストローク、及びそれらの動作タイ
ミング等を必要に応じて変更することとする。
【0057】また、上記実施の形態では、図9に示すよ
うに、袋詰め品1を1個ずつ導入コンベア4より整列コ
ンベア58に供給して、整列コンベア58上に袋詰め品
1を1列で5個整列する構成としたが、図には示さない
が、袋詰め品1を例えば2個以上の所定個数ずつ横1列
に並べた状態で導入コンベア4より整列コンベア58に
供給して、袋詰め品1を2個以上の所定個数ずつフィン
5どうしのギャップ部6に夫々投入し、2以上の所定の
列に整列する構成としてもよい。その場合、押し出しプ
レート11の形状、保持プレート9と9の間隔、及びそ
れらの動作タイミング等を必要に応じて変更することと
する。
【0058】更に、上記実施の形態では、図9に示すよ
うに、導入コンベア4上の袋詰め品1は、横倒しとして
底を前方に向けているので、整列コンベア58上では起
立状態で整列しているが、導入コンベア4上の袋詰め品
1を横倒しとして側縁(長辺側の横縁)を前方に向ける
ことにより、整列コンベア58上でこの側縁を下側位置
にして横に立った状態で整列するようにしてもよい。こ
のように袋詰め品1を整列させて箱詰めするのは、例え
ば袋詰め品1の長辺側の他方の側縁がこの袋詰め品1の
上部となる場合である。
【0059】そして、上記実施の形態では、図1に示す
ように、第1と第2の各々の系列にフィン5の第1と第
2の2つのグループを取り付けることができる構成とし
たが、これに代えて、第1と第2の各々の系列にフィン
5の1つのグループを取り付けることができる構成とし
てもよい。また、上記実施形態において、コントローラ
27は、記憶部28に記憶されているプログラムに従っ
て、第1の系列のフィン5のグループ及び第2の系列の
フィン5のグループのうちのいずれか一方のフィン5の
グループが袋詰め品1の取り出しのために取り出し位置
19に停止(又は徐行)して待機する状態で、他方のフ
ィン5のグループが予め設定された所定個数、例えば5
個の袋詰め品1の受入れを終了して取り出し位置19の
手前で待機させることができる手段を備える構成として
もよい。この構成により、一方のフィン5のグループが
袋詰め品1の取り出しのために取り出し位置19に待機
する状態で、他方のフィン5のグループが袋詰め品1の
受入れを終了して取り出し位置19の手前で待機するこ
とができ、その結果、箱詰め装置の処理能力の向上を図
ることができる。
【0060】
【発明の効果】第1の発明に係る搬送装置によると、物
品の受入れ又は取り出しが終了した一群の第1又は第2
の仕切り手段を、受入れ位置を通る速度よりも高速で走
行させて次工程の取り出し位置又は受入れ位置に向かっ
て移動させることができる構成である。従って、受入れ
位置と取り出し位置との間の仕切り手段の移動時間の短
縮を図ることができ、これにより、この搬送装置に対す
る物品の供給及び取り出しに要する1サイクル時間の短
縮を図ることができる。従って、この搬送装置を箱詰め
装置に適用すると、箱詰め装置の処理能力の向上を図る
ことができる。
【0061】第2の発明に係る搬送装置によると、例え
ば一方の仕切り手段の一群が取り出し位置で停止して物
品が取り出されている状態であっても他方の仕切り手段
の一群を停止させる必要がなく、受入れ位置で所定の受
入れ速度で走行させて物品を受け入れさせることができ
る。従って、一方の仕切り手段の一群が物品の受入れ又
は取り出しが行われている状態でその処理が終了するま
で他方の仕切り手段の一群に対しての物品の取り出し又
は受入れを待つ必要がなく、よって、この搬送装置への
物品の供給及び取り出しの1サイクル時間の短縮を図る
ことができる。これにより、この搬送装置を箱詰め装置
に適用すると、箱詰め装置の処理能力の向上を図ること
ができる。
【0062】第3の発明に係る搬送装置によると、第1
及び第2の仕切り手段のうちのいずれか一方の仕切り手
段が受入れ位置を離れた直後に他方の仕切り手段を受入
れ位置に移動させることができ、又は一方の仕切り手段
が取り出し位置を離れた直後に他方の仕切り手段を取り
出し位置に移動させることができる。従って、物品の取
り出し又は受入れを順次続けて行うことができる。これ
により、この搬送装置を箱詰め装置に適用すると、箱詰
め装置の処理能力の向上を図ることができる。
【0063】第4の発明に係る搬送装置は、仕切り手段
どうしの間隙に物品を保持する構成であり、従って、物
品の厚みが変更する場合は、物品の厚みに応じた間隔と
なるようにこの複数の仕切り手段の取付け位置を変更す
る必要がある。そこで、この搬送装置によると、仕切り
手段の搬送手段に対する取付け及び取り外しの際に工具
を全く必要とせず、簡単に着脱させることができる。そ
して、係止部により、仕切り手段を所定の取付け位置に
位置決めすることができるし、稼働中に外れないように
することができる。
【0064】第5の発明に係る箱詰め装置によると、取
り出し手段が搬送装置上を横切る略水平方向の所定の移
動経路を往復移動して一群の仕切り手段に保持されてい
る物品を取り出す構成であるので、押し出しプレート1
1を昇降移動させる従来の箱詰め装置と比較して、その
昇降分の高さだけ箱詰め装置の高さを低くして嵩を小さ
くすることができる。そして、物品が押し出された一群
の仕切り手段が所定位置に前進したときに、押し出しプ
レートを原点位置に戻す構成であるので、その一群の仕
切り手段を次の工程を行う位置に近づけることができ、
これにより、この箱詰め装置の処理能力の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る箱詰め装置に設
けられている整列コンベアの正面図である。
【図2】同実施の形態の図1に示す整列コンベアの平面
図である。
【図3】同実施の形態に係る箱詰め装置の平面図であ
る。
【図4】同実施の形態に係る箱詰め装置の正面図であ
る。
【図5】同実施の形態に係る箱詰め装置の側面図であ
る。
【図6】同実施の形態の整列コンベアに設けられている
フィンの取付け機構を示し、(a)は押し止め部材が抜
け止め部と当接している状態及び取付け金具を示す拡大
正面図、(b)は押し止め部材を上方にスライドさせた
状態を示す拡大正面図、(c)は取付け金具の拡大平面
図である。
【図7】(a)は同実施の形態のフィンの抜け止め部を
挿通孔の幅広部内に挿入して押し込んだ状態を示す取り
付け機構の正面図、(b)は図7(a)のA−A方向か
ら見た取り付け機構の断面図、(c)は抜け止め部を挿
通孔の狭隘部内にスライドさせた状態を示す取り付け機
構の正面図、(d)は図7(c)のB−B方向から見た
取り付け機構の断面図である。
【図8】(a)は同実施の形態のフィンの抜け止め部を
狭隘部の縁部の下面に当接させて取り付けた状態を示す
取り付け機構の正面図、(b)は図8(a)のC−C方
向から見た取り付け機構の断面図である。
【図9】同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め手
順を示す図であり、(a)は袋詰め品を整列コンベア上
に供給する状態を示す斜視図、(b)は袋詰め品が整列
コンベア上に整列した状態を示す斜視図、(c)は押し
出しプレートが袋詰め品を押し出した状態を示す斜視図
である。
【図10】同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め
手順を示す図であり、(a)は押し出しプレートが整列
コンベアの手前で停止している状態を示す斜視図、
(b)は押し出しプレートが原点位置に戻った状態を示
す斜視図、(c)は袋詰め品が保持プレートとサイドプ
レートによって挟み込まれた状態を示す斜視図である。
【図11】同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め
手順を示す図であり、(a)は外装箱が上昇しダンパー
板が開いた状態を示す斜視図、(b)は保持プレートが
開き押し込みプレートが下降した状態を示す斜視図、
(c)は袋詰め品が外装箱内に押し込まれた状態を示す
斜視図である。
【図12】同実施の形態に係る箱詰め装置による箱詰め
手順を示しダンパー板が閉じる方向に移動する状態を示
す図である。
【図13】押し出しプレートが原点位置に戻るタイミン
グの他の例を示す斜視図である。
【図14】同実施の形態に係る箱詰め装置の電気回路を
示すブロック図である。
【図15】同実施の形態に係る整列コンベアの動作手順
を示すフローチャートである。
【図16】同実施の形態に係る押し出しプレートの動作
手順を示すフローチャートである。
【図17】従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す図
であり、(a)は袋詰め品が整列コンベア上に整列した
状態を示す斜視図、(b)は押し出しプレートが袋詰め
品を押し出した状態を示す斜視図である。
【図18】同従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す
図であり、(a)は外装箱が袋詰め品を覆う状態を示す
斜視図、(b)は袋詰め品が収納された外装箱を保持プ
レートから引き離す状態を示す斜視図である。
【図19】同従来の箱詰め装置に設けられている袋詰め
品を押し出す装置の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 袋詰め品 2 外装箱 5 フィン 6 ギャップ部 8a、8b、41 ステッピングモータ 11 押し出しプレート 19 取り出し位置 27 コントローラ 33 取付け金具 43 受入れ位置 44 取付け機構 45 挿通孔 46 抜け止め部 47 幅広部 48 狭隘部 53 ばね 54 係止部 55 水平方向直動機構 58 整列コンベア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が搬送方向に沿って物品の保持可能
    な間隔を隔てて第1の搬送手段に設けられ物品の受入れ
    位置と取り出し位置を通って走行する一群の第1の仕切
    り手段と、夫々が搬送方向に沿って物品の保持可能な間
    隔を隔てて第2の搬送手段に設けられ上記受入れ位置と
    上記取り出し位置を通って走行する一群の第2の仕切り
    手段と、第1及び第2の搬送手段を夫々独立して走行さ
    せる駆動手段と、物品の受入れ又は取り出しが終了した
    一群の第1又は第2の仕切り手段を、上記受入れ位置を
    通る速度よりも高速で走行させて次の工程の上記取り出
    し位置又は上記受入れ位置に向かって移動させる制御手
    段と、を具備することを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の搬送装置において、上
    記制御手段は、一群の第1の仕切り手段及び一群の第2
    の仕切り手段のうちのいずれか一方に上記受入れ位置を
    所定の受入れ速度で走行させると同時に、他方を上記取
    り出し位置で待機させることができる搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の搬送装置におい
    て、一群の第1の仕切り手段及び一群の第2の仕切り手
    段のうちのいずれか一方が上記受入れ位置で物品を受け
    入れている状態で、他方が物品の取り出しを終了して上
    記受入れ位置の手前で待機し、又は上記一方が上記受入
    れ位置で物品を受け入れている状態で、他方が物品の受
    入れを終了して上記取り出し位置の手前で待機可能な構
    成であることを特徴とする搬送装置。
  4. 【請求項4】 複数の仕切り手段が搬送方向に沿って配
    置され、上記各仕切り手段が物品の保持が可能な間隔を
    隔てて取付け機構を介して着脱自在に上記搬送手段に設
    けられている搬送装置において、上記取付け機構が、上
    記搬送手段及び上記仕切り手段のうちのいずれか一方に
    設けられ互いに連通する幅広部と狭隘部から成る挿通孔
    と、上記両者のうちの他方に伸延部を介して設けられ上
    記幅広部から挿通して上記狭隘部側に移動した状態で上
    記狭隘部の縁部に当接可能な抜け止め部と、上記狭隘部
    側に移動している抜け止め部を上記狭隘部の縁部に押し
    付けるばねと、上記狭隘部の縁部に押し付けられている
    上記抜け止め部を上記幅広部側に移動しないように係止
    する係止部と、を具備することを特徴とする搬送装置。
  5. 【請求項5】 夫々が搬送方向に沿って物品の保持可能
    な間隔を隔てて第1の搬送手段に設けられている一群の
    第1の仕切り手段、夫々が搬送方向に沿って物品の保持
    可能な間隔を隔てて第2の搬送手段に設けられている一
    群の第2の仕切り手段、並びに第1及び第2の搬送手段
    を夫々独立して走行させる駆動手段を備える搬送装置
    と、第1又は第2の仕切り手段に保持されている物品を
    取り出す取り出し手段と、を備え、この取り出し手段に
    より取り出された物品を外装箱内に詰める箱詰め装置に
    おいて、 上記取り出し手段は、第1及び第2の仕切り手段のうち
    いずれか一方の一群が物品の取り出し位置で待機すると
    きに、上記搬送装置の側方の原点位置から上記搬送装置
    上を横切る略水平方向の所定の移動経路に沿って移動し
    て上記仕切り手段どうしの各間隙に保持されている物品
    を押し出し、物品が押し出された上記一群の仕切り手段
    が上記取り出し手段と干渉しない所定位置に前進したと
    きに上記所定の移動経路を上記と逆の方向に移動して上
    記原点位置に戻る構成としたことを特徴とする箱詰め装
    置。
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