JPH08282479A - 管内走行ピグにおける双方向走行装置 - Google Patents

管内走行ピグにおける双方向走行装置

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JPH08282479A
JPH08282479A JP7101638A JP10163895A JPH08282479A JP H08282479 A JPH08282479 A JP H08282479A JP 7101638 A JP7101638 A JP 7101638A JP 10163895 A JP10163895 A JP 10163895A JP H08282479 A JPH08282479 A JP H08282479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pig
pipe
blades
running
bidirectional
Prior art date
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Pending
Application number
JP7101638A
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English (en)
Inventor
Hideo Matsumoto
秀雄 松本
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COSMO ENG KK
Original Assignee
COSMO ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 マイターベントを有する配管内を双方向に確
実かつ安全に走行させることが可能な管内走行ピグにお
ける双方向走行装置を提供する。 【構成】 ピグブレード2、2′の外径は走行する管体
の内径より僅かに大きく反った状態で管体Pの内壁面に
当接する。各一対のピグブレード2、2および2′、
2′の間には、各々圧縮性材料により形成されたシール
ディスク3が挟設されている。ピグブレード2、2′と
シールディスク3は連結棒4により連結され軸方向に僅
かに移動可能な自由度を有すると共に、2枚のフランジ
1mは相互の間隔を変化させることができるようになっ
ている。、ピグブレード2、2′はシールディスク3の
圧縮性により、管軸方向に反転可能な適切な変形自由度
を有し、円滑に反転できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管内走行ピグにおける
双方向走行装置、特に、双方向走行が必要でマイターベ
ントを有するパイプライン設備等の目視点検用の管内走
行ピグにおける双方向走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、配管内にピグを走行させて、該
ピグに搭載したTVカメラや超音波探傷装置等により管
内面の傷等の状況を目視点検する方法がとられている。
管内にピグを走行させるには、通常、シールカップやブ
レードなどの受圧体をピグボディに取り付け、該ピグの
後方から空気などの駆動用気体を供給して、これにより
ピグの推進力を得るようにしている。
【0003】しかしながら、上記従来の管内走行ピグを
使用して図4に示すようなマイターベントMを有する配
管内を双方向に走行させようとすると、上記シールカッ
プタイプでは双方向の走行が不可能であり、また上記ブ
レードタイプでは、上記マイターベントにおいて配管の
内壁面とブレードとの間で駆動用空気の吹き抜け現象が
起こり、ピグの走行が不能となる等の問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、マイターベントを有する配管内を双方向に
確実かつ安全に走行させることが可能な管内走行ピグに
おける双方向走行装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管内走行ピグに
おける双方向走行装置は、TVカメラ等の管内検査装置
を搭載したピグボディを空気等の駆動用流体により推進
するように構成した管内走行ピグにおいて、上記ピグボ
ディの周囲の前後に各々一対のピグブレードを取り付け
ると共に、各一対のピグブレードの間に圧縮性のシール
ディスクを挟設したことを特徴とする。上記一対のピグ
ブレードは相互の間隔が変化するように取り付ける。ま
た、上記ピグブレードとシールディスクを連結棒により
連結すると共に、該連結棒に軸方向の自由度を持たせ
る。さらに、上記ピグボディの受圧面積がピグブレード
の受圧面積より大きくなるように構成したことも特徴と
する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1において、1はピグボディであ
って、その前面にはTVカメラ1aや照明装置1bが設
置されていると共に中間部の周囲には距離計1cが設け
られ、また、内部にはCCU(カメラ制御ユニット)1
d、VTR(ビデオテープレコーダ)1e、コントロー
ラ1f、ガス検知器1gおよびバッテリー1h等が設置
されている。なお、上記ピグボディ1に搭載する検査用
機器はこれらに限定するものではなく、環境測定装置や
超音波探傷装置等の検査目的に応じて適宜設置する。ま
た、前後のピグブレード2、2′の間のピグボディ1の
部分に、スケール除去用ブラシ(図示せず)を設置して
もよい。
【0007】上記ピグボディ1の周囲の前後部には、各
々一対のピグブレード2、2および2′、2′が配置さ
れている。これらのピグブレード2、2′は、例えば、
硬度50〜80の可撓性を有する材料(例えば、ウレタ
ン樹脂など)から成り、その外径は走行する管体の内径
より僅かに大きく、図1(B)に示すように、反った状
態で管体Pの内壁面に当接する。特に、マイターベント
Mにおいても内壁面との間に隙間ができないような外径
とする。
【0008】上記各一対のピグブレード2、2および
2′、2′の間には、各々シールディスク3が挟設され
ている。該シールディスク3は発泡ウレタン等の圧縮性
材料により形成され、その外径は上記ピグブレード2、
2′とほぼ同じ大きさとなっている。
【0009】図1(B)からも明らかなように、上記ピ
グブレード2、2′とシールディスク3は連結棒4によ
り連結されている。該連結棒4は上記ピグボディ1の外
周面に突設されたフランジ1mに取り付けられている。
該連結棒4は軸方向に僅かに移動可能な自由度を有する
と共に、上記2枚のフランジ1mは、例えば、図示のよ
うにピグボディ1を分割することにより、相互の間隔を
変化させることができるようになっている。なお、少な
くとも上記一対のピグブレード2、2(または2′、
2′)の相互の間隔を変化させる構成であればいずれで
もよい。
【0010】また、上記ピグブレード2、2′は、上記
シールディスク3の圧縮性により、管軸方向に反転可能
な適切な変形自由度を有し、円滑に反転できるように、
ピグボディ1の受圧面積S1がピグブレード2、2′の
受圧面積S2より大きくなるように構成されている。な
お、図3(C)に示すように、上記受圧面積S1はフラ
ンジ1mを含むピグボディ1の空気圧を受ける面積であ
り、一方、上記受圧面積S2は上記フランジ1mから外
方に露出しているピグブレード2、2′の空気圧を受け
る面積である。さらに、上記ピグブレード2、2′は、
管軸に直交する方向にも適当な自由度を有し、マイター
ベントMでの抵抗を少なくしている。
【0011】本実施例の走行装置は以上のように構成さ
れているので、図2に示すように、上記ピグボディ1が
マイターベントMを走行すると、上記シールディスク3
がその圧縮性によりマイターベントMの曲がりに追随し
て変形し、さらにシールディスク3のシール効果により
吹き抜け現象が無く、ピグは円滑に走行する。
【0012】また、上記ピグボディ1が停止後、図3
(A)の状態から(B)の状態に反転走行する場合、ピ
グボディ1の受圧面積S1がピグブレード2、2′の受
圧面積S2より大きく、しかも該ピグブレード2、2′
と連結棒4がスライド自由に連結されているため、ピグ
ボディ1が管軸方向に先に移行して管壁に接するピグブ
レード2、2′の反転が容易に行われ、反転走行すなわ
ち双方向走行が可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明の構成により、マイターベントを
有する配管内を双方向に確実かつ安全に走行させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一部切り欠き斜視図(A)およ
び要部拡大断面図(B)である。
【図2】配管のベント部における走行作用の説明図であ
る。
【図3】反転作用の説明図である。
【図4】マイターベントの説明図である。
【符号の説明】
1 ピグボディ 1a TVカメラ 1b 照明装置 1c 距離計 1d CCU 1e VTR 1f コントローラ 1g ガス検知器 1h バッテリー 1m フランジ 2、2′ピグブレード 3 シールディスク 4 連結棒 M マイターベント P 管体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TVカメラ等の管内検査装置を搭載した
    ピグボディを空気等の駆動用流体により推進するように
    構成した管内走行ピグにおいて、上記ピグボディの周囲
    の前後に各々一対のピグブレードを取り付けると共に、
    各一対のピグブレードの間に圧縮性のシールディスクを
    挟設したことを特徴とする双方向走行装置。
  2. 【請求項2】 上記一対のピグブレードを相互の間隔が
    変化するように取り付けることを特徴とする請求項1に
    記載の管内走行ピグにおける双方向走行装置。
  3. 【請求項3】 上記ピグブレードとシールディスクを連
    結棒により連結すると共に、該連結棒に軸方向の自由度
    を持たせたことを特徴とする請求項2に記載の管内走行
    ピグにおける双方向走行装置。
  4. 【請求項4】 上記ピグボディの受圧面積が上記ピグブ
    レードの受圧面積より大きくなるように構成したことを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の管内走行ピグ
    における双方向走行装置。
JP7101638A 1995-04-04 1995-04-04 管内走行ピグにおける双方向走行装置 Pending JPH08282479A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067936A (ja) * 2000-08-24 2002-03-08 Kowa Kk 管内移動装置
KR100906057B1 (ko) * 2008-12-09 2009-07-03 한국가스공사 인텔리전트 피그의 하드웨어 거치구조
WO2012141468A2 (ko) * 2011-04-11 2012-10-18 수자원기술 주식회사 관로 맵핑장치
WO2018097394A1 (ko) * 2016-11-24 2018-05-31 수자원기술 주식회사 엔코더 및 카메라를 구비한 관로 경로 위치 파악을 위한 관로 맵핑 프로브 장치

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WO2012141468A3 (ko) * 2011-04-11 2013-01-10 수자원기술 주식회사 관로 맵핑장치
WO2018097394A1 (ko) * 2016-11-24 2018-05-31 수자원기술 주식회사 엔코더 및 카메라를 구비한 관로 경로 위치 파악을 위한 관로 맵핑 프로브 장치

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