JP2533027B2 - 自律移動型配管メンテナンスロボット - Google Patents

自律移動型配管メンテナンスロボット

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JP2533027B2
JP2533027B2 JP3332877A JP33287791A JP2533027B2 JP 2533027 B2 JP2533027 B2 JP 2533027B2 JP 3332877 A JP3332877 A JP 3332877A JP 33287791 A JP33287791 A JP 33287791A JP 2533027 B2 JP2533027 B2 JP 2533027B2
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管系を管の外側から
非破壊的に診断するロボット装置に関し、特に配管の外
径の変化に柔軟に対応して、ロボット本体が形態変化を
しながら径違い部を通過し配管上を移動していくメンテ
ナンスロボットに係るものである。
【0002】
【従来の技術】現在、空調配管の劣化診断及び取り替え
時期の予想をするには次のような手法がとられている。 (1)X線透過写真撮影 (2)超音波による探傷及び厚さ測定 (3)ボアスコープ等による管内目視 (4)サンプルピース摘出による判断 これらのうち、ボアスコープによる管内目視やサンプル
ピースの摘出には配管内の水抜きが必要となり、既設の
建物にとって不都合が多い。X線透過法は撮影に対して
資格者が必要なことと、安全面の問題があり、容易に行
なえるものではない。そこで、ほとんどの場合は超音波
探傷が行なわれている。超音波探傷による厚さ測定方法
として、人手により探触子を管外壁に接触させて測定す
る基本的な方法の他、測定用の治具を製作して機械的に
接触させる方法や、ロボットを用いて自動的に測定する
方法などがある。
【0003】特開昭63−309840号「スイング移
動式配管群自動検査装置」には、配管を把持したり開放
したりする1組のクランプ装置が配管群内部を渡り歩き
ながら配管の検査を実行する自走式の装置が開示されて
いる。特開平2−231562号「配管非破壊診断装
置」には、配管の周囲を円周方向に回転可能なセンサ部
を含む診断装置が配管に沿って移動しながら配管の検査
を行なう装置が開示されている。これらの装置はいずれ
も、配管の外径が一定寸法である配管群に対しては有効
であるが、配管の外径が変化するレデューサ部に出会っ
たりするとクランプが困難になって、検査が続行できな
くなるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、配管
径の変化に柔軟に対応して検査を続行することが可能な
配管メンテナンスロボットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前述した目的
は、配管系を移動しながら管の外側から非破壊的に診断
するロボットであって、中央フレームから左右に略円弧
状に延伸するアーム列と、中央フレームに保持された第
1のローラーサポートに取付けられた第1の回転ローラ
ーと、右側アーム列に保持された第2のローラーサポー
トに取付けられた第2の回転ローラーと、左側アーム列
に保持された第3のローラーサポートに取付けられた第
3の回転ローラーと、前記各回転ローラーを駆動する走
行用モータとを備え、左右の各アーム列は、中央フレー
ムに枢支された第1アームと、第1アームに第1の伸縮
リンク機構を介して接続された第2アームと、第2アー
ムに第2の伸縮リンク機構を介して接続された第3アー
ムとを包含し、右側アーム列上には右側アーム列の各伸
縮リンク機構を駆動する右側伸縮用モータが取付けら
れ、左側アーム列上には左側アーム列の各伸縮リンク機
構を駆動する左側伸縮用モータが取付けられ、前記伸縮
リンク機構の伸縮運動により3個の回転ローラーに内接
する円の直径が可変となっており、これにより前記伸縮
リンク機構によるアームの収縮力が配管に対する締め付
け力になるように構成されていることを特徴とする自律
移動型配管メンテナンスロボットによって達成される。
【0006】かかる構成に基づき、本発明によれば、ア
ーム列の間に設けられた伸縮リンク機構の伸縮運動によ
り、3個の回転ローラーが内包する円の直径が可変とな
っているので、径の異なる複数の配管を検査する場合に
も1台のメンテナンスロボットで広範囲に対応すること
ができる。また、検査対象の配管の外径が途中で変化し
た場合でも、伸縮リンク機構の運動によりこれに追従し
て検査を続行できることになる。好適な実施態様とし
て、回転ローラーに隣接してストレインゲージを配置
し、回転ローラー部の締め付け力に対する反力を検出可
能とすれば、配管の径違い部分にさしかかったことが自
己判断できるので、制御装置により伸縮リンク機構を操
作し配管の変化に対応して形態変化を行わせることが可
能になる。
【0007】走行用モータには各種の小形モータが使用
可能であるが、回転停止時に保持トルクを有するものが
好ましい。また、ストッパ機構を設けることもできる
が、例えば超音波モータはストッパ機構等を別途設ける
ことなくトルクを保持するので、この目的には好適に使
用できる。「超音波モータ」とは、リング状の圧電素子
をいくつかに分割し別々に電圧がかけられるようにして
金属製の振動体に貼り付け、それに回転子を接触させた
ものである。「超音波モータ」については、例えば、1
990年オーム社発行の「最先端技術用語ベストセレク
ション」に詳細な説明がなされている。
【0008】さらに本発明のメンテナンスロボットは、
ロボットモジュールを3連に連結し、モジュール相互間
に関節式屈曲機構を設けて、3連のアーム列が屈曲しな
がら配管上を走行するように構成することもできる。か
かる3連アーム関節屈曲型のメンテナンスロボットにす
れば、配管の径違い部や交差部などをより確実に検知し
て形態変化しながら渡り歩くことが可能になる。以下、
添付図面の実施例を参照しながら本発明についてさらに
詳述する。
【0009】
【実施例】図1,図2は本発明によるメンテナンスロボ
ットが小径の配管P0の外周を把持している状態を表わ
しており、このロボット10は、中央フレーム12から
右側に略円弧状に延伸するアーム列14と、中央フレー
ム12から左側に略円弧状に延伸するアーム列16とを
備えている。右側のアーム列14は、中央フレーム12
に枢支された第1アーム21と、第1アーム21に第1
の伸縮リンク機構24を介して接続された第2アーム2
2と、第2アーム22に第2の伸縮リンク機構25を介
して接続された第3アーム23とを包含している。伸縮
リンク機構24,25はいわゆるレージトング(LAZ
Y TONGS)で構成されている。
【0010】左側のアーム列16は、中央フレーム12
に枢支された第1アーム31と、第1アーム31に第1
の伸縮リンク機構34を介して接続された第2アーム3
2と、第2アーム32に第2の伸縮リンク機構35を介
して接続された第3アーム33とを包含している。中央
フレーム12の真下には第1のローラーサポート41が
固定され、このローラーサポート41内に第1の回転ロ
ーラー44が取付られ、超音波モータ47で駆動される
ようになっている。
【0011】右側アーム列先端の第3アーム23には第
2のローラーサポート42が固定され、このローラーサ
ポート42内に第2の回転ローラー45が取付けられ、
超音波モータ48で駆動されるようになっている。左側
アーム列先端の第3アーム33には第3のローラーサポ
ート43が固定され、このローラーサポート43内に第
3の回転ローラー46が取付けられ、超音波モータ49
で駆動されるようになっている。
【0012】各回転ローラー44,45,46は、図示
のように配管P0の外壁に接触しているので、駆動モー
タ47,48,49に駆動されて回転すると、ロボット
10が配管P0の外壁に沿って前後に移動できるように
なっている。また、ローラサポート41,42,43を
90゜回転し、ロボット全体が円周方向に回転すること
ができる。
【0013】右側アーム列14上には右側アーム列の第
1及び第2の伸縮リンク機構24,25を駆動する右側
伸縮用モータ28が取付けられ、左側アーム列16上に
も左側アーム列の第1及び第2の伸縮リンク機構34,
35を駆動する左側伸縮用モータ38が取付けられてい
る。これらのモータ28,38も超音波モータで構成さ
れている。
【0014】すなわち、本発明においてこれら超音波モ
ータは、ローラーの回転によるロボット本体の推進力と
操舵力、伸縮リンク機構部の伸縮、すなわちロボットの
拡大・縮小の力と、配管締め付け力を発生させる。ま
た、中央フレーム12の枢支点18,19を中心として
ガルウイング状に右側アーム列14及び左側アーム列1
6をはねあげる方向に動かし、配管への取付を容易にし
ている。
【0015】各モータを制御するコントローラと中央処
理装置CPU及び周辺機器、電源は外部から配線を介し
て供給することもできるし、前記のうちいずれか、ある
いはすべてを中央フレーム12の内部に内蔵することも
可能である。
【0016】各ローラーサポート41,42,43に
は、ストレインゲージ51,52,53が取付けられて
いる。これらのストレインゲージは、ロボットと配管の
間の反力を測定して配管締め付け力、すなわち把持力を
検出する。この検出値をもとにCPUによって適切な締
めつけ力にフイードバック制御される。例えば、ロボッ
トの進行方向に配管径が変化する部分があった場合、前
進方向への駆動力に対する反力をストレインゲージで検
出し、配管径が変化する部分を検知することもできる。
あるいは、超音波距離センサで、進行方向の障害物(フ
ランジ、エルボ、レデューサ)を発見する。
【0017】図3は、図1に示したメンテナンスロボッ
トがその伸縮リンク機構24,25,34,35を伸長
させて大径の配管P1を把持するように形態変化を遂げ
た状態を表わしている。
【0018】本発明によるメンテナンスロボットは以上
のように構成されているので、伸縮リンク機構の伸縮運
動によって3個の回転ローラーに内接する円の直径が可
変となって、配管径の変化に追従できることになり、従
来のロボットが走行できなかった多種多様な配管群の中
をも検査できるという特有の利点が得られる。
【0019】図4及び図5は、右側アーム列の第2アー
ム22と第3アーム23との間に介在する伸縮リンク機
構25を例にして伸縮リンク機構の作動を説明するため
の図である。超音波モータ28の回転は、平歯車機構5
5、ウオーム歯車機構56、ラックピニオン機構57を
介して入力軸58の前後運動に変換される。入力軸58
の先端は伸縮リンク機構の2番目のピン61に連結され
ており、基準線G上に位置する1番目のピン60は第2
アーム22に連結されている。第4番目のピン63は第
3アーム23に連結されている。
【0020】図5において、入力軸58を図の下方向に
寸法L1だけ押し下げると、リンク機構の働きによって
その下降量が拡大され、ピン63は寸法L2だけ押し下
げられ、第3アーム23が第2アーム22に対して寸法
L2だけ押し下げられることになる。かくして、入力軸
58のストローク(変位量)が微少であっても伸縮リン
ク機構は拡大された量で伸縮できるので、大きな管外径
をも把持することが可能になる。逆に、伸縮リンク機構
を収縮させた場合には、この収縮方向への力が配管の外
径を締め付ける力となり、本ロボットが配管上を安定し
た姿勢で移動できることになる。
【0021】この伸縮リンク機構は、各リンクを構成す
るプレートの枚数及びプレート長を変化させることによ
り拡大率を変化させることができる。図4のように3段
のリンク機構にした場合、約3倍の拡大率が得られる。
ラックピニオン機構におけるラックの直線方向変位を1
5mmに設定すると、アームの相対移動距離は45mm
になる。把持できる配管の最小半径はローラー等から限
定されるので、約34mmが最小半径とすると、4個所
の伸縮リンク機構のアームがそれぞれ最大ストロークの
45mmだけ伸長した場合には最大で約124mmの配
管を把持できることが判明した。これは、配管の呼び径
で25A〜100Aまでの配管に該当するものである。
すなわち、小さなストロークで大きな管径に対応できる
という利点が得られることになる。
【0022】図6及び図7は、本発明の第2の実施例を
表わしており、第1実施例のロボットを1モジュールと
して3つ連結し、3連モジュールにして関節式に屈曲可
能な構造とし、走行に高度の柔軟性を持たせたものであ
る。図において、このメンテナンスロボット70は、第
1実施例のメンテナンスロボットのモジュール71,7
2,73が前後に3連に結合されている。第1モジュー
ル71のアーム列を保持する第1フレーム74と第2モ
ジュール72のアーム列を保持する第2フレーム75と
の間に第1の関節式屈曲機構77が設けられ、第2フレ
ーム75と第3モジュール73のアーム列を保持する第
3フレーム76との間に第2の関節式屈曲機構78が設
けられ、3連のアーム列が屈曲しながら配管上を走行で
きるように構成されている。図7は屈曲機構74が折れ
曲がった状態を表わしており、内蔵されたプレート79
によって連結状態が保たれている。屈曲機構77,78
は超音波モータ80,81,82,83によって駆動さ
れている。
【0023】図8は、3連モジュールのメンテナンスロ
ボット70が形態変化によって配管の径違い部Rを通過
していく動作を表わしている。 (1)ロボット70が矢印の方向に進んで来てレデュー
サ部Rに到達する。 (2)先頭のモジュールがレデューサ部に乗り上げる
と、配管径が大きくなるため、配管締め付け力の反力が
大きくなる。これをストレインゲージ51,52,53
(図1)が検出し、CPUに伝える。CPUはストレイ
ンゲージの緊張力を設定値に保つべく、超音波モータ2
8,38(図1)を駆動して伸縮リンク機構24,2
5,34,35を伸長させる。これにより走行用ローラ
ーの内接円が拡大し、適応配管径が大きくなる。 (3)〜(5)ロボット70は拡大しながら前進を続け
る。 (6)ロボット70がレデューサ部を通過し終ってスト
レインゲージの緊張力が設定値になると超音波モータを
OFFにする。超音波モータは保持トルクが大きいので
ロボットは安定した姿勢保持力を持ち、スムーズに前進
できる。
【0024】配管径が徐々に小さくなる場合において
は、配管締め付け力の反力が小さくなるので、これをス
トレインゲージが検出し、ストレインゲージの緊張力を
設定値に保つべく、超音波モータを駆動して伸縮リンク
機構を収縮させる。これにより走行用ローラーの内接円
が縮小し、適応配管径が小さくなる。また、超音波モー
タの代わりにブレーキ機構を持ったモータ、あるいは通
常のモータにストッパ機構を併用することによって同様
の目的を達成することが可能である。なお、径違い部分
の検出には超音波センサを用いることもできる。
【0025】図9は、3連モジュールのメンテナンスロ
ボット70が形態変化によって配管接続部にあるフラン
ジ部Fを乗り越えていく動作を表わしている。ロボット
70にはその先端付近に超音波センサ86が取付けられ
ている。 (1)ロボット70が矢印方向に進んで来て、超音波セ
ンサ86によりフランジ部Fを発見する。 (2)先頭のモジュール71のアームが拡大させられ、
同時に屈曲機構77が折れ曲がって先頭のモジュール7
1がフランジ部Fを乗り越え始める。残りの2つのモジ
ュールの走行ローラーで前進する。 (3)屈曲機構77が折れ曲がって水平に戻り、同時に
先頭のモジュール71のアームが縮小してフランジ部F
を乗り越えた位置で配管を把持する。 (4)屈曲機構77,78が折れ曲がり、同時に2番目
のモジュールのアームが拡大させられて、配管から上方
へと離れる。先頭と3番目のモジュールの走行ローラー
で前進する。 (5)2番目のモジュールがフランジ部を乗り越えて、
配管を把持する。 (6)3番目のモジュール73のアームが拡大させら
れ、同時に屈曲機構78が折れ曲がって3番目のモジュ
ール73がフランジ部Fを乗り越え始める。残りの2つ
のモジュールの走行ローラーで前進する。 (7)屈曲機構78が折れ曲がって水平に戻り、同時に
3番目のモジュール73のアームが縮小してフランジ部
Fを乗り越えた位置で配管を把持する。ストレインゲー
ジが所定の緊張力になるように配管締め付け力を調整す
る。
【0026】配管がT字状に交差している部分を、直角
方向に前進する場合や直進する場合についても、超音波
センサによってT字形の分岐管の存在を発見することに
より、上述した方法と同様にして通過していくことがで
きる。
【0027】図10は、本発明によるメンテナンスロボ
ットの制御システムの概略を表わしたものであり、必要
に応じて各種のセンサーや周辺機器を増設することが望
ましい。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明のメン
テナンスロボットによれば、異なった径の配管に対して
も1台のロボットで対応でき、しかも配管の径が変化し
てもそれに追従して形態変化し走行を続けることができ
るので、検査を中断することがなく、効率の良い自動診
断システムが提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメンテナンスロボットの縮小状態
を表わす正面図である。
【図2】図1のメンテナンスロボットの一部を破断した
右側面図である。
【図3】本発明によるメンテナンスロボットの拡大状態
を表わす正面図である。
【図4】伸縮リンク機構の一部を拡大した機構図であ
る。
【図5】伸縮リンク機構の寸法変化を表わす概略図であ
る。
【図6】ロボットのモジュールを3連にした実施例の正
面図である。
【図7】3連ロボットのモジュール間の屈曲状態を表わ
す一部破断正面図である。
【図8】3連ロボットが配管の径違い部を通過する状態
を表わす概略図である。
【図9】3連ロボットがフランジ部を乗り越える状態の
概略図である。
【図10】制御システムの概略回路図である。
【符号の説明】
10 ロボット 12 中央フレー
ム 14 右側アーム列 16 左側アーム
列 18,19 枢支点 21,22,23
アーム 31,32,33 アーム 24,25,34,35 伸縮リンク機構 28,38 伸縮用モータ 41,42,43 ローラーサポート 44,45,46 回転ローラー 47,48,49 走行用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 29/26 501 F16L 55/00 Z

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管系を移動しながら管の外側から非破
    壊的に診断するロボットであって、 中央フレームから左右に略円弧状に延伸するアーム列
    と、 中央フレームに保持された第1のローラーサポートに取
    付けられた第1の回転ローラーと、 右側アーム列に保持された第2のローラーサポートに取
    付けられた第2の回転ローラーと、 左側アーム列に保持された第3のローラーサポートに取
    付けられた第3の回転ローラーと、 前記各回転ローラーを駆動する走行用モータとを備え、 左右の各アーム列は、中央フレームに枢支された第1ア
    ームと、第1アームに第1の伸縮リンク機構を介して接
    続された第2アームと、第2アームに第2の伸縮リンク
    機構を介して接続された第3アームとを包含し、 右側アーム列上には右側アーム列の各伸縮リンク機構を
    駆動する右側伸縮用モータが取付けられ、 左側アーム列上には左側アーム列の各伸縮リンク機構を
    駆動する左側伸縮用モータが取付けられ、 前記伸縮リンク機構の伸縮運動により3個の回転ローラ
    ーに内接する円の直径が可変となっており、 これにより前記伸縮リンク機構によるアームの収縮力が
    配管に対する締め付け力になるように構成されているこ
    とを特徴とする自律移動型配管メンテナンスロボット。
  2. 【請求項2】 前記回転ローラーに隣接してストレイン
    ゲージが配置され、回転ローラー部の締め付け力に対す
    る反力を検出可能となっている請求項1記載のメンテナ
    ンスロボット。
  3. 【請求項3】 前記走行用モータ及び前記伸縮用モータ
    は超音波モータである請求項1記載のメンテナンスロボ
    ット。
  4. 【請求項4】 配管系を移動しながら管の外側から非破
    壊的に診断する3個のロボットモジュールとそれらを相
    互に連結する関節式屈曲機構とからなる3連モジュール
    ロボットであって、各ロボットモジュールが、 中央フレームから左右に略円弧状に延伸するアーム列
    と、 中央フレームに保持された第1のローラーサポートに取
    付けられた第1の回転ローラーと、 右側アーム列に保持された第2のローラーサポートに取
    付けられた第2の回転ローラーと、 左側アーム列に保持された第3のローラーサポートに取
    付けられた第3の回転ローラーと、 前記各回転ローラーを駆動する走行用モータとを備え、 左右の各アーム列は、中央フレームに枢支された第1ア
    ームと、第1アームに第1の伸縮リンク機構を介して接
    続された第2アームと、第2アームに第2の伸縮リンク
    機構を介して接続された第3アームとを包含し、 右側アーム列上には右側アーム列の各伸縮リンク機構を
    駆動する右側伸縮用モータが取付けられ、 左側アーム列上には左側アーム列の各伸縮リンク機構を
    駆動する左側伸縮用モータが取付けられ、 前記伸縮リンク機構の伸縮運動により3個の回転ローラ
    ーに内接する円の直径が可変となっており、 これにより前記伸縮リンク機構によるアームの収縮力が
    配管に対する締め付け力になるように構成されているこ
    とを特徴とする自律移動型配管メンテナンスロボット。
  5. 【請求項5】 前記伸縮リンク機構はレージトングであ
    る請求項1又は4記載のメンテナンスロボット。
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